JP2003158069A - 電子線露光用レチクル、電子線露光用レチクルブランク及びその製造方法 - Google Patents

電子線露光用レチクル、電子線露光用レチクルブランク及びその製造方法

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JP2003158069A
JP2003158069A JP2002175280A JP2002175280A JP2003158069A JP 2003158069 A JP2003158069 A JP 2003158069A JP 2002175280 A JP2002175280 A JP 2002175280A JP 2002175280 A JP2002175280 A JP 2002175280A JP 2003158069 A JP2003158069 A JP 2003158069A
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beam exposure
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Norihiro Katakura
則浩 片倉
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/20Masks or mask blanks for imaging by charged particle beam [CPB] radiation, e.g. by electron beam; Preparation thereof

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反りが非常に小さく、レジスト応力によるブ
ランクの位置歪の発生を低減できる電子線露光用レチク
ル、電子線縮小露光用レチクルブランク及びその製造方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 シリコンメンブレンとそれを支持する支
柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光用
レチクルブランクを製造する方法であって、1mm〜5
mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を準備し、こ
の厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工を行う工程
と、 活性層、BOX層及び支持ウェハから構成された
SOIウェハを準備する工程と、 SOIウェハの活性
層の表面と支柱を有する厚いシリコン支持基板とを張り
合わせる工程と、 上記支持ウェハを除去する工程と、
上記BOX層を除去する工程と、 を具備することを
特徴とする電子線露光用レチクルブランクの製造方法と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反りが非常に小さ
く、レジスト応力によるブランクの位置歪の発生を低減
できる電子線露光用レチクル、電子線露光用レチクルブ
ランク及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高集積化に伴
い、長年微細パターンを形成する手段の主流であった光
を用いたフォトリソグラフィー技術に代わって、荷電粒
子線(例えば、電子線やイオンビーム)あるいはX線を
利用する新しい露光方式が検討され、実用化されてい
る。このうち、電子線を利用してパターン形成する電子
線露光は、電子線そのものを数nmにまで絞ることが出
来るため、0.1μmあるいはそれ以下の微細パターン
を作製できる点に大きな特徴を有している。
【0003】しかし、従来からある電子線露光方式は、
一筆書きの方式であったため、微細パターンになればな
るほど絞った電子線で描画せねばならず、描画時間が長
くなり、スループットに大きな影響を与えることにな
る。
【0004】そこで提案されたのが、レチクルを利用し
てウェハ上で数百μm角を一括に露光していく方式であ
る。図6(a)は、レチクルを示す断面図であり、図6
(b)は、図6(a)に示すレチクルの斜視図である。
【0005】このレチクルとしては、例えば、厚さ2μ
m程度のメンブレン状のシリコン1に電子線透過部の開
口(図示せず)を開けてパターンを形成したステンシル
マスクや、厚さ0.1μm程度のメンブレン状のシリコ
ン1に重金属等でパターン(図示せず)を形成したメン
ブレンマスクがある。このとき一回の電子線によって露
光できる領域はウェハ上で250μm角程度(レチクル
上で1mm角程度)である。そのため、半導体チップ全
体を焼くために1mm角程度のメンブレンを敷き詰めた
構造になっており、これは格子状の支柱2を有するシリ
コン支持基板で支えられている。このシリコン支持基板
の厚さは、例えば8インチレチクルで通常725μm程
度である。
【0006】上記レチクルは一般的に次のような方法で
作製される。まず、ボロンをドープした(100)面シ
リコンウェハの裏面から水酸化カリウム水溶液でウエッ
トエッチングする。ウエットエッチングされる場所以外
は窒化シリコン等で保護されている。また、所望する厚
さに1×1020atoms/cm3の濃度のボロンをド
ープさせることにより、そのドープしたボロンでウエッ
トエッチング速度を遅くできるので、容易にメンブレン
を作製することができる。
【0007】次に、メンブレン上にレジストなどを塗布
し、電子線描画装置などを使用してメンブレン上にレジ
ストパターンを露光し、そのパターンをシリコンメンブ
レンに転写し、ステンシルパターン等を作製していた。
【0008】しかし、上記の方法の場合、ウエットエッ
チングが結晶面異方性であるので支柱2に54.74°
の角度がついてしまう。このため、1チップ分のレチク
ルが非常に大きくなってしまう問題があり、支柱2をな
るべく細くさらに垂直にするために、シリコン支柱のエ
ッチングにドライエッチングを使用する方法が提案され
てきた。
【0009】一つが、同じくボロンドープのシリコンウ
ェハを利用した方法である。この方法は図7(a)〜
(c)に示されている。まず、図7(a)に示すよう
に、シリコンウェハ4の表面にボロンをドープしてボロ
ンドープ層3を形成する。
【0010】この後、図7(b)に示すように、シリコ
ンウェハ4の裏面から所定の厚さの数十μm手前までド
ライエッチングで掘り進めることで、垂直な支柱2を形
成する。このとき、エッチングされる場所以外は酸化珪
素層5で保護されている。次に、図7(c)に示すよう
に、所定の厚さのメンブレンでエッチングストップさせ
るために最後のみウエットエッチングを使用する。次
に、酸化珪素層5を除去する。
【0011】この方法をさらに簡素化させたものがSO
I(Silicon On Insulator)ウェハを利用した方法であ
る。図8は、SOIウェハを示す断面図である。SOI
ウェハは、図8に示すようにシリコン支持基板(支持ウ
ェハ)8の上に酸化珪素層(BOX層)7が形成され、
さらにその上に薄膜シリコン層(活性層)6が形成され
ている構造となっている。そのため、中間のBOX層7
をドライエッチングのエッチングストップ層として使用
することができ、支持ウェハ8の所定の一部分をドライ
エッチングすることで垂直で数百μm幅の支柱を持った
レチクルブランクを作製することが可能である。
【0012】図9(a)〜(c)は、SOIウェハを用
いてレチクルブランクを作製する方法を示す断面図であ
る。まず、図9(a)に示すように、活性層6、BOX
層7及び支持ウェハ8から構成されたSOIウェハを準
備する。
【0013】次に、図9(b)に示すように、支持ウェ
ハ8にレジスト又は酸化珪素層9を形成する。この後、
図9(c)に示すように、このレジスト又は酸化珪素層
9をパターニングすることにより、支柱8a〜8cを形
成する部分にのみレジスト又は酸化珪素層のパターンを
残して保護する。次に、このパターンをマスクとし且つ
BOX層7をエッチングストッパーとして支持ウェハ8
をドライエッチングする。次に、BOX層7をウエット
エッチングにより除去する。この後、上記パターンを除
去する。これにより、垂直で数百μm幅の支柱8a〜8
cを持ったレチクルブランクが作製される。
【0014】上記のいずれの方法においても、支持ウェ
ハ(シリコンウェハ)の厚さに相当するような深さのエ
ッチングを行わなくてはならない。例えば、3インチウ
ェハ使用時では300μm以上、8インチウェハ使用時
では700μm以上の深さを垂直にエッチングすること
が必要となる。
【0015】この深さをエッチングするためには、側壁
保護を利用したエッチングがよく用いられる。これは、
エッチングすべき溝の横方向のエッチングを抑えるた
め、レジスト表面のエッチング保護のポリマー等を形成
するガスをエッチングガスに添加することで、垂直性の
よいエッチングを行うことができる。
【0016】8インチウェハを使用して電子線露光用レ
チクルブランクを製作した場合は図10に示すような構
造になる。すなわち、ウェハ10には132mm×55
mmの大きさの支柱を有する構造加工部(メンブレン領
域)11が二つ並んで形成されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシリコン支持基板(支持ウェハ)を有するSO
Iウェハで製作した電子線露光用レチクルブランクには
次のような問題点がある。
【0018】第一に、支持ウェハ8は通常のガラスレチ
クルに比べて反りが非常に大きいため、支持ウェハから
なる支柱(格子状シリコン)8a〜8cを露光装置にチ
ャックする時に大きな歪を生じてしまう。
【0019】第二に、活性層6にパターンを形成するた
めに、該活性層上にレジスト膜を塗布しなければならな
い。このとき、支持ウェハ8が薄い場合には、塗布した
レジストの応力によってブランク全体に位置歪が発生し
てしまう。
【0020】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、反りが非常に小さく、レジスト応力に
よるブランクの位置歪の発生を低減できる電子線露光用
レチクル、電子線縮小露光用レチクルブランク及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、電子線露光用レチクルブランクの支持基板として数
mm(1mm〜5mm)の厚さの平坦性及び平面性に優
れた厚いシリコン支持基板を使用することとした。そし
て、この厚いシリコン支持基板に最初に支柱を形成し、
次にメンブレンを付加することとした。
【0022】本発明に係る電子線露光用レチクルブラン
クは、メンブレンとそれを支持する支柱を有する支持基
板からなる電子線露光用レチクルブランクであって、
上記支持基板は、1mm〜5mmの厚さを有するシリコ
ンであることを特徴とする。
【0023】上記電子線露光用レチクルブランクによれ
ば、メンブレンを支持するシリコン支持基板の厚さは1
mm〜5mmであるため、従来の支持ウェハ(例えば、
厚さ725μm程度)に比べて反りを非常に少なくする
ことができる。これにより、レチクルを露光装置にチャ
ックすることによる歪やレジスト応力による位置歪の発
生を抑制することができる。
【0024】また、本発明に係る電子線露光用レチクル
ブランクにおいて、上記メンブレンには応力調整を行う
ための不純物が導入されていることが好ましい。本発明
に係る電子線露光用レチクルは、電子線で露光する際に
用いるレチクルであって、 パターンが形成されたメン
ブレンと、 このメンブレンを支持する支柱を有し、1
mm〜5mmの厚さを有するシリコン支持基板と、 を
具備することを特徴とする。
【0025】上記電子線露光用レチクルによれば、メン
ブレンを支持するシリコン支持基板の厚さは1mm〜5
mmであるため、従来の支持ウェハ(例えば、厚さ72
5μm)に比べて反りを非常に少なくすることができ
る。これにより、レチクルを露光装置にチャックするこ
とによる歪やレジスト応力による位置歪の発生を抑制す
ることができる。
【0026】また、本発明に係る電子線露光用レチクル
において、上記メンブレンには応力調整を行うための不
純物が導入されていることが好ましい。本発明に係る電
子線露光用レチクルブランクの製造方法は、シリコンメ
ンブレンとそれを支持する支柱を有する厚いシリコン支
持基板からなる電子線露光用レチクルブランクを製造す
る方法であって、 1mm〜5mmの厚さを有する厚い
シリコン支持基板を準備し、この厚いシリコン支持基板
に支柱を設ける加工を行う工程と、 薄膜シリコン層を
有する張り付け基板を準備する工程と、 前記張り付け
基板の薄膜シリコン層の表面と支柱を有する厚いシリコ
ン支持基板とを張り合わせる工程と、 を具備すること
を特徴とする。
【0027】本発明に係る電子線露光用レチクルブラン
クの製造方法は、シリコンメンブレンとそれを支持する
支柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光
用レチクルブランクを製造する方法であって、 1mm
〜5mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を準備
し、この厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工を行
う工程と、 活性層、BOX層及び支持ウェハから構成
されたSOIウェハを準備する工程と、 SOIウェハ
の活性層の表面と支柱を有する厚いシリコン支持基板と
を張り合わせる工程と、 前記支持ウェハを除去する工
程と、 前記BOX層を除去する工程と、 を具備する
ことを特徴とする。
【0028】本発明に係る電子線露光用レチクルブラン
クの製造方法は、シリコンメンブレンとそれを支持する
支柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光
用レチクルブランクを製造する方法であって、 1mm
〜5mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を準備
し、この厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工を行
う工程と、 活性層、BOX層及び支持ウェハから構成
されたSOIウェハを準備し、このSOIウェハの活性
層の表面に酸化膜を成膜する工程と、 SOIウェハの
酸化膜の表面と支柱を有する厚いシリコン支持基板とを
張り合わせる工程と、 前記支持ウェハを除去する工程
と、 前記BOX層を除去する工程と、を具備すること
を特徴とする。
【0029】本発明に係る電子線露光用レチクルブラン
クの製造方法は、シリコンメンブレンとそれを支持する
支柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光
用レチクルブランクを製造する方法であって、 1mm
〜5mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を準備
し、この厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工を行
う工程と、 支柱を有する厚いシリコン支持基板に酸化
膜を成膜する工程と、活性層、BOX層及び支持ウェハ
から構成されたSOIウェハを準備する工程と、 SO
Iウェハの活性層の表面と支柱を有する厚いシリコン支
持基板の酸化膜面とを張り合わせる工程と、 前記支持
ウェハを除去する工程と、 前記BOX層を除去する工
程と、 を具備することを特徴とする。
【0030】また、本発明に係る電子線露光用レチクル
ブランクの製造方法においては、前記BOX層を除去す
る工程の後に、前記活性層に応力調整を行うための不純
物を導入する工程をさらに含むことも可能である。
【0031】また、本発明に係る電子線露光用レチクル
ブランクの製造方法においては、SOIウェハを準備す
る工程と前記張り合わせる工程との間に、SOIウェハ
の活性層に応力調整を行うための不純物を導入する工程
をさらに含むことも可能である。
【0032】さらに、本発明に係る電子線露光用レチク
ルブランクの製造方法においては、前記支柱を設ける加
工は、異方性加工により行われることが好ましく、超音
波加工、放電加工又はレーザ加工により行われることが
特に好ましい。ドライエッチングによって数mm以上の
厚さのシリコン支持基板に支柱を設ける加工を行う場
合、メンブレン側で支柱幅が非常に細くなってしまった
り、果ては支柱が無くなってしまうという問題が発生す
ることがある。これに対して、本発明のように異方性加
工方法を用いることにより、均一な支柱幅を有する垂直
なシリコン支柱を容易に加工することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1(a)は、本発明の実
施の形態による電子線露光用レチクルブランクを示す平
面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す1b−1
b線に沿った断面図である。
【0034】図1(a)に示すように、厚いシリコン支
持基板12は、大きさが8インチ、厚さが5mm、平坦
性5μm以下の平坦性及び平面性に優れた基板である。
この厚いシリコン支持基板12には二つの支柱を有する
構造加工部12a、12bが形成されており、各々の支
柱を有する構造加工部はその平面が132mm×55m
mの大きさの長方形形状を有している。
【0035】この厚いシリコン支持基板12の厚さは1
mm〜5mmの厚さであれば、他の厚さのシリコン支持
基板を用いることも可能である。厚さ1mm〜5mmの
数値は、レチクルブランクスの反り量、剛性、支柱形成
加工の容易性等から導き出された値である。具体的に
は、厚さの異なるシリコンウェハ(大きさ8インチ)を
何種類か用意し、このシリコンウェハに幅0.17mm
のストラット(支柱)を形成し、厚さ2μmのメンブレ
ン領域を有するレチクルブランクを形成した。これらの
レチクルブランクの反り量を光波干渉式座標測定機によ
り測定した。また、レチクルブランクにレジストを塗布
した後、レチクルブランクの位置歪みを測定した。その
結果、反り量、位置歪みはシリコン支持基板の厚さが1
mmより厚いと、電子線露光に影響を及ぼさない程度
(例えば、反り量5μm以下、位置歪み10nm以下)
まで低減されていることが分かった。また、支持基板の
厚さが5mmより厚くなると、支柱を設ける加工を行う
ことが困難になり、均一な支柱幅を有する垂直なシリコ
ン支柱を形成できなくなることが分かった。したがっ
て、本発明のように1mm〜5mmの厚さを有するシリ
コン支持基板とすれば、レチクルブランクの反りによる
問題やレジスト応力による位置歪みの問題は生じない。
さらに、厚いシリコン支持基板に均一な支柱幅を有する
垂直な支柱を設けることができる。
【0036】図1(b)に示すように、支柱を有する構
造に加工された厚いシリコン支持基板12の上にはメン
ブレンとなる厚さ2μm程度の薄膜シリコン層(活性
層)15が張り付けられている。この活性層15には応
力を調整するための不純物が導入されている。つまり、
一回の電子線によって露光できる領域はウェハ上で25
0μm角程度(レチクル上で1mm角程度)であるた
め、半導体チップ全体を焼くために1mm角程度のメン
ブレンを敷き詰めた構造になっており、これが格子状の
支柱を有する厚いシリコン支持基板12で支えられてい
る。
【0037】図2〜図5は、図1に示す電子線縮小露光
用レチクルブランクを製作する方法を示す図である。図
2(a)は、厚いシリコン支持基板を示す平面図であ
り、図2(b)は、図2(a)に示す2b−2b線に沿
った断面図である。まず、図2に示すように、大きさが
8インチ、厚さが5mm、平坦性5μm以下の厚いシリ
コン支持基板12を準備する。
【0038】次いで、図3(a)に示すように、この厚
いシリコン支持基板12を超音波加工により格子状の支
柱を有する構造に加工する。次いで、厚いシリコン支持
基板12を洗浄する。次いで、図3(b)に示すSOI
ウェハ16(大きさ8インチ)を準備する。このSOI
ウェハ16は、シリコン支持基板(支持ウェハ)13
と、その支持ウェハ13上に形成された酸化珪素層(B
OX層)14と、そのBOX層14上に形成された厚さ
2μm程度の薄膜シリコン層(活性層)15と、から構
成されている。なお、本実施の形態では、張り付ける基
板としてSOIウェハを用いているが、張り付け基板は
これに限定されるものではなく、薄膜シリコン層を有す
る基板であれば、他の張り付け基板を用いることも可能
である。
【0039】次に、図4に示すように、このSOIウェ
ハ16の薄膜シリコン層15表面と厚いシリコン支持基
板12とを室温で張り合わせた後、この張り合わせた基
板を1100℃で熱処理(ベーク)する。これにより、
SOIウェハ16と厚いシリコン支持基板12とを化学
的に結合させて直接接合させる。この張り合わせを行う
場合、予めSOIウェハ16の薄膜シリコン層15表面
又は厚いシリコン支持基板12に酸化膜層(厚さ100
nm程度)を形成しておくことが好ましい。この張り合
わせ方法はSOIウェハを作製する時の方法と同様であ
る。
【0040】この後、図5に示すように、張り合わせた
基板におけるSOIウェハの支持ウェハ13を、水酸化
カリウムを使ったウエットエッチングにより除去する。
次いで、SOIウェハのBOX層14を、フッ酸とフッ
化アンモニウムの混合溶液を使ったウエットエッチング
により除去する。この際のエッチング液は、BOX層1
4と活性層15とで十分なエッチング選択比(十分なエ
ッチング速度の違い)を有するため、メンブレンとなる
活性層15はまったくエッチングされることがない。張
り合わせの際に酸化膜層を形成した場合には、このとき
同時に厚いシリコン支持基板12とメンブレンとなる活
性層15の張り合わせ面の酸化膜層も除去される。
【0041】次いで、メンブレン化された活性層15の
応力調整を行うために、熱拡散装置を用いて熱拡散によ
り活性層15に不純物であるリンをドープする。この際
のリン濃度は、1×1018atoms/cm3程度とす
る。このようにして図1に示す電子線露光用レチクルブ
ランクを製作する。
【0042】この電子線露光用レチクルブランクのメン
ブレン(活性層15)に開口又は重金属等でパターン
(図示せず)を形成することにより、電子線露光用レチ
クルを製作することができる。パターンを形成する際は
電子線描画やフォトリソグラフィー技術を用いる。
【0043】上記実施の形態によれば、メンブレンを支
持する基板として例えば厚さが5mm程度の厚いシリコ
ン支持基板12を用いているため、従来の支持ウェハ
(厚さ725μm程度)に比べて反りを非常に少なくす
ることができる。これにより、レチクルを露光装置にチ
ャックすることによる歪やレジスト応力による位置歪の
発生を抑制することができる。
【0044】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することが可能である。例えば、上記実施の形態で
は、厚さ5mmの厚いシリコン支持基板を用いている
が、数mm(1mm〜5mm)の厚さであれば、他の厚
さの厚いシリコン支持基板を用いることも可能である。
シリコン支持基板の厚さを1mm以上にすることによ
り、従来の支持ウェハ(例えば、厚さ0.7mm程度)
に比べて反りを非常に少なくすることができる。また、
レチクルの剛性も増すため、レジスト塗布時の変形も低
減できる。
【0045】また、上記実施の形態では、厚いシリコン
支持基板12を支柱を有する構造に加工する際に超音波
加工を用いているが、これに限定されるものではなく、
他の加工方法(例えば、放電加工やレーザ加工)を用い
ることも可能である。このような異方性加工方法を用い
ることにより、均一な支柱幅を有する垂直なシリコン支
柱を容易に加工することができる。
【0046】また、上記実施の形態では、SOIウェハ
16と厚いシリコン支持基板12とを直接接合により張
り合わせているが、SOIウェハと厚いシリコン支持基
板とを陽極接合により張り合わせることも可能である。
【0047】また、上記実施の形態では、張り合わせた
基板におけるSOIウェハの支持ウェハ13及びBOX
層14をウエットエッチングにより除去しているが、除
去方法はこれに限定されるものではなく、他の除去方法
を用いることも可能であり、例えば、支持ウェハ13及
びBOX層14を研削・研磨又はドライエッチングによ
り除去することも可能である。
【0048】また、上記実施の形態では、熱拡散装置を
用いて熱拡散により活性層15に不純物であるリンをド
ープしているが、活性層15に不純物イオンをイオン注
入することにより不純物を導入することも可能である。
【0049】また、上記実施の形態では、活性層15に
リンをドープしているが、活性層の応力調整を行うこと
ができるものであれば、他の不純物(例えばボロン等)
を導入することも可能である。
【0050】また、上記実施の形態では、SOIウェハ
16と厚いシリコン支持基板12を張り合わせた後に応
力調整のための不純物を導入しているが、張り合わせる
前に予めSOIウェハに不純物を導入しておくことも可
能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
ンブレンを支持する支柱を有する基板として1mm〜5
mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を用いてい
る。したがって、反りが非常に小さく、レジスト応力に
よるブランクの位置歪の発生を低減できる電子線露光用
レチクル、電子線露光用レチクルブランク及びその製造
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の実施の形態による電子
線露光用レチクルブランクを示す平面図であり、図1
(b)は、図1(a)に示す1b−1b線に沿った断面
図である。
【図2】図2(a)は、厚いシリコン支持基板を示す平
面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す2b−2
b線に沿った断面図である。
【図3】図3(a)は、図2に示す厚いシリコン支持基
板を格子状の支柱を有する構造に加工した断面図であ
り、図3(b)は、SOIウェハを示す断面図である。
【図4】図3(a)に示す支柱を有する構造の厚いシリ
コン支持基板に図3(b)に示すSOIウェハを張り合
わせた基板を示す断面図である。
【図5】図4に示すSOIウェハの支持基板及びBOX
層(酸化珪素層)を除去した基板を示す断面図である。
【図6】図6(a)は、レチクルを示す断面図であり、
図6(b)は、図6(a)に示すレチクルの斜視図であ
る。
【図7】図7(a)〜図7(c)は、従来の電子線露光
用レチクルブランクの作製方法を示す断面図である。
【図8】SOIウェハを示す断面図である。
【図9】図9(a)〜図9(c)は、SOIウェハを用
いてレチクルブランクを作製する方法を示す断面図であ
る。
【図10】8インチウェハを使ったレチクルを示す平面
図である。
【符号の説明】
1・・・メンブレン状のシリコン 2・・・支柱 3・・・ボロンドープ層 4・・・シリコンウェハ 5・・・酸化珪素層 6、15・・・薄膜シリコン層(活性層) 7、14・・・酸化珪素層(BOX層) 8、13・・・シリコン支持基板(支持ウェハ) 8a〜8c・・・支柱 9・・・レジスト又は酸化珪素層 10・・・8インチレチクルブランク 11・・・支柱を有する構造加工部(メンブレン領域) 12・・・厚いシリコン支持基板 12a、12b・・・支柱を有する構造加工部 16・・・SOIウェハ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンブレンとそれを支持する支柱を有す
    る支持基板からなる電子線露光用レチクルブランクであ
    って、 上記支持基板は、1mm〜5mmの厚さを有するシリコ
    ンであることを特徴とする電子線露光用レチクルブラン
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子線露光用レチクル
    ブランクであって、 前記メンブレンには応力調整を行うための不純物が導入
    されていることを特徴とする電子線露光用レチクルブラ
    ンク。
  3. 【請求項3】 電子線で露光する際に用いるレチクルで
    あって、 パターンが形成されたメンブレンと、 このメンブレンを支持する支柱を有し、1mm〜5mm
    の厚さを有するシリコン支持基板と、 を具備することを特徴とする電子線露光用レチクル。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子線露光用レチクル
    であって、 前記メンブレンには応力調整を行うための不純物が導入
    されていることを特徴とする電子線露光用レチクル。
  5. 【請求項5】 シリコンメンブレンとそれを支持する支
    柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光用
    レチクルブランクを製造する方法であって、 1mm〜5mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を
    準備し、この厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工
    を行う工程と、 薄膜シリコン層を有する張り付け基板を準備する工程
    と、 前記張り付け基板の薄膜シリコン層の表面と支柱を有す
    る厚いシリコン支持基板とを張り合わせる工程と、 を具備することを特徴とする電子線露光用レチクルブラ
    ンクの製造方法。
  6. 【請求項6】 シリコンメンブレンとそれを支持する支
    柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光用
    レチクルブランクを製造する方法であって、 1mm〜5mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を
    準備し、この厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工
    を行う工程と、 活性層、BOX層及び支持ウェハから構成されたSOI
    ウェハを準備する工程と、 SOIウェハの活性層の表面と支柱を有する厚いシリコ
    ン支持基板とを張り合わせる工程と、 前記支持ウェハを除去する工程と、 前記BOX層を除去する工程と、 を具備することを特徴とする電子線露光用レチクルブラ
    ンクの製造方法。
  7. 【請求項7】 シリコンメンブレンとそれを支持する支
    柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光用
    レチクルブランクを製造する方法であって、 1mm〜5mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を
    準備し、この厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工
    を行う工程と、 活性層、BOX層及び支持ウェハから構成されたSOI
    ウェハを準備し、このSOIウェハの活性層の表面に酸
    化膜を成膜する工程と、 SOIウェハの酸化膜の表面と支柱を有する厚いシリコ
    ン支持基板とを張り合わせる工程と、 前記支持ウェハを除去する工程と、 前記BOX層を除去する工程と、 を具備することを特徴とする電子線露光用レチクルブラ
    ンクの製造方法。
  8. 【請求項8】 シリコンメンブレンとそれを支持する支
    柱を有する厚いシリコン支持基板からなる電子線露光用
    レチクルブランクを製造する方法であって、 1mm〜5mmの厚さを有する厚いシリコン支持基板を
    準備し、この厚いシリコン支持基板に支柱を設ける加工
    を行う工程と、 支柱を有する厚いシリコン支持基板に酸化膜を成膜する
    工程と、 活性層、BOX層及び支持ウェハから構成されたSOI
    ウェハを準備する工程と、 SOIウェハの活性層の表面と支柱を有する厚いシリコ
    ン支持基板の酸化膜面とを張り合わせる工程と、 前記支持ウェハを除去する工程と、 前記BOX層を除去する工程と、 を具備することを特徴とする電子線露光用レチクルブラ
    ンクの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれかに記載の電子
    線露光用レチクルブランクの製造方法であって、 前記BOX層を除去する工程の後に、前記活性層に応力
    調整を行うための不純物を導入する工程をさらに含むこ
    とを特徴とする電子線露光用レチクルブランクの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至8のいずれかに記載の電
    子線露光用レチクルブランクの製造方法であって、 前記SOIウェハを準備する工程と前記張り合わせる工
    程との間に、SOIウェハの活性層に応力調整を行うた
    めの不純物を導入する工程をさらに含むことを特徴とす
    る電子線露光用レチクルブランクの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至8のいずれかに記載の電
    子線露光用レチクルブランクの製造方法であって、 前記支柱を設ける加工は、異方性加工により行われるこ
    とを特徴とする電子線露光用レチクルブランクの製造方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項5乃至8のいずれかに記載の電
    子線露光用レチクルブランクの製造方法であって、 前記支柱を設ける加工は、超音波加工、放電加工又はレ
    ーザ加工により行われることを特徴とする電子線露光用
    レチクルブランクの製造方法。
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