JP2003155221A - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
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Abstract
ス等の色素沈着の予防、改善、並びに肌の透明感を改善
する優れた美白作用と、細胞賦活効果に優れ、シワ、タ
ルミ等を予防並びに改善する抗老化作用を有する皮膚外
用剤を提供する。 【解決手段】 発芽ブロッコリー由来成分を含有する皮
膚外用剤、又は発芽ブロッコリー由来成分と、美白剤、
抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤から
選ばれる一種又は二種以上の薬効剤を含有する皮膚外用
剤。
Description
由来成分を含有することにより、メラニン生成抑制効果
に優れ、シミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、並
びに肌の透明感を改善する美白効果に優れた皮膚外用剤
に関するものであり、又、細胞賦活効果に優れ、シワ、
タルミ等を予防並びに改善する抗老化効果に優れた皮膚
外用剤に関するものである。
ック、洗浄料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼付
剤、パップ剤等の皮膚外用剤には、これらに所定の薬効
を付与することを目的として薬効剤が加えられている。
例えば、日焼け等により生じる皮膚の黒化、色素沈着に
より生ずるシミ、ソバカス等を予防または改善するため
に、アスコルビン酸、胎盤エキス、グルタチオン、ハイ
ドロキノン等の美白剤が加えられている。又、加齢、紫
外線曝露等により生じる皮膚のシワやタルミ、ハリや弾
力性の低下を予防、あるいは改善するために、ビタミン
Aや大豆抽出物、海藻抽出物等の細胞賦活剤が加えられ
ている。
の薬効剤では、それらの効果が十分でなかったり、ある
いは、製剤中で変質するなどして所期の薬効が得られな
い場合があり、その改善が望まれていた。
剤の薬効剤として使用することができる成分について鋭
意検討を行った結果、発芽ブロッコリー由来成分が高い
メラニン生成抑制作用、細胞賦活作用を有し、美白成分
や、シワ、タルミ等の予防改善成分として、優れたもの
であることを見出した。そして、この発芽ブロッコリー
由来成分は、皮膚外用剤に配合して、これらの効果を有
する皮膚外用剤とすることができると共に、他の薬効剤
と組み合わせることにより、皮膚外用剤としてより優れ
た効果が得られることを見出し、本発明を完成した。
成分を含有する皮膚外用剤に関し、更に詳細には、発芽
ブロッコリー由来成分を含有することにより、メラニン
生成抑制効果に優れ、シミ、ソバカス等の色素沈着の予
防、改善、並びに肌の透明感を改善する美白効果に優れ
た皮膚外用剤に関するものであり、又、細胞賦活効果に
優れ、シワ、タルミ等を予防並びに改善する抗老化効果
に優れた皮膚外用剤に関するものである。
に、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外
線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上を組合
せ、各々の薬効剤の効果を相乗的に高めた皮膚外用剤を
提供するものである。
アブラナ属(Brassica)に属するブロッコリー
(Brassica oleracea var. i
talica)の発芽体であるが、その産地や栽培方法
は特に限定されるものではない。本発明に用いられる発
芽ブロッコリーは、ブロッコリー(成長体)に比べ、ス
ルフォラファンが約6倍多く含まれており、又、発芽ブ
ロッコリーには、ブロッコリーに含まれない特有の成分
として、インドール−3−カルビノールが含まれてい
る。いずれの成分にも発ガン抑制効果が報告されてい
る。このようなことから、発芽ブロッコリーには、ブロ
ッコリーとは異なった薬効効果が期待されている。本発
明に用いられる発芽ブロッコリー由来成分の調製法は特
に限定されるものではなく、ブロッコリーの発芽体
(芽、子葉、種子、根)の一部又は全草をそのまま、あ
るいは乾燥粉砕したものを溶媒等により抽出して得るこ
とができる。又、乾燥粉砕して粉末化したものをそのま
ま用いることもできる。
sica)に属するブロッコリー(Brassica
oleracea var. italica)の種子
を15℃〜25℃の水に浸漬させ、2〜5日間、間接日
光照射にて発芽させた後、芽を10〜50mmに成長さ
せた全草(芽、子葉、種子、根)が得られる。このもの
を乾燥後粉砕処理し、必要に応じ、有機溶媒等を用いて
脱脂処理を行ってもよい。この脱脂処理を行うことによ
り、脱脂工程を経ていないものに比べ、スルフォラファ
ン含量を3倍から10倍に高めることができる。その
後、微粉砕、殺菌、篩過して、パウダーが得られる。こ
のパウダーをそのまま用いることもできるが、さらに、
このパウダーを溶媒等で抽出することにより、抽出液と
して得ることもできる(以下、特にことわりがない限
り、発芽ブロッコリー由来成分を「発芽ブロッコリー抽
出物」と称する)。発芽ブロッコリー抽出物は、必要に
応じて、更に脱色、脱臭などの工程を加えたり、溶媒を
留去して粉末化したものとしても良い。又、抽出物から
スルフォラファンを精製して取り出して用いても良い。
ルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、1−
プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2
−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール
等)、低級エステル(酢酸エチル等)、炭化水素(ベン
ゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、
メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、ア
セトニトリル等が挙げられ、それらの一種又は二種以上
を用いることができる。
100vol%の含水エチルアルコール又は1,3−ブ
チレングリコールを用い、室温で、又は加温して1〜1
0日間抽出を行った後ろ過し、得られた濾液を更に1週
間程放置して熟成させ、再びろ過を行う方法が挙げられ
る。
用剤への含有量は、乾燥固形分として好ましくは0.0
0001〜5質量%(以下単に「%」で示す)であり、
より好ましくは0.0001〜2%である。この範囲内
であれば、該植物抽出物を安定に配合することができ、
かつ高い薬効を発揮することができる。又、抽出液を使
用する場合は、溶質である乾燥固形分の含有量が上記範
囲内であれば、その抽出液濃度は何ら限定されるもので
はない。
ブロッコリー抽出物)は、これをメラニン生成抑制成分
又は細胞賦活成分として、常法に従い、通常の皮膚外用
剤に使用される種々の形態の基剤に配合し、製剤化する
ことにより皮膚外用剤を得ることができるが、更に他の
薬効剤と組み合わせることにより、よりこれらの効果を
相乗的に高めた皮膚外用剤を得ることができる。
と組み合わせ、使用される他の薬効剤は、美白剤、抗酸
化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤から選ば
れるものであるが、具体的な薬効剤としては、例えば、
それぞれ以下に示すものが挙げられる。ここで「誘導
体」には形成可能な塩が含まれる。
びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビル、テト
ライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコル
ビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エ
ステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、胎盤抽
出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソ
リクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、ヨ
クイニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)
抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジ
キ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルア
ラメ、チガイソ、ホンダワラ、ジャイアントケルプ等の
褐藻類;テングサ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、
アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノ
リ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロ
レラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナア
オサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジ
ュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑
藻類;スピルリナ等の藍藻類等)、センプクカ抽出物、
ブドウ抽出物、コムギ抽出物、トマト抽出物、カロチノ
イド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ア
ガロース、オリゴサッカライド、ハイドロキノン及びそ
の誘導体、システイン及びその誘導体、イブキトラノオ
抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコギ抽出
物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、ケイケットウ
抽出物、オレンジ抽出物、キイチゴ抽出物、キウイ抽出
物、クララ(クジン)抽出物、コーヒー抽出物、ゴマ
油、エゴマ油、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、コメヌカ抽
出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ
(カワラケツメイ)抽出物、シャクヤク抽出物、シラユ
リ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、トウキ抽出物、
ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、ブラックカラント抽
出物、ホップ抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナ
ス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、ユキノシタ抽出
物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、霊芝抽出物、
微生物醗酵代謝産物、大豆抽出物、糖蜜抽出物、羅漢果
抽出物等が挙げられる。(尚、かっこ内は、植物の別
名、生薬名等を記載した。)
としては、ビタミンC及びその誘導体、カンゾウ抽出
物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、コムギ抽出物、海
藻抽出物、茶抽出物が挙げられる。
ルヒドロキシアニソール(BHA)、ジブチルヒドロキ
シトルエン(BHT)、ビタミンE及びその誘導体(d
l−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−ト
コフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロー
ル、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸
dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその
誘導体、ユビキノン類等)、ビタミンA及びその誘導体
(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノ
ール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナー
ル及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコ
ピン、アスタキサンチン等)、ビタミンB及びその誘導
体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、
酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジ
オクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シ
アノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン
酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミン
C及びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルや
テトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アス
コルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン
酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビ
タミンD及びその誘導体(エルゴカルシフェロール、コ
レカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ル
チン及びその誘導体、チオタウリン、タウリン、ハイド
ロキノン及びその誘導体、ヒスチジン、カテキン及びそ
の誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、
イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出
物、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及びその誘
導体、コレステロール及びその誘導体、スーパーオキサ
イドディスムターゼ、マンニトール、キュウリ抽出物、
ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、
ゲンノショウコ抽出物、サンザシ抽出物、シャクヤク抽
出物、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出
物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナ
ス)抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、ト
ルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタ
ン(ボタンピ)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、メリッ
サ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユキノシタ抽
出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、レタス抽
出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、微生物醗酵
代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎
盤抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。(尚、かっこ
内は、植物の別名、生薬名等を記載した。)
のとしては、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、
ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ビタミンE及
びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ルチン及び
その誘導体、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マ
イカイカ抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、
イチョウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、ヒスチ
ジン、マンニトール、カロチノイドが挙げられる。
リチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘
導体、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チ
アミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸
ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビ
ンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸
類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチ
ン酸類、コリン類等)、アロエ抽出物、アシタバ抽出
物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、イオウ及びその
誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ(カワラヨモ
ギ)抽出物、ウコン抽出物、キハダ(オウバク)抽出
物、オトギリソウ抽出物、カミツレ抽出物、コンフリー
(ヒレハリソウ)抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽
出物、クレソン抽出物、サルビア(セージ)抽出物、ワ
レモコウ(ジユ)抽出物、シソ抽出物、シラカバ抽出
物、ニワトコ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ムクロジ
抽出物、ユーカリ抽出物、ヨモギ抽出物、レンゲソウ抽
出物、コンドロイチン硫酸及びその誘導体、酸化亜鉛等
が挙げられる。(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名
等を記載した。)
のとしては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチ
ルレチン酸及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導
体、シソ抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、コンフリ
ー(ヒレハリソウ)抽出物が挙げられる。
チノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン
等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノ
ール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体;
デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体
等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−
アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビ
ル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アス
コルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エ
ステル等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸
塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビ
ン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエー
ト、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミ
ン、葉酸類、ニコチン酸アミドやニコチン酸ベンジル等
のニコチン酸類、コリン類等)、リボ核酸及びその塩、
デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン
酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アミ
ノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニ
ン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、
ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエ
ン酸及びその誘導体、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハ
ク酸、アーモンド抽出物、アンズ(キョウニン)抽出
物、イチョウ抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オオ
ムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出
物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、
大豆抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボクサ抽出
物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トマト
抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ブクリョウ
抽出物、ブドウ種子油、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出
物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス
抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)
抽出物、麦芽根抽出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟
体動物抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、
鶏冠抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びそ
の分解物、胎盤抽出物、血清除蛋白抽出物、ラクトフェ
リン又はその分解物等)、酵母抽出物、微生物醗酵代謝
産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等が
挙げられる。(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等
を記載した。)
ものとしては、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンC
及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体、酵母抽出
物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由
来)、霊芝抽出物、ニンジン抽出物、麦芽根抽出物、大
豆抽出物、ツボクサ抽出物、ブナの芽抽出物が挙げられ
る。
パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−te
rt−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オ
キシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム
等)、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、及び
微粒子酸化亜鉛等が挙げられる。
いものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルへ
キシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベン
ゾイルメタン、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜
鉛及び微粒子酸化亜鉛があげられる。
含有量は、薬効剤の種類により相違するが、以下に示す
範囲とすることが好ましい。この範囲であれば、発芽ブ
ロッコリー由来成分(発芽ブロッコリー抽出物)と組み
合わせた場合、製剤の経時安定性に影響を及ぼすことが
なく、メラニン生成抑制によるより高い色素沈着の予防
及び改善ならびに肌の透明感を改善する美白効果、及び
シワ、タルミを予防並びに改善する細胞賦活効果により
優れた抗老化効果を発揮させることができる。
白剤の含有量は、好ましくは0.00001〜10%で
あり、より好ましくは0.0001〜5%の範囲であ
る。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分とし
てこの範囲であれば良い。この範囲であればより優れた
美白効果の発現がみられ、かつ、かつ使用感の良好な皮
膚外用剤が得られる。
有量は、好ましくは0.00001〜5%、より好まし
くは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を抽出液
のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であれば
良い。この範囲であれば優れた抗酸化効果の発現がみら
れ、かつ、優れた美白効果、シワ、タルミ等の予防改善
効果を示す皮膚外用剤が得られる。
有量としては、好ましくは0.00001〜5%、より
好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を
抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲で
あれば良い。この範囲であれば優れた抗炎症効果がみら
れ、かつ、優れた美白効果、シワ、タルミ等の予防改善
効果を示す皮膚外用剤が得られる。
含有量としては、好ましくは0.00001〜5%、よ
り好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物
を抽出液のまま用いる場合は、乾燥固形分としてこの範
囲であれば良い。この範囲であれば優れた肌荒れ改善効
果が発現し、かつ、より優れた美白効果、シワ、タルミ
等の予防改善効果を示す皮膚外用剤が得られる。
の含有量としては、好ましくは0.01〜25%、より
好ましくは0.1〜10%の範囲である。この範囲であ
れば優れた紫外線防止効果が発現し、かつ、より優れた
美白効果、シワ、タルミ等の予防改善効果を示す皮膚外
用剤が得られる。
胞賦活剤及び紫外線防止剤は、一種又は二種以上組み合
わせて用いることができる。
成分である(A)成分、又は(A)成分と(B)成分と
を通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に
配合して調製することができる。
限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容
液、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟
膏、液剤、エアゾール、貼付剤等のいずれの形態の化粧
料であっても、外用医薬品等であっても良い。
じて本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料や
医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分、す
なわち、水(精製水、温泉水、深層水等)、油剤、界面活
性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、
水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、包接化合物、抗菌
剤、香料、消臭剤、塩類、PH調整剤、清涼剤、植物・
動物・微生物由来の抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂
漏剤、保湿剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ホルモ
ン類、ビタミン類等等を加えることができる。好適な成
分の具体例としてはそれぞれ以下に示すものが挙げられ
る。ここで、「誘導体」には形成可能な塩が含まれる。
性、使用感を良くするものとして、通常の化粧料に使用
されるものであれば、天然系油であるか、合成油である
か、或いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問
わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール
類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等を使
用することができる。例えば、スクワラン、ワセリン等
の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミン
ク油、マカデミアンナッツ油、杏仁油、パーシック油、
サフラワー油、ヒマワリ油、アボガド油、メドゥホーム
油、ツバキ油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラ
ージ油、カカオ脂、シア脂等の植物や動物由来の油脂、
ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ゲイロ
ウ等のロウ類等が挙げられる。
ために用いられ、アニオン性、カチオン性、非イオン性
及び両性の活性剤を用いることができる。
リ塩以外の金属塩であり、ステアリン酸アルミニウム、
ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛等が挙げら
れる。
を良くするために用いられ、N−ラウロイル−L−グル
タミン酸等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン
酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖脂
肪酸エステル、有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
ける着色や皮膚の隠蔽、又は使用感を良くするため等多
目的に用いられ、通常の化粧料に使用されるものであれ
ば、その形状(球状、針状、板状、等)や粒子径(煙霧
状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質
等)を問わず、いずれのものも使用することができる。
例えば、無機粉体としては、硫酸バリウム、炭酸カルシ
ウム、タルク、雲母、合成雲母、マイカ、カオリン、セ
リサイト、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマ
グネシウム、セラミックスパウダー、窒化ホウ素等が挙
げられ、有機粉体としては、ポリエステルパウダー、ポ
リエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ナイロン
パウダー、ラウロイルリジン等が挙げられ、有色顔料と
しては、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、紺
青、群青等の無機系顔料、タール系色素をレーキ化した
もの、天然色素をレーキ化したものが挙げられ、パール
顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マ
イカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化
ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン
被覆着色雲母等、その他タール色素、カルミン酸等の天
然色素等が挙げられる。これらの粉体を複合化したり、
油剤やシリコーン、又はフッ素化合物で表面処理を行な
っても良い。
ロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセ
リン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリ
エチレングリコール等が挙げられる。
用感を良くするために用いられ、又保湿効果を得るため
にも用いられる。水溶性高分子の具体例として、カラギ
ーナン、ペクチン、寒天、ローカストビーンガム等の植
物系高分子、キサンタンガム等の微生物系高分子、カゼ
イン、ゼラチン等の動物系高分子、デンプン等のデンプ
ン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、結晶セルロース等のセルロース系高分子、アルギ
ン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子、カルボキシビ
ニルポリマー等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン
系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共
重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム等のアクリ
ル系高分子、ベントナイト、ヘクトライト等の無機系水
溶性高分子等が挙げられる。また、この中には、ポリビ
ニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤
も含まれる。
チレングリコール、コラーゲン、エラスチン、ケラチン
等のタンパク質またはそれらの誘導体、加水分解物並び
にそれらの塩、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等の
ムコ多糖及びその誘導体並びにそれらの塩、ヒスチジ
ン、セリン、グリシン、テアニン、アスパラギン酸、ア
ルギニン等のアミノ酸及びそれらの誘導体並びにそれら
の塩、ソルビトール、エリスリトール、トレハロース、
イノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖および
その誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等
の糖類、D−パンテノール及びその誘導体、糖脂質、セ
ラミド、アマチャ抽出物、アーモンド抽出物、アシタバ
抽出物、アボカド抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽
出物、温泉水、アロエ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、
オウゴン抽出物、オウレン抽出物、オトギリソウ抽出
物、オドリコソウ抽出物、オノニス抽出物、カミツレ抽
出物、カラスムギ抽出物、カンゾウ抽出物、キイチゴ抽
出物、キンギンカ抽出物、クインスシード抽出物、クジ
ン抽出物、クチナシ抽出物、クマザサ抽出物、グレープ
フルーツ抽出物、クレソン抽出物、ゲンチアナ抽出物、
ゲンノショウコ抽出物、ゴボウ抽出物、ゴマ抽出物、コ
ムギ抽出物、コンフリー抽出物、サイシン抽出物、サボ
テン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア抽出物、サン
ザシ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽出物、シモツケ抽出
物、シャクヤク抽出物、ショウガ抽出物、ショウブ抽出
物、シラカバ抽出物、セイヨウハッカ抽出物、ゼニアオ
イ抽出物、センキュウ抽出物、ソウハクヒ抽出物、タチ
ジャコウソウ抽出物、ツバキ抽出物、トウキ抽出液、ト
ウチュウカソウ抽出物、トウモロコシ抽出物、ドクダミ
抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ハッカ抽
出物、ハトムギ抽出物、ハマメリス抽出物、バラ抽出
物、ヒノキ抽出物、ヒマワリ抽出物、ピロリドンカルボ
ン酸及びその塩、フキタンポポ抽出物、ブッチャーズブ
ルーム抽出物、ブドウ抽出物、プルーン抽出物、ヘチマ
抽出物、ボダイジュ抽出物、ボタン抽出物、ホップ抽出
物、マツ抽出物、マルメロ抽出物、マロニエ抽出物、ム
クロジ抽出物、ムチン、ムラサキ抽出物、メリッサ抽出
物、ヤグルマソウ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユリ抽出
物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンゴ抽出物、
リンドウ抽出物、大豆及び卵由来のリン脂質、レンゲソ
ウ抽出物、烏龍茶、緑茶、紅茶などの茶抽出物、尿素、
羅漢果抽出物、海藻抽出物等が挙げられる。これらの保
湿剤を配合することによって、本発明の効果を高めるこ
とができる。
牛血液抽出液、脾臓、トリ等の卵成分、魚肉等、哺乳
類、鳥類、貝類、昆虫類、甲殻類等の動物由来の抽出物
等が挙げられる。動物または微生物由来抽出物を配合す
ることによって、本発明の効果を高めることができる。
抽出方法等に特に制限はなく、例えば植物の全草、又は
根、茎、幹、樹皮、幼芽、葉、花、果実、種子等から抽
出することが出来、これらを乾燥、細切、圧搾、或いは
発酵等、適宜処理を施し、種々の適当な溶媒を用いて低
温もしくは室温〜加温下で抽出することができる。抽出
溶媒としては、例えば水;メチルアルコール、エチルア
ルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状
多価アルコール等の1種または2種以上を用いることが
できる。また、ヘキサン、アセトン、酢酸エチル、エー
テル等の親油性溶媒を用いて抽出することもでき、その
他、スクワラン等の油性成分等により抽出したものでも
良い。得られた抽出液はろ過またはイオン交換樹脂を用
い、吸着、脱色、精製して溶液状、ペースト状、ゲル
状、粉末状とすることもできる。必要ならば、効果に影
響のない範囲で更に、脱臭、脱色等の精製処理をしても
良い。植物抽出物を配合することによって、本発明の効
果を高めることができる。
息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラ
クロルメタクレゾール、塩化ベンザルコニウム、フェノ
キシエタノール、イソプロピルメチルフェノール、ヒノ
キチオール等が挙げられる。
ウガラシチンキ、イチョウ抽出物、酢酸トコフェロー
ル、γ―オリザノール等が挙げられ、酵素としてはリパ
ーゼ、パパイン等が挙げられる。
明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら制約
されるものではない。
水抽出物、50vol%エチルアルコール抽出物及びエ
チルアルコール抽出物)の調製;アブラナ科アブラナ属
(Brassica)に属するブロッコリー(Bras
sica oleracea var. italic
a)の種子を15℃〜25℃の水に浸漬させ、2〜5日
間、間接日光照射にて発芽させた後、芽を10〜30m
m(このとき、根は10mm程度)に成長させた全草
(芽、種子、根)を乾燥し、粉砕処理工程を経て、さら
に有機溶媒を用いて脱脂処理を行った。その後、脱脂処
理物を微粉砕、殺菌、篩過して、パウダー状としたもの
を得た。こうして得られたパウダー状物各10gに、精
製水、50vol%エチルアルコール、エチルアルコー
ルの各100mLを加え、室温にて7日間抽出を行った
後ろ過をして各抽出物を得た。こうして得られた発芽ブ
ロッコリー精製水抽出物の乾燥固形分は3.3%であ
り、発芽ブロッコリー50vol%エチルアルコール抽
出物の乾燥固形分は3.0%であり、発芽ブロッコリー
エチルアルコール抽出物の乾燥固形分は2.4%であっ
た。
アルコール100mLを加え、室温にて3日間抽出を行
った後ろ過してヨクイニン抽出物を得た。この時、ヨク
イニン抽出物の乾燥固形分は0.8%であった。
制及び細胞生存率試験 マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用した。2
枚の6穴プレートに10%FBS含有MEM培地を適量
とり、B16メラノーマ細胞を播種し、37℃、二酸化
炭素濃度5%中にて静置した。翌日、参考例1で得た発
芽ブロッコリー50vol%エチルアルコール抽出物を
最終濃度が0(対照)、30、100、300μg/m
Lとなるように検体調製液を添加し混和した。培養5日
目に培地を交換し、再度検体調製液を添加した。翌日、
培地を除き、1枚のプレートについて、細胞をリン酸緩
衝液にて洗浄した後回収し、B16メラノーマ培養細胞
の白色化度を以下の基準にて評価した。又、比較例とし
て既にメラニン生成抑制作用のあることが知られている
参考例2で得たヨクイニン抽出物についても同様の試験
を行った。
ルマリン固定後、1%クリスタルバイオレット溶液を添
加し染色した。各検体濃度に対する細胞生存率をモノセ
レーター(オリンパス社製)で測定した。以上の結果を
表1に示す。
コリー50vol%エチルアルコール抽出物は高いメラ
ニン生成抑制能を有し、かつB16メラノーマ培養細胞
に対し毒性が低いことが認められた。従って、発芽ブロ
ッコリー抽出物は、これを肌に適用することにより、極
めて優れたメラニン生成抑制作用を発揮し、日焼けによ
る肌の黒色化、シミ、ソバカスなどを効果的に抑制し、
優れた美白効果を得ることができる。
l%エチルアルコール抽出物)の調製;参考例1のブロ
ッコリーの発芽体のかわりにブロッコリーの成長体(可
食部)を用い、同様の乾燥、粉砕、抽出操作を行なっ
て、ブロッコリーの50vol%エチルアルコール抽出
物を得た。この抽出物の乾燥固形分は、3.1%であっ
た。
ル100mLを加え、室温にて3日間抽出を行った後ろ
過して大豆抽出物を得た。この時大豆抽出物の乾燥固形
分は0.5%であった。
24穴プレートに培地を適量とり、線維芽細胞NB1R
GBを播種し、37℃、二酸化炭素濃度5%中にて静置
した。翌日、参考例1で得た発芽ブロッコリー50vo
l%エチルアルコール抽出物を最終濃度が0(対照)、
3、30、300μg/mLとなるように検体調製液を
添加し混和した。培養4日目に培地を交換し、再度検体
調製液を添加した。翌日、培地を除き、細胞をリン酸緩
衝液にて洗浄した後回収し、各検体調製液で生育させた
線維芽細胞NB1RGBの細胞数を対照と比較した細胞
増殖率として評価した。又、比較例として、参考例3で
得たブロッコリー50vol%エチルアルコール抽出物
及び既に細胞賦活作用のあることが知られている大豆抽
出物についても同様の試験を行った。
させた細胞数を対照の細胞数と比較し、その細胞増殖率
を指標として細胞賦活効果を評価した。又、細胞数は、
血球計算盤を用いてカウントした。これらの結果を、表
2に示した。
ー抽出物や大豆抽出物と比べて、本発明の発芽ブロッコ
リー抽出物はヒト新生児由来の線維芽細胞NB1RGB
にに比較し、高い細胞賦活能を有していることが認めら
れた。従って、本発明の発芽ブロッコリー抽出物を細胞
賦活成分として肌に適用することにより、極めて優れた
抗老化作用を発揮し、加齢、紫外線曝露等により生じる
皮膚の皺、弛み等を効果的に改善することができる。
下記製法でクリームを調製し、発芽ブロッコリー抽出物
の50vol%のエチルアルコール抽出物と、美白剤、
抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤を併
用した場合の美白(シミ改善)効果を調べた。この結果
を表3に併せて示す。
し、加熱して70℃に保つ。 B.成分(16)を加熱して70℃に保つ。 C.AにBを加え、(7)〜(12)及び(15)を混
合した後、冷却してクリームを得た。
〜54才の女性15名をパネルとし、毎日朝と夜の2
回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を
顔面に塗布した。塗布によるシミ改善効果を以下の基準
によって評価した。
リーの50vol%エチルアルコール抽出物を配合した
本発明品1のクリームは、これらを皮膚に適用すること
により、シミ等の発生を防止、改善することが明らかで
あるが、さらに、発芽ブロッコリーの50vol%エチ
ルアルコール抽出物と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細
胞賦活剤及び紫外線防止剤を併用して配合した本発明品
2〜7を皮膚に適用することにより、発芽ブロッコリー
の50vol%エチルアルコール抽出物を単独で配合し
た外用剤を適用した場合に比べてより優れたシミ等の改
善効果を相乗的に発揮することが明らかとなった。
下記製法でクリームを調製し、発芽ブロッコリーの50
vol%エチルアルコール抽出物と、抗酸化剤、抗炎症
剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤を併用した場合の皺改
善効果を調べた。この結果も併せて表4に示す。
し、加熱して70℃に保つ。 B.成分(15)を加熱して70℃に保つ。 C.AにBを加え、(7)〜(11)及び(14)を加
えて混合した後、冷却してクリームを得た。
〜54才の女性15名をパネルとし、毎日朝と夜の2
回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を
顔面に塗布した。塗布による皺改善効果を以下の基準に
よって評価した。
リー抽出物を配合した本発明品のクリームは、これらを
皮膚に適用することにより、皺を防止、及び改善するこ
とができ、美しい肌とすることが明らかであるが、さら
に、発芽ブロッコリー抽出物と、抗酸化剤、抗炎症剤、
細胞賦活剤及び紫外線防止剤を併用して配合した本発明
品を皮膚に適用することにより、発芽ブロッコリー抽出
物を単独で配合した外用剤を適用した場合に比べてより
優れた皺の防止、改善効果を相乗的に発揮することが明
らかとなった。
つ。 B.成分(1)〜(12)を加熱混合し、70℃に保
つ。 C.AにBを加えて混合し、均一に乳化する。 D.Cを冷却後(18)〜(22)を加え、均一に混合
して乳液を得た。
つ。 B.成分(1)〜(12)を加熱混合し、70℃に保
つ。 C.AにBを加えて混合し、均一に乳化する。 D.Cを冷却後(18)〜(22)を加え、均一に混合
して乳液を得た。
経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、日焼け
によるシミ、ソバカス及び加齢によるシワやタルミを防
止する化粧水及び乳液であった。
し、75℃に保つ。 B.成分(1)〜(4)を加熱混合し、75℃に保つ。 C.AをBに徐々に加える。 D.Cを冷却しながら(7)の残部で溶解した(8)〜
(10)を加え、軟膏を得た。
し、75℃に保つ。 B.成分(1)〜(3)を加熱混合し、75℃に保つ。 C.AをBに徐々に加える。 D.Cを冷却しながら(6)の残部で溶解した(7)〜
(9)を加え、軟膏を得た。
れ、皮膚に適用することにより、日焼けによるやシミ、
ソバカス及び加齢によるシワやタルミを防止する軟膏で
あった。
拌する。 B.成分(7)及び(8)を混合する。 C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して
(9)〜(11)を均一に分散してパックを得た。
拌する。 B.成分(8)及び(9)を混合する。 C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して(1
0)〜(13)を均一に分散してパックを得た。
優れ、皮膚に適用することにより、日焼けによるシミ、
ソバカス及び加齢によるシワやタルミを防止するパック
であった。
し、70℃に保つ。 C.成分(8)〜(12)を均一に溶解し、70℃に保
つ。 D.CにBを添加して、均一に乳化する。 E.Dを冷却後、成分(19)〜(22)を添加してリ
キッドファンデーションを得た。
し、70℃に保つ。 C.成分(10)〜(14)、(25)を均一に溶解
し、70℃に保つ。 D.CにBを添加して、均一に乳化する。 E.Dを冷却後、成分(23)及び(26)を添加して
リキッドファンデーションを得た。
乳液を得た。
乳液を得た。
優れ、皮膚に適用することにより、日焼けによるシミ、
ソバカス及び加齢によるシワやタルミを防止し、透明感
のある美しい肌にするリキッドファンデーション及び日
焼け止め乳液であった。
ー由来成分を含有する皮膚外用剤は、メラニン生成抑制
作用を有していることから、色素沈着に対する高い抑制
効果により、日焼け等による皮膚の黒化やシミ、ソバカ
スの防止及び改善に有効である。又、高い細胞賦活作用
を有することから、シワ、タルミ等の予防、改善等の抗
老化に有効である。
と、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外
線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上を併用
した本発明の皮膚外用剤は、前記発芽ブロッコリー由来
成分を単独で配合した場合に比べてより優れた美白効果
及び抗老化効果を有するものである。従って、本発明の
皮膚外用剤は、美白及び抗老化を目的とする化粧品や医
薬品等として有利に利用することができるものである。
Claims (6)
- 【請求項1】 発芽ブロッコリー由来成分を含有するこ
とを特徴とする皮膚外用剤。 - 【請求項2】 発芽ブロッコリー由来成分が、スルフォ
ラファンを含有することを特徴とする請求項1記載の皮
膚外用剤。 - 【請求項3】 発芽ブロッコリー由来成分が、脱脂工程
によりスルフォラファン含量を高めたものであることを
特徴とする請求項1又は2記載の皮膚外用剤。 - 【請求項4】 発芽ブロッコリー由来成分が、メラニン
生成抑制成分であることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれか一項に記載の皮膚外用剤。 - 【請求項5】 発芽ブロッコリー由来成分が、細胞賦活
成分であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一
項に記載の皮膚外用剤。 - 【請求項6】 更に、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細
胞賦活剤、紫外線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は
二種以上を含有することを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか一項に記載の皮膚外用剤。
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- 2001-11-16 JP JP2001351844A patent/JP3754646B2/ja not_active Expired - Lifetime
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