JP2007238597A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2007238597A
JP2007238597A JP2006303427A JP2006303427A JP2007238597A JP 2007238597 A JP2007238597 A JP 2007238597A JP 2006303427 A JP2006303427 A JP 2006303427A JP 2006303427 A JP2006303427 A JP 2006303427A JP 2007238597 A JP2007238597 A JP 2007238597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
skin
acid
derivatives
peanut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006303427A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Mitani
紘明 三谷
Fumio Maniwa
史雄 間庭
Ken Itakura
研 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP2006303427A priority Critical patent/JP2007238597A/ja
Publication of JP2007238597A publication Critical patent/JP2007238597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

【課題】 メラニン生成抑制効果に優れ、シミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、並びに肌の透明感を改善する、優れた美白作用を有する皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】 落花生もやし由来成分を含有する皮膚外用剤、又は落花生もやし由来成分と、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤から選ばれる一種又は二種以上の薬効成分を含有する皮膚外用剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、落花生もやし由来成分を含有する皮膚外用剤に関し、更に詳細には、落花生もやし由来成分を有効成分として含有し、メラニン生成抑制効果に優れシミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、並びに肌の透明感を改善する美白効果に優れた皮膚外用剤に関するものである。
色素沈着により生ずるシミ、ソバカス等の原因は表皮基底層にあるメラノサイトの増殖、チロシナーゼの合成/活性化、メラノソームの表皮細胞への転送異常等によるメラニン蓄積に起因していることが知られている。そこで、これらのメラニンに由来するシミ、ソバカス等を予防または改善するために、アスコルビン酸、グルタチオン、ハイドロキノン等の美白剤が配合された外用剤、例えば、乳液、クリーム、ローション、美容液、ファンデーション、軟膏、パップ剤、貼付剤等が使用されている(非特許文献1,2参照)。
一方、発芽種子、もやし及びスプラウトは曖昧に定義・解釈されているが、次の各条件下で作られる。先ず、種子を湿潤環境下1〜4日間保持すると幼根が発芽し、「発芽種子」が得られる。この発芽種子をさらに非光下で数日間、栽培すると幼根部が成長し、種子部が消化された「もやし」になる。これは大部分が子葉を含む胚軸(根)である。また、発芽種子を間接日光下でさらに栽培すると「スプラウト」になる。スプラウトは大部分が葉/茎である。発芽種子、もやし、及びスプラウトは、一般にこれらの表現でそれぞれ区別されている。発芽種子、もやし、スプラウトは、栽培によって種子内に存在するデンプン、蛋白質、脂質から代謝を受け、新たな抗酸化、還元力、酵素等の作用を有する成分が発現することが報告されている(非特許文献3、4、5参照)。
「フレグランスジャーナル」フレグランスジャーナル社編 2000年9月号 P.9〜97 「化粧品の有用性」薬事日報社編 2000年9月号 P.144〜161 Reena Randhir等著,"Phenolics,their Antioxidant and antimicrobial activity in dark germinated fenugreek sprouts in response to peptide and phytochemical elictors",Asia Pac. J. Clin. Nutr.2004年,vol.13,No.3,P.295〜307 Lsabella Calzuola等著,"Synthesis of antioxidants in wheat sprouts",J. Agric. Food Chem. 2004年,Vol.52,P.5201〜5201 Theresa A.Shapiro等著,"Chemoprotective Glucosinolates and Isothionates of Broccoli sprouts",Cancer Epidermiol Biomarkers Prev.2001年,Vol.10,P.501〜508
従来、メラニン生成抑制や美白を目的に、アスコルビン酸、グルタチオン、ハイドロキノン等の薬効成分を皮膚外用剤に配合しているが、皮膚上では未だに十分な効果は得られ難く、あるいは、製剤中で変質するなどして所期の薬効が得られない場合があった。
以上に鑑み、本発明者らは、皮膚外用剤に使用することができ、かつ、安定に配合できる成分について鋭意検討を行った結果、落花生もやし由来成分が高いメラニン生成抑制作用を有し、美白の予防改善成分として優れたものであることを見出した。そして、この落花生もやし由来成分を有効成分として含有する皮膚外用剤には、高い美白効果があることを見出した。また更に、落花生もやし由来成分と他の薬効成分とを組み合わせることにより、皮膚外用剤としてより優れた美白効果が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、落花生もやし由来成分を含有する皮膚外用剤に関し、更に詳細には、落花生もやし由来成分を含有することにより、メラニン生成抑制効果に優れシミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、並びに肌の透明感を改善する美白効果に優れた皮膚外用剤に関するものである。また、本発明は、上記皮膚外用剤に、更に、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効成分の一種又は二種以上を組み合せ、各々の薬効成分の効果を相乗的に作用させ、更に優れた美白効果が得られる皮膚外用剤を提供するものである。
本発明の落花生もやし由来成分を含有する皮膚外用剤は、メラニン生成抑制効果に優れ、皮膚の黒化やシミ、ソバカス等の色素沈着の防止・改善や、肌の透明感を改善する等の美白効果に優れたものである。
また、本発明の落花生もやし由来成分と、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効成分の一種又は二種以上を併用した本発明の皮膚外用剤は、前記落花生もやし由来成分を単独で配合した場合に比べてより一層優れた美白効果を有するものである。
従って、本発明の皮膚外用剤は、美白を目的とする化粧品や医薬品等として有利に利用することができるものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる落花生もやしは、マメ科に属する落花生(ナンキンマメ:Arachis hypogaea L.;以下、単に「落花生」と記す)のもやしであるが、その産地や栽培方法は特に限定されるものではく、また、落花生もやし由来成分の調製法も特に限定されるものではなく、落花生もやしの乾燥粉砕物、もしくは落花生もやしを破砕したものを溶媒等により抽出して得ることができる。
例えば、落花生の種子を15℃〜25℃の水に浸漬させ、2〜7日間非光下にて発芽させた後、さらに栽培すると幼根が成長し、種子部がほぼ消化された胚軸40〜100mmの「落花生もやし」が得られる。これを乾燥後粉砕処理する。その後、微粉砕、殺菌、篩過して、パウダーが得られる。このパウダーをそのまま用いることもできるが、さらに、このパウダーを溶媒等で抽出することにより、抽出液(以下、単に「落花生もやし抽出液」と記す)として得ることもできる。この落花生もやし抽出液は必要に応じて更に脱色、脱臭などの工程を加えても良く、さらには溶媒を留去して固形物化・粉末化(以下、単に「落花生もやし抽出物」と記す)しても良い。
抽出溶媒としては、例えば水、低級1価アルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、低級エステル(酢酸エチル等)、炭化水素(ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、アセトニトリル等が挙げられ、それらの一種又は二種以上を用いることができる。
好ましい抽出方法の例としては、濃度0〜100vol%の含水エチルアルコール又は含水1,3−ブチレングリコールを用い、室温で、又は加温して1〜10日間抽出を行った後ろ過し、得られたろ液を更に疎水性樹脂及びイオン交換樹脂等によるカラム分画、分子量分画等で精製する方法が挙げられる。
本発明に用いる落花生もやし由来成分の皮膚外用剤への含有量は、乾燥固形分として好ましくは0.00001〜5質量%(以下単に「%」で示す)であり、より好ましくは0.0001〜2%である。この範囲内であれば、落花生もやし由来成分を安定に配合することができ、かつ高い薬効を発揮することができる。又、抽出液を使用する場合には、溶質である乾燥固形分の含有量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度は何ら限定されるものではない。
本発明に用いられる落花生もやし由来成分は、これをメラニン生成抑制成分として、常法に従い、通常の皮膚外用剤に用いられる種々の形態の基剤に配合することにより皮膚外用剤を得ることができるが、他の薬効成分と組み合わせることにより、更にこれらの効果が高まった皮膚外用剤を得ることができる。
本発明の皮膚外用剤において、落花生もやし由来成分と組み合わせて使用される他の薬効成分は、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤から選ばれるものであるが、具体的なものとしては、例えば、それぞれ以下に示すものが挙げられる。ここで「誘導体」には形成可能なエステル、塩が含まれる。(尚、植物名のかっこ内には、植物の別名、生薬名等を記載した。)
(美白剤)
美白剤としては、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラメ、チガイソ、ホンダワラ、ジャイアントケルプ等の褐藻類;テングサ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)、センプクカ抽出物、ブドウ抽出物、コムギ抽出物、トマト抽出物、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、アガロース、オリゴサッカライド、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、イブキトラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、ケイケットウ抽出物、オレンジ抽出物、キイチゴ抽出物、キウイ抽出物、クララ(クジン)抽出物、コーヒー抽出物、ゴマ油、エゴマ油、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、コメヌカ抽出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、シャクヤク抽出物、シラユリ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、トウキ抽出物、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、ブラックカラント抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、ユキノシタ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、霊芝抽出物、微生物醗酵代謝産物、大豆抽出物、糖蜜抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。これらの美白剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの美白剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンC及びその誘導体、カンゾウ抽出物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、コムギ抽出物、海藻抽出物、茶抽出物が挙げられる。
(抗酸化剤)
又、抗酸化剤としては、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ビタミンE及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその誘導体)、ユビキノン類等、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンD及びその誘導体(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ルチン及びその誘導体、チオタウリン、タウリン、ハイドロキノン及びその誘導体、ヒスチジン、カテキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及びその誘導体、コレステロール及びその誘導体、スーパーオキサイドディスムターゼ、マンニトール、キュウリ抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、サンザシ抽出物、シャクヤク抽出物、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユキノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、レタス抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、微生物醗酵代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。これらの抗酸化剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの抗酸化剤のうち、特に好ましいものとしては、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ルチン及びその誘導体、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、ヒスチジン、マンニトール、カロチノイドが挙げられる。
(抗炎症剤)
抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、アロエ抽出物、アシタバ抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、イオウ及びその誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ(カワラヨモギ)抽出物、ウコン抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オトギリソウ抽出物、カミツレ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、クレソン抽出物、サルビア(セージ)抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、シソ抽出物、シラカバ抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ムクロジ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨモギ抽出物、レンゲソウ抽出物、コンドロイチン硫酸及びその誘導体、酸化亜鉛等が挙げられる。これらの抗炎症剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの抗炎症剤のうち、特に好ましいものとしては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体、シソ抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物が挙げられる。
(細胞賦活剤)
細胞賦活剤としては、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体;デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミドやニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アミノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエン酸及びその誘導体、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、アーモンド抽出物、アンズ(キョウニン)抽出物、イチョウ抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、大豆抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボクサ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、麦芽根抽出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟体動物抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物、胎盤抽出物、血清除蛋白抽出物、ラクトフェリン又はその分解物等)、酵母抽出物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等が挙げられる。これらの細胞賦活剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの細胞賦活剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体、酵母抽出物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物、ニンジン抽出物、麦芽根抽出物、大豆抽出物、ツボクサ抽出物、ブナの芽抽出物が挙げられる。
(紫外線防止剤)
紫外線防止剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等)、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、及び微粒子酸化亜鉛等が挙げられる。これらの紫外線防止剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの紫外線防止剤のうち、特に好ましいものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルへキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛及び微粒子酸化亜鉛があげられる。
本発明の皮膚外用剤における上記薬効成分の含有量は、これらの種類により相違するが、以下に示す範囲とすることが好ましい。この範囲であれば、落花生もやし由来成分と組み合わせた場合、製剤の経時安定性に影響を及ぼすことがなく、メラニン生成抑制によるより高い色素沈着の予防及び改善ならびに肌の透明感を改善する美白効果を発揮させることができる。
すなわち、本発明の皮膚外用剤における美白剤の含有量は、好ましくは0.00001〜10%であり、より好ましくは0.0001〜5%の範囲である。抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であれば良い。この範囲であれば相乗的に向上した美白効果を示す皮膚外用剤が得られる。
本発明の皮膚外用剤における抗酸化剤の含有量は、好ましくは0.00001〜5%、より好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であれば良い。この範囲であれば優れた抗酸化効果によるシワ、タルミ等の予防改善効果が得られると共に、更に向上したメラニン生成抑制効果を示し、シミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、並びに肌の透明感を改善する等の美白効果が更に高まった皮膚外用剤が得られる。
本発明の皮膚外用剤における抗炎症剤の含有量としては、好ましくは0.00001〜5%、より好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であれば良い。この範囲であれば抗炎症効果が得られると共に、更に向上したメラニン生成抑制効果を示し、シミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、並びに肌の透明感を改善する等の美白効果が更に高まった皮膚外用剤が得られる。
本発明の皮膚外用剤における細胞賦活剤の含有量としては、好ましくは0.00001〜5%、より好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は、乾燥固形分としてこの範囲であれば良い。この範囲であれば優れた肌荒れ改善効果が得られると共に、更に向上したメラニン生成抑制効果を示し、シミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、並びに肌の透明感を改善する等の美白効果が更に高まった皮膚外用剤が得られる。
本発明の皮膚外用剤における紫外線防止剤の含有量としては、好ましくは0.01〜25%、より好ましくは0.1〜10%の範囲である。この範囲であれば優れた紫外線防止効果が得られと共に、相乗的に向上したメラニン生成抑制効果、美白効果のある皮膚外用剤が得られる。
これらの美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤は、一種又は二種以上組み合わせて用いることができる。
本発明の皮膚外用剤は、常法に従い、必須成分である落花生もやし由来成分、又は落花生もやし由来成分と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線防止剤から選ばれる薬効成分の一種又は二種以上とを通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に配合して調製することができる。
皮膚外用剤の配合形態の例としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼付剤等いずれの形態の化粧料であっても、また、外用医薬品等であっても良い。
また、本発明の皮膚外用剤には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分、すなわち、水(精製水、温泉水、深層水等)、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、PH調整剤、清涼剤、植物・動物・微生物由来の抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、保湿剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等を加えることができる。好適な成分の具体例としてはそれぞれ以下に示すものが挙げられる。ここで、「誘導体」には形成可能なエステル、塩が含まれる。
油剤としては、基剤の構成成分又は使用性、使用感を良くするものとして、通常の皮膚外用剤に使用されるものであれば、天然系油であるか、合成油であるか、或いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等を使用することができる。
例えば、スクワラン、ワセリン等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油、杏仁油、パーシック油、サフラワー油、ヒマワリ油、アボガド油、メドゥホーム油、ツバキ油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ油、カカオ脂、シア脂等の植物や動物由来の油脂、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ゲイロウ等のロウ類等が挙げられる。
界面活性剤は、油剤等の乳化や可溶化等のために用いられ、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の活性剤を用いることができる。
金属セッケンとしては、脂肪酸等のアルカリ塩以外の金属塩であり、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛等が挙げられる。
ゲル化剤は、系の安定化や使用性、使用感を良くするために用いられ、N−ラウロイル−L−グルタミン酸等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
粉体類は、主としてメーキャップ化粧料における着色や皮膚の隠蔽、又は使用感を良くするため等多目的に用いられ、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状、等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができる。例えば、無機粉体としては、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、雲母、合成雲母、マイカ、カオリン、セリサイト、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、セラミックスパウダー、窒化ホウ素等が挙げられ、有機粉体としては、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ナイロンパウダー、ラウロイルリジン等が挙げられ、有色顔料としては、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、紺青、群青等の無機系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したものが挙げられ、パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等、その他タール色素、カルミン酸等の天然色素等が挙げられる。これらの粉体を複合化したり、油剤やシリコーン、又はフッ素化合物で表面処理を行なっても良い。
アルコール類としてはエタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
水溶性高分子類は、系の安定化や使用性、使用感を良くするために用いられ、又保湿効果を得るためにも用いられる。水溶性高分子の具体例として、カラギーナン、ペクチン、寒天、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタンガム等の微生物系高分子、ゼラチン等の動物系高分子、デンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム等のアクリル系高分子、ベントナイト、ヘクトライト等の無機系膨潤成分、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成性水溶性高分子等が挙げられる。
保湿剤としては、グリセリン、1、3−ブチレングリコール、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等のタンパク質またはそれらの誘導体、加水分解物並びにそれらの塩、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等のムコ多糖及びその誘導体並びにそれらの塩、ヒスチジン、セリン、グリシン、テアニン、アスパラギン酸、アルギニン等のアミノ酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、ソルビトール、エリスリトール、トレハロース、イノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖およびその誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等の糖類、D−パンテノール及びその誘導体、糖脂質、セラミド、アマチャ抽出物、アーモンド抽出物、アシタバ抽出物、アボカド抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、温泉水、アロエ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、オウゴン抽出物、オウレン抽出物、オトギリソウ抽出物、オドリコソウ抽出物、オノニス抽出物、カミツレ抽出物、カラスムギ抽出物、カンゾウ抽出物、キイチゴ抽出物、キンギンカ抽出物、クインスシード抽出物、クジン抽出物、クチナシ抽出物、クマザサ抽出物、グレープフルーツ抽出物、クレソン抽出物、ゲンチアナ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ゴボウ抽出物、ゴマ抽出物、コムギ抽出物、コンフリー抽出物、サイシン抽出物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア抽出物、サンザシ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽出物、シモツケ抽出物、シャクヤク抽出物、ショウガ抽出物、ショウブ抽出物、シラカバ抽出物、セイヨウハッカ抽出物、ゼニアオイ抽出物、センキュウ抽出物、ソウハクヒ抽出物、タチジャコウソウ抽出物、ツバキ抽出物、トウキ抽出液、トウチュウカソウ抽出物、トウモロコシ抽出物、ドクダミ抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ハッカ抽出物、ハトムギ抽出物、ハマメリス抽出物、バラ抽出物、ヒノキ抽出物、ヒマワリ抽出物、ピロリドンカルボン酸及びその塩、フキタンポポ抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ブドウ抽出物、プルーン抽出物、ヘチマ抽出物、ボダイジュ抽出物、ボタン抽出物、ホップ抽出物、マツ抽出物、マルメロ抽出物、マロニエ抽出物、ムクロジ抽出物、ムチン、ムラサキ抽出物、メリッサ抽出物、ヤグルマソウ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユリ抽出物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンゴ抽出物、リンドウ抽出物、大豆及び卵由来のリン脂質、レンゲソウ抽出物、烏龍茶、緑茶、紅茶などの茶抽出物、尿素、羅漢果抽出物、海藻抽出物等が挙げられる。これらの保湿剤を配合することによって、本発明の効果を高めることができる。
抗菌剤及び殺菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、塩化ベンザルコニウム、フェノキシエタノール、イソプロピルメチルフェノール、ヒノキチオール等が挙げられる。
血行促進剤としては、アルニカ抽出液、トウガラシチンキ、イチョウ抽出物、酢酸トコフェロール、γ―オリザノール等が挙げられ、酵素としてはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。
次に参考例、試験例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
製造例1 落花生(ナンキンマメ:Arachis hypogaea L.)の種子を15℃〜25℃の水に浸漬させ、5日間非光下にて発芽させた後、さらに栽培し、胚芽が40〜60mmに成長した「落花生もやし」を得た。さらに、保存するために乾燥し、粉砕処理工程を経て、落花生もやし粉末を得た。
こうして得られた粉砕物100gに対して、熱水1,000mLを加え、80℃以上で1時間熱水抽出を行なった。冷却後、加圧ろ過し、抽出液760mLを得、エバポレーターで減圧濃縮し、この液を凍結乾燥し、固形物として36.3gを得た。
製造例2 製造例1で得た落花生もやし粉末100gに対して、50vol%含水エチルアルコール1,000mLを加え、還流抽出を1時間行なった。抽出後、加圧ろ過し、抽出液780mLを得、エバポレーターで減圧濃縮し、この液を凍結乾燥し、固形物として28.4gを得た。
製造例3 製造例1で得た落花生もやし粉末100gに対して、100vol%エチルアルコール1,000mLを加え、還流抽出を1時間行なった。抽出後、加圧ろ過し、抽出液770mLを得、エバポレーターで減圧濃縮し、この液を凍結乾燥し、固形物として22.1gを得た。
製造例4 乾燥した落花生の粉砕物100gに対して、50vol%含水エチルアルコール1,000mLを加え、還流抽出を1時間行なった。抽出後、加圧ろ過し、抽出液780mLを得、エバポレーターで減圧濃縮し、この液を凍結乾燥し、固形物として23.4gを得た。
製造例5 製造例4で得た落花生粉砕物100gに対して、100vol%エチルアルコール1,000mLを加え、還流抽出を1時間行なった。抽出後、加圧ろ過し、抽出液730mLを得、エバポレーターで減圧濃縮し、この液に精製水500mLを加え、再度エバポレーターで減圧濃縮後、凍結乾燥し、固形物として18.8gを得た。
製造例6 ヨクイニン(日局)100gに、70vol%含水エチルアルコール1000mLを加え、室温にて3日間抽出を行った後、ろ過してヨクイニン抽出液700mLを得、エバポレーターで減圧濃縮し、この液を凍結乾燥し、固形物として12.7gを得た。
試験例1 細胞培養によるメラニン生成抑制及び細胞生存率試験
マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用した。2枚の6穴プレートに10%FBS含有MEM培地を適量とり、B16メラノーマ細胞を播種し、37℃、二酸化炭素濃度5%中にて静置した。翌日、製造例1〜3で得た抽出物を最終濃度が0(対照)、30、100、300、1000μg/mLとなるように検体調製液を添加し混和した。培養5日目に培地を交換し、再度検体調製液を添加した。翌日、培地を除き、1枚のプレートについて、細胞をリン酸緩衝液にて洗浄した後回収し、B16メラノーマ培養細胞の白色化度を以下の基準にて評価した。
また、比較例として既にメラニン生成抑制作用のあることが知られているヨクイニン抽出物(製造例6)と落花生抽出物(製造例4、5)についても同様の試験を行った。
(判定基準)
2+:対照に対して顕著に白色である。
+:対照に対して白色である。
±:対照に対してやや白色である。
−:対照と同じ黒色である。
残りの1枚のプレートについて、細胞をホルマリン固定後、1%クリスタルバイオレット溶液を添加し染色した。各検体濃度に対する細胞生存率をモノセレーター(オリンパス社製)で測定した。以上の結果を表1に示す。
(結果)
表1の結果から明らかな如く、落花生もやし抽出物(製造例1〜3)は高いメラニン生成抑制作用を有し、かつB16メラノーマ培養細胞に対し毒性が低いことが認められた。一方、落花生抽出物(製造例4,5)及び既に美白効果が知られているヨクイニン抽出物では、試験濃度のような低濃度においては明白なメラニン産生作用は認められなかった。
実施例1 クリーム:
表2に示す組成及び下記製法でクリームを調製し、落花生もやし50vol%含水エチルアルコール抽出物(製造例2)を配合したクリーム、及び落花生もやし50vol%含水エチルアルコール抽出物(製造例2)と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤を併用したクリームの美白(シミ改善)効果を調べた。この結果を表2に併せて示す。
(組成及び結果)
(製法)
A.成分(1)〜(6)、(13)及び(14)を混合し、加熱して70℃に保つ。
B.成分(16)を加熱して70℃に保つ。
C.AにBを加え、(7)〜(12)及び(15)を混合した後、冷却してクリームを得た。
(試験方法)
被験クリーム1品につき26〜56才の女性15名をパネルとし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を顔面に塗布した。塗布による美白効果(シミ改善効果)を以下の基準によって評価した。
(評価基準)
<評価> <内 容>
有 効 :肌のシミが目立たなくなった。
やや有効:肌のシミがあまり目立たなくなった。
無 効 :使用前と変化なし。
表2の結果に示される如く、落花生もやしの50vol%含水エチルアルコール抽出物(製造例2)を配合した本発明品1のクリームは、これらを皮膚に適用することにより、落花生もやしの50vol%含水エチルアルコール抽出物(製造例2)を配合しない比較例1や、他の美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線吸収剤のみを含有する比較例2〜7に比べ、シミ等の発生を防止、改善することが明らかである。さらに、落花生もやしの50vol%エチルアルコール抽出物(製造例2)と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤を併用して配合した本発明品2〜7を皮膚に適用することにより、落花生もやしの50vol%エチルアルコール抽出物(製造例2)を単独で配合した本発明品1を適用した場合に比べて更に優れたシミ等の改善効果を相乗的に発揮することが明らかとなった。
実施例3 化粧水
(成分) (%)
(1)グリセリン 10.0
(2)1,3−ブチレングリコール 6.0
(3)落花生もやし抽出物(製造例1) 1.0
(4)クエン酸 0.1
(5)クエン酸ナトリウム 0.3
(6)精製水 残量
(7)ポリオキシエチレン(60E.O.)
硬化ヒマシ油 0.5
(8)エチルアルコール 8.0
(9)防腐剤 適量
(10)香料 適量
(製法)
A.成分(1)〜(6)を混合溶解する。
B.成分(7)〜(10)を混合溶解する。
C.AとBを均一に混合して化粧水を得た。
実施例4 化粧水
(成分) (%)
(1)グリセリン 10.0
(2)1,3−ブチレングリコール 6.0
(3)落花生もやし抽出物(製造例2) 0.5
(4)イチョウ抽出物*1 0.1
(5)クエン酸 0.1
(6)クエン酸ナトリウム 0.3
(7)精製水 残量
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)
硬化ヒマシ油 0.5
(9)エチルアルコール 8.0
(10)防腐剤 適量
(11)香料 0.1
*1 常磐植物化学研究所社製
(製法)
A.成分(1)〜(7)を混合溶解する。
B.成分(8)〜(11)を混合溶解する。
C.AとBを混合して均一にし、化粧水を得た。
実施例5 乳液
(成分) (%)
(1)モノステアリン酸ソルビタン 0.3
(2)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン
(20.E.O.) 0.1
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 0.2
(4)ステアリン酸 0.5
(5)セタノール 0.5
(6)スクワラン 3.0
(7)流動パラフィン 4.0
(8)トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
(9)メチルポリシロキサン 1.0
(10)水素添加大豆リン脂質 0.1
(11)ニコチン酸dl−α−トコフェロール*1 0.05
(12)防腐剤 適量
(13)カルボキシビニルポリマー水溶液(1%) 10.0
(14)水酸化ナトリウム 0.05
(15)グリセリン 5.0
(16)1,3−ブチレングリコール 7.0
(17)精製水 残量
(18)エチルアルコール 5.0
(19)落花生もやし抽出物(製造例2) 0.1
(20)L―ヒドロキシプロリン 0.2
(21)麻セルロース末 3.0
(22)香料 適量
(製法)
A.成分(13)〜(17)を加熱混合し、70℃に保つ。
B.成分(1)〜(12)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.AにBを加えて混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(18)〜(22)を加え、均一に混合して乳液を得た。
実施例6 乳液
(成分) (%)
(1)モノステアリン酸ソルビタン 0.3
(2)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン
(20.E.O.) 0.1
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 0.2
(4)ステアリン酸 0.5
(5)セタノール 0.5
(6)スクワラン 3.0
(7)流動パラフィン 4.0
(8)トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
(9)メチルポリシロキサン 1.0
(10)水素添加大豆リン脂質 0.1
(11)アスタキサンチン*1 0.2
(12)防腐剤 適量
(13)カルボキシビニルポリマー水溶液(1%) 10.0
(14)水酸化ナトリウム 0.05
(15)グリセリン 5.0
(16)1,3−ブチレングリコール 7.0
(17)精製水 残量
(18)エチルアルコール 5.0
(19)落花生もやし抽出物(製造例3) 5.0
(20)ソウハクヒ抽出物*2 0.5
(21)無水ケイ酸 3.0
(22)香料 適量
*1 シグマ社製
*2 丸善製薬社製
(製法)
A.成分(13)〜(17)を加熱混合し、70℃に保つ。
B.成分(1)〜(12)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.AにBを加えて混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(18)〜(22)を加え、均一に混合して乳液を得た。
実施例3、4、5及び実施例6はいずれも、保湿効果に優れ、更にシミ、ソバカスを改善又は防止し、透明感のある美しい肌にする化粧水及び乳液であった。
実施例7 軟膏
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 18.0
(2)セタノール 4.0
(3)dl−α−トコフェロール*1 0.2
(4)防腐剤 適量
(5)トリエタノールアミン 2.0
(6)グリセリン 5.0
(7)精製水 残量
(8)落花生もやし抽出物(製造例2) 1.0
(9)グリチルリチン酸ジカリウム*2 0.5
(10)酵母抽出物*3 0.5
*1 エーザイ社製
*2 丸善製薬社製
*3 丸善製薬社製
(製法)
A.成分(5)、(6)及び(7)の一部を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(1)〜(4)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.AをBに徐々に加える。
D.Cを冷却しながら(7)の残部で溶解した(8)〜(10)を加え、軟膏を得た。
実施例8 軟膏
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 18.0
(2)セタノール 4.0
(3)防腐剤 適量
(4)トリエタノールアミン 2.0
(5)グリセリン 5.0
(6)精製水 残量
(7)落花生もやし抽出物(製造例2) 1.0
(8)トウキ抽出物*1 0.3
(9)ピロリドンカルボン酸ナトリウム*2 0.3
*1 日本粉末薬品社製
*2 味の素社製
(製法)
A.成分(4)、(5)及び(6)の一部を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(1)〜(3)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.AをBに徐々に加える。
D.Cを冷却しながら(6)の残部で溶解した(7)〜(9)を加え、軟膏を得た。
実施例7、8はいずれも、エモリエント効果に優れ、更にシミやソバカスを改善又は防止し、透明感のある美しい肌にする軟膏であった。
実施例9 パック
(成分) (%)
(1)ポリビニルアルコール 15.0
(2)無水ケイ酸 0.5
(3)ポリエチレングリコール1500 0.5
(4)ポリオキシプロピレン(10P.O.)メチル
グルコシド 5.0
(5)グリセリン 5.0
(6)精製水 残量
(7)エチルアルコール 20.0
(8)防腐剤 適量
(9)落花生もやし抽出物(製造例1) 0.2
(10)香料 適量
(製法)
A.成分(1)〜(6)を混合し、70℃に加熱し、撹拌する。
B.成分(7)及び(8)を混合する。
C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して(9)〜(10)を均一に混合してパックを得た。
実施例10. パック
(成分) (%)
(1)ポリビニルアルコール 15.0
(2)無水ケイ酸 0.5
(3)ポリエチレングリコール1000 0.5
(4)ポリオキシプロピレン(10P.O.)メチル
グルコシド 5.0
(5)グリセリン 5.0
(6)精製水 残量
(7)オレンジフラワー水*1 10.0
(8)エチルアルコール 20.0
(9)防腐剤 適量
(10)落花生もやし抽出物(製造例1) 0.2
(11)カンゾウ抽出物*2 0.5
(12)コムギ抽出物*3 0.5
(13)香料 適量
*1 エスペリス社製
*2 丸善製薬社製
*3 成和化成社製
(製法)
A.成分(1)〜(7)を混合し、70℃に加熱し、撹拌する。
B.成分(8)及び(9)を混合する。
C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して(10)〜(13)を均一に混合してパックを得た。
実施例9及び10はいずれも、皮膚のたるみ、引き締め効果に優れ、更にシミ、ソバカスを改善又は防止し、透明感のある美しい肌にするパックであった。
実施例11. リキッドファンデーション:
(成分) (%)
(1)液状ラノリン 2.0
(2)流動パラフィン 5.0
(3)ステアリン酸 2.0
(4)セタノール 1.0
(5)自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(6)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 8.0
(7)防腐剤 適量
(8)グリセリン 5.0
(9)トリエタノールアミン 1.0
(10)カルボキシメチルセルロース 0.2
(11)ベントナイト 0.5
(12)精製水 残量
(13)酸化チタン 6.0
(14)微粒子酸化チタン 2.0
(15)微粒子酸化亜鉛 5.0
(16)マイカ 2.0
(17)タルク 4.0
(18)着色顔料 4.0
(19)落花生もやし抽出物(製造例1) 0.1
(20)マンニトール*1
0.5
(21)ニコチン酸アミド*2 0.5
(22)香料 適量
*1 シグマ社製
*2 シグマ社製
(製法)
A.成分(1)〜(7)を混合溶解する。
B.Aに成分(13)〜(18)を加え、均一に混合し、70℃に保つ。
C.成分(8)〜(12)を均一に溶解し、70℃に保つ。
D.CにBを添加して、均一に乳化する。
E.Dを冷却後、成分(19)〜(22)を添加してリキッドファンデーションを得た。
実施例12. リキッドファンデーション:
(成分) (%)
(1)液状ラノリン 2.0
(2)流動パラフィン 5.0
(3)ステアリン酸 2.0
(4)セタノール 1.0
(5)自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(6)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 8.0
(7)4−tert−ブチル−4’−メトキシ
ジベンゾイルメタン 2.0
(8)パルミチン酸レチノール*1 0.2
(9)防腐剤 適量
(10)グリセリン 5.0
(11)トリエタノールアミン 1.0
(12)カルボキシメチルセルロース 0.2
(13)ベントナイト 0.5
(14)精製水 残量
(15)酸化チタン 6.0
(16)微粒子酸化チタン 2.0
(17)微粒子酸化亜鉛 5.0
(18)マイカ 2.0
(19)タルク 4.0
(20)黄酸化鉄 1.0
(21)黒酸化鉄 0.05
(22)ベンガラ 0.5
(23)落花生もやし抽出物(製造例3) 0.2
(24)酢酸―dl―α―トコフェロール*2 0.5
(25)ジブチルヒドロキシトルエン*3 0.2
(26)香料 適量
*1 日本ロシュ社製
*2 エーザイ社製
*3 シグマ社製
(製法)
A.成分(1)〜(9)、(24)を混合溶解する。
B.Aに成分(15)〜(22)を加え、均一に混合し、70℃に保つ。
C.成分(10)〜(14)、(25)を均一に溶解し、70℃に保つ。
D.CにBを添加して、均一に乳化する。
E.Dを冷却後、成分(23)及び(26)を添加してリキッドファンデーションを得た。
実施例13 日焼け止め乳液
(成分) (%)
(1)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 1.0
(2)ジメチルポリシロキサン 5.0
(3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0
(4)イソノナン酸イソトリデシル 5.0
(5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 5.0
(6)防腐剤 適量
(7)香料 適量
(8)微粒子酸化チタン 10.0
(9)微粒子酸化亜鉛 10.0
(10)酸化ジルコニウム 5.0
(11)ポリスチレン末 3.0
(12)トリメチルシロキシケイ酸 0.5
(13)ジプロピレングリコール 3.0
(14)エチルアルコール 10.0
(15)精製水 残量
(16)食塩 0.2
(17)落花生もやし抽出物(製造例1) 2.0
(18)海藻抽出物*1 3.0
*1 丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(12)を混合分散する。
B.成分(13)〜(16)を混合分散する。
C.AにBを添加して、均一に乳化する。
D.Cに成分(17)、(18)を添加して日やけ止め乳液を得た。
実施例14. 日焼け止め乳液
(成分) (%)
(1)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 1.0
(2)ジメチルポリシロキサン 5.0
(3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0
(4)イソノナン酸イソトリデシル 5.0
(5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 10.0
(6)防腐剤 適量
(7)香料 適量
(8)微粒子酸化チタン 8.0
(9)微粒子酸化亜鉛 7.0
(10)酸化ジルコニウム 5.0
(11)ポリスチレン末 3.0
(12)トリメチルシロキシケイ酸 0.5
(13)ジプロピレングリコール 3.0
(14)エチルアルコール 10.0
(15)精製水 残量
(16)食塩 0.2
(17)落花生もやし抽出物(製造例1) 1.0
(18)リン酸−L−アスコルビルマグネシウム*1 3.0
(19)緑茶抽出物*2 0.5
*1 日光ケミカルズ社製
*2 丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(12)を混合分散する。
B.成分(13)〜(16)を混合分散する。
C.AにBを添加して、均一に乳化する。
D.Cに成分(17)〜(19)を添加して日やけ止め乳液を得た。
実施例11〜14はいずれも、美しい仕上がり効果又は紫外線防御効果を有し、更にシミ、ソバカスを改善又は防止し、透明感のある美しい肌にするリキッドファンデーション及び日焼け止め乳液であった。

Claims (3)

  1. 落花生もやし由来成分を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 落花生もやし由来成分が、メラニン生成抑制成分であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 更に、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線防止剤から選ばれる薬効成分の一種又は二種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
JP2006303427A 2006-02-08 2006-11-09 皮膚外用剤 Pending JP2007238597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006303427A JP2007238597A (ja) 2006-02-08 2006-11-09 皮膚外用剤

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006030385 2006-02-08
JP2006303427A JP2007238597A (ja) 2006-02-08 2006-11-09 皮膚外用剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007238597A true JP2007238597A (ja) 2007-09-20

Family

ID=38584472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006303427A Pending JP2007238597A (ja) 2006-02-08 2006-11-09 皮膚外用剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007238597A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031005A (ja) * 2008-07-11 2010-02-12 Lvmh Recherche 水和剤としてのウスベニアオイ(commonmallow)の抽出物の新規使用、及びそれを含有する化粧用組成物
JP2010530236A (ja) * 2007-06-18 2010-09-09 バイオグリーン アクティーゼルスカブ 植物新芽系エマルジョン、それらの調製方法およびそれらの使用
JP2017141209A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 ピアス株式会社 皮膚外用剤
JP2019081763A (ja) * 2018-12-27 2019-05-30 持田製薬株式会社 洗浄用組成物

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003137768A (ja) * 2001-08-21 2003-05-14 Shiseido Co Ltd 抗老化剤
JP2004035444A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Noevir Co Ltd 育毛剤
JP2004269487A (ja) * 2003-01-14 2004-09-30 Efuekuto:Kk 落花生由来のプロアントシアニジンの製造方法
JP2004532269A (ja) * 2001-06-01 2004-10-21 コグニス・フランス・ソシエテ・アノニム 発芽植物抽出物を含有する化粧品製剤
JP2006124355A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Ichimaru Pharcos Co Ltd ファゴサイトーシス抑制剤
JP2007175022A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Takiro Maeda 落花生スプラウトから得られた栄養補助剤とその製造法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004532269A (ja) * 2001-06-01 2004-10-21 コグニス・フランス・ソシエテ・アノニム 発芽植物抽出物を含有する化粧品製剤
JP2003137768A (ja) * 2001-08-21 2003-05-14 Shiseido Co Ltd 抗老化剤
JP2004035444A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Noevir Co Ltd 育毛剤
JP2004269487A (ja) * 2003-01-14 2004-09-30 Efuekuto:Kk 落花生由来のプロアントシアニジンの製造方法
JP2006124355A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Ichimaru Pharcos Co Ltd ファゴサイトーシス抑制剤
JP2007175022A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Takiro Maeda 落花生スプラウトから得られた栄養補助剤とその製造法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010530236A (ja) * 2007-06-18 2010-09-09 バイオグリーン アクティーゼルスカブ 植物新芽系エマルジョン、それらの調製方法およびそれらの使用
JP2010031005A (ja) * 2008-07-11 2010-02-12 Lvmh Recherche 水和剤としてのウスベニアオイ(commonmallow)の抽出物の新規使用、及びそれを含有する化粧用組成物
JP2017141209A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 ピアス株式会社 皮膚外用剤
JP2019081763A (ja) * 2018-12-27 2019-05-30 持田製薬株式会社 洗浄用組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100970544B1 (ko) 피부외용제용 조성물 및 그의 사용방법
JP2005220084A (ja) アセロラ種子抽出物含有組成物
JP4091825B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2007210915A (ja) 皮膚外用剤
JP4091824B2 (ja) 皮膚外用剤
JP3770588B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2000256131A (ja) チロシナーゼ生成抑制剤及びこれを含有する皮膚外用剤
JP3987793B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2002212087A (ja) 皮膚外用剤
JP2003063925A (ja) 皮膚外用剤
JP3704498B2 (ja) 皮膚外用剤
JP3754646B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2002138027A (ja) 皮膚外用剤
JP2002332224A (ja) 老化防止用皮膚外用剤および老化防止用皮膚外用剤組成物
JP2007238597A (ja) 皮膚外用剤
JP2004051492A (ja) 老化防止剤又は細胞賦活剤及びこれを含有する皮膚外用剤
JP4203325B2 (ja) 皮膚外用剤及び皮膚外用剤組成物
JP2002275081A (ja) 皮膚外用剤
JP4713032B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2003252742A (ja) メラノサイト樹状突起形成抑制剤及びこれを含有する皮膚外用剤
JP2010150173A (ja) 美白剤、メラニン産生抑制剤、及び美白用皮膚外用剤
JP2006241034A (ja) 線維芽細胞増殖促進剤及び皮膚外用剤
JP3895636B2 (ja) 老化防止剤及びそれを用いた皮膚外用剤
JP3746260B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2004067549A (ja) 皮膚外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091027

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111206