JP2003152653A - 赤外線受信装置 - Google Patents
赤外線受信装置Info
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- JP2003152653A JP2003152653A JP2001352542A JP2001352542A JP2003152653A JP 2003152653 A JP2003152653 A JP 2003152653A JP 2001352542 A JP2001352542 A JP 2001352542A JP 2001352542 A JP2001352542 A JP 2001352542A JP 2003152653 A JP2003152653 A JP 2003152653A
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Abstract
受信状態の良好な赤外線受信器のみを受信器に接続す
る。 【解決手段】 1台の受信器11に対して、複数(3個
以上)の赤外線受光器12をスイッチ手段13を介して
切替可能に接続する赤外線受信装置において、各赤外線
受光器12の受信レベルを検出する信号強度検出手段1
4と、その出力に基づいてスイッチ手段13の切替を制
御するスイッチ制御手段15とを備え、スイッチ制御手
段15は、その切替動作中を含めて、常時、少なくとも
2個の赤外線受光器12が受信器11に接続されるよう
にスイッチ手段13を制御する。
Description
して複数個の赤外線受光器を備え、広い空間を受信範囲
とする赤外線受信装置に関し、さらに詳しく言えば、受
信器に対する各赤外線受光器の切替接続技術に関するも
のである。
用いられる。赤外線送信装置が人によって携帯される場
合、赤外線受信装置は、その人が移動する範囲をカバー
する必要がある。
外線式のハンドマイクロホンを使用する場合や、展示会
や美術館などの館内で人の存在や位置を認識するため赤
外線送信機を携帯させる場合、赤外線送信機からの赤外
線信号の受信範囲を広げるため、複数の赤外線受光器を
適当に分散配置し、その各々をケーブルを介して受信器
に接続する。
各赤外線受光器からの信号を混合して使用するようにし
ているが、赤外線受光器の設置範囲が広くなると、赤外
線を受光していない受光器が出てくる。受信器に赤外線
を受光していない受光器がつながれていると、その受光
器がノイズ発生源になりがちで、受信状態が悪くなって
しまう。
シティ方式がある。この方式によると、複数の受信信号
の中から良好な信号を一つ選んで受信器に与えられる。
しかしながら、ダイバシティ方式では、信号の切替時に
スイッチングノイズが発生する。特に、受信状態の変化
が激しい赤外線の場合には、切替時のS/N比の悪化が
避けられない。
なされたもので、その目的は、複数個の赤外線受信器を
使用する場合において、ノイズなどを伴なうことなく、
受信状態にある赤外線受信器のみを受信器に接続するよ
うにした赤外線受信装置を提供することにある。
め、本発明は、1台の受信器に対して、複数(3個以
上)の赤外線受光器をスイッチ手段を介して切替可能に
接続してなる赤外線受信装置において、上記各赤外線受
光器の受信レベルを検出する信号強度検出手段と、上記
信号強度検出手段からの出力に基づいて上記スイッチ手
段の切替を制御するスイッチ制御手段とを備え、上記ス
イッチ制御手段は、上記スイッチ手段の切替動作中を含
めて、常時、少なくとも2個の上記赤外線受光器が上記
受信器に接続されるように上記スイッチ手段を制御する
ことを特徴としている。
外線受光器が接続された状態で切替が行われるため、ス
イッチングノイズが発生しない。
受光器は、受信レベルが良好である上位のものであるこ
とが好ましいが、反対に受信レベルが不良な赤外線受光
器を受信器から切り離し、最終的に少なくとも2個の赤
外線受光器が受信器に接続されるようにしてもよい。
と、複数個の赤外線受光器と、上記受信器の入力側から
上記各赤外線受光器に対して共通に配線される1本の渡
り線とを備えており、上記赤外線受光器の各々がスイッ
チを介して上記渡り線に接続されているとともに、上記
各赤外線受光器ごとに受信レベルを検出して上記スイッ
チを切替制御する信号強度検出手段が設けられており、
受信レベルが所定値以上である上記赤外線受光器が上記
受信器に接続されるようにしたことにある。
ち、受信状態にある赤外線受光器のみが受信器に接続さ
れ、赤外線を受光していない赤外線受光器は受信器から
切り離されるため、システム全体としての受信状態を良
好とすることができる。
第1実施形態について説明する。この赤外線受光装置1
0は、1台の受信器11と、複数個(3個以上で、この
例では4個)の赤外線受光器12A〜12Dとを備えて
いる。この場合、赤外線受光器12A〜12Dは一つの
グループとして、赤外線送信機から発せられる赤外線が
行き届く範囲内(同一空間内)に設置されていることが
好ましい。
群13を介して受信器11に接続されるが、赤外線受光
器12A〜12Dの各出力ラインには、それらの受信レ
ベル(受信信号強度)を検出する信号強度検出回路14
が接続されている。
〜12Dに対応する4つのスイッチ要素13A〜13D
を含み、このスイッチ群13に対して切替制御部(スイ
ッチ制御手段)15が設けられている。切替制御部15
は、信号強度検出回路14からの出力を受けてスイッチ
要素13A〜13Dを切替制御する。スイッチ要素13
A〜13Dは、機械式,電子式のいずれであってもよ
い。
器12A〜12Dのうち、受信器11に常時接続される
のは、受信状態(信号)が良好な上位2個であり、切替
制御部15は次のようにして、スイッチ要素13A〜1
3Dを切替制御する。なお、「常時2個接続」とは切替
途中であっても、必ず2個は接続状態にある、という意
味である。
ン、これに対してスイッチ要素13B,13Dがオフ
で、受光器12Aと受光器12Cとが受信器11に接続
されているとき、これらよりも受光器12Bと受光器1
2Dの方が受信状態が良好となったとする。
B,12Dのうち、受信状態の良好な方の例えば受光器
12Bのスイッチ要素13Bをオンにしてから、受光器
12Aと受光器12Cのうちで、受信状態の悪い方の例
えば受光器12Aのスイッチ要素13Aをオフとする。
その後、受光器12Dのスイッチ要素13Dをオンと
し、受光器12Cのスイッチ要素13Cをオフとする。
と受光器12Cとが受信器11に接続されているとし
て、例えば受光器12Bの受信状態が受光器12A,1
2Cのいずれよりも良好となった場合には、この受光器
12Bを受信器11に接続し、受光器12Aと受光器1
2Cのうちで、受信状態の悪い方の例えば受光器12A
を受信器11から切り離す。
受光器12Aよりも受信状態が良好であるとして、例え
ば受光器12Bの受信状態が受光器12Aよりも良好と
なった場合には、受光器12Bを受信器11に接続し、
受光器12Aを受信器11から切り離す。
受信状態が悪いものから先に受信器11から切り離す。
すなわち、受信レベルが例えば受光器12C>受光器1
2B>受光器12A>受光器12Dの順であったとする
と、受信レベルが下位の2つの受光器12A,12Dを
受信器11から切り離す。
線受光器の接続が切り替えられるため、スイッチング時
にノイズが発生しない。なお、いずれの切替方法を採用
するにしても、この第1実施形態においては、赤外線受
光器が3個以上であることを前提としており、常時接続
個数は設置状況に応じて任意に決められてよい。
線放射がなく、赤外線受光器12A〜12Dのいずれも
が受信レベル0の状態もしくは赤外線放射があったとし
ても微弱で赤外線受光器12A〜12Dの受信レベルが
所定値以下の場合には、すべての赤外線受光器12A〜
12Dが受信器11から切り離されるか、反対にすべて
の赤外線受光器12A〜12Dが受信器11に接続され
る。したがって、この第1実施形態は、赤外線受光器の
設置空間に有効な赤外線が存在しているときについての
ものであると理解されたい。なお場合によっては、あら
かじめ決められた受光器を受信器に接続するようにして
もよい。
形態について説明する。この赤外線受光装置20も、1
台の受信器21に対して複数個(この例では2個)の赤
外線受光器22A,22Bを備えている。なお、1台の
受信器当たりの赤外線受光器の設置個数に特に制限はな
い。また、各赤外線受光器は同一空間内に設置されても
よいし、壁などで区切られた異なる空間ごとに設置され
てもよい。
入力側から各赤外線受光器22A,22Bに対して1本
の渡り線23が共通に配線されており、各赤外線受光器
22A,22Bは、それぞれスイッチ要素24A,24
Bを介して渡り線23に接続されている。スイッチ要素
24A,24Bは、機械式,電子式のいずれであっても
よい。
受信レベル(受信信号強度)を検出する信号強度検出回
路25A,25Bがそれぞれ設けられている。信号強度
検出回路25A,25Bは、受信レベルに応じてスイッ
チ要素24A,24Bをオンオフ制御する。
Bは、信号強度が所定値以上で受信状態が良好なとき、
スイッチ要素24A,24Bをオンとし、そうでなく受
信状態が不良もしくは受信レベルが0のときには、スイ
ッチ要素24A,24Bをオフとする。
器のみが受信器21に接続され、赤外線を受光していな
い赤外線受光器は受信器21から切り離されるため、シ
ステム全体としての受信状態を良好とすることができ
る。この第2実施形態は、広範囲で多空間で使用される
赤外線コードレスマイクロホンシステムに特に好適であ
る。また、各赤外線受光器に対する配線が1本の渡り線
で済むため、コスト的にも有利である。
発明によれば、1台の受信器に対して複数(3個以上)
の赤外線受光器をスイッチ手段を介して切替可能に接続
してなる赤外線受信装置において、常時、少なくとも2
個の赤外線受光器を受信器に接続した状態でスイッチの
切替を行うようにしたことにより、スイッチングノイズ
などを伴なうことなく、受信状態の良好な赤外線受信器
のみを受信器に接続することができる。
受光器に信号強度検出手段を設けて、有効に働いている
赤外線受光器のみを受信器に接続し、赤外線を受光して
いない赤外線受光器は受信器から切り離すようにしたこ
とにより、システム全体としての受信状態を良好とする
ことができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 1台の受信器に対して、複数(3個以
上)の赤外線受光器をスイッチ手段を介して切替可能に
接続してなる赤外線受信装置において、 上記各赤外線受光器の受信レベルを検出する信号強度検
出手段と、上記信号強度検出手段からの出力に基づいて
上記スイッチ手段の切替を制御するスイッチ制御手段と
を備え、上記スイッチ制御手段は、上記スイッチ手段の
切替動作中を含めて、常時、少なくとも2個の上記赤外
線受光器が上記受信器に接続されるように上記スイッチ
手段を制御することを特徴とする赤外線受信装置。 - 【請求項2】 上記スイッチ制御手段は、上記信号強度
検出手段からの出力信号を監視し、受信レベルが良好で
ある少なくとも上位2個の上記赤外線受光器が上記受信
器に常時接続されるように上記スイッチ手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の赤外線受信装置。 - 【請求項3】 上記スイッチ制御手段は、上記信号強度
検出手段からの出力信号を監視し、受信レベルが不良な
上記赤外線受光器を上記受信器から切り離し、最終的に
少なくとも2個の上記赤外線受光器が上記受信器に常時
接続されるように上記スイッチ手段を制御することを特
徴とする請求項1に記載の赤外線受信装置。 - 【請求項4】 1台の受信器と、複数個の赤外線受光器
と、上記受信器の入力側から上記各赤外線受光器に対し
て共通に配線される1本の渡り線とを備えており、上記
赤外線受光器の各々がスイッチを介して上記渡り線に接
続されているとともに、上記各赤外線受光器ごとに受信
レベルを検出して上記スイッチを切替制御する信号強度
検出手段が設けられており、受信レベルが所定値以上で
ある上記赤外線受光器が上記受信器に接続されるように
したことを特徴とする赤外線受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352542A JP2003152653A (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 赤外線受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352542A JP2003152653A (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 赤外線受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003152653A true JP2003152653A (ja) | 2003-05-23 |
Family
ID=19164701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001352542A Pending JP2003152653A (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 赤外線受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003152653A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005277717A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Toshiba Corp | 光伝送システムとその光受信装置 |
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-
2001
- 2001-11-19 JP JP2001352542A patent/JP2003152653A/ja active Pending
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JP4592313B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2010-12-01 | 株式会社東芝 | 光伝送システムとその光受信装置 |
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