JP3353563B2 - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JP3353563B2
JP3353563B2 JP24199695A JP24199695A JP3353563B2 JP 3353563 B2 JP3353563 B2 JP 3353563B2 JP 24199695 A JP24199695 A JP 24199695A JP 24199695 A JP24199695 A JP 24199695A JP 3353563 B2 JP3353563 B2 JP 3353563B2
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靖久 井平
元治 寺田
正信 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末器間で通信を
行うことのできる遠隔制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来例に係る遠隔制御システ
ムを示す全体構成図である。従来例に係る遠隔制御シス
テムでは、複数の端末器2と親機5とが1対の伝送線C
aを介して接続されている。端末器2は、電流信号を送
信して、電圧信号を受信するように構成されている。親
機5は、端末器2から送信される電流信号を検出する検
出部5aと、検出部5aで受信された電流信号を処理
し、処理内容に基づいて電圧信号に変換する演算処理部
5bと、演算処理部5bで変換された電圧信号を送信す
る送信部5cとを有して成る。
【0003】従来の遠隔制御システムにおいては、端末
器2は、他の端末器2との間で通信を行う場合、一方の
端末器2から電流信号を送信し、親機5によりその電流
信号の処理を行って電圧信号に変換して送信し、他の端
末器2が電圧信号を受信することによって通信を行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の遠隔制御システムでは、必ず親機5の演算処理
部5bが介在することになり、端末器間同士での通信が
不可能であった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、端末器間の通信を親
機の演算処理部を介さずに容易に行うことのできる遠隔
制御システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
信号を受信する受信部と、信号を送信する送信部とを有
して成る複数の端末器を1対の伝送線を介して接続し、
端末器間で通信を行うようにした遠隔制御システムにお
いて、受信部の受信方式として電圧信号を用い、送信部
の送信方式として電流信号を用い、送信される電流信号
の検出レベルを検出する検出部と、該送信部から送信さ
れる電流信号を受信部の受信方式に適した電圧信号に変
換する変換部とを備える信号変換器を伝送線に接続する
とともに、該変換部に、複数の電圧レベルを発生する電
圧発生部と、検出レベルに応じて変換部における電圧信
号の電圧レベルを選択する電圧レベル判断部とを設けた
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、送信部の送信方式と受信部の
受信方式とが異なる種類の搬送波を用いている端末器
と、送信部の送信方式として電流信号を用いており、受
信部の受信方式として電圧信号を用いている端末器とを
伝送線に接続する場合、信号変換器は、送信方式として
電流信号を用いている端末器から送信される電流信号を
受信方式として搬送波を用いている端末器の受信方式に
適した搬送波に変換し、送信方式として搬送波を用いて
いる端末器から送信される搬送波を受信方式として電圧
信号を用いている端末器の受信方式に適した電圧信号に
変換するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
=実施形態1= 以下、本発明の一実施形態について図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御システ
ムの信号変換部1の全体構成を示すブロック図であり、
図2は、本実施形態に係る制御端末器21の全体構成を
示すブロック図であり、図3は、本実施形態に係る被制
御端末器22の全体構成を示すブロック図であり、図4
は、本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全体構成
図である。
【0013】信号変換器1は、検出部11と変換部12
と出力部13とを有して成る。検出部11は、制御端末
器21,被制御端末器22から送信される電流信号を検
出するものであり、検出レベルA以上の電流信号を検出
する電流信号検出部11aと、検出レベルB以上の電流
信号を検出する電流信号検出部11bとを有して成る。
変換部12は、検出部11で検出された電流信号を電圧
信号に変換するものであり、電圧レベル判断部121と
電圧発生部122a〜122cとORゲート123とス
イッチSW1,SW2とを有して成る。電圧レベル判断
部121は、検出部11での電流信号の検出レベルに基
づいてスイッチSW2の切り替えを行うものであり、本
実施形態においては、電流信号検出部11aで電流信号
が検出されると、スイッチSW2は端子dに接続され、
電流信号検出部11bでのみ電流信号が検出されると、
スイッチSW2は端子cに接続されるようになってお
り、また、端子cには電圧を発生させる電圧発生部1
22bが接続され、端子dには電圧を発生させる電圧
発生部122cが接続されている。ORゲート123
は、電流信号検出部11a,11bの論理和をとるもの
であり、本実施形態においては、ORゲート123から
の出力が「1」のときは、スイッチSW1は端子bに接
続され、ORゲート123からの出力が「0」のとき
は、スイッチSW1は端子aに接続されるようになって
おり、また、端子aには電圧を発生させる電圧発生部
122aが接続され、端子bにはスイッチSW2を介し
て電圧を発生させる電圧発生部122bまたは電圧
を発生させる電圧発生部122cが接続されるようにな
っている。出力部13は、変換部12から入力された電
圧信号を伝送線Caに出力するものである。
【0014】なお、本実施形態においては、検出レベル
A>検出レベルB,電圧>電圧>電圧となってい
る。また、本実施形態においては、端子aに電圧を発
生させるようにしたが、これに限定される必要はなく、
端子aをグランドに接地するようにしてもよい。
【0015】制御端末器21は、電圧信号検出部21a
とCPU21bと電流信号送信部21cとを有して成
る。電圧信号検出部21aは、信号変換器1から出力さ
れた電圧信号の内、検出レベルα以上の電圧信号を検出
するものである。電流信号送信部21cは、CPU21
bで生成された信号、例えば被制御端末器22の制御を
行う制御信号等を電流信号に変換して送信するものであ
る。
【0016】被制御端末器22は、電圧信号検出部22
aとLSI22bと電流信号送信部22cとを有して成
る。電圧信号検出部22aは、信号変換器1から出力さ
れた電圧信号の内、検出レベルβ以上の電圧信号を検出
するものである。電流信号送信部22cは、LSI22
bで生成された信号、例えば制御端末器21からの制御
信号に対する応答信号等を電流信号に変換して送信する
ものである。なお、本実施形態においては、検出レベル
β>検出レベルαとなっており、また、電圧>検出レ
ベルβ>検出レベルα,検出レベルβ>電圧>検出レ
ベルαを満たしている。更に、制御端末器21の電流信
号のレベルは、被制御端末器22の電流信号のレベルよ
りも小さくなるように設定されている。図5は、本実施
形態に係る信号変換器1,制御端末器21,被制御端末
器22の出力信号の一例を示すタイミングチャートであ
る。
【0017】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図6は、本実施形態に係る制御端末器2
1から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチ
ャートであり、図7は、本実施形態に係る被制御端末器
22から信号が送信された場合の動作を示すタイミング
チャートである。まず、制御端末器21が信号を送信す
る場合について説明する。CPU21bにおいて信号が
生成されると、電流信号送信部21cにより電流信号に
変換され伝送線Caを介して送信される。
【0018】信号変換器1は、制御端末器21から送信
された電流信号を検出部11で検出するが、この時、検
出レベルBの電流信号検出部11bがこの電流信号を検
出し、検出レベルAの電流信号検出部11aはこの電流
信号を検出しない。この電流信号検出部11a,11b
からの2出力が変換部12の電圧レベル判断部121に
入力され、電圧レベル判断部121は電圧信号のレベル
を電圧と判断し、スイッチSW2を端子c側にするよ
う制御信号を出力する。また、検出部11からの2出力
はORゲート123に入力され、ORゲート123の出
力によってスイッチSW1を制御することにより電圧信
号は電圧と電圧とを繰り返すことになる。
【0019】制御端末器21,被制御端末器22の電圧
信号検出部21a,22aは、この電圧信号の電圧
電圧>検出レベルβ>検出レベルαであるので、この
電圧信号を受信し、CPU21bやLSI22bに適し
た信号値にレベル変換して出力する。このようにして、
制御端末器21から送信される信号を制御端末器21,
被制御端末器22は検出する。
【0020】次に、被制御端末器22が信号を送信する
場合について説明する。LSI22b内部において、送
信される信号が生成されると、電流信号送信部22cに
より電流信号に変換され伝送線Caを介して送信され
る。
【0021】信号変換器1は、被制御端末器22から送
信された電流信号を検出部11で検出するが、この時、
検出レベルAの電流信号検出部11a及び検出レベルB
の電流信号検出部11bでこの電流信号を検出する。こ
の電流信号検出部11a,11bからの2出力が変換部
12の電圧レベル判断部121に入力され、電圧レベル
判断部121は電圧信号のレベルを電圧と判断し、ス
イッチSW2を端子d側にするよう制御信号を出力す
る。また、検出部11からの2出力はORゲート123
に入力され、ORゲート123の出力によってスイッチ
SW1を制御することにより電圧信号は電圧と電圧
とを繰り返すことになる。
【0022】制御端末器21の電圧信号検出部21aは
この電圧信号を受信し、CPU21bに適した信号値に
レベル変換して出力する。一方、この電圧信号の電圧
は、被制御端末器22の電圧信号検出部22aの検出レ
ベルβ未満であるので、この電圧信号をLSI22bに
伝えない。
【0023】このようにして、被制御端末器22から送
信される信号を被制御端末器22が検出しないようにす
ることによってLSI22bの処理を軽減することがで
きる。
【0024】なお、本実施形態においては、変換部12
内に電圧発生部122a〜122cやスイッチSW1,
SW2を設けたが、これに限定される必要はなく、出力
部13に設けるようにしてもよい。また、スイッチSW
1,SW2はリレーのように機械的なものでもよいし、
電子的なものでもよい。
【0025】=実施形態2= 図8は、本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の信号変換部3の全体構成を示すブロック図であり、図
9は、本実施形態に係る端末器23の全体構成を示すブ
ロック図であり、図10は、本実施形態に係る端末器2
4の全体構成を示すブロック図であり、図11は、本実
施形態に係る遠隔制御システムを示す全体構成図であ
る。
【0026】信号変換器3は、検出部31と変換部32
と出力部33とを有して成る。検出部31は、端末器2
3,24から送信される搬送波及び電流信号を検出する
ものであり、搬送波を検出し復調する搬送波検出部31
aと、電流信号を検出する電流信号検出部31bとを有
して成る。変換部32は、検出部31で検出された搬送
波及び電流信号を電圧信号及び搬送波への変換の切り替
えを行うものであり、ORゲート32aと検出信号判断
部32bとを有して成る。ORゲート32aは、検出部
31からの出力の論理和をとるものであり、ORゲート
32aからの出力に基づいて後述する出力部33のスイ
ッチSW4の切り替えを行うものであり、本実施形態に
おいては、ORゲート32aからの出力が「1」のとき
は、スイッチSW4は端子hに接続され、ORゲート3
2aからの出力が「0」のときは、スイッチSW4は端
子gに接続されるようになっている。検出信号判断部3
2bは、検出部31からの出力に基づいて後述する出力
部33のスイッチSW3の切り替えを行うものであり、
本実施形態においては、搬送波検出部31aで搬送波が
検出されるとスイッチSW3は端子fに接続され、電流
信号検出部31bで電流信号が検出されるとスイッチS
W3は端子eに接続される。出力部33は、電圧信号出
力部331と搬送波出力部332とスイッチSW3とを
有して成る。電圧信号出力部331は、電圧信号を出力
するものであり、電圧を発生する電圧発生部331a
と電圧を発生する電圧発生部331bとスイッチSW
4とを有して成り、電圧発生部331aは端子gに接続
されており、電圧発生部331bは端子hに接続されて
いる。搬送波出力部332は、搬送波信号を出力するも
のであり、端子eに接続されている。
【0027】端末器23は、搬送波検出部23aとCP
U23bと搬送波送信部23cとを有して成る。搬送波
検出部23aは、信号変換器3から出力された搬送波を
検出するものである。搬送波送信部23cは、CPU2
3bで生成された信号を搬送波に変換して送信するもの
である。なお、説明の便宜上、信号変換器3から出力さ
れる搬送波を搬送波とし、搬送波送信部23cから送
信される搬送波を搬送波とし、本実施形態において
は、搬送波と搬送波との周波数が異なるように設定
されており、搬送波検出部23aは搬送波の受信信号
以外は復調できないようになっている。
【0028】端末器24は、電圧信号検出部24aとC
PU24bと電流信号送信部24cとを有して成る。電
圧信号検出部24aは、信号変換器3から出力された電
圧信号を検出するものである。電流信号送信部24c
は、CPU24bで生成された信号を電流信号に変換し
て送信するものである。
【0029】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図12は、本実施形態に係る端末器23
から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチャ
ートであり、図13は、本実施形態に係る端末器24か
ら信号が送信された場合の動作を示すタイミングチャー
トである。まず、端末器23が信号を送信する場合につ
いて説明する。CPU23b内部において、送信される
信号が生成されると、搬送波送信部23cにより搬送波
に変調され伝送線Caを介して送信される。
【0030】信号変換器3は、端末器23から送信され
た搬送波を検出部31の搬送波検出部31aで検出
し、デジタル信号に復調する。変換部32の検出信号判
断部32bは、搬送波検出部31aで搬送波が検出され
たことによりスイッチSW3を端子fに接続し、ORゲ
ート32aからの出力に基づいてスイッチSW4の切り
替えを行って、電圧発生部331aからの電圧と電圧
発生部331bからの電圧を発生させ、搬送波を電
圧信号に変換して出力する。
【0031】端末器24は、信号変換器3から出力され
た電圧信号を電圧信号検出部24aで検出し、CPU2
4bに適した信号値にレベル変換して出力する。
【0032】次に、端末器24が信号を送信する場合に
ついて説明する。CPU24b内部において、送信され
る信号が生成されると、電流信号送信部24cにより電
流信号に変換され伝送線Caを介して送信される。
【0033】信号変換器3は、端末器24から送信され
た電流信号を検出部31の電流信号検出部31bで検出
する。変換部32の検出信号判断部32bは、電流信号
検出部31bで電流信号が検出されたことによりスイッ
チSW3を端子eに接続し、ORゲート32aからの出
力に基づいて電流信号検出部31bで検出された信号は
搬送波に変調され、伝送線Caを介して出力される。
【0034】端末器23は、信号変換器3から出力され
た搬送波を搬送波検出部23aで検出し、デジタル信
号に復調してCPU23bに出力する。
【0035】従って、本実施形態においては、信号変換
器3に、電流信号を搬送波に変換し、搬送波を電圧
信号に変換する機能を持たせることによって、送信方式
と受信方式とから成る送受信方式が異なり、かつ、送信
方式と受信方式とが異なる端末器23,24間での通信
が可能となる。
【0036】なお、本実施形態においては、端末器2
3,24の場合について説明したが、これに限定される
必要はなく、制御−被制御の関係にある端末器を用いて
もよい。また、本実施形態においては、端末器の送信方
式及び受信方式として、図9,図10に示すように異な
る周波数の搬送波を用いたものと、電圧信号及び電流信
号を用いたものの場合について説明したが、これに限定
される必要はなく、例えば送信方式として搬送波を用
い、受信方式として電圧信号を用いるような端末器を用
いて、各端末器の搬送波の周波数を異ならせ、搬送波の
周波数に応じて電圧信号のレベルを変化させるようにし
てもよい。更に、出力部33内にスイッチSW3を設け
たが、これに限定される必要はなく、変換部32に設け
るようにしてもよい。また、スイッチSW3,SW4は
リレーのように機械的なものでもよいし、電子的なもの
でもよい。
【0037】=実施形態3= 図14は、本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システ
ムの信号変換器4の全体構成を示すブロック図であり、
図15は、本実施形態に係る遠隔制御システムの全体構
成図である。本実施形態に係る遠隔制御システムは、図
1に示す信号変換器1と、図2,図3に示す制御端末器
21,被制御端末器22と、信号変換器4と、図9に示
す端末器23とが伝送線Caを介して接続された構成で
ある。なお、信号変換器1,制御端末器21,被制御端
末器22,端末器23の構成は、図1,図2,図3,図
9に示す信号変換器1,制御端末器21,被制御端末器
22,端末器23の構成と同じであるのでここでは説明
を省略する。
【0038】信号変換器4は、検出部41と変換部42
と出力部43とを有して成る。検出部41は、端末器2
3から送信される搬送波及び信号変換器1から出力され
る電圧信号を検出するものであり、搬送波を検出し復調
する搬送波検出部41aと、電圧信号を検出する電圧信
号検出部41bとを有して成る。変換部42は、検出部
41で検出された搬送波及び電圧信号を電流信号及び搬
送波への変換の切り替えを行うものであり、検出信号判
断部42aとORゲート42bとを有して成る。検出信
号判断部42aは、検出部41からの出力に基づいて後
述する出力部43のスイッチSW5の切り替えを行うも
のであり、本実施形態においては、搬送波検出部41a
で搬送波が検出されるとスイッチSW5は端子jに接続
され、電圧信号検出部41bで電圧信号が検出されると
スイッチSW5は端子iに接続される。ORゲート42
bは、検出部41からの出力の論理和をとるものであ
り、ORゲート42bからの出力に基づいて後述する出
力部43の搬送波出力部43aまたは電流信号送信部4
3bから搬送波または電流信号を出力する。出力部43
は、搬送波出力部43aと電流信号出力部43bとスイ
ッチSW5とを有して成る。搬送波出力部43aは、搬
送波を出力するものであり、端子iに接続されている。
電流信号送信部43bは、電流信号を送信するものであ
り、端子jに接続されている。
【0039】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図16は、本実施形態に係る端末器23
から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチャ
ートであり、図17は、本実施形態に係る制御端末器2
1,被制御端末器22から信号が送信された場合の動作
を示すタイミングチャートである。なお、信号変換器1
における電流信号から電圧信号への変換については、実
施形態1と同様の動作をするのでここでは説明を省略す
る。まず、端末器23から信号が送信される場合につい
て説明する。端末器23のCPU23bから出力される
信号は搬送波送信部23cによって搬送波に変調され
伝送線Caに送信される。
【0040】信号変換器4は、検出部41の搬送波検出
部41aにおいて端末器23から送信された搬送波
検出すると、変換部42の検出信号判断部42aはスイ
ッチSW5を端子j側に接続する。そして、ORゲート
42bからの出力に基づいて出力部43の電流信号送信
部43bから電流信号が伝送線Caに送信される。
【0041】信号変換器1は、検出部11において信号
変換器4から送信された電流信号を検出すると、変換部
12において電圧信号に変換して出力部13から伝送線
Caに出力する。
【0042】制御端末器21,被制御端末器22は、信
号変換器1から出力された電圧信号を検出することによ
り通信を行うことができる。
【0043】次に、制御端末器21,被制御端末器22
から信号が送信された場合について説明する。制御端末
器21,被制御端末器22から送信された電流信号は、
信号変換器1により電圧信号に変換されて伝送線Caに
出力される。
【0044】信号変換器4は、検出部41の電圧信号検
出部41bにおいて信号変換器1から出力された電圧信
号を検出すると、変換部42の検出信号判断部42aは
スイッチSW5を端子i側に接続する。そして、ORゲ
ート42bからの出力に基づいて出力部43の搬送波出
力部43aから搬送波が伝送線Caに送信される。
【0045】端末器23は、信号変換器4から出力され
た搬送波を検出することにより通信を行うことができ
る。
【0046】従って、本実施形態においては、異なる変
換方式を持った信号変換器を組み合わせることによっ
て、実施形態2に比べて更に多くの送受信方式が異な
り、かつ、送信方式と受信方式とが異なる端末器間にお
いて通信を行うことが可能となる。
【0047】なお、上述の遠隔制御システムに用いられ
る端末器としては、図2,図3,図9,図10に示すよ
うな端末器に限定される必要はなく、どのような送信方
式及び受信方式を有する端末器においても適用可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、信号を受信する
受信部と、信号を送信する送信部とを有して成る複数の
端末器を1対の伝送線を介して接続し、端末器間で通信
を行うようにした遠隔制御システムにおいて、受信部の
受信方式として電圧信号を用い、送信部の送信方式とし
て電流信号を用い、送信される電流信号の検出レベルを
検出する検出部と、該送信部から送信される電流信号を
受信部の受信方式に適した電圧信号に変換する変換部と
を備える信号変換器を伝送線に接続するとともに、該変
換部に、複数の電圧レベルを発生する電圧発生部と、検
出レベルに応じて変換部における電圧信号の電圧レベル
を選択する電圧レベル判断部とを設けたので、送信方式
と受信方式の異なる端末器間の通信が可能となり、端末
器間の通信を親機の演算処理部を介さずに容易に行える
とともに、端末器において所定のレベルの信号のみを検
出するようにすることにより、端末器の負荷を軽減する
ことができる。
【0049】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、送信部の送信方式と受信部の
受信方式とが異なる種類の搬送波を用いている端末器
と、送信部の送信方式として電流信号を用いており、受
信部の受信方式として電圧信号を用いている端末器とを
伝送線に接続する場合、信号変換器は、送信方式として
電流信号を用いている端末器から送信される電流信号を
受信方式として搬送波を用いている端末器の受信方式に
適した搬送波に変換し、送信方式として搬送波を用いて
いる端末器から送信される搬送波を受信方式として電圧
信号を用いている端末器の受信方式に適した電圧信号に
変換するようにしたので、送信方式と受信方式から成る
送受信方式が異なり、かつ、送信方式と受信方式とが異
なる端末器間の通信が可能となる。
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔制御システムの
信号変換部の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る制御端末器の全体構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態に係る被制御端末器の全体構成を示
すブロック図である。
【図4】本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全体
構成図である。
【図5】本実施形態に係る信号変換器,制御端末器,被
制御端末器の出力信号の一例を示すタイミングチャート
である。
【図6】本実施形態に係る制御端末器から信号が送信さ
れた場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】本実施形態に係る被制御端末器から信号が送信
された場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の信号変換部の全体構成を示すブロック図である。
【図9】本実施形態に係る端末器の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図10】本実施形態に係る端末器の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図11】本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全
体構成図である。
【図12】本実施形態に係る端末器から信号が送信され
た場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】本実施形態に係る端末器から信号が送信され
た場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図14】本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システ
ムの信号変換器の全体構成を示すブロック図である。
【図15】本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全
体構成図である。
【図16】本実施形態に係る端末器から信号が送信され
た場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図17】本実施形態に係る制御端末器,被制御端末器
から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図18】従来例に係る遠隔制御システムを示す全体構
成図である。
【符号の説明】
1 信号変換器 2 端末器 3,4 信号変換器 5 親機 5a 検出部 5b 演算処理部 5c 送信部 11 検出部 11a,11b 電流信号検出部 11c 搬送波検出部 11d 電流信号検出部 12 変換部 13 出力部 21 制御端末器 21a 電圧信号検出部 21b CPU 21c 電流信号送信部 22 被制御端末器 22a 電圧信号検出部 22b LSI 22c 電流信号送信部 23 端末器 23a 搬送波検出部 23b CPU 23c 搬送波送信部 24 端末器 24a 電圧信号検出部 24b CPU 24c 電流信号送信部 31 検出部 31a 搬送波検出部 31b 電流信号検出部 32 変換部 32a ORゲート 32b 検出信号判断部 33 出力部 41 検出部 41a 搬送波検出部 41b 電圧信号検出部 42 変換部 42a 検出信号判断部 42b ORゲート 43 出力部 43a 搬送波出力部 43b 電流信号送信部 121 電圧レベル判断部 122a〜122c 電圧発生部 123 ORゲート 124 検出信号判断部 131 電圧信号出力部 131a,131b 電圧発生部 132 搬送波出力部 331 搬送波出力部 332 電圧信号出力部 332a,332b 電圧発生部 SW1〜SW5 スイッチ Ca 伝送線
フロントページの続き (72)発明者 黒田 光信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−122772(JP,A) 実開 昭60−109197(JP,U) 実開 平2−21881(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を受信する受信部と、信号を送信す
    る送信部とを有して成る複数の端末器を1対の伝送線を
    介して接続し、端末器間で通信を行うようにした遠隔制
    御システムにおいて、前記受信部の受信方式として電圧
    信号を用い、前記送信部の送信方式として電流信号を用
    送信される電流信号の検出レベルを検出する検出部
    、該送信部から送信される電流信号を前記受信部の受
    信方式に適した電圧信号に変換する変換部とを備える信
    号変換器を前記伝送線に接続するとともに、該変換部
    に、複数の電圧レベルを発生する電圧発生部と、前記検
    出レベルに応じて変換部における電圧信号の電圧レベル
    を選択する電圧レベル判断部とを設けたことを特徴とす
    る遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 前記送信部の送信方式と前記受信部の受
    信方式とが異なる種類の搬送波を用いている端末器と、
    前記送信部の送信方式として電流信号を用いており、前
    記受信部の受信方式として電圧信号を用いている端末器
    とを前記伝送線に接続する場合、前記信号変換器は、送
    信方式として電流信号を用いている端末器から送信され
    る電流信号を受信方式として搬送波を用いている端末器
    の受信方式に適した搬送波に変換し、送信方式として搬
    送波を用いている端末器から送信される搬送波を受信方
    式として電圧信号を用いている端末器の受信方式に適し
    た電圧信号に変換するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の遠隔制御システム。
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