JP3353564B2 - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JP3353564B2
JP3353564B2 JP24559595A JP24559595A JP3353564B2 JP 3353564 B2 JP3353564 B2 JP 3353564B2 JP 24559595 A JP24559595 A JP 24559595A JP 24559595 A JP24559595 A JP 24559595A JP 3353564 B2 JP3353564 B2 JP 3353564B2
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靖久 井平
元治 寺田
正信 小川
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末器間で通信を
行うことのできる遠隔制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来例に係る遠隔制御システ
ムを示す全体構成図である。従来例に係る遠隔制御シス
テムでは、複数の端末器2と親機5とが1対の伝送線C
aを介して接続されている。端末器2は、電流信号を送
信して、電圧信号を受信するように構成されている。親
機5は、端末器2から送信される電流信号を検出する検
出部5aと、検出部5aで受信された電流信号を処理
し、処理内容に基づいて電圧信号に変換する演算処理部
5bと、演算処理部5bで変換された電圧信号を送信す
る送信部5cとを有して成る。
【0003】従来の遠隔制御システムにおいては、端末
器2は、他の端末器2との間で通信を行う場合、一方の
端末器2から電流信号を送信し、親機5によりその電流
信号の処理を行って電圧信号に変換して送信し、他の端
末器2が電圧信号を受信することによって通信を行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の遠隔制御システムでは、新機能を追加しようと
すると親機5の演算処理部5bを変更しなければなら
ず、また、システムの拡張を段階的に行うと、その度に
演算処理部5bの変更をしなければならないという問題
があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、システムの機能拡張
を容易に行うことのできる遠隔制御システムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
信号を受信する受信部と、信号を送信する送信部とを備
えて成る複数の端末器と親機とを1対の伝送線を介して
接続し、端末器間及び親機と端末器との間で通信を行う
ようにした遠隔制御システムにおいて、前記受信部の受
信方式として電圧信号を用い、前記送信部の送信方式し
て電流信号を用い、前記親機に、複数の電圧レベルを発
生する電圧発生部を備え該送信部から送信される電流信
号を前記受信部の受信方式に適した電圧信号に変換する
変換部と、送信される電流信号の検出レベルを検出する
検出部と、検出レベルに応じて変換部における電圧信号
の電圧レベルを選択する演算処理部と、を設けたことを
特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、前記送信部の送信方式と前記
受信部の受信方式とが異なる種類の搬送波を用いている
端末器と、前記送信部の送信方式として電流信号を用い
ており、前記受信部の受信方式として電圧信号を用いて
いる端末器とを前記伝送線に接続し、前記変換部は、送
信方式として電流信号を用いている端末器から送信され
る電流信号を受信方式として搬送波を用いている端末器
の受信方式に適した搬送波に変換し、送信方式として搬
送波を用いている端末器から送信される搬送波を受信方
式として電圧信号を用いている端末器の受信方式に適し
た電圧信号に変換するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
=実施形態1= 以下、本発明の一実施形態について図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御システ
ムの親機1の全体構成を示すブロック図であり、図2
は、本実施形態に係る制御端末器21の全体構成を示す
ブロック図であり、図3は、本実施形態に係る被制御端
末器22の全体構成を示すブロック図であり、図4は、
本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全体構成図で
ある。
【0013】親機1は、検出部11と演算処理部12と
ORゲート13とスイッチSW1と変換部としての変換
出力部14とを有して成る。検出部11は、制御端末器
21,被制御端末器22から送信される電流信号を検出
するものであり、検出レベルA以上の電流信号を検出す
る電流信号検出部11aと、検出レベルB以上の電流信
号を検出する電流信号検出部11bとを有して成り、変
換出力部14は、検出部11で検出された電流信号を電
圧信号に変換して出力するものであり、電圧発生部14
1a〜141cとスイッチSW2,SW3と出力部14
2とを有して成る。演算処理部12は、検出部11で検
出された電流信号の処理を行うとともに、スイッチSW
1及び変換出力部14のスイッチSW2,SW3の切り
替えを行うものであり、本実施形態においては親機1と
制御端末器21または被制御端末器22との間で通信を
行う場合には、スイッチSW1は端子b側に接続され、
制御端末器21と被制御端末器22との間で通信を行う
場合には、スイッチSW1は端子a側に接続される。更
に、電流信号検出部11aで電流信号が検出されると、
スイッチSW2は端子d側に接続され、電流信号検出部
11bでのみ電流信号が検出されると、スイッチSW2
は端子c側に接続されるようになっており、また、端子
cには電圧Yを発生させる電圧発生部141bが接続さ
れ、端子dには電圧Zを発生させる電圧発生部141c
が接続されている。ORゲート13は、電流信号検出部
11a,11bの論理和をとるものであり、ORゲート
13からの出力に基づいてスイッチSW3の切り替えが
行われる。なお、スイッチSW3は、演算処理部12ま
たはORゲート13からの出力が「1」のときは、スイ
ッチSW3は端子f側に接続され、演算処理部12また
はORゲート13からの出力が「0」のときは、スイッ
チSW3は端子e側に接続されるようになっており、ま
た、端子eには電圧Xを発生させる電圧発生部141a
が接続され、端子fにはスイッチSW2を介して電圧Y
を発生させる電圧発生部141bまたは電圧Zを発生さ
せる電圧発生部141cが接続されるようになってい
る。出力部142は、スイッチSW3を介して入力され
た電圧信号を伝送線Caに出力するものである。
【0014】なお、本実施形態においては、検出レベル
A>検出レベルB,電圧Y>電圧Z>電圧Xとなってい
る。また、本実施形態においては、端子eに電圧Xを発
生させるようにしたが、これに限定される必要はなく、
端子eをグランドに接地するようにしてもよい。
【0015】制御端末器21は、電圧信号検出部21a
とCPU21bと電流信号送信部21cとを有して成
る。電圧信号検出部21aは、親機1から出力された電
圧信号の内、検出レベルα以上の電圧信号を検出するも
のである。電流信号送信部21cは、CPU21bで生
成された信号、例えば被制御端末器22の制御を行う制
御信号等を電流信号に変換して送信するものである。
【0016】被制御端末器22は、電圧信号検出部22
aとLSI22bと電流信号送信部22cとを有して成
る。電圧信号検出部22aは、親機1から出力された電
圧信号の内、検出レベルβ以上の電圧信号を検出するも
のである。電流信号送信部22cは、LSI22bで生
成された信号、例えば制御端末器21からの制御信号に
対する応答信号等を電流信号に変換して送信するもので
ある。なお、本実施形態においては、検出レベルβ>検
出レベルαとなっており、また、電圧Y>検出レベルβ
>検出レベルα,検出レベルβ>電圧Z>検出レベルα
を満たしている。更に、制御端末器21の電流信号のレ
ベルは、被制御端末器22の電流信号のレベルよりも小
さくなるように設定されている。図5は、本実施形態に
係る親機1,制御端末器21,被制御端末器22の出力
信号の一例を示すタイミングチャートである。
【0017】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。まず、制御端末器21と被制御端末器2
2との間の通信の場合における制御端末器21が信号を
送信する場合について説明する。図6は、本実施形態に
係る制御端末器21から信号が送信された場合の動作を
示すタイミングチャートである。CPU21bにおいて
信号が生成されると、電流信号送信部21cにより電流
信号に変換され伝送線Caを介して送信される。
【0018】親機1は、制御端末器21から送信された
電流信号を検出部11で検出するが、この時、検出レベ
ルBの電流信号検出部11bがこの電流信号を検出し、
検出レベルAの電流信号検出部11aはこの電流信号を
検出しない。この電流信号検出部11a,11bからの
2出力が演算処理部12に入力され、演算処理部12は
制御端末器21と被制御端末器22との間の通信と判断
してスイッチSW1を端子a側に接続するとともに、電
圧信号のレベルを電圧Yと判断してスイッチSW2を端
子c側にするよう制御信号を出力する。また、検出部1
1からの2出力はORゲート13に入力され、ORゲー
ト13の出力によってスイッチSW3を制御することに
より電圧信号は電圧Xと電圧Yとを繰り返すことにな
る。そして、電圧信号に電源を合成して伝送線Caに出
力される。
【0019】制御端末器21,被制御端末器22の電圧
信号検出部21a,22aは、この電圧信号の電圧Yが
電圧Y>検出レベルβ>検出レベルαであるので、この
電圧信号を受信し、CPU21bやLSI22bに適し
た信号値にレベル変換して出力する。このようにして、
制御端末器21から送信される信号を制御端末器21,
被制御端末器22は検出する。
【0020】次に、被制御端末器22が信号を送信する
場合について説明する。図7は、本実施形態に係る被制
御端末器22から信号が送信された場合の動作を示すタ
イミングチャートである。LSI22b内部において、
送信される信号が生成されると、電流信号送信部22c
により電流信号に変換され伝送線Caを介して送信され
る。
【0021】親機1は、被制御端末器22から送信され
た電流信号を検出部11で検出するが、この時、検出レ
ベルAの電流信号検出部11a及び検出レベルBの電流
信号検出部11bでこの電流信号を検出する。この電流
信号検出部11a,11bからの2出力が演算処理部1
2に入力され、演算処理部12は制御端末器21と被制
御端末器22との間の通信と判断してスイッチSW1を
端子a側に接続するとともに、電圧信号のレベルを電圧
Zと判断してスイッチSW2を端子d側にするよう制御
信号を出力する。また、検出部11からの2出力はOR
ゲート13に入力され、ORゲート13の出力によって
スイッチSW3を制御することにより電圧信号は電圧X
と電圧Zとを繰り返すことになる。そして、電圧信号に
電源を合成して伝送線Caに出力される。
【0022】制御端末器21の電圧信号検出部21aは
この電圧信号を受信し、CPU21bに適した信号値に
レベル変換して出力する。一方、この電圧信号の電圧Z
は、被制御端末器22の電圧信号検出部22aの検出レ
ベルβ未満であるので、この電圧信号をLSI22bに
伝えない。
【0023】このようにして、被制御端末器22から送
信される信号を被制御端末器22が検出しないようにす
ることによってLSI22bの処理を軽減することがで
きる。
【0024】また、親機1と制御端末器21または被制
御端末器22との間で通信を行う場合には、スイッチS
W1を端子b側に接続することによって可能となる。こ
の時、制御端末器21,被制御端末器22を問わず通信
を行う場合には、スイッチSW2を端子c側に接続し、
制御端末器21に対してのみ通信を行う場合には、スイ
ッチSW2を端子d側に接続すればよい。
【0025】なお、本実施形態においては、変換出力部
14内に電圧発生部141a〜141cやスイッチSW
2,SW3を設けたが、これに限定される必要はない。
また、スイッチSW1,SW2,SW3はスライドスイ
ッチやリレーのように機械的なものでもよいし、電子的
なものでもよい。
【0026】=実施形態2= 図8は、本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の親機3の全体構成を示すブロック図であり、図9は、
本実施形態に係る端末器23の全体構成を示すブロック
図であり、図10は、本実施形態に係る端末器24の全
体構成を示すブロック図であり、図11は、本実施形態
に係る遠隔制御システムを示す全体構成図である。
【0027】親機3は、検出部31と演算処理部32と
スイッチSW4,SW5と変換部としての出力部33と
を有して成る。検出部31は、端末器23,24から送
信される搬送波及び電流信号を検出するものであり、搬
送波を検出し復調する搬送波検出部31aと、電流信号
を検出する電流信号検出部31bとを有して成り、出力
部33は電圧Xを発生する電圧発生部331aと電圧Y
を発生する電圧発生部331bとスイッチSW6とを有
して成る電圧信号出力部331と搬送波を出力する搬送
波出力部332とを備えて成る。演算処理部32は端末
器23と端末器24との間の通信か親機3と端末器2
3,24との間の通信かにより、スイッチSW4,SW
5の切り替えを行うものであり、本実施形態においては
端末器23と端末器24との間の通信の場合にはスイッ
チSW4,SW5はそれぞれ端子h,j側に接続され、
親機3と端末器23,24との間の通信の場合にはスイ
ッチSW4,SW5はそれぞれ端子g,i側に接続され
る。出力部33のスイッチSW6は、検出部31及び演
算処理部32の出力に基づいて切り替えられ、本実施形
態においては検出部31及び演算処理部32の出力が
「1」のときはスイッチSW6は端子l側に接続され、
検出部31及び演算処理部32の出力が「0」のときは
スイッチSW6は端子k側に接続される。なお、端子k
には電圧発生部331aが接続され、端子lには電圧発
生部331bが接続されている。
【0028】端末器23は、搬送波検出部23aとCP
U23bと搬送波送信部23cとを有して成る。搬送波
検出部23aは、親機3から出力された搬送波を検出す
るものである。搬送波送信部23cは、CPU23bで
生成された信号を搬送波に変換して送信するものであ
る。なお、説明の便宜上、親機3から出力される搬送波
を搬送波Cとし、搬送波送信部23cから送信される搬
送波を搬送波Dとし、本実施形態においては、搬送波C
と搬送波Dとの周波数が異なるように設定されており、
搬送波検出部23aは搬送波Cの受信信号以外は復調で
きないようになっている。
【0029】端末器24は、電圧信号検出部24aとC
PU24bと電流信号送信部24cとを有して成る。電
圧信号検出部24aは、親機3から出力された電圧信号
を検出するものである。電流信号送信部24cは、CP
U24bで生成された信号を電流信号に変換して送信す
るものである。
【0030】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図12は、本実施形態に係る端末器23
から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチャ
ートである。まず、端末器23,24間の通信における
端末器23が信号を送信する場合について説明する。C
PU23b内部において、送信される信号が生成される
と、搬送波送信部23cにより搬送波Dに変調され伝送
線Caを介して送信される。
【0031】親機3は、端末器23から送信された搬送
波Dを検出部31の搬送波検出部31aで検出し、デジ
タル信号に復調する。この検出部31からの出力が演算
処理部32に入力され、演算処理部32は端末器23,
24間の通信と判断してスイッチSW4,SW5をそれ
ぞれ端子h,j側に接続する。そして、搬送波検出部3
1aからの出力に基づいてスイッチSW6の切り替えを
行って、電圧発生部331aからの電圧Xと電圧発生部
331bからの電圧Yを発生させ、搬送波Dを電圧信号
に変換し、電源を合成して伝送線Caに出力する。
【0032】端末器24は、親機3から出力された電圧
信号を電圧信号検出部24aで検出し、CPU24bに
適した信号値にレベル変換して出力する。
【0033】次に、端末器24が信号を送信する場合に
ついて説明する。図13は、本実施形態に係る端末器2
4から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。CPU24b内部において、送信される
信号が生成されると、電流信号送信部24cにより電流
信号に変換され伝送線Caを介して送信される。
【0034】親機3は、端末器24から送信された電流
信号を検出部31の電流信号検出部31bで検出する。
この検出部31からの出力が演算処理部32に入力さ
れ、演算処理部32は端末器23,24間の通信と判断
してスイッチSW4,SW5をそれぞれ端子h,j側に
接続する。そして、電流信号検出部31bからの出力を
搬送波出力部332の搬送波Cで変調して電源を合成し
伝送線Caに出力する。
【0035】端末器23は、親機3から出力された搬送
波Cを搬送波検出部23aで検出し、デジタル信号に復
調してCPU23bに出力する。
【0036】また、親機3と端末器23または端末器2
4との間で通信を行う場合には、スイッチSW4,SW
5をそれぞれ端子g,i側に接続することによって可能
となる。この時、端末器23に対して通信を行う場合に
は、演算処理部32は端末器23への信号を端子i側に
出力し、端末器24に対して通信を行う場合には、演算
処理部32は端末器24への信号を端子g側に出力すれ
ばよい。
【0037】従って、本実施形態においては、親機3
に、電流信号を搬送波Cに変換し、搬送波Dを電圧信号
に変換する機能を持たせることによって、送信方式と受
信方式とから成る送受信方式が異なり、かつ、送信方式
と受信方式とが異なる端末器23,24間での通信が可
能となる。
【0038】なお、本実施形態においては、端末器2
3,24の場合について説明したが、これに限定される
必要はなく、制御−被制御の関係にある端末器を用いて
もよい。また、本実施形態においては、端末器の送信方
式及び受信方式として、図9,図10に示すように異な
る周波数の搬送波を用いたものと、電圧信号及び電流信
号を用いたものの場合について説明したが、これに限定
される必要はなく、例えば送信方式として搬送波を用
い、受信方式として電圧信号を用いるような端末器でも
よい。更に、スイッチSW4,SW5はリレーのように
機械的なものでもよいし、電子的なものでもよい。
【0039】=実施形態3= 図14は、本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システ
ムの親機4の全体構成を示すブロック図であり、図15
は、本実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図で
ある。本実施形態に係る遠隔制御システムは、図1に示
す親機1と、図2,図3に示す制御端末器21,被制御
端末器22と、親機4と、図9に示す端末器23とが伝
送線Caを介して接続された構成である。なお、親機
1,制御端末器21,被制御端末器22,端末器23の
構成は、図1,図2,図3,図9に示す親機1,制御端
末器21,被制御端末器22,端末器23の構成と同じ
であるのでここでは説明を省略する。
【0040】親機4は、検出部41と演算処理部42と
スイッチSW7,SW8と変換部としての出力部43と
を有して成る。検出部41は、端末器23から送信され
る搬送波及び親機1から出力される電圧信号を検出する
ものであり、搬送波を検出し復調する搬送波検出部41
aと、電圧信号を検出する電圧信号検出部41bとを有
して成り、出力部43は電流信号を出力する電流信号出
力部431と搬送波を出力する搬送波出力部432とを
有して成る。演算処理部42は制御端末器21,被制御
端末器22,端末器23間の通信か親機4と制御端末器
21,被制御端末器22,端末器23との間の通信かに
より、スイッチSW7,SW8の切り替えを行うもので
あり、本実施形態においては制御端末器21,被制御端
末器22,端末器23間の通信の場合にはスイッチSW
7,SW8はそれぞれ端子n,p側に接続され、親機4
と制御端末器21,被制御端末器22,端末器23との
間の通信の場合にはスイッチSW7,SW8はそれぞれ
端子m,o側に接続される。
【0041】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図16は、本実施形態に係る端末器23
から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチャ
ートである。なお、親機1における電流信号から電圧信
号への変換については、実施形態1と同様の動作をする
のでここでは説明を省略する。まず、制御端末器21,
被制御端末器22,端末器23間の通信における端末器
23から信号が送信される場合について説明する。端末
器23のCPU23bから出力される信号は搬送波送信
部23cによって搬送波Dに変調され伝送線Caに送信
される。
【0042】親機4は、検出部41の搬送波検出部41
aにおいて端末器23から送信された搬送波Dを検出す
る。この検出部41からの出力が演算処理部42に入力
されると、演算処理部42は制御端末器21,被制御端
末器22,端末器23間の通信と判断して、スイッチS
W7,SW8をそれぞれ端子n,p側に接続する。そし
て、搬送波検出部41aからの出力に基づいて出力部4
3の電流信号送信部431から電流信号が伝送線Caに
送信される。
【0043】親機1は、検出部11において親機4から
送信された電流信号を検出すると、演算処理部12にお
いてスイッチSW1,SW2の切り替えを行って電圧信
号に変換して出力部142から伝送線Caに出力する。
【0044】制御端末器21,被制御端末器22は、親
機1から出力された電圧信号を検出することにより通信
を行うことができる。
【0045】次に、制御端末器21,被制御端末器22
から信号が送信された場合について説明する。図17
は、本実施形態に係る制御端末器21,被制御端末器2
2から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。制御端末器21,被制御端末器22から
送信された電流信号は、親機1により電圧信号に変換さ
れて伝送線Caに出力される。
【0046】親機4は、検出部41の電圧信号検出部4
1bにおいて親機1から出力された電圧信号を検出す
る。この検出部41からの出力は演算処理部42に入力
され、演算処理部42は制御端末器21,被制御端末器
22,端末器23間の通信と判断して、スイッチSW
7,SW8をそれぞれ端子n,p側に接続する。そし
て、電圧信号検出部41bからの出力が出力部43の搬
送波出力部432の搬送波Cにより変調され伝送線Ca
に送信される。
【0047】端末器23は、親機4から出力された搬送
波Cを検出することにより通信を行うことができる。
【0048】また、親機1または親機4と制御端末器2
1,被制御端末器22,端末器23との間の通信の場合
については、スイッチSW1,SW2,SW7,SW8
を切り替えることによって所定の制御端末器21,被制
御端末器22,端末器23と通信が可能となる。
【0049】従って、本実施形態においては、異なる変
換方式を持った親機を組み合わせることによって、実施
形態2に比べて更に多くの送受信方式が異なり、かつ、
送信方式と受信方式とが異なる端末器間において通信を
行うことが可能となる。
【0050】なお、上述の遠隔制御システムに用いられ
る端末器としては、図2,図3,図9,図10に示すよ
うな端末器に限定される必要はなく、どのような送信方
式及び受信方式を有する端末器においても適用可能であ
る。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、信号を受信する
受信部と、信号を送信する送信部とを備えて成る複数の
端末器と親機とを1対の伝送線を介して接続し、端末器
間及び親機と端末器との間で通信を行うようにした遠隔
制御システムにおいて、前記受信部の受信方式として電
圧信号を用い、前記送信部の送信方式して電流信号を用
い、前記親機に、複数の電圧レベルを発生する電圧発生
部を備え該送信部から送信される電流信号を前記受信部
の受信方式に適した電圧信号に変換する変換部と、送信
される電流信号の検出レベルを検出する検出部と、検出
レベルに応じて変換部における電圧信号の電圧レベルを
選択する演算処理部と、を設けたので、送信方式と受信
方式の異なる端末器間の通信が可能となり、システムの
機能拡張を容易に行うことができるとともに、端末器に
おいて所定のレベルの信号のみを検出するようにするこ
とにより、端末器の負荷を軽減することができる。
【0052】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、前記送信部の送信方式と前記
受信部の受信方式とが異なる種類の搬送波を用いている
端末器と、前記送信部の送信方式として電流信号を用い
ており、前記受信部の受信方式として電圧信号を用いて
いる端末器とを前記伝送線に接続し、前記変換部は、送
信方式として電流信号を用いている端末器から送信され
る電流信号を受信方式として搬送波を用いている端末器
の受信方式に適した搬送波に変換し、送信方式として搬
送波を用いている端末器から送信される搬送波を受信方
式として電圧信号を用いている端末器の受信方式に適し
た電圧信号に変換するようにしたので、送信方式と受信
方式とが異なる端末器間の通信が可能となる。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔制御システムの
親機の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る制御端末器の全体構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態に係る被制御端末器の全体構成を示
すブロック図である。
【図4】本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全体
構成図である。
【図5】本実施形態に係る親機,制御端末器,被制御端
末器の出力信号の一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】本実施形態に係る制御端末器から信号が送信さ
れた場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】本実施形態に係る被制御端末器から信号が送信
された場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の親機の全体構成を示すブロック図である。
【図9】本実施形態に係る端末器の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図10】本実施形態に係る端末器の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図11】本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全
体構成図である。
【図12】本実施形態に係る端末器から信号が送信され
た場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】本実施形態に係る端末器から信号が送信され
た場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図14】本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システ
ムの親機の全体構成を示すブロック図である。
【図15】本実施形態に係る遠隔制御システムを示す全
体構成図である。
【図16】本実施形態に係る端末器から信号が送信され
た場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図17】本実施形態に係る制御端末器,被制御端末器
から信号が送信された場合の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図18】従来例に係る遠隔制御システムを示す全体構
成図である。
【符号の説明】
1 親機 2 端末器 3〜5 親機 5a 検出部 5b 演算処理部 5c 送信部 11 検出部 11a,11b 電流信号検出部 12 演算処理部 13 ORゲート 14 変換出力部 21 制御端末器 21a 電圧信号検出部 21b CPU 21c 電流信号送信部 22 被制御端末器 22a 電圧信号検出部 22b LSI 22c 電流信号送信部 23 端末器 23a 搬送波検出部 23b CPU 23c 搬送波送信部 24 端末器 24a 電圧信号検出部 24b CPU 24c 電流信号送信部 31 検出部 31a 搬送波検出部 31b 電流信号検出部 32 演算処理部 33 出力部 41 検出部 41a 搬送波検出部 41b 電圧信号検出部 42 演算処理部 43 出力部 141a〜141c 電圧発生部 142 出力部 331 電圧信号出力部 331a,331b 電圧発生部 332 搬送波出力部 431 電流信号送信部 432 搬送波出力部 SW1〜SW8 スイッチ Ca 伝送線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 光信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−122772(JP,A) 実開 昭60−109197(JP,U) 実開 平2−21881(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を受信する受信部と、信号を送信する
    送信部とを備えて成る複数の端末器と親機とを1対の伝
    送線を介して接続し、端末器間及び親機と端末器との間
    で通信を行うようにした遠隔制御システムにおいて、前
    記受信部の受信方式として電圧信号を用い、前記送信部
    の送信方式して電流信号を用い、前記親機に、複数の電
    圧レベルを発生する電圧発生部を備え該送信部から送信
    される電流信号を前記受信部の受信方式に適した電圧
    号に変換する変換部と、送信される電流信号の検出レベ
    ルを検出する検出部と、検出レベルに応じて変換部にお
    ける電圧信号の電圧レベルを選択する演算処理部と、を
    設けたこと特徴とする遠隔制御システム
  2. 【請求項2】 前記送信部の送信方式と前記受信部の受
    信方式とが異なる種類の搬送波を用いている端末器と、
    前記送信部の送信方式として電流信号を用いており、前
    記受信部の受信方式として電圧信号を用いている端末器
    とを前記伝送線に接続し、前記変換部は、送信方式とし
    て電流信号を用いている端末器から送信される電流信号
    を受信方式として搬送波を用いている端末器の受信方式
    に適した搬送波に変換し、送信方式として搬送波を用い
    ている端末器から送信される搬送波を受信方式として電
    圧信号を用いている端末器の受信方式に適した電圧信号
    に変換するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    遠隔制御システム。
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