JP3147734B2 - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JP3147734B2
JP3147734B2 JP24559395A JP24559395A JP3147734B2 JP 3147734 B2 JP3147734 B2 JP 3147734B2 JP 24559395 A JP24559395 A JP 24559395A JP 24559395 A JP24559395 A JP 24559395A JP 3147734 B2 JP3147734 B2 JP 3147734B2
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靖久 井平
元治 寺田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末器間で通信を
行うことのできる遠隔制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、遠隔制御システムの一例を示す
全体構成図であり、複数の端末器2が、1対の伝送線C
aを介して信号変換器3に接続されている。
【0003】従来の遠隔制御システムにおいては、端末
器2は、他の端末器2との間で通信を行う場合、一方の
端末器2から電流信号を送信し、信号変換器3によりそ
の電流信号を電圧信号に変換して送信し、他の端末器2
が電圧信号を受信することによって通信を行っており、
端末器2自身では信号の電流電圧変換はできなかった。
【0004】ここで、端末器2の施工の簡易化や接続ミ
スを防止するためには、端末器2の入力を無極性にする
必要があり、そのためには信号変換器3からの送信波形
を複極にする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の遠隔制御システムにおいては、複極の信号が例
えば+側から−側に切り替わるとき、伝送線電圧が0と
なり、この値を中心として、端末器2が動作する最低電
圧の範囲の間は端末器2に電力が供給できない状態とな
って無信号状態に陥ってしまうため、送信波形が割れた
り発振したりして、端末器2が信号を受信できなくなっ
てしまうという問題があった。
【0006】図4は、従来例に係る信号変換器3に入出
力される信号の一例を示す信号波形図である。端末器2
内部の処理回路から送信信号が出力されると、伝送線C
aには電流信号が流れ、信号変換器3ではその電流信号
を受信部において受信し、受信した電流信号を送信部に
出力し、送信部は、信号の極性を反転させ始める。この
とき、反転させる過程において信号の電圧値が接続され
ている端末器2の最低入力電圧を下回ると、端末器2は
電源供給されないことから伝送線Caに電流信号を送信
できなくなり、伝送線Ca上には図4に示すように信号
がないような状態(無信号状態)になる。
【0007】その結果、信号変換器3の受信部は電流信
号がないものと判断し、送信部に対して元の極性に戻る
よう信号を出力する。すると、送信部から送信される信
号が端末器2の最低入力電圧を上回るため再び端末器2
は電流信号を送信し始め、送信信号の極性はまた反転さ
せられる。これを繰り返してしまうために送信部から送
信される信号は図4に示すような発波形となってしま
う。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、端末器からの電流信
号を複極の電圧信号に変換する際に生じる発振や波形割
れを防止し、正常に端末器間で通信を行うことのできる
遠隔制御システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電流信号を送信する送信部と複極の電圧信号を受信する
受信部とを有して成る複数の端末器と、端末器からの電
流信号を検出して検出信号として出力する検出部と該検
出部から出力された検出信号を複極の電圧信号に変換す
る変換部と該変換部で変換された複極の電圧信号に端末
器への供給電力を重畳し出力する出力部とを有して成る
信号変換器とを一対の伝送線に接続し、端末器からの電
流信号を前記信号変換器により複極の電圧信号に変換す
ることによって端末器間で通信を行うようにした遠隔制
御システムにおいて、前記変換部を、前記検出部から出
力される検出信号のパルス幅を判定して電圧信号のパル
ス幅を設定し前記出力部に対して出力するパルス幅設定
部と、前記検出部から出力される検出信号を取り込んで
前記検出信号がないタイミングで前記パルス幅設定部か
ら電圧信号を出力するように制御する制御信号を出力す
るタイミング監視部とで構成し、前記パルス幅設定部
は、前記タイミング監視部から出力される制御信号に基
づいて、前記検出部で検出された電流信号を複極の電圧
信号に変換するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る遠隔制御システムの信号変換器1の全体構成を示
すブロック図である。なお、本実施形態に係る遠隔制御
システムのシステム構成は図3と同様に複数の端末器2
が一対の伝送線Caを介して信号変換器1に接続された
構成である。本実施形態の信号変換器1は、検出部11
と変換部12と電源部13と出力部14とを有して成
る。検出部11は、端末器2から送信された電流信号を
検出して検出信号として変換部12に出力するものであ
る。変換部12は、検出部11から入力された検出信号
を複極の電圧信号に変換するものであり、パルス幅設定
部12aとタイミング監視部12bとを有してなる。パ
ルス幅設定部12aは、検出部11から入力される検出
信号のパルス幅を判定し、所定のパルス幅を決めて変換
信号として出力部14に出力するものである。タイミン
グ監視部12bは、検出部11から出力される検出信号
を取り込んで、検出信号のパルスがないタイミングでパ
ルス幅設定部12aから変換信号を出力するように制御
する制御信号を出力するものであり、パルス幅設定部1
2aは、タイミング監視部12bからの制御信号に基づ
いて変換信号を出力する。出力部14は、変換部12の
パルス幅設定部12aから出力される変換信号に、電源
部13からの端末器2への供給電力を重畳して伝送線C
aを介して端末器2に出力するものである。
【0011】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図2は、本実施形態に係る遠隔制御シス
テムの動作説明図である。端末器2から送信された電流
信号が検出部11で検出されると、検出信号として変換
部12のパルス幅設定部12a及びタイミング監視部1
2bに出力される。
【0012】パルス幅設定部12aは検出信号が入力さ
れると、入力された検出信号のパルス幅に応じて所定の
パルス幅を設定して変換信号を生成する。例えば、図2
に示すように、t0というパルス幅の検出信号をT0と
いうパルス幅の変換信号に変換し、t1というパルス幅
の検出信号をT1というパルス幅の変換信号に変換す
る。
【0013】タイミング監視部12bは検出信号がない
状態を検出し、検出信号がない状態を検出するとパルス
幅設定部12aから変換信号を出力するように制御する
制御信号を出力する。
【0014】パルス幅設定部12aは、タイミング監視
部12bから入力される制御信号に基づいて出力部14
に対して変換信号を出力する。そして、出力部14は、
変換部12のパルス幅設定部12aから入力された変換
信号に、電源部13から端末器2への供給電力を重畳し
て伝送線Caを介して端末器2に出力される。
【0015】従って、本実施形態においては、検出信号
のパルスがない状態のときに電圧信号に変換するように
したので、端末器2から送信される電流信号を複極の電
圧信号に変換する際に生じる発振や波形割れを防止する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、電流信号を送信
する送信部と複極の電圧信号を受信する受信部とを有し
て成る複数の端末器と、端末器からの電流信号を検出し
て送信信号として出力する検出部と検出部から出力され
た送信信号を複極の電圧信号に変換する変換部と変換部
で変換された複極の電圧信号に端末器への供給電力を重
畳し出力する出力部とを有して成る信号変換器とを一対
の伝送線に接続し、端末器からの電流信号を信号変換器
により複極の電圧信号に変換することによって端末器間
で通信を行うようにした遠隔制御システムにおいて、変
換部を、検出部から出力される送信信号のパルス幅を判
定して電圧信号のパルス幅を設定し出力部に対して出力
するパルス幅設定部と、検出部から出力される送信信号
を取り込んで送信信号がないタイミングでパルス幅設定
部から電圧信号を出力するように制御する制御信号を出
力するタイミング監視部とで構成し、パルス幅設定部
は、タイミング監視部から出力される制御信号に基づい
て、検出部で検出された電流信号を複極の電圧信号に変
換するようにしたので、端末器からの電流信号を複極の
電圧信号に変換する際に生じる発振や波形割れを防止
し、正常に端末器間で通信を行うことのできる遠隔制御
システムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔制御システムの
信号変換器の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る遠隔制御システムの動作説明
図である。
【図3】遠隔制御システムの一例を示す全体構成図であ
る。
【図4】従来例に係る信号変換器に入出力される信号の
一例を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1 信号変換器 2 端末器 3 信号変換器 11 検出部 12 変換部 12a パルス幅設定部 12b タイミング監視部 13 電源部 14 出力部 Ca 伝送線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 光信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−95583(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流信号を送信する送信部と複極の電圧
    信号を受信する受信部とを有して成る複数の端末器と、
    端末器からの電流信号を検出して検出信号として出力す
    る検出部と該検出部から出力された検出信号を複極の電
    圧信号に変換する変換部と該変換部で変換された複極の
    電圧信号に端末器への供給電力を重畳し出力する出力部
    とを有して成る信号変換器とを一対の伝送線に接続し、
    端末器からの電流信号を前記信号変換器により複極の電
    圧信号に変換することによって端末器間で通信を行うよ
    うにした遠隔制御システムにおいて、前記変換部を、前
    記検出部から出力される検出信号のパルス幅を判定して
    電圧信号のパルス幅を設定し前記出力部に対して出力す
    るパルス幅設定部と、前記検出部から出力される検出信
    号を取り込んで前記検出信号がないタイミングで前記パ
    ルス幅設定部から電圧信号を出力するように制御する制
    御信号を出力するタイミング監視部とで構成し、前記パ
    ルス幅設定部は、前記タイミング監視部から出力される
    制御信号に基づいて、前記検出部で検出された電流信号
    を複極の電圧信号に変換するようにしたことを特徴とす
    る遠隔制御システム。
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