JP3282464B2 - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JP3282464B2
JP3282464B2 JP25029995A JP25029995A JP3282464B2 JP 3282464 B2 JP3282464 B2 JP 3282464B2 JP 25029995 A JP25029995 A JP 25029995A JP 25029995 A JP25029995 A JP 25029995A JP 3282464 B2 JP3282464 B2 JP 3282464B2
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靖久 井平
元治 寺田
正信 小川
光信 黒田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末器間で通信を
行うことのできる遠隔制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来例に係る遠隔制御システ
ムを示す全体構成図であり、伝送線Ca1及びCa2が
中継器6を介して接続され、伝送線Ca1には信号変換
器2及び端末器5a,5bが接続され、伝送線Ca2に
は端末器5c,5dが接続された構成となっている。
【0003】従来の遠隔制御システムにおいて端末器間
で通信を行うとき、例えば端末器5cから電流信号が出
力されると、中継器6によって伝送線Ca1側に中継さ
れ、信号変換器2によって電圧信号に変換して伝送線C
a1に出力していた。そして、電圧信号が中継器6によ
って伝送線Ca2側に中継されることにより、端末器5
cから出力された電流信号を他の端末器5a,5b,5
dは受信していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の遠隔制御システムでは、例えば伝送線Ca1側
が何らかの原因で断線を起こしたり、短絡等の異常を起
こすと、図11に示すように、端末器5cからの電流信
号が電圧信号に変換されないので、伝送線Ca2側が正
常であるにも関わらず、伝送線Ca2側に接続された端
末器5c,5d間の通信が不可能となってしまうという
問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、システムの一部にお
いて異常が発生した場合においてもシステム全体が動作
停止することのない遠隔制御システムを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力された電流信号を電圧信号に変換し端末器に対する
供給電力を重畳して出力する信号変換器と、電流信号を
送信し電圧信号を受信する複数の端末器とを伝送線を介
して接続し、前記伝送線上に中継機能を有する中継部を
備えて成る中継器を付加し、端末器から送信された電流
信号を信号変換器により電圧信号に変換して端末器に対
して出力することにより端末器間で通信を行うようにし
た遠隔制御システムにおいて、前記中継器に電流信号を
電圧信号に変換する変換機能を有する変換部と、前記中
継部と変換部との切り換えを行う切換部とを付加したこ
とを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、前記中継器に、前記伝送線上
の信号の状態を判断し、異常と判断した場合に前記切換
部に対して異常信号を出力する異常判断部を付加し、前
記切換部は、異常信号が入力されると前記中継部におけ
る中継機能から前記変換部における変換機能に切り換え
るようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の遠
隔制御システムにおいて、前記異常判断部に、前記伝送
線上の電圧信号のレベルを検出し、所定のレベルを下回
ったときに異常と判断して前記切換部に対して異常信号
を出力する電圧信号検出部を付加したことを特徴とする
ものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2または請
求項3記載の遠隔制御システムにおいて、前記異常判断
部に、前記中継器に入力される電流信号のデータと電圧
信号のデータとが一致するか否かを判断し、一致しない
場合に前記切換部に対して異常信号を出力する信号一致
判断部を付加したことを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、前記中継器にタイマーを付加
し、前記切換部は、前記タイマーからの出力に基づいて
前記中継部における中継機能から前記変換部における変
換機能に切り換えるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、前記中継器に、前記中継機能
と前記変換機能との切り換えを要求する制御信号を前記
端末器から入力し、前記制御信号に基づいて前記切換部
に対して機能切換信号を出力する信号受信部を付加し、
前記切換部は、入力された機能切換信号の内容に基づい
て前記中継機能と前記変換機能との切り換えを行うよう
にしたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
=実施形態1= 以下、本発明の一実施形態について図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御システ
ムの中継器1の全体構成を示すブロック図であり、図2
は、本実施形態に係る信号変換器2の全体構成を示すブ
ロック図である。なお、本実施形態に係る遠隔制御シス
テムのシステム構成は、図10と同様に伝送線Ca1及
びCa2が中継器1を介して接続され、伝送線Ca1に
は信号変換器2及び端末器5a,5bが接続され、伝送
線Ca2には端末器5c,5dが接続された構成であ
る。
【0013】中継器1は、電流信号検出部11と電流信
号中継部12と変換部13と切換部14と電圧信号中継
部15と電源部16と出力部17とを有して成る。ま
た、切換部14は、スイッチSW1,SW2と異常判断
部141と機能切換部142とを有して成る。電流信号
検出部11は、端末器5c,5dから伝送線Ca2を介
して送信された電流信号を検出して検出信号としてスイ
ッチSW1に出力するものである。電流信号中継部12
は、電流信号の中継を行うものであり、電流信号検出部
11から端子bを介して入力された検出信号を電流信号
として伝送線Ca1に出力するものである。変換部13
は、電流信号検出部11から端子aを介して入力された
検出信号を、電圧信号に変換して端子dに出力するもの
である。切換部14は、電流信号及び電圧信号の中継を
行う「中継機能」と電流信号を電圧信号に変換する「変
換機能」との切り換えを行うものである。異常判断部1
41は、伝送線Ca1,Ca2上の電流信号及び電圧信
号の異常を判断するものであり、電圧信号検出部141
aと信号一致判断部141bとを有して成る。電圧信号
検出部141aは、伝送線Ca1を介して入力された電
圧信号を整流して、その電圧値が所定のレベルを下回る
と機能切換部142に対して異常信号を出力するもので
ある。信号一致判断部141bは、伝送線Ca1を介し
て入力された電圧信号と電流信号中継部12から入力さ
れた電流信号とのデータを比較し、一致しない場合には
機能切換部142に対して異常信号を出力するものであ
る。機能切換部142は、異常判断部141から入力さ
れた異常信号に基づいてスイッチSW1,SW2の切り
換えを行うものであり、本実施形態においては、異常信
号が入力されない場合はスイッチSW1,SW2はそれ
ぞれ端子b,c側に接続され、異常信号が入力された場
合はスイッチSW1,SW2はそれぞれ端子a,d側に
接続されるようになっている。なお、端子aには変換部
13が接続され、端子bには電流信号中継部12が接続
され、端子cには電圧信号中継部15が接続され、端子
dには変換部13が接続されている。電圧信号中継部1
5は、電圧信号の中継を行うものであり、伝送線Ca1
を介して入力された電圧信号を端子c及び出力部17を
介して伝送線Ca2に出力する。出力部17は、変換部
13及び電圧信号中継部15からスイッチSW2を介し
て入力された電圧信号に、電源部16からの端末器5に
対する供給電力を重畳して伝送線Ca2に出力するもの
である。なお、本実施形態に係る端末器5は、送信方式
として電流信号を用い、受信方式として電圧信号を用い
ている。
【0014】信号変換器2は、検出部21と変換部22
と電源部23と出力部24とを有して成る。検出部21
は、端末器5a〜5dから伝送線Ca1を介して入力さ
れた電流信号を検出して検出信号として変換部22に出
力するものである。変換部22は、検出部21から検出
信号が入力されると、電圧信号に変換して出力部24に
出力するものである。出力部24は、変換部22から入
力された電圧信号に、電源部23からの端末器5に対す
る供給電力を重畳して伝送線Ca1に出力するものであ
る。
【0015】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図3〜図5は、本実施形態に係る遠隔制
御システムの動作の一例を示すタイミングチャートであ
る。まず、中継器1を「中継機能」として動作させると
き、スイッチSW1,SW2はそれぞれ端子b,c側に
接続されているので、信号の流れは図3に示すように、
端末器5cからの電流信号は中継器1の電流信号検出部
11において検出されて検出信号として出力され、電流
信号中継部12は、電流信号検出部11からスイッチS
W1を介して入力された検出信号を電流信号として伝送
線Ca1に出力する。
【0016】信号変換器2は、中継器1から出力された
電流信号を検出部21で検出すると検出信号として変換
部22に対して出力し、変換部22は、検出信号が入力
されると、電圧信号に変換して出力部24に対して出力
する。出力部24は、変換部22から入力された電圧信
号に電源部23からの端末器5a〜5dに対する供給電
力を重畳して伝送線Ca1に出力する。
【0017】中継器1は、伝送線Ca1からの電圧信号
が電圧信号中継部15に入力されると、スイッチSW2
を介して出力部17に入力され、出力部17は入力され
た電圧信号を伝送線Ca2に出力する。以上の動作によ
り、端末器5cから出力された信号を端末器5a,5
b,5dは受信することができる。
【0018】ここで、例えば伝送線Ca1が何らかの原
因で断線していたとする。このとき、図4に示すように
中継器1の伝送線Ca1側の電圧は0となる。電圧信号
検出部141aは、伝送線Ca1の電圧が異常と判断す
る検出レベルを下回ったために、機能切換部142に対
して異常信号を出力する。機能切換部142は、異常信
号が入力されると、スイッチSW1,SW2をそれぞれ
端子a,d側に切り換える。この動作によって中継器1
は「中継機能」から「変換機能」に切り換えられ、伝送
線Ca2に接続された端末器5c,5d間での通信を可
能とする。即ち、端末器5cから出力された電流信号が
電流信号検出部11で検出されて検出信号として出力さ
れ、変換部13は入力された検出信号を電圧信号に変換
し、出力部14において変換部13から入力された電圧
信号に電源部16からの端末器5c,5dに対する供給
電力を重畳して伝送線Ca2に出力される。
【0019】また、信号変換器2の異常により電流信号
を電圧信号に変換できなくなったとする。このとき、図
5に示すように電流信号中継部12で中継する電流信号
と、電圧信号中継部15で中継する電圧信号のデータと
が異なってくる。このため、信号一致判断部141bは
異常と判断して機能切換部142に対して異常信号を出
力する。機能切換部142は、異常信号が入力される
と、スイッチSW1,SW2をそれぞれ端子a,d側に
切り換える。この動作によって中継器1は「中継機能」
から「変換機能」に切り換えられ、伝送線Ca2に接続
された端末器5c,5d間での通信を可能とする。即
ち、端末器5cから出力された電流信号が電流信号検出
部11で検出されて検出信号として出力され、変換部1
3は入力された検出信号を電圧信号に変換し、出力部1
4において変換部13から入力された電圧信号に電源部
16からの端末器5c,5dに対する供給電力を重畳し
て伝送線Ca2に出力される。
【0020】このようにして、伝送線Ca1上の信号に
異常が起きても伝送線Ca2に接続された端末器5c,
5d間の通信を確保することができ、システム全体の動
作停止を防止することができる。
【0021】なお、スイッチSW1,SW2としては、
リレー等のように機械的なものでも良いし、電子的なも
のでも良い。
【0022】=実施形態2= 図6は、本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の中継器3の全体構成を示すブロック図である。なお、
本実施形態に係る遠隔制御システムのシステム構成は、
図10と同様に伝送線Ca1及びCa2を中継器1を介
して接続し、伝送線Ca1の他端には信号変換器2が接
続され、伝送線Ca1には端末器5a,5bが接続さ
れ、伝送線Ca2には端末器5c,5dが接続された構
成である。また、本実施形態の信号変換器2は、図2に
示す信号変換器2と同じ構成であるのでここでは説明を
省略する。更に、本実施形態に係る中継器3において、
図1に示す中継器1と同様の動作をする箇所については
同一名称を付して説明を省略する。
【0023】中継器3は、電流信号検出部31と電流信
号中継部32と変換部33と切換部34と電圧信号中継
部35と電源部36と出力部37とを有して成る。ま
た、切換部34は、スイッチSW3,SW4とタイマー
341と機能切換部342とを有して成る。機能切換部
342は、タイマー341からの出力によってスイッチ
SW3,SW4の切り換えを行うことにより、「中継機
能」と「変換機能」との切り換えを行うものである。
【0024】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図7は、本実施形態に係る遠隔制御シス
テムの動作の一例を示すタイミングチャートである。な
お、実施形態1と同様の動作をする部分については説明
を省略する。本実施形態においては、タイマー341か
らの出力によって中継器3は「中継機能」と「変換機
能」との切り換えを行っている。例えば、図7に示すよ
うに中継器3が「中継機能」のときは端末器5cからの
電流信号は伝送線Ca1,Ca2に出力され、中継器3
が「変換機能」のときは端末器5cからの電流信号は伝
送線Ca1には出力されない。
【0025】従って、本実施形態においては、伝送線C
a1に異常が発生しても伝送線Ca2側で定期的に端末
器5c,5d間の通信ができる状態が発生するので、シ
ステム全体の動作停止を防止することができる。
【0026】なお、スイッチSW3,SW4としては、
リレーのように機械的なものでもよいし、電子的なもの
でもよい。
【0027】=実施形態3= 図8は、本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の中継器4の全体構成を示すブロック図である。なお、
本実施形態に係る遠隔制御システムのシステム構成は、
図10と同様に伝送線Ca1及びCa2を中継器1を介
して接続し、伝送線Ca1の他端には信号変換器2が接
続され、伝送線Ca1には端末器5a,5bが接続さ
れ、伝送線Ca2には端末器5c,5dが接続された構
成である。また、本実施形態の信号変換器2は、図2に
示す信号変換器2と同じ構成であるのでここでは説明を
省略する。更に、本実施形態に係る中継器4において、
図1に示す中継器1と同様の動作をする箇所については
同一名称を付して説明を省略する。
【0028】中継器4は、電流信号検出部41と電流信
号中継部42と変換部43と切換部44と電圧信号中継
部45と電源部46と出力部47とを有して成る。ま
た、切換部44は、スイッチSW5,SW6と信号受信
部441と機能切換部442とを有して成る。信号受信
部441は、端末器5a〜5dからの「中継機能」と
「変換機能」との機能切換を行う制御信号が入力される
と、機能切換部442に対して機能切換信号を出力す
る。機能切換部442は、信号受信部441からの機能
切換信号に基づいてスイッチSW5,SW6の切り換え
を行う。
【0029】以下、本実施形態の動作について図面に基
づき説明する。図9は、本実施形態に係る遠隔制御シス
テムの動作の一例を示すタイミングチャートである。な
お、実施形態1と同様の動作をする部分については説明
を省略する。本実施形態は、伝送線Ca1,Ca2に接
続された端末器5a〜5dにより中継器4の機能制御を
行うものである。例えば、中継器4が「中継機能」のと
きに端末器5cから中継器4を「中継機能」から「変換
機能」に切り換える制御信号を出力すると、中継器4の
電流信号検出部41によりその制御信号を検出し、信号
受信部441に対して出力する。信号受信部441は制
御信号が入力されると、端末器5cから出力された制御
信号に基づいて中継器4を「変換機能」に切り換えるた
めの機能切換信号を機能切換部442に対して出力す
る。機能切換部442は、機能切換信号が入力される
と、スイッチSW5,SW6をそれぞれ端子i,l側に
接続して中継器4を「変換機能」に切り換える。
【0030】また、伝送線Ca1に接続された端末器5
a,5bからの中継器4を「変換機能」から「中継機
能」への切り換えの動作についても上述と同様の動作を
行うことにより可能となる。
【0031】従って、本実施形態においては、端末器5
a〜5dからの制御信号に基づいて中継器4の「中継機
能」と「変換機能」とを切り換えることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、入力された電流
信号を電圧信号に変換し端末器に対する供給電力を重畳
して出力する信号変換器に、伝送線を介して、電流信号
を送信し電圧信号を受信する複数の端末器を接続し、伝
送線上に中継機能を有する中継部を備えて成る中継器を
付加し、端末器から送信された電流信号を信号変換器に
より電圧信号に変換して端末器に対して出力することに
より端末器間で通信を行うようにした遠隔制御システム
において、中継器に電流信号を電圧信号に変換する変換
機能を有する変換部と、中継部と変換部との切り換えを
行う切換部とを付加したので、伝送線上の信号に異常が
発生した場合等に中継器を変換機能を有する変換部に切
り換えることにより、システム全体が動作停止すること
を防止することができ、システムの一部において異常が
発生した場合においてもシステム全体が動作停止するこ
とのない遠隔制御システムを提供することができた。
【0033】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、中継器に伝送線上の信号の状
態を判断し、異常と判断した場合に切換部に対して異常
信号を出力する異常判断部を付加し、切換部は、異常信
号が入力されると中継部における中継機能から変換部に
おける変換機能に切り換えるようにしたので、伝送線上
の信号に異常が発生した場合にシステム全体が動作停止
することを防止することができる。
【0034】請求項3記載の発明は、請求項2記載の遠
隔制御システムにおいて、異常判断部に伝送線上の電圧
信号のレベルを検出し、所定のレベルを下回ったときに
異常と判断して切換部に対して異常信号を出力する電圧
信号検出部を付加したので、伝送線上の信号に異常が発
生した場合にシステム全体が動作停止することを防止す
ることができる。
【0035】請求項4記載の発明は、請求項2または請
求項3記載の遠隔制御システムにおいて、異常判断部
に、中継器に入力される電流信号のデータと電圧信号の
データとが一致するか否かを判断し、一致しない場合に
切換部に対して異常信号を出力する信号一致判断部を付
加したので、伝送線上の信号に異常が発生した場合にシ
ステム全体が動作停止することを防止することができ
る。
【0036】請求項5記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、中継器にタイマーを付加し、
切換部はタイマーからの出力に基づいて中継部における
中継機能から変換部における変換機能に切り換えるよう
にしたので、伝送線上の信号に異常が発生した場合にお
いても定期的に端末器間の通信を行うことができ、シス
テム全体が動作停止することを防止することができる。
【0037】請求項6記載の発明は、請求項1記載の遠
隔制御システムにおいて、中継器に、中継機能と前記変
換機能との切り換えを要求する制御信号を前記端末器か
ら入力し、入力された制御信号に基づいて切換部に対し
て機能切換信号を出力する信号受信部を付加し、切換部
は入力された機能切換信号の内容に基づいて中継機能と
前記変換機能との切り換えを行うようにしたので、端末
器からの中継機能と変換機能との切換の要求に基づいて
機能切換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔制御システムの
中継器の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る信号変換器の全体構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態に係る遠隔制御システムの動作の一
例を示すタイミングチャートである。
【図4】本実施形態に係る遠隔制御システムの動作の一
例を示すタイミングチャートである。
【図5】本実施形態に係る遠隔制御システムの動作の一
例を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の中継器の全体構成を示すブロック図である。
【図7】本実施形態に係る遠隔制御システムの動作の一
例を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態に係る遠隔制御システム
の中継器の全体構成を示すブロック図である。
【図9】本実施形態に係る遠隔制御システムの動作の一
例を示すタイミングチャートである。
【図10】従来例に係る遠隔制御システムを示す全体構
成図である。
【図11】従来例に係る遠隔制御システムの動作の一例
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 中継器 2 信号変換器 3,4 中継器 5a〜5d 端末器 6 中継器 11 電流信号検出部 12 電流信号中継部 13 変換部 14 切換部 15 電圧信号中継部 16 電源部 17 出力部 21 検出部 22 変換部 23 電源部 24 出力部 31 電流信号検出部 32 電流信号中継部 33 変換部 34 切換部 35 電圧信号中継部 36 電源部 37 出力部 41 電流信号検出部 42 電流信号中継部 43 変換部 44 切換部 45 電圧信号中継部 46 電源部 47 出力部 141 異常判断部 141a 電圧信号検出部 141b 信号一致判断部 142 機能切換部 341 タイマー 342 機能切換部 441 信号受信部 442 機能切換部 SW1〜SW6 スイッチ Ca1,Ca2 伝送線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 光信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された電流信号を電圧信号に変換し
    端末器に対する供給電力を重畳して出力する信号変換器
    と、電流信号を送信し電圧信号を受信する複数の端末器
    とを伝送線を介して接続するとともに、前記伝送線上に
    中継機能を有する中継部を備えて成る中継器を付加し、
    端末器から送信された電流信号を信号変換器により電圧
    信号に変換して端末器に対して出力することにより端末
    器間で通信を行うようにした遠隔制御システムにおい
    て、前記中継器に電流信号を電圧信号に変換する変換機
    能を有する変換部と、前記中継部と変換部との切り換え
    を行う切換部とを付加したことを特徴とする遠隔制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記中継器に、前記伝送線上の信号の状
    態を判断し、異常と判断した場合に前記切換部に対して
    異常信号を出力する異常判断部を付加し、前記切換部
    は、異常信号が入力されると前記中継部における中継機
    能から前記変換部における変換機能に切り換えるように
    したことを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記異常判断部に、前記伝送線上の電圧
    信号のレベルを検出し、所定のレベルを下回ったときに
    異常と判断して前記切換部に対して異常信号を出力する
    電圧信号検出部を付加したことを特徴とする請求項2記
    載の遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 前記異常判断部に、前記中継器に入力さ
    れる電流信号のデータと電圧信号のデータとが一致する
    か否かを判断し、一致しない場合に前記切換部に対して
    異常信号を出力する信号一致判断部を付加したことを特
    徴とする請求項2または請求項3記載の遠隔制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記中継器にタイマーを付加し、前記切
    換部は、前記タイマーからの出力に基づいて前記中継部
    における中継機能から前記変換部における変換機能に切
    り換えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の遠
    隔制御システム。
  6. 【請求項6】 前記中継器に、前記中継機能と前記変換
    機能との切り換えを要求する制御信号を前記端末器から
    入力し、前記制御信号に基づいて前記切換部に対して機
    能切換信号を出力する信号受信部を付加し、前記切換部
    は、入力された機能切換信号の内容に基づいて前記中継
    機能と前記変換機能との切り換えを行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
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