JP2003151580A - 無機電解質膜および無機電解質膜型燃料電池 - Google Patents
無機電解質膜および無機電解質膜型燃料電池Info
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Abstract
る燃料電池が得られることが可能な無機電解質膜を提供
する。 【解決手段】無機プロトン導電性酸化物粒子と無機マト
リックス成分とからなることを特徴とする無機電解質
膜。前記無機プロトン導電性酸化物粒子が、下記式
(1)で表される水和酸化アンチモン粒子とからなり、
該粒子の平均粒子径が5〜50nmの範囲にあり、水和
酸化アンチモン粒子の含有量が酸化物(Sb2O5)換算
で5〜80重量%の範囲にある。 Sb2O5・nH2O (1) n=0.1〜5
Description
機電解質膜を用いた燃料電池に関する。さらに詳しく
は、高温安定性に優れ、長期運転あるいは高温運転にお
いても高い電圧を維持できる安定性に優れた燃料電池用
無機電解質膜に関する。
ー源とする高効率、無公害でCO2等温暖化ガスを発生
しない発電システムとして燃料電池が注目されている。
このような燃料電池は、家庭や事業所など固定設備、自
動車などの移動設備などでの使用を目的に本格的な開発
研究が行われている。
され、アルカリ電解質膜型、固体高分子電解質膜型、リ
ン酸型、溶融炭酸塩型、固体電解質膜型に分けられる。
このとき固体高分子電解質膜型およびリン酸型は電荷移
動体がプロトンであり、プロトン型燃料電池ともいわれ
る。この燃料電池に用いる燃料としては、天然ガス、L
Pガス、都市ガス、アルコール、ガソリン、灯油、軽油
などの炭化水素系燃料が挙げられる。
改質、部分酸化などの反応により水素ガス、COガスに
変換し、COガスを除去して水素ガスを得る。この水素
は、アノードに供給され、アノードの金属触媒によって
プロトン(水素イオン)と電子に解離し、電子は回路を
通じて仕事をしながらカソードに流れ、プロトン(水素
イオン)は電解質膜を拡散してカソードに流れ、カソー
ドにてこの電子、水素イオンとカソードに供給される酸
素とから水となって電解質膜に拡散する。すなわち、酸
素と燃料ガスに由来する水素とを供給して水を生成する
過程で電流を取り出すメカニズムになっている。
としてはスルホン酸基を有するポリスチレン系の陽イオ
ン交換膜、フルオロカーボンスルホン酸とポリビニリデ
ンフルオライドとの混合膜、フルオロカーボンマトリッ
クスにトリフルオロエチレンをグラフト化した膜、パー
フルオロカーボンスルホン酸膜等が用いられている。し
かしながら、このような有機樹脂膜からなる電解質膜中
のプロトンの移動、すなわち膜のイオン電導度は、膜中
の含水率に依存し、長期運転した場合、あるいは約80
℃以上の高温運転すると、膜内の含水率が低下し、その
結果、イオン電導度が低下し、発生電圧電圧の低下をき
たすなどの問題があった。
には、高分子膜にリン酸基を持つ化合物を含有させるこ
とで、高分子膜に良好な保水性能を発揮させ、これによ
り、80℃あるいはそれ以上の運転温度において好適に
使用可能な固体高分子電解質膜型燃料電池も提案されて
いる。また、特開2001−143723号公報には、
80℃あるいはそれ以上の運転温度において好適に使用
可能な燃料電池用電解質膜として、五酸化リンを含む非
晶質シリカ成形体からなるものが開示されている。
分子電解質膜を100℃以上の高温で長期にわたり使用
すると、高温のため膜の含水率が低下したり、樹脂成分
を用いた電解質膜では樹脂成分の劣化によりプロトン導
電性が低下し、このため電圧が降下し、電池の性能が低
下する問題があった。そこで、本発明者らは、このよう
な高温条件での長期間使用による電池性能の向上させる
手段について鋭意検討した結果、酸化アンチモン粒子は
プロトン導電性が高く、しかも高温で高い保水性を有し
ており、この酸化アンチモン粒子と無機マトリックス成
分とから固体電解質膜を構成することで、長期間高温下
で使用しても高い電池性能を有する燃料電池が得られる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
い電池性能を有する燃料電池が得られることが可能な無
機電解質膜を提供することを目的としている。
トン導電性酸化物粒子と無機マトリックス成分とからな
る。前記無機プロトン導電性酸化物粒子が、下記式
(1)で表される水和酸化アンチモン粒子とからなり、
該粒子の平均粒子径が5〜50nmの範囲にあり、水和
酸化アンチモン粒子の含有量が酸化物(Sb2O5)換算
で5〜80重量%の範囲にあることが好ましい。
O2、Al2O3から選ばれる1種以上の無機酸化物からな
ることが好ましい。本発明に係る燃料電池は、前記無機
電解質膜を用いてなる。
および無機電解質膜型燃料電池について説明する。無機電解質膜 本発明に係る無機電解質膜は、無機マトリックス成分と
無機プロトン導電性酸化物粒子とからなる。
用いる無機プロトン導電性酸化物粒子としては、酸化ア
ンチモン粒子、タングステン酸、錫酸、モリブデン酸な
どのヘテロポリ酸、希土類イオンを導入した結晶性アル
ミノシリケート、多孔性結晶性リン酸アルミニウム等が
あげられる。
は、保水性能が高いことが必要であり、下記式(1)で
表される水和酸化アンチモン粒子であることが好まし
い。本発明に用いる水和酸化アンチモン粒子は、酸化ア
ンチモンの水和物であり、下記式で表される。(結晶水
ではない、単なる付着水を除く) Sb2O5・nH2O (1) n=0.1〜5 酸化アンチモン粒子は、プロトン導電性を有しており、
無機電解質膜の導電性を高めるために配合される。
粒子径は、5〜50nm、さらには5〜25nmの範囲
にあることが好ましい。平均粒子径が5nm未満の場合
は、粉体抵抗(体積抵抗値)が1010Ω・cmを越える
ことがあり、このため陽イオンの伝導性が低く、このた
め充分な出力電圧が得られないことがある。平均粒子径
が上限範囲を越えると、無機電解質膜の製造方法にもよ
るが、電解質膜中に水和酸化アンチモン粒子を充分に導
入することができない場合があり、導入できたとしても
無機電解質膜の強度が不充分となることがある。
ては、100℃で1時間乾燥したときの水分含有量が、
概ね0.5〜22重量%、さらには2〜22重量%の範
囲にあることが好ましい。さらに、好ましくは、200
℃で乾燥した後の水分含有量が0.25〜10重量%、
さらには0.5〜10重量%の範囲にあることが望まし
い。
した後の水分含有量が0.25重量%未満の場合は、無
機プロトン導電性粒子として水和酸化アンチモン粒子を
用いた効果が得られず、高温運転、長期運転した場合に
電圧が降下し、電池の性能が低下する傾向にある。20
0℃で乾燥した後の水分含有量が10重量%を越えたも
のは得ることが困難である。
粒子は無機電解質膜の調製に用いる際に前記水分含有量
範囲にある必要はなく、無機電解質膜を調製した後、加
湿処理等によって前記水分範囲として用いることもでき
る。本発明で使用される水和酸化アンチモン粒子は、粉
体抵抗(体積抵抗値)が1010Ω・cm未満、さらには
107Ω・cm未満であることが好ましい。
・cmを越えると、無機電解質膜中の含有量にもよる
が、電気抵抗を低く維持する効果が不充分となり充分な
出力電圧が得られないことがある。 [無機マトリックス成分]無機マトリックス成分は、高温
で分解するものでZrO2、SiO2、TiO2、Al2O3か
ら選ばれる1種または2種以上の無機酸化物からなるこ
とが好ましい。
多孔質で膜の強度、保水性等に優れるとともに熱安定
性、耐久性に優れた無機電解質膜が得られる。このよう
な無機マトリックス成分としては、Zr、Si、Ti、Al
の金属塩および/または有機金属化合物の加水分解・重
縮合物が好適である。金属塩としては、塩化物、硫酸
塩、硝酸塩などが挙げられる。
コキシシラン、ジルコニウムテトラブトキシド、シリコ
ンテトラプロポキシド、チタニウムテトラプロポキシド
などおよびこれらの加水分解物などが挙げられる。さら
に無機マトリックス成分は、さらにZrO2、SiO2、T
iO2、Al2O3ゾル、SiO2・Al2O3 複合ゾル等、従
来公知のゾルから形成されたものであってもよい。
明では、シリカからなるものが好ましくは、特に、アル
カリ金属ケイ酸塩水溶液を脱アルカリして得られるケイ
酸液または下記式[1]で表されるアルコキシシランなど
の有機ケイ素化合物から形成されたものが好ましい。 RaSi(OR')4-a [1] (式中、Rはビニル基、アリール基、アクリル基、炭素
数1〜8のアルキル基、水素原子またはハロゲン原子で
あり、R'はビニル基、アリール基、アクリル基、炭系
数1〜8のアルキル基、−C2H4OCnH2n+1(n=1
〜4)または水素原子であり、aは0〜3の整数であ
る。) このようなアルコキシランとしては、テトラメトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポキシシ
ラン、テトラブトキシシラン、テトラオクチルシラン、
メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン、エチルトリエトキシシラン、メチルトリイソプロポ
キシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリ
メトキシシラン、ジメチルジメトキシシランなどが挙げ
られる。
は、前記無機マトリックス成分と無機プロトン導電性酸
化物粒子と構成される。無機電解質膜中の無機プロトン
導電性酸化物粒子の含有量が酸化物として5〜80重量
%、さらには30〜75重量%の範囲にあることが好ま
しい。
前記下限未満の場合は、得られる膜の導電性が不充分と
なり、出力電圧が低くなり、高い保水性と導電性を有す
る無機プロトン導電性酸化物粒子を用いた効果が充分得
られないことがあり、無機プロトン導電性酸化物粒子の
含有量が前記上限を越えるとマトリックス成分が少なく
得られる電解質膜の強度が不充分となることがある。
必要に応じて保水性能を有する成分を配合して用いるこ
とができる。保水性能を有する成分としては、シリカ・
アルミナ、ゼオライト(結晶性アルミノシリケート)、
粘土鉱物、チタンナノチューブなどの多孔性無機酸化物
等の他これらにあるいは他の高比表面積を有する多孔性
無機化合物にスルホン基、リン酸基、カルボキシル基な
どで修飾した無機化合物の微粒子等を好適に用いること
ができる。
は無機電解質膜中に概ね30重量%以下の範囲にあるこ
とが好ましい。また、本発明に係る無機電解質膜は、膜
厚が0.01〜10mm、さらには0.05〜5mmの範
囲にあることが好ましい。無機電解質膜の膜厚が0.0
1mm 未満の場合は、充分な膜の強度が得られず、加
工の際にクラックが入ったり、ピンホールが生じること
がある。
と、プロトン導電性が低下するとともに、塗布液法で膜
を形成する場合には充分な膜の強度が得られないことが
ある。このように、無機電解質膜が、無機マトリックス
成分と、高温保水性能および導電性に優れた無機プロト
ン導電性酸化物粒子とから構成されているので、有機樹
脂からなる高分子膜では困難であった100℃以上の高
温運転する場合であっても安定的に高い出力電圧を維持
できる。
質であり、気孔率が5%以上、好ましくは10%以上の
ものが好適である。 [無機電解質膜の製造方法]このような無機電解質膜は、
バインダーとして作用する無機マトリックス成分の前駆
体と無機プロトン導電性酸化物粒子と必要に応じて用い
る保水性能を有する成分微粒子が分散媒に分散した無機
電解質膜形成用塗料を用いて形成することができる。
じて用いる保水性能を有する成分微粒子としては前記し
たと同様のものを用いる。無機マトリックス成分の前駆
体としては、前記したZr、Si、Ti、Alの金属塩およ
び有機金属化合物が挙げられ、これらは加水分解されて
いてもよく、また部分加水分解されていてもよい。さら
に、前記したように、ZrO2、SiO2、TiO2、Al2O
3ゾル、SiO2・Al2O3複合ゾル等を用いることもで
き、さらにまた前記加水分解物とゾルを混合して用いる
こともできる。
としては、シリカ前駆体からなるものが好ましく、具体
的には、アルカリ金属ケイ酸塩水溶液を脱アルカリして
得られるケイ酸液または前記式[1]で表されるアルコキ
シシランなどの有機ケイ素化合物の部分加水分解物、加
水分解物などが好適である。このようなアルコキシラン
としては、前記したものが例示される。
とえば水−アルコール混合溶媒中で酸触媒の存在下、加
水分解すると、アルコキシシランの加水分解重縮合物を
含むマトリックス成分の前駆体の分散液が得られる。こ
のよう分散液中に含まれるマトリックス成分の前駆体の
濃度は、酸化物換算で1〜15重量%、好ましくは2〜
10重量%であることが好ましい。
の分散液と、無機プロトン導電性酸化物粒子と、必要に
応じて用いる保水性能を有する成分微粒子を分散媒に混
合、分散させて無機電解質膜形成用塗料を調製する。こ
のときの各成分の配合量は、得られる無機電解質膜中の
各成分の量が各々前記した範囲となるように混合する。
機マトリックス成分の前駆体と無機プロトン導電性酸化
物粒子と必要に応じて用いる保水性能を有する成分微粒
子の合計濃度は、酸化物として2〜50重量%、さらに
は5〜30重量%の範囲にあることが好ましい。無機電
解質膜形成用塗料の濃度が2重量%未満の場合は塗布法
にもよるが、1回の塗布で所望の膜厚の無機電解質膜が
得られないことがあり、無機電解質膜形成用塗料の濃度
が50重量%を越えると塗料の粘度が高くなり塗料化が
困難であり、得られたとしても塗布法が制限されたり、
得られる無機電解質膜の強度が不充分となることがあ
る。
ましく、有機溶媒を併用することもできる。有機溶媒と
してはメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、ジアセトンアルコール、フルフリルアルコール、
テトラヒドロフルフリルアルコール、エチレングリコー
ル、ヘキシレングリコールなどのアルコール類;酢酸メ
チルエステル、酢酸エチルエステルなどのエステル類;
ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテルなどのエーテル類;アセトン、メチルエチル
ケトン、アセチルアセトン、アセト酢酸エステルなどの
ケトン類などが挙げられる。これらは単独で使用しても
よく、また2種以上混合して使用してもよい。
処理を行ったり、必要に応じて濃縮したり、ゾルを配合
して用いることもできる。上記した無機電解質膜形成用
塗料を用いて無機電解質膜を形成するが、形成方法とし
ては、発電性能および膜の強度等を有していれば特に制
限はないが、例えば剥離性の良い型枠、例えばテフロン
(R)製の型枠に塗料を充満した後、乾燥、加熱処理等
を施す方法が挙げられる。
膜形成用塗料をスプレー法、ロールコーター法、フレキ
ソ印刷法などの方法で、基板上に塗布した後、乾燥、加
熱処理等を施すことによっても無機電解質膜を形成でき
る。この方法によれば、電極と無機電解質膜とを一体化
して製造できる。また、無機マトリックス成分の前駆体
の分散液をあらかじめ塗布して、無機マトリックス成分
からなる薄膜を形成したのち、無機プロトン導電性酸化
物粒子と、必要に応じて用いる保水性能を有する成分微
粒子を分散媒に混合、分散させた分散液を散布し、つい
で乾燥することによって、本発明に係る無機電解質膜を
形成することもできる。
することを特徴としている。具体的には、前記した無機
電解質膜と、この両側に配置される一対のガス拡散電極
(燃料極および酸化極)とから構成され、燃料極と酸化
剤極とで無機電解質膜を挟持するとともに、両極の外側
に燃料室および酸化剤室を形成する溝付きの集電体を配
したものを単セルとし、このような単セルを、冷却板等
を介して複数層積層することによって構成される。
せた導電性材料をPTFEなどの疎水性樹脂結着剤で保持さ
せた多孔質体シートからなる。また、導電性材料とPTFE
などの疎水性樹脂結着剤とからなる多孔質体シートの無
機電解質膜接触面に触媒粒子層を設けたものであっても
よい。このようなガス拡散電極の一対で、無機電解質膜
を挟持し、ホットプレスなどの公知の圧着手段により、
圧着される。
還元反応に触媒作用を有するものであれば良く、白金、
ルテニウム、イリジウム、ロジウム、パラジウム、オス
ニウム、タングステン、鉛、鉄、クロム、コバルト、ニ
ッケル、マンガン、バナジウム、モリブデン、ガリウ
ム、アルミニウム等の金属またはそれらの合金から選択
することができる。
ば良く、たとえば炭素材料として公知のファーネスブラ
ック、チャンネルブラック、アセチレンブラック等のカ
ーボンブラックの他、活性炭、黒鉛、また各種金属も使
用可能である。疎水性樹脂結着剤としては、たとえばフ
ッ素を含む各種樹脂が挙げられ、ポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体、パーフルオロ
スルホン酸等などが挙げられる。
ポリマーを用いてもよく、このポリマーは、ポリマー自
体に結着剤としての機能も有しており、触媒層内で触媒
粒子、電導性粒子との充分な安定性のあるマトリックス
を形成させることが可能である。また、無機電解質膜と
接する反対の面に、前記疎水性樹脂結着剤からなるガス
拡散層が設けられていてもよい。
状態で0.01〜5mg/cm2であり、より好ましく
は0.1〜1mg/cm2であればよい。電気伝導性多
孔質材料は、比表面積として、100〜2000m2/
gであることが、充分な透過性を得る上で好ましい。ま
たガス拡散電極の平均細孔直径は、0.01〜1μmで
あることが好ましい。
方と無機電解質膜の接する界面に形成させるプロトン伝
導性ポリマー層を形成してもよい。本発明に係る燃料電
池では、燃料室に水素を供給し、酸化剤室に空気(酸
素)を供給し、下記電極反応により電気を発生させる。 燃料極(アノード): H2 → 2H+ + 2e- 酸素極(カソード): 2H+ + 1/2O2 + 2e- →
2H2O 無機電解質膜中の酸化アンチモン粒子では、水素が酸化
アンチモン骨格の酸素と結合しているか、水の状態で存
在するか、プロトン(H+)あるいはヒドロニウムイオ
ン(H3O+)の状態で存在しているものと思料される。
マトリックス成分と、高温保水性能および導電性に優れ
た無機プロトン導電性酸化物粒子とから構成されている
ので、100℃以上の高温運転した場合にも高温安定性
に優れ、高温で長期運転した場合にも高い出力電圧を安
定に維持することができる無機電解質膜型燃料電池を提
供することができる。
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
化アンチモン粒子(平均粒子径10nm、Sb2O5・2.
5H2O)を用い、濃度がSb2O5として40重量%のエ
チルアルコール:水=50:50の混合溶媒分散液を調
製した。これにマトリックス成分前駆体としてメチルト
リメトキシシランを加水分解して得たセラメート503
(触媒化成工業(株)製:SiO2濃度16重量%)をS
b2O5:SiO2=50:50となるように混合し、50
℃で1時間撹拌して合計酸化物濃度20.8重量%の無
機電解質膜形成用塗料(A)を調製した。
10cm×10cmのテフロン(R)製型枠に充填し、
1℃/分の速度で250℃まで昇温し、250℃で6時
間加熱して無機電解質膜(A)を得た。型枠から取り出
して得られた無機電解質膜(A)の膜厚は0.8mmで
あった。ついで、白金含有量がPtとして40重量%の
白金担持カーボン粒子にエチルアルコール:水=50:
50の混合溶媒を加えてペースト状とし、これをテトラ
フルオロエチレンで撥水処理したカーボン紙(東レ
(株)製)2枚に、各々白金担持カーボン粒子が0.5
g/cm2の密度となるように塗布し、100℃で12
時間乾燥してガス拡散電極(A)2枚を作成した。
極とし、この両極の間に無機電解質膜(A)を挟み、2
0Kg/cm2の加圧下、300℃で4分間ホットプレ
スし、ガス拡散電極(A)と 無機電解質膜(A)を張
り合わせて単位セル(A)を作成した。評価 単位セル(A)を80℃、相対湿度30%で2時間加湿
処理した。ついで、常圧下、80℃、100℃、140
℃、180℃の各温度において電流密度0.5A/cm2
で50時間運転し、このときの各温度における出力電圧
を測定し、結果を表1に示す。
500時間運転し、このときの出力電圧を測定し、結果
を表1に示す。
化アンチモン粒子(平均粒子径10nm、Sb2O5・2.
5H2O)を用い、濃度がSb2O5として30重量%のエ
チルアルコール:水=50:50の混合溶媒分散液を調
製した。これにマトリックス成分前駆体としてメチルト
リメトキシシランを加水分解して得たセラメート503
(触媒化成工業(株)製:SiO2濃度16重量%)と、
ジルコニアゾル(第一希元素(株)製:平均粒子径5n
m、ZrO2 25重量%)をSb2O5:SiO2:ZrO2=
50:40:10となるように混合し、50℃で1時間
撹拌して合計酸化物濃度21.9重量%の無機電解質膜
形成用塗料(B)を調製した。
用いた以外は実施例1と同様にして単位セル(B)を作
成した。評価 単位セル(B)を用い、実施例1と同様にして出力電圧
を測定し、結果を表1に示す。
化アンチモン粒子(平均粒子径10nm、Sb2O5・2.
5H2O)を用いSb2O5としての濃度が30重量%のエ
チルアルコール:水=50:50の混合溶媒分散液を調
製した。これにマトリックス成分前駆体としてメチルト
リメトキシシランを加水分解して得たセラメート503
(触媒化成工業(株)製:SiO2濃度16重量%)と、
シリカゾル(触媒化成工業(株)製:SI-350、平
均粒子径7nm、SiO220重量%)をSb2O5:SiO
2 :SiO2=70:20:10となるように混合し、5
0℃で1時間撹拌して合計酸化物濃度24.5重量%の
無機電解質膜形成用塗料(C)を調製した。
用いた以外は実施例1と同様にして単位セル(C)を作
成した。評価 単位セル(C)を用い、実施例1と同様にして出力電圧
を測定し、結果を表1に示す。
化アンチモン粒子(平均粒子径40nm、Sb2O5・2.
5H2O)を用いた以外は実施例1と同様にして単位セ
ル(D)を作成した。評価 単位セル(D)を用い、実施例1と同様にして出力電圧
を測定し、結果を表1に示す。
2枚を作成した。この一方のガス拡散電極(A)の白金
担持カーボンを塗布した面上に、実施例3で調製した無
機電解質膜形成用塗料(A)をロールコーター法にて塗
布し、100℃で12時間乾燥し、ついで250℃で6
時間加熱処理して、ガス拡散電極(A)上に無機電解質
膜(E)を形成した。無機電解質膜(E)の膜厚は0.
2nmであった。
ガス拡散電極(A)で挟み20Kg/cm2の加圧下、
300℃で4分間ホットプレスし、ガス拡散電極(A)
と 無機電解質膜(E)を接合した単位セル(E)を作
成した。評価 単位セル(E)を用い、実施例1と同様にして出力電圧
を測定し、結果を表1に示す。
化アンチモン粒子(平均粒子径10nm、Sb2O5 ・
2.5H2O )を用いSb2O5としての濃度が30重量%
のエチルアルコール:水=50:50の混合溶媒分散液
を調製した。これにマトリックス成分前駆体としてメチ
ルトリメトキシシランを加水分解して得たセラメート5
03(触媒化成工業(株)製:SiO2濃度16重量%)
と、希土類イオン交換したゼオライト(触媒化成工業
(株)製:REY、SiO2/Al2O3=8、平均粒子径
0.8μm)の分散液(SiO2・Al2O3濃度30重量
%)とをSb2O5:SiO2:(SiO2・Al2O3)=5
0:30:20となるように混合し、50℃で1時間撹
拌して合計酸化物濃度23.7重量%の無機電解質膜形
成用塗料(F)を調製した。
用いた以外は実施例1と同様にして単位セル(C)を作
成した。評価 単位セル(C)を用い、実施例1と同様にして出力電圧
を測定し、結果を表1に示す。
担持カーボン粒子にエチルアルコール:水=50:50
の混合溶媒を加えてペースト状とし、これをテトラフル
オロエチレンで撥水処理したカーボン紙(東レ(株)
製)2枚に、各々白金担持カーボン粒子は0.5g/cm2
の密度となるように塗布し、100℃で12時間乾燥し
てガス拡散電極(A)2枚を作成した。
極とし、この両極の間に 無機電解質膜としてパーフル
オロカーボンスルホン酸膜(DuPont 社製:Nafion 膜N
-117 膜厚183μm)を挟み、150Kg/cm2の
加圧下、100℃で5分間ホットプレスし、ガス拡散電
極(A)と 無機電解質膜を接合した単位セル(G)を
作成した。
を測定し、結果を表1に示す。
13)
としてはスルホン酸基を有するポリスチレン系の陽イオ
ン交換膜、フルオロカーボンスルホン酸とポリビニリデ
ンフルオライドとの混合膜、フルオロカーボンマトリッ
クスにトリフルオロエチレンをグラフト化した膜、パー
フルオロカーボンスルホン酸膜等が用いられている。し
かしながら、このような有機樹脂膜からなる電解質膜中
のプロトンの移動、すなわち膜のイオン電導度は、膜中
の含水率に依存し、長期運転した場合、あるいは約80
℃以上の高温運転すると、膜内の含水率が低下し、その
結果、イオン電導度が低下し、発生電圧の低下をきたす
などの問題があった。
コキシシラン、ジルコニウムテトラブトキシド、シリコ
ンテトラプロポキシド、チタニウムテトラプロポキシド
などおよびこれらの加水分解物などが挙げられる。さら
に無機マトリックス成分は、さらにZrO2 ゾル、SiO2
ゾル、TiO2 ゾル、Al2O3ゾル、SiO2・Al2O3 複
合ゾル等、従来公知のゾルから形成されたものであって
もよい。
じて用いる保水性能を有する成分微粒子としては前記し
たと同様のものを用いる。無機マトリックス成分の前駆
体としては、前記したZr、Si、Ti、Alの金属塩およ
び有機金属化合物が挙げられ、これらは加水分解されて
いてもよく、また部分加水分解されていてもよい。さら
に、前記したように、ZrO2 ゾル、SiO2 ゾル、TiO2
ゾル、Al2O3ゾル、SiO2・Al2O3複合ゾル等を用い
ることもでき、さらにまた前記加水分解物とゾルを混合
して用いることもできる。
化アンチモン粒子(平均粒子径10nm、Sb2O5・2.
5H2O)を用いSb2O5としての濃度が30重量%のエ
チルアルコール:水=50:50の混合溶媒分散液を調
製した。これにマトリックス成分前駆体としてメチルト
リメトキシシランを加水分解して得たセラメート503
(触媒化成工業(株)製:SiO2濃度16重量%)と、
シリカゾル(触媒化成工業(株)製:SI-350、平
均粒子径7nm、SiO220重量%)をSb2O5:SiO
2:SiO2 ゾル=70:20:10となるように混合
し、50℃で1時間撹拌して合計酸化物濃度24.5重
量%の無機電解質膜形成用塗料(C)を調製した。
2枚を作成した。この一方のガス拡散電極(A)の白金
担持カーボンを塗布した面上に、実施例1で調製した無
機電解質膜形成用塗料(A)をロールコーター法にて塗
布し、100℃で12時間乾燥し、ついで250℃で6
時間加熱処理して、ガス拡散電極(A)上に無機電解質
膜(E)を形成した。無機電解質膜(E)の膜厚は0.
2nmであった。
Claims (4)
- 【請求項1】無機プロトン導電性酸化物粒子と無機マト
リックス成分とからなることを特徴とする無機電解質
膜。 - 【請求項2】前記無機プロトン導電性酸化物粒子が、下
記式(1)で表される水和酸化アンチモン粒子とからな
り、該粒子の平均粒子径が5〜50nmの範囲にあり、
水和酸化アンチモン粒子の含有量が酸化物(Sb2O5)
換算で5〜80重量%の範囲にあることを特徴とする請
求項1に記載の無機電解質膜。 Sb2O5・nH2O (1) n=0.1〜5 - 【請求項3】前記無機マトリックス成分が、ZrO2、S
iO2、TiO2、Al2O3から選ばれる1種以上の無機酸
化物からなることを特徴とする請求項1または2に記載
の無機電解質膜。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の無機電解
質膜を用いてなることを特徴とする無機電解質膜型燃料
電池。
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