JP2003149627A - 液晶パネルモジュール及びこれを用いた投射装置 - Google Patents

液晶パネルモジュール及びこれを用いた投射装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却風の風量を増加させることなく放熱性を
向上させる。 【解決手段】 防塵ガラス112(液晶パネル92)と
フック113との間に高い熱伝導性と軟性を有するシー
ト130を介装し、このシート130に防塵ガラス11
2とフック113とを密着させる構成とすることによ
り、防塵ガラス112とフック113との間の空気層を
排除し、シート130の高い熱伝導性によって、液晶パ
ネル92からフック113への熱伝導性を向上させて液
晶パネルモジュール115の放熱性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタ等の
ライトバルブとして好適な液晶パネルモジュール及びこ
れを用いた投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ライトバルブ等を構成する液晶パネ
ルは、ガラス基板、石英基板等の2枚の基板間に液晶を
封入して構成される。そして、一方の基板に、例えば薄
膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、TFT
と称す)をマトリクス状に配置し、他方の基板に対向電
極を配置して、両基板間に封止した液晶層の光学特性を
画像信号に変換させることで、画像表示を可能にする。
【0003】TFTを配置したTFT基板と、TFT基
板に対向配置される対向基板とは、別々に製造される。
両基板は、パネル組立工程において高精度に貼り合わさ
れた後、液晶が封入される。
【0004】パネル組立工程においては、先ず、各基板
工程において夫々製造されたTFT基板と対向基板との
対向面、即ち、対向基板及びTFT基板の液晶層と接す
る面上に配向膜が形成され、次いでラビング処理が行わ
れる。次に、一方の基板上の端辺に接着剤となるシール
部が形成される。TFT基板と対向基板とをシール部を
用いて貼り合わせ、アライメントを施しながら圧着硬化
させる。シール部の一部には切り欠きが設けられてお
り、この切り欠きを介して液晶を封入する。
【0005】この種の液晶パネルとしては、プロジェク
タに用いられるものがある。プロジェクタにおいては、
液晶パネルの画面上の画像をスクリーンに拡大投射す
る。従って、液晶パネルの画面上にゴミが付着すると、
ゴミの影響によって表示画像の劣化が著しい。そこで、
ゴミの影響等を低減するため、一般に、液晶パネルは、
入射面及び出射面に防塵ガラスが取付けられた状態でケ
ース内に収納されるようになっている。
【0006】このようなケースは、軽量、高い寸法精
度、高い生産性等の理由から、一般に、樹脂を主に射出
形成することで構成される。なお、ケースの材料として
選択する樹脂には、線膨張係数が十分に小さいカーボン
材料を含有させることで、ケースの延びを抑制して、温
度変動に対して液晶パネルの表示位置を一定に保持する
ことが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶パネル
を収納するプロジェクタ用の液晶パネルモジュール、も
しくは液晶パネルは、照射される光によって温度が上昇
する。この温度上昇による液晶パネルの特性の変化や信
頼性の低下を防止するため、液晶パネルモジュールは、
ある一定温度を超えないよう、冷却する必要がある。こ
のため、液晶プロジェクタでは、液晶パネルモジュール
にファン等で冷却風を当てる構成が一般に採用されてい
る。この種の液晶プロジェクタは、高輝度化するにつれ
て液晶パネルに入射する光量が増加して温度上昇が大き
くなるため、液晶パネルを冷却する冷却風の風量を増加
させる必要がある。また、液晶プロジェクタを小型化す
るために液晶パネルを高精細化すると、液晶パネルモジ
ュールの表面積が減少するため、液晶パネルを冷却する
冷却風の風量を増加させる必要がある。
【0008】しかしながら、液晶パネルへの冷却風の風
量を増加させることは、ファンによる騒音を増大させる
こととなる。従って、冷却ファンによる液晶パネルの冷
却はその騒音が実用上許容される範囲内で行われること
が望ましいが、冷却風の風量を制限することは、液晶プ
ロジェクタの高輝度化や小型化、長寿命化等を実現する
上での課題となる。
【0009】これらの課題を解決するため、液晶パネル
モジュールの冷却効率を向上させることが望まれてい
る。液晶パネルモジュールの冷却効率を向上されるため
の手段としては、液晶パネルを収納するケースを熱伝導
性の良好な材料で構成し、液晶パネルからの熱をケース
を介して放熱することが考えられる。ここで、液晶パネ
ルはシリコン樹脂製の接着剤等を介してケース内に固定
されることが一般的である。
【0010】しかしながら、一般に、接着剤による液晶
パネルのケースへの固定は各部材の熱膨張率の違い等に
起因する破損を防止することを目的として最小限の面積
にとどめられているため、たとえケースを熱伝導性の良
好な部材で構成したとしても、液晶パネルとケースとの
間隙に介在する空気層によって液晶パネルとケースとの
間の熱伝導が損なわれて、液晶パネルモジュールの冷却
効率を十分に向上することが困難であった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、放熱性を向上させることのできる液晶パネルモジュ
ール及びこれを用いた投射装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶パネル
モジュールは、液晶パネルを収納するパネル収納室が開
口されたケースと、上記ケースに掛止され上記パネル収
納室を閉塞するフックと、熱伝導性が高く且つ軟性を有
する材料で構成され上記液晶パネルと上記フックとの間
に密着して介装されるシートとを備えたことを特徴とす
る。
【0013】このような構成によれば、シートによって
液晶パネルとフックとの間の空気層が排除され、液晶パ
ネルで発生した熱がシートを介してフックに効率よく伝
達されるため、液晶パネルモジュールの放熱性が向上す
る。
【0014】本発明に係る液晶パネルモジュールは、液
晶パネルを収納するパネル収納室が開口された金属製の
ケースと、熱伝導性が高く且つ軟性を有する材料で構成
され上記液晶パネルと上記ケースの上記パネル収納室と
の間に密着して介装されるシートとを備えたことを特徴
とする。
【0015】このような構成によれば、シートによって
液晶パネルとパネル収納室との間の空気層が排除され、
液晶パネルで発生した熱がシートを介してケースに効率
よく伝達されるため、液晶パネルモジュールの放熱性が
向上する。
【0016】本発明に係る液晶パネルモジュールは、液
晶パネルを収納するパネル収納室が開口された金属製の
ケースと、上記ケースに掛止され上記パネル収納室を閉
塞するフックと、熱伝導性が高く且つ軟性を有する材料
で構成され上記液晶パネルと上記フックとの間に密着し
て介装されるシートと、熱伝導性が高く且つ軟性を有す
る材料で構成され上記液晶パネルと上記ケースの上記パ
ネル収納室との間に密着して介装されるシートとを備え
たことを特徴とする。
【0017】このような構成によれば、シートによって
液晶パネルとフックとの間の空気層が排除され、液晶パ
ネルで発生した熱がシートを介してフックに効率よく伝
達されるとともに、シートによって液晶パネルとパネル
収納室との間の空気層が排除され、液晶パネルで発生し
た熱がシートを介してケースに効率よく伝達されるた
め、液晶パネルモジュールの放熱性が向上する。
【0018】上記シートは、金属粉が含有されたシリコ
ン材料で構成されたことを特徴とする。
【0019】このような構成によれば、シートに、高い
熱伝導性と軟性とを同時に付与することができる。
【0020】上記シートは、金属が織り込まれたグラス
ウールで構成されたことを特徴とする。
【0021】このような構成によれば、シートに、高い
熱伝導性と軟性とを同時に付与することができる。
【0022】本発明に係る投射装置は、上記液晶パネル
モジュールを用いたことを特徴とする。
【0023】このような構成によれば、投射装置の静粛
性の向上、高輝度化、小型化、動作信頼性の向上、長寿
命化を容易に実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図6は本発明の第1の実施
の形態に係わり、図1は液晶パネルモジュールの分解斜
視図、図2は液晶装置の画素領域を構成する複数の画素
における各種素子、配線等の等価回路図、図3はTFT
基板等の素子基板をその上に形成された各構成要素と共
に対向基板側から見た平面図、図4は素子基板と対向基
板とを貼り合わせて液晶を封入する組立構成終了後の液
晶装置を図3のH−H’線の位置で切断して示す断面
図、図5は液晶装置を詳細に示す断面図、図6は液晶パ
ネルモジュールを示す説明図、である。
【0025】先ず、図2乃至図5を参照して、液晶パネ
ルの構造について説明する。
【0026】液晶パネルは、図3及び図4に示すよう
に、TFT基板等の素子基板10と対向基板20との間
に液晶50を封入して構成される。素子基板10上には
画素を構成する画素電極等がマトリクス状に配置されて
いる。図2は画素を構成する素子基板10上の素子の等
価回路を示している。
【0027】図2に示すように、画素領域においては、
複数本の走査線3aと複数本のデータ線6aとが交差す
るように配線され、走査線3aとデータ線6aとで区画
された領域に画素電極9aがマトリクス状に配置され
る。そして、走査線3aとデータ線6aの各交差部分に
対応してTFT30が設けられ、このTFT30に画素
電極9aが接続されている。
【0028】TFT30は走査線3aのON信号によっ
てオンとなり、これにより、データ線6aに供給された
画素信号が画素電極9aに供給される。この画素電極9
aと対向電極21に設けられた対向電極21との間の電
圧が液晶50に印加される。また、画素電極9aと並列
に蓄積容量70が設けられており、蓄積容量70によっ
て、画素電極9aの電圧はソース電圧が印加された時間
よりも例えば3桁も長い時間の保持が可能となる。蓄積
容量70によって、電圧保持特性が改善され、コントラ
スト比の高い画像表示が可能となる。
【0029】図5は、一つの画素に注目した液晶パネル
の模式的断面図である。
【0030】ガラスや石英等の素子基板10には、素子
基板完成時の配向膜16表面の段差を抑えるために溝1
1が形成されている。この溝11上に遮光膜12及び第
1層間絶縁膜13を介してLDD構造をなすTFT30
が形成されている。溝11によって、TFT基板の液晶
50との境界面が平坦化される。
【0031】TFT30は、チャネル領域1a、ソース
領域1d、ドレイン領域1eが形成された半導体層に絶
縁膜2を介してゲート電極をなす走査線3aが設けられ
てなる。なお、遮光膜12は、TFT30の形成領域に
対応する領域、後述するデータ線6a及び走査線3a等
の形成領域、即ち各画素の非表示領域に対応した領域に
形成されている。この遮光膜12によって、反射光がT
FT30のチャネル領域1a、ソース領域1d及びドレ
イン領域1eに入射することが防止される。
【0032】TFT30上には第2層間絶縁膜14が積
層され、第2層間絶縁膜14上には中間導電層15が形
成されている。中間導電層15上には誘電体膜17を介
して容量線18が対向配置されている。容量線18は、
容量層と遮光層とからなり、中間導電層15との間で蓄
積容量を構成すると共に、光の内部反射を防止する遮光
機能を有する。半導体層に比較的近接した位置に中間導
電層15を形成しており、光の乱反射を効率よく防止す
ることができる。
【0033】容量線18上には第3層間絶縁膜19が配
置され、第3層間絶縁膜19上にはデータ線6aが積層
される。データ線6aは、第3及び第2層間絶縁膜1
9,14を貫通するコンタクトホール24a,24bを
介してソース領域1dに電気的に接続される。データ線
6a上には第4層間絶縁膜25を介して画素電極9aが
積層されている。画素電極9aは、第4、第3、第2層
間絶縁膜25,19,14を貫通するコンタクトホール
26a,26bにより中間導電層15を介してドレイン
領域1eに電気的に接続される。画素電極9a上にはポ
リイミド系の高分子樹脂からなる配向膜16が積層さ
れ、所定方向にラビング処理されている。
【0034】走査線3a(ゲート電極)にON信号が供
給されることで、チャネル領域1aが導通状態となり、
ソース領域1dとドレイン領域1eとが接続されて、デ
ータ線6aに供給された画像信号が画素電極9aに与え
られる。
【0035】一方、対向基板20には、TFTアレイ基
板のデータ線6a、走査線3a及びTFT30の形成領
域に対向する領域、即ち各画素の非表示領域において第
1遮光膜23が設けられている。この第1遮光膜23に
よって、対向基板20側からの入射光がTFT30のチ
ャネル領域1a、ソース領域1d及びドレイン領域1e
に入射することが防止される。第1遮光膜23上に、対
向電極(共通電極)21が基板20前面に亘って形成さ
れている。対向電極21上にポリイミド系の高分子樹脂
からなる配向膜22が積層され、所定方向にラビング処
理されている。
【0036】そして、素子基板10と対向基板20との
間に液晶50が封入されている。これにより、TFT3
0は所定のタイミングでデータ線6aから供給される画
像信号を画素電極9aに書き込む。書き込まれた画素電
極9aと対向電極21との電位差に応じて液晶50の分
子集合の配向状態が変化して、光を変調し、階調表示を
可能にする。
【0037】図3及び図4に示すように、対向基板20
には表示領域を区画する額縁としての遮光膜42が設け
られている。遮光膜42は例えば遮光膜23と同一又は
異なる遮光材料によって形成されている。
【0038】遮光膜42の外側の領域に液晶を封入する
シール材41が、素子基板10と対向基板20間に形成
されている。シール材41は対向基板20の輪郭形状に
略一致するように配置され、素子基板10と対向基板2
0を相互に固着する。シール材41は、素子基板10の
1辺の一部において欠落しており、貼り合わされた素子
基板10及び対向基板20相互の間隙には、液晶50を
注入するための液晶注入口78が形成される。液晶注入
口78より液晶が注入された後、液晶注入口78を封止
材79で封止するようになっている。
【0039】素子基板10のシール材41の外側の領域
には、データ線駆動回路61及び実装端子62が素子基
板10の一辺に沿って設けられており、この一辺に隣接
する2辺に沿って、走査線駆動回路63が設けられてい
る。素子基板10の残る一辺には、画素表示領域の両側
に設けられた走査線駆動回路63間を接続するための複
数の配線64が設けられている。また、対向基板20の
コーナー部の少なくとも1箇所においては、素子基板1
0と対向基板20との間を電気的に導通させるための導
通材65が設けられている。
【0040】このように構成された液晶パネルはフレキ
シブル配線基板99が接続された状態でケース91に収
納され、これにより液晶パネルモジュール液晶パネルモ
ジュール構成される。なお、図6(a)は液晶パネルモ
ジュールの底面形状を示し、図6(b)は横断面形状を
示している。
【0041】以下、液晶パネルモジュール155の構成
について具体的に説明する。図1,6の液晶パネル92
は、図2乃至図5と同様のものであり、素子基板93及
び対向基板94が貼り合わされて構成されている。液晶
パネル92の実装端子62(図3参照)には、フレキシ
ブル配線基板99が接続されている。フレキシブル配線
基板99は、ポリイミドフィルム等のベース材料上に例
えば圧延銅箔による銅箔パターンを形成し、さらに、銅
箔パターン上にカバー材料を形成して構成される。銅箔
パターンは、フレキシブル配線基板99の長手方向に沿
って並設されている。フレキシブル配線基板99の幅方
向には、導電粒子を含有する接着剤である図示しないA
CFが形成されており、このACFを利用してフレキシ
ブル配線基板99が素子基板93上に圧着固定されてい
る。
【0042】また、液晶パネル92の素子基板93及び
対向基板94の表面には、これらと略同形状の防塵ガラ
ス111,112が、図示しない接着剤を介してそれぞ
れ貼着されている。
【0043】ケース91は、例えばカーボン材料を含有
した樹脂による射出形成品で構成されている。ケース9
1の上面には、貼り合わされた液晶パネル92及び防塵
ガラス111,112の形状に略一致した形状のパネル
収納室120が開口されている。また、ケース91の底
面には、パネル収納室120とケース91の底面側外部
とを連通する開口部88が、液晶パネル92の有効表示
領域に対応して形成されている。そして、パネル収納室
120には、開口部88側に対向基板94側を向けた状
態で液晶パネル92及び防塵ガラス111,112が収
納され、防塵ガラス111が開口部88を介して外部に
露呈されるようになっている。
【0044】また、ケース91の上面には、フレキシブ
ル配線基板99に対応する位置に、パネル収納室120
と連通する段部117が設けられ、この段部117によ
ってフレキシブル配線基板99が折れ曲がることなくケ
ース91の内外に架設されるようになっている。さら
に、ケース91の側面には、パネル収納室120を閉塞
するフック113(後述する)を掛止するための一対の
掛止片121が設けられている。
【0045】ここで、液晶パネル92の素子基板93の
側面95とこの側面95に夫々対向するパネル収納室8
6の両側内壁89との間には、若干の隙間が設けられて
いる。この隙間には図示しない接着剤が埋め込まれてお
り、接着剤はケース91内の所定位置に液晶パネル92
を接着固定するようになっている。その際、接着剤は隙
間全体に充填されるものではなく、不連続に少量ずつ埋
め込まれることにより、液晶パネル92のケース91に
対する熱膨張の自由度が確保されている。
【0046】フック113は、例えば板金製の部材で構
成されるもので、素子基板93の有効表示領域に対応し
た開口部123を有する。また、フック113の側部か
らは掛止片121に対応する一対の掛止爪125がケー
ス91側に延設されており、この掛止爪125が掛止片
121に掛止されることにより、フック113はパネル
収納室120を閉塞した状態でケース91に掛止可能と
なっている。
【0047】ここで、フック113は、主として、ケー
ス91と液晶パネル92とを接着固定するための接着剤
が硬化されるまでの間、液晶パネル92をパネル収納室
120内の所定位置に保持するための機能を有する。こ
のため、フック113には、ケース91側にやや突出す
るパネル押圧部126が屈曲形成により設けられ、フッ
ク113がケース91に掛止された際には、パネル押圧
部126によって、液晶パネル92が防塵ガラス112
側から比較的弱い押圧力で弾性的に押圧されるようにな
っている。なお、上記比較的弱い押圧力とは、液晶パネ
ル92に表示むら等を発生させない程度の押圧力であ
る。
【0048】防塵ガラス112(液晶パネル92)とフ
ック113との間には、シート130が介装されてい
る。シート130は、例えば0.5(mm)の厚さを有
する素子基板93と略同形状の矩形部材で構成され、面
上に素子基板93の有効表示領域に対応する開口部13
1が開口されている。このシート130は、例えば、金
属粒子が含有されたシリコン樹脂や金属が織り込まれた
グラスウール等で構成され、これにより、シート130
には、高い熱伝導性と軟性とが両立して具備される。そ
して、シート130は、防塵ガラス112とフック11
3との間に介装された際に、その軟性によって防塵ガラ
ス112(液晶パネル92)及びフック113に密着さ
れ、これらの間の熱伝導性を向上させる。
【0049】本実施の形態においては、液晶パネルモジ
ュール155に照射される光等によって液晶パネル92
で発生した熱を、主としてシート130を介してフック
113に伝達させ、フック113から放熱させる構成と
したことにより、液晶パネルモジュール115の放熱性
を向上させることができる。
【0050】すなわち、防塵ガラス112(液晶パネル
92)とフック113との間に高い熱伝導性と軟性を有
するシート130を介装し、このシート130に防塵ガ
ラス112とフック113とを密着させる構成とするこ
とにより、防塵ガラス112とフック113との間の空
気層を排除することができ、液晶パネル92からフック
113への熱伝導性を向上させて液晶パネルモジュール
115の放熱性を向上させることができる。換言すれ
ば、液晶パネル92で発生した熱を、高い熱伝導性を有
する板金製のフック113に効率よく伝達することがで
き、液晶パネルモジュール115の放熱性を飛躍的に向
上することができる。
【0051】従って、液晶パネルモジュール155を冷
却するための冷却風の風量を必要以上に増加させる必要
がなく、冷却ファン(図示せず)による騒音を低減する
ことができる。また、液晶パネル92への入射光を増量
することによる高輝度化を容易に実現することができ、
さらに、液晶パネルモジュール155の動作信頼性の向
上、小型化、長寿命化等を容易に実現することができ
る。
【0052】また、シート130を介して液晶パネル9
2とフック113との間の熱伝導性を向上させる構成と
することにより、例えば液晶パネル92とフック113
との間に接着剤を介装した場合等に発生し得る、接着剤
が液晶パネル92の有効表示領域へ侵入する等を防止し
て、液晶パネルモジュール155の歩留まりを飛躍的に
向上することができる。
【0053】図7は本発明の第2の実施の形態を示す説
明図である。図7において図1と同様の構成要素には同
一符号を付して説明を省略する。
【0054】本実施の形態は、上述の第1の実施の形態
で採用した樹脂製のケース91に代えて金属製のケース
191を採用し、ケース191のパネル収納部95と液
晶パネル92との隙間にシート140を追加して液晶パ
ネルモジュール155を構成したものである。その他、
上述の第1の実施の形態と同様の構成については同符号
を付して説明を省略する。
【0055】ケース191は、例えば、マグネシウム合
金を材料とし、溶融金属射出成形法又はチクソモールデ
ィング法という金属材料の射出成形によって構成されて
いる。ケース191は、熱伝導性に優れたマグネシウム
合金等の金属材料によって構成されていることから、放
熱性に優れている。
【0056】シート140は、例えば、0.5(mm)
の厚さを有する細長の部材で構成され、液晶パネル92
の3つの内壁89に沿って配置されるものである。この
シート140は、例えば、金属粒子が含有されたシリコ
ン樹脂や金属が織り込まれたグラスウール等で構成さ
れ、これにより、シート140には、高い熱伝導性と軟
性とが両立して具備される。そして、シート140は、
液晶パネル92とケース191のパネル収納室120と
の間に介装された際に、その軟性によって液晶パネル9
2及びケース191に密着され、これらの間の熱伝導性
を向上させる。
【0057】ここで、シート140には、例えば所定間
隔毎に切欠部141が設けられ、この切欠部に図示しな
い接着剤が埋め込まれることで、液晶パネル92のケー
ス191への接着固定が実現する。
【0058】このような実施の形態によれば、上述の第
1の実施の形態で得られる作用・効果に加え、液晶パネ
ル92で発生した熱をシート140を介して金属製のケ
ース191に伝達することができ、液晶パネル92の放
熱性をより向上することができるという効果を奏する。
【0059】また、パネル収納部95と液晶パネル92
との間にシート140を介装させることは、液晶パネル
92のケース91に対する位置決め精度を向上すること
ができるという効果も奏する。この場合、シート140
は軟性を有するため、液晶パネル92のケース91に対
する熱膨張の自由度が維持されることは勿論である。
【0060】なお、ケース191はフック113に比し
て格段に熱容量が大きいため、シート130を省略した
構成においても、十分な放熱性の向上を図ることができ
る。
【0061】図8は本発明の第5の実施の形態に係る投
射装置の光学系を示す説明図である。
【0062】本実施の形態は第1,第2の実施の形態に
おける液晶パネルモジュールを用いて単板式の投射装置
を構成した例を示している。なお、3板式の投射装置に
適用してもよいことは明らかである。
【0063】図8において、プロジェクタに用いられる
光源151は、例えば、メタルハライド等のランプを内
蔵した高圧水銀ランプとリフレクタとによって構成され
る。高圧水銀ランプからの光をリフレクタによって前方
に反射させ、ライトバルブとして機能する液晶パネルモ
ジュール155に入射するものである。
【0064】光源151からの光は、インテグレータレ
ンズ154を介して液晶パネルモジュール155に与え
られる。インテグレータレンズ154は、複数の小レン
ズを有する第1及び第2のレンズアレイ152,153
によって構成されており、入射光を均一にして液晶パネ
ルモジュール155の入射面全域に入射させる。これに
より、映出された映像に輝度むらが生じることを防止し
ている。
【0065】液晶パネルモジュール155は、上記各実
施の形態における液晶パネルモジュールと同一の構成で
ある。上記各実施の形態におけるケース91,191の
入射面側から入射された光を液晶パネルによって変調し
て出射する。即ち、液晶パネルモジュール155は図示
しない映像信号供給部からの映像信号に応じて入射光を
変調し、プリズム156及び投射レンズ157を介して
スクリーン158上に映像光を出射する。これにより、
スクリーン158上において映像が映出される。
【0066】このように構成された実施の形態において
は、液晶パネルモジュール155が高い放熱性を有する
ため投射装置の静粛性の向上、高輝度化、小型化、動作
信頼性の向上、長寿命化等を容易に実現することができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、放
熱性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液晶パネルモ
ジュールの分解斜視図
【図2】液晶装置の画素領域を構成する複数の画素にお
ける各種素子、配線等の等価回路図
【図3】TFT基板等の素子基板をその上に形成された
各構成要素と共に対向基板側から見た平面図
【図4】素子基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封
入する組立構成終了後の液晶装置を図3のH−H’線の
位置で切断して示す断面図
【図5】液晶装置を詳細に示す断面図
【図6】液晶パネルモジュールを示す説明図
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る液晶パネルモ
ジュールの分解斜視図
【図8】本発明に係る投射装置を示す説明図
【符号の説明】
86…パネル収納室 91…ケース 92…液晶パネル 113…フック 130…シート 140…シート 155…液晶パネルモジュール 191…ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 304 G09F 9/00 304B 5G435 350 350Z 9/35 9/35 H04N 5/64 541 H04N 5/64 541J 5/74 5/74 K Fターム(参考) 2H088 EA13 EA19 GA02 HA08 MA04 MA16 2H089 HA17 HA40 JA10 KA15 QA06 QA11 QA12 QA13 UA05 2H091 FA08 FA26Z FD07 FD12 FD22 HA06 LA04 LA11 LA12 LA13 MA07 5C058 AA06 AB03 AB06 BA30 EA26 5C094 AA35 BA43 HA10 5G435 AA12 BB12 BB17 EE02 GG43 GG44 LL15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルを収納するパネル収納室が開
    口されたケースと、 上記ケースに掛止され上記パネル収納室を閉塞するフッ
    クと、 熱伝導性が高く且つ軟性を有する材料で構成され上記液
    晶パネルと上記フックとの間に密着して介装されるシー
    トとを備えたことを特徴とする液晶パネルモジュール。
  2. 【請求項2】 液晶パネルを収納するパネル収納室が開
    口された金属製のケースと、 熱伝導性が高く且つ軟性を有する材料で構成され上記液
    晶パネルと上記ケースの上記パネル収納室との間に密着
    して介装されるシートとを備えたことを特徴とする液晶
    パネルモジュール。
  3. 【請求項3】 液晶パネルを収納するパネル収納室が開
    口された金属製のケースと、 上記ケースに掛止され上記パネル収納室を閉塞するフッ
    クと、 熱伝導性が高く且つ軟性を有する材料で構成され上記液
    晶パネルと上記フックとの間に密着して介装されるシー
    トと、 熱伝導性が高く且つ軟性を有する材料で構成され上記液
    晶パネルと上記ケースの上記パネル収納室との間に密着
    して介装されるシートとを備えたことを特徴とする液晶
    パネルモジュール。
  4. 【請求項4】 上記シートは、金属粉が含有されたシリ
    コン材料で構成されたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3の何れか1つに記載の液晶パネルモジュール。
  5. 【請求項5】 上記シートは、金属が織り込まれたグラ
    スウールで構成されたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3の何れか1つに記載の液晶パネルモジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記
    載の液晶パネルモジュールを用いたことを特徴とする投
    射装置。
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