JP2003149003A - エンコーダの位相差補正装置、位相差補正方法及び位相差補正プログラム - Google Patents

エンコーダの位相差補正装置、位相差補正方法及び位相差補正プログラム

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JP2003149003A
JP2003149003A JP2001349161A JP2001349161A JP2003149003A JP 2003149003 A JP2003149003 A JP 2003149003A JP 2001349161 A JP2001349161 A JP 2001349161A JP 2001349161 A JP2001349161 A JP 2001349161A JP 2003149003 A JP2003149003 A JP 2003149003A
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phase
digital data
sine wave
wave signal
amplitude
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Application number
JP2001349161A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kiriyama
哲郎 桐山
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2相正弦波間の位相差を、操作者の手動調整
によらず、自動的に所望の値に調整する。 【解決手段】 エンコーダ100からの二相正弦波信号
は、振幅調整装置200において振幅の揃った二相正弦
波信号A2,B2とされる。加減算装置300は、信号
A2を反転させ反転信号を生成し、この反転信号並びに
信号A2及び,B2を組み合わせて位相差が90度の新
たな信号A3,B3を出力する。新たな信号A3,B3
は、振幅調整装置400に入力され、加減算装置300
により新たに生じた振幅のずれを調整する。これによ
り、振幅、位相、オフセットの誤差の無い信号AO,B
Oが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相差のあるA、
B相の正弦波信号を生じるエンコーダにおいて、位相差
を所望の値に補正する位相差補正装置、位相差補正方法
及び位相差補正プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】エンコーダの内挿回路では、エンコーダ
からの二相正弦波信号を基にして、エンコーダの内挿を
行うものであるが、この2相正弦波信号は、互いに振幅
が等しく、オフセットがとれており(中心電圧がゼ
ロ)、かつ2つの信号間の位相差が90度である必要があ
る。しかし、これら振幅、オフセット、位相差の誤差を
完全に除去するのは極めて困難で、これが測定精度向上
の障害となっている。
【0003】このうち、振幅、中心電圧の補正手段とし
ては、例えば特開平10−311741号公報等に開示されてい
るが、本公報に開示の技術は、信号の位相差が所望通り
(90°)とされていることが前提とされており、位相
誤差がある場合はそのまま適用することはできない。こ
のため、位相差の調整については、機械的な調整はされ
ているものの、簡易な手段で調整を行うのが困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした従
来技術の問題点を解消するためになされたものであり、
2相正弦波間の位相差を、簡易な手段で所望の値に調整
することのできる位相差補正装置及び位相差補正方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため、
本出願の第一の発明に係るエンコーダの位相差補正装置
は、エンコーダから出力される位相がずれたA相正弦波
信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿処理回路の前
段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正弦波信号の間
の位相差を補正するエンコーダの位相差補正装置におい
て、前記A相正弦波信号及び前記B相正弦波信号とをサ
ンプリングしてA,B相ディジタルデータに変換するA
D変換手段と、前記A相ディジタルデータと前記B相デ
ィジタルデータとを加算して加算信号を出力する加算手
段と、前記A相ディジタルデータから前記B相ディジタ
ルデータを減算し又は前記B相ディジタルデータから前
記A相ディジタルデータを減算して減算信号を出力する
減算手段と、前記加算信号及び前記減算信号の振幅を調
整する振幅調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】前記第一の発明において、前記振幅調整手
段は、前記A,B相ディジタルデータの振幅比を演算す
る振幅比演算手段と、演算された振幅比に応じて決定さ
れる係数を乗じたデータを出力する乗算器とを備えて構
成することができる。また、前記第一の発明において、
前記振幅調整手段による振幅調整を複数回繰り返すフィ
ードバック制御手段を備えることもできる。また、前記
振幅比演算手段は、前記A、B相ディジタルデータの最
大値及び最小値を求めることにより前記振幅比を演算す
るようにしてもよいし、また、前記A相ディジタルデー
タ又は前記B相ディジタルデータの一方がゼロとなるゼ
ロクロス点を検出し、該ゼロクロス点での前記A相ディ
ジタルデータ又は前記B相ディジタルデータの他方を抽
出することにより前記振幅比を演算するようにしてもよ
い。
【0007】前記第1の発明に係る位相差補正装置は、
前記加算手段及び前記減算手段の前段に配置され、前記
A相ディジタルデータの振幅と前記B相ディジタルデー
タの振幅とが互いに等しくなるように該振幅を調整する
第2の振幅調整手段を備えるようにしてもよい。さら
に、この第2の振幅調整手段は、前記A,B相ディジタ
ルデータの振幅比を演算する振幅比演算手段と、演算さ
れた振幅比に応じて決定される係数を前記A,B相ディ
ジタルデータに乗じたデータを出力する乗算器により構
成されるようにしてもよい。
【0008】本出願の第二の発明に係るエンコーダの位
相差補正装置は、エンコーダから出力される位相がずれ
たA相正弦波信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿
処理回路の前段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正
弦波信号の間の位相差を補正するエンコーダの位相差補
正装置において、前記A相正弦波信号及び前記B相正弦
波信号とをサンプリングしてA,B相ディジタルデータ
DA,DBに変換するAD変換手段と、前記A相ディジ
タルデータDAをX軸成分、前記B相ディジタルデータ
DBをY軸成分とした座標軸を想定し、座標値(DA,
DB)を、軸角度θ=(2N+1)π/4[rad](N=
0,1,2,3)回転させて該座標値DA,DBを実数
倍した座標値に変換し、この変換された座標値を出力信
号として出力する座標変換手段とを備えたことを特徴と
する。
【0009】本出願の第三の発明に係るエンコーダの位
相差補正方法は、エンコーダから出力される位相がずれ
たA相正弦波信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿
処理回路の前段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正
弦波信号の間の位相差を補正するエンコーダの位相差補
正方法において、前記A相正弦波信号及び前記B相正弦
波信号とをサンプリングしてA,B相ディジタルデータ
に変換するステップと、前記A相ディジタルデータとB
相ディジタルデータとを加算して加算信号を出力するス
テップと、前記A相ディジタルデータから前記B相ディ
ジタルデータを減算し又は前記B相ディジタルデータか
ら前記A相ディジタルデータを減算して減算信号を出力
するステップと、前記加算信号及び前記減算信号の振幅
を調整するステップとを備えたことを特徴とする。
【0010】前記第三の発明において、前記加算信号を
出力するステップ及び前記減算信号を出力するステップ
に先立ち、前記A相ディジタルデータの振幅と前記B相
ディジタルデータの振幅とが互いに等しくなるように該
振幅を調整するステップを更に備えるのが好適である。
信号のオフセット調整を実行するステップを更に備えて
もよい。
【0011】本出願の第四の発明に位相差補正プログラ
ムは、エンコーダから出力される位相がずれたA相正弦
波信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿処理回路の
前段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正弦波信号の
間の位相差を補正するエンコーダの位相差補正方法を実
行させる位相差補正プログラムにおいて、前記A相正弦
波信号及び前記B相正弦波信号とをサンプリングして
A,B相ディジタルデータに変換するステップと、前記
A相ディジタルデータと前記B相ディジタルデータとを
加算して加算信号を出力するステップと、前記A相ディ
ジタルデータから前記B相ディジタルデータを減算し又
は前記B相ディジタルデータから前記A相ディジタルデ
ータを減算して減算信号を出力するステップと、前記加
算信号及び前記減算信号の振幅を調整するステップとを
実行させるよう構成されたことを特徴とする。
【0012】前記第四の発明において、前記加算信号を
出力するステップ及び前記減算手段を出力するステップ
に先立ち、前記A相ディジタルデータの振幅と前記B相
ディジタルデータの振幅とが互いに等しくなるように該
振幅を調整するステップを更に実行させるよう構成する
ことができる。また、信号のオフセット調整を実行する
ステップを更に実行させるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の基本
構成を図面に基づき説明する。基本構成図1(a)は、
本発明に係る位相差補正回路を適用した、本発明が適用
されるエンコーダの内挿回路の基本構成を示したブロッ
ク図である。エンコーダ100はその検出原理は問わな
いが、例えば光電式、磁気式、電磁誘導式のエンコーダ
である。エンコーダ100からは、A相正弦波信号A1
B相正弦波信号B1が出力される。A1、B1の振幅をそれ
ぞれK1A、K1B、A1、B1の中心電圧をそれぞれMA
B、A1、B1間の理想の位相差からのズレをαとしたと
き、A1、B1は、次のように表現される。
【0014】
【数1】 A1=K1A・sinθ+MA1=K1B・cos(θ+α)+MB
【0015】理想的には、K1A=K1B、MA=MB=0、
α=0(A11間の位相差が90度)が望ましい。しか
し、実際には、エンコーダの取付誤差等により、K1A
1B、MA≠MB、α≠0であることが通常である。この
ため、内挿回路500の内挿誤差を低減させるために
は、この2相正弦波信号を補正し、これらの理想条件を
満たすよう補正をすることが必要となる。この2相正弦
波信号を、まず振幅調整装置200に入力させ、振幅の
揃った二相正弦波信号A2,B2
【0016】
【数2】 A2=K2・sinθ B2=K2・cos(θ+α)
【0017】を出力させる。なお、エンコーダ100か
らの信号A1,B1が、十分に振幅の揃ったものであると
きは、図1(b)に示すように振幅調整装置200を省
略することもできる。
【0018】さらに、振幅の揃った信号A2,B2の位相
差補正を行うため、信号A2,B2の加減算して位相差が
90度の新たな信号A3,B3を出力する加減算装置30
0が振幅調整装置200の後方に設けられている。
【0019】この新たな信号A3,B3は、振幅調整装置
400に入力される。振幅調整装置400は、加減算装
置300による位相差補正により新たに生じた振幅のず
れを調整するためのものである。これにより、振幅、位
相、オフセットの誤差の無い信号Ao、Boが生成さ
れ、内挿回路500に向けて出力される。
【0020】次に、図1に示す基本構成を実施した実施
の形態を、図2を用いて説明する。本実施の形態ではデ
ィジタル回路により各装置を構成している。図2に示す
ように、本実施の形態に係るエンコーダの位相差補正装
置は、エンコーダ100、ADコンバータ600、振幅
調整装置200、加減算装置300、振幅調整装置40
0、ルックアップテーブル700、2相方形波データ発
生回路800とから大略構成される。なお、この本実施
の形態においても、エンコーダ100からの信号A1
1からの信号が十分に振幅の揃ったものであるとき
は、振幅調整回路200は省略することが可能である。
【0021】エンコーダ100から出力されるA,B相
正弦波信号A1,B1はそれぞれ、A/Dコンバータ60
0中のA/Dコンバータ610,620により所定の周
波数でサンプリングされてディジタルデータDA,DB
に変換され、振幅調整装置200に入力される。振幅調
整装置200は、特開平10−311741号公報に開
示のものと同一のものであり、オフセット調整装置21
0、211、マルチプレクサ212、乗算器213、マ
ルチプレクサ214、調整パラメータ検出回路215、
メモリ216,CPU217とを備えている。
【0022】オフセット調整装置210、211は、図
2に示すように加算器から構成することができ、ディジ
タルデータDA,DBから、それぞれのオフセット値A
dc,Bdcを減算し、オフセット調整されたディジタ
ルデータDA1,DB1を出力する機能を有する。オフ
セット値Adc,Bdcは、後述するフィードバックの結果
に基づき、適宜変更される。マルチプレクサ212、2
14は、1つの乗算器213により振幅調整を行うた
め、データ転送切替を制御する機能を有する。乗算器2
13は、マルチプレクサ212からの出力Yに、振幅調
整装置200の出力CA,CBの振幅比Kに基づき演算
される乗算係数を乗算し、これによりディジタルデータ
DA1,DB1の振幅を揃える機能を有する。なお、こ
のマルチプレクサ212,214の切替制御信号には、
後述する調整パラメータ検出回路215から出力される
制御信号ALBが使用される。
【0023】以上に説明した各種調整パラメータAd
c,Bdc,K,ALBを、調整済みのA,B相ディジ
タルデータCA,CBに基づいて検出するのが、調整パ
ラメータ検出回路215である。この調整パラメータ検
出回路215は、CPU217により制御され、調整パ
ラメータ検出、オフセット調整及び振幅調整を複数回繰
り返すフィードバック制御を実行する。
【0024】ディジタルデータDA、DBが、振幅、位
相、オフセットの全ての誤差を含んでいる場合には、デ
ータDA,DBによるリサージュ図形は図8(A)のよ
うに、長軸が座標軸に対し45度傾き、かつ回転中心が
座標原点からズレた楕円形となる。オフセット調整装置
210,211により、データDA1,DB1によるリ
サージュ図形は、図8(B)に示すように、楕円の回転
中心が座標原点と一致する。
【0025】オフセット調整器210,211から出力
されたオフセット調整のなされたディジタルデータDA
1、DB1は、マルチプレクサ212を介して、乗算器
213に入力される。乗算器213の前後のマルチプレ
クサ212及び214は、演算された振幅比Kの大きさ
により、ディジタルデータDA1,DB1を、2つの出
力端子X,Yのどちらから出力するかを切り替える機能
を有する。すなわち、振幅比K>1のときは、X出力端
子からデータDA1が出力され、Y出力端子からデータ
DB1が出力され、これにより、データDB1が乗算器
213において振幅比Kと乗算される。逆に、K<1の
ときは、X出力端子からデータDB1が出力され、Y出
力端子からデータDA1が出力され、これにより、デー
タDA1が乗算器213において振幅比Kと乗算される。
【0026】上述の振幅調整は、振幅の小さいほうを大
きいほうに合せるというものであるが、DA1,DB1
のうちの一方の振幅を基準として他方の振幅の増減させ
るという振幅調整を行うようにして、マルチプレクサ2
12,214を省略することも可能である。
【0027】図3は、図2の調整パラメータ検出回路2
15の機能ブロックを示している。ゼロクロス検出回路
20a,20bはそれぞれ、A,B相ディジタルデータ
CA,CBを基準値VREF と比較して極性変化点を検出
するものである。B相側のゼロクロス検出回路20bの
検出出力により、A相ディジタルデータCAをサンプリ
ングして最大値Amax 及び最小値Amin を得る最大値抽
出回路21a及び最小値抽出回路22aが設けられ、同
様にA相側のゼロクロス検出回路20aの検出出力によ
り、B相ディジタルデータCBから最大値Bmax 及び最
小値Bmin を抽出する最大値抽出回路21b及び最小値
抽出回路22bが設けられている。
【0028】A相側のオフセット値算出回路23aは、
最大値抽出回路21aと最小値抽出回路22aからそれ
ぞれ得られる最大値Amax と最小値Amin に基づいて、
Adc=(Amax +Amin )/2なる演算により、A相側
のディジタルデータCAのオフセット値Adcを得る。同
様に、B相側のオフセット値算出回路23bは、最大値
抽出回路21bと最小値抽出回路22bからそれぞれ得
られる最大値Bmax と最小値Bmin に基づいて、Bdc=
(Bmax +Bmin )/2なる演算により、B相側のディ
ジタルデータCBのオフセット値Bdcを得る。
【0029】また、A相側の振幅値算出回路24aは、
最大値抽出回路21aと最小値抽出回路22aからそれ
ぞれ得られる最大値Amax と最小値Amin に基づいて、
App=Amax −Amin なる演算により、A相側のディジ
タルデータCAの振幅値Appを得る。同様に、B相側の
振幅値算出回路24bは、最大値抽出回路21bと最小
値抽出回路22bからそれぞれ得られる最大値Bmax と
最小値Bmin に基づいて、Bpp=Bmax −Bmin なる演
算により、B相側のディジタルデータCBの振幅値Bpp
を得る。
【0030】更に、振幅値算出回路24a,24bによ
り得られる振幅値App,Bppの比である振幅比K=App
/Bppを得る振幅比算出回路25が設けられ、また、K
>1の場合)に"1"、K<1の場合に"0"となる切換制
御信号ALBを得る比較回路26が設けられている。
【0031】具体的にこの実施例により、複数回の制御
ループでA,B相ディジタルデータCA,CBのオフセ
ット調整及び振幅調整がなされる様子を、アナログ波形
を用いて図4に示す。図示のように、第1ループにおい
て、A相ディジタルデータCAのゼロクロス点でB相デ
ィジタルデータCBの最大値Bmax1及び最小値Bmin1が
抽出され、調整パラメータ検出回路215において前述
した演算によりオフセット値Bdc0 が検出される。そし
て、オフセット調整装置211でB相ディジタルデータ
DBからオフセット値Bdc0 が減算されて、更新された
オフセット値Bdc1 が得られる。そして次に説明する振
幅調整が行われた後、これらの調整済みデータに基づい
て次の制御ループの調整パラメータ検出がなされ、同様
にして更新されたオフセット値Bdc2 が得られる。A相
側のオフセット調整も同様である。
【0032】各制御ループにおいて、調整パラメータ検
出回路215で検出される振幅比K及び切換制御信号A
LBに基づいて、乗算器213で振幅調整がなされる。
即ち、K>1の場合は、オフセット調整されたB相ディ
ジタルデータDBがマルチプレクサ212により乗算器
213に送られて、調整係数Kが乗算され、マルチプレ
クサ214を介して振幅調整されたB相ディジタルデー
タCBが得られる。K<1の場合は、A相ディジタルデ
ータDAがマルチプレクサ212により乗算器213に
送られて、これと調整係数1/Kが乗算される。これに
より振幅値を増大させたA相ディジタルデータDAがマ
ルチプレクサ214を介してディジタルデータCAとし
て取り出される。即ち、一つの乗算器213を用いて、
小さい方の振幅値を大きい方に合せて振幅比Kが1とな
るように、ディジタルデータCA,CBの振幅調整が行
われる。
【0033】以上のような調整動作を繰り返すことによ
り、第2ループでは第1ループで調整されたディジタル
データCA,CBが用いられるためにオフセットによる
振幅検出誤差が小さくなり、所定回数の繰り返しでオフ
セット値が十分小さく且つ振幅比が1に近い状態に収束
させたディジタルデータCA,CBを得ることができ
る。
【0034】実際に以上の調整動作制御をCPU217
で行う場合の制御アルゴリズムを、図5〜図7に示す。
先ずオフセット値Adc,Bdc,振幅比K及びフィードバ
ックカウンタFB.CNTを初期化し(S1)、次いで
最大値Amax ,Bmax ,最小値Amin ,Bmin 及び、平均
化処理のための最大値及び最小値の和算回数をカウント
するカウンタAVG.CNTを初期化して(S2)、調
整動作に入る。即ち、オフセット調整を行い(S3)、
切換制御信号ALBが"1"か否かを判定し(S4)、A
LB=1であれば、B相側ディジタルデータCBと振幅
比Kを乗算し(S5)、ALB=0であれば、A相側デ
ィジタルデータCAと振幅比の逆数1/Kを乗算する
(S6)。以上のオフセット調整と振幅調整動作を、デ
ィジタルデータCA,CBの描くリサージュ波形の象限
が変化するまで繰り返す(S7)。ここで象限は、下記
表1のように定義されている。
【0035】
【表1】
【0036】象限の変化が判定されたら(S7)、象限
変化点即ちゼロクロス点を検出して(S8)、そのゼロ
クロス点が検出された側のデータとは反対側のデータY
を元の最大値又は最小値Xに加えて新たな最大値又は最
小値Xとする(S9)。象限変化点及びその極性に応じ
て、ディジタルデータCA,CBのいずれの値を最大値
として或いは最小値として抽出するかが決まるから、こ
こでの論理は、下記表2のようになる。
【0037】
【表2】
【0038】こうして最大値又は最小値が検出された
ら、和算回数カウンタAVG.CNTをカウントアップ
し(S10)、和算回数が予め設定された回数4M(各
最大値,最小値につき、M回)に達したか否かを判定し
て(S11)、達していない場合には次の時刻のオフセ
ット処理を実行するためステップS3に戻って、以下同
様の処理を繰り返す。そして和算回数が4Mに達したら
(S11)、最大値及び最小値の平均化演算を行う(S
12)。即ち、M回加えたそれぞれの最大値,最小値を
1/M除算して、平均化された最大値,最小値を求め
る。
【0039】求められた最大値及び最小値に基づいて、
各相のオフセットの変化分ΔAdc(=(Amax+Amin)
/2),ΔBdc(=(Bmax+Bmin)/2)、振幅値A
pp,Bpp及び振幅比変化分ΔK(=(App/Bpp)−
1)を算出する(S13)。そして、得られたデータに
より、オフセット値Adc,Bdc及び振幅比Kを更新する
(S14)。次に、振幅比Kが1より大きいか否かを判
定して(S14)、大きい場合にはB相側の振幅を拡大
調整すべく、切換制御信号をALB=1とし(S1
6)、小さい場合はA相側の振幅を拡大調整すべく、切
換制御信号をALB=0とする(S17)。そして、フ
ィードバックカウンタFB.CNTをカウントアップし
て(S18)、そのカウント値が予め設定された回数N
に達したか否かを判定し(S19)、達していなければ
ステップS2に戻って、以下同様の処理を繰り返す。
【0040】以上のようなフィードバック制御により、
振幅比誤差、オフセット誤差が補正される。振幅調整装
置200からの出力CA,CBは、加減算装置300に
入力される。加減算装置300は、減算器351、加算
器352とを備えている。減算器351は、ディジタル
データCA、CBを入力信号として、出力信号DA2=
CA−CBを出力する。加算器352は、ディジタルデ
ータCA、CBを入力信号として、出力信号DB2=C
A+CBを出力する。
【0041】上記の加減算装置300の演算は、座標値
(CA,CB)を45度半時計回りに回転させた座標
(DA2,DB2)への変換である。ただし、変換後の
座標の原点からの距離は、変換前のそれと比して√2倍
となっている。このため、加減算装置300の出力信号
CA,CBによるリサージュ図形は、図8(B)から、
図8(C)に示すような座標軸に長軸が平行な楕円形と
なる(大きさも√2倍となる)。なお、上記の例では回
転角度を45度としたが、これに限らず、θ=(2N+
1)π/4[rad](N=0,1,2,3・・・)、すなわ
ち、135°、225°、315°の回転角としてもよ
い。また、√2倍でなくても、ゼロ以外の実数Kを掛け
るようにしても良い。すなわち、DA2=CA−CB、
DB2=CA+CBとする代わりに、
【0042】
【数10】 DA2=K(−CA−CB)、DB2=K(CA−CB) DA2=K(−CA+CB)、DB2=K(−CA−CB) DA2=K(CA+CB)、DB2=K(−CA+CB)
【0043】のいずれかととしてもよい。加減算回路3
00からの出力DA2,DB2は、位相差は所望の90
度になっているが、両者の振幅は再びズレを有するもの
となっている。この振幅のズレを補正するために設けら
れているのが、振幅調整回路400である。本実施の形
態の振幅調整回路400は、オフセット調整装置21
1、212に対応する構成を有していない点を除き、振
幅調整回路200と構成を略同じくし、マルチプレクサ
412、乗算器413、マルチプレクサ414、調整パ
ラメータ検出回路415、メモリ416,CPU417
とを備えている。これにより、加減算回路300により
再度生じた振幅誤差を補正する機能を有する。
【0044】振幅誤差の調整を受けたディジタルデータ
DA3,DB3は、ルックアップテーブル700に送ら
れて、内挿処理が行われる。即ち、ルックアップテーブ
ル700には予め必要な内挿数の位相角データが振幅、
オフセット調整済みのディジタルデータDA3,DB3
の逆正接関数として記憶されていて、ディジタルデータ
DA3,DB3をアドレスとして位相角データPHが読
み出される。読み出された位相角データPHは更に2相
データ発生回路800に送られて、A,B相の方形波出
力が得られる。上記の実施の形態においては、オフセッ
ト調整を振幅調整回路200において実行しているが、
振幅調整装置400や、その他の回路で実行してもよい
し、エンコーダ100からの信号次第では省略すること
も可能である。
【0045】以上、ディジタル回路を使用した実施の形
態を説明したが、ソフトウエアにより同様の処理を行っ
てもよいことは勿論である。例えば、加減算回路300
の代わりに、CPUと、[数10]に示す演算を実行す
るためのプログラムを記憶させたメモリを用意し、加減
算をソフトウエア的に実行させてもよい。また、調整パ
ラメータ検出回路215、415の代わりにディジタル
データCA,CBを一時保持するためのレジスタと、C
A,CBの振幅比を比較するためのコンパレータとを設
けることも可能である。また、上記2つの実施の形態
は、アナログ、ディジタルを混成させた回路としてもよ
い。例えば、中間にA/D又はD/Aコンバータを挿入
させることにより、図2の振幅調整回路200、400
をアナログ回路により置き換えたり、図2のディジタル
加減算器をアナログ回路による加減算器に置き換えたり
することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上に説明した構成により、
2相正弦波信号間の位相差を、操作者の手動調整によら
ず、自動的に所望の値に調整することができるという優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態の全体を示す回路図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態中の調整パラメータ検出
回路の各機能を示す機能ブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態のオフセット調整及び振
幅調整のなされる様子を説明するための説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態の制御の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態の制御の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態の制御の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態の作用を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 100・・・エンコーダ、200・・・振幅調整装置、300
・・・加減算装置、400・・・振幅調整装置、500・・・内
挿回路、600・・・A/Dコンバータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンコーダから出力される位相がずれた
    A相正弦波信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿処
    理回路の前段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正弦
    波信号の間の位相差を補正するエンコーダの位相差補正
    装置において、 前記A相正弦波信号及び前記B相正弦波信号とをサンプ
    リングしてA,B相ディジタルデータに変換するAD変
    換手段と、 前記A相ディジタルデータと前記B相ディジタルデータ
    とを加算して加算信号を出力する加算手段と、 前記A相ディジタルデータから前記B相ディジタルデー
    タを減算し又は前記B相ディジタルデータから前記A相
    ディジタルデータを減算して減算信号を出力する減算手
    段と、 前記加算信号及び前記減算信号の振幅を調整する振幅調
    整手段とを備えたエンコーダの位相差補正装置。
  2. 【請求項2】 前記振幅調整手段は、前記A,B相ディ
    ジタルデータの振幅比を演算する振幅比演算手段と、演
    算された振幅比に応じて決定される係数を前記A,B相
    ディジタルデータに乗じたデータを出力する乗算器によ
    り構成される請求項1に記載のエンコーダの位相差補正
    装置。
  3. 【請求項3】 前記振幅調整手段による振幅調整を複数
    回繰り返すフィードバック制御手段を備えた請求項1又
    は2に記載のエンコーダの位相差補正装置。
  4. 【請求項4】 前記振幅比演算手段は、A、B相ディジ
    タルデータの最大値及び最小値を求めることにより前記
    振幅比を演算する請求項2又は3のいずれか1項に記載
    のエンコーダの位相差補正装置。
  5. 【請求項5】 前記振幅比演算手段は、前記A相ディジ
    タルデータ又は前記B相ディジタルデータの一方がゼロ
    となるゼロクロス点を検出し、該ゼロクロス点での前記
    A相ディジタルデータ又は前記B相ディジタルデータの
    他方を抽出することにより前記振幅比を演算する請求項
    2に記載のエンコーダの位相差補正装置。
  6. 【請求項6】 前記加算手段及び前記減算手段の前段に
    配置され、前記A相ディジタルデータの振幅と前記B相
    ディジタルデータの振幅とが互いに等しくなるように該
    振幅を調整する第2の振幅調整手段を備えた請求項1に
    記載の位相差補正装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の振幅調整手段は、前記A,B
    相ディジタルデータの振幅比を演算する振幅比演算手段
    と、演算された振幅比に応じて決定される係数を前記
    A,B相ディジタルデータに乗じたデータを出力する乗
    算器により構成される請求項6に記載のエンコーダの位
    相差補正装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の振幅調整手段による振幅調整
    を複数回繰り返すフィードバック制御手段を備えた請求
    項6又は7のいずれか1項に記載のエンコーダの位相差
    補正装置。
  9. 【請求項9】 エンコーダから出力される位相がずれた
    A相正弦波信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿処
    理回路の前段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正弦
    波信号の間の位相差を補正するエンコーダの位相差補正
    装置において、前記A相正弦波信号及び前記B相正弦波
    信号とをサンプリングしてA,B相ディジタルデータD
    A,DBに変換するAD変換手段と、前記A相ディジタ
    ルデータDAをX軸成分、前記B相ディジタルデータD
    BをY軸成分とした座標軸を想定し、座標値(DA,D
    B)を、軸角度θ=(2N+1)π/4[rad](N=0,
    1,2,3・・・)回転させて該座標値DA,DBを実数
    倍した座標値に変換し、この変換された座標値を出力信
    号として出力する座標変換手段とを備えたエンコーダの
    位相差補正装置。
  10. 【請求項10】 エンコーダから出力される位相がずれ
    たA相正弦波信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿
    処理回路の前段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正
    弦波信号の間の位相差を補正するエンコーダの位相差補
    正方法において、 前記A相正弦波信号及び前記B相正弦波信号とをサンプ
    リングしてA,B相ディジタルデータに変換するステッ
    プと、 前記A相正弦波信号と前記B相正弦波信号とを加算して
    加算信号を出力するステップと、 前記A相ディジタルデータから前記B相ディジタルデー
    タを減算し又は前記B相ディジタルデータから前記A相
    ディジタルデータを減算して減算信号を出力するステッ
    プと、 前記加算信号及び前記減算信号の振幅を調整するステッ
    プとを備えたエンコーダの位相差補正方法。
  11. 【請求項11】 前記加算信号を出力するステップ及び
    前記減算信号を出力するステップに先立ち、前記A相正
    弦波信号の振幅と前記B相正弦波信号の振幅とが互いに
    等しくなるように該振幅を調整するステップを更に備え
    た請求項10に記載のエンコーダの位相差補正方法。
  12. 【請求項12】 信号のオフセット調整を実行するステ
    ップを備えた請求項10又は11のいずれか1項に記載
    のエンコーダの位相差補正方法。
  13. 【請求項13】 エンコーダから出力される位相がずれ
    たA相正弦波信号,B相正弦波信号を内挿処理する内挿
    処理回路の前段階で前記A相正弦波信号及び前記B相正
    弦波信号の間の位相差を補正するエンコーダの位相差補
    正方法を実行させる位相差補正プログラムにおいて、 前記A相正弦波信号及び前記B相正弦波信号とをサンプ
    リングしてA,B相ディジタルデータに変換するステッ
    プと、 前記A相ディジタルデータとB相ディジタルデータとを
    加算して加算信号を出力するステップと、 前記A相ディジタルデータから前記B相ディジタルデー
    タを減算し又は前記B相ディジタルデータから前記A相
    ディジタルデータを減算して減算信号を出力するステッ
    プと、 前記加算信号及び前記減算信号の振幅を調整するステッ
    プとを実行させるよう構成された位相差補正プログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記加算信号を出力するステップ及び
    前記減算信号を出力するステップに先立ち、前記A相正
    弦波信号の振幅と前記B相正弦波信号の振幅とが互いに
    等しくなるように該振幅を調整するステップを更に実行
    させるよう構成された請求項13に記載の位相差補正プ
    ログラム。
  15. 【請求項15】 信号のオフセット調整を実行するステ
    ップを更に実行させるよう構成された請求項13又は1
    4のいずれか1項に記載の位相差補正プログラム。
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