JPH10311741A - エンコーダの出力信号処理装置 - Google Patents

エンコーダの出力信号処理装置

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JPH10311741A
JPH10311741A JP11979097A JP11979097A JPH10311741A JP H10311741 A JPH10311741 A JP H10311741A JP 11979097 A JP11979097 A JP 11979097A JP 11979097 A JP11979097 A JP 11979097A JP H10311741 A JPH10311741 A JP H10311741A
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哲郎 桐山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A,B相正弦波状信号のオフセットと振幅比
を比較的簡単なディジタル演算処理で漸次収束させるフ
ィードバック制御を行い、確実なオフセット調整と振幅
調整を可能としたエンコーダの出力信号処理装置を提供
する。 【解決手段】 エンコーダ1から出力されるA,B相正
弦波状信号はA/Dコンバータ2a,2bによりA,B
相ディジタルデータDA,DBに変換され、これらが加
算器3a,3bでオフセット調整される。オフセット調
整されたデータは乗算器5で振幅比の調整がなされて、
ルックアップテーブル・メモリ7に入るA,B相ディジ
タルデータCA,CBが得られる。各種調整パラメータ
は、検出回路9により、調整済みのA,B相ディジタル
データCA,CBに基づいて検出され、CPU10の制
御により、複数回の繰り返しフィードバック調整が行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、位置、角度、速
度、角速度等の検出を行うエンコーダの2相正弦波状信
号をディジタル的に内挿処理して高分解能の位相角デー
タを得るエンコーダの出力信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンコーダのスケールに形成される格子
の間隔には加工限界があるため、スケール格子より細か
い間隔を測定するには、エンコーダが出力する正弦波状
信号の位相変化の空間周期を更に細分して内挿する必要
がある。このため従来より種々の内挿回路が用いられて
いる。ディジタル処理による内挿回路は例えば、エンコ
ーダから出力される90°位相が異なるA,B相正弦波
状信号を所定の周波数でサンプリングしてディジタルデ
ータに変換するA/Dコンバータと、このA/Dコンバ
ータにより得られたディジタルデータDA,DBに基づ
いて各サンプリング点の位相角データPHを求めるルッ
クアップテーブルを記憶したメモリとから構成される。
ルックアップテーブルは、逆正接関数(ATAN)を用
いた、PH=ATAN(DB/DA)に基づいて作成さ
れる。
【0003】エンコーダが出力するA,B相正弦波状信
号は、通常完全な正弦波ではなく、これを直交座標で表
すと、一般に図9に示すような楕円のリサージュ波形を
描く。図示のように、A,B相正弦波状信号電圧の振幅
App,Bppが異なると、楕円となり、また各信号電圧の
中心値の基準値からのズレであるオフセット値Adc,B
dcにより、中心からずれた波形となる。内挿回路はA,
B相正弦波状信号を正弦波と仮定して作られているた
め、理想的な正弦波からのズレは内挿精度に悪影響を与
える。
【0004】図10は、オフセット値と内挿誤差の関係
を示している。例えば信号振幅が2Vでオフセット値が
100mV(=5%)の場合、約4.5%という大きな
内挿誤差が生じる。また図11は、A,B相信号電圧の
振幅比と内挿誤差の関係を示している。信号振幅比が
1.2で約3%の内挿誤差が生じる。
【0005】上述したエンコーダ出力の理想的な正弦波
からのズレによる内挿誤差を低減するために、従来は、
エンコーダ内の検出センサ出力を増幅する前置増幅器に
おいて、オフセット値や信号振幅の調整を行っていた。
しかし、この方法では調整コストが高くなるだけでな
く、加工現場等では取付時やメンテナンス時の調整が困
難であることも多い。これは、信号調整にオシロスコー
プ等の調整器具を用いる必要があり、大型の加工機械等
の場合にはオシロスコープをエンコーダ近くまで寄せる
ことが困難であったり、工作機械の場合には切り粉や粉
塵に対する保護カバーを取り外さなければならないとい
った事情があるためである。
【0006】この様な問題に対して、従来、エンコーダ
の出力信号の自動オフセット調整法として、A,B相
信号のゼロクロス検出を行い、そのタイミングで各相信
号振幅を抽出することで最大値及び最小値を検出し、こ
れらの最大値と最小値の演算によりオフセット値を求め
てオフセット調整を行う手法(特開平6−34392号
公報)、A/D変換器等によってリサージュ信号波形
の1周期360°にわたるデータをサンプリングし、そ
の抽出データに基づいてCPUによりオフセット補正値
を演算してオフセット調整を行う方法(特開平5−29
6793号公報)、等が提案されている。また、オフセ
ット値と同時にA,B相信号の振幅差を自動調整する方
法として、各相信号をサンプリングして、A,B相信
号の瞬時値がゼロになるときのそれぞれB,A相信号の
瞬時値、及び両瞬時値の絶対値が等しくなるときのその
瞬時値等を求めて保持し、振幅差及びオフセット値を演
算処理により求めてこれらを補正する方法が提案されて
いる(特開平5−256638号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、,
の方法では、オフセット調整しか考えられていない。し
かも、におけるように、ゼロクロス検出により振幅の
最大値及び最小値を求めてオフセット調整を行う方法の
場合、図9から理解されるように、オフセット値が大き
い場合には検出される最大値及び最小値が実際の最大値
及び最小値から大きくずれたものとなり、従ってオフセ
ット調整の誤差も大きなものとなる。また、の方法
は、オフセット調整と振幅調整を行っているものの、極
めて複雑な演算式に基づく複雑な処理を必要とする。
【0008】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、内挿処理回路へ送るA,B相正弦波状信号のオ
フセットと振幅誤差を比較的簡単なディジタル演算処理
で漸次収束させるフィードバック制御を行うことによ
り、確実なオフセット調整と振幅調整を可能としたエン
コーダの出力信号処理装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、エンコーダ
から出力される90°位相がずれたA,B相正弦波状信
号をサンプリングしてA,B相ディジタルデータに変換
するA/D変換手段と、このA/D変換手段により得ら
れたA,B相ディジタルデータのオフセット値及び振幅
値を調整する信号調整手段と、この信号調整手段により
調整されたA,B相ディジタルデータを内挿処理して位
相角データを得る内挿処理手段とを備えたエンコーダの
出力信号処理装置において、前記信号調整手段は、調整
済みのA,B相ディジタルデータのそれぞれについて基
準値との比較による極性変化点で振幅抽出を行って正及
び負の瞬時値を検出し、正負の瞬時値を平均したオフセ
ット値、正負の瞬時値の差分による振幅値、及びA,B
相ディジタルデータの振幅比を求める調整パラメータ検
出手段と、前記A/D変換手段から出力されるA,B相
ディジタルデータのそれぞれから前記調整パラメータ検
出手段により求められたオフセット値を減ずるオフセッ
ト調整手段と、このオフセット調整手段によりオフセッ
ト調整されたA,B相ディジタルデータについて前記振
幅比に応じて振幅値を合わせる振幅調整手段と、これら
の調整パラメータ検出手段,オフセット調整手段及び振
幅調整手段による調整動作を複数回繰り返すフィードバ
ック制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】この発明において、前記振幅調整手段は例
えば、前記オフセット調整手段によりオフセット調整さ
れたA,B相ディジタルデータのいずれか一方に対して
前記振幅比に応じて決まる振幅調整係数を乗ずる乗算手
段と、前記振幅比に応じて前記A,B相ディジタルデー
タの前記乗算手段への入力及び前記乗算手段の出力を切
換えるための切換手段とを備えて構成される。或いはま
た前記振幅調整手段は、前記オフセット調整手段により
オフセット調整されたA,B相ディジタルデータに対し
て、それぞれの振幅値の振幅設定値との比に応じて決ま
る振幅調整係数を乗ずる二つの乗算手段を備えて構成さ
れる。またこの発明において好ましくは、前記フィード
バック制御手段は、1回の制御ループ内で検出される調
整済みのA,B相ディジタルデータの複数個ずつの最大
値及び最小値をそれぞれ和算して平均化する処理を行う
ようにする。
【0011】この発明においては、オフセット値及び振
幅比の調整がなされたA,B相ディジタルデータから再
びオフセット値や振幅比等の調整パラメータ検出を行っ
て、更新された調整パラメータによるオフセット値及び
振幅調整を繰り返すというフィードバック制御が行われ
る。この様にフィードバック制御による調整動作を繰り
返すことによって、比較的簡単なディジタル演算処理を
行いながら漸次誤差を収束させて、極めて高精度のオフ
セット調整及び振幅調整が可能となる。またこの発明に
おいては、基準値との比較による極性変化点抽出(即
ち、ゼロクロス検出)を利用して、最大値及び最小値と
仮定される正負の瞬時値検出を行っているが、1回の制
御ループ内でオフセット調整を振幅調整に先行させてい
る。そしてオフセット値が調整されたディジタルデータ
に基づいて最大値及び最小値検出を行うことにより、検
出される最大値及び最小値のオフセット値の影響による
誤差が小さくなり、A,B相ディジタルデータを高速に
オフセット値及び振幅誤差の小さい状態に収束させるこ
とができる。
【0012】また、振幅調整手段としては、オフセット
調整手段から得られるA,Bディジタルデータのいずれ
か一方に対して振幅比に応じた振幅調整係数を乗ずるよ
うにすれば、乗算手段は一つで済む。但し、振幅調整の
方向を、小さい方を増大させ、或いは大きい方を減少さ
せるというように特定したい場合には、乗算器の入出力
にデータ転送を切換えるためのマルチプレクサ等の切換
手段が必要になる。A,B相ディジタルデータの振幅比
を、A,B相ディジタルデータのそれぞれについて振幅
設定値との比として求めるものとして、オフセット調整
手段のA,B相出力データに対してそれぞれ振幅設定値
との比の逆数を振幅調整係数として乗ずる二つの乗算手
段を設けてもよい。更に、フィードバック制御手段とし
て、1回の制御ループ内で検出されるA,B相ディジタ
ルデータの最大値及び最小値をそれぞれ複数個ずつ和算
し和算回数で除算するという平均化処理を行うことによ
って、電磁ノイズ等の影響を除いて高精度の調整を行う
ことが可能となる。
【0013】なおこの発明によるオフセット調整及び振
幅調整は、具体的には、(a)製品組立時の調整、
(b)電源投入時の調整、(c)装置が自動的に一定の
時間間隔をおいて行う調整、(d)オペレータやメンテ
ナンス作業者が定期或いは不定期に行う調整、(e)動
作中、常時行う調整、等の種々の調整モードとして利用
することができる。そしてこの発明による調整により、
内挿精度の向上が図られ、エンコーダ組み込み時の調整
コスト低減による低コスト化や、メンテナンス費用の削
減が可能になり、更に熟練者による調整が要らないため
使い勝手が向上するといった効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例によ
るエンコーダ出力信号処理装置の構成を示す。エンコー
ダ1はその検出原理は問わないが、例えば光電式或いは
磁気式である。エンコーダ1から出力される90°位相
がずれたA,B相正弦波状信号INA,INBはそれぞ
れ、A/Dコンバータ2a,2bにより所定の周波数で
サンプリングされてディジタルデータDA,DBに変換
される。これらのディジタルデータDA,DBはオフセ
ット調整及び振幅調整を受けてルックアップテーブル・
メモリ7に送られて、内挿処理が行われる。
【0015】即ちルックアップテーブル・メモリ7には
予め必要な内挿数の位相角データがディジタルデータD
A,DBの逆正接関数として記憶されていて、ディジタ
ルデータDA,DBをアドレスとして位相角データPH
が読み出される。読み出された位相角データPHは更に
2相方形波データ発生回路8に送られて、A,B相の方
形波出力が得られる。
【0016】A,B相ディジタルデータDA,DBのオ
フセット調整はそれぞれ、加算器3a,3bにより行わ
れる。即ちこれらの加算器3a,3bにおいて、ディジ
タルデータDA,DBから、それぞれのオフセット値A
dc,Bdcが減算される。オフセット調整がなされたディ
ジタルデータは更に乗算器5により振幅調整が行われ
る。この実施例の場合、一つの乗算器5により振幅調整
を行うために、データ転送切換のためのマルチプレクサ
4及び5が乗算器5の前後に設けられている。即ち、ル
ックアップテーブル・メモリ7に入る直前のA相ディジ
タルデータCAの振幅値AppがB相ディジタルデータC
Bの振幅値Bppより大きい場合(振幅比K=App/Bpp
≧1の場合)、B相側の加算器3bの出力データと振幅
比Kを乗算し、逆の場合(K<1の場合)、A相側の加
算器3aの出力データと振幅比Kの逆数1/Kを乗算す
るようにしている。
【0017】マルチプレクサ4,6による切換制御を行
うために、切換制御信号ALBが用いられる。この切換
制御信号ALBは、振幅比KがK≧1のとき、ALB=
1、K<1のとき、ALB=0であり、この制御信号A
LBにより次の真理値表に基づいて、マルチプレクサ
4,6の制御が行われる。
【0018】
【表1】
【0019】上述の振幅調整は、常に振幅の小さい方を
大きい方に合わせるというものである。調整係数として
はいずれも1以下になるから、乗算器5として0.5〜
1倍の限定された乗算機能を持つものを用いることがで
きる。逆に、常に振幅の小さいを大きい方に合わせると
いう振幅調整を行うこともできる。この場合、K≧1の
ときには、B相ディジタルデータDBに対してKを調整
係数として乗算し、K<1のときにはA相ディジタルデ
ータDAに対して1/Kを調整係数として乗算すればよ
い。
【0020】また、A,B相ディジタルデータの一方の
振幅を基準として他方の振幅の増減させるという振幅調
整を行う場合には、マルチプレクサ4,6は不要とな
る。この場合、振幅比を上述のように、K=App/BPP
とすれば、B相側にのみ乗算器5を設けて、B相側のデ
ィジタルデータと調整係数としての振幅比Kを乗算すれ
ばよい。K=BPP/Appとすれば、A相側にのみ乗算器
5を設けて、同様に振幅比Kを乗算すればよい。
【0021】以上に説明した各種調整パラメータAdc,
Bdc,K,ALBを、調整済みのA,B相ディジタルデ
ータCA,CBに基づいて検出するのが、調整パラメー
タ検出回路9である。この調整パラメータ検出回路9
は、CPU10により制御されて、調整パラメータ検
出、オフセット調整及び振幅調整を複数回繰り返すフィ
ードバック制御が行われる。また調整動作を常時連続的
に行うのでなければ、検出された調整パラメータを保存
するメモリ11を用意して適宜保存する事により、その
後の調整動作に利用することができる。
【0022】図2は、図1の調整パラメータ検出回路9
の機能ブロックを示している。ゼロクロス検出回路20
a,20bはそれぞれ、A,B相ディジタルデータC
A,CBを基準値VREF と比較して極性変化点を検出す
るものである。B相側のゼロクロス検出回路20bの検
出出力により、A相ディジタルデータCAをサンプリン
グして最大値Amax 及び最小値Amin を得る最大値抽出
回路21a及び最小値抽出回路22aが設けられ、同様
にA相側のゼロクロス検出回路20aの検出出力によ
り、B相ディジタルデータCBから最大値Bmax 及び最
小値Bmin を抽出する最大値抽出回路21b及び最小値
抽出回路22bが設けられている。
【0023】A相側のオフセット値算出回路23aは、
最大値抽出回路21aと最小値抽出回路22aからそれ
ぞれ得られる最大値Amax と最小値Amin に基づいて、
Adc=(Amax +Amin )/2なる演算により、A相側
のディジタルデータCAのオフセット値Adcを得る。同
様に、B相側のオフセット値算出回路23bは、最大値
抽出回路21bと最小値抽出回路22bからそれぞれ得
られる最大値Bmax と最小値Bmin に基づいて、Bdc=
(Bmax +Bmin )/2なる演算により、B相側のディ
ジタルデータCBのオフセット値Bdcを得る。
【0024】また、A相側の振幅値算出回路24aは、
最大値抽出回路21aと最小値抽出回路22aからそれ
ぞれ得られる最大値Amax と最小値Amin に基づいて、
App=Amax −Amin なる演算により、A相側のディジ
タルデータCAの振幅値Appを得る。同様に、B相側の
振幅値算出回路24bは、最大値抽出回路21bと最小
値抽出回路22bからそれぞれ得られる最大値Bmax と
最小値Bmin に基づいて、Bpp=Bmax −Bmin なる演
算により、B相側のディジタルデータCBの振幅値Bpp
を得る。
【0025】更に、振幅値算出回路24a,24bによ
り得られる振幅値App,Bppの比である振幅比K=App
/Bppを得る振幅比算出回路25が設けられ、また、振
幅値App,Bppの大小を比較して、App≧Bppの場合
(即ち、K≧1の場合)に“1”、App<Bppの場合
(即ち、K<1の場合)に“0”となる切換制御信号A
LBを得る比較回路26が設けられている。
【0026】具体的にこの実施例により、複数回の制御
ループでA,B相ディジタルデータCA,CBのオフセ
ット調整及び振幅調整がなされる様子を、アナログ波形
を用いて図3に示す。図示のように、第1ループにおい
て、A相ディジタルデータCAのゼロクロス点でB相デ
ィジタルデータCBの最大値Bmax1及び最小値Bmin1が
抽出され、調整パラメータ検出回路9において前述した
演算によりオフセット値Bdc0 が検出される。そして、
加算器2bでB相ディジタルデータDBからオフセット
値Bdc0 が減算されて、更新されたオフセット値Bdc1
が得られる。そして次に説明する振幅調整が行われた
後、これらの調整済みデータに基づいて次の制御ループ
の調整パラメータ検出がなされ、同様にして更新された
オフセット値Bdc2 が得られる。A相側のオフセット調
整も同様である。
【0027】各制御ループにおいて、調整パラメータ検
出回路9で検出される振幅比K及び切換制御信号ALB
に基づいて、乗算器5で振幅調整がなされる。即ち、K
≧1の場合は、オフセット調整されたB相ディジタルデ
ータDBがマルチプレクサ4により乗算器5に送られ
て、調整係数Kが乗算され、マルチプレクサ6を介して
振幅調整されたB相ディジタルデータCBが得られる。
K<1の場合は、A相ディジタルデータDAがマルチプ
レクサ4により乗算器5に送られて、これと調整係数1
/Kが乗算される。これにより振幅値を増大させたA相
ディジタルデータDAがマルチプレクサ6を介してディ
ジタルデータCAとして取り出される。即ち、一つの乗
算器5を用いて、小さい方の振幅値を大きい方に合わせ
て振幅比Kが1となるように、ディジタルデータCA,
CBの振幅調整が行われる。
【0028】以上のような調整動作を繰り返すことによ
り、第2ループでは第1ループで調整されたディジタル
データCA,CBが用いられるためにオフセットによる
振幅検出誤差が小さくなり、所定回数の繰り返しでオフ
セット値が十分小さく且つ振幅比が1に近い状態に収束
させたディジタルデータCA,CBを得ることができ
る。
【0029】実際に以上の調整動作制御をCPU10で
行う場合の制御アルゴリズムを、図4〜図6に示す。先
ずオフセット値Adc,Bdc,振幅比K及びフィードバッ
クカウンタFB.CNTを初期化し(S1)、次いで最
大値Amax ,Bmax ,最小値Amin ,Bmin 及び、平均化
処理のための最大値及び最小値の和算回数をカウントす
るカウンタAVG.CNTを初期化して(S2)、調整
動作に入る。即ち、オフセット調整を行い(S3)、切
換制御信号ALBが“1”か否かを判定し(S4)、A
LB=1であれば、B相側ディジタルデータCBと振幅
比Kを乗算し(S5)、ALB=0であれば、A相側デ
ィジタルデータCAと振幅比の逆数1/Kを乗算する
(S6)。以上のオフセット調整と振幅調整動作を、デ
ィジタルデータCA,CBの描くリサージュ波形の象限
が変化するまで繰り返す(S7)。ここで象限は、下記
表2のように定義されている。
【0030】
【表2】
【0031】象限の変化が判定されたら(S7)、象限
変化点即ちゼロクロス点を検出して(S8)、そのゼロ
クロス点が検出された側のデータとは反対側のデータY
を元の最大値又は最小値Xに加えて新たな最大値又は最
小値Xとする(S9)。図3から理解されるように、象
限変化点及びその極性に応じて、ディジタルデータC
A,CBのいずれの値を最大値として或いは最小値とし
て抽出するかが決まるから、ここでの論理は、下記表3
のようになる。
【0032】
【表3】
【0033】こうして最大値又は最小値が検出された
ら、和算回数カウンタAVG.CNTをカウントアップ
し(S10)、和算回数が予め設定された回数4M(各
最大値,最小値につき、M回)に達したか否かを判定し
て(S11)、達していない場合には次の時刻のオフセ
ット処理のためステップS3に戻って、以下同様の処理
を繰り返す。そして和算回数が4Mに達したら(S1
1)、最大値及び最小値の平均化演算を行う(S1
2)。即ち、M回加えたそれぞれの最大値,最小値を1
/M除算して、平均化された最大値,最小値を求める。
【0034】求められた最大値及び最小値に基づいて、
各相のオフセットの変化分ΔAdc(=(Amax+Amin)
/2),ΔBdc(=(Bmax+Bmin)/2)、振幅値A
pp,Bpp及び振幅比変化分ΔK(=(App/Bpp)−
1)を算出する(S13)。そして、得られたデータに
より、オフセット値Adc,Bdc及び振幅比Kを更新する
(S14)。次に、振幅比Kが1より大きいか否かを判
定して(S14)、大きい場合にはB相側の振幅を拡大
調整すべく、切換制御信号をALB=1とし(S1
6)、小さい場合はA相側の振幅を拡大調整すべく、切
換制御信号をALB=0とする(S17)。そして、フ
ィードバックカウンタFB.CNTをカウントアップし
て(S18)、そのカウント値が予め設定された回数N
に達したか否かを判定し(S19)、達していなければ
ステップS2に戻って、以下同様の処理を繰り返す。
【0035】以上のようなフィードバック調整制御によ
って調整された、A,B相ディジタルデータCA,CB
によるリサージュ波形を、調整前の波形と共に図7に示
す。テストに用いたエンコーダの振幅比誤差は元々小さ
く、図7のリサージュ波形上では振幅比誤差改善の効果
は確認できない。オフセット誤差は、調整前が約40m
Vであるのに対し、調整後は4mVと極めて顕著な調整
効果が得られている。またこの実施例の場合、最大値及
び最小値について、平均化処理を行っているために、電
磁ノイズ等の影響が低減されるという効果が得られる。
【0036】なお、平均化のための和算回数Mは、具体
的には、M=2〜16の範囲で、2のべき乗の値を選択
することが好ましい。また、フィードバック制御ループ
の回数Nは、N=2〜8程度が適切である。
【0037】図8は、この発明の別の実施例について、
図1と異なる構成部分について示す。図1の実施例で
は、振幅調整に一つの乗算器5を用いたのに対して、こ
の実施例ではA,B相にそれぞれ乗算器5a,5bを設
けて、それぞれの振幅調整をできるようにしている。こ
の場合には、図1のマルチプレクサ4,6は不要とな
る。調整パラメータ検出回路9では、振幅設定値PP0
との比KA=App/PP0及び、KB=Bpp/PP0を
求めて、これらの逆数1/KA,1/KBを調整係数と
してそれぞれオフセット調整されたA,B相ディジタル
データDA,DBと乗算する。これにより、両相の振幅
比を1に調整することができる。但しこの場合、乗算器
5a,5bとしては、0.5〜1.5倍程度の先の実施
例より大きな乗算機能が必要である。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によるエン
コーダの出力信号処理装置によれば、内挿処理回路へ送
るA,B相の正弦波状信号のオフセットと振幅誤差を、
比較的簡単なディジタル演算処理によるフィードバック
制御によって漸次収束させるようにして、確実なオフセ
ット調整と振幅調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るエンコーダの出力
信号処理装置の構成を示す。
【図2】 同実施例の調整パラメータ検出回路の機能ブ
ロックを示す。
【図3】 同実施例のオフセット及び振幅調整の動作を
示す。
【図4】 同実施例の制御アルゴリズムを示す。
【図5】 同実施例の制御アルゴリズムを示す。
【図6】 同実施例の制御アルゴリズムを示す。
【図7】 同実施例による調整前後のリサージュ波形を
示す。
【図8】 他の実施例による信号処理装置の要部構成を
示す。
【図9】 一般的なエンコーダ出力のリサージュ波形を
示す。
【図10】 従来のエンコーダ内挿回路のオフセットと
内挿誤差の関係を示す。
【図11】 従来のエンコーダ内挿回路の振幅比と内挿
誤差の関係を示す。
【符号の説明】
1…エンコーダ、2a,2b…A/Dコンバータ、3
a,3b…加算器(オフセット調整)、4,6…マルチ
プレクサ、5,5a,5b…乗算器(振幅調整)、7…
ルックアップテーブル・メモリ、8…2相方形波発生回
路、9…調整パラメータ検出回路、10…CPU、11
…メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンコーダから出力される90°位相が
    ずれたA,B相正弦波状信号をサンプリングしてA,B
    相ディジタルデータに変換するA/D変換手段と、この
    A/D変換手段により得られたA,B相ディジタルデー
    タのオフセット値及び振幅値を調整する信号調整手段
    と、この信号調整手段により調整されたA,B相ディジ
    タルデータを内挿処理して位相角データを得る内挿処理
    手段とを備えたエンコーダの出力信号処理装置におい
    て、 前記信号調整手段は、 調整済みのA,B相ディジタルデータのそれぞれについ
    て基準値との比較による極性変化点で振幅抽出を行って
    正及び負の瞬時値を検出し、正負の瞬時値を平均したオ
    フセット値、正負の瞬時値の差分による振幅値、及び
    A,B相ディジタルデータの振幅比を求める調整パラメ
    ータ検出手段と、 前記A/D変換手段から出力されるA,B相ディジタル
    データのそれぞれから前記調整パラメータ検出手段によ
    り求められたオフセット値を減ずるオフセット調整手段
    と、 このオフセット調整手段によりオフセット調整された
    A,B相ディジタルデータについて前記振幅比に応じて
    振幅値を合わせる振幅調整手段と、 これらの調整パラメータ検出手段,オフセット調整手段
    及び振幅調整手段による調整動作を複数回繰り返すフィ
    ードバック制御手段とを備えたことを特徴とするエンコ
    ーダの出力信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記振幅調整手段は、前記オフセット調
    整手段によりオフセット調整されたA,B相ディジタル
    データのいずれか一方に対して前記振幅比に応じて決ま
    る振幅調整係数を乗ずる乗算手段と、 前記振幅比に応じて前記A,B相ディジタルデータの前
    記乗算手段への入力及び前記乗算手段の出力を切換える
    ための切換手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載のエンコーダの出力信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記振幅調整手段は、前記オフセット調
    整手段によりオフセット調整されたA,B相ディジタル
    データに対して、それぞれの振幅値の振幅設定値との比
    に応じて決まる振幅調整係数を乗ずる二つの乗算手段を
    有することを特徴とする請求項1記載のエンコーダの出
    力信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記フィードバック制御手段は、1回の
    制御ループ内で検出される調整済みのA,B相ディジタ
    ルデータの複数個ずつの最大値及び最小値をそれぞれ和
    算して平均化する処理を行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のエンコーダの出力信号処理装置。
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