JP2003148314A - エンジン自動停止始動制御装置 - Google Patents

エンジン自動停止始動制御装置

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JP2003148314A
JP2003148314A JP2001347587A JP2001347587A JP2003148314A JP 2003148314 A JP2003148314 A JP 2003148314A JP 2001347587 A JP2001347587 A JP 2001347587A JP 2001347587 A JP2001347587 A JP 2001347587A JP 2003148314 A JP2003148314 A JP 2003148314A
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Keisuke Tani
恵亮 谷
Takahiro Soki
高広 左右木
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Denso Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • F02N11/0818Conditions for starting or stopping the engine or for deactivating the idle-start-stop mode
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/10Safety devices
    • F02N11/108Safety devices for diagnosis of the starter or its components
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F02N2200/14Parameters used for control of starting apparatus said parameter being related to wear of starter or other components, e.g. based on total number of starts or age
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン始動系の性能低下に適切に対応してエ
ンジン再始動の不調、遅延やそれによる運転フィーリン
グの悪化を防止可能なエンジン自動停止始動制御装置を
提供すること。 【解決手段】 エンジン自動始動に要する始動時間を検
出して記憶し(S901)、この始動時間の履歴に基づ
いて前記エンジンの自動停止を禁止することにより、エ
ンジン・スタ−タの劣化、始動用バッテリの劣化を推定
し、この推定結果に基づいてエンジン自動停止を禁止し
て再始動困難という不具合の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジン自動停止始動制御装置の改良に関す
る。
【0001】
【従来の技術】従来、所定の条件下での走行中又は停車
中にエンジンを自動停止させ、その後、所定の始動条件
が成立した時にエンジンを自動的に再始動することで燃
費を節約したり、エミッションを改善する方法が知られ
ている。
【0002】しかし、上記エンジン自動停止始動制御装
置では、バッテリの残容量の低下や劣化によりエンジン
の始動性能が悪化すると、エンジン自動停止後の再始動
時に始動遅れが生じて運転者に違和感を与えるだけでな
く、最悪の場合にはエンジンの再始動が困難となる可能
性があった。
【0003】特開平11ー257117号公報は、始動
用の電源の残容量を検出する手段を設け、これで検出し
たエンジン始動用電源の残容量が所定値以下になったと
きにエンジンの停止を禁止することを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の技術で
は、バッテリの劣化度合の変化に起因する充放電特性の
変化により残容量の正確な検出が容易でなかった。これ
に対処してマージンを設定することもできるが、その結
果、エンジンを支障なく始動可能であるにもかかわら
ず、エンジン再始動が禁止されてしまうという欠点が生
じてしまう。
【0005】更に、前述の技術は、電源の給電電力不足
による始動性悪化には対応できるが、スタ−タ、エンジ
ン等の機械的劣化を原因とする始動性悪化にはまったく
対応することができないという本質的な問題も有してい
た。
【0006】本発明は、エンジン始動系の性能低下に適
切に対応してエンジン再始動の不調、遅延やそれによる
運転フィーリングの悪化を防止可能なエンジン自動停止
始動制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一発明のエンジン自動
停止始動制御装置は、走行中および/または停車中に所
定の条件に基づいて始動装置に指令してエンジンを自動
停止・始動するエンジン停止・始動手段を有するエンジ
ン自動停止始動制御装置において、エンジン自動始動に
要する始動時間を検出する始動時間検出手段を有し、前
記エンジン停止・始動手段は、前記始動時間検出手段に
よって検出された前記始動時間の履歴に基づいて前記エ
ンジンの自動停止を禁止することを特徴としている。
【0008】以下、詳しく説明する。
【0009】走行中および/または減速中にエンジンを
停止・再始動する車両ではエンジン・スタ−タの劣化、
始動用バッテリの劣化などに伴ってエンジン始動に要す
る始動時間が長くなる。
【0010】そこで、エンジンの自動始動毎に、始動時
間検出手段によりエンジンの始動時間を検出し、始動時
間が所定の始動時間を上回った場合はエンジンの自動停
止を禁止する。
【0011】上記の方法を採用することにより、エンジ
ン・スタ−タの機械的な劣化、及び、バッテリの劣化や
残容量の減少によるエンジンの始動性能の悪化のいずれ
に対してもエンジン自動停止を禁止するので、その後の
エンジン再始動時の始動遅れに伴うフィーリングの悪化
や、再始動不能な状態を未然に回避することができる。
【0012】第一発明の第一の態様は更に、前記エンジ
ンの暖機状態を検出する暖機状態検出手段を有し、前記
エンジン停止・始動手段は、前記エンジンの暖機状態と
前記始動時間の履歴とに基づいて前記エンジンの自動停
止を禁止することを特徴としている。
【0013】以下、更に説明する。
【0014】エンジンの始動時間は、エンジンの暖機状
態によっても変化する。そこで、エンジン水温センサ等
のエンジン暖機状態検出手段を設け、エンジン停止時の
エンジンの暖機状態を検出し、たとえば上記エンジン始
動時間によるエンジン停止禁止の判断のしきい値をエン
ジンの暖機状態により変化させることで、暖機不足等に
よりエンジン始動時間が長くなった場合に誤認識してエ
ンジンの停止を禁止することなく、より好適にエンジン
の始動性能の悪化を判断することができる。
【0015】第一発明の第二の態様は更に、前記エンジ
ンの始動回数を記憶するエンジン始動回数記憶手段を有
し、前記エンジン停止・始動手段は、前記エンジンの始
動回数と前記始動時間の履歴とに基づいて前記エンジン
の自動停止を禁止することを特徴としている。
【0016】以下、更に説明する。
【0017】エンジンの始動時間は、エンジンの機械的
劣化度合(性能低下程度)によって変化する。そこで、
エンジンの始動回数合計を記憶し、たとえば上記エンジ
ン始動時間によるエンジン停止禁止の判断のしきい値を
エンジンの始動回数合計により変化させることで、この
性能低下によるエンジン始動の不調を回避することがで
きる。
【0018】第二発明のエンジン自動停止始動制御装置
は、走行中および/または停車中に所定の条件に基づい
て始動装置に指令して前記エンジンを自動停止・始動す
るエンジン停止・始動手段を有するエンジン自動停止始
動制御装置において、前記始動装置の通算駆動回数を記
憶するエンジン始動装置駆動回数記憶手段を有し、前記
エンジン停止・始動手段は、前記通算駆動回数に基づい
てエンジンの自動停止を禁止することを特徴としてい
る。
【0019】以下、更に説明する。
【0020】エンジン始動装置は、設計時に想定した所
定の駆動回数を超えて駆動された場合には始動性能が悪
化したり、最悪の場合、エンジンの再始動が不能になる
場合がある。このため、エンジン始動装置の通算駆動回
数を記憶し、エンジン始動装置の通算駆動回数が、設計
時の想定駆動回数に基づいて決められた所定回数以上に
なった場合、エンジンの自動停止を禁止することで、上
記の不具合を未然に回避する事ができる。
【0021】上記第一発明又は第二発明の他の態様は、
ドライバに車両の整備をうながす整備警告表示手段を有
し、前記エンジン停止・始動手段は、前記エンジンの自
動停の禁止時に前記警告表示手段を作動させることを特
徴としている。
【0022】以下、更に説明する。
【0023】上記のようにエンジンの自動停止を禁止し
てそのまま車両を使用した場合は、エンジン自動停止始
動装置の機能を果たすことができなくなる。そこで、ド
ライバに車両の整備をうながす整備警告表示手段を設
け、請求項1乃至4に示された条件により、エンジンの
自動停止が禁止する場合は整備警告を表示することで、
運転者への整備を促すことができ、車両の整備状態をよ
り好適に保つことができる。
【0024】第三発明のエンジン自動停止始動制御装置
は、走行中および/または停車中に所定の条件に基づい
て始動装置に指令して前記エンジンを自動停止・始動す
るエンジン停止・始動手段と、始動用の電源の残容量を
検出する残容量検出手段と、直近のエンジン自動始動に
要した始動電力量に関連する電気量を検出する始動電力
量関連パラメータ検出手段とを有し、前記エンジン停止
・始動手段は、前記残容量が前記始動電力量以下の場合
に前記エンジンの自動停止を禁止することを特徴として
いる。
【0025】以下、更に説明する。
【0026】上記した従来のバッテリ残容量不足を検出
してエンジン再始動を禁止する場合において、エンジン
再始動に要する電力量や最大電力(これらを、始動電力
量に関連する電気量を検出する始動電力量関連パラメー
タともいう)は、種々のエンジン始動条件により変化す
る。このエンジン始動条件としては、たとえば上記した
エンジン劣化度合やスタータの劣化度合やエンジンの暖
気状態などが挙げられる。つまり、バッテリがある残容
量をもつ場合、これらエンジン始動条件によって、再始
動が可能な場合もあり、再始動が不能な場合もある。
【0027】そこで、本発明では、上記エンジン始動条
件から推定したエンジン再始動に必要な残容量(必要残
容量)と現在のバッテリ残容量とを比較し、その結果に
よりエンジン再始動が困難と判断した場合にのみエンジ
ン自動停止を禁止する。
【0028】このようにすれば、実際にエンジン再始動
が困難である場合に限りエンジン自動停止の禁止を行う
ので、エンジン自動停止の禁止を発動する機会を減らし
て、所期のエンジン自動停止始動制御の目的を可能な限
り実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】上記説明した本発明のエンジン自
動停止始動制御装置の好適実施態様を以下に説明する。
【0030】
【実施例1】実施例1のエンジン自動停止始動制御装置
を図面に基づいて説明する。
【0031】図1は、本実施例のエンジン自動停止始動
装置を含む車両駆動システムの概要を示すブロック図で
ある。本駆動システムが適用される車両は、エンジン
E、エンジンEのクランク軸に接続されたクランクプー
リCPにベルトBを介して接続されたエンジン始動装置
(スタ−タ)ST、エンジンEの出力軸に接続された自
動変速機AT、ブレーキシステム108、制御部10な
どを備えている。OPは電動油圧ポンプ、VPは電動真
空ポンプ、DSは車軸、TIはタイヤである。
【0032】(制御部10)制御部10は、ECU(エ
コランECUともいう)100、整備警告灯110、ブ
レーキストロークセンサ101、エンジン始動装置制御
手段102、車両加減速検出手段103、エンジンEC
U104、ATーECU105、シフトポジションセン
サ106、アクセル開度センサ107、エンジン回転数
検出手段109を有している。ECUは周知のように電
子制御装置の略称である。ATーECU105は、自動
変速機のレバー(図示せず)のシフト位置を検出するシ
フトポジションスイッチ106、アクセルの踏み込み量
を検出するアクセル開度センサ107から信号を受信
し、これらのセンサ106、107の信号はATーEC
U105を介してエコランECU100に送信される。
【0033】エコランECU100は、ブレーキペダル
の踏み込み量を検出するためのブレーキストロークセン
サ101、車両の加減速を検出するための加車両減速検
出手段103、エンジン回転数検出手段109から信号
を受信し、エンジンEを制御するエンジンECU10
4、自動変速機ATを制御するATーECU105と交
信する。更に、エコランECU100は、エンジン停止
中の自動変速機ATの作動油圧を確保するための電動油
圧ポンプOP、エンジン停止中のブレーキシステム10
8の作動に必要な負圧を確保するための電動負圧ポンプ
VP、エンジン始動装置制御手段102を通じてエンジ
ン始動装置STを駆動制御する。エコランECU100
は、上記構成に基づいて車両の加減速状態、運転者の操
作、自動変速機ATの作動状態に応じてエンジンEを自
動的に停止、再始動できるようになっている。
【0034】エンジンECU104は、これら各センサ
等からの情報に基づき、所定の制御プログラムに従った
演算処理を行い、図示しないイグナイタに対する点火信
号および点火カット信号、図示しない燃料噴射弁に対す
る燃料噴射信号および燃料カット信号を出力する。
【0035】なお、エンジン始動装置(スタ−タ)ST
は、エンジンEのクランク軸とベルトを介して接続され
ているため、エンジン停止処理が行われてから、エンジ
ンEが完全に停止するまでの間のエンジンEのクランク
軸の回転がまだ完全に停止していない状態でもエンジン
Eをクランキングすることが可能である。そのため、ク
ランク軸の停止を待たずに常にエンジンEを始動するこ
とができる。
【0036】自動変速機ATは、トルクコンバータT
C、変速機TM、終減速機DF及びロックアップクラッ
チLCなどを有している。
【0037】(変速機TM)変速機TMについて、図2
を参照して更に詳細に説明する。
【0038】変速機TMは、後述する3つのプラネタリ
ーギヤ(遊星ギヤ機構)201〜203、3つのクラッ
チC1〜C3、3つのブレーキB1〜B3、2つのワン
ウエイクラッチF1〜F2、一対のカウンターギヤから
構成されている。プラネタリーギヤ201をフロントプ
ラネタリギヤ、プラネタリーギヤ202をリヤプラネタ
リギヤ、プラネタリーギヤ203をU/Dプラネタリギ
ヤと称する。
【0039】カウンタードライブギヤ204はフロント
プラネタリギヤ201のキャリヤとリヤプラネタリギヤ
202のリングギヤR2とに結合されている。カウンタ
ードリブンギヤ205はU/Dプラネタリギヤ203の
リングギヤR3に結合されている。入力軸ISはインタ
ーミディエイトシャフトに結合されている。ディファレ
ンシャルドライブピニオン206は出力軸OSを通じて
U/Dプラネタリギヤ203のキャリヤに接続されると
ともに、リングギヤ207に噛合している。
【0040】クラッチC1は、入力軸ISとフロントプ
ラネタリギヤ201のサンギヤS1とを接続し、エンジ
ンEからトルクコンバータTCを介して入力軸ISに伝
達された駆動力をフロントプラネタリギヤ201のサン
ギヤS1に伝達する。
【0041】クラッチC2は、インターミディエイトシ
ャフトとリヤプラネタリギヤ202のサンギヤS2とを
接続し、クラッチC1および/またはクラッチC2の係
合により、エンジンEからトルクコンバータTCを介し
て入力軸ISに伝達された駆動力が変速機TM内に伝達
される。
【0042】クラッチC3はU/Dプラネタリギヤ20
3のキャリアとサンギヤC3を接続する。ブレーキB1
はリヤプラネタリギヤ202のサンギヤS2をロックす
る。ブレーキB2はフロントプラネタリギヤ203のリ
ングギヤR1およびリヤプラネタリギヤのキャリアをロ
ックする。ブレーキB3はU/Dプラネタリギヤ203
のサンギヤS3をロックする。ワンウエイクラッチF1
はフロントプラネタリギヤ201のリングギヤr1およ
びリヤプラネタリギヤ202のキャリアS2の左回転を
ロックする。ワンウエイクラッチF2はU/Dプラネタ
リギヤ203のサンギヤS3の右回転をロックする。
【0043】クラッチC1〜C3、ワンウエイクラッチ
F1〜F2およびブレーキB1〜B3の駆動力は、油圧
回路(図示せず)により供給される。この油圧回路の油
圧は、エンジンEにより駆動されるオイルポンプ(図示
せず)または電動油圧ポンプVPにより得られる。これ
らのクラッチ、ブレーキを断続してギヤを組み替えるこ
とによって4速の変速を実現することができる。各レン
ジ位置及び変速段状態とにおける定常状態のクラッチC
1〜C3、F1,F1およびブレーキB1〜B3の係合
状態を図3に示す。なお、図3においては係合状態を丸
印で示す。
【0044】Dレンジあるいは2(セカンド)レンジの
1速において、クラッチC1、ブレーキB3および二つ
のワンウエイクラッチF1、F2が係合状態であり、他
は非係合状態となっている。フロントプラネタリギヤ2
01のリングギヤR1はブレーキB2とは非係合である
が、ワンウエイクラッチF1と係合しているため、左回
転がロックされ、右回転が許容されることになる。
【0045】エンジンEから車軸を駆動する状態(駆動
状態)において、フロントプラネタリギヤ201のサン
ギヤS1が右回転するために遊星ギヤP1が左回転し、
リングギヤR1も左回転させようとする。しかし、リン
グギヤR1は左回転がロックされているために反力を発
生し、遊星ギヤP1は自ら左回転しながらサンギヤS1
の回りを右方向に周回する。これによってカウンタード
ライブギヤ204がカウンタードリブンギヤ205を左
回転させる。しかし、ブレーキB3が係合しているの
で、U/Dプラネタリギヤ203のサンギヤS3の回転
は左右いずれにもロックされる。そのため、カウンター
ドリブンギヤ205の回転がU/Dプラネタリギヤ20
3を介して車軸側に伝達される。
【0046】エンジンEが車軸から駆動される状態(被
駆動状態)において、U/Dプラネタリギヤ203のサ
ンギヤS3の回転は左右いずれにもロックされているた
め、カウンタードリブンギヤ205は左回転し、カウン
タードライブギヤ204は右回転する。このカウンター
ドライブギヤ204の右回転は、フロントプラネタリギ
ヤ201の遊星ギヤP1をサンギヤS1の回りに右回転
に周回させようとする。しかし、上述したようにフロン
トプラネタリギヤ201のリングギヤR1の左回転はロ
ックされるが、その右回転は許容されているので、リン
グギヤR1は遊星ギヤP1の周回に伴って右方向に回転
する。つまり、リングギヤR1は空転状態となり、フロ
ントプラネタリギヤ201のサンギヤS1に動力伝達が
されないため、車軸からエンジン方向への動力伝達が遮
断され、エンジンブレーキが解除された状態となる。
【0047】L(ロー)レンジの1速の場合には上記し
たDレンジあるいは2レンジの1速の状態に加えて、ブ
レーキB2が係合される。この場合は、フロントプラネ
タリギヤ201のリングギヤR1は右回転までもがロッ
クされるため、反力を発生させる。従って、フロントプ
ラネタリギヤ201のサンギヤS1に動力伝達がされ、
車軸側から入力された動力が、トルクコンバータTCを
介してエンジンEへ供給される。つまり、エンジンブレ
ーキを得ることができる。
【0048】なお、走行レンジ(D、2、L)における
その他の変速段についてはエンジンブレーキを常時得る
ことができるようになっている。変速機TMのその他の
動作についてはこの実施例の要旨との関係が薄いので説
明を省略する。
【0049】(エンジン自動停止始動制御)次に、エコ
ランECU100において実施されるエンジンの自動停
止および自動始動の処理を図4〜図8に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。以下、ステップをSと略する
場合もあるものとする。
【0050】図4において、S502にて車両加減速検
出手段103からの信号により車両の減速を検出し、か
つ、S503にてアクセル開度センサ107からの信号
によりアクセル開度が略零であることを検出する場合
に、ATーECU105を介してトルクコンバータTC
のロックアップクラッチLCを結合して、エンジンEC
U104を介して燃料の供給を停止する(S504)。
これによって、車軸からエンジンEへの連れ回りによ
り、変速機TMに接続されたエンジンEの回転を維持す
る。
【0051】その後、エンジン回転数が所定の下限回転
数Nlimitに低下する(S506;YES)までの
期間にアクセル操作が行われたか否かを判断し(S50
5)、行われた場合はATーECU105を介してロッ
クアップクラッチを解放し(S512)、エンジン始動
処理(S513)を実行する。
【0052】上述した下限回転数Nlimitは、自動
変速機ATの油圧漏れなどによる変速遅れ時間を加味し
つつ自動変速機ATが変速動作中にエンジンEのトルク
変動に起因する車両の振動が起こらない最低回転数(例
えば500rpm)を下回らないように設定される。
【0053】これにより、車軸からエンジンEへの連れ
回りによるエンジンEの回転をできるだけ長く維持しつ
つ、エンジン停止時にエンジン回転数の車両振動領域を
素早く通過できる。そのため、エンジン低回転状態での
クランク軸トルク変動に起因する車両振動を抑制でき
る。
【0054】一方、アクセル操作がないままエンジン回
転数がNlimitを下回り(S506;NO)、続く
S507、S508、S509の条件を満たしたとき、
エンジン回転停止処理(S510)を実行する。
【0055】S507での条件は、シフトポジションセ
ンサ106によって現在Dレンジが選択されていること
を検出した場合である。つまり、後述するS510での
エンジン停止処理を実行するとエンジンブレーキが効か
ない状態となるため、運転者が2レンジあるいはLレン
ジを選択した場合には運転者がエンジンブレーキを必要
としていると判断してエンジン回転停止処理を禁止する
ものである。
【0056】S508の条件は、ブレーキストロークセ
ンサ101によって検出されたブレーキ踏み込み量が運
転者が車両の停止を意図しているであろうと判断される
所定値以上であると判定した場合である。
【0057】S509の条件は、後述するエンジン回転
停止禁止フラグFNeStopが0である場合、すなわ
ちエンジン自動停止を禁止する場合である。エンジン回
転停止禁止フラグFNeStopはS509に先行する
S5090にて演算される。
【0058】このエンジン回転停止禁止フラグFNeS
topの算出方法を図7を用いて説明する。
【0059】まず、S801、S802で方向指示器が
点灯されているか、バッテリの残容量が所定値以上であ
るかを判定する。方向指示器が点灯している場合は運転
者が減速後右左折の後直ちに再加速に移ると考えられる
ためエンジンの停止を禁止する(FNeStop=
0)、また、バッテリ残容量検出手段(図示せず)によ
り検出されたバッテリの残容量が所定値Ahthよりも
小さく、スタ−タの駆動が不可能と判断される場合もエ
ンジンの停止を禁止する(FNeStop=0)。方向
指示器が点灯されておらず、かつ、バッテリの残量が所
定値以上の場合は、更にS803に進んで後述する始動
性悪化判定フラグFworseが始動性の悪化を示す
(Fworse=1)かどうかを判定し、始動性悪化と
判定した場合は整備警告灯を点灯し(S805)、S8
07によりエンジンの停止を禁止する(FNeStop
=0)。始動性の悪化と判定されなかった場合(Fwo
rse=0)はS804に進む。
【0060】S804ではスタ−タの通算始動回数Ns
strtが、スタ−タ設計時の想定駆動回数に基づいて
決められた所定回数Nslimit以上である場合に整
備警告灯を点灯し(S805)、S807によりエンジ
ンの停止を禁止する(FNeStop=0)。Nsst
rtが所定回数Nslimitよりもまだ小さい場合
は、S806によりエンジン停止を許可する(FNeS
top=1)。
【0061】本実施例では、この判断をスタ−タの駆動
回数を基準として行っているが、スタ−タの通算駆動時
間を基準として行っても良いことはもちろんである。ま
た、S507、S508、S509の条件のうち、ひと
つでも満たされない場合には、S513へ進んでエンジ
ン始動処理を実行する。
【0062】S510のエンジン回転停止処理の内容を
図5に示す。
【0063】まず、S602にてロックアップクラッチ
LCを解放することでエンジンEと変速機TM間の直結
状態を解放した後、S603にて電動オイルポンプOP
と電動真空ポンプVPを駆動してエンジン停止時の自動
変速機ATの作動油圧とブレーキシステム108の作動
負圧を確保する。その後、S604にてATーECU1
05を介して自動変速機ATを強制的に1速にシフトダ
ウンする。ここで自動変速機ATのシフトレンジはDレ
ンジが選択されているので1速が選択され、前述したよ
うに車軸からエンジンE方向への動力は遮断され、車軸
によるエンジンEの連れ回りがなくなるため、エンジン
Eの回転は停止に至る。
【0064】図4にて、エンジン回転停止処理(S51
0)を行った後は、S511でブレーキストロークセン
サ101からの信号に基づいてブレーキストロークが所
定値以下か否かを判断し、所定値よりも大きなブレーキ
ストロークが確保されている間は(S511:NO)S
5090に戻る。この所定値は、運転者がブレーキを解
放するであろうと判断される値、例えば、クリープ現象
による駆動トルクを制動し得る程度のブレーキストロー
クに設定されている。
【0065】S511にてブレーキストロークが所定値
以下となった場合は、運転者が続いて加速を要求するも
のと判断し、S512を介してS513に進んでエンジ
ン始動処理を行い(エンジン再始動処理の詳細について
は後述する)、エンジンEを再始動する。エンジン再始
動後はS514に移行して、電動オイルポンプOPと電
動真空ポンプVPをOFFにする。また、自動変速機が
1速に固定されている場合はこれを解除し、通常の変速
制御に戻す。このようにして、運転者がブレーキペダル
をゆるめたことを検出してエンジンを始動することによ
り運転者のブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み
替え中にエンジンを始動することができ、アクセルペダ
ルを踏み込んでからエンジントルクが発生するまでの遅
れ時間を最小限にすることができる。
【0066】S513でのエンジン始動処理のフローチ
ャートを図6に示す。
【0067】まず、S702にてエンジンの回転数が所
定値以上であるかを判断し、所定値以上(YES)であ
れば、エンジン始動装置を駆動せずにS705にジャン
プする。所定値以下(NO)であれば、S704にてエ
ンジン始動装置を駆動した後、S704にてスタ−タ通
算駆動回数Nsstrtを1だけカウントアップしてS
705へ進む。ここでいう所定値とは、エンジン始動装
置によるクランク軸へのトルク供給なしにエンジンを再
始動できる最低回転数であり、これは、エンジンの冷
却、水温、エンジン補機の負荷の大きさ等によって決定
される。Nsstrtはスタ−タが通算して何回駆動さ
れたかを記憶するカウンタであり、整備等によりスタ−
タの交換が行われた場合は手動でリセットされる。
【0068】次のS705ではエンジンECU104を
介して燃料供給を再開した後、エンジン回転数が所定値
以上になるまで(S708;YES)S706、S70
7の処理を繰り返し、エンジン回転数が所定値以上にな
ればエンジンの始動完了と判定してS709にてエンジ
ン始動装置STを停止し、S710でエンジンの始動性
悪化の判断をした後、エンジン始動処理を終了し、メイ
ンルーチンにリターンする。
【0069】S710のエンジンの始動性悪化判定ルー
チンによるFworseの算出法の内容を図8に示すフ
ローチャートを参照して以下に説明する。
【0070】まず、S901において、エンジン自動再
始動時の始動時間Tnとエンジン再始動時の水温THWn
をエンジン自動再始動時の始動時間Ti及びエンジン再
始動時の水温THWiの今回値として取得する。なお、
符号(関数)Ti、THWi中の添え字iは、略定期的に
採取した直近のn回のサンプリングデータの順番を示
し、したがって、直近のn回のサンプリングデータのう
ちで最も古いサンプリングデータはT1、THW1であ
り、最も新しいサンプリングデータ(今回値)はTn、
THWnとなる。始動時間Tiは、図9に示すようにスタ
−タの駆動信号がONになってから、エンジン回転数が
所定回転数を通過するまでの時間として定義される。
【0071】次に、通算エンジン始動回数Nestrt
を1だけカウントアップし(S902)、通算エンジン
始動回数Nestrt、エンジン自動再始動時の始動時
間Tiに基づいてエンジン始動時間しきい値Tlimi
tを算出する。Tlimitは図11に示すマップに基
づいて算出され、Tlimitは設計時想定された許容
性能を満足する始動時間を元に決められる。
【0072】次に、S904にて、TnとTlimit
とを比較し、TnがTlimit以下である場合は始動
性悪化判定フラグFworseiの今回値Fworsen
を0とし、Tlimit以上である場合は始動性悪化判
定フラグFworseiの今回値Fworsenを1とす
る。ここで、始動性悪化判定フラグFworseiは直
近のn回の始動の中で古いほうから数えてi番目の始動
において始動時間Tiが所定の許容値を満たしたかどう
かを示している。
【0073】次に、S907にて直近にサンプリングし
たn個のFworseiの平均値を算出し、更に過去に
始動時間Tiが上記許容値を満たした割合が所定しきい
値R以上かどうかを判定する。上記割合がR以上であっ
た場合は、エンジン始動性能が悪化しているとみなして
S803にてのエンジン停止禁止のために始動性悪化判
定フラグFworseを1とし(S908)、。また、
上記割合がRworse以下の場合はS803にてのエ
ンジン停止禁止を回避するためにFworseを0とす
る(S909)。
【0074】その後、それぞれn個のTi、THWi、F
worseiの順番iをそれぞれ一つづつ減らす処理して
次回のサンプリングデータをn番目とすることができる
ようにし、メインルーチンにリターンする(S91
0)。
【0075】以上の処理により、エンジン、スタ−タの
機械的な劣化、バッテリの劣化・残容量の減少によるエ
ンジンの始動性能の悪化を総合的に判断する事ができ、
始動装遅れに伴うフィーリングの悪化や、再始動不能な
状態を未然に回避することが可能となる。
【0076】
【実施例2】他の実施例を図12に示すフローチャート
を参照して以下に説明する。この実施例は、図7のS8
02の所定値(判定しきい値)Ahthを、直近のエンジ
ン自動始動に要した始動電力量に基づいて変更すること
を特徴としている。
【0077】図12は、直近のエンジン始動期間のバッ
テリBTの消費電力量を求め、それに基づいて上記所定
値(判定しきい値)Ahthを書き換えるルーチンを示す
が、このルーチンは、定期的に実施される割り込みルー
チンとして実施されるものとする。
【0078】まず、S1001にてエンジン始動装置駆
動中かどうかを判定し、エンジン始動装置駆動中であれ
ば、バッテリBTの消費電力の累算を行い(S100
2)、フラグKを0にリセットして(S1003)、メ
インルーチンにリターンする。一方、S1001にてエ
ンジン始動装置駆動中でなければ、フラグKが1かどう
かを判定し(S1004)、0であればエンジン始動完
了直後と判定してフラグKを1にセットし(S100
5)、ステップ1002で算出した消費電力量積算値A
hにαを加えたものを図7のS802で用いる所定値Ah
thとして書き込み(S1006)、メインルーチンにリ
ターンする。S1004にてフラグが1であればもはや
エンジン始動完了直後ではないと判断して上記書き込み
を行うことなくメインルーチンにリターンする。αは所
定のマージン値である。
【0079】なお、S1002における消費電力量の積
算は、図12の割り込みルーチンが一定間隔ΔTごとに
実施されることから、バッテリBTの放電電流を検出す
る電流センサ(図示せず)の電流値の今回値A×ΔT
に、バッテリ電圧センサにより検出されたバッテリ電圧
を掛けたものを積算すればよい。その他、スタータ始動
開始直前とスタータ始動完了直後との間のバッテリ電圧
の変化をマップに代入してエンジン始動時の消費電力量
を求めても良い。
【0080】このようにすれば、エンジンやスタータの
経時劣化や種々の外的条件の変化に基づくエンジン始動
に必要な電力エネルギーの変動に応じて、バッテリ残容
量の過不足判定しきい値を変更することができるので、
バッテリ残容量が十分エンジン始動できるのもかかわら
ずバッテリ残容量不足と判定してしまう不具合を解消す
ることができる。
【0081】なお、エンジン始動に必要なエネルギーは
暖機状態でも変動するので、エンジン温度に基づいて所
定値Ahthを調節することも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に用いる車両駆動系を示すブロック図
である。
【図2】図1の変速機を模式図示する模式斜視図であ
る。
【図3】図1の自動変速機の各モードにおける内部作動
状態を示す図である。
【図4】実施例1のエンジン自動停止、始動処理を示す
フローチャートである。
【図5】図4のエンジン回転停止処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】実施例1のエンジン始動処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】図4のステップ5090の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図8】図6のステップ710の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図9】図8のフローチャートで用いるエンジン始動時
間を示すタイミングチャートである。
【図10】図8のフローチャートで用いるエンジン始動
時間、再始動時エンジン水温のサンプリング状態を示す
図である。
【図11】図8のフローチャートで用いる始動時間しき
い値を求めるためのマップである。
【図12】実施例2を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 エコランECU(エンジン停止・始動手段) S901(図8) 始動時間検出手段、暖機状態検出手
段 S902(図8) エンジン始動回数記憶手段、
エンジン始動装置駆動回数記憶手段 110 整備警告灯(整備警告表示手段) S802(図7) 残容量検出手段 S1002(図12) 始動電力量関連パラメータ検出
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 314 F02D 45/00 314Q 314S 335 335A 345 345Z 360 360B 376 376Z F02N 15/00 F02N 15/00 C E Fターム(参考) 3G084 BA13 BA28 CA06 EA11 EB06 EB16 FA05 FA06 FA10 FA33 FA36 3G092 AC03 BB01 BB10 DE01S EA14 EA17 EC09 FA03 FA30 FA31 GA13 HB01X HE01Z HF08Z HF12Z HF26Z 3G093 AA05 BA21 BA22 CB07 DB05 DB11 DB15 EA03 EA05 EB09 FA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行中および/または停車中に所定の条件
    に基づいて始動装置に指令してエンジンを自動停止・始
    動するエンジン停止・始動手段を有するエンジン自動停
    止始動制御装置において、 エンジン自動始動に要する始動時間を検出する始動時間
    検出手段を有し、 前記エンジン停止・始動手段は、前記始動時間検出手段
    によって検出された前記始動時間の履歴に基づいて前記
    エンジンの自動停止を禁止することを特徴とするエンジ
    ン自動停止始動制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1のエンジン自動停止始動制御装置
    において、 前記エンジンの暖機状態を検出する暖機状態検出手段を
    有し、 前記エンジン停止・始動手段は、前記エンジンの暖機状
    態と前記始動時間の履歴とに基づいて前記エンジンの自
    動停止を禁止することを特徴とするエンジン自動停止始
    動制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のエンジン自動停止始
    動制御装置において、 前記エンジンの始動回数を記憶するエンジン始動回数記
    憶手段を有し、 前記エンジン停止・始動手段は、前記エンジンの始動回
    数と前記始動時間の履歴とに基づいて前記エンジンの自
    動停止を禁止することを特徴とするエンジン自動停止始
    動制御装置。
  4. 【請求項4】走行中および/または停車中に所定の条件
    に基づいて始動装置に指令して前記エンジンを自動停止
    ・始動するエンジン停止・始動手段を有するエンジン自
    動停止始動制御装置において、 前記始動装置の通算駆動回数を記憶するエンジン始動装
    置駆動回数記憶手段を有し、 前記エンジン停止・始動手段は、前記通算駆動回数に基
    づいてエンジンの自動停止を禁止することを特徴とする
    エンジン自動停止始動制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかエンジン自動停
    止始動制御装置において、 ドライバに車両の整備をうながす整備警告表示手段を有
    し、 前記エンジン停止・始動手段は、前記エンジンの自動停
    の禁止時に前記警告表示手段を作動させることを特徴と
    するエンジン自動停止始動制御装置。
  6. 【請求項6】走行中および/または停車中に所定の条件
    に基づいて始動装置に指令して前記エンジンを自動停止
    ・始動するエンジン停止・始動手段と、 始動用の電源の残容量を検出する残容量検出手段と、 直近のエンジン自動始動に要した始動電力量に関連する
    電気量を検出する始動電力量関連パラメータ検出手段
    と、 を有し、 前記エンジン停止・始動手段は、前記残容量が前記始動
    電力量以下の場合に前記エンジンの自動停止を禁止する
    ことを特徴とするエンジン自動停止始動制御装置。
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