JP2003147274A - 光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法および塗装物 - Google Patents

光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法および塗装物

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JP2003147274A JP2001346188A JP2001346188A JP2003147274A JP 2003147274 A JP2003147274 A JP 2003147274A JP 2001346188 A JP2001346188 A JP 2001346188A JP 2001346188 A JP2001346188 A JP 2001346188A JP 2003147274 A JP2003147274 A JP 2003147274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】濃彩系の光輝性塗膜においても、光輝ムラの発
生を抑制することができる光輝性塗料組成物、光輝性塗
膜形成方法および塗装物を提供すること。 【解決手段】ビヒクル、塗料固形分に対して0.5〜5
質量%の光輝性顔料、体質顔料、及び、高分子アミン系
顔料分散剤を含有する光輝性塗料組成物。また被塗基材
に、L値が10以下の黒色ベース塗膜層を形成した後、
上記黒色ベース塗膜層上に、上記の光輝性塗料組成物を
用いて光輝性クリヤー塗膜層を形成し、次いで上記光輝
性クリヤー塗膜層上にトップクリヤー塗膜層を形成する
光輝性塗膜形成方法。この光輝性塗膜形成方法により塗
装された塗装物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光輝性塗料組成
物、光輝性塗膜形成方法およびこの方法により塗装され
た塗装物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体などの高い意匠性が必要とさ
れる分野においては、光輝性顔料を含有する光輝性塗料
を用いた塗膜が必要とされており、このような光輝性塗
料の1つとして、例えば特開平8−155384号公報
には、光輝感を有しながら深みと彩度が高い高級色調塗
膜を形成する複層塗膜の形成方法として、基材にマンセ
ル表示系における明度がN3以下の無彩色下地形成塗料
を塗付する下地塗膜形成工程と、下地塗膜面にビヒク
ル、暗部領域を有する干渉マイカ顔料、およびマンセル
表示系における色相Hが、マンセル色相環100に対し
前記干渉マイカ顔料の干渉色の色相を0とし、左回り+
50、右回り−50で表示した際に、0±25の色相範
囲にある着色顔料を少なくとも1種含有する上塗り塗料
を塗付する上塗り塗膜形成工程を、順次に施すことが記
載されている。
【0003】しかしながら上記公報の技術では、光輝性
顔料の配向性コントロールについては触れておらず、上
記のような黒色ベース塗膜層と光輝性クリヤー塗膜層の
明度差が大きい色域においては、光輝性顔料の配向性の
微細な変化が光輝ムラを発生させるため、濃彩系の光輝
性塗膜における光輝ムラの発生を抑制するには十分とは
言えなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、濃彩
系の光輝性塗膜においても、光輝ムラの発生を抑制する
ことができる光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法お
よび塗装物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上述の課題
に鑑み鋭意研究した結果、本発明に至った。
【0006】1.ビヒクル、塗料固形分に対して0.5
〜5質量%の光輝性顔料、体質顔料、及び、高分子アミ
ン系顔料分散剤を含有する光輝性塗料組成物。
【0007】2.上記体質顔料が、硫酸バリウムであ
り、上記硫酸バリウムの含有量が塗料固形分に対して
0.5〜20質量%である上記の光輝性塗料組成物。
【0008】3.上記硫酸バリウムの平均粒子径が、
0.02〜1μmである上記の光輝性塗料組成物。
【0009】4.上記高分子アミン系顔料分散剤が、塗
料固形分に対して0.5〜5質量%含有する上記の光輝
性塗料組成物。
【0010】5.被塗基材に、L値が10以下の黒色ベ
ース塗膜層を形成した後、上記黒色ベース塗膜層上に、
上記の光輝性塗料組成物を用いて光輝性クリヤー塗膜層
を形成し、次いで上記光輝性クリヤー塗膜層上にトップ
クリヤー塗膜層を形成する光輝性塗膜形成方法。
【0011】6.上記トップクリヤー塗膜層が、クリヤ
ー塗料から形成され、上記クリヤー塗料が、カルボキシ
ル基含有ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含有
する樹脂を含む塗料である上記の光輝性塗膜形成方法。
【0012】7.上記の光輝性塗膜形成方法により得ら
れた塗装物。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0014】[光輝性塗料組成物]本発明の光輝性塗料
組成物は、ビヒクル、塗料固形分に対して0.5〜5質
量%の光輝性顔料、体質顔料、高分子アミン系顔料分散
剤を含有する後述の光輝性クリヤー塗膜層を形成するク
リヤー塗料である。
【0015】[ビヒクル]上記光輝性塗料組成物に含ま
れるビヒクルは、上記光輝性顔料を分散するものであっ
て、塗膜形成用樹脂と必要に応じて架橋剤とから構成さ
れる。
【0016】上記ビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂と
しては、例えば、(a)アクリル樹脂、(b)ポリエス
テル樹脂、(c)アルキド樹脂、(d)フッ素樹脂、
(e)エポキシ樹脂、(f)ポリウレタン樹脂、(g)
ポリエーテル樹脂等が挙げられ、特に、アクリル樹脂お
よびポリエステル樹脂が好ましく用いられる。これら
は、2種以上を組み合わせて使用することができる。ま
た、上記塗膜形成用樹脂には、硬化性を有するタイプと
ラッカータイプとがあるが、通常硬化性を有するタイプ
のものが使用される。硬化性を有するタイプの場合に
は、アミノ樹脂や(ブロック)ポリイソシアネート化合
物、アミン系、ポリアミド系、多価カルボン酸等の架橋
剤と混合して使用に供され、加熱または常温で硬化反応
を進行させることができる。また、硬化性を有しないタ
イプの塗膜形成用樹脂を、硬化性を有するタイプと併用
することも可能である。
【0017】上記アクリル樹脂(a)としては、アクリ
ル系モノマーと他のエチレン性不飽和モノマーとの共重
合体を挙げることができる。上記共重合に使用し得るア
クリル系モノマーとしては、アクリル酸またはメタクリ
ル酸のメチル、エチル、プロピル、n−ブチル、i−ブ
チル、t−ブチル、2−エチルヘキシル、ラウリル、フ
ェニル、ベンジル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロ
キシプロピル等のエステル化物、アクリル酸またはメタ
クリル酸2−ヒドロキシエチルのカプロラクトンの開環
付加物、アクリルアミド、メタクリルアミドおよびN−
メチロールアクリルアミド等が挙げられる。これらと共
重合可能な他のエチレン性不飽和モノマーとしては、ス
チレン、α−メチルスチレン、イタコン酸、マレイン
酸、酢酸ビニル等が挙げられる。
【0018】上記ポリエステル樹脂(b)としては、飽
和ポリエステル樹脂や不飽和ポリエステル樹脂が挙げら
れ、例えば、多塩基酸と多価アルコールを加熱縮合して
得られた縮合物が挙げられる。多塩基酸としては、例え
ば、飽和多塩基酸、不飽和多塩基酸が挙げられ、飽和多
塩基酸としては、例えば、無水フタル酸、テレフタル
酸、コハク酸等が挙げられ、不飽和多塩基酸としては、
例えば、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸等が挙
げられる。多価アルコールとしては、例えば、二価アル
コール、三価アルコール等が挙げられ、二価アルコール
としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレング
リコール等が挙げられ、三価アルコールとしては、例え
ば、グリセリン、トリメチロールプロパン等が挙げられ
る。
【0019】上記アルキド樹脂(c)としては、上記多
塩基酸と多価アルコールにさらに油脂・脂肪酸(大豆
油、アマニ油、ヤシ油、ステアリン酸等)、天然樹脂
(ロジン、コハク等)等の変性剤を反応させて変性させ
ることによって得られたアルキド樹脂を用いることがで
きる。
【0020】上記フッ素樹脂(d)としては、フッ化ビ
ニリデン樹脂、四フッ化エチレン樹脂のいずれかまたは
これらの混合体、フルオロオレフィンとヒドロキシ基含
有の重合性化合物およびその他の共重合可能なビニル系
化合物からなる単量体を共重合させて得られる各種フッ
素系共重合体からなる樹脂を挙げることができる。
【0021】上記エポキシ樹脂(e)としては、ビスフ
ェノールとエピクロルヒドリンの反応によって得られる
樹脂等を挙げることができる。ビスフェノールとして
は、例えば、ビスフェノールA、F等が挙げられる。上
記ビスフェノール型エポキシ樹脂としては、例えば、エ
ピコート828、エピコート1001、エピコート10
04、エピコート1007、エピコート1009(いず
れも商品名、シェルケミカル社製)等が挙げられ、また
これらを適当な鎖延長剤を用いて鎖延長したものも用い
ることができる。
【0022】上記ポリウレタン樹脂(f)としては、ア
クリル、ポリエステル、ポリエーテル、ポリカーボネー
ト等の各種ポリオール成分とポリイソシアネート化合物
との反応によって得られるウレタン結合を有する樹脂を
挙げることができる。上記ポリイソシアネート化合物と
しては、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−
TDI)、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6
−TDI)、およびその混合物(TDI)、ジフェニル
メタン−4,4’−ジイソシアネート(4,4’−MD
I)、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシアネート
(2,4’−MDI)、およびその混合物(MDI)、
ナフタレン−1,5−ジイソシアネート(NDI)、
3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシ
アネート(TODI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、ジシクロへキシルメタン・ジイソシアネー
ト(水素化HDI)、イソホロンジイソシアネート(I
PDI)、へキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、水素化キシリレンジイソシアネート(HXDI)
等を挙げることができる。
【0023】上記ポリエーテル樹脂(g)としては、エ
ーテル結合を有する重合体または共重合体であり、ポリ
オキシエチレン系ポリエーテル、ポリオキシプロピレン
系ポリエーテル、もしくはポリオキシブチレン系ポリエ
ーテル、またはビスフェノールAもしくはビスフェノー
ルFなどの芳香族ポリヒドロキシ化合物から誘導される
ポリエーテル等の1分子当たりに少なくとも2個の水酸
基を有するポリエーテル樹脂が挙げられる。また上記ポ
リエーテル樹脂とコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット
酸等の多価カルボン酸類、または、これらの酸無水物等
の反応性誘導体とを反応させて得られるカルボキシル基
含有ポリエーテル樹脂が挙げられる。
【0024】上記ビヒクルが架橋剤を含む場合、塗膜形
成用樹脂と架橋剤の割合としては、固形分換算で塗膜形
成用樹脂が90〜50質量%、架橋剤が10〜50質量
%であり、好ましくは塗膜形成用樹脂が85〜60質量
%であり、架橋剤が15〜40質量%である。架橋剤が
10質量%未満では(塗膜形成用樹脂が90質量%を超
えると)、塗膜中の架橋が十分でない。一方、架橋剤が
50質量%を超えると(塗膜形成用樹脂が50質量%未
満では)、塗料組成物の貯蔵安定性が低下するとともに
硬化速度が大きくなるため、塗膜外観が悪くなる。
【0025】上記ビヒクルが架橋剤を含む場合、架橋剤
としては、アミノ樹脂、特にメラミン樹脂が好ましい。
上記メラミン樹脂としては、n−ブチル基またはi−ブ
チル基単独によりエーテル化されたブチル化メラミン樹
脂、n−ブチル基またはi−ブチル基およびメチル基に
よりエーテル化されたメチル・ブチル混合エーテル化メ
ラミン樹脂がより好ましい。また、上記以外のものであ
っても、他のアミノ樹脂、例えば、ベンゾグアナミン樹
脂等を使用することができる。
【0026】[光輝性顔料]上記光輝性顔料として、好
ましくは、アルミニウムフレーク顔料、金属酸化物被覆
アルミナフレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク
顔料、グラファイト顔料、干渉マイカ顔料、着色マイカ
顔料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフレーク顔
料、板状酸化鉄顔料、金属めっきガラスフレーク顔料、
金属酸化物被覆めっきガラスフレーク顔料、ホログラム
顔料およびコレステリック液晶ポリマーからなるフレー
ク状顔料からなる群より選ばれた少なくとも一種の顔料
である。アルミニウムフレーク顔料、金属酸化物被覆ア
ルミナフレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔
料、グラファイト顔料、金属酸化物被覆マイカ顔料、及
び金属酸化物被覆ガラスフレーク顔料からなる群より選
ばれた少なくとも1種の顔料を含むことが更に好まし
い。
【0027】また、上記光輝性顔料の含有量(塗料固形
分100重量部に対する顔料の固形分重量割合:PW
C)は、塗料固形分に対して、0.5〜5質量%であ
り、0.5%質量未満では、光輝性を発現し難く、5質
量%を超えると黒色カラーベース塗膜との複合色効果が
発揮できない。好ましくは1〜3質量%である。塗料固
形分は、ビヒクル、光輝性顔料、体質顔料、着色顔料、
高分子アミン系顔料分散剤、固体になっている成分を含
む。もっとも、ビヒクル中に液体が含まれるときには、
その液体部分は塗料固形分に含まれない。
【0028】[体質顔料]上記光輝性塗料組成物は、光
輝性顔料の配向性コントロールの効果を発揮するため
に、体質顔料を含有する。上記体質顔料として、タル
ク、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリカ等が挙げら
れるが、好ましくは平均粒径が0.02〜1μmの硫酸
バリウムを用いる。この平均粒子径の範囲を外れると、
光輝性顔料の配向性コントロールの効果を発揮できない
恐れがある。上記体質顔料の好ましい含有量(塗料固形
分100重量部に対する顔料の固形分重量割合:PW
C)は、塗料固形分に対して、0.5〜20質量%であ
り、0.5%質量未満では、配向性コントロール効果が
発現されない恐れがあり、20質量%を超えると塗膜外
観不良の恐れがある。好ましくは5〜15質量%であ
る。
【0029】[着色顔料]上記光輝性塗料組成物は、光
輝性の意匠の発現を妨げない範囲の添加量で、着色顔料
を含有することができる。このような着色顔料として、
例えば、有機顔料としては、例えば、アゾレーキ系顔
料、フタロシアニン系顔料、インジゴ系顔料、ペリレン
系顔料、キノフタロン系顔料、ジオキサジン系顔料、キ
ナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、金属錯体
顔料等が挙げられ、また、無機顔料としては、例えば、
黄色酸化鉄、ベンガラ、二酸化チタン、カーボンブラッ
ク等が挙げられる。なお、上記全ての顔料の総含有量
(塗料固形分100重量部に対する顔料の固形分重量割
合:PWC)は、55%未満が好ましく、30%未満が
より好ましい。55%を超えると塗膜外観が低下する。
【0030】[高分子アミン系顔料分散剤]上記光輝性
塗料組成物に高分子アミン系顔料分散剤を用いることに
より、光輝性塗料組成物により形成される光輝性塗膜の
光輝ムラを抑制することができる。
【0031】上記高分子アミン系顔料分散剤は、ブロッ
クまたはグラフト構造により少なくとも主鎖の片末端に
(両末端を含む)、塩基性顔料親和性基からなる顔料親
和部分を有する直鎖状の高分子である。上記塩基性顔料
親和性基としては、第3級アミノ基、第4級アンモニウ
ムまたは塩基性窒素原子を有する複素環基であり、直鎖
状の高分子としてポリアクリレート、ポリウレタン、ポ
リエステルまたは、これらの変性物のいずれか1種が挙
げられる。このような複素環基としては、例えば、ピロ
ール基、イミダゾール基、ピリジニル基、ピリミジニル
基等が挙げられる。
【0032】また上記塩基性顔料親和性基が1分子中に
2〜3000個存在するものが好ましい。2個未満であ
ると、光輝ムラを生じる恐れがあり、3000個を超え
ると、粘度が高すぎて取り扱いが困難となる恐れがあ
る。より好ましくは、5〜1500個である。
【0033】上記高分子アミン系顔料分散剤は、数平均
分子量が1000〜1000000であることが好まし
い。1000未満であると、光輝ムラを生じる恐れがあ
り、1000000を超えると、粘度が高すぎて取り扱
いが困難となる恐れがある。より好ましくは、2000
〜500000である。
【0034】市販品として、「BYK−160」(ビッ
クケミー社製)、「BYK−161」(ビックケミー社
製)、「BYK−162」(ビックケミー社製)、「B
YK−180」(ビックケミー社製)、「BYK−18
1」(ビックケミー社製)、「BYK−182」(ビッ
クケミー社製)、「ソルスパース20000」(ゼネカ
社製)等を用いることができる。
【0035】上記高分子アミン系顔料分散剤の塗料中の
配合量は、光輝性塗料組成物の塗料固形分に対して0.
5〜5固形分質量%が好ましい。この配合量が、0.5
質量%未満では光輝ムラを生じる恐れがあり、5質量%
を超えると塗料の貯蔵安定性が低下する恐れがある。よ
り好ましくは1〜3固形分質量%である。
【0036】[上記以外の成分]上記光輝性塗料組成物
は、上記成分の他に、脂肪族アミドの潤滑分散体である
ポリアミドワックスや酸化ポリエチレンを主体としたコ
ロイド状分散体であるポリエチレンワックス等の沈降防
止剤、硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリン
グ剤、シリコンや有機高分子等の表面調整剤、タレ止め
剤、増粘剤、消泡剤、滑剤、架橋性重合体粒子(ミクロ
ゲル)等を適宜添加することができる。これらの添加剤
は、通常、上記ビヒクル100質量部(固形分基準)に
対して15質量部以下の割合で配合することにより、塗
料や塗膜の性能を改善することができる。
【0037】本発明の光輝性塗料組成物は、上記構成成
分を、通常、溶剤に溶解または分散した態様で提供され
る。溶剤としては、ビヒクルを溶解または分散するもの
であればよく、有機溶剤および/または水を使用し得
る。有機溶剤としては、塗料分野において通常用いられ
るものを挙げることができる。例えば、トルエン、キシ
レン等の炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、酢酸エチル、セロソルブアセテート、ブチ
ルセロソルブ等のエステル類、アルコール類等を例示で
きる。環境面の観点から有機溶剤の使用が規制されてい
る場合には、水を用いることが好ましい。この場合、適
量の親水性有機溶剤を含有させてもよい。
【0038】[光輝性塗膜形成方法]本発明の光輝性塗
膜形成方法は、被塗基材に、L値が10以下の黒色ベー
ス塗膜層を形成した後、上記黒色ベース塗膜層上に、上
記の光輝性塗料組成物を用いて光輝性クリヤー塗膜層を
形成し、次いで上記光輝性クリヤー塗膜層上にトップク
リヤー塗膜層を形成する方法である。
【0039】[被塗基材]上記被塗基材としては、限定
されるものでなく、鉄、アルミニウム、銅またはこれら
の合金等の金属類;ガラス、セメント、コンクリート等
の無機材料;ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、
アクリル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂類や各
種のFRP等のプラスチック材料;木材、紙や布等の繊
維材料等の天然または合成材料等が挙げられる。本発明
の光輝性塗膜形成方法においては、本発明の光輝性塗膜
形成方法により得られた塗装物が、自動車車体および部
品の場合は、予め被塗基材に脱脂処理や化成処理、電着
塗装等による下塗り塗膜層、または中塗り塗膜層を形成
しておくのが好ましい。上記電着塗膜層または電着塗膜
層の上に中塗り塗膜層が形成された被塗基材に、ウェッ
トオンウェット(W/W)、またはウェットオンドライ
(W/D)により、上記L値が10以下の黒色ベース塗
膜層を形成することができる。なお上記W/Wとは下地
塗装をした後、風乾等により乾燥し、未硬化状態または
半硬化状態の下地塗膜層に塗装する方法であり、これに
対して、上記W/Dとは下地塗膜を焼き付けて硬化させ
た後、上記下地塗膜層に塗装する方法である。上記中塗
り塗装は、下地の隠蔽、耐チッピング性の付与および上
塗りとの密着性確保のために行われるものである。なお
本発明では、下記のL値が10以下の黒色ベース塗膜層
を中塗り塗膜層として用いることができる。この場合に
は、上記の中塗り塗膜層は省略する。
【0040】[L値が10以下の黒色ベース塗膜層の形
成]本発明の光輝性塗膜形成方法におけるL値が10以
下の黒色ベース塗膜層は、塗膜形成用樹脂と必要に応じ
て架橋剤とからなるビヒクルと着色顔料、および必要に
応じて光輝性顔料とを含む黒色ベース塗料から形成され
る。この黒色ベース塗料は、分散して得られる溶剤型、
水性、粉体型等の種々の形態をとることができる。溶剤
型塗料または水性塗料としては、一液型塗料を用いても
よいし、二液型ウレタン樹脂塗料等のような二液型塗料
を用いてもよい。このような塗料には、上記成分の他に
硬化触媒、表面調整剤、その他の添加剤が配合されてい
てもよい。このL値が10以下の黒色ベース塗膜層は、
下地層を隠蔽する塗膜層である。
【0041】本発明の光輝性塗膜形成方法において、L
値が10以下の黒色ベース塗膜層を形成するのに用いら
れる黒色ベース塗料に含まれる塗膜形成用樹脂として
は、上記の光輝性塗料組成物で説明した(a)アクリル
樹脂、(b)ポリエステル樹脂、(c)アルキド樹脂、
(d)フッ素樹脂、(e)エポキシ樹脂、(f)ポリウ
レタン樹脂、(g)ポリエーテル樹脂等が挙げられ、こ
れらは、単独または2種以上を組み合わせて使用するこ
とができ、好ましくはアクリル樹脂またはポリエステル
樹脂である。
【0042】また硬化性を有するタイプの場合には、上
記の光輝性塗料組成物で説明したアミノ樹脂、(ブロッ
ク)ポリイソシアネート化合物、アミン系、ポリアミド
系、イミダゾール類、イミダゾリン類、多価カルボン酸
等の架橋剤と混合して使用され、加熱または常温で硬化
反応を進行させることができる。また、硬化性を有しな
いラッカータイプの塗膜形成用樹脂を、硬化性を有する
タイプと併用することも可能である。
【0043】上記黒色ベース塗料に含まれる着色顔料と
して、上記の光輝性塗料組成物で説明した有機顔料や無
機顔料を用いて、黒色ベース塗膜層のL値が10以下と
なるようにカーボンブラックを主体として選択して用い
ることができる。また上記黒色ベース塗料に光輝性顔料
を含有することができる。これらの光輝性顔料として
は、上記の光輝性塗料組成物で説明した光輝性顔料が挙
げられる。
【0044】また上記黒色ベース塗料においては、これ
から得られる塗膜のL値が10以下となるように、上記
着色顔料、および必要に応じて光輝性顔料の種類ならび
に量を選択して添加する。L値が10を超えると、光輝
ムラの発生を抑制し難い。ここで、L値とはJIS Z
28722に規定する三刺激値X,Y,Zから求められ
るハンターの色差式における明度指数を意味する。
【0045】上記着色顔料、および必要に応じて配合さ
れる光輝性顔料の含有量 (塗料固形分100重量部に
対する顔料の固形分重量割合:PWC)は、50%未満
が好ましく、30%未満がより好ましい。50%を超え
ると塗膜外観が低下する。
【0046】上記黒色ベース塗料は、上記成分の他に、
上記の光輝性塗料組成物で説明した各種添加剤を適宜添
加して含有することができる。これらの添加剤は、通
常、上記ビヒクル100重量部(固形分基準)に対して
例えば、それぞれ15重量部以下の割合で配合すること
により、塗料や塗膜の性能を改善することができる。
【0047】上記黒色ベース塗料が溶剤型または水性の
場合、上記構成成分を、通常、溶剤に溶解または分散し
た態様で提供される。溶剤としては、ビヒクルを溶解ま
たは分散するものであればよく、有機溶剤、および必要
に応じて水を使用し得る。有機溶剤としては、上記の光
輝性塗料組成物で説明したものを挙げることができる。
環境面の観点から有機溶剤の使用が規制されている場合
には、水を用いることが好ましい。この場合、適量の親
水性有機溶剤を含有させてもよい。
【0048】上記黒色ベース塗膜層の乾燥膜厚は、5〜
20μmが好ましい。5μm未満では、下地を隠蔽し難
く、20μmを超えると塗膜外観不良を生じる恐れがあ
る。より好ましくは7〜15μmである。
【0049】[光輝性クリヤー塗膜層の形成]本発明の
光輝性塗膜形成方法における光輝性クリヤー塗膜層は、
上記の光輝性塗料組成物によって形成される。上記L値
が10以下の黒色ベース塗膜層上に、W/W、またはW
/Dにより、上記光輝性クリヤー塗膜層を形成すること
ができる。この場合の光輝性クリヤー塗膜層は、上記L
値が10以下の黒色ベース塗膜層を隠蔽しないもので、
上記光輝性クリヤー塗膜層の乾燥膜厚は、3〜20μm
が好ましい。3μm未満では、意匠性の発現が難く、2
0μmを超えると塗膜外観不良を生じる恐れがある。よ
り好ましくは5〜15μmである。
【0050】[トップクリヤー塗膜層の形成]本発明の
光輝性塗膜形成方法においては、光輝性クリヤー塗膜層
を形成した後、その上にW/W、またはW/Dにより、
トップクリヤー塗膜層を形成する。この場合のトップク
リヤー塗膜層は、下地層を隠蔽しないもので、無色透明
なクリヤー塗膜であり、さらには半透明感を付与した、
いわゆるカラークリヤー塗膜であってもよく、光輝性ク
リヤー塗膜層の上にトップクリヤー塗膜層を形成するこ
とにより、光沢向上と上記光輝性顔料の突出を防止する
ことができる。上記トップクリヤー塗膜層はクリヤー塗
料から形成されるが、このクリヤー塗料としては、上塗
り用として常用されているものを挙げることができ、上
記の硬化性を有する塗膜形成用樹脂と架橋剤とを混合し
たものを用いることができる。
【0051】これらのクリヤー塗料は、必要に応じて、
その透明性を損なわない範囲で、着色顔料、体質顔料、
改質剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、分散剤、消泡剤
等の添加剤を配合することが可能である。また特公平8
−19315号公報に記載されたカルボキシル基含有ポ
リマーとエポキシ基含有ポリマーとを含有するクリヤー
塗料が、酸性雨対策およびウェットオンウェットで上記
光輝性クリヤー塗膜層を塗装した際に、上記光輝性顔料
の配向を乱さないという観点から好ましく用いられる。
また、トップクリヤー塗膜層は、溶剤型、水性、または
粉体型等の種々の形態をとることができる。溶剤型塗料
または水性塗料としては、一液型塗料を用いてもよい
し、二液型ウレタン樹脂塗料等のような二液型塗料を用
いてもよい。
【0052】上記トップクリヤー塗膜層の乾燥膜厚は、
20〜400μmが好ましく、この範囲を外れると塗膜
外観が不充分となる恐れがある。より好ましくは30〜
200μmである。
【0053】各塗膜層を形成する方法は特に限定されな
いが、溶剤型塗料または水性塗料を塗装する場合はスプ
レー法、ロールコーター法等が、粉体塗料を塗装する場
合は静電塗装が好ましい。乾燥条件として、80〜16
0℃で所定時間焼き付けられ、塗膜を得ることができ
る。
【0054】[塗装物]本発明の塗装物は、上記光輝性
塗膜形成方法により得られるものであり、L値10以下
の黒色ベース塗膜層、その上層に上記ビヒクル、光輝性
顔料を塗料固形分に対して0.5〜5質量%、体質顔
料、高分子アミン系顔料分散剤を含有する光輝性クリヤ
ー塗膜層、次いでトップクリヤー塗膜層からなる複層塗
膜が形成されている。これらの複層塗膜が形成された塗
装物は、濃彩系の光輝性塗膜においても、光輝ムラの発
生を抑制する高い光輝感を呈する。
【0055】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例を挙げて
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
のみ限定されるものではない。なお、配合量は特に断り
のないかぎり重量部を表す。
【0056】[実施例1〜23、比較例1〜10] [被塗基材の調製]ダル鋼板(長さ300mm、幅10
0mmおよび厚さ0.8mm)を脱脂後、燐酸亜鉛処理
剤(「サーフダインSD2000」、日本ペイント社
製)を使用して化成処理した後、カチオン電着塗料
(「パワートップU−50」、日本ペイント社製)を乾
燥膜厚が25μmとなるように電着塗装した。次いで、
160℃で30分間焼き付けた後、L値が、表1の値と
なるように調色した黒色ベース塗料(「オルガS−9
0」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が40μmとなる
ようにエアースプレー塗装し、140℃で30分間焼き
付けて黒色ベース塗膜層を形成した。
【0057】[光輝性クリヤー塗料の調製]アクリル樹
脂(スチレン/メチルメタクリレート/エチルメタクリ
レート/ヒドロキシエチルメタクリレート/メタクリル
酸の共重合体、数平均分子量約20000、水酸基価4
5、酸価15、固形分50重量%)と、メラミン樹脂
(商品名,「ユーバン20SE」、三井化学社製、固形
分60重量%)とを80:20の固形分重量比で配合し
て得たビヒクル、光輝性顔料、体質顔料、着色顔料およ
び高分子アミン系顔料分散剤を表1に示す種類および割
合で配合した。次いで、有機溶剤(トルエン/キシレン
/酢酸エチル/酢酸ブチルの重量比=70/15/10
/5)とともに攪拌機により塗装適正粘度になるように
攪拌混合し、光輝性クリヤー塗料を調製した。
【0058】[光輝性クリヤー塗膜およびトップクリヤ
ー塗膜の形成]黒色ベースが形成された被塗基材の被塗
面に、先に得た光輝性クリヤー塗料を乾燥膜厚が15μ
mになるようにスプレー塗装し、光輝性クリヤー塗膜を
形成した。塗装は静電塗装機(「Auto REA」、
ABBインダストリー社製)を用い、霧化圧2.8kg
/cmで行った。塗装中のブースの雰囲気は温度25
℃、湿度75%に保持した。塗装後3分間セッティング
し、トップクリヤー塗料を乾燥膜厚が35μmになるよ
うに塗装し、室温で10分間セッティングし、140℃
の温度で30分間焼き付け、トップクリヤー塗膜を形成
した。得られた複層塗膜の光輝感を下記評価方法で評価
した。結果を表1に示す。トップクリヤー塗膜の形成に
使用したクリヤー塗料は、アクリル/メラミン樹脂系ク
リヤー塗料1(商品名:「スーパーラックO−130ク
リヤー」、日本ペイント社製)または、カルボキシル基
含有ポリマーとエポキシ基含有ポリマーとを含有するク
リヤー塗料2(「マックフローO−520クリヤー」、
日本ペイント社製)の2種類である。評価結果を表1に
示す。
【0059】[評価方法] 光輝感:光輝感の均一性を発現(光輝ムラ)するか否か
を目視で評価した。 3…上記光輝ムラの発現なし 2…上記光輝ムラがわずかに認められる 1…上記光輝ムラが明らかに認められる
【0060】
【表1】
【0061】表1の結果から明らかのように、本実施例
は、本発明の光輝性塗膜形成方法で得た塗装物であり、
光輝ムラの発現しない光輝感が得られた。一方、比較例
では、本発明の範囲を外れているため、光輝ムラが明ら
かに認められた結果であった。
【0062】
【発明の効果】本発明においては、被塗基材に、L値が
10以下の黒色ベース塗膜層を形成した後、上記黒色ベ
ース塗膜層上に、ビヒクル、塗料固形分に対して0.5
〜5質量%の光輝性顔料、体質顔料、及び、高分子アミ
ン系顔料分散剤を含有する光輝性塗料組成物を光輝性ク
リヤー塗膜層として形成し、次いで上記光輝性クリヤー
塗膜層上にトップクリヤー塗膜層を形成することによっ
て、光輝ムラの発現しない光輝感が得られた。その結
果、より高級感のある光輝感が得られる塗膜を形成する
ことができるようになった。なお、本発明により得られ
る塗膜は上記光輝感を呈するため、自動車、二輪車等の
乗物外板、容器外面、コイルコーティング、家電業界等
の光輝性が要求される分野において好ましく使用され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安孫子 高之 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社内 (72)発明者 茂木 孝司 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AE03 CB04 CB13 DB02 DC12 EA43 EC01 EC11 EC13 EC53 EC54 4J038 CD111 CD121 CG141 CG171 CH031 CH041 CH121 DB061 DD002 DD071 DD121 DF011 DG002 DG111 DG121 DG131 HA036 HA146 HA216 HA486 HA546 KA08 NA19 PB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビヒクル、塗料固形分に対して0.5〜5
    質量%の光輝性顔料、体質顔料、及び高分子アミン系顔
    料分散剤を含有する光輝性塗料組成物。
  2. 【請求項2】前記体質顔料が、硫酸バリウムであり、前
    記硫酸バリウムの含有量が塗料固形分に対して0.5〜
    20質量%である請求項1記載の光輝性塗料組成物。
  3. 【請求項3】前記硫酸バリウムの平均粒子径が、0.0
    2〜1μmである請求項2記載の光輝性塗料組成物。
  4. 【請求項4】前記高分子アミン系顔料分散剤が、塗料固
    形分に対して0.5〜5質量%含有する請求項1から3
    いずれか1項記載の光輝性塗料組成物。
  5. 【請求項5】被塗基材に、L値が10以下の黒色ベース
    塗膜層を形成した後、前記黒色ベース塗膜層上に、請求
    項1から4いずれか1項記載の光輝性塗料組成物を用い
    て光輝性クリヤー塗膜層を形成し、次いで前記光輝性ク
    リヤー塗膜層上にトップクリヤー塗膜層を形成する光輝
    性塗膜形成方法。
  6. 【請求項6】前記トップクリヤー塗膜層が、クリヤー塗
    料から形成され、前記クリヤー塗料が、カルボキシル基
    含有ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含有する
    樹脂を含む塗料である請求項5記載の光輝性塗膜形成方
    法。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の光輝性塗膜形成方
    法により得られた塗装物。
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