JP2001031911A - 多色性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物 - Google Patents

多色性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物

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JP2001031911A
JP2001031911A JP11206032A JP20603299A JP2001031911A JP 2001031911 A JP2001031911 A JP 2001031911A JP 11206032 A JP11206032 A JP 11206032A JP 20603299 A JP20603299 A JP 20603299A JP 2001031911 A JP2001031911 A JP 2001031911A
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coating film
forming
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multicolor
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Yoshikatsu Saito
義勝 斉藤
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱安定性が一段と向上した、見る角度により落
ち着きのある複数の発色を呈する多色性を可能にした光
輝性塗膜を提供すること。 【解決手段】ビヒクルおよび金属酸化物被覆シリカフレ
ーク顔料を含有する塗料であって、前記塗料を焼き付け
て得られる塗膜と、前記塗膜を前記焼き付け条件で加熱
し、その後室温で10分間放置したときに得られる再加
熱塗膜との色差が0.5未満である多色性塗料組成物、
塗膜形成方法およびこれらによって得られる塗装物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱安定性をよくす
る特別な処理をした金属酸化物被覆シリカフレーク顔料
を含有する多色性塗料組成物、塗膜形成方法およびこの
方法により得られる塗装物に関する。自動車、二輪車等
の乗物外板、容器外面、コイルコーティング、家電業界
等の多色性が要求される塗装物において好ましく使用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】被塗物の塗膜を見る角度によって、色が
異なって複数の色として視認され、この色差が大きい多
色性を有する塗膜を得る塗料が、特表平9−50817
2に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、特表平9−50
8172に記載されている塗料に用いる多色性を発現す
る光輝剤としての干渉小板は、多色性を発現する観点か
らは、非常に良好な材料として使われている。しかしな
がら、非常にダイナミックな多色性、すなわち見る角度
による色差が大きく、非常に派手なイメージを醸し出す
ため、人によっては落ち着きのなさが気になることがあ
る。そこで色差を、ある程度に抑えた落ち着きのある多
色性を、発現することが望まれている。この落ち着きの
ある多色性を発現する材料として金属酸化物被覆シリカ
フレーク顔料が、注目されるようになってきた。ところ
が上記金属酸化物被覆シリカフレーク顔料は、親水性シ
リカ顔料と組成的に類似し、吸湿・加熱による発色の熱
安定性が十分であるとは言えなかった。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、従来か
ら使用されている金属酸化物被覆シリカフレーク顔料の
落ち着きのある多色性に加えて、発色の熱安定性が得ら
れる多色性塗膜を形成できる多色性塗料組成物、塗膜形
成方法および塗装物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上述の課題
に鑑み鋭意研究した結果、本発明に至った。 1.ビヒクルおよび金属酸化物被覆シリカフレーク顔料
を含有する塗料であって、上記塗料を焼き付けて得られ
る塗膜と、上記塗膜を上記焼き付け条件で加熱し、その
後室温で10分間放置したときに得られる再加熱塗膜と
の色差が0.5未満である多色性塗料組成物。 2.上記金属酸化物被覆シリカフレーク顔料以外の、そ
の他の光輝性顔料および/または着色顔料をさらに含有
する上記の多色性塗料組成物。 3.基材に、上記の多色性塗料組成物を用いてベースコ
ート層を形成した後、クリヤー塗料を用いてトップコー
ト層を形成することを特徴とする塗膜形成方法。 4.上記クリヤー塗料が、カルボキシル基含有ポリマー
およびエポキシ基含有ポリマーをを含む塗料から形成さ
れる上記の塗膜形成方法。 5.上記の塗膜形成方法により得られる塗装物。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。本発明の熱安定性が良好な塗膜を得る多色性塗料
組成物は、ビヒクルおよび金属酸化物被覆シリカフレー
ク顔料を含有する塗料であって、上記塗料を焼き付けて
得られる塗膜と、上記塗膜を上記焼き付け条件で加熱
し、その後室温で10分間放置したときに得られる再加
熱塗膜との色差が0.5未満のものである。本明細書で
の熱安定性良好とは、塗膜形成焼き付け条件にて塗膜加
熱前を基準として、上記加熱後、室温で10分間放置後
の色変化が、目視にて差異を認めない現象を意味する。
具体的には、上記色変化ΔEが、0〜0.5である。Δ
Eが0.5を超えると、塗装物の温度分布により色相差
が生じ、部分的に加熱されるスポット補修の際に、色合
わせに混乱が生じる。好ましくは、色変化ΔEは、0〜
0.3である。上記ΔEを測定する際、室温放置後に測
定するが、放置時間については、加熱後、放置し室温に
なる温度で、10分を放置時間とする。
【0007】ビヒクル 本発明の多色性塗料組成物に含まれるビヒクルは、金属
酸化物被覆シリカフレーク顔料、必要によりその他の光
輝性顔料または、着色顔料より選ばれた少なくとも1種
の顔料等が分散するものであって、塗膜形成用樹脂と必
要に応じて架橋剤とから構成される。
【0008】上記ビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂と
しては、例えば、(a)アクリル樹脂、(b)ポリエス
テル樹脂、(c)アルキド樹脂、(d)フッ素樹脂、
(e)エポキシ樹脂、(f)ポリウレタン樹脂、(g)
ポリエーテル樹脂等が挙げられ、これらは、単独または
2種以上を組み合わせて使用することができる。特に、
アクリル樹脂およびポリエステル樹脂が好ましく用いら
れる。また、上記塗膜形成用樹脂には、硬化性を有する
タイプとラッカータイプとがあるが、通常硬化性を有す
るタイプのものが使用される。硬化性を有するタイプの
場合には、アミノ樹脂や(ブロック)ポリイソシアネー
ト化合物、アミン系、ポリアミド系、多価カルボン酸等
の架橋剤と混合して用いられ、加熱または常温で硬化反
応を進行させることができる。また、硬化性を有しない
ラッカータイプの塗膜形成用樹脂を硬化性を有するタイ
プと併用することも可能である。
【0009】(a)アクリル樹脂 上記アクリル樹脂としては、アクリル系モノマーと他の
エチレン性不飽和モノマーとの共重合体を挙げることが
できる。この共重合に使用し得るアクリル系モノマーと
しては、アクリル酸またはメタクリル酸のメチル、エチ
ル、プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、
2−エチルヘキシル、ラウリル、フェニル、ベンジル、
2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル等のエ
ステル化物類、アクリル酸またはメタクリル酸2−ヒド
ロキシエチルのカプロラクトンの開環付加物類、アクリ
ル酸またはメタクリル酸グリシジル、アクリルアミド、
メタクリルアミドおよびN−メチロールアクリルアミ
ド、などがある。これらと共重合可能な他のエチレン性
不飽和モノマーとしては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、イタコン酸、マレイン酸、酢酸ビニルなどがある。
【0010】(b)ポリエステル樹脂 上記ポリエステル樹脂としては、飽和ポリエステル樹脂
や不飽和ポリエステル樹脂等が挙げられ、例えば、多塩
基酸と多価アルコールを加熱縮合して得られた縮合物が
挙げられる。多塩基酸としては、例えば、飽和多塩基
酸、不飽和多塩基酸等が挙げられ、飽和多塩基酸として
は、例えば、無水フタル酸、テレフタル酸、コハク酸等
が挙げられ、不飽和多塩基酸としては、例えば、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマル酸等が挙げられる。多価
アルコールとしては、例えば、二価アルコール、三価ア
ルコール等が挙げられ、二価アルコールとしては、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール等が挙
げられ、三価アルコールとしては、例えば、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン等が挙げられる。
【0011】(c)アルキド樹脂 上記アルキド樹脂としては、上記多塩基酸と多価アルコ
ールにさらに油脂・油脂脂肪酸(大豆油、アマニ油、ヤ
シ油、ステアリン酸等)、天然樹脂(ロジン、コハク
等)等の変性剤を反応させて変性させて得られたアルキ
ド樹脂を用いることができる。
【0012】(d)フッ素樹脂 上記フッ素樹脂としては、フッ化ビニリデン樹脂、4フ
ッ化エチレン樹脂のいずれかまたはこれらの混合体、フ
ルオロオレフィンとヒドロキシ基含有の重合性化合およ
びその他の共重合可能なビニル系化合物からなる単量体
を共重合させて得られる各種フッ素系共重合体からなる
樹脂を挙げることができる。
【0013】(e)エポキシ樹脂 上記エポキシ樹脂としては、ビスフェノールとエピクロ
ルヒドリンの反応によって得られる樹脂等を挙げること
ができる。ビスフェノールとしては、例えば、ビスフェ
ノールA、F等が挙げられる。上記ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂としては、例えば、エピコート828、エピ
コート1001、エピコート1004、エピコート10
07、エピコート1009(いずれも、シェルケミカル
社製)等が挙げられ、またこれらを適当な鎖延長剤を用
いて鎖延長したものも用いることができる。
【0014】(f)ポリウレタン樹脂 上記ポリウレタン樹脂としては、アクリル、ポリエステ
ル、ポリエーテル、ポリカーボネート等の各種ポリオー
ル成分とポリイソシアネート化合物とによって得られる
ウレタン結合を有する樹脂を挙げることができる。上記
ポリイソシアネート化合物としては、2,4−トリレン
ジイソシアネート(2,4−TDI)、2,6−トリレ
ンジイソシアネート(2,6−TDI)、およびその混
合物(TDI)、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソ
シアネート(4,4’−MDI)、ジフェニルメタン−
2,4’−ジイソシアネート(2,4’−MDI)、お
よびその混合物(MDI)、ナフタレン−1,5−ジイ
ソシアネート(NDI)、3,3’−ジメチル−4,
4’−ビフェニレンジイソシアネート(TODI)、キ
シリレンジイソシアネート(XDI)、ジシクロへキシ
ルメタン・ジイソシアネート(水素化HDI)、イソホ
ロンジイソシアネート(IPDI)、へキサメチレンジ
イソシアネート(HDI)、水素化キシリレンジイソシ
アネート(HXDI)等を挙げることができる。
【0015】(g)ポリエーテル樹脂 上記ポリエーテル樹脂としては、エーテル結合を有する
重合体または共重合体であり、ポリオキシエチレン系ポ
リエーテル、ポリオキシプロピレン系ポリエーテル、ポ
リオキシブチレン系ポリエーテルもしくはビスフェノー
ルAあるいはビスフェノールFなどの芳香族ポリヒドロ
キシ化合物から誘導されるポリエーテル等の1分子当た
りに少なくとも2個の水酸基を有するポリエーテル樹脂
を、または上記ポリエーテル樹脂とコハク酸、アジピン
酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、トリメリット酸等の多価カルボン酸類、あるいは、
これらの酸無水物等の反応性誘導体とを反応させて得ら
れるカルボキシル基含有ポリエーテル樹脂を挙げること
ができる。
【0016】また、本発明の多色性塗料組成物を、曲面
を有しているもの、例えば容器外面に塗布した場合、多
色効果が出し易い。このような容器外面用クリヤー塗料
組成物として用いられる場合のビヒクルは、熱硬化型の
塗膜形成用樹脂として、上記アクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂等の単独またはこれらの組み合わ
せたものと、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、尿
素樹脂等またはこれらの組わせたものを架橋剤として用
いる。またビヒクルが紫外線硬化型の場合には、無溶
剤、もしくは有機溶剤希釈のラジカル重合能のあるアク
リレ−ト基、メタアクリレ−ト基、アリ−ル基等を有す
る公知の材料にアリルケトン類等の紫外線ラジカル重合
開始剤を配合した紫外線ラジカル硬化型樹脂組成物、カ
チオン重合能のあるエポキシ基、オキセタン基等の環状
エ−テル基、ビニルエ−テル基等を有する公知の材料に
スルホニウム塩等の紫外線カチオン重合開始剤を配合し
た紫外線カチオン硬化型樹脂組成物、およびその混合樹
脂組成物を用いることができる。
【0017】上記ビヒクルが架橋剤を含む場合、塗膜形
成用樹脂と架橋剤との割合としては、固形分換算で塗膜
形成用樹脂が90〜50重量%、架橋剤が10〜50重
量%であり、好ましくは塗膜形成用樹脂が85〜60重
量%であり、架橋剤が15〜40重量%である。架橋剤
が10重量%未満では(塗膜形成用樹脂が90重量%を
超えると)、塗膜中の架橋が十分でない。一方、架橋剤
が50重量%を超えると(塗膜形成用樹脂が50重量%
未満では)、塗料組成物の貯蔵安定性が低下するととも
に硬化速度が大きくなるため、塗膜外観が悪くなる。
【0018】金属酸化物被覆シリカフレーク顔料 本発明の多色性塗料組成物に用いる金属酸化物被覆シリ
カフレーク顔料は、熱安定化のための処理をし、金属酸
化物で被覆された基体がフレーク状のシリカ(二酸化珪
素)であり、基体厚みは300〜500nmが好まし
く、より好ましくは400〜450nmであり、長径
は、5〜60μmが好ましく、より好ましくは10〜4
0μmである。被覆する金属酸化物は、酸化鉄(一酸化
鉄、または三酸化二鉄)または二酸化チタンである。被
覆層の厚みは、50〜120nmが好ましく、より好ま
しくは60〜120nmである。
【0019】上記基体であるシリカは、吸湿性が高く、
吸湿された水分は、加熱により揮散し、水分の有無で干
渉色が異なってくると推定される。よって基体であるフ
レーク状シリカに、金属酸化物を強固に被覆することに
より、熱安定性を向上させることができる。またこのよ
うな金属酸化物被覆シリカフレーク顔料を用いることに
より、形成される塗膜は、落ち着きのある多色性を発現
する。
【0020】上記金属酸化物被覆シリカフレーク顔料の
多色性塗料組成物における含有量(塗料固形分100重
量部に対する顔料の固形分重量割合:PWC)は、0.
01〜30%が好ましく、0.01%を下回ると多色性
のある塗膜が得られ難く、30%を超えると、平滑な塗
膜が得られ難く、多色性塗膜に必要な諸性能が得られ
ず、塗料の貯蔵安定性にも支障をきたすことがある。よ
り好ましくは、多色性塗膜の下地隠蔽性を低くし、下地
の色相と複合した発色をする場合には、0.1〜20
%、多色性塗膜に着色顔料等を併用し下地隠蔽性を持た
せ、下地の色相と複合した発色をしない場合には、0.
5〜30%である。なお基材が、容器外面の場合には、
印刷インキにより形成されたラベル表記、模様等を多色
性塗膜を透かして視認するため、多色性塗膜には透明性
を付与する必要があり、上記下地の色相と複合した発色
をする場合と同じ配合量が好ましい。
【0021】その他の光輝性顔料 上記多色性塗料組成物は、上記金属酸化物被覆アルミナ
フレーク顔料およびマイカ顔料以外のその他の光輝性顔
料として、従来から塗料用として常用されているものを
含有することができる。このようなものとして、例え
ば、アルミニウムフレーク顔料(リーフィングタイプ、
ノンリーフィングタイプ)、着色アルミニウムフレーク
顔料、マイカ顔料(二酸化チタン被覆マイカ、着色マイ
カ、金属メッキマイカ)、グラファイト顔料、アルミナ
フレーク顔料、金属チタンフレーク、ステンレスフレー
ク、板状酸化鉄、フタロシアニンフレークまたは金属め
っきガラスフレーク等を挙げることができる。上記その
他の光輝性顔料は、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔
料およびマイカ顔料の効果を妨げない範囲の任意の添加
量で、含有することができる。
【0022】着色顔料 上記多色性塗料組成物は、着色顔料を含有することがで
きる。このようなものとして、従来から塗料用として常
用されているものが挙げることができ、例えば、有機顔
料としては、例えば、アゾレーキ系顔料、フタロシアニ
ン系顔料、インジゴ系顔料、ぺリレン系顔料、キノフタ
ロン系顔料、ジオキサジン系顔料、キナクリドン系顔
料、イソインドリノン系顔料、金属錯体顔料等が挙げら
れ、また、無機顔料としては、例えば、黄鉛、黄色酸化
鉄、ベンガラ、二酸化チタン、カーボンブラック等が挙
げられる。着色顔料の添加量は、金属酸化物被覆シリカ
フレーク顔料の効果を妨げない限り、色相に合わせて任
意に設定できる。また各種体質顔料等を併用することが
できる。
【0023】上記金属酸化物被覆シリカフレーク顔料
に、その他の光輝性顔料または着色顔料より選ばれた少
なくとも1種の顔料と併用する場合は、重量混合比率で
金属酸化物被覆シリカフレーク顔料/その他の光輝性顔
料(および/または)着色顔料=99/1〜40/60
が好ましく、より好ましくは90/10〜50/50で
ある。光輝性顔料/着色顔料の重量混合比率は99/1
〜1/99が好ましく、この範囲で目的とする色調とな
るように組み合わせることができる。なお、上記その他
の光輝性顔料および着色顔料を用いる場合、顔料全体と
しての総含有量(PWC)は、50%未満が好ましく、3
0%未満がより好ましい。50%を超えると塗膜外観が
低下する。また各種体質顔料等を併用することができ
る。下地塗膜に対する隠蔽性については、上記範囲にお
ける金属酸化物被覆シリカフレーク顔料と、その他の光
輝性顔料種または着色顔料種を適宜選択し、各顔料の含
有量を調節して用いる。
【0024】上記以外の成分 上記多色性塗料組成物は、上記成分の他に、脂肪族アミ
ドの潤滑分散体であるポリアミドワックスや酸化ポリエ
チレンを主体としたコロイド状分散体であるポリエチレ
ンワックス、沈降防止剤、硬化触媒、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、レベリング剤、シリコンや有機高分子等の表
面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消泡剤、滑剤、架橋性
重合体粒子(ミクロゲル)等を適宜添加することができ
る。これらの添加剤は、通常、上記ビヒクル100重量
部(固形分基準)に対して15重量部以下の割合で配合
することにより、塗料や塗膜の性能を改善することがで
きる。
【0025】上記多色性塗料組成物は、上記構成成分
を、通常、溶剤に溶解または分散した態様で提供され
る。溶剤としては、ビヒクルを溶解または分散するもの
であればよく、有機溶剤および/または水を使用し得
る。有機溶剤としては、塗料分野において通常用いられ
るものを挙げることができる。例えば、トルエン、キシ
レン等の炭化水素類、アセトン、メチルエテルケトン等
のケトン類、酢酸エチル、セロソルブアセテート、ブチ
ルセロソルブ等のエステル類、アルコール類等である。
環境面の観点から有機溶剤の使用が規制されている場合
には、水を用いることが好ましい。この場合、適量の親
水性有機溶剤を含有させてもよい。
【0026】塗膜形成方法 本発明の塗膜形成方法は、上記多色性塗料組成物を基材
上に塗布して、ベースコート層としての多色性塗膜を形
成した後、このようにして得られた多色性塗膜上にトッ
プコート層として少なくとも一層のクリヤー塗料を塗布
して、トップコート層を形成するものである。
【0027】上記基材としては、限定されるものでな
く、鉄、アルミニウム、銅またはこれらの合金等の金属
類;ガラス、セメント、コンクリート等の無機材料;ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレ
タン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂類や各種のFRP等の
プラスチック材料;木材、紙、布等の繊維材料等の天然
または合成材料等が挙げられる。
【0028】さらに円筒状の容器、例えば飲料用容器等
にも、上記多色性塗料組成物を用いることができる。飲
料用容器として、アルミニウム、鉄、もしくは錫・クロ
ム・ニッケル等をめっきした鋼材を用いた金属缶容器
と、紙容器が使用できる。金属缶容器には、有底缶胴、
天蓋から形成される2ピース缶と、缶胴、天蓋、底蓋か
ら形成される3ピース缶がある。また、菓子等の食品を
入れる美術缶がある。上記2ピース缶、3ピース缶、紙
容器、美術缶とも、その外面にはホワイトベ−スコ−ト
塗装後、あるいは直接印刷インキによるラベル表記、模
様を施し、その上に多色性の発現、基材の腐食防止と印
刷インキ層の保護を目的として、本発明の多色性塗料組
成物を用いたクリヤー塗料により塗膜を形成する。フィ
ルムがラミネートされた金属缶にも用いることができ
る。
【0029】上記塗膜形成方法においては、上記基材に
直接または下地塗膜を介して上記多色性塗料組成物を塗
装するが、上記塗膜形成方法により塗装された塗装物が
自動車車体および部品等の場合は、予め化成処理、電着
塗装等による下塗り塗装、中塗り塗装等を施しておくの
が好ましい。上記中塗り塗装は、下地の隠蔽、耐チッピ
ング性の付与および上塗りとの密着性確保の他、必要に
応じて、透明性のある上塗り塗膜を用いた場合には、中
塗り塗膜と上塗り塗膜との複合色を発現し、意匠性を高
めるために行われるもので、グレー色系の中塗り塗料ま
たはカラー中塗り塗料等を用いて、塗膜を形成するもの
である。
【0030】上記塗膜形成方法においては、まず上記基
材に上記多色性塗料組成物をベースコート層として塗装
する。上記基材が下塗り、中塗り塗料等により下地塗装
をした場合には、上記下地塗膜の上にウェットオンウェ
ット(W/W)法、またはウェットオンドライ(W/
D)法により上記多色性塗料組成物を塗装することがで
きる。上記W/W法とは下地塗装をした後、風乾等によ
り乾燥し、未硬化状態または半硬化状態の下地塗膜に塗
装する方法であり、これに対して、上記W/D法とは下
地塗膜を焼き付けて硬化させた下地塗膜に塗装する方法
である。ここで、上記多色性塗料組成物として、透明性
があるものを用いることにより、下地塗膜との複合色を
発現することが可能となる。
【0031】上記多色性塗料組成物を基材上に塗装する
方法は特に限定されないが、スプレー法、ロールコータ
ー法等が好ましく、また複数回塗装することも可能であ
る。上記多色性塗料組成物を塗装したベースコート層の
乾燥膜厚は、1コートにつき5〜50μmが好ましく、
5μm未満では、落ち着きのある多色性を十分に発現で
きず、50μmを超えると塗膜外観が低下する恐れがあ
る。より好ましくは10〜30μmである。
【0032】このようにして形成されたベースコート層
上にトップコート層として、クリヤー塗膜を少なくとも
1層形成する。上記ベースコート層中に光輝性顔料が多
い場合に、クリヤー塗料を2層以上塗り装すると、表面
の光輝感を向上させることができる。
【0033】上記塗膜形成方法で用いられるクリヤー塗
料としては、上塗り用として一般に使用されているもの
を用いることができ、例えば、上記アクリル樹脂、ポリ
エステル樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリエーテル樹脂およびこれらの変性樹脂等か
ら選ばれた少なくとも1種の熱硬化性樹脂と上記の架橋
剤とを混合したものを用いることができるが、特公平8
−19315号公報に記載されたカルボシキル基含有ポ
リマーとエポキシ基含有ポリマーとを含有するクリヤー
塗料が、耐酸性雨対策およびW/W法で塗装する際に、
ベースコート層とトップコート層との溶解性の差を大き
くすることができるため、ベースコート層における光輝
剤の配向を乱さないという観点から好ましく用いられ
る。また、上記クリヤー塗料は、必要に応じて、その透
明性を損なわない範囲で、着色顔料、体質顔料、改質
剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、分散剤、消泡剤等の
添加剤を配合することが可能である。
【0034】上記クリヤー塗料の塗装は、上記ベースコ
ート層、およびベースコートの下層に必要に応じて中塗
り塗料から形成された層を同時に硬化させてから行うこ
とができるが、未硬化状態または半硬化状態の上記ベー
スコート層に対して、先のW/W法を用いることが好ま
しい。また、クリヤー塗料を複数回塗装する場合には、
最終のクリヤー塗料を塗装した後で同時に焼き付ければ
よく、初期にクリヤー塗料を塗装した段階では完全に硬
化させなくてもよい。このようにクリヤー塗料を用いて
W/W法により形成したトップコート層は、ベースコー
ト層、および必要に応じて、下地塗膜とともに120〜
160℃で所定時間焼き付けられ、塗膜を得ることがで
きる。上記クリヤー塗料を、ベースコート層上に塗装す
る方法は特に限定されないが、上記スプレー法、ロール
コーター法等が好ましく用いられる。なお、トップコー
ト層の乾燥膜厚は1コートにつき10〜80μmが好ま
しく、この範囲を外れると、塗膜外観が低下する恐れが
ある。より好ましくは20〜50μmである。
【0035】塗装物 本発明の塗膜形成方法によって得られる塗装物は、上記
多色性塗料組成物を用いたベースコート層、次いでトッ
プコート層が、基材の上に形成されている。また容器外
面の塗装物の場合は、その外面にはホワイトベ−スコ−
ト塗装後、あるいは直接印刷インキによるラベル表記、
模様を施し、その上に上記多色性塗料組成物の顔料含有
量を少なくし透明性のあるクリヤー塗料により、トップ
コート塗膜を形成する。ラミネート缶の場合には、フィ
ルム上に塗膜を形成する。
【0036】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例を挙げ
て、さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施
例にのみ限定されるものではない。なお、配合量は特に
断りのないかぎり重量部を表す。
【0037】実施例1〜16,比較例1〜4 基材の調製 ダル鋼板(長さ300mm、幅100mmおよび厚さ
0.8mm)を燐酸亜鉛処理剤(「サーフダインSD2
000」、日本ペイント社製)を使用して化成処理した
後、カチオン電着塗料(「パワートップU−50」、日
本ペイント社製)を乾燥膜厚が25μmとなるように電
着塗装した。次いで、160℃で30分間焼き付けた
後、中塗り塗料(「オルガS−90シーラーグレー(N
−6)」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が40μmと
なるようにエアースプレー塗装し、140℃で30分間
焼き付けて中塗り塗膜を形成し、基材1とした。
【0038】一方、下地塗膜と上塗りとの複合色を発現
するための基材として、上記基材1の調製において、中
塗り塗料を「オルガS−90シーラーグレー(N−4)」
(日本ペイント社製)に代えて得られたものを、基材2
とした。
【0039】多色性塗料組成物の調製 アクリル樹脂(スチレン/メチルメタクリレート/エチ
ルメタクリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/
メタクリル酸の共重合体、数平均分子量約20,00
0、水酸基価45、酸価15、固形分50重量%)と、
メラミン樹脂(商品名,「ユーバン20SE」、三井化
学社製、固形分60重量%)とを80:20の固形分重
量比で配合して得たビヒクルに対し、熱安定化処理をし
た金属酸化物被覆シリカフレーク顔料(シリカフレーク
A:三酸化二鉄被覆シリカフレーク顔料、シリカフレー
クB:二酸化チタン被覆シリカフレーク顔料)、熱安定
化処理をしていない金属酸化物被覆シリカフレーク顔料
(シリカフレークC:三酸化二鉄被覆シリカフレーク顔
料、シリカフレークD:二酸化チタン被覆シリカフレー
ク顔料)、その他の光輝性顔料、着色顔料を表1に示す
割合で配合した。なお表1における各配合量は、塗料固
形分100重量部当たりの固形分重量部を示した。次い
で、有機溶剤(トルエン/キシレン/酢酸エチル/酢酸
ブチルの重量比=70/15/10/5)とともにディ
ゾルバーにより塗装適正粘度になるように攪拌混合し、
多色性塗料組成物を調製した。なお、その他の光輝性顔
料はアルミニウムフレーク顔料(「アルミペーストMH
8801」、旭化成工業社製)、着色アルミフレーク顔
料(「フレンドカラーF500BL」、昭和アルミパウ
ダー社製)、マイカ顔料(「イリオジン502WI
I」、メルク社製)、グラファイト顔料(「グラフィタ
ン7525」、チバ・スペシュルティ・ケミカルズ社
製)、微粒子酸化チタン顔料(「タイペークTTO−5
5B」、石原産業社製)、アルミナフレーク顔料A(三
酸化鉄被覆アルミナフレーク顔料、メルク社製)および
アルミナフレーク顔料B(二酸化チタン被覆アルミナフ
レーク顔料、メルク社製)を使用した。
【0040】多色性塗膜の形成 基材の被塗面に、上記多色性塗料組成物を乾燥膜厚が1
5μmになるように塗装した。塗装は静電塗装機(「A
uto REA」、ランズバーグゲマ社製)を用い、霧
化圧2.8kg/cm2で行った。塗装中のブースの雰
囲気は温度25℃、湿度75%に保持した。塗装後3分
間セッティングし、クリヤー塗料を乾燥膜厚が35μm
になるように塗装し、室温で10分間セッティングし、
140℃の温度で30分間焼き付けし、これを試験片と
した。得られた塗膜の熱安定性および多色性を下記評価
方法で評価した。結果を表1に示す。使用したクリヤー
塗料は、(1)アクリル/メラミン樹脂系クリヤー塗料
(「スーパーラックO−130クリヤー」、日本ペイン
ト社製)または、(2)カルボキシル基含有ポリマーと
エポキシ基含有ポリマーのブレンドからなるクリヤー塗
料(「マックフローO−520クリヤー」、日本ペイン
ト社製)の2種類である。
【0041】評価方法 (熱安定性)塗装形成後の試験片について、140℃で
30分再加熱した後、室温で10分間放置したものと、
加熱前のものとの色差を色彩色差計(ミノルタCR30
0、ミノルタ社製)で測定し、ΔEとして評価した。 3…0≦ΔE≦0.3 2…0.3<ΔE≦0.5 1…0.5<ΔE (多色性)塗装形成後の試験片をほぽ真上から見た場合
と、試験片に対する俯瞰角度15度程度で見た場合で
の、塗膜の呈する色を目視で評価した。 ◎…真上から見た場合と俯瞰角度15度程度で見た場合
で呈する色が、明確に異なリ、落ち着きのある多色性あ
り ○…真上から見た場合と俯瞰角度15度程度で見た場合
で呈する色が、異なる ×…真上から見た場合と俯瞰角度15度程度で見た場合
で呈する色が、異なるとは言えない
【0042】
【表1】
【0043】表1の結果から明らかなように、実施例1
〜16は、熱安定化処理をした金属酸化物被覆シリカフ
レーク顔料を含有した塗料により塗膜形成を行ったた
め、一段と熱安定性の高い、落ち着きのある優れた多色
性を有する塗膜を得ることができた。また実施例13〜
16は、上記金属酸化物被覆シリカフレーク顔料の含有
量を減らした塗料によりベース塗膜を形成したことによ
り、透明性のあるベース塗膜と基材に形成された中塗り
塗膜との複合色が発現された。一方、比較例1〜4で
は、熱安定化処理をしていない金属酸化物被覆シリカフ
レーク顔料を含有した塗料により塗膜形成を行ったため
熱安定性が良くない結果となった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、落ち着きのある優れた
多色性を有し、さらに熱安定化処理された上記金属酸化
物被覆シリカフレーク顔料を用いた塗料によりベース塗
膜が形成されているため、塗膜形成焼き付け条件にて塗
膜焼き付け後の色変化が、焼き付け前に比べてΔEで0
〜0.3となり、目視ではその差が殆ど区別できない範
囲であり、広範囲の被塗物に適用可能となる。
【0045】また塗膜が得られる多色性塗料組成物、塗
膜形成方法およびこの方法により得られた塗装物を提供
することができる。本発明により得られる塗膜は、熱安
定性が良好で落ち着きのある多色性に優れ高級感を醸し
出すため、自動車、二輪車等の乗物外板、容器外面、コ
イルコーティング、家電業界等の多色性が要求される塗
装物において好ましく使用される。熱安定性が向上した
ことにより、スポット補修等の色合わせの作業を効率よ
く行うことができるようになった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビヒクルおよび金属酸化物被覆シリカフレ
    ーク顔料を含有する塗料であって、前記塗料を焼き付け
    て得られる塗膜と、前記塗膜を前記焼き付け条件で加熱
    し、その後室温で10分間放置したときに得られる再加
    熱塗膜との色差が0.5未満である多色性塗料組成物。
  2. 【請求項2】前記金属酸化物被覆シリカフレーク顔料以
    外の、その他の光輝性顔料および/または着色顔料をさ
    らに含有する請求項1記載の多色性塗料組成物。
  3. 【請求項3】基材に、請求項1または2記載の多色性塗
    料組成物を用いてベースコート層を形成した後、クリヤ
    ー塗料を用いてトップコート層を形成することを特徴と
    する塗膜形成方法。
  4. 【請求項4】前記クリヤー塗料が、カルボキシル基含有
    ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含む塗料であ
    る請求項3記載の塗膜形成方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の塗膜形成方法によ
    り得られる塗装物。
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