JP2003146441A - コンテナターミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予約装置 - Google Patents
コンテナターミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予約装置Info
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- JP2003146441A JP2003146441A JP2001338992A JP2001338992A JP2003146441A JP 2003146441 A JP2003146441 A JP 2003146441A JP 2001338992 A JP2001338992 A JP 2001338992A JP 2001338992 A JP2001338992 A JP 2001338992A JP 2003146441 A JP2003146441 A JP 2003146441A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンテナターミナルで、コンテナを搬出する
トレーラの待ち時間を短縮する。 【解決手段】 コンテナターミナルの管制センタ１４と
荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネ
ットワーク２３を構築し、該ネットワーク２３内での交
信のため個々のトラクタヘッド２ａに対応してヘッド番
号を付けたファイル２４を作成し、該ファイル２４には
コンテナ９の搬出予約１回毎にコンテナ番号、コンテナ
９の貯蔵番地などの物流情報を保存し、トラクタヘッド
２ａにはヘッド番号を発信する無線ＩＣヘッドタグ２０
をセットし、コンテナ９を受け取るためにコンテナター
ミナルに入場しようとするトレーラ２の通路１８の上流
側に無線ＩＣヘッドタグ２０と交信するチェックゲート
アンテナ１２を設け、該アンテナ１２からのヘッド番号
情報から上記ファイル２４を開いてトレーラ２が取りに
来たコンテナ９のコンテナ番号とその貯蔵場所の情報を
入手し、コンテナターミナル内でコンテナ９の搬出準備
を行うようにしたものである。
トレーラの待ち時間を短縮する。 【解決手段】 コンテナターミナルの管制センタ１４と
荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネ
ットワーク２３を構築し、該ネットワーク２３内での交
信のため個々のトラクタヘッド２ａに対応してヘッド番
号を付けたファイル２４を作成し、該ファイル２４には
コンテナ９の搬出予約１回毎にコンテナ番号、コンテナ
９の貯蔵番地などの物流情報を保存し、トラクタヘッド
２ａにはヘッド番号を発信する無線ＩＣヘッドタグ２０
をセットし、コンテナ９を受け取るためにコンテナター
ミナルに入場しようとするトレーラ２の通路１８の上流
側に無線ＩＣヘッドタグ２０と交信するチェックゲート
アンテナ１２を設け、該アンテナ１２からのヘッド番号
情報から上記ファイル２４を開いてトレーラ２が取りに
来たコンテナ９のコンテナ番号とその貯蔵場所の情報を
入手し、コンテナターミナル内でコンテナ９の搬出準備
を行うようにしたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナターミナ
ル内でコンテナを搬出するトレーラの待ち時間を少なく
するためのコンテナ搬出予約方法および予約装置に関す
るものである。
ル内でコンテナを搬出するトレーラの待ち時間を少なく
するためのコンテナ搬出予約方法および予約装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】コンテナターミナルは、陸上輸送と海上
輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ（シャー
シ）などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行
う。一旦コンテナヤードに積み込まれた荷物は個々のコ
ンテナに付されているコンテナ番号と、コンテナに荷物
を積み込むときに作成されたコンテナ貨物搬入票によ
り、その荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの属性を
知ることができる。コンテナ番号とその属性が記載され
た伝票は、常にセットされた形で情報の伝達が行われ
る。
輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ（シャー
シ）などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行
う。一旦コンテナヤードに積み込まれた荷物は個々のコ
ンテナに付されているコンテナ番号と、コンテナに荷物
を積み込むときに作成されたコンテナ貨物搬入票によ
り、その荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの属性を
知ることができる。コンテナ番号とその属性が記載され
た伝票は、常にセットされた形で情報の伝達が行われ
る。
【０００３】図６に示すように、コンテナを受け取りに
来た空トレーラ２がコンテナターミナルの入口ゲート１
に到着すると、空トレーラ２の運転士はコンテナの物流
情報が記載された、図示しない搬出伝票をゲートマン３
に提示し、コンテナが貯蔵されている所番地の指示を受
けてコンテナヤードに移動する。４はチェックインブー
ス、６はプリンタブースである。図７に示すように、コ
ンテナヤード１０では、ヤードクレーン７の運転士が段
積みされたコンテナ９から目的のコンテナ９を取り出し
て、空トレーラ２に積み込む。空トレーラ２にコンテナ
９を積み込む際、目的のコンテナ９が段積みの最上段に
ある場合には問題はないが、下段にある場合には、その
上にあるコンテナ９を他の場所に仮置してから、目的の
コンテナ９を取り出すことになるため、取り出すのに長
時間かかり、その間空トレーラ２は受け渡し場所で待機
していなければならず、輸送効率が悪くなってしまう。
なお、７ａはヤードクレーン７のクレーン本体、７ｂは
トロリ、７ｃは運転室である。８はコンピュータと交信
してコンピュータからの指示を表示する端末である。
来た空トレーラ２がコンテナターミナルの入口ゲート１
に到着すると、空トレーラ２の運転士はコンテナの物流
情報が記載された、図示しない搬出伝票をゲートマン３
に提示し、コンテナが貯蔵されている所番地の指示を受
けてコンテナヤードに移動する。４はチェックインブー
ス、６はプリンタブースである。図７に示すように、コ
ンテナヤード１０では、ヤードクレーン７の運転士が段
積みされたコンテナ９から目的のコンテナ９を取り出し
て、空トレーラ２に積み込む。空トレーラ２にコンテナ
９を積み込む際、目的のコンテナ９が段積みの最上段に
ある場合には問題はないが、下段にある場合には、その
上にあるコンテナ９を他の場所に仮置してから、目的の
コンテナ９を取り出すことになるため、取り出すのに長
時間かかり、その間空トレーラ２は受け渡し場所で待機
していなければならず、輸送効率が悪くなってしまう。
なお、７ａはヤードクレーン７のクレーン本体、７ｂは
トロリ、７ｃは運転室である。８はコンピュータと交信
してコンピュータからの指示を表示する端末である。
【０００４】本願出願人は、かかる問題点に鑑み、コン
テナターミナルへの通路の上流側にチェックゲートアン
テナを設け、コンテナを受け取るためにコンテナターミ
ナルに入場しようとする空トレーラがチェックゲートア
ンテナを通るときに、受け取ろうとするコンテナの番号
を検知してその情報をコンテナターミナル管制センタに
あるコンピュータに伝送し、コンピュータは所有してい
るデータベースを検索して目的のコンテナが貯蔵してあ
る所番地を見出し、その所番地のコンテナを管理してい
るヤードクレーンの運転士にあらかじめそのコンテナの
搬出準備の指令を発信しておいて空トレーラのコンテナ
受け渡し場所での待ち時間を短縮することができるコン
テナターミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予
約装置を案出し、特許出願した（特願２０００−２２８
５７７（未公開））。
テナターミナルへの通路の上流側にチェックゲートアン
テナを設け、コンテナを受け取るためにコンテナターミ
ナルに入場しようとする空トレーラがチェックゲートア
ンテナを通るときに、受け取ろうとするコンテナの番号
を検知してその情報をコンテナターミナル管制センタに
あるコンピュータに伝送し、コンピュータは所有してい
るデータベースを検索して目的のコンテナが貯蔵してあ
る所番地を見出し、その所番地のコンテナを管理してい
るヤードクレーンの運転士にあらかじめそのコンテナの
搬出準備の指令を発信しておいて空トレーラのコンテナ
受け渡し場所での待ち時間を短縮することができるコン
テナターミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予
約装置を案出し、特許出願した（特願２０００−２２８
５７７（未公開））。
【０００５】図４は上記出願に開示されたコンテナ搬出
予約装置の斜視図である。図５は無線ＩＣ書類タグとア
ンテナとの関係を示す説明図である。図において、１は
コンテナターミナル入口ゲートである。７はヤードクレ
ーン、９はコンテナヤード１０に多段積みされたコンテ
ナである。１２は通路１８上に設けたチェックゲートア
ンテナである。１３はトレーラ２のトラクタヘッドに搭
載した車載機である。無線ＩＣ書類タグ１１は、図５に
示すように、ＩＣ１１ａとコイル１１ｂを内蔵してお
り、ＩＣ１１ａに受け取ろうとするコンテナのコンテナ
番号、貯蔵番地などの物流情報が入力してある。１２は
アンテナ、１２ａはリーダである。
予約装置の斜視図である。図５は無線ＩＣ書類タグとア
ンテナとの関係を示す説明図である。図において、１は
コンテナターミナル入口ゲートである。７はヤードクレ
ーン、９はコンテナヤード１０に多段積みされたコンテ
ナである。１２は通路１８上に設けたチェックゲートア
ンテナである。１３はトレーラ２のトラクタヘッドに搭
載した車載機である。無線ＩＣ書類タグ１１は、図５に
示すように、ＩＣ１１ａとコイル１１ｂを内蔵してお
り、ＩＣ１１ａに受け取ろうとするコンテナのコンテナ
番号、貯蔵番地などの物流情報が入力してある。１２は
アンテナ、１２ａはリーダである。
【０００６】チェックゲートアンテナ１２は、コンテナ
ターミナルに入場しようとするトレーラ２の通路１８の
上流側に設けられている。１５はコンテナターミナル管
制センタ１４に設けられたコンピュータで、チェックゲ
ートアンテナ１２を通して得られた無線ＩＣ書類タグ１
１のコンテナ番号の情報を受信する。
ターミナルに入場しようとするトレーラ２の通路１８の
上流側に設けられている。１５はコンテナターミナル管
制センタ１４に設けられたコンピュータで、チェックゲ
ートアンテナ１２を通して得られた無線ＩＣ書類タグ１
１のコンテナ番号の情報を受信する。
【０００７】１６は車輌監視アンテナで、トレーラ通路
１８のコンテナターミナル入口ゲート１付近に設けられ
ている。車輌監視アンテナ１６の構造は、先に述べたチ
ェックゲートアンテナ１２と同様である。車輌監視アン
テナ１６を設けることにより、チェックゲートアンテナ
１２から車輌監視アンテナ１６までのトレーラ２の通路
１８の通過に要する時間を計算して周辺道路の混雑状況
を把握することができる。
１８のコンテナターミナル入口ゲート１付近に設けられ
ている。車輌監視アンテナ１６の構造は、先に述べたチ
ェックゲートアンテナ１２と同様である。車輌監視アン
テナ１６を設けることにより、チェックゲートアンテナ
１２から車輌監視アンテナ１６までのトレーラ２の通路
１８の通過に要する時間を計算して周辺道路の混雑状況
を把握することができる。
【０００８】１７はターミナルゲート入口アンテナで、
無線ＩＣ書類タグ１１との交信により物流情報を入手す
るとともに、車載機１３にコンテナ受け渡し場所の番地
を指示する電波を発信し、トレーラ２の運転士は車載機
１３の表示によって受け渡し場所を確認する。
無線ＩＣ書類タグ１１との交信により物流情報を入手す
るとともに、車載機１３にコンテナ受け渡し場所の番地
を指示する電波を発信し、トレーラ２の運転士は車載機
１３の表示によって受け渡し場所を確認する。
【０００９】このように、空トレーラ２が受け取りに来
たコンテナ９の番号が、トレーラ２がターミナル入口ゲ
ート１を通過した時点で初めてわかるのではなく、トレ
ーラ２の通路１８の上流側に設けたチェックゲートアン
テナ１２を通過した時点でわかるようにし、コンテナヤ
ードのヤードクレーン７の運転士はコンテナ９の受け渡
しの準備をしておけるので、受け渡し場所でのトレーラ
２の待ち時間が短くてすみ輸送効率の向上を図ることが
できる。
たコンテナ９の番号が、トレーラ２がターミナル入口ゲ
ート１を通過した時点で初めてわかるのではなく、トレ
ーラ２の通路１８の上流側に設けたチェックゲートアン
テナ１２を通過した時点でわかるようにし、コンテナヤ
ードのヤードクレーン７の運転士はコンテナ９の受け渡
しの準備をしておけるので、受け渡し場所でのトレーラ
２の待ち時間が短くてすみ輸送効率の向上を図ることが
できる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したコンテナターミナルにおけるコンテナの搬出予約
方法および予約装置では、（１）コンテナの搬出予約１
回毎に無線ＩＣ書類タグ１１を作成して搬出に向かうト
レーラの車載機１３に取り付けなければならず煩雑であ
る。（２）無線ＩＣ書類タグ１１は情報量が多いので高
価である。などの問題がある。
明したコンテナターミナルにおけるコンテナの搬出予約
方法および予約装置では、（１）コンテナの搬出予約１
回毎に無線ＩＣ書類タグ１１を作成して搬出に向かうト
レーラの車載機１３に取り付けなければならず煩雑であ
る。（２）無線ＩＣ書類タグ１１は情報量が多いので高
価である。などの問題がある。
【００１１】本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み
案出したもので、コンテナの搬出予約１回毎にネットワ
ークに接続されたコンピュータに、コンテナ番号やその
貯蔵番地などの物流情報を記載し、ヘッド番号を付した
ファイルを作成して保存し、一方、トラクタヘッドに
は、ヘッド番号を発信する無線ＩＣヘッドタグをセット
し、コンテナを受け取るためにコンテナターミナルに入
場しようとするトレーラの通路の上流側に無線ＩＣヘッ
ドタグと交信するチェックゲートアンテナを設け、該ア
ンテナによりトレーラのヘッド番号を入手し、その番号
のファイルを開いてトレーラが受け取りに来たコンテナ
のコンテナ番号の情報を入手し、コンテナターミナル内
でコンテナの搬出準備を行うようにして空トレーラのコ
ンテナ受け渡し場所での待ち時間を短縮することができ
るコンテナターミナルにおけるコンテナの搬出予約方法
および予約装置を提供することを目的とする。
案出したもので、コンテナの搬出予約１回毎にネットワ
ークに接続されたコンピュータに、コンテナ番号やその
貯蔵番地などの物流情報を記載し、ヘッド番号を付した
ファイルを作成して保存し、一方、トラクタヘッドに
は、ヘッド番号を発信する無線ＩＣヘッドタグをセット
し、コンテナを受け取るためにコンテナターミナルに入
場しようとするトレーラの通路の上流側に無線ＩＣヘッ
ドタグと交信するチェックゲートアンテナを設け、該ア
ンテナによりトレーラのヘッド番号を入手し、その番号
のファイルを開いてトレーラが受け取りに来たコンテナ
のコンテナ番号の情報を入手し、コンテナターミナル内
でコンテナの搬出準備を行うようにして空トレーラのコ
ンテナ受け渡し場所での待ち時間を短縮することができ
るコンテナターミナルにおけるコンテナの搬出予約方法
および予約装置を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載発明のコンテナターミナルにおけるコ
ンテナの搬出予約方法は、コンテナターミナルの管制セ
ンタと荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾
情報ネットワークを構築し、該ネットワーク内での交信
のため個々のトラクタヘッドに対応してヘッド番号を付
けたファイルを作成し、該ファイルにはコンテナの搬出
予約１回毎にコンテナ番号、コンテナの貯蔵番地などの
物流情報を保存し、トラクタヘッドにはヘッド番号を発
信する無線ＩＣヘッドタグをセットし、コンテナを受け
取るためにコンテナターミナルに入場しようとするトレ
ーラの通路の上流側に無線ＩＣヘッドタグと交信するチ
ェックゲートアンテナを設け、該アンテナからのヘッド
番号情報からファイルを開いてトレーラが取りに来たコ
ンテナのコンテナ番号とその貯蔵場所の情報を入手し、
コンテナターミナル内でコンテナの搬出準備を行うよう
にしたものである。
め、請求項１記載発明のコンテナターミナルにおけるコ
ンテナの搬出予約方法は、コンテナターミナルの管制セ
ンタと荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾
情報ネットワークを構築し、該ネットワーク内での交信
のため個々のトラクタヘッドに対応してヘッド番号を付
けたファイルを作成し、該ファイルにはコンテナの搬出
予約１回毎にコンテナ番号、コンテナの貯蔵番地などの
物流情報を保存し、トラクタヘッドにはヘッド番号を発
信する無線ＩＣヘッドタグをセットし、コンテナを受け
取るためにコンテナターミナルに入場しようとするトレ
ーラの通路の上流側に無線ＩＣヘッドタグと交信するチ
ェックゲートアンテナを設け、該アンテナからのヘッド
番号情報からファイルを開いてトレーラが取りに来たコ
ンテナのコンテナ番号とその貯蔵場所の情報を入手し、
コンテナターミナル内でコンテナの搬出準備を行うよう
にしたものである。
【００１３】また、請求項２記載発明のコンテナターミ
ナルにおけるコンテナ搬出予約装置は、コンテナターミ
ナルの管制センタと荷主、集荷業者、船会社、税関など
との間で構築した港湾情報ネットワークと、トレーラの
トラクタヘッドにセットしたヘッド番号を発信する無線
ＩＣヘッドタグと、コンテナを受け取るためにコンテナ
ターミナルに入場しようとするトレーラの通路の上流側
に設けられ、上記無線ＩＣヘッドタグと交信するチェッ
クゲートアンテナと、コンテナターミナル内でヤードク
レーンの運転士にコンテナの搬出準備の指令を発信する
コンピュータとからなり、上記ネットワーク内での交信
のため個々のトラクタヘッドに対応してヘッド番号を付
し、コンテナの搬出予約１回毎にコンテナ番号、コンテ
ナの貯蔵番地などの物流情報を保存したファイルを作成
しておき、コンテナを受け取りに来たトレーラのトラク
タヘッドがチェックゲートアンテナを通過したときにヘ
ッド番号情報を上記コンピュータに送り、コンピュータ
は上記アンテナからのヘッド番号情報から上記ファイル
を開いてコンテナ番号、コンテナの貯蔵場所の情報を入
手し、ヤードクレーンの運転士にそのコンテナの搬出準
備の指令を発信するようになっているものである。
ナルにおけるコンテナ搬出予約装置は、コンテナターミ
ナルの管制センタと荷主、集荷業者、船会社、税関など
との間で構築した港湾情報ネットワークと、トレーラの
トラクタヘッドにセットしたヘッド番号を発信する無線
ＩＣヘッドタグと、コンテナを受け取るためにコンテナ
ターミナルに入場しようとするトレーラの通路の上流側
に設けられ、上記無線ＩＣヘッドタグと交信するチェッ
クゲートアンテナと、コンテナターミナル内でヤードク
レーンの運転士にコンテナの搬出準備の指令を発信する
コンピュータとからなり、上記ネットワーク内での交信
のため個々のトラクタヘッドに対応してヘッド番号を付
し、コンテナの搬出予約１回毎にコンテナ番号、コンテ
ナの貯蔵番地などの物流情報を保存したファイルを作成
しておき、コンテナを受け取りに来たトレーラのトラク
タヘッドがチェックゲートアンテナを通過したときにヘ
ッド番号情報を上記コンピュータに送り、コンピュータ
は上記アンテナからのヘッド番号情報から上記ファイル
を開いてコンテナ番号、コンテナの貯蔵場所の情報を入
手し、ヤードクレーンの運転士にそのコンテナの搬出準
備の指令を発信するようになっているものである。
【００１４】次に本発明の作用を説明する。管制センタ
にあるホストコンピュータと荷主、集荷業者、船会社、
税関、陸運業者などにある端末のコンピュータとの間で
港湾情報ネットワークを構築し、ネットワーク内での交
信の一環として個々のトラクタヘッドの番号を付したフ
ァイルを作成し、そのファイルにはコンテナの輸送１回
毎にコンテナ番号、その貯蔵番地などの物流情報を保存
しておく。一方、トラクタヘッドには、常時、ヘッド番
号が発信可能な無線ＩＣヘッドタグをセットしておく。
にあるホストコンピュータと荷主、集荷業者、船会社、
税関、陸運業者などにある端末のコンピュータとの間で
港湾情報ネットワークを構築し、ネットワーク内での交
信の一環として個々のトラクタヘッドの番号を付したフ
ァイルを作成し、そのファイルにはコンテナの輸送１回
毎にコンテナ番号、その貯蔵番地などの物流情報を保存
しておく。一方、トラクタヘッドには、常時、ヘッド番
号が発信可能な無線ＩＣヘッドタグをセットしておく。
【００１５】通路を通ってコンテナを受け取りに来た空
トレーラが、コンテナターミナルまでの通路の上流側に
設けられたチェックゲートアンテナの下を通過すると、
トラクタヘッドにセットしてある無線ＩＣヘッドタグか
らそれに入力してあるヘッド番号の情報が発信される。
チェックゲートアンテナは、その情報を受信するととも
に、そのヘッド番号情報をコンテナターミナルの管制セ
ンタにあるコンピュータに伝送する。コンピュータは、
チェックゲートアンテナからのヘッド番号情報からファ
イルを開いて、目的のコンテナが貯蔵してある所番地を
見出し、その所番地を管理しているヤードクレーンの運
転士にそのコンテナ搬出の準備の指令を発信する。
トレーラが、コンテナターミナルまでの通路の上流側に
設けられたチェックゲートアンテナの下を通過すると、
トラクタヘッドにセットしてある無線ＩＣヘッドタグか
らそれに入力してあるヘッド番号の情報が発信される。
チェックゲートアンテナは、その情報を受信するととも
に、そのヘッド番号情報をコンテナターミナルの管制セ
ンタにあるコンピュータに伝送する。コンピュータは、
チェックゲートアンテナからのヘッド番号情報からファ
イルを開いて、目的のコンテナが貯蔵してある所番地を
見出し、その所番地を管理しているヤードクレーンの運
転士にそのコンテナ搬出の準備の指令を発信する。
【００１６】その指令はヤードクレーンの運転室内の端
末に表示されるので、ヤードクレーンの運転士はその指
示に従って目的のコンテナを取り出す準備をする。たと
えば、目的のコンテナが下積になっている場合には、そ
の上のコンテナを吊り上げて他の場所に仮置し、目的の
コンテナをすぐ吊り上げられる状態にしておくなどの準
備をしておく。
末に表示されるので、ヤードクレーンの運転士はその指
示に従って目的のコンテナを取り出す準備をする。たと
えば、目的のコンテナが下積になっている場合には、そ
の上のコンテナを吊り上げて他の場所に仮置し、目的の
コンテナをすぐ吊り上げられる状態にしておくなどの準
備をしておく。
【００１７】このように、空トレーラが受け取りに来た
コンテナの番号が、トレーラがターミナル入口ゲートを
通過した時点で初めてわかるのではなく、トレーラの通
路の上流側に設けたチェックゲートを通過した時点でわ
かるようにする。したがって、チェックゲートを通過し
てから実際にコンテナヤード内の受け渡し場所に到着す
るまでに、ヤードクレーンの運転士はコンテナの受け渡
しの準備をしておけるので、受け渡し場所でのトレーラ
の待ち時間が短くてすみ輸送効率の向上を図ることがで
きる。
コンテナの番号が、トレーラがターミナル入口ゲートを
通過した時点で初めてわかるのではなく、トレーラの通
路の上流側に設けたチェックゲートを通過した時点でわ
かるようにする。したがって、チェックゲートを通過し
てから実際にコンテナヤード内の受け渡し場所に到着す
るまでに、ヤードクレーンの運転士はコンテナの受け渡
しの準備をしておけるので、受け渡し場所でのトレーラ
の待ち時間が短くてすみ輸送効率の向上を図ることがで
きる。
【００１８】さらに港湾情報ネットワーク内にヘッド番
号を付したファイルを作成して保存しておき、必要に応
じてそれを開いて見ればよいので、先の出願(特願２０
００−２２８５７７)のように、コンテナを取りに行く
毎に無線ＩＣ書類タグを作ってそれをトラクタヘッドの
車載機に取り付ける必要が無く、その作成および取り付
けの手間が省ける。なお、無線ＩＣヘッドタグはトラク
タヘッドにセットしたままにしておけばよい。
号を付したファイルを作成して保存しておき、必要に応
じてそれを開いて見ればよいので、先の出願(特願２０
００−２２８５７７)のように、コンテナを取りに行く
毎に無線ＩＣ書類タグを作ってそれをトラクタヘッドの
車載機に取り付ける必要が無く、その作成および取り付
けの手間が省ける。なお、無線ＩＣヘッドタグはトラク
タヘッドにセットしたままにしておけばよい。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図１は本発明のコンテナ
の搬出予約装置の概念説明図である。図２は本発明の搬
出予約装置の斜視図である。図３は予約装置の各部分の
斜視図で、（Ａ）はチェックゲートアンテナ、（Ｂ）は
トラクタヘッド、（Ｃ）は車両監視アンテナ、（Ｄ）は
ターミナルゲート入口アンテナ、（Ｅ）は管制センター
の各斜視図である。なお、無線ＩＣヘッドタグ２０とア
ンテナ１２との関係は、図５に示した無線ＩＣ書類タグ
１１とアンテナとの関係と同じである。
て図面を参照しつつ説明する。図１は本発明のコンテナ
の搬出予約装置の概念説明図である。図２は本発明の搬
出予約装置の斜視図である。図３は予約装置の各部分の
斜視図で、（Ａ）はチェックゲートアンテナ、（Ｂ）は
トラクタヘッド、（Ｃ）は車両監視アンテナ、（Ｄ）は
ターミナルゲート入口アンテナ、（Ｅ）は管制センター
の各斜視図である。なお、無線ＩＣヘッドタグ２０とア
ンテナ１２との関係は、図５に示した無線ＩＣ書類タグ
１１とアンテナとの関係と同じである。
【００２０】これらの図において、１はターミナルの入
口ゲートである（図２）。２はトレーラ、２ａはトラク
タヘッドである。７はヤードクレーン、９はコンテナ、
１０はコンテナヤードである。１２はチェックゲートア
ンテナである。１４はターミナル管制センタで、１５は
管制センタ１４内のホストコンピュータである。１６は
車輌監視アンテナである。１７はターミナルゲート入口
アンテナである。２０はトラクタヘッド２にセットした
無線ＩＣヘッドタグで、図５で説明した無線ＩＣ書類タ
グ１１と同様な構成を有していてヘッド番号を発信する
無線ＩＣチップが内臓されている。２３は港湾情報ネッ
トワーク、２５は荷主、集荷業者、船会社、税関などに
設置された端末コンピュータである。２４はファイルで
ある。
口ゲートである（図２）。２はトレーラ、２ａはトラク
タヘッドである。７はヤードクレーン、９はコンテナ、
１０はコンテナヤードである。１２はチェックゲートア
ンテナである。１４はターミナル管制センタで、１５は
管制センタ１４内のホストコンピュータである。１６は
車輌監視アンテナである。１７はターミナルゲート入口
アンテナである。２０はトラクタヘッド２にセットした
無線ＩＣヘッドタグで、図５で説明した無線ＩＣ書類タ
グ１１と同様な構成を有していてヘッド番号を発信する
無線ＩＣチップが内臓されている。２３は港湾情報ネッ
トワーク、２５は荷主、集荷業者、船会社、税関などに
設置された端末コンピュータである。２４はファイルで
ある。
【００２１】コンテナターミナルの管制センタ１４内の
ホストコンピュータ１５と荷主、集荷業者、船会社、税
関などに設置された端末コンピュータ２５との間で港湾
情報ネットワーク２３を構築する。港湾情報ネットワー
ク２３は、通常の電話回線を使用してもよいし、専用回
線を使用してもよい。通常の電話回線を使用する場合に
はパスワードなどを使用してセキュリティを確保する。
ホストコンピュータ１５で港湾情報ネットワーク２３内
での相互の交信のため、使用する個々のトラクタヘッド
２ａに対応するヘッド番号を付したファイル２４を作成
する。荷主、陸運業者などが輸入したコンテナを受け取
ろうとするときには、港湾情報ネットワーク２３を通じ
て受け取ろうとするコンテナの番号と取りに行くトラク
タヘッドの番号を指定して管制センタ１４に予約する。
管制センタ１４ではヘッド番号ファイル２４にコンテナ
番号と貯蔵番地を記入してホストコンピュータ１５に保
存しておく。
ホストコンピュータ１５と荷主、集荷業者、船会社、税
関などに設置された端末コンピュータ２５との間で港湾
情報ネットワーク２３を構築する。港湾情報ネットワー
ク２３は、通常の電話回線を使用してもよいし、専用回
線を使用してもよい。通常の電話回線を使用する場合に
はパスワードなどを使用してセキュリティを確保する。
ホストコンピュータ１５で港湾情報ネットワーク２３内
での相互の交信のため、使用する個々のトラクタヘッド
２ａに対応するヘッド番号を付したファイル２４を作成
する。荷主、陸運業者などが輸入したコンテナを受け取
ろうとするときには、港湾情報ネットワーク２３を通じ
て受け取ろうとするコンテナの番号と取りに行くトラク
タヘッドの番号を指定して管制センタ１４に予約する。
管制センタ１４ではヘッド番号ファイル２４にコンテナ
番号と貯蔵番地を記入してホストコンピュータ１５に保
存しておく。
【００２２】トラクタヘッド２ａにはヘッド番号を発信
する無線ＩＣチップを有する無線ＩＣヘッドタグ２０を
セットする。チェックゲート、車両監視ゲート、ターミ
ナルゲート、ヤードクレーン７などには無線アンテナ１
２、１６、１７、２１が設けられており、これらの無線
アンテナ１２、１６、１７、２１と無線ＩＣヘッドタグ
２０とが交信する。無線アンテナ１２、１６、１７、２
１は、無線ＩＣヘッドタグ２０からのヘッド番号を受信
し、ホストコンピュータ１５に伝送する。ホストコンピ
ュータ１５は、そのヘッド番号を手がかりにその番号を
付したファイル２４を検索し、検索したファイル２４か
らコンテナ番号、コンテナ貯蔵番地などの必要な情報を
取り出す。
する無線ＩＣチップを有する無線ＩＣヘッドタグ２０を
セットする。チェックゲート、車両監視ゲート、ターミ
ナルゲート、ヤードクレーン７などには無線アンテナ１
２、１６、１７、２１が設けられており、これらの無線
アンテナ１２、１６、１７、２１と無線ＩＣヘッドタグ
２０とが交信する。無線アンテナ１２、１６、１７、２
１は、無線ＩＣヘッドタグ２０からのヘッド番号を受信
し、ホストコンピュータ１５に伝送する。ホストコンピ
ュータ１５は、そのヘッド番号を手がかりにその番号を
付したファイル２４を検索し、検索したファイル２４か
らコンテナ番号、コンテナ貯蔵番地などの必要な情報を
取り出す。
【００２３】チェックゲートアンテナ１２は、コンテナ
ターミナルに入場しようとするトレーラ２の通路１８の
上流側に設けられている(図２参照)。
ターミナルに入場しようとするトレーラ２の通路１８の
上流側に設けられている(図２参照)。
【００２４】コンピュータ１５は、チェックゲートアン
テナ１２を通して得られたヘッド番号情報からヘッド番
号ファイル２４を選び出し、受け取りに来たコンテナの
コンテナ番号とその貯蔵番地などの必要な情報を取り出
す。
テナ１２を通して得られたヘッド番号情報からヘッド番
号ファイル２４を選び出し、受け取りに来たコンテナの
コンテナ番号とその貯蔵番地などの必要な情報を取り出
す。
【００２５】車輌監視アンテナ１６は、トレーラ通路１
８のコンテナターミナル入口ゲート１付近に設けられて
いる。車輌監視アンテナ１６の構造は、先に述べたチェ
ックゲートアンテナ１２と同様である。車輌監視アンテ
ナ１６を設けることにより、チェックゲートアンテナ１
２から車輌監視アンテナ１６までのトレーラ２の通路１
８の通過に要する時間を計算して周辺道路の混雑状況を
把握することができる。
８のコンテナターミナル入口ゲート１付近に設けられて
いる。車輌監視アンテナ１６の構造は、先に述べたチェ
ックゲートアンテナ１２と同様である。車輌監視アンテ
ナ１６を設けることにより、チェックゲートアンテナ１
２から車輌監視アンテナ１６までのトレーラ２の通路１
８の通過に要する時間を計算して周辺道路の混雑状況を
把握することができる。
【００２６】ターミナルゲート入口アンテナ１７は、無
線ＩＣヘッドタグ２０との交信によりヘッド番号を入手
し、コンピュータ１５はヘッド番号ファイル２４から物
流情報を入手するとともに、アンテナ１７を通じてトラ
クタヘッド２ａの車載機１３にコンテナ受け渡し場所の
番地を指示する電波を発信する。トレーラ２の運転士
は、端末の表示によって受け渡し場所を確認する。
線ＩＣヘッドタグ２０との交信によりヘッド番号を入手
し、コンピュータ１５はヘッド番号ファイル２４から物
流情報を入手するとともに、アンテナ１７を通じてトラ
クタヘッド２ａの車載機１３にコンテナ受け渡し場所の
番地を指示する電波を発信する。トレーラ２の運転士
は、端末の表示によって受け渡し場所を確認する。
【００２７】次に本実施形態の作用を説明する。このよ
うに、空トレーラ２が受け取りに来たコンテナ９の番号
が、空トレーラ２がターミナル入口ゲート１を通過した
時点で初めてわかるのではなく、トレーラ２の通路１８
の上流側に設けたチェックゲートアンテナ１２の下を通
過すると、トラクターヘッド２ａにセットしてある無線
ＩＣヘッドタグ２０からそれに入力してあるヘッド番号
情報が発信される。チェックゲートアンテナ１２は、そ
の物流情報を受信し、その情報をコンテナターミナル管
制センタ１４にあるホストコンピュータ１５に伝送す
る。ホストコンピュータ１５は、そのヘッド番号を手が
かりにその番号を付したファイル２４を検索し、検索し
たファイル２４から目的のコンテナ９が貯蔵してある所
番地を見出し、その所番地を管理しているコンテナヤー
ド１０のヤードクレーン７の運転士にそのコンテナ搬出
の準備の指令を発信する。ヤードクレーン７の運転士
は、その指示に従って目的のコンテナ９の取り出す準備
をしておけるので、コンテナ９を受け取りに来たトレー
ラ２は、受け渡し場所での待ち時間が短くてすみ輸送効
率の向上を図ることができる。
うに、空トレーラ２が受け取りに来たコンテナ９の番号
が、空トレーラ２がターミナル入口ゲート１を通過した
時点で初めてわかるのではなく、トレーラ２の通路１８
の上流側に設けたチェックゲートアンテナ１２の下を通
過すると、トラクターヘッド２ａにセットしてある無線
ＩＣヘッドタグ２０からそれに入力してあるヘッド番号
情報が発信される。チェックゲートアンテナ１２は、そ
の物流情報を受信し、その情報をコンテナターミナル管
制センタ１４にあるホストコンピュータ１５に伝送す
る。ホストコンピュータ１５は、そのヘッド番号を手が
かりにその番号を付したファイル２４を検索し、検索し
たファイル２４から目的のコンテナ９が貯蔵してある所
番地を見出し、その所番地を管理しているコンテナヤー
ド１０のヤードクレーン７の運転士にそのコンテナ搬出
の準備の指令を発信する。ヤードクレーン７の運転士
は、その指示に従って目的のコンテナ９の取り出す準備
をしておけるので、コンテナ９を受け取りに来たトレー
ラ２は、受け渡し場所での待ち時間が短くてすみ輸送効
率の向上を図ることができる。
【００２８】さらに、港湾情報ネットワーク２３内にヘ
ッド番号を付したファイル２４を作成して保存してお
き、必要に応じてそれを開いて見ればよいので、コンテ
ナ９を取りに行く毎に無線ＩＣ書類タグ１１を作ってそ
れをトラクタヘッド２aの車載機に取り付ける必要が無
く、作成および取り付けの手間が省ける。
ッド番号を付したファイル２４を作成して保存してお
き、必要に応じてそれを開いて見ればよいので、コンテ
ナ９を取りに行く毎に無線ＩＣ書類タグ１１を作ってそ
れをトラクタヘッド２aの車載機に取り付ける必要が無
く、作成および取り付けの手間が省ける。
【００２９】本発明は以上述べた実施形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。
【００３０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンテナタ
ーミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予約装置
は、港湾情報ネットワーク内での交信のため個々のトラ
クタヘッドに対応してヘッド番号を付し、コンテナの搬
出予約１回毎にコンテナ番号、コンテナの貯蔵番地など
の物流情報を保存したファイルを作成しておき、コンテ
ナを受け取りに来たトレーラがチェックゲートアンテナ
を通過したときにヘッド番号情報を上記コンピュータに
送り、コンピュータは上記アンテナからのヘッド番号情
報から上記ファイルを開いてコンテナ番号、コンテナの
貯蔵場所の情報を入手し、ヤードクレーンの運転士にそ
のコンテナの搬出準備の指令を発信するようになってい
るので、コンテナヤードのヤードクレーンの運転士はそ
のコンテナの受け渡しの準備をしておくことができ、し
たがって、受け渡し場所でのトレーラの待ち時間を短縮
してコンテナの輸送効率の向上を図ることができる。さ
らに、港湾情報ネットワーク内にヘッド番号を付したフ
ァイルを作成して保存しておき、必要に応じてそれを開
いて見ればよいので、コンテナを取りに行く毎に無線Ｉ
Ｃ書類タグを作ってそれをトラクタヘッドの車載機に取
り付ける必要が無く、作成および取り付けの手間を省く
ことができる。
ーミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予約装置
は、港湾情報ネットワーク内での交信のため個々のトラ
クタヘッドに対応してヘッド番号を付し、コンテナの搬
出予約１回毎にコンテナ番号、コンテナの貯蔵番地など
の物流情報を保存したファイルを作成しておき、コンテ
ナを受け取りに来たトレーラがチェックゲートアンテナ
を通過したときにヘッド番号情報を上記コンピュータに
送り、コンピュータは上記アンテナからのヘッド番号情
報から上記ファイルを開いてコンテナ番号、コンテナの
貯蔵場所の情報を入手し、ヤードクレーンの運転士にそ
のコンテナの搬出準備の指令を発信するようになってい
るので、コンテナヤードのヤードクレーンの運転士はそ
のコンテナの受け渡しの準備をしておくことができ、し
たがって、受け渡し場所でのトレーラの待ち時間を短縮
してコンテナの輸送効率の向上を図ることができる。さ
らに、港湾情報ネットワーク内にヘッド番号を付したフ
ァイルを作成して保存しておき、必要に応じてそれを開
いて見ればよいので、コンテナを取りに行く毎に無線Ｉ
Ｃ書類タグを作ってそれをトラクタヘッドの車載機に取
り付ける必要が無く、作成および取り付けの手間を省く
ことができる。
【図１】本発明のコンテナターミナルにおけるコンテナ
搬出予約装置の概念説明図である。
搬出予約装置の概念説明図である。
【図２】本発明の搬出予約装置の斜視説明図である。
【図３】予約装置の各部分の斜視図であり、（Ａ）はチ
ェックゲートアンテナ、（Ｂ）はトレーラヘッド、
（Ｃ）は車両監視アンテナ、（Ｄ）はターミナルゲート
入口アンテナ、（Ｅ）はコンテナターミナル管制センタ
のコンピュータのそれぞれ斜視図である。
ェックゲートアンテナ、（Ｂ）はトレーラヘッド、
（Ｃ）は車両監視アンテナ、（Ｄ）はターミナルゲート
入口アンテナ、（Ｅ）はコンテナターミナル管制センタ
のコンピュータのそれぞれ斜視図である。
【図４】従来の搬出予約装置の各部分の斜視図である。
【図５】無線ＩＣタグとアンテナとの関係を示す図であ
る。
る。
【図６】従来のコンテナターミナルの入口ゲートの斜視
図である。
図である。
【図７】コンテナを空トレーラに積み込む状態を示すヤ
ードクレーンの正面図である。
ードクレーンの正面図である。
１ コンテナターミナル入口ゲート
２ トレーラ
２ａ トラクタヘッド
７ ヤードクレーン
９ コンテナ
１０ コンテナヤード
１２ チェックゲートアンテナ
１４ 管制センタ
１５ コンピュータ
１６ 車両監視アンテナ
１７ ゲート入口アンテナ
１８ 通路
２０ 無線ＩＣヘッドタグ
２３ 港湾情報ネットワーク
２４ ヘッド番号ファイル
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０６Ｆ 17/60 １１６ Ｇ０６Ｆ 17/60 １１６
Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｌ
19/00 19/00 Ｑ
Claims (2)
- 【請求項１】 コンテナターミナルの管制センタと荷
主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネッ
トワークを構築し、該ネットワーク内での交信のため個
々のトラクタヘッドに対応してヘッド番号を付けたファ
イルを作成し、該ファイルにはコンテナの搬出予約１回
毎にコンテナ番号、コンテナの貯蔵番地などの物流情報
を保存し、トラクタヘッドにはヘッド番号を発信する無
線ＩＣヘッドタグをセットし、コンテナを受け取るため
にコンテナターミナルに入場しようとするトレーラの通
路の上流側に無線ＩＣヘッドタグと交信するチェックゲ
ートアンテナを設け、該アンテナからのヘッド番号情報
から上記ファイルを開いてトレーラが取りに来たコンテ
ナのコンテナ番号とその貯蔵場所の情報を入手し、コン
テナターミナル内でコンテナの搬出準備を行うようにし
たことを特徴とするコンテナターミナルにおけるコンテ
ナ搬出予約方法。 - 【請求項２】 コンテナターミナルの管制センタと荷
主、集荷業者、船会社、税関などとの間で構築した港湾
情報ネットワークと、トレーラのトラクタヘッドにセッ
トしたヘッド番号を発信する無線ＩＣヘッドタグと、コ
ンテナを受け取るためにコンテナターミナルに入場しよ
うとするトレーラの通路の上流側に設けられ、上記無線
ＩＣヘッドタグと交信するチェックゲートアンテナと、
コンテナターミナル内でヤードクレーンの運転士にコン
テナの搬出準備の指令を発信するコンピュータとからな
り、上記ネットワーク内での交信のため個々のトラクタ
ヘッドに対応してヘッド番号を付し、コンテナの搬出予
約１回毎にコンテナ番号、コンテナの貯蔵番地などの物
流情報を保存したファイルを作成しておき、コンテナを
受け取りに来たトレーラのトラクタヘッドがチェックゲ
ートアンテナを通過したときにヘッド番号情報を上記コ
ンピュータに送り、コンピュータは上記アンテナからの
ヘッド番号情報から上記ファイルを開いてコンテナ番
号、コンテナの貯蔵場所の情報を入手し、ヤードクレー
ンの運転士にそのコンテナの搬出準備の指令を発信する
ようになっていることを特徴とするコンテナターミナル
におけるコンテナ搬出予約装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338992A JP2003146441A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | コンテナターミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予約装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338992A JP2003146441A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | コンテナターミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予約装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003146441A true JP2003146441A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19153401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001338992A Pending JP2003146441A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | コンテナターミナルにおけるコンテナ搬出予約方法および予約装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003146441A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100815033B1 (ko) | 2007-05-10 | 2008-03-18 | 성균관대학교산학협력단 | 지능형 트레일러 |
| JP2014223964A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 三井造船株式会社 | コンテナターミナルにおける海運貨物運送支援システム |
| CN111598504A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-08-28 | 薛新峰 | 一种集装箱调运方法、装置及系统 |
-
2001
- 2001-11-05 JP JP2001338992A patent/JP2003146441A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100815033B1 (ko) | 2007-05-10 | 2008-03-18 | 성균관대학교산학협력단 | 지능형 트레일러 |
| JP2014223964A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 三井造船株式会社 | コンテナターミナルにおける海運貨物運送支援システム |
| CN111598504A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-08-28 | 薛新峰 | 一种集装箱调运方法、装置及系统 |
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