JP6836251B2 - コンテナターミナル輸送管理システム - Google Patents
コンテナターミナル輸送管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6836251B2 JP6836251B2 JP2019068342A JP2019068342A JP6836251B2 JP 6836251 B2 JP6836251 B2 JP 6836251B2 JP 2019068342 A JP2019068342 A JP 2019068342A JP 2019068342 A JP2019068342 A JP 2019068342A JP 6836251 B2 JP6836251 B2 JP 6836251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- terminal
- container
- port
- carry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 14
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 7
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 230000008676 import Effects 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
従来の紙や紙の代わりに用いられる電子情報としての搬入票の場合、搬入票情報(貨物情報)がトレーラと同時にコンテナターミナルに到着し、そこから搬入票情報(貨物情報)と船社が保有するブッキング情報(貨物情報)の照合を介していたため、ターミナルゲート部での処理に時間を要するとともに、本来ターミナルゲートに到着すべきでないコンテナがターミナルゲートに到着する場合や搬入票情報(貨物情報)または船社が所有するブッキング情報(貨物情報)に誤入力がある場合に、その都度不要な処理・情報の確認作業を行う必要が生じていた。
ブッキング情報の正誤を事前に荷主、海貨業者または倉庫業者やコンテナターミナル内のクラークへ通達し、コンテナターミナルに搬入車両が到達する前に搬入票情報を修正できることを特徴としている。
コンテナが蔵置されるコンテナターミナル12があり、そのコンテナターミナル12内ではコンテナの集積や積み出しを行うクレーンや、コンテナの移動を行うコンテナ搬送台車などが用いられている。これらの機器を管理するターミナルオペレーションシステム(以下TOSという)10が設けられており、これは入場用のターミナルゲート13の端末を有してあらゆる機器の操作が可能となっており、また、コンテナ蔵置箇所を出力可能となっている。また、船社14からの船社端末16を介してブッキング情報が入力可能とされている。
まず、ブッキング時に、荷主30は船社14に貨物明細を共有する。更に、荷主30は海貨業者・倉庫業者等18にシッピングインストラクション(船積指図書)を与えておく。海貨業者・倉庫業者等18は、これを受けて陸運(配車係)20に連絡をして、所定の搬入車両32と運転手34を手配しておく。
荷主30は売買契約の納期に合わせて、商品を準備すると同時に適船を選んで、船社14にブッキングを行う。これを受けて船社14は船の空き情報などをチェックした上で、ブッキングナンバーを荷主30に付与すると同時にTOS10にブッキング情報を送信する。ブッキング情報としては、船積み予定船、積地、揚地、荷渡地、品目、数量、海貨業者名などである。
送信したブッキング情報のうち、搬入票に必要な貨物情報をTOS10から港湾情報システム28に送信する。ブッキング情報には所属する会社や運搬コンテナに関する情報が含まれるが、港湾情報システム28に送信する貨物情報は、ブッキング情報のうち、以下の9項目(船社名、ブッキング番号、本船名、航海番号、揚港、荷渡地、荷主名、コンテナ種別、コンテナ番号)を送るものとしている。この送信情報の項目は、船社14とTOS10との間で任意に調整可能である。
したがって、港湾情報システム28の保有する情報としては、図2に示されるデータとなる。
荷主30から海貨業者・倉庫業者等18を通じて陸運(配車係)20に連絡が入るので、その陸運(配車係)20が使用する搬入車両32と運転者34とを特定し、搬入予約を港湾情報システム28に送信する。送信情報としては、a)コンテナ番号、b)ドライバー情報(PSカード情報)、c)車両番号 、d)搬入予約日/時間枠である。
したがって、港湾情報システム28が保有する情報に上記a)コンテナ番号、b)ドライバー情報(PSカード情報)、c)車両番号 、d)搬入予約日/時間枠などの予約情報を加え、港湾情報システム28の情報は、図3に示されるデータとなる。
海貨業者・倉庫業者等18でコンテナバンニングを行う際、貨物情報(9つ)を港湾情報システム28から海貨端末24に呼び出す。
コンテナバンニングした後の、総重量、コンテナ自重、シール番号を追加登録する。
荷主30からの貨物情報と以下の貨物情報(12項目)を照合し、必要であれば港湾情報システム28の登録情報を修正後、端末から港湾情報システム28に送信する。
送信情報としては、船社名、ブッキング番号、本船名、航海番号、揚港、荷渡地、荷主名、コンテナ種別、コンテナ番号であり、これに追加情報として送信されるのは、総重量、コンテナ自重、シール番号となる。
したがって、港湾情報システム28が保有する情報は、総重量、コンテナ自重、シール番号が追加情報として加わった、図4に示すようになる。
次に、TOS10保有の貨物情報(9つ)と港湾情報システム28保有の搬入票(電子)を示す図4の情報を、図5に示したように、電子的に照合する。
これはTOS10の持っている荷主30データと、港湾情報システム28を介して種々操作したデータとが一致するか否かを検証するものである。いま、TOS10の有している情報は、船社名、ブッキング番号、本船名、航海番号、揚港、荷渡地、荷主名、コンテナ種別、コンテナ番号であるので、これを照合情報として、港湾情報システム28からの情報と比較するのである。
港湾情報システム28の情報は、上記9つの情報に加えて、コンテナバンニングによって加えられたコンテナの総重量、コンテナ自重、シール番号、およびコンテナ番号、ドライバー情報(PSカード情報)、車両番号、搬入予約日/時間枠である。比較対象は9つの情報で十分であり、電子的に同一か否かが照合される。この際、港湾情報システム28とTOS10の搬入票(電子)情報が不一致の場合は、港湾情報システム28から海貨業者・倉庫業者等18(又は荷主30)やクラーク17に情報の不一致を伝達し、海貨業者・倉庫業者等18が登録情報を再度修正する。これは海貨業者・倉庫業者等18の誤入力やTOS10の情報がブッキング時点より更新された場合に起こりえる。
情報の照合作業が終了した段階で、港湾情報システム28からTOS10に搬入票(電子)情報・搬入予約情報を加えた情報の送信が行われる。これは図6に示されるような情報となる。
情報の送信後に、港湾情報システム28、TOS10の搬入票(電子)情報が更新された場合、再度情報の照合が行われ情報が不一致となる場合は、前述と同様に港湾情報システム28から海貨・倉庫等18(又は荷主30)やクラーク17に情報の不一致を伝達し、海貨・倉庫等18が登録情報を再度修正する。正しい搬入票(電子)情報をコンテナ到着前にTOS10に送信することにより入場用のターミナルゲート13での手続きの効率化が図れる。すなわち、ドライバー情報は、身分証となるPS(Port Security)カード36のデータから得られ、これにより情報の不一致なくコンテナ番号を伝達でき、貨物情報を得ることができる。
したがって、入場用のターミナルゲート13では運転者34が単にPSカード36をPSカードリーダ38にかざすだけでよくなる。
陸運・ドライバー34がPSカード36をPSカードリーダ38にかざし、PSカード情報を読み取る。
PSカードリーダ38からTOS10と出入管理情報システム40にPSカード情報を送信する。
TOS10・出入管理情報システム40が陸運・ドライバー34のターミナルゲートの通過許可の一部手続きを行うとともに、TOS10からはPSカードリーダー38を通じて陸運・ドライバー34へ搬入貨物の蔵置場所情報を送信する。
ターミナルゲートの通過許可のための他手続きも終了しクラーク17からのターミナルゲートの通過許可がでた段階で、コンテナターミナル内に搬入車両32が入場する。
このように、本発明の実施形態によれば、ドライバー34が運転中でも、搬入手続きに必要となる貨物情報をTOS10から港湾情報システム28へ送信し、港湾情報システム28を経由し、海貨・倉庫等の海貨端末24に表示し、海貨業者・倉庫業者等18の海貨端末24で、港湾情報システム28から呼び出した貨物情報に加え、コンテナ総重量、コンテナ自重、シール番号を追加登録して、海貨業者・倉庫業者等18の海貨端末24を介した港湾情報システム28の貨物情報と、荷主30である船社14からの貨物情報を照合し、港湾情報システム28へ送信する。これによりコンテナターミナル12において、コンテナ到着前に搬入票情報を照合することができるのである。そして、TOS10では入場用のターミナルゲート13が管理下にあるので、ここにトラックの運転者34が持参しているIDカードとして機能するPSカード36によって読取データが送信されることで、ターミナルゲート13の通過許可の手続きの一部を行うとともに、運ぶべき照合データ(搬入票情報)からコンテナ蔵置場所情報が送信され、コンテナターミナル12への移動がスムーズに行うことができる。運転者34の持っているPSカード36を入場用のターミナルゲート13でPSカードリーダ38にかざすだけで貨物情報の照合が行われので、入場用のターミナルゲート13での混雑は著しく改善されることとなる。
12……コンテナターミナル、
13……ターミナルゲート、
14……船社、
16……船社端末、
17……クラーク、
18……海貨業者・倉庫業者等、
20……陸運(配車係)、
22……クラーク端末、
24……海貨端末、
26……陸運端末、
28……港湾情報システム
30……荷主、
32……搬入車両、
34……運転者(ドライバー)、
36……PSカード、
38……PSカードリーダ、
40……出入管理情報システム。
Claims (4)
- 搬入車両がコンテナターミナルのターミナルゲートに到着する前に、搬入票情報(貨物情報)が電子情報としてコンテナターミナルに提供され、搬入車両がコンテナターミナルのターミナルゲートに到着する前に搬入票情報(貨物情報)と船社が保有するブッキング情報(貨物情報)の照合を可能とし、
ブッキング情報の正誤を事前に荷主、海貨業者または倉庫業者やコンテナターミナル内のクラークへ通達し、コンテナターミナルに搬入車両が到達する前に搬入票情報を修正できることを特徴とするコンテナターミナル輸送管理システム。 - 入場用のターミナルゲートを有しコンテナが蔵置されるコンテナターミナルを管理するとともに船社端末からの情報を入力可能なターミナルオペレーションシステム(TOS)と、このターミナルオペレーションシステム(TOS)に接続され、ターミナル内のクラーク、荷主、海貨業者または倉庫業者や陸運業者がアクセス可能な端末を有する港湾情報システムとを有し、船社端末から入力された搬入手続きに必要な貨物情報を、前記TOSを経由して港湾情報システムに送信・蓄積し、当該港湾情報システムを経由して荷主、海貨業者または倉庫業者の端末に表示し、当該端末から追加事項の追加登録を行い、この追加情報を含む搬入票情報をTOSに送信し、送信情報とTOSに保存されている船社端末からの情報との照合をなすことを特徴とするコンテナターミナル輸送管理システム。
- 陸運業者端末からコンテナ番号、ドライバー情報を含む搬入予約情報が港湾情報システムに入力され、この搬入予約情報は搬入票情報とともに、コンテナターミナルの入場用のターミナルゲートにてPS(Port Security)カードリーダにPSカードをかざすことで、PSカードのドライバー情報によりTOSの貨物情報と紐付き、ターミナルゲートでの搬入車両の通過許可の一部手続きとコンテナ蔵置場所の提示を可能にしたことを特徴とする請求項2に記載のコンテナターミナル輸送管理システム。
- 国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律が定める本人確認を講ずる出入管理情報システムの一部であるPS(Port Security)カードリーダへPS(Port Security)カードをかざすことにより、
制限区域に指定されている区域(コンテナターミナル)への陸運ドライバーの本人確認その他措置の一部又は全てを行うことで円滑に入場可否を判断し、
入場可能と判断された場合は陸運ドライバーへ前記ターミナルゲートの通過許可を出すことで、
ターミナルゲートでの搬入車両の通過許可の一部手続きとコンテナ蔵置場所への円滑な指示と同時に、ドライバーのコンテナターミナル(SOLAS区域)への円滑な入場許可を可能にしたことを特徴とする請求項3に記載のコンテナターミナル輸送管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019068342A JP6836251B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンテナターミナル輸送管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019068342A JP6836251B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンテナターミナル輸送管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020166724A JP2020166724A (ja) | 2020-10-08 |
JP6836251B2 true JP6836251B2 (ja) | 2021-02-24 |
Family
ID=72715289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019068342A Active JP6836251B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンテナターミナル輸送管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6836251B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7117037B1 (ja) * | 2021-06-01 | 2022-08-12 | 株式会社プロギア九州 | 貨物情報管理方法及び貨物情報管理装置 |
CN114648142A (zh) * | 2021-06-23 | 2022-06-21 | 浙江易港通电子商务有限公司 | 一种内贸提重预约系统及方法 |
CN114861956B (zh) * | 2022-07-04 | 2022-09-13 | 深圳市大树人工智能科技有限公司 | 智慧港口综合管理系统 |
CN116862370B (zh) * | 2023-06-30 | 2024-03-22 | 连云港电子口岸信息发展有限公司 | 一种港口集装箱进口提货单电子化平台及实现方法 |
-
2019
- 2019-03-29 JP JP2019068342A patent/JP6836251B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020166724A (ja) | 2020-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6836251B2 (ja) | コンテナターミナル輸送管理システム | |
JP6332887B2 (ja) | コンテナ管理システム、コンテナ管理方法及びプログラム | |
CA2567165A1 (en) | Electronic security system for monitoring and recording activity and data relating to persons or cargo | |
JP2007526186A (ja) | 貨物に関する活動及びデータを監視、記録するための電子セキュリティシステム | |
CN101718982A (zh) | 装货、运输、卸货管控一体化系统及方法 | |
Cheu et al. | Neutralization of CMR documents | |
US20230185942A1 (en) | Systems for multi-party dashboards | |
Szymonik | International logistics | |
WO2021026174A1 (en) | Systems for supply chain event data capture | |
KR20110014866A (ko) | 화물 정보 관리 장치 | |
US20040068426A1 (en) | Shipment management system and method | |
Braxton et al. | A Human-Centered Approach to Modeling Security Information and its Impact on Cargo Operations for Guidance in the Design of Interventions in the Information Sharing Environment | |
Dinç | Effects of container shipping on Turkish economy | |
Tagiltseva et al. | The Modeling Digital Transformation of the Regional Container Transportation Organization | |
KR100939108B1 (ko) | 선하증권에 알에프아이디를 적용한 화물추적 시스템 및 그시스템의 관리방법 | |
Khvan | Optimized way of transporting Skoda cars from manufacturer place to official auto dealer center | |
Vesala | Process description from customer service to invoicing: case FinnLink Traffic | |
Albanova et al. | Ways of improving the organization of international air cargo transportation. | |
Vairetti et al. | Modeling and Analysis of the Port Logistical Business Processes and Categorization of Main Logistics Costs | |
Finance | Ministry of Finance | |
Jones et al. | Transport and Control | |
Pettersson | EDI Need and opportunities in the Sea Cargo Industry | |
Stephens | Chartering & Shipping Terms | |
Lawman | Export Process to Sweden-Case Ketjurauma Oy | |
JP2004123258A (ja) | 自動車輸送システムおよび方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190403 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190411 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201021 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6836251 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |