JP4862232B2 - コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法と無線icシールタグ - Google Patents

コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法と無線icシールタグ Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と無線ICシールタグに係り、特にコンテナターミナルゲートでのコンテナの搬出・入、コンテナヤードでのヤードクレーンによるコンテナの段積み・段卸しおよび岸壁でのコンテナクレーンによるコンテナの船積み、船卸しする際に、コンテナ番号と開閉扉のシールを自動的に確認するコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と無線ICシールタグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンテナターミナルは、陸上輸送と海上輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ(シャーシ)などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行う。荷主は船会社から送られてきた空コンテナに荷物を積み込む。一旦コンテナに積み込まれた荷物は、個々のコンテナに付されているコンテナ番号と、コンテナに荷物を積み込むときに作成された伝票(コンテナ貨物搬入票)により、その荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの属性を知ることができる。また、荷主はコンテナへ荷物の積み込みが完了すると船会社から支給されたシールにより、図6に示すように、コンテナ1の開閉扉1bを施封する。荷積みされたコンテナ1はシャーシ2に載置されて、コンテナターミナルに運ばれる。コンテナターミナル入口ゲートでゲートマンがコンテナ番号と荷物の種類、重量、仕向地、荷主などをチェックするとともに、シール10のシール番号と施封状態とをチェックする。コンテナ1がコンテナターミナル内に運ばれると、図示しないヤードクレーンによってコンテナヤードに段積みされる。また、岸壁でコンテナ1の船積みをする際には、図示しないコンテナクレーンによってコンテナ番号やシール10などの確認を行う。なお、反対に輸入コンテナを船卸したり輸入コンテナをコンテナヤードに段積みしたり輸入コンテナをコンテナヤードから運び出す際にもコンテナ番号やシールなどの確認を行う。
【0003】
本願出願人は、コンテナターミナルゲートの自動化の一環として荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの物流情報を記入したコンテナ貨物搬入票を無線ICカード(タグ)化してコンテナ貨物搬入票によるコンテナの搬出・入手続きを無くすようにした「コンテナターミナルにおけるコンテナの搬出・入管理装置および管理方法」を特許出願した(特願平11−372897)。また、シール番号を無線ICカード(タグ)化してシールの施封の確認とシール番号の読み取りを可能にした「コンテナターミナルにおけるコンテナの搬入・出管理装置および管理方法」を特許出願した(特願2000−27242(未公開))。さらに、コンテナ番号を無線ICカード(タグ)化してコンテナ番号の読み取りを可能にした「コンテナターミナルにおけるコンテナの搬入・出管理装置および管理方法」を特許出願した(特願2000−27241(未公開))。
【0004】
また、本願出願人は、コンテナターミナルゲートの自動化を推進するため、上記無線ICカード(タグ)と無線ICシール番号および無線ICコンテナ番号を組み合わせることによってコンテナターミナルの入口において、それらの自動読み取りを可能とした「コンテナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置および管理方法」を案出し、特許出願した(特願2000−25976(未公開))。
【0005】
図3ないし図5は特願2000−25976に提示したコンテナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置の図で、図3はその概念図、図4(A)は無線アンテナの概念図、(B)はコンテナの無線ICタグの概念図、図5(A)は無線ICシールタグの平面図、(B)は無線ICシールタグを施封した状態を示す図である。図3において、コンテナターミナルに搬入されるコンテナ(実入コンテナ)1は、前面に無線IC番号タグ7を取り付け、後方の開閉扉に無線ICシールタグ11を取り付け、トレーラ(シャーシ)2に荷物の種類、重量、仕向地、荷主などを入力した無線IC書類タグ12を貼付し、シャーシ2に載置されて、コンテナターミナルに運ばれる。コンテナ1がコンテナターミナル入口ゲートに運ばれると、コンテナターミナル入口ゲートに設置された無線アンテナ9のリーダ8と無線ICコンテナ番号タグ7との間で交信してコンテナ番号をチェックするとともに、無線アンテナ9のリーダ8と無線IC書類タグ12との間で交信して荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの物流情報をチェックしてコンピュータ13と交信する。次に無線アンテナ9Aのリーダ8Aと無線ICシールタグ11との間で交信してシール10のシール番号と施封状態とをチェックしてコンピュータ13と交信する。さらに無線アンテナ9Bのリーダ8Bとの間で交信し、コンピュータ13と交信してコンテナ1の行き先番地の指示を受ける。
【0006】
コンテナターミナル入口ゲートでのチェックが終了すると、コンテナ1はコンテナターミナル内に運ばれて、図示しないヤードクレーンにより一旦コンテナヤードに段積貯蔵される。
【0007】
コンテナヤードに段積貯蔵されているコンテナ1を船積みするときは、ヤードクレーンにより積み卸し、トレーラなどに載せて岸壁まで運び、図示しないコンテナクレーンにより船積みする。
【0008】
無線アンテナ9に配設したリーダ8は、一例として、たとえば、図4(A)に示すように、コイル8aを内蔵しており、無線ICコンテナ番号タグ7は、図4(B)に示すように、コイル7aおよびIC7bを内臓していて、IC7bにコンテナ番号が入力されている。無線ICコンテナ番号タグ7は、常時は発信することなく、無線アンテナ9に配設されたリーダ8からの電波により電力の供給を受けて発信するようになっている。
【0009】
無線ICシールタグ11は、図5(A)に示すように、カバー11dとプラスチックまたはFRP製のバンド11gを有している。バンド11gの先端に突起11eが配設されている。バンド11gにはICチップ11aと配線11bが埋め込まれており、配線11bの先端は突起11eおよびカバー11d内部に達している。無線ICシールタグ11は、施封するときには、図5(B)に示すように、バンド11gを曲げて突起11eをカバー11dの底面にある図示しない穴に挿入し、かしめると無線ICシールタグ11はループを形成するとともに、配線11bの先端同志が接続して接点11cを形成し、ループ状の閉回路が完成して無線ICシールタグ11が発信可能になる。無線ICシールタグ11は、コンテナ1に荷積みして一旦施封すると破壊しない限り、再び開かないようになっている。また、無線ICシールタグ11は、常時は発信することなく、無線アンテナ9に配設されたリーダ8からの電力の供給を受けて発信するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特願2000−25976に提示した「コンテナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置および管理方法」では、コンテナ番号とシール番号とを別々な無線ICタグに入力して無線ICコンテナ番号タグはコンテナ1の前面に取り付け、無線ICシールタグはコンテナ1の後方の開閉扉1bに取り付けているので、無線ICタグの作成と取り付けに人手がかかるとともに、別々に読み取らなければならず煩雑である。
【0011】
本発明は、特願2000−25976のかかる問題点に鑑み案出したもので、コンテナを使用する際、あらかじめ無線ICシールタグにシール番号とコンテナ番号とを入力してコンテナに取り付けるようにしたので、シール番号用の無線ICタグとコンテナ番号用の無線ICタグとを別々に作成する必要がなく、また、読み取るときも別々に読み取らずにすむので、人手がかからず、煩雑にならないコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と無線ICシールタグを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願請求項1記載発明のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置は、コンテナの開閉扉に、コンテナ番号とシール番号とを入力した無線ICシールタグを取り付け、無線ICシールタグのコンテナ番号は、常時、発信可能であり、シール番号はコンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可能であり、コンテナターミナルのゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンなどに、無線ICシールタグとの間でコンテナ番号およびシール番号を交信するリーダを有する無線アンテナを設置したものである。
【0013】
また、請求項2記載発明のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法は、請求項1記載のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置により、コンテナの管理をするコンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法であって、コンテナをコンテナターミナルに搬入・出するとき、コンテナをコンテナヤードに段積み・段卸しするときや船積み、船卸しするときに、コンテナターミナルのゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンなどに設置した無線アンテナのリーダがコンテナの開閉扉に取り付けた無線ICシールタグからコンテナ番号およびシール番号を読み取り、コンテナ番号の確認と開閉扉の施封状態およびシール番号の確認を行うようにしたものである。
【0014】
無線ICシールタグは、コンテナ番号とシール番号とを入力してコンテナの開閉扉に取り付けられ、コンテナ番号は、常時、発信可能であり、シール番号はコンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可能であるのが好ましい。
【0015】
次に本発明の作用を説明する。船会社は荷主に空のコンテナを貸し出す際、無線ICシールタグにコンテナ番号とシール番号とを入力して空のコンテナの所要個所に取り付ける。無線ICシールタグはコンテナ番号を常時発信可能である一方、施封した状態でのみシール番号を発信可能になっている。空のコンテナを貸し出しのためターミナルゲートを通過する際、コンテナ番号をチェックする。荷主は船会社から送られてきた空のコンテナに荷物を積み込み、荷積みが完了すると、コンテナの開閉扉を閉めて、船会社から支給された無線ICシールタグを取り付け、施封し、トレーラ(シャーシ)に載せてコンテナターミナル入口ゲートに送る。入口ゲートに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシールタグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報センターに送る。施封したコンテナをコンテナヤードに段積みするときにはヤードクレーンに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシールタグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報センターに送る。また、施封したコンテナを船積みするときにはコンテナクレーンに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシールタグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報センターに送る。物流情報センターのコンピュータは、コンテナの開閉扉が施封されていることを確認するとともに、コンテナ番号とシール番号がデータベースの情報と一致するか否かを確認する。なお、船積みされたコンテナを船卸しするとき、コンテナをコンテナヤードに段積みするときやコンテナヤードから運び出すときは、上記コンテナヤードに運び込まれる場合と略反対の方法で行われるが、コンテナから荷物を取り出すために開閉扉を開くときは、シールは外されるので、シール番号の発信はできなくなるが、コンテナ番号は継続して発信可能なので、無線ICシールタグをコンテナに取り付けてコンテナヤードに戻されるときもそのままコンテナ番号を発信し、コンテナを管理することができる。
【0016】
このように、コンテナ番号とシール番号とを入力した無線ICシールタグによってコンテナ開閉扉を施封し、コンテナターミナル入口ゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンに設置された無線アンテナによってコンテナ番号とシール番号を読み取るようにしたので、コンテナ番号とシール番号とを別々な無線ICタグに入力してコンテナの別な場所に取り付ける必要がない。また、コンテナ番号とシール番号の読み取りも同時に行うので、人手がかからず、煩雑にならず、コストダウンとコンテナの荷役効率の向上を図ることができる。さらに、貸し出しまたは返却される空コンテナに施封前または開封後の無線ICシールタグを取り付けておけば、空コンテナの管理を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本願請求項1記載のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置の概念図、図2(A)は無線ICシールタグの施封前の平面図、図2(B)は無線ICシールタグを施封した状態を示す斜視図である。なお、図3および図4を用いて説明した特願2000−25976に提示したものと共通の部分については同じ符号を付している。図1および図2において、1はコンテナである。4はトラクタヘッド、5はシャーシ2とトラクタヘッド4とを組み合わせたトレーラである。7Aは後述するコンテナ番号タグである。11Aはコンテナ1の後面の開閉扉1b(図6参照)を封印する無線ICシールタグである。8はリーダ、9はコンテナターミナル入口ゲートに設置された無線アンテナ、13は物流情報センタのコンピュータである。
【0018】
コンテナ番号タグ7Aは、図2(A)、(B)に示すように、無線ICシールタグ11Aのカバー11dに取り付けられている。コンテナ番号タグ7Aは、たとえば、図4(B)に示すようなコイル7aおよびIC7bを内臓していて、IC7bにコンテナ番号が入力されている。無線ICシールタグ11Aに取り付けられたコンテナ番号タグ7Aは、施封された状態でも施封されない状態でも、発信可能で、コンテナヤードから空コンテナとして運び出されるときからコンテナ1の所要個所に取り付けられている。
【0019】
無線ICシールタグ11Aは、図2(A)に示すように、カバー11dとプラスチックまたはFRP製のバンド11gを有している。バンド11gの先端に突起11eが配設されている。バンド11gにはICチップ11aと配線11bが埋め込まれており、配線11bの先端は突起11eおよびカバー11d内部に達している。なお、これらは図5(A)、(B)で説明した無線ICシールタグ11と同じ構成を有している。無線ICシールタグ11Aは、施封するときにはバンド11gを曲げて突起11eをカバー11dの底面にある図示しない穴に挿入し、かしめると無線ICシールタグ11Aはループを形成するとともに、配線11bの先端同志が接続して接点11cを形成し、ループ状の閉回路が完成して無線ICシールタグ11Aが発信可能になる。無線ICシールタグ11Aは、コンテナ1に荷積みして一旦施封すると破壊しない限り、再び開かないようになっている。また、無線ICシールタグ11Aは、常時は発信することなく、無線アンテナ9に配設されたリーダ8からの電力の供給を受けて発信するようになっている。
【0020】
次に本実施形態の作用を説明する。船会社は荷主に空のコンテナ1を貸し出す際、無線ICシールタグ11Aにコンテナ番号とシール番号とを入力して空のコンテナ1の所要個所に取り付ける。無線ICシールタグ11Aはコンテナ番号を常時発信可能である一方、施封した状態でのみシール番号を発信可能になっている。空のコンテナ1を貸し出しのためコンテナターミナルゲートを通過する際、コンテナ番号をチェックする。荷主は船会社から送られてきた空のコンテナ1に荷物を積み込み、荷積みが完了すると、コンテナ1の開閉扉11bを閉めて、船会社から支給された無線ICシールタグ11Aを取り付け、施封し、トレーラ2に載せてコンテナターミナル入口ゲートに送る。入口ゲートに設置した無線アンテナ9のリーダ8が無線ICシールタグ11Aからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報センターのコンピュうータ13に送る。施封したコンテナ1をコンテナヤードに段積みするときにはヤードクレーンに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシールタグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報センターのコンピュうータ13に送る。また、施封したコンテナを船積みするときにはコンテナクレーンに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシールタグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報センターのコンピュうータ13に送る。物流情報センターのコンピュータ13は、コンテナ1の開閉扉1bが施封されていることを確認するとともに、コンテナ番号とシール番号がデータベースの情報と一致するか否かを確認する。
【0021】
このように、コンテナ番号を入力した無線ICシールタグ11Aによってコンテナ開閉扉11bを施封し、コンテナターミナル入口ゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンに設置された無線アンテナ9によってコンテナ番号とシール番号を読み取るようにしたので、コンテナ番号とシール番号とを別々な無線ICタグに入力してコンテナ1の別な場所に取り付ける必要がない。また、コンテナ番号とシール番号の読み取りも同時に行うので、人手がかからず、煩雑にならず、コストダウンとコンテナの荷役効率の向上を図ることができる。さらに、貸し出しまたは返却される空コンテナ1に施封前または開封後の無線ICシールタグ11Aを取り付けておけば、空コンテナ1の管理を行うことができる。
【0022】
本発明は、以上述べた実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。たとえば、無線ICシールタグは、例示したものに限らずどのような形式のものでもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と無線ICシールタグは、無線ICシールタグにコンテナ番号とシール番号とを入力するようにしたので、コンテナ番号用の無線ICタグとシール番号用の無線ICタグとを別々に作成する必要がなく、また、コンテナ番号とシール番号とを別々に読み取る必要がないので、人手がかからず、煩雑にならず、コストダウンに寄与してコンテナの荷役効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の請求項1記載のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置の概念図である。
【図2】無線ICシールタグの図で、(A)は施封前の平面図であり、(B)は施封した状態を示す斜視図である。
【図3】特願2000−25976に提示したコンテナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置の図の概念図である。
【図4】(A)は無線アンテナの概念図、(B)はコンテナの無線ICタグの概念図である。
【図5】(A)は無線ICシールタグの平面図、(B)は無線ICシールタグを施封した状態を示す図である。
【図6】従来のコンテナのシール状態を示す背面斜視図である。
【符号の説明】
1 コンテナ
1b コンテナの開閉扉
2 シャーシ
4 トラクタヘッド
5 トレーラ
7、7A 無線ICコンテナ番号タグ
8 リーダ
9 無線アンテナ
10 シール
11、11A 無線ICシールタグ
13 コンピュータ

Claims (2)

  1. コンテナの開閉扉に、コンテナ番号とシール番号とを入力した無線ICシールタグを取り付け、無線ICシールタグのコンテナ番号は、常時、発信可能であり、シール番号はコンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可能であり、コンテナターミナルのゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンなどに、無線ICシールタグとの間でコンテナ番号およびシール番号を交信するリーダを有する無線アンテナを設置してなるコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置を使用してコンテナの管理を行うコンテナの管理方法であって、実入りコンテナをコンテナターミナルに搬入・出するとき、コンテナをコンテナヤードに段積み・段卸しするときや船積み、船卸しするときに、コンテナターミナルのゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンなどに設置した無線アンテナのリーダがコンテナの開閉扉に取り付けた無線ICシールタグからコンテナ番号およびシール番号を読み取り、コンテナ番号の確認と開閉扉の施封状態およびシール番号の確認をして実入りコンテナの管理を行い貸し出しまたは返却される空コンテナに施封前または開封後の無線ICシールタグを取り付けておき、上記無線アンテナのリーダがコンテナの開閉扉に取り付けた無線ICシールタグからコンテナ番号のみを読み取って、その番号のコンテナが空であることの確認をして空のコンテナの管理を行うようにしたことを特徴とするコンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法。
  2. 上記無線ICシールタグは、コンテナ番号とシール番号とを入力してコンテナの開閉扉に取り付けられ、コンテナ番号は、常時、発信可能であり、シール番号はコンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可能である請求項1記載の無線ICシールタグ。
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