JP2001240248A - コンテナの船積・船卸の管理装置および管理方法 - Google Patents

コンテナの船積・船卸の管理装置および管理方法

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JP2001240248A
JP2001240248A JP2000056445A JP2000056445A JP2001240248A JP 2001240248 A JP2001240248 A JP 2001240248A JP 2000056445 A JP2000056445 A JP 2000056445A JP 2000056445 A JP2000056445 A JP 2000056445A JP 2001240248 A JP2001240248 A JP 2001240248A
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container
unloading
crane
loading
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Akira Kawase
晃 川瀬
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナの船積・船卸作業効率の向上を図
る。 【解決手段】 コンテナ船にコンテナを船積・船卸する
コンテナクレーンに、場内搬送台車により搬送されてき
たコンテナに貼付してある無線ICを内蔵したコンテナ
番号タグから発信された電波を受信する無線アンテナを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾に設置される
コンテナターミナルにおいて、コンテナクレーンにより
コンテナ船にコンテナを船積・船卸しする際のコンテナ
の管理装置および管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナターミナルは、陸上輸送と海上
輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ(シャー
シ)などの異種輸送手段間のコンテナの積み替えとコン
テナの貯蔵を行う。コンテナターミナルにおいて、輸出
のためトレーラなどにより運ばれてきたコンテナは、コ
ンテナターミナルのヤード荷役機械によって、一旦、コ
ンテナヤードに積み上げて貯蔵される。コンテナヤード
に貯蔵されたコンテナはヤード荷役機械により場内搬送
台車(トレーラなど)に積み込まれてコンテナクレーン
の下まで移動し、コンテナクレーンによりコンテナ船の
所定の番地に積み込まれる。一方、コンテナが輸入のた
めコンテナ船で運ばれてきたときには、上記と逆の流れ
で移動し、トレーラにより外部に搬送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにコンテナタ
ーミナルにおいて、コンテナの船積・船卸はコンテナク
レーンと場内搬送台車との共同作業により行われる。コ
ンテナクレーンのオペレータはコンテナターミナルの物
流センタで作成された手順に従って、積み卸しするコン
テナの番号を確認しながら作業を行っている。すなわ
ち、手順書にはコンテナの番号、そのコンテナを載置す
るコンテナ船の番地、コンテナの積み卸し順序などが記
載されており、オペレータはコンテナに記載されたコン
テナ番号を確認するとともに、そのコンテナを搬送する
場内搬送台車の番号を確認しながら作業を行う。
【0004】しかし、このような目視にたよった作業で
あると、人為ミスが起こると作業手順が狂ってしまい、
荷役効率が低下してしまう。また、荷役作業の無人化も
不可能である。
【0005】本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み
案出されたもので、コンテナターミナルにおける船積・
船卸の効率向上を図るとともに、将来コンテナの船積・
船卸の無人化を図る際に有効に利用可能なコンテナの船
積・船卸の管理装置および管理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1記載の発明のコンテナの船積・船卸の
管理装置は、コンテナ船にコンテナを船積・船卸するコ
ンテナクレーンに、場内搬送台車により搬送されてきた
コンテナに貼付してある無線ICを内蔵したコンテナ番
号タグから発信された電波を受信する無線アンテナを設
けたものである。請求項2記載の発明のコンテナの船積
・船卸の管理装置は、上記無線アンテナがコンテナ番号
タグに加えて場内搬送台車に貼付してある無線ICを内
蔵した台車番号タグから発信された電波を受信するよう
にしたものである。
【0007】請求項3記載の発明のコンテナの船積の管
理方法は、コンテナクレーンでコンテナを船積みする際
に、コンテナクレーンの運転席に設けた表示装置に、ホ
ストコンピュータから送られた作業指令に基づいて作業
順序を表示するとともに、無線アンテナから送られたコ
ンテナ番号情報とを照合してコンテナが上記作業順序通
りであることを確認した後、そのコンテナを作業順序に
表示されたコンテナ船の所定の場所に船積みするもので
ある。
【0008】請求項4記載の発明のコンテナの船卸の管
理方法は、コンテナクレーンでコンテナを船卸する際
に、コンテナクレーンの運転席に設けた表示装置に、ホ
ストコンピュータから送られた作業指令に基づいて作業
順序を表示するとともに、無線アンテナから送られたコ
ンテナ番号情報および台車番号情報とを照合して船卸し
するコンテナおよびそのコンテナを搬送する台車が作業
順序通りであることを確認するものである。
【0009】次に本発明の作用を説明する。本発明は、
コンテナクレーンにより船積みを行う際、コンテナクレ
ーンに無線アンテナを設け、コンテナに貼付したコンテ
ナ番号タグから発信する電波を受信してコンテナ番号情
報を入手し、それとホストコンピュータから送くられた
作業順序情報とを照合するようにしたので、従来のよう
にオペレータが目視によりコンテナ番号を認識して作業
手順と照合するのと異なり、人為ミスの発生する余地が
ない。また、船卸しの場合には、コンテナ番号に加えて
コンテナを積み込む台車の番号情報も自動的に入手して
作業順序情報と照合するので、この場合にも人為ミスの
発生する余地がない。したがって、人為ミスにより作業
手順が混乱することがなく、荷役効率が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1はコンテナクレーン
でコンテナをコンテナ船に船積・船卸する場合の位置関
係を示す図で、(A)は船積、(B)は船卸しの場合を
示している。図2は船積みの流れを示すフローシート、
図3は船卸しの流れを示すフローシートである。
【0011】これらの図において、1はコンテナクレー
ン、2はコンテナ船、3はコンテナである。コンテナク
レーン1は岸壁5に走行可能に設置され、コンテナ3を
コンテナ船2に積み卸しする。4は場内搬送台車(トレ
ーラ)で、コンテナヤード内とコンテナクレーン1との
間でコンテナ3の運搬を行う。コンテナクレーン1は、
ガーダー上を横行するトロリ1aと、同じガーダー上を
横行する運転室1bを有している。
【0012】7は無線ICを内蔵したコンテナ番号タグ
で、コンテナ3に貼付してある。9はコンテナクレーン
1に設けられた無線アンテナである。無線アンテナ9
は、一例として、たとえば、図4(A)に示すようなリ
ーダ8を内蔵しており、リーダ8はコイル8aを有して
いて電波を発信する。コンテナ番号タグ7は、図4
(B)に示すように無線IC7aとコイル7bを有して
いる。無線アンテナ9からの電波を受けるとコンテナ番
号情報を発信し、無線アンテナ9はそれを受信してコン
テナ番号を読み取る。6は図5に示すように、場内搬送
台車4に貼付してある無線ICを内蔵した台車番号タグ
であり、その構造はコンテナ番号タグと同様である。
【0013】次に図1(A)および図2を用いてコンテ
ナの船積管理方法について説明する。コンテナターミナ
ルの物流情報センタにあるホストコンピュータに荷役作
業手順を入力する。ホストコンピュータは、コンテナク
レーン別作業手順を作成し、コンテナクレーン1の運転
室1bにある小型コンピュータにそれを発信する。運転
室1bの運転席の前にある表示装置はその情報を表示す
る。コンテナクレーン1は、当該ハッチに移動する。上
記表示装置には作業順序が表示されるので、それに従っ
て船積みを開始する。場内搬送設備(台車4)上のコン
テナ番号タグ7がコンテナ番号情報を発信すると無線ア
ンテナ9はそれを受信する。作業順序リストに表示され
たコンテナ番号と無線アンテナ9からのコンテナ番号情
報とを照合し、合っている場合には、運転士はコンテナ
クレーン1を操作し、作業順序リストに従ってコンテナ
船2内の指定番地にコンテナ3を載置する。コンテナ3
の載置が完了したら、その旨をホストコンピュータに送
信し、作業順序リストの次のコンテナの船積みを同様の
手順で行う。
【0014】次に図1(B)および図3を用いてコンテ
ナの船卸方法について説明する。運転室1bにある表示
装置に作業順序リストが表示されるまでは、先に説明し
た船積みの場合と同様なので、説明を省略し、船卸し開
始から説明する。
【0015】作業順序リストに従って、運転士はコンテ
ナ船2の該当番地よりコンテナ3を吊り上げ、陸側に横
行してコンテナ3を巻き下げる。コンテナ番号タグ7か
ら発信されるコンテナ番号情報を無線アンテナ9により
受信し、作業順序リストと照合する。コンテナ3を台車
4に載置する前に台車番号タグ6から発信される台車番
号情報を無線アンテナ9により受信する。それらの情報
と作業順序リストを照合し、リスト通りのコンテナをリ
スト通りの台車に積み込むことになっている否かを確認
し、正しければそのまま載置する。コンテナクレーン1
としては、台車4にコンテナ3を載置することにより、
当該コンテナ3の船卸しが終了するので、運転士はその
旨の入力をした後、次のコンテナ3の船卸しにかかる。
【0016】このような確認作業で作業順序リストとコ
ンテナ番号、台車番号が異なっている場合には、コンテ
ナクレーン1の運転士は、一旦、そのコンテナ3を退避
場所に置き、別の担当者や各々の番号を調べて調整を行
う。
【0017】このように、本発明ではコンテナ番号、台
車番号を自動的に確認できるので、人為ミスの発生の余
地がなくなり、作業効率が向上する。
【0018】本発明は以上述べた実施形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。たとえば、台車については必ずしも台
車番号タグを貼付せず、台車番号は目視で確認するよう
にしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上述べたように、コンテナク
レーンに設けた無線アンテナにより、コンテナ番号およ
び台車番号を読み取るようにしたので、人為ミスがなく
なり、作業効率が向上するなどの優れた効果を有する。
また、将来、コンテナの船積・船卸しを自動化する場合
に有力なツールとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船積・船卸のコンテナクレーンの位置関係を示
す図である。
【図2】船積みの流れを示すフローシートである。
【図3】船卸しの流れを示すフローシートである。
【図4】コンテナ番号タグとリーダを示す図である。
【図5】台車に台車番号タグを貼付した状態を示す図で
ある
【符号の説明】
1 コンテナクレーン 2 コンテナ船 3 コンテナ 4 台車 6 台車番号タグ 7 コンテナ番号タグ 9 無線アンテナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ船にコンテナを船積・船卸する
    コンテナクレーンに、場内搬送台車により搬送されてき
    たコンテナに貼付してある無線ICを内蔵したコンテナ
    番号タグから発信された電波を受信する無線アンテナを
    設けたことを特徴とするコンテナの船積・船卸の管理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記無線アンテナはコンテナ番号タグに
    加えて、場内搬送台車に貼付してある無線ICを内蔵し
    た台車番号タグから発信された電波を受信する請求項1
    記載のコンテナの船積・船卸の管理装置。
  3. 【請求項3】 コンテナクレーンでコンテナを船積みす
    る際に、コンテナクレーンの運転席に設けた表示装置に
    ホストコンピュータから送られた作業指令に基づいて作
    業順序を表示するとともに、無線アンテナから送られた
    コンテナ番号情報とを照合してコンテナが上記作業順序
    通りであることを確認した後、そのコンテナを作業順序
    に表示されたコンテナ船の所定の場所に船積みすること
    を特徴とするコンテナの船積管理方法。
  4. 【請求項4】 コンテナクレーンでコンテナを船卸しす
    る際に、コンテナクレーンの運転席に設けた表示装置に
    ホストコンピュータから送られた作業指令に基づいて作
    業順序を表示するとともに、無線アンテナから送られた
    コンテナ番号情報および台車番号情報とを照合して船卸
    しするコンテナおよびそのコンテナを搬送する台車が作
    業順序通りであることを確認することを特徴とするコン
    テナの船卸管理方法。
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