JPH11240609A - 陸送用コンテナ及びこれを取扱う物流設備 - Google Patents

陸送用コンテナ及びこれを取扱う物流設備

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JPH11240609A
JPH11240609A JP10045990A JP4599098A JPH11240609A JP H11240609 A JPH11240609 A JP H11240609A JP 10045990 A JP10045990 A JP 10045990A JP 4599098 A JP4599098 A JP 4599098A JP H11240609 A JPH11240609 A JP H11240609A
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container
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truck
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unloading
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JP10045990A
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English (en)
Inventor
Kimio Kitajima
貴三夫 北島
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C19/00Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
    • B66C19/007Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries for containers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷受作業の効率化を図ると共に確実な荷受け
作業を実現する。 【解決手段】 トラックによって陸上輸送される陸送用
コンテナであって、検出された自らの位置を、内部に収
納されている積荷の内容を示すコンテナ識別符号と共に
輸送先に無線送信するコンテナ監視装置を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にトラック輸送
に供される陸送用コンテナ及びこれを取扱う物流設備に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、コンテナ(陸送用コンテ
ナ)を陸上輸送する場合、主に鉄道やトラック等の輸送
手段が用いられている。例えば、トラックによって陸送
用コンテナを物流センターに輸送する場合、積荷が収容
された陸送用コンテナは、トラックに積み込まれて輸送
先である物流設備(例えば物流センター)に輸送されて
荷受けされる。この場合、物流センターでは、陸送用コ
ンテナ内の積荷の内容、つまり積荷の形状、包装形態、
荷主、輸送先、荷物名あるいは数量等に応じて最適な搬
出装置を選択している。
【0003】このようなトラック輸送では、鉄道を用い
た輸送と異なり、輸送途中の道路の道路事情のために、
物流センターに到着するトラックの時刻は、必ずしも予
定通りの時刻とならない場合が多い。比較的規模の大き
な物流センターでは、1日に何台ものトラックによって
積荷が異なる複数の陸送用コンテナが運び込まれる。物
流センターでは、トラックが到着した時点で、陸送用コ
ンテナ内の積荷の内容に応じて作業員がそれぞれ専用の
搬出装置を用意して陸送用コンテナの荷受作業を行って
いる。
【0004】また、従来の物流センターにおける荷受作
業では、トラックからの陸送用コンテナの積降は、作業
員がフォークリフトあるいはコンテナ荷役用ジブクレー
ン等を操縦することによって行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
陸送用コンテナのトラック輸送においては、トラックの
到着時刻が予定通りでないために、陸送用コンテナの内
容すなわち上記形態や積荷の内容に応じた最適な搬出装
置をトラックが到着した時点で用意せざるを得ない。し
かも、荷受作業は、到着したトラックに積載される積荷
の内容を確認した上で行わなければならないため、人手
によって行われている。したがって、荷受作業の作業効
率が悪いと共に、確実な荷受作業を行うことが困難であ
る。
【0006】例えば、作業員が陸送用コンテナから積荷
を搬出する場合、作業員は、陸送用コンテナの積荷内容
を確認した後、トラックを所定の入荷バースに停車さ
せ、フォークリフトあるいはコンテナ荷役用ジブクレー
ンを用いてトラックから陸送用コンテナを積降し、陸送
用コンテナ内の積荷に応じた搬出装置、例えばケースコ
ンベヤやロールコンベヤの何れかを選択して積荷を搬出
し、所定の保管場所に保管する。このような荷受作業
は、作業員によって行われているため、作業に時間が掛
かると共に、短時間に連続してトラックが到着した場合
等に作業員の休憩時間等を考慮すると連続した作業への
対応に限界がある。
【0007】なお、従来、MCA無線等を用いて各トラ
ックの運転手から予想到着時刻を物流センターに知ら
せ、この情報に基づいて荷受作業の準備を予め行うこと
が行われていたが、予想到着時刻に基づく作業員の判断
によって荷受作業の事前準備が行われるので、トラック
の到着が連続すると十分に対応することができないとい
う問題があった。
【0008】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、以下の点を目的としている。 荷受作業の効率化を図る。 確実な荷受作業を実現する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、陸送用コンテナに係わる第1の手段と
して、トラックによって陸上輸送される陸送用コンテナ
であって、検出された自らの位置を、内部に収納されて
いる積荷の内容を示すコンテナ識別符号と共に輸送先に
無線送信するコンテナ監視装置を具備するという手段を
採用する。
【0010】また、陸送用コンテナに係わる第2の手段
として、上記第1の手段においてコンテナ識別符号を外
部に表示する識別符号表示手段を具備するという手段を
採用する。
【0011】さらに、陸送用コンテナに係わる第3の手
段として、上記第1または第2の手段において、GPS
衛星から受信される位置検出用電波に基づいて自らの位
置を検出するようにコンテナ監視手段を構成するという
手段を採用する。
【0012】一方、本発明では、上記陸送用コンテナを
取扱う物流設備に係わる第1の手段として、上記陸送用
コンテナに係わる第1〜第3のいずれかの手段の陸送用
コンテナを取扱う物流設備において、陸送用コンテナか
ら受信される陸送用コンテナの位置に基づいて1つある
いは複数のトラックを追跡して次に到着するトラックを
予測判断し、この判断結果と前記コンテナ識別符号とを
コンテナ位置情報として出力するコンテナ位置追跡装置
と、1つあるいは複数設けられた陸送用コンテナの積降
場所にそれぞれ備えられ、該積降場所に停車したトラッ
クの陸送用コンテナを荷受けする複数種類の荷受手段
と、前記コンテナ位置情報に基づいて次に到着するトラ
ックに積載された陸送用コンテナの積荷の内容に応じた
荷受手段を準備させる制御手段とを具備する手段を採用
する。
【0013】また、物流設備に係わる第2の手段とし
て、上記第1の手段において、陸送用コンテナに係わる
第2の手段の陸送用コンテナを取扱う物流設備であっ
て、当該設備に到着したトラックに積載された陸送用コ
ンテナの識別符号表示手段からコンテナ識別符号を読取
る識別符号読取手段と、当該設備に到着したトラックに
誘導指示を提供する誘導指示提供手段とを備え、識別符
号読取手段によってコンテナ識別符号が読取られると、
コンテナ位置情報に基づいて予め決定された積降場所に
トラックを誘導する誘導指示を誘導指示提供手段に表示
させるように制御装置を構成するという手段を採用す
る。
【0014】物流設備に係わる第3の手段として、上記
第1または第2の手段において、複数の陸送用コンテナ
の積降場所にそれぞれ備えられ、陸送用コンテナをトラ
ックから積降ろすコンテナ積降装置と、各積降場所にお
いて陸送用コンテナのコンテナ識別符号を確認する識別
符号確認手段とを備え、予め準備した積降場所の識別符
号確認手段によってコンテナ識別符号が確認されると、
コンテナ積降装置を自動制御して陸送用コンテナをトラ
ックから積降ろすように制御装置を構成するという手段
を採用する。
【0015】さらに、物流設備に係わる第4の手段とし
て、内部に収納されている積荷の内容を示すコンテナ識
別符号を表示する識別符号表示手段を備えた陸送用コン
テナを取扱う物流設備において、当該設備に到着したト
ラックに積載された陸送用コンテナの識別符号表示手段
からコンテナ識別符号を読取る識別符号読取手段と、複
数の陸送用コンテナの積降場所にそれぞれ備えられ、陸
送用コンテナをトラックから積降ろすコンテナ積降装置
と、各積降場所において陸送用コンテナのコンテナ識別
符号を確認する識別符号確認手段と、識別符号読取手段
によって読取られたコンテナ識別符号に基づいてトラッ
クを特定し、識別符号確認手段によってコンテナ識別符
号が確認されると、コンテナ積降装置を自動制御して陸
送用コンテナをトラックから積降ろす制御装置とを具備
する手段を採用する。
【0016】物流設備に係わる第4の手段として、上記
第4の手段において、当該設備に到着したトラックに誘
導指示を提供する誘導指示提供手段を備え、識別符号読
取手段によってコンテナ識別符号を読取ると、該コンテ
ナ識別符号に基づいてトラックを特定し、誘導情報提供
手段に誘導指示を表示させてトラックを所定の積降場所
に誘導するように制御装置を構成するという手段を採用
する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わる陸送用コンテナ及びこれを取扱う物流設備の一実
施形態について説明する。
【0018】〔第1の実施形態〕まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。図1は、本実施形態の機能
構成を示すブロック図である。符号Tはトラック、Xは
陸送用コンテナ、Sは物流センターである。トラックT
は、陸送用コンテナXを積載し、物流センターS(運送
先)に陸上輸送する。
【0019】ここで、図2は、上記陸送用コンテナXの
機能構成を示すブロック図である。この図に示すよう
に、本実施形態の陸送用コンテナXは、GPS受信アン
テナx1と送受信用アンテナx2と各種センサx3と不揮
発性記憶装置x4(例えばROM:Read Only Memory)
とコンテナ識別状態監視装置x5(以下、単にコンテナ
監視装置x5という。)と蓄電池x6と太陽電池x7とコ
ンテナ識別符号表示板x8(識別符号表示手段)とを、
積荷を収納するコンテナ本体x9に付加することによっ
て構成されている。なお、コンテナ本体x9を除く上記
各構成要素は、本実施形態におけるコンテナ監視手段を
構成するものである。
【0020】GPS受信アンテナx1は、周知のGPS
衛星から発信される位置検出用電波を受信するためのも
のであり、位置検出用電波を十分な強度で受信できるよ
うにコンテナ本体x9の上面あるいは側面部に備えられ
ている。送受信用アンテナx2は、物流センターSと情
報の送受信を行うためのものであり、上記GPS受信ア
ンテナx1と同様にしてコンテナ本体x9の上面あるいは
側面部に備えられている。各種センサx3は、当該陸送
用コンテナXの内部状態すなわち内部温度と内部湿度及
び内部気圧を検出するものである。不揮発性記憶装置x
4は、コンテナ識別符号を電子データとして記憶するた
めのものである、
【0021】コンテナ監視装置x5は、上記位置検出用
電波に基づいて当該陸送用コンテナXの位置(すなわち
トラックTの位置)を検出すると共に、物流センターS
から受信される指示情報に基づいて上記位置情報と内部
状態情報及びコンテナ識別符号をコンテナ情報として物
流センターSに送信するものである。
【0022】蓄電池x6及び太陽電池x7は、上記各種セ
ンサx3、不揮発性記憶装置x4及びコンテナ監視装置x
5に電源を供給するためのものである。太陽電池x7は、
発電効率が良好となるようにコンテナ本体x9の上面あ
るいは側面部に備えられている。本実施形態では、太陽
光が弱く太陽電池x7において十分な電力が発電できな
い場合にのみ、蓄電池x6から上記各部に電源が供給さ
れるようになっている。
【0023】コンテナ識別符号表示板x8は、当該陸送
用コンテナXに収納された積荷の内容、つまり荷主、輸
送先、荷物名、数量、形状や包装形態等を示すコンテナ
識別符号を表示するものであり、コンテナ本体x9の上
面あるいは側面部に外部から視認可能なように表示され
ている。このコンテナ識別符号表示板x8は、例えばコ
ンテナ識別符号をバーコードとして示すものであり、バ
ーコードリーダによって機械的に読取り可能なように形
成されている。
【0024】本実施形態の物流センターSは、後述する
ようにこのコンテナ識別符号に基づいて陸送用コンテナ
Xの荷受作業を行う。なお、コンテナ本体x9は、当該
陸送用コンテナXによって陸上輸送される積荷を保護・
収納するためのものである。
【0025】一方、図1に示す物流センターSにおい
て、符号1は識別符号読取手段、2は誘導情報提供手
段、3はコンテナ位置追跡装置、4は誘導・入荷制御装
置(制御手段)、5はコンテナ積荷状態管理装置、6は
コンテナ積降装置、7はコンテナ搬送装置、8はコンテ
ナ搬送路、9は積荷搬出装置(荷受手段)である。
【0026】識別符号読取手段1は、当該物流センター
Sに入車したトラックTの陸送用コンテナXの上記コン
テナ識別符号表示板x8を読取るためのものであり、該
物流センターSの通用門等に備えられる。この識別符号
読取手段1は、コンテナ識別符号表示板x8から読み取
ったコンテナ識別符号を誘導・入荷制御装置4に出力す
るようになっている。
【0027】誘導情報提供手段2は、同じく通用門等に
備えられるものであり、トラックTの運転手に陸送用コ
ンテナXの積降場所すなわち入荷バースA〜Cの何れか
に当該トラックTを移動させるように誘導指示を表示す
るためのものであり、例えば視認性の良い電光掲示板等
である。この誘導情報提供手段2は、誘導・入荷制御装
置4から入力された画像信号に基づいて誘導指示を表示
する。
【0028】コンテナ位置追跡装置3は、陸送用コンテ
ナXに備えられた上記コンテナ監視装置x5が送受信用
アンテナx2を介して発信したコンテナ情報を受信し、
該コンテナ情報に基づいて陸送用コンテナXの位置すな
わちトラックTの位置を監視・追跡するためのものであ
る。このコンテナ位置追跡装置3は、陸送用コンテナX
と時分割通信あるいは周波数多重通信を行うことによ
り、複数の陸送用コンテナXのコンテナ情報を受信し、
同時に複数の陸送用コンテナXの位置を追跡できるよう
に構成されている。
【0029】また、コンテナ位置追跡装置3は、陸送用
コンテナXの位置に基づいて陸送用コンテナXを積載し
たトラックTの到着を予測判断し、この判断結果とコン
テナ情報に含まれる上記コンテナ識別符号とをコンテナ
位置情報として誘導・入荷制御装置4に出力する。さら
に、コンテナ位置追跡装置3は、コンテナ情報に含まれ
る陸送用コンテナXの内部状態情報をコンテナ積荷状態
管理装置5に出力する。
【0030】誘導・入荷制御装置4は、コンテナ識別符
号に対応する上記積荷の内容すなわち荷主、輸送先、荷
物名、数量、形状や包装形態等のデータがコンテナ・マ
スタファイルに記憶しており、該コンテナ・マスタファ
イルのデータとコンテナ位置追跡装置3から入力された
上記コンテナ位置情報及び識別符号読取手段1から入力
された実際に到着したトラックTのコンテナ識別符号に
基づいて、誘導情報提供手段2を用いてトラックTを所
定の入荷バースA〜Cに誘導すると共に、コンテナ積降
装置6による陸送用コンテナXの積降作業を自動制御す
る。
【0031】また、誘導・入荷制御装置4は、トラック
Tの到着予測判断結果に基づいてコンテナ搬送装置7に
よる陸送用コンテナXの移送作業及び積荷搬出装置9に
よる陸送用コンテナXからの積荷の搬出作業を指示す
る。例えば、誘導・入荷制御装置4は、ディスプレイに
表示することによって、作業員に積荷の搬出作業に係わ
る指示を与える。
【0032】コンテナ積荷状態管理装置5は、上述した
陸送用コンテナXの内部状態情報、すなわちトラックT
による輸送中の陸送用コンテナXの内部状態(内部温
度、内部湿度、内部気圧等)に基づいて、輸送中に陸送
用コンテナX内の積荷に異常が生じる状態(警戒状態)
に置かれたかか否かを判断し、この判断結果を後工程つ
まり積荷の入庫時の検品作業に反映させるためのもので
ある。例えば、コンテナ積荷状態管理装置5によって積
荷が警戒状態に置かれたことが判断されると、検品作業
では通常の検品作業とは異なる積荷の品質チェックを行
う。
【0033】コンテナ積降装置6は、誘導・入荷制御装
置4による制御の下にトラックTから陸送用コンテナX
を自動的に積み降ろすものであり、各入荷バースA〜C
毎に備えられている。陸送用コンテナXを輸送するトラ
ックTには陸送用コンテナXを前後に2個積載できるト
レーラがあるので、本実施形態の各入荷バースA〜Cに
は、このようなトレーラにも対応することができるよう
に各々2基のコンテナ積降装置6がトラックTの上方に
位置するように備えられている。なお、このコンテナ積
降装置6は入荷バースA〜Cに各々1個備えても良い
し、1個のコンテナ積降装置6を各入荷バースA〜Cで
共用するようにしても良い。
【0034】ここで、図3は、各入荷バースA〜Cの構
成を示す平面図である。この図に示すように、上記コン
テナ積降装置6は、バックすることによって入荷バース
A〜Cに停車したトラックTに対して上方かつ横方向に
延在する移動レール6a上を移動するように構成されて
おり、トラックT上の陸送用コンテナXを保持すると横
方向に移動してコンテナ搬送装置7上に陸送用コンテナ
Xを載置するようになっている。
【0035】この各コンテナ積降装置6には、陸送用コ
ンテナXのコンテナ識別符号表示板x8を読取るための
荷降用識別符号読取装置6b(上記識別符号読取手段1
と同様のもの:識別符号確認手段)がそれぞれ備えられ
ている。また、各入荷バースA〜Cには、トラックTの
停車を検出する停車センサ10が備えられている。これ
ら荷降用識別符号読取装置6b及び停車センサ10の各
検出信号は、上記誘導・入荷制御装置4に入力されるよ
うになっている。
【0036】一方、コンテナ搬送装置7は、誘導・入荷
制御装置4による制御の下に陸送用コンテナXを各積降
場所から積荷搬出場所に移送するものであり、例えば各
入荷バースA〜C毎に備えられたチェーンコンベヤある
いは無人搬送車である。このコンテナ搬送装置7は、コ
ンテナ搬送路8上を移動することによってトラックTか
ら積降された陸送用コンテナXを所定の積荷搬出場所D
に搬送する。
【0037】本実施形態の物流センターSでは、複数の
積荷搬出場所Dが設けられており、積荷搬出装置9は各
積荷搬出場所Dにおいて陸送用コンテナXに収納された
積荷を当該物流センターSの保管場所に搬送するもので
ある。この積荷搬出装置9としては、例えばケースコン
ベヤ、ロールコンベヤあるいはベルトコンベヤ等が適用
され、上記誘導・入荷制御装置4による作業指示に基づ
いて積荷の内容に適したものが選択されるようになって
いる。
【0038】次に、本実施形態の動作について詳しく説
明する。まず、上記陸送用コンテナXは、トラックTに
よる運送途中において陸送用コンテナXの輸送先である
物流センターSの求めに応じて、上記コンテナ情報を当
該物流センターSに向けて発信する。
【0039】すなわち、コンテナ監視装置x5は、物流
センターSからコンテナ情報の送信を指示する指示情報
を受信すると、上記コンテナ情報すなわちGPS衛星の
位置検出用電波に基づいて検出されたトラックTの位置
と各種センサx3によって検出された内部状態情報及び
不揮発性記憶装置x4に記憶されたコンテナ識別符号
を、当該物流センターSのコンテナ位置追跡装置3に送
信する。例えば、複数のトラックTが当該物流センター
Sに向けて走行中の場合、各トラックTの陸送用コンテ
ナXは、コンテナ位置追跡装置3の求めに応じて各々に
自らのコンテナ情報を物流センターSに送信する。
【0040】このコンテナ情報のうち陸送用コンテナX
の位置情報に基づいて、コンテナ位置追跡装置3は、各
トラックTの走行位置を追跡して各トラックTの到着時
刻を予測判断し、この到着予測判断結果とコンテナ識別
符号とをコンテナ位置情報として誘導・入荷制御装置4
に出力する。この結果、誘導・入荷制御装置4は、次の
到着が予測された陸送用コンテナXの積荷の内容に適し
た積荷搬出装置9を積荷搬出場所Dに準備する。
【0041】すなわち、誘導・入荷制御装置4は、上記
停車センサ10の検出信号に基づいて空状態にある入荷
バースを判断し、例えば入荷バースBを次の到着が予測
されたトラックTに対する陸送用コンテナXの積降場所
に指定する。また、誘導・入荷制御装置4は、コンテナ
位置追跡装置3から入力されたコンテナ識別符号を上記
コンテナ・マスタファイルと照合することによって当該
陸送用コンテナXに収納された積荷の内容を特定し、該
積荷に適した積荷搬出装置9を空状態の積荷搬出場所D
に準備する。
【0042】この場合、誘導・入荷制御装置4は、積荷
の内容、つまり荷主、輸送先、荷物名、数量、形状や包
装形態等に対して最適な積荷搬出装置9を選択し、例え
ば可動装置等を駆動させることによって積荷搬出装置9
を空状態にある積荷搬出場所Dに準備する。この積荷搬
出装置9は、誘導・入荷制御装置4によって人手を介す
ることなく自動的に準備されると共に積荷が当該物流セ
ンターSに到着する前に準備されるので、トラックTが
到着してから積荷搬出装置9を準備する従来の荷受作業
に比較して効率的な荷受作業を行うことが可能である。
【0043】このようにして積荷搬出装置9が予め準備
できた状況において、次の到着が予測されたトラックT
が当該物流センターSに到着すると、その陸送用コンテ
ナXのコンテナ識別符号表示板x8が通用門等に備えら
れた識別符号読取手段1に読み取られ、その読取情報す
なわちコンテナ識別符号は誘導・入荷制御装置4に入力
される。この結果、誘導・入荷制御装置4は、当該先に
トラックTに対して割り当てた入荷バースBへの誘導指
示を誘導情報提供手段2に表示させる。
【0044】そして、この誘導指示に従って当該トラッ
クTは入荷バースBに停車することになる。このように
して当該トラックTが入荷バースBに停車すると、該入
荷バースBの停車センサ10によって当該トラックTの
停車が検出され、この検出情報が誘導・入荷制御装置4
に入力される。また、当該トラックTが停車すると、荷
降用識別符号読取装置6bによって当該トラックTに積
載された陸送用コンテナXのコンテナ識別符号表示板x
8が読み取られ、この読取情報(コンテナ識別符号)は
誘導・入荷制御装置4に入力される。
【0045】この結果、誘導・入荷制御装置4は、コン
テナ積降装置6を自動制御して陸送用コンテナXを当該
トラックTから積み降ろして、コンテナ搬送装置7上に
載置する。このように本実施形態では、トラックTが入
荷バースBに停車すると、自動的にコンテナ識別符号表
示板x8が読み取られて陸送用コンテナXがトラックT
から自動的に積み降ろされる。
【0046】すなわち、従来のように作業者が積荷を確
認してからフォークリフトやコンテナ荷役用ジブクレー
ン等を用いて陸送用コンテナXを積み降ろす場合に比較
して、トラックTは速やかに出車することができるの
で、トラックTが入荷バースBを占有する時間を短縮す
ることが可能である。したがって、トラックTの到着が
頻繁な場合等に、陸送用コンテナXの積み降しのために
待機するトラックの待ち時間を短くすることができる。
【0047】このようにして陸送用コンテナXがコンテ
ナ搬送装置7上に積み降ろされると、誘導・入荷制御装
置4は、該陸送用コンテナXをコンテナ搬送装置7を自
動制御することによって、上述の如く積荷搬出装置9が
予め準備された積荷搬出場所Dまで搬送させる。そし
て、積荷搬出場所Dでは、この予め準備された積荷搬出
装置9を用いて陸送用コンテナX内の積荷が搬出されて
所定の保管場所に移送される。
【0048】〔他の実施形態〕次に、本発明の他の実施
形態について説明する。本発明は物流設備における荷受
作業の効率化を主目的とするものであり、図4に示すよ
うな他の実施形態が考えられる。なお、図4において、
上記第1の実施形態と同一の構成要素については同一符
号を付して、その説明を省略する。また、本実施形態に
おける各入荷バースA〜Cの構成は、上記図3の構成と
同一であり、その説明も省略する。
【0049】本実施形態では、陸送用コンテナXにはコ
ンテナ識別符号表示板x8のみを付加的に設けるものと
する。また、物流センターSは、上記コンテナ位置追跡
装置3及びコンテナ積荷状態管理装置5を備えておら
ず、誘導・入荷制御装置4’は、識別符号読取手段1と
停車センサ10と荷降用識別符号読取装置6bとの各検
出情報のみに基づいてトラックTを誘導すると共に、コ
ンテナ積降装置6を自動制御して陸送用コンテナXを自
動的に積み降ろすものである。
【0050】すなわち、識別符号読取手段1によって当
該物流センターSに到着したトラックTのコンテナ識別
符号表示板x8のコンテナ識別符号が読み取られると、
誘導・入荷制御装置4’は、該コンテナ識別符号によっ
てトラックTを特定すると共に停車センサ10の検出情
報に基づいて空状態の入荷バースBを検索し、該トラッ
クTに対する誘導指示を誘導情報提供手段2に表示させ
て入荷バースBに誘導する。
【0051】これと同時に、誘導・入荷制御装置4’
は、識別符号読取手段1によって読み取られたコンテナ
識別符号を上記コンテナ・マスタファイル(積荷の内
容、すなわち荷主、輸送先、荷物名、数量、形状や包装
形態等のデータが記憶されている)と照合することによ
って積荷を特定し、該積荷に適した積荷搬出装置9を選
択して空状態の積荷搬出場所Dに準備させる。
【0052】そして、停車センサ10の検出情報に基づ
いて該トラックTの入荷バースBへの入車が検出される
と、荷降用識別符号読取装置6bを用いて該トラックT
に搭載された陸送用コンテナXのコンテナ識別符号表示
板x8を確認し、該入荷バースBのコンテナ積降装置6
を自動制御してトラックTから陸送用コンテナXを積み
降ろさせる。
【0053】コンテナ積降装置6は、誘導・入荷制御装
置4’から陸送用コンテナXの積降指示が入力される
と、該陸送用コンテナXをコンテナ搬送装置7上に積み
降ろす。コンテナ搬送装置7は、誘導・入荷制御装置
4’による自動制御によって陸送用コンテナXを上記積
荷搬出装置9が既に準備された積荷搬出場所Dに移送す
る。そして、積荷搬出装置9によって陸送用コンテナX
内に収納された積荷が搬出され、保管される。
【0054】このような本実施形態によれば、識別符号
読取手段1によって読取られたコンテナ識別符号に基づ
いて陸送用コンテナXが自動的に積み降ろされるので、
従来のように作業者が積荷を確認してからフォークリフ
トやコンテナ荷役用ジブクレーン等を用いて陸送用コン
テナXを積み降ろす場合に比較して、トラックTは速や
かに出車することができる。したがって、トラックTが
入荷バースBを占有する時間を短縮して、入荷が頻繁な
ときにおけるトラックTの待ち時間を短縮することがで
きる。
【0055】本実施形態の場合には、識別符号読取手段
1によって読取られたコンテナ識別符号x8に基づいて
積荷搬出装置9を準備するので、上述した第1の実施形
態のように物流センターSに到着する前に検出されたコ
ンテナ識別符号に基づいて積荷搬出装置9を事前準備す
る場合と比較して、識別符号読取手段1によるコンテナ
識別符号の検出から該コンテナ識別符号の陸送用コンテ
ナXを積載したトラックTが入荷バースBに到着するま
での時間的な余裕がない。
【0056】したがって、積荷搬出装置9を準備するた
めの時間を十分に確保できない場合が考えられる。しか
し、トラックTが入荷バースBに入車する前に、積荷搬
出装置9を準備できるので、従来の入荷作業に比較する
と荷受作業の全体的な効率が向上する。また、トラック
Tの到着が頻繁な場合等においては、トラックTが入荷
バースBに入車するまでに比較的時間が掛かるので有効
である。
【0057】以上に本発明の実施形態について説明した
が、このような各実施形態の物流センターSにおいて
は、以下のような積荷の荷出作業が行われる。例えば、
作業員が積荷の輸送先に走行する荷出用トラックが入車
中である出荷バースを誘導・入荷制御装置4’に入力す
ると、誘導・入荷制御装置4’は、当該積荷が収納され
た陸送用コンテナXのコンテナ識別符号x8を積荷搬出
場所Dに備えた荷出用識別符号読取装置(図示略)によ
って読み取らせる。
【0058】そして、誘導・入荷制御装置4’は、この
コンテナ識別符号をコンテナ・マスタファイルと照合す
ることによって当該陸送用コンテナXの積荷の内容を特
定し、コンテナ搬送装置7を自動制御することによって
該陸送用コンテナXを上記荷出用トラックが入車中の出
荷バースまで移送させる。さらに、誘導・入荷制御装置
4’は、当該出荷バースに移送されてきた陸送用コンテ
ナXについて、荷降用識別符号読取装置6bを用いてコ
ンテナ識別符号を読み取らせて確認し、当該出荷バース
から荷出して良いと判断すると、コンテナ積降装置6を
自動制御してコンテナ搬送装置7上の陸送用コンテナX
を上記荷出用トラックに積み込む。
【0059】このような荷出作業によれば、コンテナ識
別符号を用いることによって荷出用トラックへの陸送用
コンテナXの積み込みを自動的に行うことが可能であ
る。したがって、人手を介する必要がないので、短時間
かつ確実な陸送用コンテナXの積み込みを実現すること
が可能である。
【0060】なお、上述した各実施形態における陸送用
コンテナは、トラックによって陸上輸送されるものであ
るが、流通業界において一般的に用いられているコンテ
ナは陸上輸送されるだけではなく、積荷によってはコン
テナ船によって海上輸送される場合がある。したがっ
て、本実施形態の陸送用コンテナは、海上輸送において
も適用することが可能である。この場合、輸送先は港湾
等に設けられたコンテナ陸揚設備となる。この陸揚設備
に上記流通センターと同等の機能を付加することによっ
て陸揚作業を効率的に行うことが可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる陸
送用コンテナ及びこれを取扱う物流設備によれば、以下
のような効果を奏する。 (1)陸上輸送される陸送用コンテナにおいて、検出さ
れた自らの位置を、内部に収納されている積荷の内容を
示すコンテナ識別符号と共に輸送先に無線送信するコン
テナ監視装置を具備するので、輸送先では陸送用コンテ
ナの位置に基づいて該陸送用コンテナの到着を予測する
ことが可能となる。したがって、輸送先においては、積
荷の内容に応じた荷受手段を事前につまり陸送用コンテ
ナの到着前に予め準備することができるので、陸送用コ
ンテナが到着してから荷受手段の準備をする場合に比較
して効率の良い荷受作業を行うことが可能となる。
【0062】(2)陸送用コンテナがコンテナ識別符号
を外部に表示する識別符号表示手段を具備するので、陸
送用コンテナが、輸送先である物流設備に到着した場合
に、速やかにコンテナ識別符号を確認して陸送用コンテ
ナの積荷を特定することが可能となる。これによって輸
送先では確実な荷受作業を行うことが可能となる。
【0063】(3)上記コンテナ監視手段はGPS衛星
から受信される位置検出用電波に基づいて自らの位置を
検出するので、陸送用コンテナの位置検出すなわち当該
陸送用コンテナを積載して陸上輸送するトラックの位置
検出が極めて容易である。
【0064】(4)一方、上記陸送用コンテナを取扱う
物流設備は、陸送用コンテナから受信される陸送用コン
テナの位置に基づいて1つあるいは複数のトラックを追
跡して次に到着するトラックを予測判断し、この判断結
果と前記コンテナ識別符号とをコンテナ位置情報として
出力するコンテナ位置追跡装置と、1つあるいは複数設
けられた陸送用コンテナの積降場所にそれぞれ備えら
れ、該積降場所に停車したトラックの陸送用コンテナを
荷受けする複数種類の荷受手段と、前記コンテナ位置情
報に基づいて次に到着するトラックに積載された陸送用
コンテナの積荷の内容に応じた荷受手段を準備させる制
御手段とを具備するので、コンテナ識別符号によって積
荷が予め特定された陸送用コンテナに対し、コンテナ位
置追跡装置によるトラック到着の予測判断結果に基づい
て積荷の内容に応じた荷受手段をトラックの到着前つま
り陸送用コンテナの到着前に予め準備することができ
る。したがって、陸送用コンテナが到着してから荷受手
段の準備をする場合に比較して効率の良い荷受作業を行
うことが可能となる。
【0065】(5)また、上記陸送用コンテナを取扱う
物流設備は、当該設備に到着したトラックに積載された
陸送用コンテナの識別符号表示手段からコンテナ識別符
号を読取る識別符号読取手段と、当該設備に到着したト
ラックに誘導指示を提供する誘導指示提供手段とを備
え、制御装置は、識別符号読取手段によってコンテナ識
別符号が読取られると、コンテナ位置情報に基づいて予
め決定された積降場所にトラックを誘導する誘導指示を
誘導指示提供手段に表示させるので、物流設備に到着し
たトラックを確実かつ迅速に積降場所まで誘導すること
ができる。これによっても荷受作業を効率的に行うこと
ができる。
【0066】(6)上記陸送用コンテナを取扱う物流設
備は、複数の陸送用コンテナの積降場所にそれぞれ備え
られ、陸送用コンテナをトラックから積降ろすコンテナ
積降装置と、各積降場所において陸送用コンテナのコン
テナ識別符号を確認する識別符号確認手段とを備え、制
御装置は、予め準備した積降場所の識別符号確認手段に
よってコンテナ識別符号が確認されると、コンテナ積降
装置を自動制御して陸送用コンテナをトラックから積降
ろすので、従来のように作業員の操縦によるフォークリ
フト等による積み降しに比較して、短時間で効率の良い
陸送用コンテナの積降作業を実現することができる。ま
た、積降作業に人手を介する必要がないので長時間に亘
って連続的に陸送用コンテナの積降作業を行うことが可
能である。
【0067】(7)さらに、内部に収納されている積荷
の内容を示すコンテナ識別符号を表示する識別符号表示
手段を備えた陸送用コンテナを取扱う物流設備は、当該
設備に到着したトラックに積載された陸送用コンテナの
識別符号表示手段からコンテナ識別符号を読取る識別符
号読取手段と、複数の陸送用コンテナの積降場所にそれ
ぞれ備えられ、陸送用コンテナをトラックから積降ろす
コンテナ積降装置と、各積降場所において陸送用コンテ
ナのコンテナ識別符号を確認する識別符号確認手段と、
識別符号読取手段によって読取られたコンテナ識別符号
に基づいてトラックを特定し、識別符号確認手段によっ
てコンテナ識別符号が確認されると、コンテナ積降装置
を自動制御して陸送用コンテナをトラックから積降ろす
制御装置とを具備するので、識別符号読取手段によって
読み取られたコンテナ識別符号に基づいて積荷が特定さ
れた陸送用コンテナを自動的にトラックから積み降ろす
ことができる。したがって、極めて効率的な陸送用コン
テナの積降作業を実現することができる。
【0068】(8)上記内部に収納されている積荷の内
容を示すコンテナ識別符号を表示する識別符号表示手段
を備えた陸送用コンテナを取扱う物流設備は、当該設備
に到着したトラックに誘導指示を提供する誘導指示提供
手段を備え、制御装置は、識別符号読取手段によってコ
ンテナ識別符号を読取ると、該コンテナ識別符号に基づ
いてトラックを特定し、誘導情報提供手段に誘導指示を
表示させてトラックを所定の積降場所に誘導するので、
識別符号読取手段によって読み取られたコンテナ識別符
号に基づいて陸送用コンテナの積荷が特定されたトラッ
クを確実かつ迅速に積降場所まで誘導することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態における物流設備の
機能構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態における陸送用コン
テナの機能構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の各実施形態における入荷バースの構
成を示す平面図である。
【図4】 本発明の他の実施形態における物流設備の機
能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
S……物流センター T……トラック X……陸送用コンテナ x1……GPS受信アンテナ x2……送受信用アンテナ x3……各種センサ x4……不揮発性記憶装置 x5……コンテナ識別状態監視装置(コンテナ監視装
置) x6……蓄電池 x7……太陽電池 x8……コンテナ識別符号表示板(識別符号表示手段) x9……コンテナ本体 1……識別符号読取手段 2……誘導情報提供手段 3……コンテナ位置追跡装置 4,4’……誘導・入荷制御装置(制御手段) 5……コンテナ積荷状態管理装置 6……コンテナ積降装置 6a……移動レール 6b……荷降用識別符号読取装置(識別符号確認手段) 7……コンテナ搬送装置 8……コンテナ搬送路 9……積荷搬出装置(荷受手段) 10……停車センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックによって陸上輸送される陸送用
    コンテナであって、検出された自らの位置を、内部に収
    納されている積荷の内容を示すコンテナ識別符号と共に
    輸送先に無線送信するコンテナ監視装置を具備すること
    を特徴とする陸送用コンテナ。
  2. 【請求項2】 コンテナ識別符号を外部に表示する識別
    符号表示手段を具備することを特徴とする請求項1記載
    の陸送用コンテナ。
  3. 【請求項3】 コンテナ監視手段は、GPS衛星から受
    信される位置検出用電波に基づいて自らの位置を検出す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の陸送用コン
    テナ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の陸送用コ
    ンテナを取扱う物流設備であって、 陸送用コンテナから受信される陸送用コンテナの位置に
    基づいて1つあるいは複数のトラックを追跡して次に到
    着するトラックを予測判断し、この判断結果と前記コン
    テナ識別符号とをコンテナ位置情報として出力するコン
    テナ位置追跡装置と、 1つあるいは複数設けられた陸送用コンテナの積降場所
    にそれぞれ備えられ、該積降場所に停車したトラックの
    陸送用コンテナを荷受けする複数種類の荷受手段と、 前記コンテナ位置情報に基づいて次に到着するトラック
    に積載された陸送用コンテナの積荷の内容に応じた荷受
    手段を準備させる制御手段と、 を具備することを特徴とする物流設備。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の陸送用コンテナを取扱う
    物流設備であって、 当該設備に到着したトラックに積載された陸送用コンテ
    ナの識別符号表示手段からコンテナ識別符号を読取る識
    別符号読取手段と、 当該設備に到着したトラックに誘導指示を提供する誘導
    指示提供手段とを備え、 制御装置は、識別符号読取手段によってコンテナ識別符
    号が読取られると、コンテナ位置情報に基づいて予め決
    定された積降場所にトラックを誘導する誘導指示を誘導
    指示提供手段に表示させることを特徴とする請求項4記
    載の物流設備。
  6. 【請求項6】 複数の陸送用コンテナの積降場所にそれ
    ぞれ備えられ、陸送用コンテナをトラックから積降ろす
    コンテナ積降装置と、 各積降場所において陸送用コンテナのコンテナ識別符号
    を確認する識別符号確認手段とを備え、 制御装置は、予め準備した積降場所の識別符号確認手段
    によってコンテナ識別符号が確認されると、コンテナ積
    降装置を自動制御して陸送用コンテナをトラックから積
    降ろすことを特徴とする請求項4または5記載の物流設
    備。
  7. 【請求項7】 内部に収納されている積荷の内容を示す
    コンテナ識別符号を表示する識別符号表示手段を備えた
    陸送用コンテナを取扱う物流設備であって、 当該設備に到着したトラックに積載された陸送用コンテ
    ナの識別符号表示手段からコンテナ識別符号を読取る識
    別符号読取手段と、 複数の陸送用コンテナの積降場所にそれぞれ備えられ、
    陸送用コンテナをトラックから積降ろすコンテナ積降装
    置と、 各積降場所において陸送用コンテナのコンテナ識別符号
    を確認する識別符号確認手段と、 識別符号読取手段によって読取られたコンテナ識別符号
    に基づいてトラックを特定し、識別符号確認手段によっ
    てコンテナ識別符号が確認されると、コンテナ積降装置
    を自動制御して陸送用コンテナをトラックから積降ろす
    制御装置と、 を具備することを特徴とする物流設備。
  8. 【請求項8】 当該設備に到着したトラックに誘導指示
    を提供する誘導指示提供手段を備え、 制御装置は、識別符号読取手段によってコンテナ識別符
    号を読取ると、該コンテナ識別符号に基づいてトラック
    を特定し、誘導情報提供手段に誘導指示を表示させてト
    ラックを所定の積降場所に誘導することを特徴とする請
    求項7記載の物流設備。
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