JP2000122720A - 無人搬送車の検品搬送方法 - Google Patents

無人搬送車の検品搬送方法

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JP2000122720A
JP2000122720A JP29662798A JP29662798A JP2000122720A JP 2000122720 A JP2000122720 A JP 2000122720A JP 29662798 A JP29662798 A JP 29662798A JP 29662798 A JP29662798 A JP 29662798A JP 2000122720 A JP2000122720 A JP 2000122720A
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automatic guided
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Ichiro Nozaki
一郎 野崎
Masaaki Iwasaki
雅昭 岩崎
Masatoshi Sugiyama
正壽 杉山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 搬送中に搬送物の種類や数量を検品し、その
結果に基づき搬送先を自由に変更して搬送システムをシ
ンプルに維持し高い搬送効率を維持することができる無
人搬送車の検品搬送方法を提供する。 【解決手段】 荷取ステーション5から荷置ステーショ
ン6までの搬送経路の途中に検品ステーション11を設
け、ここを通過する無人搬送車2上の搬送物を検品制御
装置10により検品する。検品制御装置10は、各搬送
物に取り付けられ搬送物の情報を記憶し質問電波に応答
して無線発信するタグ12と、検品ステーション11の
タグのみと非接触で通信する無線通信方式の検知用アン
テナ14と、質問信号を発し受信信号を受信するインタ
ロゲータ16と、インタロゲータからの受信信号から搬
送物を検品して検品結果を発信する検品用コンピュータ
18とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人搬送車の制御
方法に係わり、更に詳しくは、搬送中に搬送物を検品
し、その結果に基づき搬送先を変更することができる無
人搬送車の検品搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場内等における無人搬送システムとし
て、無人搬送車(AutomatedGuided V
ehicle、AGV)を用いたシステムが実用化さ
れ、既に用いられている。この無人搬送システムは、予
め無人搬送車の搬送経路を定め、その搬送経路上に複数
の作業ステーションを設定し、各無人搬送車により荷取
ステーション(以下、起点Sという)から荷置ステーシ
ョン(以下、終点Sという)まで、荷物を自動搬送させ
るものである。このシステムは、各無人搬送車に搭載さ
れた自動走行装置と、すべての無人搬送車を統括して制
御する管制制御装置とからなる。管制制御装置により、
各無人搬送車に起点Sと終点Sを指示すると(この指示
を「割付け」と呼ぶ)、それぞれの無人搬送車は、指示
された起点Sまで走行して荷物を受入れ、終点Sまで自
動搬送するようになっている。
【0003】また、無人搬送車の搬送経路は、各種搬送
経路が交差したり合流するブロックが何箇所もあり、こ
れを管制制御装置で統括制御すると、管制制御装置の負
荷が大きくなり、制御のための待ち時間が長くなるおそ
れがある。そのため、交差するブロックエリアへの進入
・待機を無人搬送車側で判断する「無線を用いた搬送車
ブロックコントロール方法」(特開平8−030328
号公報)が提案されている。この方法は、図4に模式的
に示すように、搬送経路1内の交差するブロックエリア
1aに無人搬送車2aが近づいた時に、そのブロックエ
リアに対応した特定の周波数の出力の有無を調べると共
にそのブロックエリア内に既に進入又は進入しようとす
る他の無人搬送車2bと送受信して、そのブロックエリ
アへの進入・待機を決定するものであり、管制制御装置
4に負荷をかけずに、かつ他のブロックエリアと混信す
ることなく交差するブロックエリアのブロックコントロ
ールができる特徴がある。
【0004】更に、無人搬送車の位置決めにレーザーセ
ンサを利用したレーザ式無人搬送車も開発されている。
このレーザ式無人搬送車は、従来の磁気テープや反射テ
ープなしで無軌道で自由な搬送経路を設定でき、かつ高
い停止精度を有する特徴がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無人搬
送システムでは、搬送中に搬送物の種類や数量を検品す
ることができず、そのため、欠品等がある場合でもその
まま荷取ステーション(起点S)から荷置ステーション
(終点S)まで自動搬送されてしまう問題点があった。
そのため、各終点Sで誤搬送を検出すると、その逆搬送
が必要となり、搬送システムが複雑となり、その結果搬
送効率が大幅に低下する問題点があった。また、複数の
終点Sに検品装置を設ける必要があるため、重複設備が
多く設備コストが過大となる問題点があった。
【0006】この問題を解決するために、各搬送車に例
えば信号を送受信できるタグを設け、これを管制制御装
置で一括検品しようとすると、搬送物の移載毎に搬送位
置を変更する必要が生じる等、システムが複雑化するば
かりでなく、従来の無線装置を用いた無人搬送車の管制
制御と混信したり、関係のないもの(例えば、起点,終
点にある搬送物)まで認識してしまうおそれがある等の
問題が生じ信頼性が大幅に低下するおそれがある。
【0007】更に、検品により欠品等を検出した場合に
は、搬送経路を変更する必要が生じるが、その指示まで
も管制制御装置で行うとする、管制制御装置の負荷が益
々大きくなり、制御のための待ち時間が長くなりすぎる
問題点がある。
【0008】本発明は、上述した種々の問題点を解決す
るために創案されたものである。すなわち、本発明の目
的は、管制制御装置の制御負荷をほとんど増大させるこ
となく、混信や誤認識のおそれが少なく、かつ重複設備
を必要とすることなく、搬送中に搬送物の種類や数量を
検品し、その結果に基づき搬送先を自由に変更して搬送
システムをシンプルに維持し高い搬送効率を維持するこ
とができる無人搬送車の検品搬送方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、荷取ス
テーションから荷置ステーションまでの搬送経路の途中
に検品ステーションを設け、検品ステーションを通過す
る無人搬送車上の搬送物のみを無線により非接触で検品
し、異常がある場合には搬送経路を変更して保守ステー
ションに荷置きする、ことを特徴とする無人搬送車の検
品搬送方法が提供される。ここでいう「異常」とは、品
物が足りない(欠品)、品種が異なる、品物が多い等を
意味する。
【0010】上記本発明の方法によれば、荷取ステーシ
ョンから荷置ステーションまでの搬送経路の途中に設け
られた検品ステーションで、そこを通過する無人搬送車
上の搬送物のみを無線により非接触で検品するので、混
信や誤認識のおそれがほとんどなく、かつ単一の検品ス
テーションで搬送中に搬送物の種類や数量を検品するこ
とができる。また、検品により異常である場合には搬送
経路を変更して当初の荷置ステーションではなく別の保
守ステーションに荷置きするので、搬送システムの複雑
化を回避し高い搬送効率を維持することができる。更
に、全無人搬送車を統括制御する管制制御装置とは別個
にかかる制御を行うことにより、管制制御装置の制御負
荷の増大を回避することができる。
【0011】本発明の好ましい実施形態によれば、各搬
送物に取り付けられ各搬送物の情報を記憶し質問電波に
応答して前記情報を無線発信する複数のタグと、前記検
品ステーションに設置されそこを通過するタグのみと非
接触で通信する無線装置の検知用アンテナと、該検知用
アンテナに質問信号を発し検品ステーションを通過する
無人搬送車上のタグのみからの受信信号を受信するイン
タロゲータと、インタロゲータからの受信信号から当該
無人搬送車上の搬送物を検品して検品結果を発信する検
品用コンピュータとを備える。
【0012】この方法によれば、各搬送物に取り付けら
れた無接触のタグと、検品ステーションを通過するタグ
のみと非接触で通信する無線通信方式の検知用アンテナ
と、質問信号を発しタグから受信信号を受信するインタ
ロゲータと、検品用コンピュータとにより、全無人搬送
車を統括制御する管制制御装置の無線との混信や誤認識
を本質的に回避し、かつ管制制御装置の制御負荷の増大
をも回避することができる。
【0013】また、前記検品ステーションの下流側に一
時停止ステーションを設定し、検品結果を受信しないか
ぎり検品ステーションを通過した無人搬送車は一時停止
ステーションに停止し、検品結果を受信し検品正常の場
合には荷置ステーションの変更なしにそのまま停止を解
除し、検品結果を受信し検品異常の場合には荷置ステー
ションを保守ステーションに変更して停止を解除する、
ことが好ましい。
【0014】この方法により、検品結果が異常の場合
に、荷置ステーションを保守ステーションに変更して停
止を解除するので、解除後は当該無人搬送車は内部に保
有する制御装置により保守ステーションまで搬送するの
で、解除後の管制制御装置による制御が不要であり、そ
の制御負荷の増大を回避することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し、共通する説明を省略す
る。図1は、本発明による無人搬送車の検品搬送方法を
模式的に示す斜視図であり、図2は、検品ステーション
における検品搬送方法を示す側面図である。図1におい
て、無人搬送車2は、所定の荷取ステーション5から荷
置ステーション6までの搬送経路1に沿って走行するよ
うになっている。この例において、無人搬送車2は、位
置決めにレーザーセンサを利用したレーザ式無人フォー
クリフト車であり、作業エリアを囲んで複数の箇所に設
置されたレーザタグ3までの角度をレーザーセンサによ
り検出し、その位置を精度よく検出するようになってい
る。なお、無人搬送車2は、かかるレーザ式無人フォー
クリフト車に限定されず、磁気テープや反射テープを用
いた周知の種々の搬送車であってもよい。
【0016】また作業エリアにあるすべての無人搬送車
2は、管制制御装置4により統括して制御されている。
この管制制御装置4は、各無人搬送車2の位置、作業内
容、自動/手動,アラーム等の状態を監視すると共に、
在庫管理システムなどの上位計算機からの搬送要求に対
して、最適な無人搬送車2を選択し、その無人搬送車2
に荷取ステーション,荷置ステーション等の作業指示を
出す。また、搬送経路1の合流点,交差点の管制も制御
する。なお、特開平8−030328号に示したよう
に、合流点,交差点の管制制御の一部を無人搬送車2自
体で行ってもよい。
【0017】無人搬送車2と管制制御装置4との通信に
は、SS方式無線装置(スペクトル拡散方式)を用いる
のがよい。この方式の無線装置を用いることにより、作
業エリアに位置するすべての無人搬送車2とリアルタイ
ムで安定した通信を行うことができ、常時すべての無人
搬送車2の状態を監視することができる。無人搬送車2
は、レーザ式無人搬送車である場合、従来の磁気テー
プ、反射テープなしに無軌道で走行する。また、無人搬
送車2は、管制制御装置4から指示信号を受けとると、
予め保有するマップを基に自ら走行ルートを作成し、目
的の作業を実行する。合流点,交差点に進入する際には
管制制御装置4に進入要求し、その応答に従って走行す
る。
【0018】図1及び図2に示すように、本発明の方法
を実施するために、管制制御装置4とは別に検品制御装
置10を備えている。この検品制御装置10は、各搬送
物に取り付けられた非接触のIDタグ12と、検品ステ
ーション11に設置された検知用アンテナ14と、イン
タロゲータ16と、検品用コンピュータ18とからな
る。
【0019】図3は、本発明に使用する検品装置の構成
図である。図1〜図3に示すように、非接触IDタグ1
2は、無人搬送車2上の各搬送物(例えば段ボール箱)
に貼付けられており、各搬送物の情報を記憶し、検知用
アンテナ14から発信する質問電波及び応答用電波を受
けるとこれに応答して記憶する情報を応答電波として無
線発信する。かかる非接触IDタグ12は、内部に受信
/発信装置及び記憶装置を内蔵した集積回路であり、切
手大,クレジットカード大,その他のものが実用化され
ている。例えば、この非接触IDタグ12として、米国
マイクロン・コミュニケーション社のマイクロンスタン
プ(登録商標)を用いることができる。
【0020】図1及び図2に示すように、本発明の方法
では、荷取ステーションから荷置ステーションまでの搬
送経路の途中に検品ステーション11を設け、このステ
ーションに検品ゲート11aを設置し、その上部に検知
用アンテナ14を取り付ける。検知用アンテナ14は、
図2に示すように、送信アンテナ14aと受信アンテナ
14bからなり、検品ゲート11aを通過するタグ12
のみと非接触で通信するようになっている。なお、送信
アンテナ14aと受信アンテナ14bを一体化し或いは
単一のアンテナで併用してもよい。
【0021】検知用アンテナ14とタグ12との通信に
は、周波数拡散方式の無線通信を用いる。また、周波数
範囲は、約2.45GHz、例えば2471〜2497
MHzであり、無人搬送車2と管制制御装置4との通信
方式(スペクトル拡散方式)との混線を回避するように
なっている。なお、かかる周波数拡散方式の無線通信距
離は、スペクトル拡散方式に比較して短く、例えば、検
知用アンテナ14から直距離で3m〜5m程度である。
従って、この通信距離内で検品ステーション11を通過
する無人搬送車上の搬送物のみを無線により非接触で検
品するように、検品ステーション11、検品ゲート11
a及び検知用アンテナ14を設定することにより、他の
エリアに位置する他の無人搬送車11で搬送中の搬送物
を誤検出することを回避し、検品ゲート11aを通過す
る搬送物のみを安定して検品することができる。
【0022】図3に示すように、インタロゲータ16
(質問機)は、検知用アンテナ14に質問信号及び応答
用信号を発し、かつ検品ステーション11を通過する無
人搬送車2上のタグ12のみからの受信信号を受信す
る。また、検品用コンピュータ18(この図で上位コン
ピュータ)は、インタロゲータ16からの受信信号から
検品ゲート11aを通過する無人搬送車2上の搬送物を
検品して検品結果を発信するようになっている。
【0023】上述した検品制御装置10により、検品ス
テーション11を通過する無人搬送車上の搬送物に取り
付けられたタグ12のみの情報を無線により非接触で読
み取り、搬送物の種類や数量を検品することができる。
なお、この非接触で読み取りでは、タグ12のIDだけ
を読み取ることの他に、通信エリア(検品ステーション
11)に指定したIDタグがあるかどうかの「タグの検
索」、及び同エリア内にあるすべてのIDタグを読み込
む「タグの抽出」も行うことができる。
【0024】また図1及び図2に示すように、管制制御
装置4の管制制御コンピュータ4aと検品用コンピュー
タ18は、イーサネットで繋がっており、互いに必要な
データを交換できるようになっている。また、この図に
おいて、インタロゲータ16は検品用コンピュータ18
内に内蔵された独立したユニット、外部接続された独立
したゆにっと、或いは内蔵されたプログラムである。
【0025】このイーサネットを用いて本発明の方法で
は、検品ステーション11aを通過する無人搬送車2の
情報、及びその通過時点を管制制御コンピュータ4aか
ら検品用コンピュータ18に伝達し、この信号を受けて
検品制御装置10が検品作業を開始し、その検品結果を
管制制御コンピュータ4aに伝達し、管制制御コンピュ
ータ4aを介して当該無人搬送車2に検品結果を発信す
るようになっている。この構成により、検品制御装置1
0を必要な時のみ作動させることができ、かつ管制制御
装置4の制御負荷を最小限に抑えることができる。
【0026】図1において、本発明の方法では、検品ス
テーション11の下流側に一時停止ステーション21を
設定する。上述した検品制御装置10により、検品ステ
ーション11を通過する無人搬送車2上の搬送物に取り
付けたタグ12の情報のみを無線により非接触で検品
し、検品制御装置10から管制制御装置を介しての検品
結果を受信しないかぎり検品ステーション11を通過し
た無人搬送車2を一時停止ステーション21に停止す
る。次いで、検品制御装置10から検品結果を受信し、
その結果が「検品正常」の場合には荷置ステーション6
の変更なしにそのまま停止を解除する。逆に、検品結果
が「欠品あり」の場合には荷置ステーション6を保守ス
テーション23に変更して停止を解除する。この結果、
「検品正常」の場合には、解除後は予め設定された荷置
ステーション6まで、無人搬送車内に保有する制御装置
により自動搬送でき、逆に「検品異常」の場合には保守
ステーション23まで自動搬送するので、解除後の管制
制御装置による特別な制御は不要であり、その制御負荷
の増大を回避することができる。
【0027】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。例えば、図1に示した搬送経路は単
なる例示に過ぎず、その他の自由な搬送経路に本発明の
方法を適用することができる。
【0028】
【発明の効果】上述した本発明の方法によれば、荷取ス
テーション5から荷置ステーション6までの搬送経路の
途中に設けられた検品ステーション11で、そこを通過
する無人搬送車上の搬送物のみを無線により非接触で検
品するので、混信や誤認識のおそれがほとんどなく、か
つ単一の検品ステーション11で搬送中に搬送物の種類
や数量を検品することができる。また、検品により異常
がある場合には搬送経路を変更して当初の荷置ステーシ
ョンではなく別の保守ステーション23に荷置きするの
で、搬送システムの複雑化を回避し高い搬送効率を維持
することができる。更に、全無人搬送車を統括制御する
管制制御装置とは別個にかかる制御を行うことにより、
管制制御装置の制御負荷の増大を回避することができ
る。
【0029】また本発明の好ましい実施形態によれば、
各搬送物に取り付けられた無接触のタグ12と、検品ス
テーションを通過するタグのみと非接触で通信する周波
数拡散方式の検知用アンテナ14と、質問信号を発しタ
グから受信信号を受信するインタロゲータ16と、検品
用コンピュータ18とにより、全無人搬送車を統括制御
する管制制御装置のスペクトル拡散方式の無線との混信
や誤認識を本質的に回避し、かつ管制制御装置の制御負
荷の増大をも回避することができる。
【0030】更に、検品ステーション11の下流側に一
時停止ステーション21を設定し、検品結果を受信しな
いかぎり検品ステーションを通過した無人搬送車は一時
停止ステーションに停止し、検品結果が異常ありの場合
に荷置ステーションを保守ステーション23に変更して
停止を解除することにより、解除後は当該無人搬送車は
内部に保有する制御装置により保守ステーション23ま
で搬送するので、解除後の管制制御装置による制御が不
要であり、その制御負荷の増大を回避することができ
る。
【0031】従って、本発明の無人搬送車の検品搬送方
法は、管制制御装置の制御負荷をほとんど増大させるこ
となく、混信や誤認識のおそれが少なく、かつ重複設備
を必要とすることなく、搬送中に搬送物の種類や数量を
検品し、その結果に基づき搬送先を自由に変更して搬送
システムをシンプルに維持し高い搬送効率を維持するこ
とができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無人搬送車の検品搬送方法を模式
的に示す斜視図である。
【図2】本発明による検品ステーションにおける検品搬
送方法を示す側面図である。
【図3】本発明に使用する検品装置の構成図である。
【図4】従来の無線を用いた搬送車ブロックコントロー
ル方法の説明図である。
【符号の説明】
1 搬送経路 1a 交差ブロックエリア 2 無人搬送車 2a,2b 無人搬送車 3 レーザタグ 4 管制制御装置 4a 管制制御コンピュータ 5 荷取ステーション 6 荷置ステーション 10 検品制御装置 11 検品ステーション 11a 検品ゲート 12 IDタグ 14 検知用アンテナ 14a 送信アンテナ 14b 受信アンテナ 16 インタロゲータ 18 検品用コンピュータ 21 一時停止ステーション 23 保守ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 正壽 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 Fターム(参考) 3F022 LL07 LL12 MM08 MM11 MM44 MM45 MM59 NN32 5H301 AA01 AA09 AA10 BB05 CC03 CC06 CC10 DD01 DD05 DD07 DD17 EE03 EE12 EE31 FF01 FF07 FF09 FF11 GG07 GG11 GG16 KK01 KK02 KK03 KK04 KK06 KK08 KK09 KK12 KK14 KK18 KK19 LL03 LL08 LL12 MM10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷取ステーションから荷置ステーション
    までの搬送経路の途中に検品ステーションを設け、検品
    ステーションを通過する無人搬送車上の搬送物のみを無
    線により非接触で検品し、異常がある場合には搬送経路
    を変更して保守ステーションに荷置きする、ことを特徴
    とする無人搬送車の検品搬送方法。
  2. 【請求項2】 各搬送物に取り付けられ各搬送物の情報
    を記憶し質問電波に応答して前記情報を無線発信する複
    数のタグと、前記検品ステーションに設置されそこを通
    過するタグのみと非接触で通信する無線通信方式の検知
    用アンテナと、該検知用アンテナに質問信号を発し検品
    ステーションを通過する無人搬送車上のタグのみからの
    受信信号を受信するインタロゲータと、インタロゲータ
    からの受信信号から当該無人搬送車上の搬送物を検品し
    て検品結果を発信する検品用コンピュータとを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無人搬送車の検品搬
    送方法。
  3. 【請求項3】 前記検品ステーションの下流側に一時停
    止ステーションを設定し、検品結果を受信しないかぎり
    検品ステーションを通過した無人搬送車は一時停止ステ
    ーションに停止し、検品結果を受信し検品正常の場合に
    は荷置ステーションの変更なしにそのまま停止を解除
    し、検品結果を受信し検品異常の場合には荷置ステーシ
    ョンを保守ステーションに変更して停止を解除する、こ
    とを特徴とする請求項2に記載の無人搬送車の検品搬送
    方法。
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