JP2003142576A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003142576A
JP2003142576A JP2001333741A JP2001333741A JP2003142576A JP 2003142576 A JP2003142576 A JP 2003142576A JP 2001333741 A JP2001333741 A JP 2001333741A JP 2001333741 A JP2001333741 A JP 2001333741A JP 2003142576 A JP2003142576 A JP 2003142576A
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interlayer insulating
insulating film
plug
film
semiconductor device
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Masahiko Takeuchi
雅彦 竹内
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクト部の接触面積を拡大することがで
き、プラグと下層配線との踏み外しマージンを縮小して
もコンタクトの突き抜けトラブルを発生することのない
電気的に良好なコンタクト部およびその製造方法を提供
する。 【解決手段】 第4の層間絶縁膜10上にTiN膜から
なるセルプレート電極12を形成する。次に、セルプレ
ート電極12上に第5の層間絶縁膜13を形成する。C
+O+ArにCFを添加したエッチングガス
を用いてエッチングを行い、セルプレート電極12にお
けるエッチング断面がテーパ形状となるコンタクトホー
ル16aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置および
その製造方法に関し、特にコンタクト部における構造お
よび形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の微細化に伴い、DR
AM構造では抜き円筒形キャパシタ構造が多用され、セ
ルプレート電極へのコンタクトはセルプレート側壁にお
いて電気的接触を得る場合が多くなっている。このよう
に、コンタクト面積がますます縮小されていくなかで、
良好なコンタクトを得ることは大きな課題となってい
る。
【0003】図21(a)はDRAMの構造を示す平面
図であり、図21(b)は図21(a)のX−Y線の従
来のDRAMの構造を示す断面図である。図において、
1はシリコン基板、2は分離絶縁膜、3はゲート電極、
4は第1の層間絶縁膜、5はランディングプラグ、6は
第2の層間絶縁膜、7はビットライン配線、8は第3の
層間絶縁膜、9はストレージノードコンタクト、10は
第4の層間絶縁膜、11はストレージノード電極、12
はセルプレート電極、13は第5の層間絶縁膜、14は
メタルプラグ、15はアルミ配線である。
【0004】図22,23は図21(b)に示すセルプ
レート電極側壁におけるコンタクト部の形成方法を示す
工程断面図である。図に従って順次説明を行う。まず図
22(a)に示すように、第4の層間絶縁膜10上にセ
ルプレート電極12としてTiNを膜厚100nm程度
形成する。
【0005】次に図22(b)に示すように、第5の層
間絶縁膜13として500nmをデポした後、200n
m程度をCMP研摩し、セルプレート電極12上に第5
の層間絶縁膜13を300nm程度形成する。次に図2
2(c)に示すように、C+O+Arのエッチ
ングガスを用いて、流量C+O+Ar=20s
ccm+20sccm+300sccmでエッチングを
行いコンタクト径が0.25nmのコンタクトホール1
6を形成する。
【0006】次に図23(a)に示すように、コンタク
トホール16内を含む全面にタングステン(W)膜を3
00nm程度デポした後、第5の層間絶縁膜13上のW
膜を除去してコンタクトホール16内にのみW膜を埋込
むことによりメタルプラグ14を形成する。
【0007】次に図23(b)に示すように、全面にア
ルミ膜を500nm程度形成する。その後、図23
(c)に示すように、写真製版およびエッチングを行い
メタルプラグ14上にアルミ配線15を形成し、セルプ
レート電極12側壁におけるコンタクト部を完成させ
る。
【0008】また、図24は図21(b)に示す第3の
層間絶縁膜8内のビットライン配線7へのコンタクト部
を示す断面図である。図24に示すビットライン配線7
へのコンタクト部の形成方法は、図22,図23にて示
したセルプレート電極12へのメタルプラグ14の形成
方法を示す工程と同じである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】DRAM構造における
従来のセルプレート電極12側壁のコンタクト部は以上
のようであり、メタルプラグ14とセルプレート電極1
2との接触面積が小さくコンタクト不良が発生するとい
う問題点があった。
【0010】また、DRAM構造における従来のビット
ライン配線7へのコンタクト部は以上のようであり、半
導体装置の微細化に従って、メタルプラグ14とビット
ライン配線7との踏み外しマージンが小さくなり、踏み
外しによるコンタクトの突き抜けトラブルが発生すると
いう問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、コンタクト部の接触面積を拡大
することができ、プラグと下層配線との踏み外しマージ
ンを縮小してもコンタクトの突き抜けトラブルを発生す
ることのない電気的に良好なコンタクト部およびその製
造方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置は、プラグは、導電膜を貫通している箇所
の断面形状が上部より下部が狭いテーパ形状にて成るよ
うにしたものである。
【0013】この発明の請求項2に係る半導体装置は、
プラグは、導電膜より下部のプラグ径が、上記導電膜を
貫通している箇所の下端のプラグ径より大きいようにし
たものである。
【0014】この発明の請求項3に係る半導体装置は、
上層層間絶縁膜がTEOS膜であり、下層層間絶縁膜が
BP−TEOS膜であるようにしたものである。
【0015】この発明の請求項4に係る半導体装置は、
プラグは、導電膜より上部のプラグ径が、上記導電膜を
貫通している箇所の上端のプラグ径より大きいようにし
たものである。
【0016】この発明の請求項5に係る半導体装置は、
層間絶縁膜中にプラグが貫通するダミーパターンを設
け、上記プラグが、上記ダミーパターンを貫通している
箇所の断面形状が上部より下部が狭いテーパ形状にて成
るようにしたものである。
【0017】この発明の請求項6に係る半導体装置は、
プラグは、ダミーパターンより下部のプラグ径が、上記
ダミーパターンを貫通している箇所の下端のプラグ径よ
り大きいようにしたものである。
【0018】この発明の請求項7に係る半導体装置は、
プラグは、ダミーパターンより上部のプラグ径が、上記
ダミーパターンを貫通している箇所の上端のプラグ径よ
り大きいようにしたものである。
【0019】この発明の請求項8に係る半導体装置は、
ダミーパターンを2層以上有するようにしたものであ
る。
【0020】この発明の請求項9に係る半導体装置は、
プラグの側面および底面にバリアメタルを設けるように
したものである。
【0021】この発明の請求項10に係る半導体装置の
製造方法は、コンタクトホールを形成する工程が、導電
膜がポリシリコン膜の場合、C+O+Arのエ
ッチングガスの流量をC:O=3:2以下とな
るように02の流量を減少させたエッチングガスを用い
た異方性エッチングにて行なうようにしたものである。
【0022】この発明の請求項11に係る半導体装置の
製造方法は、コンタクトホールを形成する工程が、導電
膜が金属膜の場合、C+O+Ar+CFのエ
ッチングがスを用いた異方性エッチングにて行なうよう
にしたものである。
【0023】この発明の請求項12に係る半導体装置の
製造方法は、コンタクトホールを形成する工程が、異方
性エッチングを行なった後、等方性エッチングを行ない
コンタクトホールを形成する工程であるようにしたもの
である。
【0024】この発明の請求項13に係る半導体装置の
製造方法は、上層層間絶縁膜と下層層間絶縁膜とのエッ
チング特性の異なる場合、コンタクトホールを形成する
工程が、異方性エッチングを行なった後、上記下層層間
絶縁膜のみをエッチングするエッチング条件にてエッチ
ングを行ないコンタクトホールを形成する工程であるよ
うにしたものである。
【0025】この発明の請求項14に係る半導体装置の
製造方法は、下層層間絶縁膜をBP−TEOS膜とし、
上層層間絶縁膜をTEOS膜としてコンタクトホールを
形成する工程が、気相HFを用いてエッチングする工程
を備えたものである。
【0026】この発明の請求項15に係る半導体装置の
製造方法は、コンタクトホールを形成する工程の後で、
上記コンタクトホールに導電性膜を埋込む工程の前に、
上記コンタクトホール内にバリアメタルを形成する工程
を備えるようにしたものである。
【0027】この発明の請求項16に係る半導体装置の
製造方法は、導電膜をダミーパターンとして形成するよ
うにしたものである。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1,2はこの発
明の実施の形態1のセルプレート電極側壁におけるコン
タクト部の形成方法を示す工程断面図である。図に従っ
て順次説明を行う。図1(a)の工程に至るまでは図示
はしていないが、シリコン基板1上に分離絶縁膜2を形
成する。次に、第1の層間絶縁膜4を形成してランディ
ングプラグ5を形成する。次に、第2の層間絶縁膜6を
形成してその上にビットライン配線7を形成する。次
に、第3の層間絶縁膜8を形成した後ストレージノード
コンタクト9を形成する。その後、第4の層間絶縁膜1
0を形成してストレージノード電極11を形成する。
【0029】続いて、図1(a)に示すように、下層層
間絶縁膜である第4の層間絶縁膜10上にセルプレート
電極12として導電膜であるTiN膜またはポリシリコ
ン膜を膜厚100nm程度に形成する。次に、図1
(b)に示すように、上層層間絶縁膜である第5の層間
絶縁膜13として500nmをデポした後、200nm
程度をCMP研摩し、セルプレート電極12上に第5の
層間絶縁膜13を300nm程度形成する。
【0030】次に図1(c)に示すように、セルプレー
ト電極12がTiN膜で形成されている場合には、C
+O+Ar=20sccm+20sccm+30
0sccmにCFを添加したエッチングガスを用いて
エッチングを行い、コンタクト径が0.25nmのコン
タクトホール16aを形成する。また、セルプレート電
極12がポリシリコン膜で形成されている場合には、C
+O+Arのエッチングガスにおいて、C
:Oの流量比を従来の1:1から3:2以下にO
の流量比を減少させてエッチングを行う。
【0031】このとき、どちらのエッチングを行って
も、セルプレート電極12におけるエッチング断面はテ
ーパ形状となる。さらに、このエッチングは異方性エッ
チングであることからセルプレート電極12より下方の
第4の層間絶縁膜に形成されるコンタクトホール16a
はセルプレート電極12より上方の第5の層間絶縁膜中
に形成されるコンタクトホール16aよりもコンタクト
径を小さく形成することができる。これによりコンタク
ト部の占有領域を小さくできる。
【0032】次に図2(a)に示すように、コンタクト
ホール16a内を含む全面にタングステン(W)膜を3
00nm程度デポした後、第5の層間絶縁膜13上のW
膜を除去してコンタクトホール16a内にのみ金属膜で
あるW膜を埋込むことによりメタルプラグ14aを形成
する。
【0033】次に図2(b)に示すように、全面にアル
ミ膜を500nm程度形成する。その後、図2(c)に
示すように、写真製版およびエッチングを行いメタルプ
ラグ14a上に配線層であるアルミ配線15を形成し、
セルプレート電極12側壁におけるコンタクト部を完成
させる。
【0034】このように、セルプレート電極12のエッ
チング断面形状がテーパ形状となるようコンタクトホー
ル16aを形成し、メタルプラグ14aを形成して、セ
ルプレート電極12側壁におけるコンタクト部を形成す
るようにしたので、セルプレート電極12とメタルプラ
グ14aとの接触面積を拡大することができ、コンタク
ト抵抗の低減および安定を図ることができ、良好なコン
タクト部を形成できる。
【0035】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2のセルプレート電極側壁におけるコンタクト部を示
す断面図である。図に示すように、メタルプラグ14b
とセルプレート電極12との接触面の断面はテーパ形状
となっているとともに、メタルプラグ14bの径はセル
プレート電極12の上部および下部の両方において実施
の形態1よりも大きく形成されている。
【0036】次に、図3に示すコンタクト部の形成方法
を示す。まず、実施の形態1の図1(a)(b)を経た
後、図1(c)と同様にして、コンタクトホール16a
を形成する。その後、例えばCF/Oガスを用いて
第4および第5の層間絶縁膜に対してケミカルドライエ
ッチングを行う。このとき、ケミカルドライエッチング
が等方性エッチングであることから、第4および第5の
層間絶縁膜のエッチングが等方的に進む。そして、セル
プレート電極12はエッチングされない。よって、セル
プレート電極12を貫通したコンタクトホール16aの
径は維持したまま第4および第5の層間絶縁膜に形成さ
れたコンタクトホール16aの径は拡大する。また、こ
のエッチングは等方性エッチングであれば良く、ウエッ
トエッチングを用いても良い。その後、実施の形態1の
図2(a)(b)と同様の工程を経て、図3のコンタク
ト部を形成する。
【0037】このようにすれば、メタルプラグ14bは
テーパ形状部だけでセルプレート電極12と接触してい
るのではなく、セルプレート電極12の上部および下部
とも接触することになり、実施の形態1に比べてさらに
接触面積を拡大することができ、コンタクト抵抗の低減
および安定を図ることができ、良好なコンタクト部を形
成できる。
【0038】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3のセルプレート電極側壁におけるコンタクト部を示
す断面図である。図に示すように、メタルプラグ14c
とセルプレート電極12との接触面の断面はテーパ形状
となっているとともに、セルプレート電極12の上部の
メタルプラグ14cの径d1は設計値通りであるが、セ
ルプレート電極12の下部メタルプラグ14cの径d2
はセルプレート電極12の上部のメタルプラグ14cの
径d1よりも大きく形成されている。
【0039】次に、図4に示すコンタクト部の形成方法
を示す。まず、上記実施の形態1の図1(a)を参照し
て、第4の層間絶縁膜10としてBP−TEOS膜10
aを形成する。第4の層間絶縁膜10上にセルプレート
電極12としてTiN膜またはポリシリコン膜を膜厚1
00nm程度形成する。
【0040】次に、図1(b)を参照して、第5の層間
絶縁膜13としてBP−TEOS膜以外の、TEOS膜
13aなどを500nmをデポした後、200nm程度
をCMP研摩し、セルプレート電極12上に第5の層間
絶縁膜であるTEOS膜13aを300nm程度形成す
る。
【0041】その後、図1(c)と同様にして、コンタ
クトホール16aを形成する。その後、気相HFを用い
て、第4の層間絶縁膜であるBP−TEOS膜10のみ
を選択的にエッチングを行う。その結果、コンタクトホ
ール16aの径は、セルプレート電極12の下端の径よ
り、第4の層間絶縁膜に形成される径の方が大きく拡大
する。その後、実施の形態1の図2(a)(b)と同様
の工程を経て、図4のコンタクト部を形成する。
【0042】このようにすれば、メタルプラグ14cは
テーパ形状部だけでセルプレート電極12と接触してい
るのではなく、セルプレート電極12の下部とも接触す
ることになり、メタルプラグ14cは、上部は設計値の
コンタクト径を維持したまま、実施の形態1に比べてさ
らに接触面積を拡大することができ、コンタクト抵抗の
低減および安定を図ることができ、良好なコンタクト部
を形成できる。
【0043】実施の形態4.図5,6,7はこの発明の
実施の形態4のセルプレート電極側壁におけるコンタク
ト部を示す断面図である。図において、1はシリコン基
板、2は分離絶縁膜、4は第1の層間絶縁膜、5はラン
ディングプラグ、6は第2の層間絶縁膜、7はビットラ
イン配線、8は第3の層間絶縁膜、9はストレージノー
ドコンタクト、10は第4の層間絶縁膜、11はストレ
ージノード電極、12はセルプレート電極、13は第5
の層間絶縁膜、14a,14b,14cはメタルプラ
グ、15はアルミ配線,17はバリアメタルである。
【0044】図5(a)に示すように、上記実施の形態
1で示したメタルプラグ14aにおいてバリアメタル1
7としてCVD法によるTi/TiNが形成されてい
る。図5(b)は図5(a)のコンタクト部を用いたD
RAMの断面図である。
【0045】同様にして、図6は上記実施の形態2で示
したメタルプラグ14bにおいてバリアメタル17とし
てCVD法によるTi/TiNが形成されている。図6
(b)は図6(a)のコンタクト部を用いたDRAMの
断面図である。
【0046】同様にして、図7は上記実施の形態3で示
したメタルプラグ14cにおいてバリアメタル17とし
てCVD法によるTi/TiNが形成されている。図7
(b)は図7(a)のコンタクト部を用いたDRAMの
断面図である。このように、メタルプラグ14a,14
b,14cにおいて、バリアメタル17を形成すること
により、さらにコンタクト抵抗の安定化が図れる。
【0047】実施の形態5.上記実施の形態1〜4では
セルプレート電極側壁におけるコンタクト部について説
明を行なったが、ここでは下層配線へのコンタクト部に
ついて説明を行なう。図8,9はこの発明の実施の形態
5のビットライン配線へのコンタクト部の形成方法を示
す工程断面図である。図に従って順次説明を行う。
【0048】まず、図8(a)に示すように、第2の層
間絶縁膜(図示なし)上に下層配線であるビットライン
配線7を形成して第3の層間絶縁膜8を形成する。その
後、第4の層間絶縁膜10を形成する。次に、セルプレ
ート電極を形成すると同時に、TiN膜またはポリシリ
コン膜にてなるセルプレート電極のダミーパターン18
をビットライン配線7上の位置に形成する。次に、図8
(b)に示すように、第5の層間絶縁膜13として50
0nmをデポした後、200nm程度をCMP研摩し、
セルプレート電極のダミーパターン18上に第5の層間
絶縁膜13を300nm程度形成する。
【0049】次に図8(c)に示すように、セルプレー
ト電極のダミーパターン18がTiN膜で形成されてい
る場合には、C+O+Ar=20sccm+2
0sccm+300sccmにCFを添加したエッチ
ングガスを用いてエッチングを行い、コンタクト径が
0.25nmのコンタクトホール16aを形成する。ま
た、セルプレート電極のダミーパターン18がポリシリ
コン膜で形成されている場合には、C+O+A
rのエッチングガスにおいて、C:O の流量比
を従来の1:1から3:2以下にO流量を減少させて
エッチングを行う。
【0050】このとき、どちらのエッチングを行って
も、セルプレート電極のダミーパターン18におけるエ
ッチング断面はテーパ形状となる。さらに、このエッチ
ングは異方性エッチングであることからセルプレート電
極のダミーパターン18より下方の第4の層間絶縁膜に
形成されるコンタクトホール16aはセルプレート電極
のダミーパターン18より上方の第5の層間絶縁膜中に
形成されるコンタクトホール16aよりもコンタクト径
を小さく形成することができる。
【0051】次に図9(a)に示すように、コンタクト
ホール16a内を含む全面にW膜を300nm程度デポ
した後、第5の層間絶縁膜13上のW膜を除去してコン
タクトホール16a内にのみW膜を埋込むことによりメ
タルプラグ14aを形成する。
【0052】次に図9(b)に示すように、全面にアル
ミ膜を500nm程度形成する。その後、図9(c)に
示すように、写真製版およびエッチングを行いメタルプ
ラグ14a上にアルミ配線15を形成し、ビットライン
配線7へのコンタクト部を完成させる。
【0053】このように、セルプレート電極のダミーパ
ターン18のエッチング断面がテーパ形状となるように
コンタクトホール16aを形成し、メタルプラグ14a
を形成して、ビットライン配線7へのコンタクト部を形
成するようにしたので、ビットライン配線7直上のメタ
ルプラグ14aの径を設計値よりも小さく形成すること
ができる。したがって下層配線であるビットライン配線
7への踏み外しマージンが小さくとも踏み外しによるコ
ンタクトの突き抜けトラブルの発生を防止でき、良好な
コンタクト部を形成できる。
【0054】更に、図10において点線で示すように、
下層配線であるビットライン配線7とメタルプラグ14
aとの踏み外しマージンが設計上では0もしくは負とな
っても下層配線への踏み外しが起こることを防止でき
る。
【0055】実施の形態6.図11はこの発明の実施の
形態6の下層配線へのコンタクト部を示す断面図であ
る。図に示すように、メタルプラグ14bとセルプレー
ト電極のダミーパターン18との接触面の断面はテーパ
形状となっているとともに、メタルプラグ14bの径は
セルプレート電極のダミーパターン18の上部および下
部の両方において上記実施の形態5よりも大きく形成さ
れている。
【0056】次に、図11に示すコンタクト部の形成方
法を示す。まず、上記実施の形態5の図8(a)(b)
を経た後、図8(c)と同様にして、コンタクトホール
16aを形成する。その後、例えばCF/Oガスを
用いてケミカルドライエッチングを行う。このとき、ケ
ミカルドライエッチングが等方性エッチングであること
から、エッチングが等方的に進み、コンタクトホール1
6aの径が拡大する。このエッチングは等方性エッチン
グであれば良く、ウエットエッチングを用いても良い。
その後、実施の形態5の図9(a)(b)と同様の工程
を経て、図11のコンタクト部を形成する。
【0057】このようにすれば、メタルプラグ14bは
上記実施の形態5に比べてビットライン配線7との接触
面積の拡大することができ、コンタクト抵抗の低減およ
び安定を図ることができ、良好なコンタクト部を形成で
きる。
【0058】実施の形態7.図12(a)(b)(c)
はこの発明の実施の形態7の下層配線へのコンタクト部
を示す断面図である。図12のいずれにおいても、メタ
ルプラグ14cとセルプレート電極のダミーパターン1
8との接触面の断面はテーパ形状となっているととも
に、セルプレート電極のダミーパターン18の上部のメ
タルプラグ14cの径は設計値通りであるが、セルプレ
ート電極のダミーパターン18の下部メタルプラグ14
cの径はセルプレート電極のダミーパターン18の上部
のメタルプラグ14cの径よりも大きく形成されてい
る。
【0059】次に、図12に示すコンタクト部の形成方
法を示す。まず、上記実施の形態5の図8(a)を参照
して、第3および第4の層間絶縁膜8a,10aとして
BP−TEOS膜を形成する。第4の層間絶縁膜10a
上にセルプレート電極のダミーパターン18としてTi
N膜またはポリシリコン膜を膜厚100nm程度形成す
る。
【0060】次に、図8(b)を参照して、第5の層間
絶縁膜13aとしてBP−TEOS膜以外の、TEOS
膜などを500nmをデポした後、200nm程度をC
MP研摩し、セルプレート電極のダミーパターン18上
に第5の層間絶縁膜13aを300nm程度形成する。
【0061】その後、図8(c)と同様にして、コンタ
クトホール16aを形成する。その後、気相HFを用い
て、第3および第4の層間絶縁膜8a,10aであるB
P−TEOS膜のみを選択的にエッチングを行う。その
結果、コンタクトホール16aの径はセルプレート電極
のダミーパターン18の上部はそのままで、下部の方の
み拡大する。
【0062】その後、上記実施の形態5の図9(a)
(b)と同様の工程を経て、図12のコンタクト部を形
成する。このとき、図12(b)はビットライン配線7
上面端まで開口した例であり、図12(c)はビットラ
イン配線7の側面まで開口した例である。
【0063】このようにすれば、メタルプラグ14cは
上部は設計値のコンタクト径を維持したまま、上記実施
の形態5に比べてさらにビットライン配線7との接触面
積を拡大することができ、コンタクト抵抗の低減および
安定を図ることができ、良好なコンタクト部を形成でき
る。
【0064】実施の形態8.図13,14はこの発明の
実施の形態8の下層配線へのコンタクト部を示す断面図
である。図13,14は上記実施の形態5,6,7に示
すコンタクト部において、メタルプラグ14a,14
b,14cの下面にバリアメタル17としてTi/Ti
Nを形成したものである。
【0065】バリアメタル17の形成方法については上
記実施の形態4と同様に行なうことができるためここで
は詳しい説明は省略する。このように、メタルプラグ1
4a,14b,14cにおいて、バリアメタル17を形
成することにより、さらにコンタクト抵抗の安定化が図
れる。
【0066】実施の形態9.上記実施の形態5〜8では
ダミーパターンを1層だけ設けた例を示したが、ここで
はダミーパターンを2層設けた例について説明する。図
15,16はこの発明の実施の形態9の下層配線へのコ
ンタクト部を示す断面図である。図において、3は下層
配線であるトランスファーゲート、4は第1の層間絶縁
膜、6は第2の層間絶縁膜、19はビットライン配線の
ダミーパターン、20はメタルプラグである。
【0067】図15に示すように、セルプレート電極の
ダミーパターン18とビットライン配線のダミーパター
ン19との2つのダミーパターンが形成されており、ビ
ットライン配線のダミーパターン19はビットライン配
線7を形成すると同時に形成する。
【0068】その後、上記実施の形態5で示したセルプ
レート電極のダミーパターン18と同様にしてビットラ
イン配線のダミーパターン19をエッチングしてトラン
スファーゲート3へのコンタクトホールを形成する。こ
のようにすれば、たとえばトランスファーゲート3への
設計マージンが0または負としても、トランスファーゲ
ート3への踏み外しを防止できる。
【0069】また、図15(b)(c)は第1および第
2の層間絶縁膜4a,6aとしてBP−TEOS膜が形
成されており、第3および第4および第5の層間絶縁膜
8,10,13はBP−TEOS膜以外のTEOS膜等
が形成されている。その後、気相HFを用いて、第1お
よび第2の層間絶縁膜4a,6aであるBP−TEOS
膜のみを選択的にエッチングを行う。図15(b)はト
ランスファーゲート3上面端まで開口した例であり、図
15(c)はトランスファーゲート3の側面まで開口し
た例である。
【0070】このようにすれば、図15(a)において、
メタルプラグ20の径は小さくなり、コンタクト抵抗が
高くなるが、図15(b)(c)では接触面積を拡大す
ることができコンタクト抵抗を低減できる。
【0071】さらに、図16(a)(b)(c)は図1
5(a)(b)(c)においてバリアメタル17として
Ti/TiNを形成したものである。バリアメタル17
を形成することにより、さらにコンタクト抵抗の安定化
が図れる。
【0072】実施の形態10.ここでは上記実施の形態
のDRAMへの応用例を示す。図17,18,19,2
0はこの発明の実施の形態10を示すDRAMの断面図
であり、図21(a)のX−Y線のDRAMの断面図で
ある。いずれの場合も、接触面積の拡大によるコンタク
ト抵抗の低減を図ることができるとともに、踏み外しマ
ージンを減少させてもメタルプラグと下層配線とを良好
に安定して接続することができ、回路の占有面積を縮小
することができる。
【0073】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、プラグ
は、導電膜を貫通している箇所の断面形状が上部より下
部が狭いテーパ形状にて成るようにしたので、導電膜下
面より下方のプラグ径が上記導電膜上面より上方のプラ
グ径よりも小さいようにしたので、コンタクト部の占有
領域を小さくできる。プラグと導電膜との接触面積を拡
大することができコンタクト抵抗を低減でき、安定した
良好なコンタクト部を形成できる。また、導電膜より下
部のプラグ径が導電膜より上部のプラグ径よりも小さく
形成でき、コンタクト部の占有領域を小さくできる。
【0074】また、プラグは、導電膜より下部のプラグ
径が、上記導電膜を貫通している箇所の下端のプラグ径
より大きいようにしたので、プラグは導電膜下面におい
ても接触することができ、プラグと導電膜との接触面積
をより拡大できる。
【0075】上層層間絶縁膜がTEOS膜であり、下層
層間絶縁膜がBP−TEOS膜であるようにしたので、
気相HFによりBP−TEOS膜を選択的にエッチング
することができ、下層層間絶縁膜に形成されているコン
タクトホール径を拡大できる。
【0076】また、プラグは、導電膜より上部のプラグ
径が、上記導電膜を貫通している箇所の上端のプラグ径
より大きいようにしたので、プラグは導電膜上面と接触
でき、接触面積をより拡大することができる。
【0077】また、層間絶縁膜中にプラグが貫通するダ
ミーパターンを設け、上記プラグが、上記ダミーパター
ンを貫通している箇所の断面形状が上部より下部が狭い
テーパ形状にて成るようにしたので、下層配線直上のプ
ラグの径を設計値よりも小さく形成することができ、下
層配線への踏み外しマージンが小さくとも踏み外しによ
るコンタクトの突き抜けトラブルの発生を防止でき、良
好なコンタクト部を形成できる。
【0078】また、プラグは、ダミーパターンより下部
のプラグ径が、上記ダミーパターンを貫通している箇所
の下端のプラグ径より大きいようにしたので、下層配線
への踏み外しマージンに余裕がある場合には下層配線と
の接触面積を拡大でき、下層配線とのコンタクト抵抗を
低減できる。
【0079】また、プラグは、ダミーパターンより上部
のプラグ径が、上記ダミーパターンを貫通している箇所
の上端のプラグ径より大きいようにしたので、上層配線
との接触面積を拡大でき、コンタクト抵抗を低減でき
る。
【0080】また、ダミーパターンを2層以上有するよ
うにしたので、長いプラグを形成する際にはプラグと下
層配線との踏み外しマージンを0もしくは負とでき、よ
り小さい踏み外しマージンで設計できる。
【0081】また、プラグの側面および底面にバリアメ
タルを設けるようにしたので、さらにコンタクト抵抗の
安定化が図れる。
【0082】さらに、この発明の半導体装置の製造方法
によれば、コンタクトホールを形成する工程が、導電膜
がポリシリコン膜の場合、C+O+Arのエッ
チングガスの流量をC:O=3:2以下となる
ように02の流量を減少させたエッチングガスを用いた
異方性エッチングにて行なうようにしたので、ポリシリ
コン膜の断面が上部より下部が狭いテーパ形状を有する
コンタクトホールを安定して形成できる。
【0083】また、コンタクトホールを形成する工程
が、導電膜が金属膜の場合、C+O+Ar+C
のエッチングガスを用いた異方性エッチングにて行
なうようにしたので、金属膜の断面が上部より下部が狭
いテーパ形状を有するコンタクトホールを安定して形成
できる。
【0084】また、コンタクトホールを形成する工程
が、異方性エッチングを行なった後、等方性エッチング
を行ないコンタクトホールを形成する工程であるように
したので、導電膜上下のコンタクトホール径を大きくす
ることができ、導電膜とプラグとの接触面積を拡大で
き、コンタクト抵抗が低減できる。
【0085】また、上層層間絶縁膜と下層層間絶縁膜と
のエッチング特性の異なる場合、コンタクトホールを形
成する工程が、異方性エッチングを行なった後、上記下
層層間絶縁膜のみのエッチングするエッチング条件にて
エッチングを行ないコンタクトホールを形成する工程で
あるようにしたので、導電膜下のコンタクトホール径を
大きくすることができ、導電膜とプラグとの接触面積を
拡大できる。
【0086】また、下層層間絶縁膜をBP−TEOS膜
とし、上層層間絶縁膜をTEOS膜としてコンタクトホ
ールを形成する工程が、気相HFを用いてエッチングす
る工程であるようにしたので、下層層間絶縁膜に形成さ
れるコンタクトホール部のみのコンタクトホール径を拡
大できる。
【0087】また、コンタクトホールを形成する工程の
後、上記コンタクトホールに導電性膜を埋込む工程の前
に、上記コンタクトホール内にバリアメタルを形成する
工程を備えるようにしたので、さらにコンタクト抵抗の
安定化が図れるコンタクト部を形成できる。
【0088】また、導電膜をダミーパターンとして形成
するようにしたので、ダミーパターン上部より下部荷お
いてプラグ径を小さく形成することができ、下層配線へ
の踏み外しマージンが小さくとも踏み外しによるコンタ
クトの突き抜けトラブルの発生を防止でき、良好なコン
タクト部を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のセルプレート電極
側壁におけるコンタクト部の形成方法を示す工程断面図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1のセルプレート電極
側壁におけるコンタクト部の形成方法を示す工程断面図
である。
【図3】 この発明の実施の形態2のセルプレート電極
側壁におけるコンタクト部を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3のセルプレート電極
側壁におけるコンタクト部を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4のセルプレート電極
側壁におけるコンタクト部を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4のセルプレート電極
側壁におけるコンタクト部を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4のセルプレート電極
側壁におけるコンタクト部を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態5のビットライン配線
へのコンタクト部の形成方法を示す工程断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5のビットライン配線
へのコンタクト部の形成方法を示す工程断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5のビットライン配
線へのコンタクト部を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態6の下層配線へのコ
ンタクト部を示す断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態7の下層配線へのコ
ンタクト部を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態8の下層配線へのコ
ンタクト部を示す断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態8の下層配線へのコ
ンタクト部を示す断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態9の下層配線へのコ
ンタクト部を示す断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態9の下層配線へのコ
ンタクト部を示す断面図である。
【図17】 この発明の実施の形態10を示すDRAM
の断面図である。
【図18】 この発明の実施の形態10を示すDRAM
の断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態10を示すDRAM
の断面図である。
【図20】 この発明の実施の形態10を示すDRAM
の断面図である。
【図21】 DRAMの構造を示す平面図および従来の
DRAMの構造を示す断面図である。
【図22】 セルプレート電極側壁における従来のコン
タクト部の形成方法を示す工程断面図である。
【図23】 セルプレート電極側壁における従来のコン
タクト部の形成方法を示す工程断面図である。
【図24】 ビットライン配線7への従来のコンタクト
部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、3 トランスファーゲート、7 ビ
ットライン配線、8 第3の層間絶縁膜、10 第4の
層間絶縁膜、8a,10a BP−TEOS膜、12
セルプレート電極、13 第5の層間絶縁膜、13a
TEOS膜、14a,14b,14c,20 メタルプ
ラグ、15 アルミ配線層、16a コンタクトホー
ル、17 バリアメタル、18 セルプレート電極のダ
ミーパターン、19 ビットライン配線のダミーパター
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 BA03 CA02 DA00 DA01 DA23 DA26 DB02 DB03 DB12 EA21 EA29 EA37 EB01 EB03 5F033 HH08 JJ18 JJ19 JJ33 KK00 KK04 KK33 NN16 NN32 QQ08 QQ09 QQ15 QQ21 QQ48 RR04 SS04 VV01 VV16 WW06 XX09 XX15 5F083 AD29 AD48 GA02 JA32 JA36 JA39 JA40 KA19 MA05 MA06 MA16 MA18 PR03 PR05 ZA28

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上に、下層層間絶縁膜と、
    上記下層層間絶縁膜上に設けた導電膜と、上記導電膜上
    に設けた上層層間絶縁膜とを備え、上記上層層間絶縁膜
    と上記導電膜と上記下層層間絶縁膜とに渡って形成され
    たプラグと、上記プラグ上に設けた配線層とを備えた半
    導体装置において、 上記プラグは、上記導電膜を貫通している箇所の断面形
    状が上部より下部が狭いテーパ形状にて成ることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 プラグは、導電膜より下部のプラグ径
    が、上記導電膜を貫通している箇所の下端のプラグ径よ
    り大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 上層層間絶縁膜がTEOS膜であり、下
    層層間絶縁膜がBP−TEOS膜であることを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 プラグは、導電膜より上部のプラグ径
    が、上記導電膜を貫通している箇所の上端のプラグ径よ
    り大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 シリコン基板上に、下層配線層と、上記
    下層配線層上に設けた層間絶縁膜と、上記層間絶縁膜中
    に設けた上記下層配線層へ至るプラグと、上記プラグ上
    に設けた上層配線層とを備えた半導体装置において、上
    記層間絶縁膜中に上記プラグが貫通するダミーパターン
    を設け、上記プラグが、上記ダミーパターンを貫通して
    いる箇所の断面形状が上部より下部が狭いテーパ形状に
    て成ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 プラグは、ダミーパターンより下部のプ
    ラグ径が、上記ダミーパターンを貫通している箇所の下
    端のプラグ径より大きいことを特徴とする請求項5に記
    載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 プラグは、ダミーパターンより上部のプ
    ラグ径が、上記ダミーパターンを貫通している箇所の上
    端のプラグ径より大きいことを特徴とする請求項5また
    は請求項6に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 ダミーパターンを2層以上有することを
    特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 プラグの側面および底面にバリアメタル
    を設けたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
    に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 シリコン基板上に下層層間絶縁膜を形
    成する工程と、上記下層層間絶縁膜上に導電膜を形成す
    る工程と、上記導電膜上に上層層間絶縁膜を形成する工
    程と、上記上層層間絶縁膜と上記導電膜と上記下層層間
    絶縁膜とにエッチングを行ないコンタクトホールを形成
    する工程と、上記コンタクトホールに導電性膜を埋込ん
    でプラグを形成する工程と、上記プラグ上に配線層を形
    成する工程とを備えた半導体装置の製造方法において、 上記コンタクトホールを形成する工程が、上記導電膜が
    ポリシリコン膜の場合、C+O+Arのエッチ
    ングガスの流量をC:O=3:2以下となるよ
    うに02の流量を減少させたエッチングガスを用いた異
    方性エッチングにて行なうようにしたことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 シリコン基板上に下層層間絶縁膜を形
    成する工程と、上記下層層間絶縁膜上に導電膜を形成す
    る工程と、上記導電膜上に上層層間絶縁膜を形成する工
    程と、上記上層層間絶縁膜と上記導電膜と上記下層層間
    絶縁膜とにエッチングを行ないコンタクトホールを形成
    する工程と、上記コンタクトホールに導電性膜を埋込ん
    でプラグを形成する工程と、上記プラグ上に配線層を形
    成する工程とを備えた半導体装置の製造方法において、 上記コンタクトホールを形成する工程が、上記導電膜が
    金属膜の場合、C +O+Ar+CFのエッチ
    ングがスを用いた異方性エッチングにて行なうようにし
    たことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 コンタクトホールを形成する工程が、
    異方性エッチングを行なった後、等方性エッチングを行
    ないコンタクトホールを形成する工程であることを特徴
    とする請求項10または11に記載の半導体装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 上層層間絶縁膜と下層層間絶縁膜との
    エッチング特性の異なる場合、コンタクトホールを形成
    する工程が、異方性エッチングを行なった後、上記下層
    層間絶縁膜のみをエッチングするエッチング条件にてエ
    ッチングを行ないコンタクトホールを形成する工程であ
    ることを特徴とする請求項10または11に記載の半導
    体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 下層層間絶縁膜をBP−TEOS膜と
    し、上層層間絶縁膜をTEOS膜としてコンタクトホー
    ルを形成する工程が、気相HFを用いてエッチングする
    工程を備えたことを特徴とする請求項13に記載の半導
    体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 コンタクトホールを形成する工程の後
    で、上記コンタクトホールに導電性膜を埋込む工程の前
    に、上記コンタクトホール内にバリアメタルを形成する
    工程を備えたことを特徴とする請求項10ないし14の
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 導電膜をダミーパターンとして形成す
    ることを特徴とする請求項10ないし15のいずれかに
    記載の半導体装置の製造方法。
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