JP2003142146A - 電 池 - Google Patents
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- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/147—Lids or covers
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 電池容器内部を確実に密閉できる構造とし、
かつ、十分な大きさを持つ正極端子を設け、しかも、余
分に電池寸法を大きくすることなしに、安全性にも優れ
た電池を提供する。 【課題手段】 電池容器に溶接され、電池内部を密閉す
る蓋板1に、絶縁封止材を介して正極端子を取り付け、
この正極端子に接続された端子板6を蓋板の安全弁の上
方に配置させることにより、正極端子に十分な大きさを
確保するとともに、電池容器を確実に封口する。さら
に、蓋板上の絶縁版との間のわずかな空間に保護回路1
4を収納することにより、万が一異常電圧、異常電流が
印加されたり、電池が高温になった場合においても、安
全性に優れ、しかもコンパクトな電池を提供すること可
能としている。
かつ、十分な大きさを持つ正極端子を設け、しかも、余
分に電池寸法を大きくすることなしに、安全性にも優れ
た電池を提供する。 【課題手段】 電池容器に溶接され、電池内部を密閉す
る蓋板1に、絶縁封止材を介して正極端子を取り付け、
この正極端子に接続された端子板6を蓋板の安全弁の上
方に配置させることにより、正極端子に十分な大きさを
確保するとともに、電池容器を確実に封口する。さら
に、蓋板上の絶縁版との間のわずかな空間に保護回路1
4を収納することにより、万が一異常電圧、異常電流が
印加されたり、電池が高温になった場合においても、安
全性に優れ、しかもコンパクトな電池を提供すること可
能としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全弁と端子を設
けた蓋板を電池容器の開口部に取り付けた電池に関す
る。
けた蓋板を電池容器の開口部に取り付けた電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン二次電池には、図4に示
すように、電池エレメント10を収納した円筒状の電池
容器2の上端開口部に蓋15を取り付けた円筒型のもの
がある。このリチウムイオン二次電池は、ステンレス鋼
板を組み合わせてボタン状とした蓋15の内部に安全弁
を設け、この蓋15をパッキング16を介してステンレ
ス鋼製の電池容器2の上端開口部に嵌め込み周囲をカシ
メることにより正極端子としている。また、電池容器2
は負極端子を兼ねている。
すように、電池エレメント10を収納した円筒状の電池
容器2の上端開口部に蓋15を取り付けた円筒型のもの
がある。このリチウムイオン二次電池は、ステンレス鋼
板を組み合わせてボタン状とした蓋15の内部に安全弁
を設け、この蓋15をパッキング16を介してステンレ
ス鋼製の電池容器2の上端開口部に嵌め込み周囲をカシ
メることにより正極端子としている。また、電池容器2
は負極端子を兼ねている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造をもったリチウムイオン二次電池は、カシメ
加工により電池容器2の内部をパッキング16を介して
密閉しているが、カシメ加工の精度が必ずしも高くない
ため、気密性が低下したり、パッキング16が経年劣化
することから、長期間にわたって気密性を確実に保持さ
せることが困難であった。
ような構造をもったリチウムイオン二次電池は、カシメ
加工により電池容器2の内部をパッキング16を介して
密閉しているが、カシメ加工の精度が必ずしも高くない
ため、気密性が低下したり、パッキング16が経年劣化
することから、長期間にわたって気密性を確実に保持さ
せることが困難であった。
【0004】このため、特に大型のリチウムイオン二次
電池では、カシメ加工ではなく、溶接によって蓋15を
電池容器2の上端開口部に確実に封着したいという要請
が従来からあった。ところが、蓋15を電池容器2に溶
接すると、負極端子と導通することになるため、正極端
子をパッキング以外の確実な方法で蓋15に絶縁封止し
て取り付ける必要があり、しかも、蓋15には安全弁が
設けられるので、この正極端子を十分な大きさで配置で
きないという問題があった。
電池では、カシメ加工ではなく、溶接によって蓋15を
電池容器2の上端開口部に確実に封着したいという要請
が従来からあった。ところが、蓋15を電池容器2に溶
接すると、負極端子と導通することになるため、正極端
子をパッキング以外の確実な方法で蓋15に絶縁封止し
て取り付ける必要があり、しかも、蓋15には安全弁が
設けられるので、この正極端子を十分な大きさで配置で
きないという問題があった。
【0005】さらに、リチウムイオン二次電池では、万
が一異常電圧、異常電流が印加されたり、電池が高温に
なった場合に、充放電回路を遮断して、発熱、発煙、内
圧上昇に至るのを未然に防ぐため、個々の電池に保護回
路を取り付けたり、さらには個々の電池およびそれらか
ら構成される組電池全体を管理、制御する管理装置を別
に設けたりしている。保護回路を電池容器の外部に設け
ると、そのために余分な空間や配線が必要となる。ま
た、保護回路は水分の付着、結露、熱的衝撃等により障
害を起こす可能性があるため、それに対する対策も必要
であった。
が一異常電圧、異常電流が印加されたり、電池が高温に
なった場合に、充放電回路を遮断して、発熱、発煙、内
圧上昇に至るのを未然に防ぐため、個々の電池に保護回
路を取り付けたり、さらには個々の電池およびそれらか
ら構成される組電池全体を管理、制御する管理装置を別
に設けたりしている。保護回路を電池容器の外部に設け
ると、そのために余分な空間や配線が必要となる。ま
た、保護回路は水分の付着、結露、熱的衝撃等により障
害を起こす可能性があるため、それに対する対策も必要
であった。
【0006】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、十分な大きさを持つ正極端子を設
け、かつ、電池容器内部を確実に密閉できる構造とし、
しかも、余分に電池寸法を大きくすることなしに、安全
性にも優れた電池を提供することを目的としている。
されたものであり、十分な大きさを持つ正極端子を設
け、かつ、電池容器内部を確実に密閉できる構造とし、
しかも、余分に電池寸法を大きくすることなしに、安全
性にも優れた電池を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、電池容器に
溶接され、電池内部を密閉する蓋板に、絶縁封止材を介
して正極端子を取り付け、この正極端子に接続された端
子板を蓋板の安全弁の上方に配置させることにより、正
極端子に十分な大きさを確保するとともに、電池容器を
確実に封口すること可能としている。
溶接され、電池内部を密閉する蓋板に、絶縁封止材を介
して正極端子を取り付け、この正極端子に接続された端
子板を蓋板の安全弁の上方に配置させることにより、正
極端子に十分な大きさを確保するとともに、電池容器を
確実に封口すること可能としている。
【0008】さらに、本発明は、蓋板上の絶縁版との間
のわずかな空間に保護回路を収納することにより、万が
一異常電圧、異常電流が印加されたり、電池が高温にな
った場合においても、安全性に優れ、しかもコンパクト
な電池を提供すること可能としている。
のわずかな空間に保護回路を収納することにより、万が
一異常電圧、異常電流が印加されたり、電池が高温にな
った場合においても、安全性に優れ、しかもコンパクト
な電池を提供すること可能としている。
【0009】すなわち、請求項1記載の発明は、電池容
器の上端開口部に溶接された蓋板に安全弁が設けられる
とともに、この蓋板に設けられた端子孔に絶縁封止材を
介して端子材が嵌入封着され、この蓋板上には、周縁部
に上方に突出した鍔状周縁材をもつリング状の固定具が
固着され、さらに、この固定具の鍔状周縁材に内接して
絶縁板が嵌入されて、絶縁板と蓋板との間に空間を隔て
て固定され、この絶縁板の中央に設けた通気口を覆うよ
うに端子板が配置されていることを特徴としている。
器の上端開口部に溶接された蓋板に安全弁が設けられる
とともに、この蓋板に設けられた端子孔に絶縁封止材を
介して端子材が嵌入封着され、この蓋板上には、周縁部
に上方に突出した鍔状周縁材をもつリング状の固定具が
固着され、さらに、この固定具の鍔状周縁材に内接して
絶縁板が嵌入されて、絶縁板と蓋板との間に空間を隔て
て固定され、この絶縁板の中央に設けた通気口を覆うよ
うに端子板が配置されていることを特徴としている。
【0010】請求項1記載の発明によれば、蓋板が電池
容器の上端開口部に溶接されるとともに、端子材が絶縁
封止材によって絶縁されて蓋板に封着されるので、長期
間にわたって確実に電池容器の内部の気密性を保つこと
ができる。またこの端子材に接続された端子板が安全弁
の上方に絶縁板を介して配置されるので、蓋板上に十分
な大きさの端子を設けることができるようになる。
容器の上端開口部に溶接されるとともに、端子材が絶縁
封止材によって絶縁されて蓋板に封着されるので、長期
間にわたって確実に電池容器の内部の気密性を保つこと
ができる。またこの端子材に接続された端子板が安全弁
の上方に絶縁板を介して配置されるので、蓋板上に十分
な大きさの端子を設けることができるようになる。
【0011】また、この蓋板上には、周縁部に上方に突
出した鍔状周縁材をもつリング状の固定具が固着され、
さらに、この固定具の鍔状周縁材に内接して絶縁板が嵌
入されて、固定されるため、絶縁板と蓋板との間に適度
な空間を設けることができるようになる。
出した鍔状周縁材をもつリング状の固定具が固着され、
さらに、この固定具の鍔状周縁材に内接して絶縁板が嵌
入されて、固定されるため、絶縁板と蓋板との間に適度
な空間を設けることができるようになる。
【0012】請求項2記載の発明は、前記端子板が下方
に突出した鍔部をもつ円板状であり、この鍔部の一部に
は絶縁板の通気口に通じる通気孔が形成されているとと
もに、この円板状の一端からリード部が突設され、さら
に、その他の端から係止部が突設され、前記リード部が
端子材の上端部に接続固定されると共に、前記係止部が
絶縁板に止め付けられたことを特徴としている。
に突出した鍔部をもつ円板状であり、この鍔部の一部に
は絶縁板の通気口に通じる通気孔が形成されているとと
もに、この円板状の一端からリード部が突設され、さら
に、その他の端から係止部が突設され、前記リード部が
端子材の上端部に接続固定されると共に、前記係止部が
絶縁板に止め付けられたことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明によれば、電池容器内
部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合には、
この安全弁から出た高圧ガスが絶縁板の通気口を通り、
上方を覆う端子板の周縁部側面の通気孔を抜けて外部に
放出されることになる。この端子板の通気孔が端子板側
面の鍔部に設けられているため、放出されるガスが直接
上方に噴出すことなく、四方に分散されるため、比較的
穏やかにかつ効率的にガスが放出されることになる。
部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合には、
この安全弁から出た高圧ガスが絶縁板の通気口を通り、
上方を覆う端子板の周縁部側面の通気孔を抜けて外部に
放出されることになる。この端子板の通気孔が端子板側
面の鍔部に設けられているため、放出されるガスが直接
上方に噴出すことなく、四方に分散されるため、比較的
穏やかにかつ効率的にガスが放出されることになる。
【0014】また、端子板が端子材の上端部にだけ接続
固定されており、噴出する高圧ガスが少量である場合に
は、通気孔だけを通して高圧ガスを外部に放出し、大量
である場合には、この端子板が持ち上がり、その隙間を
も通して外部に放出することができる。
固定されており、噴出する高圧ガスが少量である場合に
は、通気孔だけを通して高圧ガスを外部に放出し、大量
である場合には、この端子板が持ち上がり、その隙間を
も通して外部に放出することができる。
【0015】請求項3記載の発明は、前記蓋板上の絶縁
板との間に設けられた空間部に、異常時に充放電電流を
遮断する機能を有した保護回路を収納することを特徴と
している。
板との間に設けられた空間部に、異常時に充放電電流を
遮断する機能を有した保護回路を収納することを特徴と
している。
【0016】請求項3記載の発明によれば、蓋板と絶縁
板に形成されたわずかな空間に保護回路を収納している
ため、電池全体がコンパクトな構造とすることができ
る。また、この保護回路は、過電圧、過放電、過電流、
温度の少なくとも一つ以上の異常信号を検出して電流を
遮断する機能を有しており、これらの保護機能によって
過充電や過放電あるいは異常温度に至ったとき、電池へ
の電流を遮断することが可能となり、発火、破裂といっ
た危険な状態に至ることを未然に回避できる安全性の高
い電池を得ることができる。
板に形成されたわずかな空間に保護回路を収納している
ため、電池全体がコンパクトな構造とすることができ
る。また、この保護回路は、過電圧、過放電、過電流、
温度の少なくとも一つ以上の異常信号を検出して電流を
遮断する機能を有しており、これらの保護機能によって
過充電や過放電あるいは異常温度に至ったとき、電池へ
の電流を遮断することが可能となり、発火、破裂といっ
た危険な状態に至ることを未然に回避できる安全性の高
い電池を得ることができる。
【0017】また、保護回路は、主に電圧検出IC、温
度検出用サーミスターとFETなどのスイチング素子な
どの電子部品を搭載した回路基板と、電流遮断用フュー
ズなどを組み込んだ電流遮断機構からなり、少なくとも
3つの入出力端子を備えている。
度検出用サーミスターとFETなどのスイチング素子な
どの電子部品を搭載した回路基板と、電流遮断用フュー
ズなどを組み込んだ電流遮断機構からなり、少なくとも
3つの入出力端子を備えている。
【0018】請求項4記載の発明は、前記端子板が下方
に突出した鍔部をもつ円板状であり、この鍔部の一部に
は絶縁板の通気口に通じる通気孔が形成されているとと
もに、この円板状の一端からリード部が突設され、さら
に、その他の端から係止部が突設され、絶縁板に止め付
けられるとともに、前記保護回路の正極入力端子が前記
端子材の上端部に、正極出力端子が前記端子板リード部
に、負極出力端子が蓋板にそれぞれ接続固定されている
ことを特徴としている。
に突出した鍔部をもつ円板状であり、この鍔部の一部に
は絶縁板の通気口に通じる通気孔が形成されているとと
もに、この円板状の一端からリード部が突設され、さら
に、その他の端から係止部が突設され、絶縁板に止め付
けられるとともに、前記保護回路の正極入力端子が前記
端子材の上端部に、正極出力端子が前記端子板リード部
に、負極出力端子が蓋板にそれぞれ接続固定されている
ことを特徴としている。
【0019】請求項4記載の発明によれば、電池容器内
部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合、請求
項2記載の発明と同様、この安全弁から出た高圧ガスが
絶縁板の通気口を通り、上方を覆う端子板の周縁部側面
の通気孔を抜けて比較的穏やかにかつ効率的に放出され
ることになる。
部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合、請求
項2記載の発明と同様、この安全弁から出た高圧ガスが
絶縁板の通気口を通り、上方を覆う端子板の周縁部側面
の通気孔を抜けて比較的穏やかにかつ効率的に放出され
ることになる。
【0020】また、保護回路を収納する場合、保護回路
に設けられた三つの入出力端子は、端子材と端子板と蓋
板に接続される。すなわち、端子材は蓋板を貫通して封
着され、その上部が蓋板上に突出しており、その上端部
に保護回路の正極入力端子が接続される。また、端子板
は円板状であり、その一端に突設されたリード部に保護
回路の正極出力端子が接続される。さらに、負極を兼ね
る蓋板底面に保護回路の負極出力端子が接続される。
に設けられた三つの入出力端子は、端子材と端子板と蓋
板に接続される。すなわち、端子材は蓋板を貫通して封
着され、その上部が蓋板上に突出しており、その上端部
に保護回路の正極入力端子が接続される。また、端子板
は円板状であり、その一端に突設されたリード部に保護
回路の正極出力端子が接続される。さらに、負極を兼ね
る蓋板底面に保護回路の負極出力端子が接続される。
【0021】また、前記端子板の端部には係止部が突設
されており、絶縁板に止め付けられる。係止部を絶縁板
に止め付ける一つ態様として、係止部を絶縁板に設けら
れた凹部に嵌め込み、その上から上部絶縁板を両面テー
プによって固着することにより、係止部を絶縁板に固着
することができる。また、上部絶縁板の有無にかかわら
ず、係止部を両面テープなどで絶縁板に貼り付けること
もできる。
されており、絶縁板に止め付けられる。係止部を絶縁板
に止め付ける一つ態様として、係止部を絶縁板に設けら
れた凹部に嵌め込み、その上から上部絶縁板を両面テー
プによって固着することにより、係止部を絶縁板に固着
することができる。また、上部絶縁板の有無にかかわら
ず、係止部を両面テープなどで絶縁板に貼り付けること
もできる。
【0022】請求項5記載の発明は、前記絶縁板上に、
中央に開口部を有して、端子板の周囲を覆うように上部
絶縁板が固着されていることを特徴としている。
中央に開口部を有して、端子板の周囲を覆うように上部
絶縁板が固着されていることを特徴としている。
【0023】請求項5記載の発明によれば、端子板の周
囲を上部絶縁板が覆うので、この端子板の周縁部と絶縁
板との間が露出して、不用意に端子板がめくれ上がった
りするのを防止することができる。上述したように、蓋
板の安全弁が開口した時に、端子板の通気孔だけを通し
てガスを放出するようにしてもよいが、通気口の有無に
かかわらず、上部絶縁板の開口部の周縁部で係止されて
いた端子板がこの係止を外して持ち上がるようにし、こ
の持ち上がった隙間からガスを放出させるようにするこ
ともできる。請求項6記載の発明は、前記安全弁が、溝
を形成した薄い金属板で蓋板の開口孔を塞ぎ、この金属
板の周囲を溶接により蓋板に封着されたものであること
を特徴としている。
囲を上部絶縁板が覆うので、この端子板の周縁部と絶縁
板との間が露出して、不用意に端子板がめくれ上がった
りするのを防止することができる。上述したように、蓋
板の安全弁が開口した時に、端子板の通気孔だけを通し
てガスを放出するようにしてもよいが、通気口の有無に
かかわらず、上部絶縁板の開口部の周縁部で係止されて
いた端子板がこの係止を外して持ち上がるようにし、こ
の持ち上がった隙間からガスを放出させるようにするこ
ともできる。請求項6記載の発明は、前記安全弁が、溝
を形成した薄い金属板で蓋板の開口孔を塞ぎ、この金属
板の周囲を溶接により蓋板に封着されたものであること
を特徴としている。
【0024】請求項6記載の発明によれば、安全弁が蓋
板とは別個の薄い金属板として形成されるので、この金
属板の板厚や溝の深さ等を高精度に制御することによ
り、作動圧力のばらつきを少なくして、所定の圧力で確
実に作動させることができる。請求項7記載の発明は、
前記絶縁板が、固定具に備えられた爪によって蓋板上に
固着されていることを特徴としている。
板とは別個の薄い金属板として形成されるので、この金
属板の板厚や溝の深さ等を高精度に制御することによ
り、作動圧力のばらつきを少なくして、所定の圧力で確
実に作動させることができる。請求項7記載の発明は、
前記絶縁板が、固定具に備えられた爪によって蓋板上に
固着されていることを特徴としている。
【0025】請求項7記載の発明によれば、絶縁板は、
固定具に備えられた爪によって固定されるため、接着な
どに比べて組み付け作業が簡単で、しかも強い力で固定
できるので、機械的にも信頼性が高いという特徴があ
る。
固定具に備えられた爪によって固定されるため、接着な
どに比べて組み付け作業が簡単で、しかも強い力で固定
できるので、機械的にも信頼性が高いという特徴があ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0027】本発明の一実施形態として、円筒型リチウ
ムイオン二次電池における構造を図1〜図4に示す。図
1は円筒型リチウムイオン二次電池の構造を示す縦断面
図であり、図2はリチウムイオン二次電池の構造を示す
分解斜視図であり、さらに、図3、図4はリチウムイオ
ン二次電池の蓋の分解斜視図である。また、従来例の構
造を図6に示すが、図1〜図4において従来例と同様の
機能を有する構造部材には同じ番号を付記する。
ムイオン二次電池における構造を図1〜図4に示す。図
1は円筒型リチウムイオン二次電池の構造を示す縦断面
図であり、図2はリチウムイオン二次電池の構造を示す
分解斜視図であり、さらに、図3、図4はリチウムイオ
ン二次電池の蓋の分解斜視図である。また、従来例の構
造を図6に示すが、図1〜図4において従来例と同様の
機能を有する構造部材には同じ番号を付記する。
【0028】本発明の円筒型リチウムイオン二次電池
は、図1および図2に示すように、円筒状の電池容器2
の中に電池エレメント10を、その上下にいくつかの絶
縁板12a〜12dを当接させて収納し、この電池容器
2の上端開口部に蓋板1とその他の構成部材からなる蓋
組立体13を嵌め込んで、溶接により封着したものであ
る。
は、図1および図2に示すように、円筒状の電池容器2
の中に電池エレメント10を、その上下にいくつかの絶
縁板12a〜12dを当接させて収納し、この電池容器
2の上端開口部に蓋板1とその他の構成部材からなる蓋
組立体13を嵌め込んで、溶接により封着したものであ
る。
【0029】この電池容器2は、通常、ステンレス鋼製
であり、内部に収納した電池エレメント10の負極から
導出された接続片11aを介して電池容器2に接続され
ることにより、電池容器自体が負極を兼ねている。ま
た、電池エレメント10の正極から導出された接続片1
1bは絶縁板12b〜12dを挿通して、蓋板に嵌入封
着された端子材3bに接続され、さらに端子材3bを介
して端子板リード部6aに接続されることにより、端子
板6をして正極端子となしている。
であり、内部に収納した電池エレメント10の負極から
導出された接続片11aを介して電池容器2に接続され
ることにより、電池容器自体が負極を兼ねている。ま
た、電池エレメント10の正極から導出された接続片1
1bは絶縁板12b〜12dを挿通して、蓋板に嵌入封
着された端子材3bに接続され、さらに端子材3bを介
して端子板リード部6aに接続されることにより、端子
板6をして正極端子となしている。
【0030】上記蓋板1は、図3に示すように、中央部
に開口孔1cが形成され、電池容器2の上端開口部に嵌
合して溶接しやすくするために、円盤状の周縁部が上方
に向けて環状に屈曲されている。この蓋板1の開口孔1
cから少し離れた位置には、端子口3aが開口されてい
る。そして、この端子口3aに絶縁封止材3cを介して
端子材3bが貫通して封着されている。
に開口孔1cが形成され、電池容器2の上端開口部に嵌
合して溶接しやすくするために、円盤状の周縁部が上方
に向けて環状に屈曲されている。この蓋板1の開口孔1
cから少し離れた位置には、端子口3aが開口されてい
る。そして、この端子口3aに絶縁封止材3cを介して
端子材3bが貫通して封着されている。
【0031】端子口3aは、このガラスハーメチック3
cが十分な厚さに形成されるように、開口縁部を上方に
向けて環状に屈曲させている。端子材3bはステンレス
鋼製のピンであり、上下端部がこのガラスハーメチック
シール3cからそれぞれ上下に突き出し、下端は電池容
器2内に収納した電池エレメント10の正極に接続片1
1bを介して接続される。
cが十分な厚さに形成されるように、開口縁部を上方に
向けて環状に屈曲させている。端子材3bはステンレス
鋼製のピンであり、上下端部がこのガラスハーメチック
シール3cからそれぞれ上下に突き出し、下端は電池容
器2内に収納した電池エレメント10の正極に接続片1
1bを介して接続される。
【0032】この蓋板1の開口孔1cの上方に、電池容
器2内部の圧力が異常に上昇すると開口する円盤状の安
全弁1bとリング状のホルダ1aが載置され、このホル
ダ1aの上から溶接を行うことにより、安全弁1cの周
囲を蓋板1に溶着させ、開口孔1cを塞いでいる。
器2内部の圧力が異常に上昇すると開口する円盤状の安
全弁1bとリング状のホルダ1aが載置され、このホル
ダ1aの上から溶接を行うことにより、安全弁1cの周
囲を蓋板1に溶着させ、開口孔1cを塞いでいる。
【0033】安全弁1bは表面に十字状の溝が形成され
たニッケルのメッキ層からなる薄い金属板であり、この
金属板の厚さを30μm程度に形成すると共に、溝の深
さを10μm程度に高精度に形成することにより、電池
容器2内部の圧力がほぼ1MPaに達すると残厚20μ
mの溝が確実に破断して開口するように形成している。
ただし、このように薄い安全弁1bを蓋板1に直接溶接
することは出来ないので、リング状のステンレス鋼板の
ホルダ1aを安全弁1bの上に重ねて、その上から一体
に溶接を行えるようにしている。
たニッケルのメッキ層からなる薄い金属板であり、この
金属板の厚さを30μm程度に形成すると共に、溝の深
さを10μm程度に高精度に形成することにより、電池
容器2内部の圧力がほぼ1MPaに達すると残厚20μ
mの溝が確実に破断して開口するように形成している。
ただし、このように薄い安全弁1bを蓋板1に直接溶接
することは出来ないので、リング状のステンレス鋼板の
ホルダ1aを安全弁1bの上に重ねて、その上から一体
に溶接を行えるようにしている。
【0034】この蓋板1の上には周囲が上方に環状に立
ち上がり、底面には爪4aと溶着部4bを設けたステン
レスもしくはニッケルメッキ鋼板で出来た固定具4が、
蓋板1の底面に接する用に載置されており溶着部4bで
溶接により固定されている。
ち上がり、底面には爪4aと溶着部4bを設けたステン
レスもしくはニッケルメッキ鋼板で出来た固定具4が、
蓋板1の底面に接する用に載置されており溶着部4bで
溶接により固定されている。
【0035】固定具4の上には絶縁板5が載置され、通
気口5aを中央部に設け、中央部から外れた位置に設け
た貫通穴5bを貫通して端子材3bが貫通し、別のスリ
ット状の貫通穴5cを固定具4に設けた爪4aを貫通さ
せて、爪4bの絶縁板5から突出した部分を絶縁板上面
に沿うように折り曲げてこれによって絶縁板5が蓋板1
にしっかりと固定される。なお、前記絶縁板5の下側中
央の通気口5aと周縁に設けた環状の立ち上がり部分の
間には空間が設けられており、この空間には後述する保
護回路14が収納される。また、絶縁板5には、成形
性、信頼性の関係でPBTあるいはPPS樹脂などが使
用される。
気口5aを中央部に設け、中央部から外れた位置に設け
た貫通穴5bを貫通して端子材3bが貫通し、別のスリ
ット状の貫通穴5cを固定具4に設けた爪4aを貫通さ
せて、爪4bの絶縁板5から突出した部分を絶縁板上面
に沿うように折り曲げてこれによって絶縁板5が蓋板1
にしっかりと固定される。なお、前記絶縁板5の下側中
央の通気口5aと周縁に設けた環状の立ち上がり部分の
間には空間が設けられており、この空間には後述する保
護回路14が収納される。また、絶縁板5には、成形
性、信頼性の関係でPBTあるいはPPS樹脂などが使
用される。
【0036】上記絶縁板5の上には、通気口5aと端子
口5bを塞ぐように端子板6が配置されている。端子板
6は、ニッケルメッキ鋼板からなる円盤状であるが、浅
い容器を伏せたように周縁部を除いた部分が上方に突き
出した形状をなしている。また、上方に突出した部分に
は、通気口となる一部切り欠き6bが設けてある。ま
た、この端子板6は、円盤状の一端からリード部6aが
側方に突出すると共に、リード部6aから120度回転
した位置に係止部6cが側方に突出している。そして、
リード部6aの端部が、絶縁板5の端子口5bから出た
端子材3bの上端部に溶接されている。また、後述する
が、保護回路を搭載する場合には、保護回路から出た接
続片に溶接される。
口5bを塞ぐように端子板6が配置されている。端子板
6は、ニッケルメッキ鋼板からなる円盤状であるが、浅
い容器を伏せたように周縁部を除いた部分が上方に突き
出した形状をなしている。また、上方に突出した部分に
は、通気口となる一部切り欠き6bが設けてある。ま
た、この端子板6は、円盤状の一端からリード部6aが
側方に突出すると共に、リード部6aから120度回転
した位置に係止部6cが側方に突出している。そして、
リード部6aの端部が、絶縁板5の端子口5bから出た
端子材3bの上端部に溶接されている。また、後述する
が、保護回路を搭載する場合には、保護回路から出た接
続片に溶接される。
【0037】さらに、この絶縁板5の上には、上部絶縁
板8が両面テープ9により貼り付けて固定されている。
上部絶縁板8は、蓋板1よりわずかに径が大きく、中央
には端子板6の円盤状部が露出するように円形の穴8a
が設けられている。また、両面テープ9は、上部絶縁板
8よりわずかに小さい形状で、中央には端子板が露出す
る穴9aがあり、外側よりには端子3bと端子板リード
部6aとを溶接する際に作業上必要となる穴9bが開い
ている。
板8が両面テープ9により貼り付けて固定されている。
上部絶縁板8は、蓋板1よりわずかに径が大きく、中央
には端子板6の円盤状部が露出するように円形の穴8a
が設けられている。また、両面テープ9は、上部絶縁板
8よりわずかに小さい形状で、中央には端子板が露出す
る穴9aがあり、外側よりには端子3bと端子板リード
部6aとを溶接する際に作業上必要となる穴9bが開い
ている。
【0038】次に、異常な充電や過放電を防止して電池
の安全性を保持するための保護回路を搭載した本発明の
電池について、前記と同様に図面を参照して説明する。
の安全性を保持するための保護回路を搭載した本発明の
電池について、前記と同様に図面を参照して説明する。
【0039】保護回路14は、図4に示すように、絶縁
板5の下側に入るように中空の円板を一部切断した扇状
の形をし、グラスファイバーの板に電気回路を設けたプ
リント配線基板14bをベースにして、電圧や温度を検
出する素子、FET、フューズのような電流を遮断する
素子、および周辺の素子等14aがいわゆるチップ形状
で搭載されている。さらに、入力および出力側に接続す
るための端子14c、14d、14eも搭載されてい
る。
板5の下側に入るように中空の円板を一部切断した扇状
の形をし、グラスファイバーの板に電気回路を設けたプ
リント配線基板14bをベースにして、電圧や温度を検
出する素子、FET、フューズのような電流を遮断する
素子、および周辺の素子等14aがいわゆるチップ形状
で搭載されている。さらに、入力および出力側に接続す
るための端子14c、14d、14eも搭載されてい
る。
【0040】保護回路の回路図の一例を図5に示す。こ
の回路図において、保護回路は、主に電圧検出IC、温
度検出用サーミスターとFETなどのスイチング素子な
どの電子部品が搭載された制御回路と、電流遮断用フュ
ーズが組み込まれた電流遮断機構からなり、正極入力端
子14c、正極出力端子14d、負極出力端子14eを
備えている。
の回路図において、保護回路は、主に電圧検出IC、温
度検出用サーミスターとFETなどのスイチング素子な
どの電子部品が搭載された制御回路と、電流遮断用フュ
ーズが組み込まれた電流遮断機構からなり、正極入力端
子14c、正極出力端子14d、負極出力端子14eを
備えている。
【0041】図4に示される実施形態では、保護回路1
4の正極入力端子14cは接続片14fを介して電池の
端子材3bに接続され、正極出力端子14dは接続片1
4gを介して端子板6のリード部6aに接続され、さら
に負極出力端子14eはリード片14hを介して蓋板1
の底に接続されている。
4の正極入力端子14cは接続片14fを介して電池の
端子材3bに接続され、正極出力端子14dは接続片1
4gを介して端子板6のリード部6aに接続され、さら
に負極出力端子14eはリード片14hを介して蓋板1
の底に接続されている。
【0042】上記構造のリチウムイオン二次電池は、蓋
板1の周縁部が電池容器2の上端開口部に嵌まり込んで
溶接により封着されるとともに、端子材3bがガラスハ
ーメチックシール3aを介して蓋板1に封着されるの
で、従来のように経年劣化するパッキング16を介して
加工精度の高くないカシメ加工により封着を行う場合と
異なり、長期間にわたって確実に電池容器2内部の機密
性を保つことができるようになる。
板1の周縁部が電池容器2の上端開口部に嵌まり込んで
溶接により封着されるとともに、端子材3bがガラスハ
ーメチックシール3aを介して蓋板1に封着されるの
で、従来のように経年劣化するパッキング16を介して
加工精度の高くないカシメ加工により封着を行う場合と
異なり、長期間にわたって確実に電池容器2内部の機密
性を保つことができるようになる。
【0043】また、電池容器2内に収納されたエレメン
ト10の正極が端子材3b、あるいはさらに保護回路1
4を介して端子板6に接続されるので、この面積の広い
端子板6を正極端子とすることができる。しかも、この
端子板6は、上部絶縁板8の端子孔8aを通して露出す
るので、周縁部に不用意に力が加わって破損するような
こともなくなる。さらに、この正極端子に配線を施す際
に、端子板6に強い力や衝撃が加わったとしても、端子
材3bにこれらの力が直接加わることがないので、ガラ
スハーメチックシール3cが損傷を受けて気密性が低下
するようなことも生じない。
ト10の正極が端子材3b、あるいはさらに保護回路1
4を介して端子板6に接続されるので、この面積の広い
端子板6を正極端子とすることができる。しかも、この
端子板6は、上部絶縁板8の端子孔8aを通して露出す
るので、周縁部に不用意に力が加わって破損するような
こともなくなる。さらに、この正極端子に配線を施す際
に、端子板6に強い力や衝撃が加わったとしても、端子
材3bにこれらの力が直接加わることがないので、ガラ
スハーメチックシール3cが損傷を受けて気密性が低下
するようなことも生じない。
【0044】また、電池容器2の内部の圧力が異常に上
昇して、安全弁1bの溝が破断し、開口した場合には、
この電池容器2内のガスが絶縁板5の通気口5aを通
り、端子板6の通気孔6bを抜けて外部に放出される。
しかも、ガスが大量に噴出したような場合には、通気孔
6bから抜け出すだけでは足りずに、端子板6が下方か
ら強い力で押し上げられるので、係止部が上部絶縁板8
の端子孔8aから外れて、この端子板6がリード部6a
から先で折れ曲がり持ち上がることにより、ガスを一気
に排出することができる。
昇して、安全弁1bの溝が破断し、開口した場合には、
この電池容器2内のガスが絶縁板5の通気口5aを通
り、端子板6の通気孔6bを抜けて外部に放出される。
しかも、ガスが大量に噴出したような場合には、通気孔
6bから抜け出すだけでは足りずに、端子板6が下方か
ら強い力で押し上げられるので、係止部が上部絶縁板8
の端子孔8aから外れて、この端子板6がリード部6a
から先で折れ曲がり持ち上がることにより、ガスを一気
に排出することができる。
【0045】本発明によれば、蓋板1上の絶縁板5の下
にある空間に保護回路を搭載することが可能である。こ
の保護回路は、電圧検出する機能や、温度を検出する機
能をもち、電池の電圧や温度が正常な範囲を超える状態
に陥った場合や、ショートなどで異常な大電流が流れた
場合には、電流を遮断して性能を著しく劣化させたりあ
るいはさらには異常発熱、ガス発生に至るような状況を
回避できる。また、この機能があれば、外部で異常が発
生しても電池自体の機能によって、性能や、安全性を確
実に保持することが可能となり、信頼性、安全性ともに
優れた電池を得ることができる。
にある空間に保護回路を搭載することが可能である。こ
の保護回路は、電圧検出する機能や、温度を検出する機
能をもち、電池の電圧や温度が正常な範囲を超える状態
に陥った場合や、ショートなどで異常な大電流が流れた
場合には、電流を遮断して性能を著しく劣化させたりあ
るいはさらには異常発熱、ガス発生に至るような状況を
回避できる。また、この機能があれば、外部で異常が発
生しても電池自体の機能によって、性能や、安全性を確
実に保持することが可能となり、信頼性、安全性ともに
優れた電池を得ることができる。
【0046】さらに、本発明の電池では、蓋板1上の絶
縁板5の下に形成された空間に保護回路を収納できるた
め、余分な収納体積が不要で、しかも、電気部品に悪影
響を及ぼす原因となる外部からの水分や汚れの浸入を防
いで、安定した動作を確保することが可能となる。
縁板5の下に形成された空間に保護回路を収納できるた
め、余分な収納体積が不要で、しかも、電気部品に悪影
響を及ぼす原因となる外部からの水分や汚れの浸入を防
いで、安定した動作を確保することが可能となる。
【0047】また、上記の実施形態では、端子板6に通
気孔6bを開口する場合について説明したが、通気口5
aとこの上方を覆う端子板6との間に十分な隙間があれ
ば、通気孔6bは必ずしも開口する必要はない。さら
に、上記の実施形態では、電池容器2内部からの大量の
ガスが端子板6を持ち上げることにより排出させる場合
について説明したが、通気孔6bの大きさが十分であれ
ば、この端子板6が絶縁板5や上部絶縁板8に固定され
ていてもよい。また、上部絶縁板8は、端子板6を保護
するものであるため、必ずしも取り付けなくてもよい。
この場合、端子板6は、リード部6a以外の部分を絶縁
板5に固着したり、係止しておくことが好ましい。
気孔6bを開口する場合について説明したが、通気口5
aとこの上方を覆う端子板6との間に十分な隙間があれ
ば、通気孔6bは必ずしも開口する必要はない。さら
に、上記の実施形態では、電池容器2内部からの大量の
ガスが端子板6を持ち上げることにより排出させる場合
について説明したが、通気孔6bの大きさが十分であれ
ば、この端子板6が絶縁板5や上部絶縁板8に固定され
ていてもよい。また、上部絶縁板8は、端子板6を保護
するものであるため、必ずしも取り付けなくてもよい。
この場合、端子板6は、リード部6a以外の部分を絶縁
板5に固着したり、係止しておくことが好ましい。
【0048】また、上記の実施形態では、安全弁1bを
蓋板1とは別の薄い金属板で構成する場合について説明
したが、蓋板1に直接溝を形成して安全弁とすることも
できる。ただし、安全弁1bを別の金属板で構成すれ
ば、特に本実施形態のようにメッキ層によって形成する
ことにより、溝の残厚を高精度に制御して安定した動作
が行えるようにすることができる。
蓋板1とは別の薄い金属板で構成する場合について説明
したが、蓋板1に直接溝を形成して安全弁とすることも
できる。ただし、安全弁1bを別の金属板で構成すれ
ば、特に本実施形態のようにメッキ層によって形成する
ことにより、溝の残厚を高精度に制御して安定した動作
が行えるようにすることができる。
【0049】さらに、この安全弁は、溝が破断すること
により開口する形式のものに限られるものではなく、電
池容器2内部の異常に高い圧力を受けて開口するもので
あれば、いずれの形式の安全弁を用いてもよい。例え
ば、電池容器2内部の圧力が所定値を超えると、弁体が
バネ材の付勢に逆らって開口部を開くような形式の安全
弁を用いることもできる。
により開口する形式のものに限られるものではなく、電
池容器2内部の異常に高い圧力を受けて開口するもので
あれば、いずれの形式の安全弁を用いてもよい。例え
ば、電池容器2内部の圧力が所定値を超えると、弁体が
バネ材の付勢に逆らって開口部を開くような形式の安全
弁を用いることもできる。
【0050】また、上記の実施形態では、端子板6が正
極端子を構成し、電池容器2が負極端子を構成する場合
について説明したが、これらの正負極は逆にすることも
できる。さらに、電池容器2自体を端子とする場合だけ
でなく、端子板6とは異なる極の端子を別に設けてもよ
い。
極端子を構成し、電池容器2が負極端子を構成する場合
について説明したが、これらの正負極は逆にすることも
できる。さらに、電池容器2自体を端子とする場合だけ
でなく、端子板6とは異なる極の端子を別に設けてもよ
い。
【0051】また、上記の実施形態では、円筒型のリチ
ウムイオン二次電池について説明したが、電池の種類は
リチウムイオン二次電池に限るものではなく、電池容器
の上端開口部に蓋板を溶接するものであれば、角形等の
任意の形状の電池においても同様に実施可能である。
ウムイオン二次電池について説明したが、電池の種類は
リチウムイオン二次電池に限るものではなく、電池容器
の上端開口部に蓋板を溶接するものであれば、角形等の
任意の形状の電池においても同様に実施可能である。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池によれば、蓋板が電池容器の上端開口部に溶接さ
れるととともに、端子材がガラスハーメチックシール等
の絶縁封止材で絶縁されて蓋板に封着されるので、長期
間にわたって確実な気密性を保つことができるようにな
る。
の電池によれば、蓋板が電池容器の上端開口部に溶接さ
れるととともに、端子材がガラスハーメチックシール等
の絶縁封止材で絶縁されて蓋板に封着されるので、長期
間にわたって確実な気密性を保つことができるようにな
る。
【0053】また、この端子材には、安全弁の上方を覆
う端子板が接続されるので、蓋板上に十分な大きさの端
子を設けることができるようになる。さらに、電池容器
内部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合に
は、端子板の通気口や周縁部の隙間、又は、この端子板
を持ち上げることにより形成した隙間を抜けて高圧ガス
を外部に放出させることができるようになる。
う端子板が接続されるので、蓋板上に十分な大きさの端
子を設けることができるようになる。さらに、電池容器
内部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合に
は、端子板の通気口や周縁部の隙間、又は、この端子板
を持ち上げることにより形成した隙間を抜けて高圧ガス
を外部に放出させることができるようになる。
【0054】さらに、蓋板上の絶縁板との間の空間に、
保護回路を収納することにより、電圧や温度が正常な範
囲から外れた場合に、電流を遮断することで電池の安全
性を高めることができる。なお、保護回路を収納するた
めの容積を余分に増やすことは必要でなく、これによっ
て電池の寸法が大きくなることはない。
保護回路を収納することにより、電圧や温度が正常な範
囲から外れた場合に、電流を遮断することで電池の安全
性を高めることができる。なお、保護回路を収納するた
めの容積を余分に増やすことは必要でなく、これによっ
て電池の寸法が大きくなることはない。
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、円筒
型リチウムイオン二次電池の構造を示す縦断面図であ
る。
型リチウムイオン二次電池の構造を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、円筒
型リチウムイオン二次電池の電池の構造を示す分解斜視
図である。
型リチウムイオン二次電池の電池の構造を示す分解斜視
図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、円筒
型リチウムイオン二次電池の蓋の構造を示す分解斜視図
である。
型リチウムイオン二次電池の蓋の構造を示す分解斜視図
である。
【図4】本発明の一実施形態を示すものであって、保護
回路を収納した円筒型リチウムイオン二次電池の蓋の構
造を示す分解斜視図である。
回路を収納した円筒型リチウムイオン二次電池の蓋の構
造を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すものであって、円筒
型リチウムイオン二次電池に使用される保護回路の回路
図である。
型リチウムイオン二次電池に使用される保護回路の回路
図である。
【図6】従来例を示すものであって、円筒型リチウムイ
オン二次電池の構造を示す縦断面図である。
オン二次電池の構造を示す縦断面図である。
1 蓋 板
1a ホルダー
1b 安全弁
1c 開口孔
2 電池容器
3a 端子孔
3b 端子材
3c ガラスハーメチックシール
4 固定具
4a,4b 爪
5 絶縁板
5a 通気口
5b 端子口
5c 係止孔
6 端子板
6a 通気孔
6b リード部
6c 係止部
7 端子絶縁板
8 上部絶縁板
8a 端子口
9 両面テープ
10 電池エレメント
11a,11b 接続片
12a〜12d 絶縁板
13 蓋組立体
14 保護回路
14a 素 子
14b 基 板
14c〜14e 入出力端子
14f〜14h 接続片
15 蓋
16 パッキング
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01M 2/34 H01M 2/34 A
10/40 10/40 Z
Fターム(参考) 5H011 AA09 AA10 AA13 CC06 DD05
DD13 EE04 FF04 GG09 HH09
KK01
5H012 AA01 BB02 BB11 DD01 DD05
DD17 EE04 FF01 GG01 JJ02
JJ06
5H022 AA09 BB03 BB11 CC02 KK01
5H028 AA01 BB01 BB05 CC07 CC08
HH05
5H029 AJ12 AJ14 AJ15 BJ02 BJ27
CJ05 DJ02 DJ05 DJ14 HJ12
Claims (7)
- 【請求項1】 電池容器の上端開口部に溶接された蓋板
に安全弁が設けられるとともに、この蓋板に設けられた
端子孔に絶縁封止材を介して端子材が嵌入して封着さ
れ、この蓋板上には、周縁部に上方に突出した鍔状周縁
材をもつリング状の固定具が固着され、さらに、この固
定具の鍔状周縁材に内接して絶縁板が嵌入されて、絶縁
板と蓋板との間に空間を隔てて固定され、この絶縁板の
中央に設けた通気口を覆うように端子板が配置されてい
ることを特徴とする電池。 - 【請求項2】 前記端子板が下方に突出した鍔部をもつ
円板状であり、この鍔部の一部には絶縁板の通気口に通
じる通気孔が形成されているとともに、この円板状の一
端からリード部が突設され、さらに、その他の端から係
止部が突設され、前記リード部が端子材の上端部に接続
固定されるとともに、前記係止部が絶縁板に止め付けら
れたことを特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項3】 前記蓋板上の絶縁板との間に設けられた
空間部に保護回路が収納されていることを特徴とする請
求項1に記載の電池。 - 【請求項4】 前記端子板が下方に突出した鍔部をもつ
円板状であり、この鍔部の一部には絶縁板の通気口に通
じる通気孔が形成されているとともに、この円板状の一
端からリード部が突設され、さらに、その他の端から係
止部が突設され、絶縁板に止め付けられるとともに、前
記保護回路の正極入力端子が前記端子材の上端部に、正
極出力端子が前記端子板リード部に、負極出力端子が蓋
板にそれぞれ接続固定されていることを特徴とする請求
項3に記載の電池。 - 【請求項5】 前記絶縁板上に、中央に開口部を有し
て、端子板の周囲を覆うように上部絶縁板が固着されて
いることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載
の電池。 - 【請求項6】 前記安全弁が、溝を形成した薄い金属板
で蓋板の開口孔を塞ぎ、この金属板の周囲を溶接により
蓋板に封着したものであることを特徴とする請求項1、
2、3、4または5に記載の電池。 - 【請求項7】 前記絶縁板が、固定具に備えられた爪に
よって蓋板上に固着されたことを特徴とする請求項1、
2、3、4、5または6に記載の電池。
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