JP2003138607A - クローラ車両 - Google Patents

クローラ車両

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JP2003138607A
JP2003138607A JP2001333882A JP2001333882A JP2003138607A JP 2003138607 A JP2003138607 A JP 2003138607A JP 2001333882 A JP2001333882 A JP 2001333882A JP 2001333882 A JP2001333882 A JP 2001333882A JP 2003138607 A JP2003138607 A JP 2003138607A
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traveling
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excitation
travel
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Toshihiro Takahashi
俊博 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転台の正規姿勢反転旋回姿勢の姿勢の如何
に拘わらず、走行操作レバーの操作方向へ走行すること
のできるクローラ車両を提供すること。 【解決手段】 走行用の油圧モータ9の回転方向を制御
するソレノイド制御方向切換弁6の電磁ソレノイドA、
Bの励磁を運転台11の向きによって、走行操作レバー
15の操作方向に走行を合致させる励磁変換手段10を
設けるとともに、該励磁変換手段10を走行制御系に連
係して成る。このほか、該励磁変換手段10が音響知覚
要素又は/及び光学的知覚要素に電気的に連動するもの
も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパワーショベル等の
反転時の安全走行を解決したクローラ車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパワーショベル等のクローラ車両
では、正規の走行状態から運転台のみを反転旋回した場
合には、運転席での走行操作レバーの操作に対して走行
方向が逆となる。すなわち、運転台の正規の向きで走行
操作レバーを前へ倒すと前進走行するから、運転台のみ
を反転旋回した状態では、オペレータの向きからすれば
後方への後退走行となる。この状態でとっさの場合、後
進したくて走行操作レバーを後へ倒すとオペレータの向
き方向(前進方向)へ走行することとなり、また、その
逆で前進のつもりが後退するなどで、重大事故を起こし
かねない問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は運転台が正規
の向き反転旋回の向きであれ、走行操作レバーの操作方
向がオペレータの向きを正して、前方へは前進、後方へ
は後進のように、一定に走行方向に対応して安全走行で
きるクローラ車両を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第一
発明のクローラ車両は、クローラ車両の走行用油圧モー
タを装備した走行フレーム部と、該走行フレーム部に対
して旋回自在に配設される上部旋回部と、油圧源の作動
油でソレノイド制御方向切換弁を介して前記走行用油圧
モータを駆動する走行油圧回路とから成るクローラ車両
において、上部旋回部に、前記ソレノイド制御方向切換
弁の励磁変換手段を配設し、該励磁変換手段を走行制御
系に連係して成る。第2発明のクローラ車両は第1発明
のクローラ車両において、前記励磁変換手段が、音響知
覚要素又は光学的知覚要素に電気的に連動して成る。
【0005】
【発明の実施の形態】運転台の正規状態、反転旋回状態
の如何に拘わらず、走行操作レバーの操作方向とクロー
ラ車両の走行方向を一致させるためのソレノイド制御方
向切換弁の励磁変換手段は、走行フレーム部と上部旋回
部間に設けた自動変換のものから、運転室の室内に設け
た切換スイッチによる手動変換のものまで選択され、そ
の変換範囲は180°反転に限定するものではなく、左右
にそれぞれ90°以上180°以下の範囲がある。
【0006】
【実施例】本発明クローラ車両aの実施例を図4に示す
クローラ車両aの走行用油圧回路1から説明すると、エ
ンジンの動力(図外)によって駆動される油圧ポンプ2
は、所定の圧力で油タンク3内の作動油をリリーフ弁4
からスイベルジョイント5へ送り、ソレノイド制御方向
切換弁6(以下、単に方向切換弁6とする。)によって
その圧油の方向が切り換えられ、それぞれカウンターバ
ランス弁7とリリーフ弁8を介して油圧モータ9へ圧送
し、油圧モータ9の回転方向によってクローラ車両aが
前後進する。ここで方向切換弁6の電磁ソレノイドAを
励磁して、左方のポートから圧送された作動油により回
転される油圧モータ9の回転を正転とし、そのときの走
行方向を前進方向とし、電磁ソレノイドBを励磁し、右
方のポートからの作動油により回転される油圧モータ9
の回転を逆転とし、そのときの走行方向を後進方向とす
る。次に、励磁変換手段10について図3(a)により
説明すると、運転台11が正規の姿勢では、上部旋回部
12の旋回台の位置検出端13に対して走行フレーム部
14に固定した近接スイッチLSAが対応し、運転台1
1が反転旋回した姿勢では、位置検出端13が走行フレ
ーム部14に固定した近接スイッチLSBに対応すると
すると、運転台11が正規の姿勢では、近接スイッチL
SAの位置検出の下でオペレータが図2に示すように走
行操作レバー15を前方(左方)へ倒すと、リミットス
イッチLAをたたくのでクローラ車両aは図3(a)に
示す実線矢印の前方へ走行し、走行操作レバー15を手
前(右方)へ倒すと、リミットスイッチLBをたたくの
でクローラ車両aは図3(a)に示す点線矢印の後方
(背面方向)へ走行する。反転旋回の姿勢では、近接ス
イッチLSBの位置検出の下でオペレータが走行操作レ
バー15を前方へ倒すと、リミットスイッチLAをたた
くのでクローラ車両aは図1の仮想線で示した点線矢印
の前方へ走行し、走行操作レバー15を手前へ倒すと、
リミットスイッチLBをたたくのでクローラ車両aは図
1の仮想線で示した実線矢印の方向へ走行する。
【0007】上記の動作を図4に示す走行用油圧回路図
と、図5に示す電気回路図に基づいて説明すると、近接
スイッチLSAの位置検出の下では、リレー(LSA
X)が励磁され、接点LSBXのb接点、接点LSAX
のa接点及び接点MCSBのb接点は閉じているからリ
レー(MCSA)が励磁され、一度検出すれば反転旋回
によって近接スイッチLSBを検出しない限り自己保持
回路によってリレー(MCSA)の励磁が継続し、この
とき接点MCSAのa接点は閉じ、b接点は開く。した
がって、運転台11の正規の姿勢で走行操作レバー15
を前方へ倒すとリミットスイッチLAが作動し、近接ス
イッチLSBに関連するリレー(MCSB)は非励磁状
態であるから、接点MCSBのb接点は閉じた状態とな
り、電磁ソレノイドAが励磁されるから、方向切換弁6
のポートが左方に切り換えられ、油圧モータ9が正転し
てオペレータの前方(図1の実線矢印方向)へクローラ
車両aは走行する。この場合、走行操作レバー15がリ
ミットスイッチLAから離れるとクローラ車両aの走行
は停止する。また、オペレータが走行操作レバー15を
手前に倒すとリミットスイッチLBが作動し、接点MC
SAのa接点は閉じ、同b接点は開き、接点MCSBの
b接点は閉じた状態であるから電磁ソレノイドBが励磁
され、方向切換弁6のポートが右方へ切り換えられ、油
圧モータ9が逆転してオペレータの後方(図1の点線矢
印方向)へクローラ車両aは走行し、リミットスイッチ
LBからの指令が解除されれば停止する。次に、運転台
11を反転旋回させた状態でのクローラ車両aの走行状
態を説明すると、この姿勢では近接スイッチLSBの位
置検出の下では、リレー(LSBX)が励磁され、接点
LSBXのb接点が開いてリレー(MCSA)が非励磁
状態となり、接点LSAXのb接点及び接点MCSAの
b接点は共に閉じ、接点LSBXのa接点が閉じるから
リレー(MCSB)が励磁されて接点MCSBのa接点
は閉じた状態となり、スイッチLSBの位置検出は自己
保持回路を構成するから、一度検出すれば正規の姿勢に
戻って近接スイッチLSAを検出しない限りリレー(M
CSB)の励磁が継続される。したがって、この運転台
11の反転旋回の姿勢で走行操作レバー15を前方に倒
せばリミットスイッチLAが作動し、近接スイッチLS
Bに関連するリレー(MCSB)の励磁によって接点M
CSBのa接点は閉じ、b接点は開くから電磁ソレノイ
ドAは非励磁状態であり、リレー(MCSA)は非励磁
であるから、接点MCSAのb接点が閉じて電磁ソレノ
イドBが励磁され、方向切換弁6のポートが右方へ切り
換えられ、油圧モータ9が逆転してオペレータの前方
(図1の点線矢印方向)へクローラ車両aが走行する。
この場合、走行操作レバー15がリミットスイッチLA
から離れると電磁ソレノイドBが非励磁状態となり、方
向切換弁6が中立状態のポートに切り換えられてクロー
ラ車両aの走行が停止する。オペレータが走行操作レバ
ー15を手前に倒すとリミットスイッチLBが作動し、
接点MCSBのb接点が開くとともに、そのa接点は閉
じ、接点MCSAのb接点は閉じた状態であるから、電
磁ソレノイドBは非励磁、電磁ソレノイドAが励磁状態
となり、方向切換弁6のポートが左方へ切り換えられ、
油圧モータ9が正転してオペレータの後方(図1の実線
矢印方向)へクローラ車両aが走行し、リミットスイッ
チLBからの指令が解除されれば走行が停止する。な
お、図3(b)に示したものは、運転台11の運転室の
室内に設ける励磁変換手段10の他の実施例を示し、こ
の場合は、手動で正規位置を切換スイッチ16のドッグ
17でリミットスイッチSAをたたいて指令し、反転旋
回位置をドッグ17でリミットスイッチSBをたたくこ
とにより指令する。励磁変換手段10は、自動、手動に
拘わらず、音響知覚要素としてのブザーや音声と電気的
に連動して反転旋回状態を知らせたり、パイロットラン
プや室内旋回灯などで反転旋回状態を知らせることもで
きる。このように、運転台11の正規姿勢や反転旋回姿
勢に拘わらず、クローラ車両aは走行操作レバー15を
倒した方向へ走行する。殊に自動的な励磁変換手段を施
したクローラ車両aでは、とっさの場合でも反射的な操
作で走行を制御できる。
【0008】
【発明の効果】本発明のクローラ車両によれば、運転台
の正規状態、反転旋回状態に拘わらずオペレータの運転
姿勢の前方が前進方向であり、背面(後方)が後進方向
となるので、常に走行操作レバーの操作方向と進行方向
が対応し安全運転ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクローラ車両aの正規、反転旋回状態
の走行状態を示す説明図。
【図2】走行操作レバーとリミットスイッチLA、LB
との関係を示す説明図。
【図3】励磁変換手段の説明図。
【図4】右側クローラ走行の油圧回路を省略した走行用
油圧回路図。
【図5】本発明のクローラ車両aに施される励磁変換手
段の電気回路図。
【符号の説明】
1 走行用油圧回路 2 油圧ポンプ 3 油タンク 4 リリーフ弁 5 スイベルジョイント 6 ソレノイド制御方向切換弁 7 カウンターバランス弁 8 リリーフ弁 9 油圧モータ 10 励磁変換手段 11 運転台 12 上部旋回部 13 位置検出端 14 走行フレーム部 15 走行操作レバー 16 切換スイッチ 17 ドッグ a クローラ車両

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ車両の走行用油圧モータを装備
    した走行フレーム部と、該走行フレーム部に対して旋回
    自在に配設される上部旋回部と、油圧源の作動油でソレ
    ノイド制御方向切換弁を介して前記走行用油圧モータを
    駆動する走行油圧回路とから成るクローラ車両におい
    て、 上部旋回部に、前記ソレノイド制御方向切換弁の励磁変
    換手段を配設し、該励磁変換手段を走行制御系に連係し
    て成るクローラ車両。
  2. 【請求項2】 前記励磁変換手段が、音響知覚要素又は
    光学的知覚要素に電気的に連動して成る請求項1記載の
    クローラ車両。
JP2001333882A 2001-10-31 2001-10-31 クローラ車両 Pending JP2003138607A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018014133A1 (en) * 2016-07-20 2018-01-25 Prinoth Ltd Tracked vehicle with rotating upper structure and processes therefor

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