JP2003137162A - 折畳自転車の結合装置 - Google Patents

折畳自転車の結合装置

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JP2003137162A
JP2003137162A JP2001333581A JP2001333581A JP2003137162A JP 2003137162 A JP2003137162 A JP 2003137162A JP 2001333581 A JP2001333581 A JP 2001333581A JP 2001333581 A JP2001333581 A JP 2001333581A JP 2003137162 A JP2003137162 A JP 2003137162A
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Japan
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hinge
lever
tightening
folding bicycle
hinge lever
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JP2001333581A
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Inventor
Kazumi Nishimura
和己 西村
Kiyoshi Takehara
清 竹原
Atsuo Suzuri
充生 硯
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合時において、小さな設置スペースに配置
できる折畳自転車の結合装置を提供する。 【解決手段】 蝶番体6,7を結合させる際に、締付連
結体13の締付ナット15を前部蝶番体6に係合させた
状態で、ヒンジレバー12で回動中心軸11を回転させ
て締付連結体13を後部蝶番体7側に移動させることに
より、締付連結体13に係合させた前部蝶番体6を後部
蝶番体7側に引き寄せて結合するように構成し、蝶番体
6,7の結合時に回動中心軸11に対して締付連結体1
3とヒンジレバー12とが同方向となるように配置し
た。この構成により、結合時に回動中心軸11に対して
締付連結体13とヒンジレバー12とが同方向となる配
置となるので、これらの部品の設置スペースが少しで済
んで、コンパクト化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折畳自転車におけ
る、蝶番体で折り畳んだ部分を結合する結合装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】折畳自転車として、実用新案登録260
0808号公報や実用新案登録2600809号公報に
開示されたものがある。この折畳自転車は、図9〜図1
1に示すように、ヘッドパイプ51を有する前部車体と
立パイプ52を有する後部車体とを連結するフレームパ
イプ53の中間部分が前後に分割され、このフレームパ
イプ53の分割箇所に、ヒンジ軸54を中心として互い
に回動可能な一対の蝶番体55(前部蝶番体56と後部
蝶番体57とからなる)が設けられ、これらの蝶番体5
5を分離状態にすることで、自転車の前部車体と後部車
体とが重なるように折畳可能とされている。
【0003】なお、本明細書中においては、折畳自転車
の前輪側を前方、後輪側を後方とする。後部蝶番体57
には、基部に偏心軸部58aが設けられたヒンジレバー
58が回転自在に取り付けられているとともに、このヒ
ンジレバー58の偏心軸部58aに、先端に締付ナット
59が螺合された締付ボルト60が、その基端部側が回
転自在な状態で挿通されている。そして、前部蝶番体5
6に設けられた凹状の収納部56aに、締付ナット59
と、この締付ナット59に被せられた締付キャップ62
とが収納されるように、締付ボルト60を前側に回動さ
せて配置し、この後に、ヒンジレバー58の先端を後方
に回動させることで、ヒンジレバー58の偏心軸部58
aが挿通された締付ボルト60を後方へ移動させ、締付
ボルト60の締付ナット59により前部蝶番体56が取
り付けられている自転車の前側部分を引き寄せて、自転
車の前側車体と後側車体とを結合させるように構成させ
ている。また、この状態で、ヒンジレバー58の先端部
を、立パイプ52に取り付けられたフック61に係合さ
せてヒンジレバー58の回動を阻止することで、締付ボ
ルト60の締付ナット59および締付キャップ62の箇
所が前部蝶番体56の収納部56aから離脱しないよう
にロックするようになっている。
【0004】この折畳自転車の結合構造によれば、比較
的簡単な操作で、自転車の前側車体と後側車体とを結合
および分離することができ、しかも、結合時には、結合
状態がロックされるため、使用時での信頼性も良好とな
る。
【0005】また、締付ボルト60、締付ナット59お
よび締付キャップ62については、結合時に前部蝶番体
56の収納部56aに収納されるため、運転者の衣服な
どが引っ掛かり難いという利点もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
折畳自転車の結合構造では、結合時において、締付ボル
ト60、締付ナット59および締付キャップ62は、枢
支点であるヒンジレバー58の偏心軸部58aに対して
前側に傾倒される一方、ヒンジレバー58は後側に傾倒
されるため、これらの締付ボルト60およびヒンジレバ
ー58によって前後方向に大きなスペースが必要となる
という課題がある。また、大きなスペースにわたって配
置されているため、それだけ、運転者の衣服などが当た
って引っ掛かる可能性も大きくなる。
【0007】また、結合時において、ヒンジレバー58
が、フレームパイプ53よりも上方に突出して立パイプ
52まで達する形状であるため、この箇所に衣服が引っ
掛かったりするおそれがあるとともに、見栄えが悪くな
るおそれもある。
【0008】また、ヒンジレバー58は偏心軸部58a
で一点支持されているだけであるので、ヒンジレバー5
8を後方に回動させる際に、締付ボルト60に係合する
偏心軸部58aの箇所よりも上方からだけに搭乗者の力
が偏って作用し、ヒンジレバー58の偏心軸部58a近
傍箇所に偏ったねじれ状態を生じて、ヒンジレバー58
の耐久性が低下するおそれがある。
【0009】さらに、折畳状態から結合状態にする際
に、締付ボルト60、締付ナット59および締付キャッ
プ62を前部蝶番体56の収納部56aに手動で収納さ
せなければならないため、この際に手間がかかる短所も
ある。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、結合
時において、小さな設置スペースに配置でき、運転者の
衣服などが引っ掛かることを最小限に抑えることがで
き、見栄えがよく、しかも、良好な耐久性を得られて、
結合時の手間も最小限に済ますことができる折畳自転車
の結合装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の折畳自転車の結合装置は、折
畳自転車のフレームパイプに設けられ、ヒンジ軸を中心
として互いに回動自在に軸支された一対の蝶番体と、前
記蝶番体における一方の蝶番体に回動自在に支持された
回動中心軸と、この回動中心軸に取り付けられて回動中
心軸を一体的に回転させるヒンジレバーと、前記回動中
心軸にその基端側で回動自在に軸支され、他方の蝶番体
に係合する係合部がその自由端側に設けられた締付連結
体とが備えられ、蝶番体を結合させる際には、締付連結
体の係合部を他方の蝶番体に係合させた状態で、ヒンジ
レバーで回動中心軸を回転させて締付連結体を一方の蝶
番体側に移動させることにより、締付連結体に係合され
た他方の蝶番体を一方の蝶番体側に引き寄せて結合する
ように構成され、蝶番体の結合時に回動中心軸に対して
締付連結体とヒンジレバーとが同方向となるように配置
されていることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、結合時に回動中心軸に
対して締付連結体とヒンジレバーとが同方向となるよう
に配置されているので、これらの部品によって占める設
置スペースが少しで済んで、コンパクト化される。した
がって、運転者の衣服が当たる確率もそれだけ小さくな
って、引っ掛かる可能性を小さくできる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の折
畳自転車の結合装置において、ヒンジレバーが結合時に
他方の蝶番体に沿うように配設され、ヒンジレバーに、
結合時に締付連結体の少なくとも一部を収容する収容空
間が設けられたことを特徴とする。
【0014】この構成によれば、結合時には、ヒンジレ
バーが他方の蝶番体に沿うように配設されるとともに、
ヒンジレバーの収納空間に締付連結体の少なくとも一部
が収容されるため、ヒンジレバーや締付連結体の外部へ
の突出部分を最小限に抑えることができ、この結果、ヒ
ンジレバーや締付連結体に運転者の衣服が引っ掛かるこ
とを低減させることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の折畳自転車の結合装置において、回動中心軸に
は偏心軸部が形成され、回動中心軸における偏心軸部が
形成されている箇所の上方部分と下方部分との2箇所で
ヒンジレバーが取り付けられていることを特徴とする。
【0016】この構成によれば、ヒンジレバーを回動さ
せて回動中心軸の偏心軸部により締付連結体を一方の蝶
番体側に移動させる際に、ヒンジレバーから偏心軸部に
作用する力が上方と下方との両側から作用するので、偏
心軸部にねじれ力が偏って作用することがなくなり、回
動中心軸の耐久性が良好な状態に維持される。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の折畳自転車の結合装置において、ヒンジレ
バーには孔部または凹部が形成され、他方の蝶番体には
結合時に前記ヒンジレバーの孔部または凹部に対応する
箇所に、結合時にヒンジレバーを他方の蝶番体側に回動
させる際に、前記孔部または凹部に嵌入してヒンジレバ
ーを案内するガイド用突起が形成されていることを特徴
とする。
【0018】この構成によれば、結合時にヒンジレバー
を他方の蝶番体側に回動させる際に、ヒンジレバーの孔
部または凹部にガイド用突起が嵌入してヒンジレバーが
案内されるため、結合させるために回動させた時にヒン
ジレバーが良好に位置決めされ、がたつきなどを生じる
ことが防止される。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の折畳自転車の結合装置において、他方の蝶
番体に、結合時に締付連結体の少なくとも一部を収容す
る収容空間が設けられ、結合時に締付連結体が他方の蝶
番体の収容空間に収納されるように付勢する付勢手段が
設けられ、折畳姿勢から結合姿勢に蝶番体同士を回動さ
せた際に、前記付勢手段の付勢力により締付連結体が前
記他方の蝶番体の収容空間に収納されるように構成され
ていることを特徴とする。
【0020】この構成によれば、結合時には締付連結体
の少なくとも一部が、他方の蝶番体に設けられた収納空
間に収納されるため、締付連結体の外部への突出部分を
最小限に抑えることができ、この結果、締付連結体の係
合部に運転者の衣服が引っ掛かることを低減させること
ができる。また、折畳姿勢から結合姿勢に蝶番体同士を
回動させた際には、締付連結体が自動的に他方の蝶番体
の収容空間に収納されるので、従来のように、締付ボル
トなどの締付連結体を蝶番体の収納空間に手動で収納さ
せる動作を行わなくても済み、この際の手間を省くこと
ができる。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の折畳自転車の結合装置において、ヒンジレ
バーに、結合時に他方の蝶番体に係合してヒンジレバー
が回動することを阻止するロック手段を設けたことを特
徴とする。
【0022】この構成によれば、ロック手段により、走
行中などにヒンジレバーが回動して締付連結体が外れる
ことを防止できる。また、ロック手段をヒンジレバーに
設けたことにより、組み立て時には、予めロック手段を
ヒンジレバーに組みつけておくことができ、組み立て作
業の容易化を図ることができる。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れかに記載の折畳自転車の結合装置において、蝶番体同
士の接合部に互いがかみ合う段付部をそれぞれ形成した
ことを特徴とする。
【0024】この構成によれば、蝶番体同士を結合させ
た際に、各段付部が互いにかみ合うので、蝶番体同士が
より良好にかみ合うこととなり、蝶番体同士のがたつき
などを生じることが防止される。
【0025】本発明の請求項8記載の折畳自転車は、請
求項1〜7の何れかに記載の折畳自転車の結合装置を備
えたことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の
実施の形態にかかる折畳自転車のフレームの結合状態に
おける右側面図、図2は、同折畳自転車の結合状態にお
けるフレームを前方右側より見た斜視図、図3は、同折
畳自転車の折畳状態におけるフレームを前方右側より見
た斜視図、図4は、同折畳自転車の結合装置の結合状態
における斜視図、図5は、同折畳自転車の結合装置の結
合状態における右側面図、図6は、同折畳自転車の結合
装置の分解斜視図、図7は、同折畳自転車の結合装置の
結合状態からヒンジレバーだけを回動させた状態を示す
右側面図、図8は、同折畳自転車の結合装置の折畳状態
の斜視図である。
【0027】図1〜図3に示すように、この折畳自転車
は、ヘッドパイプ1を有する前部車体と立パイプ2を有
する後部車体とを連結するフレームパイプ3の中間部分
が前後に2分割され、このフレームパイプ3の分割箇所
に、ヒンジ軸4(図3参照)を中心として互いに回動可
能な一対の蝶番体5(前部蝶番体6と後部蝶番体7とか
らなる)が一体的に設けられ、これらの蝶番体5を離反
状態とすることで、図3に示すように、折畳自転車の前
側車体と後側車体とが重なるように折畳可能とされてい
る。
【0028】ここで、前部蝶番体6は前部フレームパイ
プ3Aに溶着され、後部蝶番体7は後部フレームパイプ
3Bに溶着されている。また、全ての部品についての図
示は行っていないが、ヘッドパイプ1により回動自在に
支持されている前ホークの下端に折畳自転車の前輪が回
転自在に支持されており、立パイプ2やハンガラグ8に
取り付けられているバックホーク24やチェーンステー
25の後端に折畳自転車の後輪が回転自在に支持されて
いる。そして、前輪支持用の前ホークを支持するヘッド
パイプ1を有する前部車体と、後輪支持用のチェーンス
テー25の前端に溶着されたハンガラグ8や立パイプ2
を有する後部車体とを、フレームパイプ3にて連結して
いる。また、ハンガラグ8は、ペダルが取り付けられて
いるクランク軸を回転自在に支持している。
【0029】図1に示すように、フレームパイプ3は、
ヘッドパイプ1が連結されている前側が若干上向きとな
るように傾斜して配置されている。一方、ヒンジ軸4
は、図3に示すように、前部蝶番体6に設けられたヒン
ジ軸支持筒部6aと後部蝶番体7に設けられた上下一対
のヒンジ軸支持筒部7aとに跨って挿通された状態で、
水平面に対して垂直な鉛直方向に沿う姿勢に配設されて
いる。したがって、蝶番体5を分離状態にして、前側車
体を後方に回動させる場合でも、前側車体の高さが変化
しないようになっている。また、後部蝶番体7が溶着さ
れた後部フレームパイプ3Bには、立パイプ2が結合さ
れているだけでなく、ハンガラグ8より上方に延びる上
延パイプ9の上端が結合されており、剛性が高められて
いる。
【0030】図4〜図6に示すように、後部蝶番体7に
おいては、回動中心軸11が、右側方に突出する上下2
箇所の軸支持部7bに設けられた丸孔7cに縦方向に挿
通されており、この回動中心軸11は、フレームパイプ
3の中心線に対して垂直となる略縦姿勢(したがって、
鉛直線に対しては、上部が若干後方に傾斜した姿勢)で
回動自在に支持されている。この回動中心軸11の中央
部分には偏心軸部11aが形成され、この回動中心軸1
1の偏心軸部11aには、蝶番体5を結合するための締
付連結体13が回動自在に軸支されている。また、回動
中心軸11の上部と下部とにはそれぞれ断面角形の角形
軸部11b、11cが形成され、これに対応してヒンジ
レバー12の基端部における上部と下部とには筒状角孔
部12a、12bが一体形成されている。そして、これ
らの筒状角孔部12a、12bに角形軸部11b、11
cが嵌め込まれた状態で取り付けられて、ヒンジレバー
12のレバー操作に伴って回動中心軸11が一体的に回
動される。
【0031】図4、図5に示すように、ヒンジレバー1
2は結合時においては、前部蝶番体6および前部フレー
ムパイプ3Aの側面に沿う形状とされている。なお、図
6に示すように、回動中心軸11の下端部やヒンジ軸4
の下端部には、蝶番体5に組みつけられた状態で、C形
止め輪21、22が嵌め込まれて、回動中心軸11やヒ
ンジ軸4の抜け止めとされている。
【0032】図4〜図6に示すように、締付連結体13
は、その回動の中心となる基端部側に設けられた縦貫通
孔14aに偏心軸部11aが通された締付ボルト14
と、締付ボルト14の自由端側のねじ部14bに螺合さ
れた係合部としての締付ナット15と、この締付ナット
15に被せられて取付ねじ23で結合されたキャップ1
6とから構成されている。キャップ16は、先端が略半
球形状とされているナット覆い部16aと、このナット
覆い部16aを側方から覆うカバー部16bとからな
る。また、前部蝶番体6には、蝶番体5の結合時に締付
ナット15およびキャップ16のナット覆い部16aを
収納する収納凹部6bと、締付ボルト14のねじ部14
bが挿通されるボルト挿通用凹部6cが続けて設けられ
ている。
【0033】結合時においては、締付ボルト14のねじ
部14bに螺合された締付ナット15が前部蝶番体6の
収納凹部6bにおける後方寄りの壁面(係合壁面6dと
称す:図5参照)に係合する。また、前部蝶番体6にお
ける係合壁面6dよりも後方寄りの部分は側方に突出さ
れ、この突出した上下2箇所のガイド用突起6eは、結
合時に、ヒンジレバー12に設けられた孔部12cに嵌
入してヒンジレバー12を、良好な位置に案内するよう
になっている。また、ヒンジレバー12に設けられた孔
部12cには、結合時にキャップ16のカバー部16b
が収納される。なお、結合時において、締付連結体13
の締付ナット15が前部蝶番体6の係合壁面6dに良好
に係合するように、締付ボルト14のねじ部14bに対
する締付ナット15の螺合位置が予め調整されている。
【0034】後部蝶番体7の軸支持部7b間に設けられ
たボルト収容凹部7dには、締付連結体13の締付ボル
ト14が後部蝶番体7の側面に当接する方向に付勢する
付勢手段としての付勢ばね17が配設されている。この
付勢ばね17は、上下2箇所に設けられたリング形状部
17aが回動中心軸11に外装された状態で、締付ボル
ト14のねじ部14bに中央部17bが係合し、また、
両端の引掛脚部17cがボルト収容凹部7dの底面に上
下2箇所で係合した姿勢で組みつけられている。
【0035】ヒンジレバー12の先端近傍箇所には、結
合時に前部蝶番体6に係合して、ヒンジレバー12が前
部蝶番体6から離反する方向に回動することを阻止する
ロック手段としてのスライドキー18が、ヒンジレバー
12の裏面側箇所で前後にスライド自在に配設されてい
る。このスライドキー18は、一端がねじ24で係止さ
れたロック用付勢ばね19によりヒンジレバー12基端
部側に付勢され、また、スライドキー18の前端部に設
けられた操作部18aはヒンジレバー12の表面側に露
出して配置されている。そして、操作部18aに指を掛
けて操作することにより、スライドキー18を前後にス
ライド可能とされている。
【0036】また、前部蝶番体6における収納凹部6b
よりも前方の箇所には少しだけ側方に突出するロック用
突部6fが形成され、ロック用突部6fの内部には、前
記スライドキー18の後端部が挿脱可能な係合孔6gが
形成されている。そして、蝶番体5を結合させた状態
で、スライドキー18の操作部18aを操作して、スラ
イドキー18の後端部をロック用突起6fの係合孔6g
内に挿入させることで、ヒンジレバー12が前部蝶番体
6に沿った姿勢にロックされるようになっている。な
お、ロック用突起6fの前側部分には、前側ほど側方へ
の突出量が少なくなるように傾斜する傾斜面6hが形成
されており、蝶番体5を結合させる際には、スライドキ
ー18の操作部18aを操作しなくても、ヒンジレバー
12を前部蝶番体6側に回動させると、スライドキー1
8の後端部がロック用突起6fに当接するとともにその
傾斜面6hに案内されて、ロック用突起6fの係合孔6
g内に挿入して係合するようになっている。
【0037】また、図6に示すように、前部蝶番体6と
後部蝶番体7との接合部には、互いがかみ合う段付部6
j、6k、7j、7kがそれぞれ形成されている。この
実施の形態では、前部蝶番体6および後部蝶番体7にお
いて、段付部6j、6k、7j、7kよりもヒンジ軸4
寄りの箇所では鉛直方向に沿うように面が形成され、段
付部6j、6k、7j、7kよりもヒンジ軸4から離れ
る側の箇所ではフレームパイプ3の中心線に対して縦に
垂直となる方向に沿うように面が形成され、これらの間
に段付部6j、6k、7j、7kが形成されている。な
お、段付部6j、6k、7j、7kを設けずに、前部蝶
番体6と後部蝶番体7との接合部を平滑面とし、結合時
に各接合部の平滑面が当接するように構成してもよい。
【0038】上記構成において、この折畳自転車を、図
1、図2、図4、図5に示す結合姿勢から折り畳む際に
は、まず、スライドキー18の操作部18aをヒンジレ
バー12の先端部側(前方側)に移動させて、スライド
キー18をロック用突起6fの係合孔6gから離脱させ
てロックを解除させる。次に、この状態から、ヒンジレ
バー12を図7に示すように後方側に回動させる。これ
により、回動中心軸11の偏心軸部11aが前方に移動
し、これに伴って締付連結体13が前方に移動するた
め、締付ナット15およびキャップ16が前部蝶番体6
の係合壁面6dから離反し、前部蝶番体6が後部蝶番体
7に対して自由に回動可能な状態となる。この状態か
ら、前部蝶番体6および前部フレームパイプ3Aが設け
られている前側車体を、ヒンジ軸4を中心に左側後方に
回動させることで、図3、図8に示すような折畳状態と
することができる。
【0039】一方、図3、図8に示す折畳状態から蝶番
体5を結合させるときには、まず、前部蝶番体6および
前部フレームパイプ3Aが設けられている前側車体を、
ヒンジ軸4を中心に右側前方に回動させて、蝶番体5の
接合部同士をつき合わせる。この際、前部蝶番体6と後
部蝶番体7との接合部に形成された段付部6j、6k、
7j、7k同士がかみ合うこととなるため、前部蝶番体
6およびこの前部蝶番体6が取り付けられている前側車
体は、後部蝶番体7に対して、がたつきなどを生じるこ
となく良好に位置決めされ、段付部6j、6k、7j、
7kを設けない場合と比べて、結合強度も向上する。
【0040】また、後部蝶番体7に取り付けられている
締付連結体13は付勢ばね17により後部蝶番体7のボ
ルト収容凹部7d底面部側に回動するように付勢されて
いるため、蝶番体5同士が接合された際には、締付連結
体13の締付ナット15やキャップ16は前部蝶番体6
の収納凹部6bに自動的に収納される。なお、前部蝶番
体6を右側前方に回動させる途中には、締付連結体13
のキャップ16が前部蝶番体6のガイド用突起6eに一
時的に当接するが、この際には、前部蝶番体6の回動に
伴って締付連結体13も付勢ばね17に抗しながら右側
に回動し、段付部6j、6k、7j、7k同士が近接し
て、前部蝶番体6のガイド用突起6eが締付ナット15
やキャップ16に干渉しなくなった時点で締付連結体1
3の締付ナット15やキャップ16が前部蝶番体6の収
納凹部6bに自動的に収納される。また、付勢ばね17
は、締付ボルト14のねじ部14bに中央部17bで係
合し、かつ、後部蝶番体7のボルト収容凹部7dの底面
に上下2箇所の両端部(引掛脚部17c)で係合してい
るため、この付勢ばね17のバランスが良好に保たれ、
その結果、締付連結体13の締付ナット15やキャップ
16の位置精度が良好に保持される。そのため、締付連
結体13の、収納凹部6bへの収納状態での信頼性が向
上する。
【0041】この状態から、ヒンジレバー12を前方側
に回動させることで、回動中心軸11の偏心軸部11a
が後方に移動し、これに伴って締付連結体13が後方に
引きつけられる。これにより、締付ナット15が前部蝶
番体6の係合壁面6dに強く当接し、蝶番体5同士が結
合される。また、ヒンジレバー12を前方側に回動させ
た際には、ヒンジレバー12の孔部12cに前部蝶番体
6のガイド用突起6eが嵌入して、ヒンジレバー12を
上下方向に対して案内されるため、ヒンジレバー12が
前部蝶番体6の側面に近接した時点で良好に位置決めさ
れ、さらにヒンジレバー12を前方側に回動させること
で、スライドキー18の後端部がロック用突起6fの係
合孔6g内に挿入し、ヒンジレバー12がロックされ
る。また、このような結合状態では、前部蝶番体6のガ
イド用突起6eの近傍に、ヒンジレバー12の孔部12
cの内周面が位置するため、ヒンジレバー12の上下の
がたつきが、前記前部蝶番体6のガイド用突起6eによ
って阻止される。
【0042】以上のような簡単な操作で、折畳自転車を
折畳状態や結合状態とすることができる。特に、折畳自
転車を結合する際には、前部蝶番体6および前側車体
を、右側前方に回動させるだけで、自動的に締付連結体
13の締付ナット15やキャップ16が前部蝶番体6の
収納凹部6bに収納されるため、従来のように、締付ボ
ルトなどの締付連結体を蝶番体の収納空間に手動で収納
させる動作を行わなくても済み、この際の手間を省くこ
とができる。また、ヒンジレバー12を回動させるだけ
で、ロック動作も行われるため、これによっても手間を
省くことができる。
【0043】また、上記構成によれば、結合時に回動中
心軸11に対して締付連結体13とヒンジレバー12と
が同方向となるように配置されている(この実施の形態
においては、フレームパイプ3の前側に沿うように配置
されている)ので、これらの部品が反対側に向くように
配置されている場合などに比べて、これらの部品によっ
て占める設置スペースが少しで済んで、コンパクト化で
きる。したがって、運転者の衣服が当たる確率もそれだ
け小さくなって、引っ掛かる可能性が小さくなる。ま
た、結合時にヒンジレバー12が前部蝶番体6の側面に
沿うように配設されているため、ヒンジレバー12の前
部蝶番体6からの突出寸法を最小限に抑えることがで
き、これによっても、運転者の衣服がヒンジレバー12
に引っ掛かることを最小限に抑えることができる。さら
に、右側面から見て、ヒンジレバー12内に締付連結体
13が配置されているとともに、このヒンジレバー12
が設けられている箇所に結合装置としての部品が全て集
約されて設けられているため、外観がスマートとなって
見栄えがよい利点もある。
【0044】また、結合時には、締付結合体13のキャ
ップ16や締付ナット15は、前部蝶番体6の収納凹部
6bやヒンジレバー12の孔部12c内に収納されるた
め、締付結合体13が外部へ突出しなくなり、締付結合
体13に運転者の衣服が引っ掛かることを防止できる。
【0045】さらに、上記構成によれば、ヒンジレバー
12を回動させて回動中心軸11の偏心軸部11aによ
り締付連結体13を後方に引き付ける際に、ヒンジレバ
ー12から偏心軸部11aに作用する力が上方と下方と
の両側から作用するので、偏心軸部11aにねじれ力が
偏って作用する従来のような不具合がなくなって、回動
中心軸11aに無理な力が作用し難くなり、耐久性が向
上する。
【0046】また、上記構成によれば、ロック手段とし
てのスライドキー18やロック用付勢ばね19をヒンジ
レバー12に設けたことにより、組み立て時には、ヒン
ジレバー12を組付ける前に、スライドキー18やロッ
ク用付勢ばね19をヒンジレバー12に予め組みつけて
おくことができ、組み立て作業の容易化を図ることがで
きる。
【0047】なお、上記実施の形態においては、回動中
心軸11を後部蝶番体7側に取り付けてヒンジレバー1
2や締付連結体13を軸支し、結合時には、これらのヒ
ンジレバー12や締付連結体13を前側に回動するよう
に構成した場合を述べたが、これに限るものではなく、
回動中心軸11を前部蝶番体6側に取り付けてヒンジレ
バー12や締付連結体13を軸支し、結合時には、これ
らのヒンジレバー12や締付連結体13を前側に回動す
るように構成してもよい。
【0048】また、上記実施の形態においては、ヒンジ
レバー12の孔部12c内にキャップ16のカバー部1
6bおよびその近傍箇所を収納するようにした場合を図
示したが、これに限るものではなく、ヒンジレバー12
に孔部12cに代えて凹部を設けて、この凹部内に、キ
ャップ16のカバー部16bなどを収納するようにして
もよい。
【0049】また、結合時にヒンジレバー12の裏側に
手を差し入れやすいように、前部フレームパイプ3Aに
おけるヒンジレバー12の裏側箇所に窪み部分を形成し
てもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、結合時に
回動中心軸に対して締付連結体とヒンジレバーとが同方
向となるように配置させたことにより、これらの部品に
よって占める設置スペースが少しで済んで、締付連結体
やヒンジレバーの配置場所をコンパクト化でき、運転者
の衣服が当たる確率もそれだけ小さくなって、締付連結
体やヒンジレバーに運転者の衣服が引っ掛かる可能性を
小さくできる。
【0051】また、結合時にヒンジレバーが蝶番体に沿
うように配設するとともに、ヒンジレバーの配設空間に
締付連結体の少なくとも一部を収容するように構成する
ことで、ヒンジレバーや締付連結体の外部への突出部分
を最小限に抑えることができて、ヒンジレバーや締付連
結体に運転者の衣服が引っ掛かることを低減させること
ができる。
【0052】また、回動中心軸における偏心軸部が形成
されている箇所の上方部分と下方部分との2箇所でヒン
ジレバーを取り付けたことにより、偏心軸部にねじれ力
が偏って作用することがなくなり、回動中心軸の耐久性
が向上する。
【0053】また、ヒンジレバーが軸支されている蝶番
体とは別の蝶番体にヒンジレバーを案内するガイド用突
起を形成したことで、結合させるために回動させた時に
ヒンジレバーが良好に位置決めされ、がたつきなどを生
じることが防止される。また、このガイド用突起を、前
記別の蝶番体におけるヒンジレバーに形成した孔部また
は凹部に対応する箇所に設けたことで、ガイド用突起が
ヒンジレバーの内側に配置されることになって、ガイド
用突起に運転者の衣服が引っ掛かることも防止できる。
【0054】また、結合時に締付連結体の少なくとも一
部を、他方の蝶番体に設けた収納空間に収納するように
構成したことにより、締付連結体に運転者の衣服が引っ
掛かることを低減させることができる。また、折畳姿勢
から結合姿勢に蝶番体同士を回動させた際に、付勢手段
の付勢力により締付連結体が他方の蝶番体の収容空間に
収納されるように構成したことにより、従来のように、
締付ボルトなどの締付連結体を蝶番体の収納空間に手動
で収納させる動作を行わなくても済み、この際の手間を
省くことができる。
【0055】また、ヒンジレバーに、結合時に他方の蝶
番体に係合してヒンジレバーが回動することを阻止する
ロック手段を設けたことで、走行中などにヒンジレバー
が回動して締付連結体が外れることを防止できる。ま
た、ロック手段をヒンジレバーに設けたことにより、組
み立て時には、予めロック手段をヒンジレバーに組みつ
けておくことができ、組み立て作業の容易化を図ること
ができる。
【0056】また、蝶番体同士の接合部に互いがかみ合
う段付部をそれぞれ形成したことにより、蝶番体同士を
結合させた際に、蝶番体同士がより良好にかみ合うこと
となり、蝶番体同士のがたつきなどを生じることが防止
されるとともに、段付部を設けない場合と比べて、結合
強度も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる折畳自転車のフレ
ームの結合状態における側面図である。
【図2】同折畳自転車の結合状態におけるフレームを前
方右側より見た斜視図である。
【図3】同折畳自転車の折畳状態におけるフレームを前
方右側より見た斜視図である。
【図4】同折畳自転車の結合装置の結合状態における斜
視図である。
【図5】同折畳自転車の結合装置の結合状態における側
面図である。
【図6】同折畳自転車の結合装置の分解斜視図である。
【図7】同折畳自転車の結合装置の結合状態からヒンジ
レバーだけを回動させた状態を示す側面図である。
【図8】同折畳自転車の結合装置の折畳状態の斜視図で
ある。
【図9】従来の折畳自転車のフレームの結合状態におけ
る側面図である。
【図10】同従来の折畳自転車の結合装置の結合状態に
おける斜視図である。
【図11】同従来の折畳自転車の結合装置の結合状態に
おける側面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドパイプ 2 立パイプ 3 フレームパイプ 3A 前部フレームパイプ 3B 後部フレームパイプ 4 ヒンジ軸 5 蝶番体 6 前部蝶番体 6b 収納凹部 6c ボルト挿通用凹部 6d 係合壁面 6e ガイド用突起 6f ロック用突部 6g 係合孔 6h 傾斜面 6j、6k、7j、7k 段付部 7 後部蝶番体 7d ボルト収容凹部 11 回動中心軸 11a 偏心軸部 12 ヒンジレバー 12c 孔部 13 締付連結体 14 締付ボルト 15 締付ナット 16 キャップ 17 付勢ばね(付勢手段) 18 スライドキー(ロック手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 硯 充生 大阪府柏原市片山町13番13号 ナショナル 自転車工業株式会社内 Fターム(参考) 3D012 BA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳自転車のフレームパイプに設けら
    れ、ヒンジ軸を中心として互いに回動自在に軸支された
    一対の蝶番体と、 前記蝶番体における一方の蝶番体に回動自在に支持され
    た回動中心軸と、 この回動中心軸に取り付けられて回動中心軸を一体的に
    回転させるヒンジレバーと、 前記回動中心軸にその基端側で回動自在に軸支され、他
    方の蝶番体に係合する係合部がその自由端側に設けられ
    た締付連結体とが備えられ、 蝶番体を結合させる際には、締付連結体の係合部を他方
    の蝶番体に係合させた状態で、ヒンジレバーで回動中心
    軸を回転させて締付連結体を一方の蝶番体側に移動させ
    ることにより、締付連結体に係合された他方の蝶番体を
    一方の蝶番体側に引き寄せて結合するように構成され、 蝶番体の結合時に回動中心軸に対して締付連結体とヒン
    ジレバーとが同方向となるように配置されていることを
    特徴とする折畳自転車の結合装置。
  2. 【請求項2】 ヒンジレバーが結合時に他方の蝶番体に
    沿うように配設され、 ヒンジレバーに、結合時に締付連結体の少なくとも一部
    を収容する収容空間が設けられたことを特徴とする請求
    項1記載の折畳自転車の結合装置。
  3. 【請求項3】 回動中心軸には偏心軸部が形成され、 回動中心軸における偏心軸部が形成されている箇所の上
    方部分と下方部分との2箇所でヒンジレバーが取り付け
    られていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    折畳自転車の結合装置。
  4. 【請求項4】 ヒンジレバーには孔部または凹部が形成
    され、他方の蝶番体には結合時に前記ヒンジレバーの孔
    部または凹部に対応する箇所に、結合時にヒンジレバー
    を他方の蝶番体側に回動させる際に、前記孔部または凹
    部に嵌入してヒンジレバーを案内するガイド用突起が形
    成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに
    記載の折畳自転車の結合装置。
  5. 【請求項5】 他方の蝶番体に、結合時に締付連結体の
    少なくとも一部を収容する収容空間が設けられ、 結合時に締付連結体が他方の蝶番体の収容空間に収納さ
    れるように付勢する付勢手段が設けられ、 折畳姿勢から結合姿勢に蝶番体同士を回動させた際に、
    前記付勢手段の付勢力により締付連結体が前記他方の蝶
    番体の収容空間に収納されるように構成されていること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の折畳自転車
    の結合装置。
  6. 【請求項6】 ヒンジレバーに、結合時に他方の蝶番体
    に係合してヒンジレバーが回動することを阻止するロッ
    ク手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか
    に記載の折畳自転車の結合装置。
  7. 【請求項7】 蝶番体同士の接合部に互いがかみ合う段
    付部をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1〜6
    の何れかに記載の折畳自転車の結合装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の折畳自転
    車の結合装置を備えたことを特徴とする折畳自転車。
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