JP2003132855A - 自動車前照灯用白熱電球 - Google Patents

自動車前照灯用白熱電球

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JP2003132855A
JP2003132855A JP2002266213A JP2002266213A JP2003132855A JP 2003132855 A JP2003132855 A JP 2003132855A JP 2002266213 A JP2002266213 A JP 2002266213A JP 2002266213 A JP2002266213 A JP 2002266213A JP 2003132855 A JP2003132855 A JP 2003132855A
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coil
filament
common plane
incandescent lamp
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Gerhard Behr
ベール ゲルハルト
Peter Helbig
ヘルビッヒ ペーター
Christian Seichter
ザイヒター クリスチアン
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Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
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    • F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01K—ELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K9/00—Lamps having two or more incandescent bodies separately heated
    • H01K9/08—Lamps having two or more incandescent bodies separately heated to provide selectively different light effects, e.g. for automobile headlamp
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィラメントの光放出がリードによって僅かし
か妨げられず、フィラメントの主要光放出方向でのリー
ドによる遮光作用が軽減されるようにする。 【解決手段】ほぼ軸線対称なガラス球１と、ガラス球１
内において軸線方向に向けられた第１のコイルフィラメ
ント４と、ガラス球１内において横方向に向けられた第
２のコイルフィラメント５と、両コイルフィラメント
４，５を保持し電気的接続を行なうためのアンカとを備
え、このアンカが第１のコイルフィラメント４用の遮光
装置６と３本のリード線７，８，９とを有し、３本のリ
ード線７，８，９が第２のコイルフィラメント５の長手
軸線に対して垂直な１つの共通平面内に配置され、少な
くとも１本のリード線８が、共通平面から突出し第２の
コイルフィラメント５の傍を通って導かれる部分８ａを
有し、この部分８ａが第２のコイルフィラメント５の主
光放射方向の外に配置されるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ほぼ軸線対称なガ
ラス球と、このガラス球内において軸線方向に向けられ
た第１のコイルフィラメントと、ガラス球内において横
方向に向けられた第２のコイルフィラメントと、両コイ
ルフィラメントを保持し電気的接続を行なうためのアン
カとを備え、このアンカが第１のコイルフィラメント用
の遮光装置と３本のリード線とを有する自動車前照灯用
白熱電球に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の白熱電球はダブル・フィラメン
ト形ハロゲン電球として自動車前照灯内で使用されてい
る（例えば、特許文献１参照）。そのダブル・フィラメ
ント形ハロゲン電球は、軸線対称なガラス球と、このガ
ラス球内において軸線方向に向けられたコイルフィラメ
ントと、ガラス球内において横方向に向けられたコイル
フィラメントと、軸線方向コイルフィラメント用の遮光
装置とを有している。
【０００３】
【特許文献１】欧州特許出願公開第０７９１７７９号明
細書
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、アン
カ構成を改良した白熱電球を提供することにある。特に
コイルフィラメントの光放出がそのリードによってでき
るだけ僅かしか妨げられず、コイルフィラメントの主要
光放出方向でのリードによる遮光作用が軽減されること
を保証したい。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、冒頭で述べた種類の自動車前照灯用白熱電球にお
いて、３本のリード線が第２のコイルフィラメントの長
手軸線に対して垂直な１つの共通平面内に配置され、少
なくとも１本のリード線が、共通平面から突出し第２の
コイルフィラメントの傍を通って導かれる部分を有し、
この部分が第２のコイルフィラメントの主光放射方向の
外に配置されるように形成されていることによって解決
される。
【０００６】本発明の特に有利な実施態様は請求項２以
降に記載されている。
【０００７】本発明による白熱電球において、両コイル
フィラメントを保持し電圧供給を行なうために使用され
るアンカは、少なくとも１本のリード線（好ましくは遮
光装置を保持するために使われるリード線）が３本のリ
ード線の共通平面から突出し横方向に向けられた第２の
コイルフィラメントの傍を通って導かれる部分を有し、
この部分が第２のコイルフィラメントの主光放射方向の
外に配置されるように形成される。主光放射方向とは、
横方向に向けられた第２のコイルフィラメントの長手軸
線に対して垂直に延びる方向である。その代わりに、上
記リード線は、横方向に向けられた第２のコイルフィラ
メントからその長手軸線に対して垂直に放出された光線
が上記リード線に当たることができないようにするため
に、横方向に向けられた第２のコイルフィラメントの傍
を通って導かれる。このために、このリ−ド線は、３本
のリード線の共通平面から突出し横方向に向けられた第
２のコイルフィラメントの傍を通って導かれる部分を有
する。この部分は、その第２のコイルフィラメントから
その長手軸線に対して垂直に放出される光線が当たらな
いように形成されるか又は配置される。自動車前照灯が
横方向に向けられた第２のコイルフィラメントから下方
に向けて放射された光成分のみを主に利用する場合、ア
ンカによる遮光作用を明らかに減少させ横方向コイルフ
ィラメントから放出された光の有効成分を著しく高める
ためには、遮光装置を支持するリード線のみが、横方向
に向けられた第２のコイルフィラメントの傍を通って導
かれるだけで十分である。自動車前照灯が横方向に向け
られた第２のコイルフィラメントから上方に向けて放射
された光成分のみを主に利用する場合、アンカによる遮
光作用を明らかに減少させ横方向コイルフィラメントか
ら放出された光の有効成分を著しく高めるためには、軸
線方向に向けられた第１のコイルフィラメント（すなわ
ちガラス球軸線に対して平行に向けられたコイルフィラ
メント）に接続されたリード線のみが、横方向に向けら
れた第２のコイルフィラメントの傍を通って導かれるだ
けで十分である。上記２本のリード線が横方向コイルフ
ィラメントの傍を通って導かれる場合、遮光作用は最大
に減少する。
【０００８】本発明によるアンカ構成の特徴はさらに特
に簡単な構造にある。３本のリード線は、ガラス球軸線
に対して横方向に向けられた第２のコイルフィラメント
の長手軸線に対して垂直な１つの共通平面内に固定され
る。横方向に向けられた第２のコイルフィラメントを保
持し電気的接続を行なうために、遮光装置を支持するリ
ード線の、共通平面から突出する部分と、第１リード線
の、共通平面から同様に突出し折曲げられた端部とが使
用されると好ましい。従って、横方向に向けられた第２
のコイルフィラメントの端部はリード線との接続を行な
うために折曲げられる必要がない。これによって、白熱
電球つまりフィラメント取付け部の耐振性が高まる。
【０００９】遮光装置を支持するリード線の、３本のリ
ード線の共通平面から突出する部分がほぼ台形状に形成
されていると有利であり、その部分の端部がガラス球軸
線に対して斜めに配置され遮光装置に溶接されていると
有利である。これによって、遮光装置を支持するリード
線を、横方向に向けられた第２のコイルフィラメントの
傍を通って導くためには、３つの折曲げ個所が必要とさ
れるだけである。
【００１０】軸線方向コイルフィラメント用の遮光装置
の形状が同様に改良される。この遮光装置は軸線方向に
向けられた第１のコイルフィラメント側の面に隆起部を
有し、それによりこの第１のコイルフィラメントの端部
をその隆起部つまり遮光装置に簡単に溶接接合すること
ができる。さらに、遮光装置は僅かに湾曲した遮光鼻部
を有し、この遮光鼻部は２つのコイルフィラメント間の
間隙内を延びている。２つのコイルフィラメントの光放
出の相互影響を十分に回避するために、遮光鼻部の幅が
横方向コイルフィラメントの光放出部分の長さに一致し
ていると有利である。遮光装置とこの遮光装置を支持す
るリード線との確実な溶接接合を保証するために、遮光
装置の、軸線方向コイルフィラメントとは反対側の面が
ガラス球軸線に対して斜めに延びる１つ又は複数の突起
を備えていると有利である。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下において本発明を２つの優れ
た実施例に基づいて詳細に説明する。
【００１２】図１に示された本発明による白熱電球は自
動車前照灯内で使用されるダブル・フィラメント形ハロ
ゲン電球である。本発明による白熱電球は、ピンチシー
ル部１ａによって気密に閉鎖されほぼ軸線対称に形成さ
れたガラス製ガラス球１を有している。ガラス球１の円
頂部は光透過性被覆１ｂを備えている。ピンチシール部
１ａは３つの電気端子３を備えた口金２内に固定されて
いる。ガラス球１の内部には、ガラス球軸線に対して軸
線方向に向けられた第１のコイルフィラメント４と、ガ
ラス球軸線に対して横方向に向けられた第２のコイルフ
ィラメント５とが配置されている。第１のコイルフィラ
メント４は部分的に遮光装置６（以下においては減光キ
ャップ６とも呼ばれる）によって囲まれている。第１の
コイルフィラメント４は自動車にすれ違いビーム（もし
くは下向きライト）又は昼行ライトを発生させるために
使われ、一方第２のコイルフィラメント５によって走行
ライト（もしくは上向きライト）が発生させられる。こ
の白熱電球は、減光キャップ６が第１のコイルフィラメ
ント４の下側に配置されるように、水平姿勢ですなわち
ガラス球軸線が水平に延在する状態で点灯される。
【００１３】２つのコイルフィラメント４，５を保持し
電気的接続を行なうためのアンカは、減光キャップ６
と、３本のリード線７，８，９と、石英ガラス製横梁１
０とから構成されており、石英ガラス製横梁１０内にリ
ード線７〜９が封着されている。リード線７〜９はピン
チシール部１ａを通って導かれ、それぞれ白熱電球の電
気端子３に電気的に接続されている。３本のリード線７
〜９は石英ガラス製横梁１０によって第２のコイルフィ
ラメント５の長手軸線に垂直な１つの共通平面内に固定
されている。
【００１４】本発明の第１実施例によるアンカの詳細が
図２，３，４に示されている。第１リード線７はリード
線７〜９の共通平面から折曲げられた端部７ａを有し、
この端部７ａに第２のコイルフィラメント５の一端部が
溶接されている。第２のコイルフィラメント５の他端部
は第２リード線８に溶接されており、この第２リード線
８は同様に減光キャップ６を保持するために使われてい
る。溶接接合は例えばレーザ又は抵抗溶接によって行な
われる。タングステンから製造されたコイルフィラメン
ト４，５の端部はそれぞれ、モリブデン製リード線７，
８，９又はモリブデン製減光キャップ６との溶接性を改
善するために、モリブデンテープによって被覆されてい
る。第２リード線８はほぼ台形状に形成された部分８ａ
を有し、この部分８ａは第２のコイルフィラメント５の
傍を通って導かれており、それゆえ第２のコイルフィラ
メント５からそのフィラメント軸線に対して垂直に放出
された光線はこの第２リード線８によって妨げられな
い。第２リード線８の、ガラス球軸線に対して斜めに延
在する端部８ｂは、減光キャップ６の、第１のコイルフ
ィラメント４とは反対側の下面にプロジェクション溶接
（突起溶接）によって接続されている。このために、減
光キャップ６の下面はガラス球軸線に対して斜めに配置
された２つの突起６ａを有している。第３リード線９は
直線状に延び、ガラス球軸線に対してほぼ平行に延在し
ている。第３リード線９は第１のコイルフィラメント４
の口金側端部に溶接されている。第１のコイルフィラメ
ント４の他端部は減光キャップ６の、第１のコイルフィ
ラメント４側の上面に溶接されている。このために、減
光キャップ６の上面は隆起部６ｂを備え、この隆起部６
ｂにこの第１のコイルフィラメント４の他端部がプロジ
ェクション溶接によって接続される。
【００１５】図５は本発明の第２実施例によるアンカ構
成の詳細を示す。この第２実施例は上述した第１実施例
とは、軸線方向に向けられた第１のコイルフィラメント
の口金側端部に接続された第３リード線だけが異なって
いる。この理由から図５においては同一部分には本発明
の第１実施例を示す図１〜図４と同一の符号が使用され
ている。この第２実施例において、第３リード線９は同
様にほぼ台形状に形成された部分９ａを有し、この部分
９ａは第２のコイルフィラメント５の傍を通って導かれ
ており、それゆえ第２のコイルフィラメント５からその
フィラメント軸線に対して垂直に放出された光線はこの
第３リード線９によって遮光されない。第２実施例の他
の全ての細部は第１実施例に一致している。
【００１６】本発明は上記において詳細に説明した実施
例に限定されない。石英ガラス製横梁１０の代わりに例
えば硬質ガラス製横梁を使用することもできる。しか
し、本発明によるアンカはこのような横梁を用いずに製
造することも可能である。例えば、アンカ製造の出発点
として金属ブリッジを使用し、リード線の電気絶縁を図
るためにそのブリッジ片を後に切断するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による白熱電球の第１実施例を示す概略
側面図
【図２】図１に示された白熱電球のアンカとコイルフィ
ラメントとの上部の概略平面図
【図３】図２に示されたアンカの下部の概略平面図
【図４】図２及び図３に示されたアンカの側面図
【図５】本発明による白熱電球の第２実施例におけるア
ンカの下部を示す概略図
【符号の説明】
１ ガラス球 １ａ ピンチシール部 １ｂ 光透過性被覆 ２ 口金 ４ 第１のコイルフィラメント ５ 第２のコイルフィラメント ６ 遮光装置、減光キャップ ７〜９ リード線 １０ 石英ガラス製横梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 391045794 ＰＡＴＥＮＴ−ＴＲＥＵＨＡＮＤ−ＧＥＳ ＥＬＬＳＣＨＡＦＴ ＦＵＲ ＥＬＥＫＴ ＲＩＳＣＨＥ ＧＬＵＨＬＡＭＰＥＮ Ｍ ＩＴ ＢＥＳＣＨＲＡＮＫＴＥＲ ＨＡＦ ＴＵＮＧ (72)発明者 ゲルハルト ベール ドイツ連邦共和国 89174 アルトハイム ベルクシュトラーセ 27 (72)発明者 ペーター ヘルビッヒ ドイツ連邦共和国 89567 ゾントハイム レーマーシュトラーセ 20 (72)発明者 クリスチアン ザイヒター ドイツ連邦共和国 89542 ヘルブレヒチ ンゲン シュタンゲンハウシュトラーセ 18 Ｆターム(参考） 3K042 AA08 AB01 AC07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ほぼ軸線対称なガラス球（１）と、ガラ
    ス球（１）内において軸線方向に向けられた第１のコイ
    ルフィラメント（４）と、ガラス球（１）内において横
    方向に向けられた第２のコイルフィラメント（５）と、
    両コイルフィラメント（４，５）を保持し電気的接続を
    行なうためのアンカとを備え、このアンカが第１のコイ
    ルフィラメント（４）用の遮光装置（６）と３本のリー
    ド線（７，８，９）とを有する自動車前照灯用白熱電球
    において、３本のリード線（７，８，９）が第２のコイ
    ルフィラメント（５）の長手軸線に対して垂直な１つの
    共通平面内に配置され、少なくとも１本のリード線
    （８，９）が、共通平面から突出し第２のコイルフィラ
    メント（５）の傍を通って導かれる部分（８ａ，９ａ）
    を有し、この部分（８ａ，９ａ）が第２のコイルフィラ
    メント（５）の主光放射方向の外に配置されるように形
    成されていることを特徴とする自動車前照灯用白熱電
    球。
  2. 【請求項２】 共通平面から突出し第２のコイルフィラ
    メント（５）の傍を通って導かれる部分（８ａ，９ａ）
    がほぼ台形状に形成されていることを特徴とする請求項
    １記載の白熱電球。
  3. 【請求項３】 共通平面から突出し第２のコイルフィラ
    メント（５）の傍を通って導かれる部分（８ａ）の端部
    がガラス球軸線に対して斜めに延び、遮光装置（６）
    の、第１のコイルフィラメント（４）とは反対側の面に
    接続されていることを特徴とする請求項１又は２記載の
    白熱電球。
  4. 【請求項４】 第２のコイルフィラメント（５）の第２
    端部が、共通平面から突出し第２のコイルフィラメント
    （５）の傍を通って導かれる部分（８ａ）に接続されて
    いることを特徴とする請求項１記載の白熱電球。
  5. 【請求項５】 遮光装置（６）が第１のコイルフィラメ
    ント（４）側の面に隆起部（６ｂ）を有し、この隆起部
    （６ｂ）に第１のコイルフィラメント（４）の第２端部
    が接続されていることを特徴とする請求項１記載の白熱
    電球。
  6. 【請求項６】 第１リード線（７）が、共通平面から突
    出し折曲げられた部分（７ａ）を有し、この部分（７
    ａ）に第２のコイルフィラメント（５）の第１端部が接
    続されていることを特徴とする請求項１記載の白熱電
    球。
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