JP2003132114A - Cadシステム - Google Patents

Cadシステム

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JP2003132114A
JP2003132114A JP2001330116A JP2001330116A JP2003132114A JP 2003132114 A JP2003132114 A JP 2003132114A JP 2001330116 A JP2001330116 A JP 2001330116A JP 2001330116 A JP2001330116 A JP 2001330116A JP 2003132114 A JP2003132114 A JP 2003132114A
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circuit
explicit
circuit element
data
processing unit
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JP2001330116A
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English (en)
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Masakazu Kinebuchi
雅一 杵淵
Hideo Onishi
秀雄 大西
Hiroshi Hayakawa
博 早川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】図面の合理性検査エラー情報又は回路要素一覧
情報から自動で該当図面を検索し、該当する回路要素及
び属性を画面上で確認することができるCADシステム
を提供する。 【解決手段】CAD図面データを記憶するCAD図面D
B3と、CAD図面DB3からCAD図面データを読み込
み、同じ識別属性データを持つ接続線に設定される属性
データの異同を判別してエラー情報を出力する合理性検
査エラー出力処理部4と、合理性検査エラー出力処理部
4から出力されたエラー情報のうち回路状態情報データ
と一連の明示回路番号を記憶する合理性検査エラーDB
6と、明示回路要素DB7と、合理性検査エラーDB6
から合理性検査エラーDBの明示回路番号と回路状態情
報データを取り込み表示装置20に合理性検査エラー一
覧画面を表示する明示回路指示データ受付処理部12を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図面にわた
り記載された回路の合理性検査あるいは回路要素の検索
ができるCADシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のCAD図面にわたり記載された回
路の合理性検査によるエラー箇所の検索、図面内の特定
回路要素の検索は、紙に印刷した図面を人間が目視によ
り行うのが一般的である。
【0003】CAD図面の検査装置に関する従来の技術
としては、特開平10−11480号公報に記載のよう
に、図面データ記憶手段に図形データと図形データの距
離や角度などを指示する寸法データを格納し、寸法デー
タから互いの相対的な位置関係を決定できる図形要素同
士に図形データをグループ分けして、グループ間で寸法
が不足していることを検索して、追加する寸法を決定し
て表示する図面検査装置がある。又、特開2000−4
0093号公報に記載のように、複数枚にわたるCAD
データから母線パスを含むパス情報,端子情報,コイル
及びその関連接点を含むシンボル情報、それらの接続情
報を抽出し、コイルシンボルの両端のパスとの接続の有
無を判定し、その有無に応じて当該コイルの状態をON
またはOFFに設定して、かつ対応する関連接点の状態
をONまたはOFFにしてパスの接続関係を全図面にわ
たって検索するCAD図面の検査装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】紙に印刷した図面を人
間が目視により行う方法では、図面枚数が多い場合、一
枚の図面の中に複数種類の回路要素用絵柄(以下、シン
ボルもしくは接続線と呼ぶ)が多数含まれる複雑な場
合、回路に併記される文字情報(以下、属性と呼ぶ)が多
数記載された図面の場合、シンボルや接続線の関連が複
数の図面にわたる場合には、目視による確認のため、図
面内の探索に長時間を要するのみならず、複数の図面間
の関連について誤認識をしてしまい、誤った検索要素を
検索してしまう場合があり、信頼性の面からも問題があ
る。
【0005】又、特開平10−11840号公報に記載
の図面検査装置は、グループ分けした図形データ間の寸
法の不足を自動接続するものであり、又、特開2000
−40093号公報に記載のCAD図面の検査装置は、
バスの接続関係を自動検索するものであり、複数の図面
にわたり記載された回路の合理性検査あるいは回路要素
の検索,対話編集することについては配慮されているも
のではない。
【0006】本発明の第1の目的は、図面の合理性検査
エラー情報又は回路要素一覧情報から自動で該当図面を
検索し、該当する回路要素及び属性を画面上で確認する
ことができるCADシステムを提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、合理性検査による
エラー箇所の検索での、又は回路要素検索での該当する
回路要素及び属性を画面上で確認することができ、対話
編集により該当する回路要素の修正ができるCADシス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明のCADシステムは、CAD図面デー
タを記憶するCAD図面データベースと、該CAD図面
データベースからCAD図面データを読み込み、同じ識別
属性データを持つ接続線に設定される属性データの異同
を判別してエラー情報を出力する合理性検査エラー出力
処理部と、該合理性検査エラー出力処理部から出力され
たエラー情報のうち回路状態情報データと該回路状態情
報データ毎に付けた一連の明示回路番号を記憶する合理
性検査エラーデータベースと、明示回路番号と図面名称
と回路要素区分と内部データ一連番号を記憶する明示回
路要素データベースと、前記合理性エラーデータベース
から合理性検査エラーデータベースの明示回路番号と回
路状態情報データを取り込み表示装置に合理性検査エラ
ー一覧画面を表示する回路明示受付データ表示処理部を
備えたことを特徴とする。
【0009】又、CAD図面データを記憶するCAD図
面データベースと、該CAD図面データベースからCA
D図面データを読み込み、検索される回路要素を抽出し
て回路要素一覧情報を出力する回路要素一覧情報出力処
理部と、該回路要素一覧情報出力処理部から出力された
回路要素一覧情報のうち回路状態情報データと該回路状
態情報データ毎に付けた一連の明示回路番号を記憶する
回路要素一覧情報データベースと、明示回路番号と図面
名称と回路要素区分と内部データ一連番号を記憶する明
示回路要素データベースと、前記回路要素一覧データベ
ースから回路要素一覧データベースの明示回路番号と回
路状態情報データを取り込み表示装置に回路要素検索一
覧画面を表示する回路明示受付データ表示処理部を備え
たことを特徴とする。
【0010】上記第2の目的を達成するために、本発明
のCADシステムは、CAD図面データを記憶するCA
D図面データベースと、該CAD図面データベースから
読み出されたCAD図面データの合理性検査エラー情報
を出力する合理性検査エラー出力処理部と、CAD図面
データの回路要素の一覧情報を出力する回路要素一覧情
報出力処理部と、前記合理性検査エラー出力処理手段で
作成した合理性検査エラー情報及び明示回路情報、もし
くは前記回路要素一覧情報出力処理手段で作成した回路
要素一覧情報及び明示回路情報を表示装置に表示し、明
示回路を指示する明示回路指示データを受け付ける明示
回路指示データ受付処理部と、前記明示回路指示データ
受付処理部により指示された明示回路を検索して前記明
示回路を図面上に明示指示する回路明示指示ファイルを
作成する明示回路指示情報出力処理部と、前記明示回路
指示情報出力処理部で作成された明示回路指示ファイル
に従い明示指示された回路要素を色替えして表示装置に
表示する対話編集表示処理部を備え、前記対話編集表示
処理部は、表示装置に図面データの明示回路を対話編集
可能に表示することを特徴とする。
【0011】又、入力された回路明示番号を取り込み、
該回路明示番号に該当する前記明示回路要素データベー
スの中の明示回路要素データベースレコードデータを明
示回路指示ファイルに書き込む明示回路指示情報出力処
理部と、該明示回路指示ファイルを読み込み図面名称を
編集図面データベースに、該図面名称の図面に記載され
た回路要素をCAD図面データベースから読み込み編集
回路要素データベースに記憶する明示回路図面情報出力
処理部と、前記編集図面データベース及び編集回路要素
データベースを読み込み前記明示回路指示ファイルに記
憶された内容に従い該当する回路要素を表示色を変更し
て表示装置に表示する対話編集表示処理部を備えたもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1か
ら図14により説明する。図1は、本実施例のCADシ
ステムの全体構成図である。
【0013】図1に示すように、計算機本体30には、
キーボード1,マウス2及び表示装置であるCRT20
が接続されている。計算機本体30は、キーボード1や
マウ2で入力されたCAD図面データ(以下、図面デー
タと呼ぶ)を記憶する(以下、保管するともいう)CA
D図面DB3,CAD図面DB3に保管した図面データ
の回路合理性検査で検出されたエラー情報を出力する合
理性検査エラー出力処理部4,CAD図面DB3に保管
されている図面データ内の回路要素の一覧情報を出力す
る回路要素一覧情報出力処理部5,合理性検査エラー出
力処理部4により出力されたエラー情報を保管する合理
性検査エラーDB6,回路要素一覧情報出力処理部5に
より出力された一覧情報を保管する回路要素一覧情報D
B8,合理性検査エラーDB6で出力したエラー時の回
路状態や回路要素一覧情報DB8で出力した回路一覧情
報の回路状態及び回路が記載された図面の図面名称を格
納する明示回路要素DB7,9、合理性検査エラーDB
6と明示回路要素DB7を統合管理するエラー情報DB
10,回路要素一覧情報DB8と明示回路要素DB9を
統合管理している一覧情報DB11,合理性検査エラー
DB6や回路要素一覧情報DB8内のエラー情報や回路
一覧情報について回路明示指示データの入力をキーボー
ド1やマウス2から受け付ける明示回路指示データ受付
処理部12,明示回路指示データ受付処理部12で受け
付けた明示回路指示データにより、明示回路要素DB7
もしくは明示回路要素DB9から指示データに該当する
回路要素を検索し、明示回路指示情報として出力する明
示回路指示情報出力処理部13,明示回路指示情報出力
処理部13で明示指示した回路情報を格納する明示回路
指示ファイル14,CAD図面DB3より明示指示され
た回路が記載されている図面の図面データを対話編集可
能なように出力する明示回路図面情報出力処理部15,
対話編集する図面の図面データを一時保管する編集図面
DB16,対話編集する図面に記載されているシンボル
の図柄や接続線の座標情報と属性情報を一時保管する編
集回路要素DB17,編集図面DB16と編集回路要素
DB17を統合管理している対話編集DB18,対話編
集DB18に一時保管された対話編集図面データを明示
回路指示ファイル14に従い明示指示された回路要素を
他の回路要素とは色を変えて表示の指示をする対話編集
表示処理部19で構成されている。対話編集表示処理部
19はCRT20と接続され、CRT20は対話編集表
示処理部19から指示されたデータを表示する。
【0014】次に、このように構成された本実施例の合
理性検査及び回路要素検索についてのCADシステムの
動作について、図2から図14を用いて説明する。この
うち合理性検査については、図2の回路図で接続線識別
属性データ「P1」の接続線のうち、「AC110V」
を属性データに持つ接続線を合理性検査エラー箇所とし
て明示し対話編集する例により、説明する。図9から図
14は、それぞれ合理性検査エラー箇所明示の各処理で
のフローチャートである。
【0015】図2はCADで作成した一般的な電気回路
の図面例を示す図である。この例では、電気回路が、リ
レー部品のシンボルや部品間の配線を表現する接続線を
使って、図面名称が「ZMN1」,「ZMN2」の2枚
の図面にまたがって記述されている。接続線の両脇に記
載された“P1”が図面上接続線を認識するため付番さ
れた属性であり、それぞれの接続線の上には電位属性が
定義されている。
【0016】図2に示す例の場合、同じ“P1”が付番
され同一電位が掛かかるはずの配線を記述しているが、
「ZMN1」,「ZMN2」の2枚の図面に記述された
それぞれの接続線に設定された電位属性は異なっている
ためエラーとなる。合理性検査ではこうした複数図面に
わたり記載された配線情報のエラーを出力する。
【0017】図9に示すように、合理性検査エラー出力
処理部4は、ステップ41でCAD図面DB3から図面
データを読み込み、ステップ42で内部データ一連番
号,識別属性データ,属性データを図面データの全ての
接続線から抽出する。そして、配線情報の設定エラーを
条件「同じ識別属性データを持つ接続線に設定される属
性データはすべて同じである」を使いステップ43で判
別する。属性データが同じの場合は、ステップ46に飛
び、属性データが異なるためエラーと判断された接続線
データは、ステップ44でエラー内容として識別属性デ
ータと属性データを記述した回路状態情報データと回路
状態情報データ毎に重複しないように付けた一連番号で
ある明示回路番号を合理性検査エラーDB6に書き込
み、ステップ45でその明示回路番号と図面名称と回路
要素区分と内部データ一連番号を明示回路要素DB7へ
書き込む。ステップ46では、次の接続線情報があるか
どうかを判断し、ある場合はステップ43から順次処理
を行い、この判別を抽出した全て接続線に対し順次行っ
ていく。
【0018】合理性検査エラー出力処理部4の処理実行
結果の一例が、図3及び図4に示したテーブルである。
図3に回路明示により自動でエラー回路を検索し特定す
るために出力する明示回路要素DB7のテーブルの設定
例を、図4にエラー内容を格納する合理性検査エラーD
B6のテーブルの設定例を示している。明示回路要素D
B7のテーブルは、明示回路要素毎に重複しないように
一連の番号が付された明示回路番号7a,接続線が記載
されている図面の図面名称7b,明示回路要素が接続線
であることを示す回路要素区分7c,接続線毎に重複し
ないように付けた内部データ一連番号7d,明示属性デ
ータ7eで構成される。合理性検査エラーDB6のテー
ブルは、明示回路番号7aと同一情報の明示回路番号6
a,エラー内容を格納している回路状態情報6bで構成
される。
【0019】このように、本実施例では、合理性検査エ
ラー出力部にて出力したエラー内容を明示指示すること
ができるので、人間が紙面に出力して図面を読みエラー
回路要素を確認する必要がなく、検索時間を短縮するこ
とができ、誤認識による誤りを少なくできる。
【0020】一方、回路要素一覧情報出力処理部5は、
図9に示すフローと同様のフローで処理を行う。すなわ
ち、回路要素一覧情報出力処理部5は、CAD図面DB
3から図面データを読み込み,内部データ一連番号,識
別属性データ,属性データを図面データの全ての接続線
から抽出する。そして、検索された回路要素を識別属性
データと属性データを記述した回路状態情報データと回
路状態情報データ毎に重複しないように付けた一連番号
である明示回路番号を回路要素一覧情報DB8に書き込
み、その明示回路番号と図面名称と回路要素区分と内部
データ一連番号を明示回路要素DB9へ書き込む。
【0021】例えば、リレー部品のコイルシンボル内に
記載された“X11”は図面上リレー部品のコイルを識
別するために付番された属性であり、回路要素の検索に
おいてはこの属性“X11”を案内にして該当するコイ
ルを検索する。
【0022】回路要素一覧情報出力処理部5の処理実行
結果の一例が、図5及び図6に示したテーブルである。
図5に回路明示により自動で該当する回路を検索し、特
定するために出力する明示回路要素DB9のテーブルの
設定例を、図6に一覧内容を格納する回路要素一覧情報
DB8のテーブルの設定例を示している。明示回路要素
DB9のテーブルは、明示回路要素毎に重複しないよう
に一連の番号を付けた明示回路番号9a,シンボルが記
載されている図面の図面名称9b,明示回路要素がシン
ボルであることを示す回路要素区分9c,シンボル毎に
重複しないように付けた内部データ一連番号9d,明示
属性データ9eで構成される。回路要素一覧情報DB8
のテーブルは、明示回路番号9aと同一情報の明示回路
番号8a,回路一覧内容を格納している回路状態情報8
bで構成される。
【0023】このように、本実施例では、回路要素一覧
情報出力処理部にて出力した一覧内容を明示指示するこ
とにより、検索対象としている回路要素を短時間で、誤
りも少なく検出できる。
【0024】図3と図5,図4と図6を比較すると分か
るように、本実施例では、明示回路要素DB7,9のそ
れぞれのテーブルを同じ項目名が同じ並びとする共通フ
ォーマット化し、合理性検査エラーDB6のテーブルと
回路要素一覧情報DB8のテーブルを同じ項目名が同じ
並びとする共通フォーマット化して、合理性検査及び回
路要素検索以外の処理にも適用可能にしている。
【0025】図10に示すように、明示回路指示データ
受付処理部12では、ステップ121で合理性検査エラー
DB6の明示回路番号と回路状態情報データを読み込
み、ステップ122で図14の(a)合理性検査エラー一
覧画面に示す形式でCRT20に表示する。ここで、回
路要素検索の場合は、回路明示受付データ表示処理部1
2では、回路要素一覧情報DB8の明示回路番号と回路
状態情報データを読み込み、図14の(d)回路要素検
索一覧画面に示す形式でCRT20に表示する。
【0026】そして、操作者がキーボード1及びマウス
2にて入力した明示回路番号を、図11に示すように、
明示回路指示情報出力処理部13のステップ131で取
り込み、ステップ132で読み込んだ明示回路要素DB
7の中に、この明示回路番号を持つ明示回路要素DBレ
コードデータがあるかないかをステップ133で判断す
る。明示回路要素DBレコードデータがある場合は、ス
テップ134で該当する明示回路要素DBレコードデー
タを明示回路指示ファイル14に書き込む。図14の
(b)明示指示ファイルが明示回路指示ファイル14の
設定例である。一方、明示回路番号を持つ明示回路要素
DBレコードデータがない場合は、ステップ135で明
示回路指示ファイル14が存在するか否かを判断し、存
在すれば明示回路指示ファイル14をステップ136で
削除する。ここで、回路要素検索の場合は、図14の
(e)明示指示ファイルが明示回路指示ファイル14の
設定例である。
【0027】図12に示すように、明示回路図面情報出
力処理部15は、ステップ151にて明示回路指示ファ
イル14の有無を確認し、ある場合はステップ152で
明示回路指示ファイル14を読み込み、ファイルに書き
込まれている図面名称をステップ153で編集図面DB
16に保管する。この図面名称の図面に記載された回路
要素をCAD図面DB3から読み込み、ステップ155
で編集回路要素DB17に保管する。明示回路図面情報出
力処理部15の実行結果の一例が図7及び図8に示すテ
ーブルである。
【0028】図7に図面情報である図面名称と回路要素
データ数を格納する編集図面DB16のテーブルの設定例
を、図8に形状データ及び属性データで構成される回路
要素データを格納する編集回路要素DB17のテーブル
の設定例を示している。編集図面DB16のテーブル
は、該当する図面名称16a,回路要素データ数16b
で構成され、編集図面DB16のテーブルは、回路要素
区分17a,編集回路要素DB内で回路要素を認識する
ために設定された一連の番号である内部データ一連番号
17b,絵柄を表記するための情報である座標位置など
の形状データ17c,形状データ17cの絵柄をCRT上
に表示する時の色を保管する形状データ表示色18d,
回路要素を図面上識別するために付番される属性データ
である識別属性データ18e,識別属性データ18eを
CRT上に表示する時の色を保管する識別属性データ表
示色18f,回路要素に設定される電位等の一般的な属
性データ18g,属性データ18gをCRT上に表示す
る時の色を保管する属性データ表示色18hで構成され
る。
【0029】CADシステムでは図面データを対話編集
するために、図面情報を編集図面DB16に一時的に格
納し、シンボルや接続線などの回路要素データを編集回
路要素DB17に一時的に格納している。明示回路指示
ファイル14に従い、格納されたそれらDBを対話編集
表示処理部19に読み込み、CRT20の画面上に図面
情報と回路要素を表示する。
【0030】図13に示すように、対話編集表示処理部
19は、ステップ191で対話編集DB18を読み込
み、ステップ192にて対話編集DB18で管理してい
る編集図面DB16から図面名称を読み込む。次にステ
ップ193にて明示回路指示ファイル14の有無を判断
する。存在しなければ、回路要素の明示表示は無しとし
て、ステップ199で編集図面DB16に保管された図
面データをCRT20に表示する。一方、存在していれ
ばステップ194で明示回路指示ファイル14を読み込
み,ファイルに書き込まれた図面名称,回路要素区分,
内部データ一貫番号,明示属性データをステップ195
で取り込む。そして、ステップ196にて明示回路指示
ファイル14と編集図面DB16、それぞれに保管され
ている図面名称が一致するか否か確認し、異なる場合は
回路要素の明示表示に該当しない図面として、ステップ
199で編集図面DB16に保管された図面データを明
示表示せず、CRT20に表示する。一方、一致すれば
ステップ197にて明示回路指示ファイル14から取り
込んだ明示回路情報の回路要素を対話編集DB18で管
理している編集回路要素DB17内から取り込み、ステ
ップ198でその表示色をハイライト色に変更する。本
実施例では「DC110V」属性データが設定された接
続線P1の検索であるため、図8に示すように、接続線
の表示色「黒」及び属性の表示色「青」を「ハイライ
ト」に変更し、ステップ199で図14の(C)合理性
検査エラー個所明示対話編集画面に示す画面をCRT2
0に表示する。ここで、回路要素検索の場合は、図14
の(f)回路要素検索明示対話編集画面に示す画面をC
RT20に表示する。
【0031】このようにCRT20には、検索したいエ
ラー内容の回路が記載された図面が対話編集表示され、
その中のエラー該当回路要素がハイライトにより明示表
示される。これにより操作者は、一目瞭然にエラー該当
回路を知ることができる。又、対話編集表示されるの
で、エラー該当回路を確認後、回路の変更操作が実施で
きる。図14の(c)合理性検査エラー個所明示対話編
集画面では、属性データ「AC110V」を「DC11
0V」に変更する。又、回路要素検索の場合は、図14
の(f)回路要素検索明示対話編集画面では、回路要素
の訂正を行う。
【0032】以上述べたように、本実施例によれば、自
動でCAD図面を検索してエラー箇所を特定することが
でき、CAD図面のエラー内容を修正するにあたり、表
示された画面上で修正することができる。また、CAD
図面に記載された回路要素を検索するにあたり、自動で
該当するCAD図面を検索して記述場所を特定すること
ができる。この結果、CAD図面の探索に要する時間を
短時間に済ますことができ、かつ確実に検索することが
できる効果がある。
【0033】又、検出したエラー回路要素、多数の図面
内から指定した回路要素を図面データから検索し、他の
回路要素とは異なる色で表示して対話編集することがで
きる。
【0034】又、本実施例の回路要素検索によれば、操
作者は検索したい回路を属性とともに一覧表示した画面
より、その明示回路要素番号を入力することにより、該
当する回路要素が記載された図面を表示し、図面中の該
当する回路要素が明示表示される。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、複数枚の図面の中から
特定の回路要素を検索する場合に、操作者は検索したい
回路が持つエラー内容及び属性の一覧情報を指定するだ
けで、自動で該当回路が記載された図面を表示し且つ該
当回路及び属性が明示表示されるので、検索が容易とな
り高精度かつ短時間に実現できる効果がある。また、対
話編集表示を実施することにより、確認後ただちにエラ
ー内容の変更操作が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるCADシステムの全体
の構成図。
【図2】CADシステムで作成した一般的な電気回路の
図面例を示す平面図。
【図3】本実施例の明示回路要素DBのテーブルの設定
例を示す図。
【図4】本実施例の合理性検査エラーDBのテーブルの
設定例を示す図。
【図5】本実施例の明示回路要素DBのテーブルの設定
例を示す図。
【図6】本実施例の回路要素一覧情報DBのテーブルの
設定例を示す図。
【図7】本実施例の編集図面DBのテーブルの設定例を
示す図。
【図8】本実施例の編集回路要素DBのテーブルの設定
例を示す図。
【図9】本実施例の合理性検査エラー出力処理部の動作
の一例を示す処理の流れ図。
【図10】本実施例の明示回路指示データ受付処理部の
動作の一例を示す処理の流れ図。
【図11】本実施例の明示回路指示情報出力処理部の動
作の一例を示す処理の流れ図。
【図12】本実施例の明示回路図面情報出力処理部の動
作の一例を示す処理の流れ図。
【図13】本実施例の対話編集表示処理部の動作の一例
を示す処理の流れ図。
【図14】本実施例のCAD図面エラー箇所明示及び検
索要素明示の動作の一例を示す流れ図。
【符号の説明】
1…キーボード、2…マウス、3…CAD図面DB、4
…合理性検査エラー出力処理部、5…回路要素一覧情報
出力処理部、6…合理性検査エラーDB、7,9…明示
回路要素DB、8…回路要素一覧情報DB、10…エラ
ー情報DB、11…一覧情報DB、12…明示回路指示
データ受付処理部、13…明示回路指示情報出力処理
部、14…明示回路指示ファイル、15…明示回路図面
情報出力処理部、16…編集図面DB、17…編集回路
要素DB、18…対話編集DB、19…対話編集表示処
理部、20…CRT。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 秀雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 (72)発明者 早川 博 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 Fターム(参考) 2G132 AA00 AC09 AE19 AL09 5B046 AA07 BA03 HA09 KA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CAD図面データを記憶するCAD図面デ
    ータベースと、該CAD図面データベースから読み出さ
    れたCAD図面データの合理性検査エラー情報を出力す
    る合理性検査エラー出力処理部と、CAD図面データの
    回路要素の一覧情報を出力する回路要素一覧情報出力処
    理部と、前記合理性検査エラー出力処理手段で作成した
    合理性検査エラー情報及び明示回路情報、もしくは前記
    回路要素一覧情報出力処理手段で作成した回路要素一覧
    情報及び明示回路情報を表示装置に表示し、明示回路を
    指示する明示回路指示データを受け付ける明示回路指示
    データ受付処理部と、前記明示回路指示データ受付処理
    部により指示された明示回路を検索して前記明示回路を
    図面上に明示指示する回路明示指示ファイルを作成する
    明示回路指示情報出力処理部と、前記明示回路指示情報
    出力処理部で作成された明示回路指示ファイルに従い明
    示指示された回路要素を色替えして表示装置に表示する
    対話編集表示処理部を備え、前記対話編集表示処理部
    は、表示装置に図面データの明示回路を対話編集可能に
    表示することを特徴とするCADシステム。
  2. 【請求項2】CAD図面データを記憶するCAD図面デ
    ータベースと、該CAD図面データベースからCAD図
    面データを読み込み、同じ識別属性データを持つ接続線
    に設定される属性データの異同を判別してエラー情報を
    出力する合理性検査エラー出力処理部と、該合理性検査
    エラー出力処理部から出力されたエラー情報のうち回路
    状態情報データと該回路状態情報データ毎に付けた一連
    の明示回路番号を記憶する合理性検査エラーデータベー
    スと、明示回路番号と図面名称と回路要素区分と内部デ
    ータ一連番号を記憶する明示回路要素データベースと、
    前記合理性エラーデータベースから合理性検査エラーデ
    ータベースの明示回路番号と回路状態情報データを取り
    込み表示装置に合理性検査エラー一覧画面を表示する回
    路明示受付データ表示処理部を備えたことを特徴とする
    CADシステム。
  3. 【請求項3】CAD図面データを記憶するCAD図面デ
    ータベースと、該CAD図面データベースからCAD図
    面データを読み込み、検索される回路要素を抽出して回
    路要素一覧情報を出力する回路要素一覧情報出力処理部
    と、該回路要素一覧情報出力処理部から出力された回路
    要素一覧情報のうち回路状態情報データと該回路状態情
    報データ毎に付けた一連の明示回路番号を記憶する回路
    要素一覧情報データベースと、明示回路番号と図面名称
    と回路要素区分と内部データ一連番号を記憶する明示回
    路要素データベースと、前記回路要素一覧データベース
    から回路要素一覧データベースの明示回路番号と回路状
    態情報データを取り込み表示装置に回路要素検索一覧画
    面を表示する回路明示受付データ表示処理部を備えたこ
    とを特徴とするCADシステム。
  4. 【請求項4】入力された回路明示番号を取り込み、該回
    路明示番号に該当する前記明示回路要素データベースの
    中の明示回路要素データベースレコードデータを明示回
    路指示ファイルに書き込む明示回路指示情報出力処理部
    と、該明示回路指示ファイルを読み込み図面名称を編集
    図面データベースに、該図面名称の図面に記載された回
    路要素をCAD図面データベースから読み込み編集回路
    要素データベースに記憶する明示回路図面情報出力処理
    部と、前記編集図面データベース及び編集回路要素デー
    タベースを読み込み前記明示回路指示ファイルに記憶さ
    れた内容に従い該当する回路要素を表示色を変更して表
    示装置に表示する対話編集表示処理部を備えた請求項2
    又は3に記載のCADシステム。
  5. 【請求項5】前記合理性検査エラー出力処理部と回路要
    素一覧情報出力処理部は、共に共通のフォーマットで回
    路情報を明示回路情報として記憶する請求項1に記載の
    CADシステム。
  6. 【請求項6】前記明示回路指示情報出力処理部と対話編
    集表示処理部は、明示指示された回路要素を図面内の他
    の回路とは異なる色で表示する請求項1に記載のCAD
    システム。
  7. 【請求項7】前記明示回路指示情報出力処理部と対話編
    集表示処理部は、回路の属性を明示する場合、該当する
    属性を有する回路要素及び該当する回路要素の属性を異
    なる色で表示する請求項1に記載のCADシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055571A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Hitachi Ltd 制御盤設計支援システム

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JP2010055571A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Hitachi Ltd 制御盤設計支援システム

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