JPH11282895A - 電気系cadネットデータ検証方法および電気系cadネットデータ検証プログラムを記録した媒体 - Google Patents

電気系cadネットデータ検証方法および電気系cadネットデータ検証プログラムを記録した媒体

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JPH11282895A
JPH11282895A JP10086833A JP8683398A JPH11282895A JP H11282895 A JPH11282895 A JP H11282895A JP 10086833 A JP10086833 A JP 10086833A JP 8683398 A JP8683398 A JP 8683398A JP H11282895 A JPH11282895 A JP H11282895A
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name
signal
comparison
terminal
component
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JP10086833A
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Yasuhiko Ujimoto
靖彦 氏本
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気系CADでプリント基板作成に当たって必
ず実施される回路図ネットデータのような基準側ネット
データとプリント基板ネットデータのような比較側ネッ
トデータとの比較後の検証とその修正時間の短縮に寄与
すること。 【解決手段】基準側の信号名と同一信号内の部品・端子
を表す部品名・端子名からなる基準側ネットデータを比
較側の信号名と同一信号内の部品名・端子名からなる比
較側ネットデータと比較検証するにあたり、比較側の部
品・端子名ごとに1個の補助信号名を付加し、比較側の
信号名が同じものは同じ補助信号名とし、補助信号名は
基準側の信号名若しくは比較側の信号名に所定の区分文
字を付加したものとすることにより不具合種類を判別す
ることからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気系CADデータ
の検証方法および電気系CADネットデータ検証プログ
ラムを記録した媒体に係わり、特に電気系CADで作成
する回路図ネットデータのような基準側ネットデータと
プリント基板ネットデータのような比較側ネットデータ
との比較を行い、基準側の部品の電気的結合と比較側の
部品の電気的結合を検証する電気系CADデータの検証
方法および電気系CADネットデータ検証プログラムを
記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電気系CADシステムでプリ
ント基板のCADデータを作成する場合作成された信号
路パターンによる電気的結合が、基になる回路図の電気
的結合と一致しているかどうかを検証する手段として電
気系CADで作成される回路図ネットデータとプリント
基板ネットデータを比較する方法を用いている。
【0003】一般に、ネットデータは信号名及びその信
号内に含まれる部品の端子名で構成されている。従来の
検証は回路図ネットデータとプリント基板ネットデータ
を単純に比較し、その結果としてお互いに含まれていな
い部品名、部品端子名、一致しないネット名、部分的に
一致しているネット名を表示するに留まっていた。
【0004】従って従来の検証方法から表示される情報
を基にプリント基板CADデータの不具合部分を特定す
る場合、部品の過不足を除いては、どのような種類の不
具合か、どの部品の端子の電気的結合が不正なのか検出
・表示されないので、一致しない回路図ネットデータや
プリント基板ネットデータを参照する必要があり、一つ
の信号のネットデータには1個から200個くらいの部
品端子が含まれるので、この信号内のたとえ1個の部品
端子が不正でも、実際の不具合箇所の特定には多くの時
間と熟練を要した。
【0005】この表示は印刷装置によるのが一般的なの
で、多量の印刷物が必要であり通常A4版で10枚から数
10枚を要する。不具合の種類によっては、ネットデー
タのみでは不具合の部品端子までは理論的に特定出来な
いのでネット名とそのネットに含まれる部品名、部品端
子名を表示するに留まっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の検証方法から表
示される情報を基にプリント基板CADデータの不具合
部分を特定する場合、部品の過不足を除いて、どの部品
の端子の電気的結合が不正なのか検出・表示されないの
で、実際の不具合箇所の特定には多くの時間と熟練を要
した。
【0007】そこで本発明の目的は不具合種類を特定
し、どの部品の端子の電気的結合が不正なのかどうすれ
ば不具合が解消するかを検出・表示する電気系CADの
ネットデータ検証方法および電気系CADネットデータ
検証プログラムを記録した媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の電気系CADネットデータ検証方法は、基準側
の信号名と同一信号内の部品・端子を表す部品名・端子
名からなる基準側ネットデータを比較側の信号名と同一
信号内の部品名・端子名からなる比較側ネットデータと
比較検証するにあたり、比較側の部品・端子名ごとに1
個の補助信号名を付加し、比較側の信号名が同じものは
同じ補助信号名とし、補助信号名は基準側の信号名若し
くは比較側の信号名に所定の区分文字を付加したものと
することにより不具合種類を判別することからなる。
【0009】この電気系CADネットデータ検証方法に
おいて、比較側の部品の端子名が特定出来ない不具合種
類のうち、信号路パターンのつなぎ忘れの場合は、部品
の端子の座標を表す比較側部品端子位置ファイルから、
つなぐべき部品の端子候補のうち、最短距離にある端子
名を計算し、表示することからなる。この電気系CAD
ネットデータ検証方法において、比較側の部品の端子名
が特定出来ない不具合種類のうち、余分な信号路パター
ンによる短絡の場合は、信号路パターンの始点と終点の
座標を表す比較側結線位置ファイルから、余分な結線を
特定し、その部品の端子名を表示することからなる。
【0010】本発明の電気系CADネットデータ検証プ
ログラムを記録した媒体は、その電気系CADネットデ
ータ検証プログラムが基準側の信号名と同一信号内の部
品・端子を表す部品名・端子名からなる基準側ネットデ
ータを比較側の信号名と同一信号内の部品名・端子名か
らなる比較側ネットデータと比較検証するにあたり、比
較側の部品・端子名ごとに1個の補助信号名を付加し、
比較側の信号名が同じものは同じ補助信号名とし、補助
信号名は基準側の信号名若しくは比較側の信号名に所定
の区分文字を付加したものとすることにより不具合種類
を判別することからなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電気系CADネットデー
タ検証方法をその好ましい実施の形態例について図面及
び表を用いて詳しく説明する。本発明の電気系CADネ
ットデータ検証方法においては、いわゆる高級言語と呼
ばれるプログラム言語であれば、どの言語でも実施出来
る。
【0012】本発明の電気系CADネットデータ検証方
法において使用又は作成されるデータファイルの名称と
その構成項目を図2〜図4に示す。本発明の電気系CA
Dネットデータ検証方法の全体手順を図1で示す。図1
の手順1(201)では信号名と同一信号内の部品名・
端子名からなるネットデータから、比較の基準となる側
(一般的には回路図側)の基準側ネットファイル101
と比較される側(一般的にはプリント基板側)の比較側
ネットファイル102を作成し、入力データとする。電
気系CADシステムにより、ネットデータのフォーマッ
トは異なるが変換プログラムを作成することで本発明に
容易に使用出来る。
【0013】手順2(202)では基準側ネットファイ
ルから、部品名、端子名の順に昇順にソートされた基準
側部品名ソートファイル103を作成する。ファイルを
構成する信号数14は同一信号内の端子名13の数であ
り、容易に計算出来る。同様に比較側部品名ソートファ
イル104を作成する。手順3(203)では基準側部
品名ソートファイル103と比較側部品名ソートファイ
ル104から、部品名と端子名を揃えた基準・比較同一
部品名ソートファイル105を作成する。項目として補
助信号名28が追加されるが、この段階では値は空白の
ままにしておく。
【0014】手順4(204)では単純な比較により求
められるお互いに含まれていない部品名、部品端子名を
特定し、これらを基準・比較同一部品名ソートファイル
から除くことを目的にしている。この詳細手順を図5の
詳細手順4Aにより説明する。基準・比較同一部品名ソ
ートファイル105から判定302により基準側のみ部
品・端子名ファイル109を作成する。判定304によ
り比較側のみ部品・端子名ファイル110を作成する。
判定306により基準・比較共通単独端子名ファイル3
07を作成する。判定308により基準側単独端子名フ
ァイル107を作成する。判定310により比較側単独
端子名ファイル108を作成する。この処理を判定31
2で総てのデータについて繰り返す。
【0015】手順5(205)では補助信号名28を決
定する。補助信号名とは以下の特徴を持つデータとす
る。 比較側の部品・端子名30ごとに一個付加する。 比較側の信号名27が同じものは同じ補助信号名とす
る。 補助信号名は基準側の信号名23か比較側の信号名2
7の先頭に所定の区分文字(本実施例では「〔」)を付
加したものとする。
【0016】基準・比較同一部品名ソートファイル10
5から図6〜図7の詳細手順5Aにより補助信号名28
は決定される。計算手順403及び408で計算される
一致度合αは次式で定義される。 α=Nab/((Na+Nb)×0.5) ここで、Naは基準・比較同一部品名ソートファイル1
05の基準信号数22、Nbは比較信号数26、Nab
は基準信号名23が同一信号名の場合の部品名24と比
較信号名27が同一信号名の場合の部品名29で一致し
ている部品名の数である。
【0017】判定404で用いられる第一判定値β1は
0.85から0.95の値である。判定409で用いられる第二
判定値β2は0.60から0.70の値である。詳細手順405
又は詳細手順410により補助信号名28は基準信号名
23と同じ名前が付けられる。詳細手順413により補
助信号名は比較側の信号名27の先頭に区分文字(本実
施例では「〔」)を付加した名前が付けられる。
【0018】手順6(206)では手順5(205)ま
でで作成された基準・比較同一部品名ソートファイル1
05を基準側は信号数、信号名、部品名の順に、比較側
は、信号数、補助信号名、部品名の順に並び替え、部品
名と端子名が一致する様に行を揃える。手順7(20
7)では手順6(206)までで作成された基準・比較
同一部品名ソートファイル105から基準側エラーファ
イル111と比較側エラーファイル112の作成及び端
子名対応確認ファイル113を作成することを目的にし
ている。
【0019】この詳細手順を図8の詳細手順7Aで説明
する。判定502により基準側エラーファイル111の
データが作成される。判定504により比較側エラーフ
ァイル112のデータが作成される。判定507により
端子名対応確認ファイル113のデータが作成される。
判定510により基準側エラーファイル111と比較側
エラーファイル112のデータが作成される。
【0020】手順8(208)では手順4(204)及
び手順7(207)で作成された各種ファイルと補助信
号名51を利用し、不具合種類を特定している。この詳
細手順を図9〜図10で、判別方法の例を表1から表7
で説明する。説明を簡単にするため最少の数で説明して
いるが、本発明の電気系CADネットデータ検証方法は
これに限定されるものではない。
【0021】判定602により基準にあって比較にない
不具合部品端子名を表示出来る(603)。判定604
により基準になく比較にある不具合部品端子名を表示出
来る(605)。判定606により基準のみにあるどこ
にも接続されてない空き端子を表示出来る(607)。
【0022】判定608により比較のみにある空き端子
を表示出来る(609)。判定8A−1(610)の説
明を表1の例で行う。表1(702)では極性を持つ2
端子部品が逆に接続されている不具合の場合の例であ
る。すなわち部品C1のM端子が信号Xに接続されるべ
きところ信号Yに接続されており、部品C1のP端子が
信号Yに接続されるべきところ信号Xに接続されている
場合の基準・比較同一部品名ソートファイル105及び
基準側エラーファイル111と比較側エラーファイル1
12の状態を表している。この場合のエラーファイル内
容の条件は条件1として同じ部品名で2箇所の端子名が
等しい。条件2で補助信号名は異なることが条件とな
る。後述する他の条件と区別出来る。従って判定610
によって極性を持つ2端子部品が逆に接続されている不
具合が表示出来る(611)。
【0023】同様に判定8A−2(612)の説明を表
2で行う。表2(703)では部品端子1個の接続忘れ
がある不具合の場合の例である。すなわち部品C2の端
子1が信号Yに接続されるべきところどこにも接続され
てない場合の基準・比較同一部品名ソートファイル10
5及び基準側エラーファイル111と比較側エラーファ
イル112の状態を表している。この場合のエラーファ
イル内容の条件は条件1では信号Aの内容と信号Yと信
号Xを加えたものが等しくかつ基準エラーファイル11
1と比較側エラーファイル112に同一の部品名があ
る。条件2は信号Xが1つの端子でかつ補助信号名は自
己の信号名の先頭に区分文字が付いたものである。前述
及び後述の他の条件と区別出来る。従って判定612に
よって部品の1端子の接続忘れの不具合が表示出来る。
【0024】同様に判定8A−3(614)の説明を表
3で行う。表3(704)では部品端子1個の接続間違
いの不具合がある場合の例である。すなわち部品C3の
端子1が信号Xに接続されるべきところ信号Yに接続さ
れている場合の基準・比較同一部品名ソートファイル1
05及び基準側エラーファイル111と比較側エラーフ
ァイル112の状態を表している。この場合のエラーフ
ァイル内容の条件は条件1では基準エラーファイル11
1と比較側エラーファイル112に同一の部品名があ
る。条件2ではA1のデータは1個で補助信号名が基準
信号名と異なる。これは前述及び後述の他の条件と区別
出来る。従って判別614によって部品端子1個の接続
間違いの不具合が表示出来る(615)。
【0025】同様に判定8A−4(616)の説明を表
4で行う。表4(705)では部品端子1個の接続が余
分にある不具合の場合の例である。すなわち部品C4の
端子1はどこにも接続されてはいけないのに信号Xに接
続されている場合の基準・比較同一部品名ソートファイ
ル105及び基準側エラーファイル111と比較側エラ
ーファイル112の状態を表している。この場合のエラ
ーファイル内容の条件は条件1では基準側の信号Aと信
号Bを加えたものが比較側の信号Xと等しいことと基準
エラーファイル111と比較側エラーファイル112に
同一の部品端子名があることである。条件2として信号
Aのデータは1個で補助信号名が基準信号名と異なる。
これは前述及び後述の他の条件と区別出来る。従って判
別616によって部品端子1個の接続が余分にある不具
合が表示出来る(617)。
【0026】同様に判定8A−5(618)の説明を表
5で行う。表5(705)では一つであるべき信号が1
箇所以上でつなぎ忘れがある場合、すなわち信号路パタ
ーンのつなぎ忘れの不具合の場合の例である。すなわち
信号X、信号Y及び信号Zが一つの信号として接続され
るべきところ2箇所で接続忘れがある場合の基準・比較
同一部品名ソートファイル105及び基準側エラーファ
イル111と比較側エラーファイル112の状態を表し
ている。この例では信号Yの補助信号名を基準信号名A
としている。この場合のエラーファイル内容の条件は条
件1では基準側の信号Aは比較側の信号Xと信号Yと信
号Zを加えたものであることと基準側エラーファイル1
11のA1部と比較側エラーファイル112の信号Xと
は同じであること及びA2部と比較側エラーファイル1
12の信号Yが同じである。条件2としてA1とA2は
同一信号名を持ち、XとYの補助信号名は自己の信号名
の先頭に区分文字が付いたものである。これは前述及び
後述の他の条件と区別出来る。従って判別618によっ
て一つであるべき信号が何箇所でつなぎ忘れがあるかが
表示出来る(619)。更にどの部品の端子をつなぐべ
きかは基準側ネットファイル及び比較側ネットファイル
だけからはでは判断出来ない。しかし経験によれば、接
続すべき比較側の部品端子同志のうち最短距離にある端
子名を計算し、最も距離の近いもの同志を表示すること
が最も有効である。そこで電気系CADシステムで容易
に得られる比較側部品端子の座標を表すX位置及びY位
置のデータである比較部品端子位置ファイルすなわち比
較側CAD部品位置ファイル114を利用する。これを
表5(706)の例で説明する。信号Xに含まれる部品
端子と信号Yに含まれる部品端子との距離を比較側CA
D部品位置ファイル114のデータから計算し最も小さ
い距離DISTXYと、同様に求めた信号Yに含まれる
部品端子と信号Zに含まれる部品端子との距離DIST
YZと、同様に求めた信号Zに含まれる部品端子と信号
Xに含まれる部品端子との距離DISTZXのうち、つ
なぎ忘れの箇所が2箇所なので距離の小さいものから2
個選び対象となる部品端子を求める。この手順が620
である。そして手順621にて端子名を表示する。
【0027】同様に判定8A−6(622)の説明を表
6で行う。表6(707)では接続されるべきでない信
号が1箇所以上で余分に接続されている余分な信号路パ
ターンの短絡の不具合の場合を述べている。すなわち信
号Xは、3つの信号に分けられるべきところ2箇所で余
分な接続がある場合の基準・比較同一部品名ソートファ
イル105及び基準側エラーファイル111と比較側エ
ラーファイル112の状態を表している。この例では信
号Xの補助信号名は基準信号名Bとしている。この場合
のエラーファイル内容の条件は条件1では基準側の信号
Aと信号Bと信号Cを加えたものが比較側の信号Xであ
ることと基準側エラーファイル111の信号Aと比較側
エラーファイル112の信号Xの一部X1とは同じであ
ること及び信号Cと比較側エラーファイル112の信号
Xの一部X2が同じである。条件2としてX1とX2は
同一信号名を持ち、X1とX2の補助信号名は比較する
信号名A又は信号名Bとは異なる。これは前述及び後述
の他の条件と区別出来る。従って判別622によって余
分に接続されている基準側の信号名が表示出来る(62
3)。更にどの部品の端子が余分かは基準側ネットファ
イル及び比較側ネットファイルだけからは判断出来な
い。しかし電気系CADシステムでネットデータを得る
際に利用される結線の始点と終点の座標を表すX位置及
びY位置のデータである比較側結線位置ファイル115
を利用すれば端子名が特定出来る。比較側結線位置ファ
イル115は電気系CADシステムにより、フォーマッ
トは異なるが変換プログラムを作成することで本発明に
使用出来る。これを表6(707)の例で説明する。信
号Aに含まれる部品端子と信号Bに含まれる部品端子の
うち比較側結線位置ファイル115のデータを使用し接
合がある部品端子があればその部品端子名が求めるもの
である。同様にこれを信号Bと信号Cについて行う。同
様にこれを信号Cと信号Aについて行う。この手順が6
24である。そして手順625にて余分につながってい
る端子名を表示する。
【0028】同様に判定8A−7(626)の説明を表
7で行う。表7(708)では2個以上の端子の接続間
違いがある不具合の場合を述べている。すなわち部品C
7の端子1と部品IC1の端子3は信号Xに接続すべき
ところ信号Yに接続されている場合の基準・比較同一部
品名ソートファイル105及び基準側エラーファイル1
11と比較側エラーファイル112の状態を表してい
る。この場合のエラーファイル内容の条件は条件1では
基準側の信号Aと信号Bを加えたものが比較側の信号X
と信号Yを加えたものであることと基準側エラーファイ
ル111の信号Aの一部A1部と比較側エラーファイル
112の信号Yの一部Y1とが同じである。条件2とし
てA1は複数のデータであり、Y1の補助信号名は比較
する信号名Aとは異なる。これは前述の他の条件と区別
出来る。従って判別626によって2個以上の端子の接
続間違いが表示出来る(627)。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】
【表7】
【0036】本発明の電気系CADネットデータ検証プ
ログラムを記録した媒体は、その電気系CADネットデ
ータ検証プログラムが基準側の信号名と同一信号内の部
品・端子を表す部品名・端子名からなる基準側ネットデ
ータを比較側の信号名と同一信号内の部品名・端子名か
らなる比較側ネットデータと比較検証するにあたり、比
較側の部品・端子名ごとに1個の補助信号名を付加し、
比較側の信号名が同じものは同じ補助信号名とし、補助
信号名は基準側の信号名若しくは比較側の信号名に所定
の区分文字を付加したものとすることにより不具合種類
を判別することからなる。この電気系CADネットデー
タ検証プログラムは詳しく上述したとおりのものであ
る。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
電気系CADネットデータ検証方法および電気系CAD
ネットデータ検証プログラムを記録した媒体では不具合
箇所が的確に表示されるので、不正箇所のデータの量が
1/3から1/5で、それを解読し、不具合種類と不正
箇所を発見する時間で従来の1/5から1/10で済
み、電気系CADでプリント基板作成に当たって必ず実
施される回路図ネットデータのような基準側ネットデー
タとプリント基板ネットデータのような比較側ネットデ
ータとの比較後の検証とその修正時間の短縮に大いに寄
与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気系CADネットデータ検証方法に
おける全体手順を表している。
【図2】本発明の電気系CADネットデータ検証方法で
使用又は作成されるデータファイルの名称とその構成項
目を表している。
【図3】本発明の電気系CADネットデータ検証方法で
使用又は作成されるデータファイルの名称とその構成項
目を表している。
【図4】本発明の電気系CADネットデータ検証方法で
使用又は作成されるデータファイルの名称とその構成項
目を表している。
【図5】本発明の電気系CADネットデータ検証方法に
おける全体手順の手順4の詳細手順4Aを表している。
【図6】本発明の電気系CADネットデータ検証方法に
おける全体手順の手順5の詳細手順5Aを表している。
【図7】本発明の電気系CADネットデータ検証方法に
おける全体手順の手順5の詳細手順5Aを表している。
【図8】本発明の電気系CADネットデータ検証方法に
おける全体手順の手順7の詳細手順7Aを表している。
【図9】本発明の電気系CADネットデータ検証方法に
おける全体手順の手順8の詳細手順8Aを表している。
【図10】本発明の電気系CADネットデータ検証方法
における全体手順の手順8の詳細手順8Aを表してい
る。
【符号の説明】
201・・・・・全体手順の手順1 202・・・・・全体手順の手順2 203・・・・・全体手順の手順3 204・・・・・全体手順の手順4 205・・・・・全体手順の手順5 206・・・・・全体手順の手順6 207・・・・・全体手順の手順7 208・・・・・全体手順の手順8

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準側の信号名と同一信号内の部品・端子
    を表す部品名・端子名からなる基準側ネットデータを比
    較側の信号名と同一信号内の部品名・端子名からなる比
    較側ネットデータと比較検証するにあたり、前記比較側
    の部品・端子名ごとに1個の補助信号名を付加し、前記
    比較側の信号名が同じものは同じ補助信号名とし、前記
    補助信号名は前記基準側の信号名若しくは前記比較側の
    信号名に所定の区分文字を付加したものとすることによ
    り不具合種類を判別することを特徴とする電気系CAD
    ネットデータ検証方法。
  2. 【請求項2】前記比較側の部品の端子名が特定出来ない
    不具合種類のうち、信号路パターンのつなぎ忘れの場合
    は、前記部品の端子の座標を表す比較側部品端子位置フ
    ァイルから、つなぐべき部品の端子候補のうち、最短距
    離にある端子名を計算し、表示することを特徴とする請
    求項1記載の電気系CADネットデータ検証方法。
  3. 【請求項3】前記比較側の部品の端子名が特定出来ない
    不具合種類のうち、余分な信号路パターンによる短絡の
    場合は、前記信号路パターンの始点と終点の座標を表す
    比較側結線位置ファイルから、余分な結線を特定し、そ
    の部品の端子名を表示することを特徴とする請求項1記
    載の電気系CADネットデータ検証方法。
  4. 【請求項4】基準側の信号名と同一信号内の部品・端子
    を表す部品名・端子名からなる基準側ネットデータを比
    較側の信号名と同一信号内の部品名・端子名からなる比
    較側ネットデータと比較検証するにあたり、前記比較側
    の部品・端子名ごとに1個の補助信号名を付加し、前記
    比較側の信号名が同じものは同じ補助信号名とし、前記
    補助信号名は前記基準側の信号名若しくは前記比較側の
    信号名に所定の区分文字を付加したものとすることによ
    り不具合種類を判別することを特徴とする電気系CAD
    ネットデータ検証プログラムを記録した媒体。
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