JP2009223697A - 検証装置及び検証方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計仕様書に基づいて作成された回路図の論理的接続の確認を短期間かつ容易に行う検証装置を提供する。
【解決手段】プリント基板に配置される部品の端子間の論理接続情報を有する設計仕様書情報を作成する仕様書作成手段と、前記設計仕様書情報から、前記論理接続情報を取得する論理接続情報取得手段と、前記設計仕様書情報に基づいて作成された回路図情報を入力する回路図入力手段と、前記論理接続情報取得手段によって取得された論理接続情報と、前記回路図情報における論理接続情報との一致性を検証する設計検証手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は検証装置及び検証方法に関する。
従来から、高品質なプリント基板を効率良く設計するための技術がある。例えば、特許文献1には、プリント基板の小型化を図る際に、部品配置の不要な検討を行うことなく、部品の配置を検討することのできる回路基板設計支援装置等の発明が開示されている。
特開2007−148664号公報
しかしながら、プリント基板の設計において、設計仕様書に基づいて作成された回路図の論理的接続の確認を人間による目視によって行うと、確認に時間がかかり、回路図における誤りを排除するのが困難になるという問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、設計仕様書に基づいて作成された回路図の論理的接続の確認を短期間かつ容易に行うことのできる検証装置及び検証方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、プリント基板に配置される部品の端子間の論理接続情報を有する設計仕様書情報を作成する仕様書作成手段と、前記設計仕様書情報から、前記論理接続情報を取得する論理接続情報取得手段と、前記設計仕様書情報に基づいて作成された回路図情報を入力する回路図入力手段と、前記論理接続情報取得手段によって取得された論理接続情報と、前記回路図情報における論理接続情報との一致性を検証する設計検証手段とを備える検証装置を要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、前記仕様書作成手段は、前記部品のシンボルを選択させる部品選択手段と、前記部品選択手段によって選択された複数の部品のシンボルにおける端子間の接続を表すシンボルを選択させる接続選択手段と、前記端子間の接続を表すシンボルの始点の端子と終点の端子との接続関係を論理接続情報として出力する第1の出力手段とを備えるようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、前記仕様書作成手段は、前記端子毎に、該端子に入力される信号あるいは当該端子から出力される信号の情報が対応づけられる論理接続情報が入力される接続情報入力手段を備えるようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、前記論理接続情報取得手段は、複数の前記論理接続情報において、同一の信号の情報を含む論理接続情報の端子を、互いに接続された端子とするようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、前記設計検証手段により検証された一致性を表示する画面を生成する画面生成手段を備えるようにすることができる。
また、請求項6に記載されるように、前記設計検証手段は、前記論理接続情報取得手段によって取得された論理接続情報における接続と、前記回路図情報の論理接続情報における接続とが一致した数により、前記一致性を検証するようにすることができる。
また、請求項7に記載されるように、プリント基板に配置される部品の端子間の論理接続情報を有する設計仕様書情報を作成する仕様書作成工程と、前記設計仕様書情報から、前記論理接続情報を取得する論理接続情報取得工程と、前記設計仕様書情報に基づいて作成された回路図情報を入力する回路図入力工程と、前記論理接続情報取得工程によって取得された論理接続情報と、前記回路図情報における論理接続情報との一致性を検証する設計検証工程とを備える検証方法として構成することができる。
本発明の検証装置及び検証方法にあっては、設計仕様書に基づいて作成された回路図の論理的接続の確認を短期間かつ容易に行うことができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
(本実施形態の検証装置の機能構成)
図1は本実施形態の検証装置の機能構成を示す図である。図1の検証装置1では、プリント基板の設計仕様書に基づいて作成された回路図の論理接続を最終的に検証するが、設計仕様書を作成する段階において、設計仕様書の検証も単独に行うことができる。設計仕様書が有する設計仕様書情報には、例えば、プリント基板に配置される部品の情報、部品に含まれる端子の情報、端子間の論理接続情報等が含まれる。設計仕様書情報とは、設計仕様書に含まれる情報のうち、コンピュータによって処理されることのできる電子的な情報をいう。設計仕様書には、プリント基板に配置される部品の端子間の接続の情報を有する機能ブロック図、プリント基板の外部インタフェースとなるコネクターへの接続の情報を有するコネクター仕様表等がある。
回路図は、設計仕様書に基づいて、操作者がCAD等により作成するものであり、部品の端子間の論理接続情報が含まれる。論理接続情報は、例えば、端子の識別情報、その端子の接続先となる端子の識別情報、及び、信号の情報を含む。信号の情報は、端子に入力され、あるいは端子から出力される信号の情報であり、例えば、信号の識別情報、及び、その信号の方向の情報を含む。
検証装置1は、例えば、仕様書作成部100、論理接続情報取得部200、設計仕様書検証部300、カバレッジ測定部400、回路図入力部500、設計検証部600、及び、画面生成部700を有する。
仕様書作成部100では、操作者によってプリント基板の設計仕様書が作成される。仕様書作成部100は、シンボル作成部110及び論理接続表入力部130を有する。シンボル作成部110では、設計仕様書を作成する画面において、操作者によって部品等のシンボルが選択され配置されることにより、設計仕様書が作成される。シンボル作成部110によって作成される設計仕様書は、端子を含む部品のシンボル、端子間の接続を表すシンボル等に、端子間の論理接続情報が対応づけられている。
シンボル作成部110は、部品選択部111、接続選択部113、及び、出力部115を有する。部品選択部111では、設計仕様書が作成される画面において、操作者によって、部品を表すシンボルが選択される。部品を表すシンボルには、部品が有する端子の情報が含まれる。
接続選択部113では、設計仕様書が作成される画面において、操作者によって端子間の接続を表すシンボルが選択される。選択された接続を表すシンボルが、部品の端子を表すシンボルに対応づけられることにより、その端子の論理接続の仕様が決定される。論理接続の仕様とは、例えば、その端子に接続される端子の情報と、その端子に入力され、あるいはその端子から出力される信号の情報である。
出力部115は、端子間の接続を表すシンボルによって決定された論理接続の仕様の情報を、論理接続情報として出力する。出力部115は、また、シンボルによって表現される設計仕様書を出力する。出力部115によって出力される設計仕様書は、例えば、機能ブロック図である。
論理接続表入力部130からは、検証装置1に対して論理接続表が入力される。論理接続表は、論理接続情報を含むテーブルであり、例えば、端子毎の信号の情報を有する。論理接続表入力部130は、さらに、端子の識別情報、その端子の接続先となる端子の識別情報を含む論理接続表が入力されてもよい。論理接続表入力部130は、また信号の情報を含む論理接続表が入力されてもよい。信号の情報は、例えば、信号の識別情報、信号の方向の情報等を含む。コネクターの端子と端子に入力される信号の情報とが対応づけられたコネクター仕様表は、論理接続表の一例である。
論理接続表入力部130は、入力された論理接続表を出力する。この論理接続表は、設計仕様書を構成する文書の一つであり、例えば、プリント基板の外部インタフェースの仕様を含むコネクター仕様表である。
出力部115が出力するシンボルによって表現される設計仕様書と、論理接続表入力部130が出力する論理接続表による設計仕様書を、関係者がレビューを行う。また、レビューされた設計仕様書により、CAD等による回路図の設計を行う。
論理接続情報取得部200は、仕様書作成部100によって作成された設計仕様書から、論理接続情報を取得する。論理接続情報取得部200は、シンボル作成部110によって作成された設計仕様書に含まれている論理接続情報を取得する。論理接続情報取得部200は、また、論理接続表入力部130によって入力された論理接続情報を取得する。
設計仕様書検証部300は、論理接続情報取得部200によって取得された論理接続情報に基づいて、設計仕様書に含まれる論理接続の検証を行う。設計仕様書検証部300は、論理接続情報における端子毎に対応するレコードに基づき、そのレコードが信号の方向の情報を含む場合には、レコード毎に、入力もしくは出力される信号の方向が、端子間で矛盾しているか否かの検証を行う。端子間で矛盾している場合には、その端子の論理接続の仕様が誤っていると判断される。
設計仕様書検証部300は、論理接続情報における端子毎に対応するレコードに基づき、そのレコードが接続先となる端子の識別情報を含む場合に、接続先となる端子のレコードの有無を検証する。接続先となる端子のレコードが無い場合には、その端子の論理接続の仕様が誤っていると判断される。
設計仕様書検証部300は、論理接続情報における端子毎に対応するレコードに基づき、そのレコードがその端子の信号の情報を含む場合に、同一の信号の情報を含む他の端子のレコードの有無を検証する。同一の信号の情報を含む他の端子のレコードが無い場合には、その端子の論理接続の仕様が誤っていると判断される。
設計仕様書検証部300による検証結果は、例えば、ファイルに出力される。検証結果は、設計仕様書において、論理接続が誤っている端子又は信号の識別情報と、誤りの内容とが含まれる。
カバレッジ測定部400は、論理接続情報取得部200によって論理接続情報が取得された端子の数の、プリント基板に含まれる端子の総数に対する割合を測定する。カバレッジ測定部400は、測定部410と確立情報取得部430とを有する。
測定部410は、論理接続情報取得部200によって論理接続情報が取得された端子の数の、プリント基板に含まれる端子の総数に対する割合を測定する。確立情報取得部430は、論理接続情報取得部200によって取得された論理接続情報により、論理接続の仕様が確立した接続の情報、又は、論理接続の仕様が確立していない接続の情報を取得する。測定部410によって測定された割合の情報、及び、確立情報取得部430によって取得された情報は、画面生成部700に出力されるとよい。
回路図入力部500からは、設計仕様書に基づいてCAD等により作成された回路図の情報が入力される。回路図の情報は、端子毎の論理接続情報が含まれる。回路図入力部500は、回路図の情報を、設計検証部600に対して出力する。回路図入力部500は、回路図の情報を、設計検証部600に対応するフォーマットに変換してもよい。
設計検証部600は、論理接続情報取得部200によって取得された論理接続情報、及び、回路図入力部500から入力された回路図の情報に基づく論理接続情報を比較することにより、回路図の情報に含まれている論理接続情報を検証する。
設計検証部600は、期待値生成部610、及び、比較部630を有する。期待値生成部610は、論理接続情報取得部200によって取得された論理接続情報に基づいて、端子毎の論理接続における期待値を生成する。期待値とは、例えば、接続先となる端子と信号の情報に基づいて得られる、接続元となる端子における信号の真理値である。
比較部630は、論理接続情報取得部200によって取得された論理接続情報と、回路図の情報に基づく論理接続情報とを比較して、端子毎に一致性を検証する。比較部630は、さらに、期待値生成部610によって生成された期待値を用いて、回路図の情報に基づく論理接続情報の検証を行う。
画面生成部700は、カバレッジ測定部400によって得られたカバレッジの情報、及び、設計検証部600によって検証された論理接続情報の検証結果等を表示する画面を生成する。
なお、図1では、仕様書作成部100、論理接続情報取得部200、設計仕様書検証部300、カバレッジ測定部400、回路図入力部500、設計検証部600、及び、画面生成部700は、検証装置1に設けられているが、これらの各部が、異なる装置に設けられ、ネットワーク等を介して接続されてもよい。
(設計仕様書の作成から回路図の検証までのフロー)
図2は本実施形態における設計仕様書の作成から回路図の検証までのフロー図である。図2のステップS1では、仕様書作成部100において、設計仕様書が作成される。ステップS1に続いてステップS2に進み、論理接続情報取得部200が、ステップS1で作成された設計仕様書に含まれる設計仕様書情報の中から、論理接続情報を取得する。ステップS2に続くステップS3では、設計仕様書検証部300が、ステップS2で取得された論理接続情報により、設計仕様書に基づくプリント基板の端子間の論理接続の検証を行う。ステップS3に続いてステップS4に進み、カバレッジ測定部400が、ステップS2で取得された論理接続情報に基づき、設計仕様書において論理接続の仕様が確立された端子の割合を測定する。
ステップS2からステップS4の処理により、ステップS1で作成された設計仕様書における論理接続情報の検証が行われる。この検証の結果、設計仕様書の情報に矛盾等の誤りが検出された場合には、ステップS1に戻って処理が繰り返される。
一方、検証された設計仕様書に矛盾が検出されない場合にはステップS5に進む。ステップS5では、操作者がCAD等を操作することによりステップS1で作成された設計仕様書に基づく回路設計が行われ、回路図が作成される。
ステップS4及びS5の処理の後、ステップS6に進み、設計検証部600により、ステップS3で取得された設計仕様書に含まれる論理接続情報と、ステップS5で作成された回路図による論理接続情報とが比較されることにより、設計された回路図における論理接続の検証が行われる。
(設計仕様書の作成に用いられるシンボルの説明)
図3及び図4は、設計仕様書の作成に用いられるシンボルを説明する図である。
図3は、部品とその部品が有する端子を表すシンボルを説明する図である。図3(A)のシンボルは、部品外形と、部品が有する端子を表すシンボルとを含む。図3(B)は、部品のシンボルに対応づけられる情報の例である。図3(B)では「列名」の欄に、部品のシンボルに対応づけられる情報の識別子が記載されている。また、「インスタンス名」は部品の識別情報であり、「端子名」は端子の識別情報であり、「端子属性」は端子毎に対応する信号の情報である。
図4は、端子間の接続を表すシンボルを説明する図である。図4の「信号線シェープ」は、端子間の接続を表すシンボルである。「信号線シェープ」の端が端子を表すシンボルに対応づけられることにより、その端子に対して入力され、あるいはその端子から出力される信号の仕様が作成される。
(シンボル作成部によって作成される設計仕様書の例)
図5は、シンボル作成部110によって作成される設計仕様書の例を示す図である。図5(A)では、部品のシンボルに含まれる端子のシンボルが、接続を表すシンボルによって接続されている。図5のシンボルa1は、部品「LSI1」の端子「ADD[10:31]」と、部品「MEM1」の端子「ADD[20:0]」及び部品「MEM2」の端子「ADD[18:0]」とを接続するバスを表すシンボルである。また、図5のシンボルa2は、部品「LSI1」の端子「DATA[0:15]」と、部品「MEM1」の端子「D_Q[15:0]」とを双方向信号により接続するバスを表すシンボルである。
図5(B)は、シンボル作成部110によって作成される設計仕様書に含まれる論理接続情報の例を示す図である。図5(B)では、CSVフォーマットにより、各論理接続において、信号の送信元となる端子の識別情報と、信号の送信先となる端子の識別情報との組が1行毎に示されている。図5(B)の論理接続情報b1は、図5(A)のシンボルa1によって表されるバスに含まれる論理接続の情報である。論理接続情報b1は、部品「LSI1」の端子「ADD12」と、部品「MEM2」の端子「ADD18」とが接続される際の論理接続情報である。論理接続情報b1では、「LSI1.ADD12」が送信元の端子の識別情報であり、「MEM2.ADD18」が送信先の端子の識別情報である。
図5(B)の論理接続情報b2は、図5(A)のシンボルa2によって表されるバスに含まれる論理接続の情報である。論理接続情報b2は、部品「LSI1」の端子「D0」と、部品「MEM1」の端子「DQ15」とが接続される際の論理接続情報である。論理接続情報b2では、「D0」は信号の識別情報、「MEM1.DQ15」は端子の識別情報、「GND」はプルアップもしくはプルダウンを示す信号の情報である。
(論理接続情報の例)
図6は、論理接続情報を含む設計仕様書の例である。図6において、「CN103」は部品の識別情報である。また、「Pin No」はコネクターの端子の番号、「論理信号名」はコネクターの端子に入力され、あるいはその端子から出力される信号の識別情報、「I/O」は信号の方向を表す情報である。例えば、論理接続情報dにおいて、「A5」は端子の識別情報、「SBU_CLK」は信号の識別情報、「O」は信号の方向を表す情報である。
(カバレッジの測定)
図7は、設計仕様書から取得された論理接続情報のカバレッジを説明する図である。図7において、左下がりの斜線のハッチングを施された端子が、設計仕様書に基づいて論理接続が確立された端子であり、右下がりの斜線のハッチングを施された端子が、設計仕様書に論理接続情報が含まれていない端子である。
論理接続が確立した接続の割合は、次式(1)の論理接続情報カバレッジで表される。
Figure 2009223697
(設計仕様書に含まれている論理接続情報を検証する処理)
図8は、設計仕様書に含まれている論理接続情報を検証する処理の例を示すフロー図である。図8では、設計仕様書検証部300によって、コネクター仕様表と機能ブロック図とに含まれている論理接続情報の検証が行われる。
図8のステップS101では、設計仕様書検証部300に対し、コネクター仕様表による論理接続情報が入力される。コネクター仕様表は、例えば、図6に示す構成を有する。ステップS101に続いてステップS102に進み、設計仕様書検証部300が、ステップS101で入力されたコネクター仕様表において、端子の情報、及び、信号の情報の重複の有無を確認する。
ステップS102に続いてステップS103に進み、設計仕様書検証部300が、機能ブロック図のファイルを読み込みモードで開く。機能ブロック図は、例えば、図5(B)に示す構成を有する。
ステップS103に続いてステップS104からステップS109の処理に進む。ステップS104からステップS109の処理は、ステップS103において読み込みモードで開かれたファイルに含まれている論理接続情報の検証が終了するまで繰り返される。
ステップS104に続くステップS105では、機能ブロック図のファイルにおける1行分の論理接続情報が読み込まれる。1行分の論理接続情報は、一の端子に対応する論理接続情報である。
ステップS105に続いてステップS106に進み、ステップS105で取得された論理接続情報において、送信元の端子の識別情報と送信先の端子の識別情報とが取得されている場合には、ステップS108に進み、送信元の端子の識別情報又は送信先の端子の識別情報の何れか一方に代えて、信号の識別情報が取得された場合には、ステップS107に進む。
ステップS106に続くステップS107では、取得された信号の識別情報と同一の信号の識別情報を有する論理接続情報の有無を、コネクター仕様表及び機能ブロック図において確認する。これにより、異なる論理接続情報の間の信号の方向性の一致、又は、設計仕様書における信号の識別情報の重複を検証することができる。ステップS107の処理の後、ステップS104に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS106に続くステップS108では、取得された送信先の端子の識別情報により設計仕様書内の論理接続の検証が行われる。ステップS108に続いてステップS109に進み、取得された送信先の端子の識別情報により設計仕様書内の論理接続の検証が行われる。ステップS108及びステップS109の処理により、設計仕様書における信号の識別情報の重複と、信号の方向性の確認ができる。ステップS109の後、ステップS104に戻って処理が繰り返される。
ステップS104からステップS109に続くステップS110では、ステップS103において読み込みモードで開かれたファイルが閉じられる。
ステップS110に続いてステップS111に進み、ステップS107において、信号の識別情報が重複していると判断された論理接続のうち、コネクターの端子に接続されている論理接続は重複ではないと判断される。
ステップS111に続いてステップS112に進み、ステップS101において読み込まれたコネクター仕様表において一の端子に対応する論理接続情報毎にステップS113の処理が繰り返される。ステップS113では、ステップS107からステップS109の検証に基づいて、信号の識別情報毎に、誤りが検出された端子の識別情報が出力される。
ステップS112及びステップS113に続いてステップS114に進み、誤りが検出された端子がある場合には、ステップS113で出力された端子の識別情報が、ファイルに出力される。ステップS114に続いてステップS115に進み、設計仕様書の検証が終了する。
(コネクター仕様表及び機能ブロック図に含まれる論理接続の検証)
図9は、図8のステップS108及びステップS109で行われる設計仕様書内の論理接続の検証の処理を示すフロー図である。図9では、設計仕様書検証部300により、コネクター仕様表及び機能ブロック図に含まれる論理接続情報が検証される。図9の処理は、一の論理接続情報毎に実行される。
図9のステップS201では、機能ブロック図から取得された論理接続情報に含まれている信号が、論理信号であるか否かの判断がなされる。論理信号の場合はステップS202に進み、論理信号で無い場合には処理を終了する。
ステップS201に続くステップS202では、検証する論理接続情報に含まれている信号と同一の信号を含む論理接続情報が、コネクター仕様表に含まれているか否かの判断がなされる。コネクター仕様表に含まれている場合には、ステップS203に進み、コネクター仕様表に含まれていない場合には、処理を終了する。
ステップS202に続くステップS203では、検証する論理接続情報に含まれている信号の属性が、電源、接地、接続されていない、の何れかである場合には、処理を終了する。ステップS203に続くステップS204では、検証する論理接続情報が、コネクターの端子への接続の情報であるか否かの判断がなされる。コネクターの端子への接続の情報である場合には、ステップS205に進み、コネクターの端子への接続の情報でない場合には、ステップS213に進む。
ステップS204に続くステップS205では、検証する論理接続情報における信号が、一方向信号か双方向信号かの判断がなされる。一方向信号の場合には、ステップS206に進み、双方向信号の場合には、ステップS210に進む。
ステップS205に続くステップS206では、検証する論理接続情報における信号が出力信号であり、コネクター仕様表における同一の識別情報の信号が入力信号ではない場合には、設計仕様書に誤りがあると判断する。誤りがある場合にはステップS207に進み、誤りが無い場合にはステップS208に進む。ステップS206に続くステップS207では、検証する論理接続情報に対し、信号の方向の誤りを表す情報が対応づけられる。
ステップS206に続くステップS208では、検証する論理接続情報における信号が入力信号であり、コネクター仕様表における同一の識別情報の信号が出力信号ではない場合には、設計仕様書に誤りがあると判断する。誤りがある場合にはステップS209に進み、誤りが無い場合には処理を終了する。ステップ208に続くステップS209では、検証する論理接続情報に対し、信号の方向の誤りを表す情報が対応づけられる。ステップS209の後、処理が終了される。
一方、ステップS204に続くステップS210では、検証する論理接続情報において、信号の識別情報の重複に対する誤りを判定しないことが設定される。ステップS210に続いてステップS211に進み、検証する論理接続情報に含まれる信号と同一の識別情報を有するコネクター仕様表の信号が、双方向信号では無い場合にステップS212に進み、双方向信号の場合には処理を終了する。ステップS211に続くステップS212では、検証する論理接続情報に対し、信号の方向の誤りを表す情報が対応づけられる。
ステップS204に続くステップS213では、検証する論理接続情報に対し、信号の識別情報が重複していることを表す情報が対応づけられる。
また、ステップS202に続くステップS214では、検証する論理接続情報において、端子がコネクターの端子へ接続されることを表す情報が含まれる場合には、ステップS215に進み、含まれない場合には、処理を終了する。ステップS214に続くステップS215では、検証する論理接続情報に対し、接続先の端子が無いことを表す情報が対応づけられる。
(設計仕様書の検証結果の例)
図10は、設計仕様書検証部300により出力される、設計仕様書の検証結果の例を示す図である。図10(A)は、設計仕様書における検証結果のサマリーである。図10(A)では、検証によって検出された誤りの数が、誤りの種類毎に示されている。図10(A)において、論理接続情報カバレッジの情報eは、設計仕様書の検証において、論理接続が確立された端子の割合を表す。
図10(B)は、検証によって検出された誤りの詳細を示す図である。図10(B)では、端子毎に、「判定」により誤りの有無が対応づけられ、さらに、誤りがある端子には「メッセージ」と「不一致時パターン」により、その誤りの内容が対応づけられている。「不一致時パターン」には、誤りが検出された設計仕様書及び回路図の情報が含まれている。
(回路図における論理接続の検証)
図11は、設計仕様書に基づいて作成された回路図における論理接続情報を、設計仕様書に含まれている論理接続情報と比較することにより検証する処理の例を示すフロー図である。図11の処理は、設計検証部600によって行われる。図11のステップS21では、ライブラリ情報が読み込まれる。ライブラリ情報は、例えば、論理接続毎に対応する期待値である真理値の情報を有する。ステップS21に続いてステップS22に進み、設計仕様書の機能ブロック図に含まれている論理接続情報が読み込まれる。ステップS22に続いてステップS23に進み、設計仕様書のコネクター仕様表に含まれている論理接続情報が読み込まれる。
ステップS23に続いてステップS24に進み、設計仕様書に基づいて作成された回路図に含まれている論理接続情報が読み込まれる。回路図は、例えば、ネットリストとして読み込まれる。ステップS24に続いてステップS25に進み、検証の条件が設定されている.iniファイルが読み込まれる。
ステップS25に続いてステップS26に進み、ステップS24で読み込まれた回路図における論理接続情報と、ステップS22及びステップS23で読み込まれた設計仕様書における論理接続情報との比較により、回路図における論理接続情報の検証が行われる。
(設計仕様書の論理接続情報によるネットリストの検証)
図12は、設計仕様書の論理接続情報によるネットリストの検証の処理を示すフロー図である。図12のステップS301では、設計仕様書の機能ブロック図とコネクター仕様書との間の、論理接続情報の矛盾の有無が検証される。この処理は、図8の処理と同様である。ステップS301に続いてステップS302に進み、ステップS301の処理において、設計仕様書の論理接続情報に矛盾が含まれていた場合には、処理を終了する。
ステップS302に続いてステップS303に進み、ライブラリファイルの読み込みが行われる。ステップS303に続いてステップS304に進み、コネクター仕様表に基づいて、端子に外部インタフェース信号を接続する処理が行われる。ステップS304に続いてステップS305に進み、ネットリストが読み込まれる。ステップS305に続いてステップS306に進み、iniファイルが読み込まれる。
なお、ステップS303からステップS306では、読み込まれたファイル毎に、接続先との対応、信号の方向等の情報について、矛盾の有無が検証され、さらに、論理接続情報の検証を行う端子が設定される。これにより、論理接続情報の検証を行う端子のリストが生成される。
ステップS306に続いてステップS307に進み、ステップS303からステップS306の処理において、接続先との対応、信号の方向等の情報に、矛盾があった場合には、処理を終了する。ステップS307に続くステップS308では、ネットリストと設計仕様書との間において、接続先との対応、信号の方向等の情報について、矛盾の有無が検証される。
ステップS308に続いてステップS309に進み、論理接続情報の検証を行う端子について、接続される信号の値が初期化される。ここでは対象となる端子に対して値"x"が入力される。
ステップS309に続いてステップS310からステップS314の処理に進む。ここでは、ステップS303からステップS306で作成された端子のリストに基づいて、論理接続情報の検証を行う端子毎に、処理が繰り返される。ステップS310では、リストに含まれている端子の情報のうち、一の端子の情報が取得される。
ステップS310に続くステップS311では、ステップS310でリストから取得された端子の情報が、すでに検証済みの端子の情報である場合か否かが判断される。既に検証済みの端子の情報である場合には、ステップS310に戻って処理を繰り返す。
ステップS311に続くステップS312では、ステップS310で取得された端子の情報に基づいて、その情報が、ロジック回路を含む双方向接続の情報か否かの判断がなされる。ロジック回路を含む双方向接続の情報の場合には、ステップS313に進み、そうでは無い場合には、ステップS314に進む。
ステップS313では、ステップS310で取得された端子の情報に基づいて、その端子の論理接続情報を、期待値を用いることにより検証する。ここでは、ロジック回路を含む双方向接続の検証が行われる。ステップS314では、ステップS310で取得された端子の情報に基づいて、その端子の論理接続情報を、期待値を用いることにより検証する。ここでは、ロジック回路を含む双方向接続ではない場合の、論理接続の検証が行われる。
(回路図を読み込む処理)
図13は、図12のステップS305におけるネットリストを読み込む処理の詳細を示すフロー図である。
図13のステップS401からステップS408では、読み込まれたネットリストに含まれている全ての入力端子及び出力端子について、端子毎に対応する信号の情報が対応づけられる。ステップS401では、ネットリストに含まれている一端子に対応する情報が取得される。情報が取得される場合には、ステップS402に進み、全ての端子について処理が終了している場合には、ステップS409に進む。
ステップS401に続くステップS402では、検証する端子の数を計数するカウンタがカウントアップされる。このカウンタは、全端子の処理に先んじて初期化される。ステップS402に続いてステップS403に進み、ステップS401で取得された端子の情報に基づいて、その端子がコネクターに含まれる端子か否かの判断がなされる。その端子がコネクターに含まれる端子の場合には、ステップS404に進み、コネクターに含まれる端子では無い場合には、ステップS405に進む。
ステップS403に続くステップS404では、外部インタフェース信号との対応づけの処理が行われる。一方、ステップS403に続くステップS405では、ステップS401で取得された端子の情報に含まれている端子の識別情報と、同一の識別情報の端子の論理接続情報が、機能ブロック図に含まれているか否かの確認がなされる。
ステップS405に続いてステップS406に進み、ステップS405で確認された結果に基づいて、同一の識別情報の端子の論理接続情報が、機能ブロック図に含まれている場合にはステップS407に進み、機能ブロック図に含まれていない場合にはステップS408に進む。
ステップS406に続くステップS407では、ステップS401で取得されたネットリストに含まれている端子の情報が、機能ブロック図に含まれている同一の識別情報を有する端子の論理接続情報と対応づけられる。
一方、ステップS406に続くステップS408では、ステップS401で取得されたネットリストに含まれている端子の情報に対応する論理接続情報が、機能ブロック図に含まれていないことを表すエラーの情報が出力される。
ステップS401からステップS408の処理の後に続いて、ステップS409からステップS411の処理が、ネットリストに含まれている全ての入力端子に対して行われる。ステップS409では、ネットリストに含まれている一の入力端子の情報が取得される。
ステップS409に続いてステップS410に進み、ステップS409で取得された端子の情報が、コネクターに含まれる端子の情報か否かの判断がなされる。コネクターに含まれる端子の情報の場合には、ステップS411に進む。ステップS411では、ステップS409で取得された端子の情報に対して、外部インタフェース信号との対応づけの処理が行われる。
(外部インタフェース信号との対応づけの処理)
図14は、読み込まれたネットリストに含まれている端子の情報を、外部インタフェース信号の情報と対応づける処理の例を示すフロー図である。図14の処理は、図13のステップS404及びステップS411で行われる処理の詳細である。
図14のステップS501では、接続しようとするネットリストの端子(以下、「接続端子」という。)の情報に基づいて、同一の識別情報を有する端子の情報を、コネクター仕様表から検索する。ステップS501に続いてステップS502に進み、ステップS501において、同一の識別情報を有する端子の情報がコネクター仕様表に無かった場合には、ステップS503に進み、同一の識別情報を有する端子の情報がコネクター仕様表にあった場合には、ステップS504に進む。
ステップS502に続くステップS503では、接続端子の情報に対応する論理接続情報が、コネクター仕様表に含まれていないことを表すエラーの情報が出力される。
ステップS503に続くステップS504では、接続端子の情報に基づいて、その端子が入力端子であり、かつ、電源又は接地である場合には、ステップS505に進み、そうではない場合には、ステップS506に進む。ステップS504に続くステップS505では、接続端子の数を計数するカウンタをカウントアップする。
ステップS504及びステップS505に続いてステップS506に進み、接続端子の情報における信号の方向の情報と、コネクター仕様表に含まれている同一の識別情報を有する端子の論理接続情報における信号の方向の情報とが比較される。信号の方向が一致していない場合には、エラーと判断される。
ステップS507に続いてステップS508に進み、ステップS507においてエラーと判断された場合には、ステップS509に進む。ステップS509では、信号の方向が一致しないことを表すエラーの情報が出力される。
ステップS508及びステップS509に続いてステップS510に進み、接続端子の識別情報と、同一の識別情報を有する端子の論理接続情報が、機能ブロック図において検索される。同一の識別情報を有する端子の論理接続情報が、機能ブロック図の論理接続情報に含まれていない場合には、ステップS511に進む。ステップS511では、機能ブロック図の情報に、接続端子の識別情報が追加される。
ステップS510に続くステップS512からステップS516の処理は、機能ブロック図において、接続端子と同一の識別情報を有する端子の論理接続情報に対して行われる。機能ブロック図において、接続端子と同一の識別情報を有する端子の論理接続情報が複数ある場合には、ステップS512からステップS516の処理は、それらの論理接続情報毎に繰り返される。
ステップS512に続いてステップS513に進み、接続端子に対応する信号の方向の情報と、機能ブロック図の論理接続情報における信号の方向の情報とが比較される。信号の方向が一致している場合には、ステップS514に進み、信号の方向が一致していない場合には、処理を終了する。ステップS513に続くステップS514では、接続端子を機能ブロック図における端子と接続する論理接続情報を登録するためのレコードを作成する。
ステップS514に続いてステップS515に進み、接続端子のハンドラを、ステップS514で作成されたレコードに追加して登録する。ステップS515に続いてステップS516に進み、ステップS515で登録された接続端子に対する論理接続情報の検証を行うか否かを表す情報と対応づける。
(ネットリストの検証により出力されるエラー)
図15は、図12から図14の処理によりネットリストが検証される際に、検出される誤りの種類を説明する図である。図15(A)は、コネクター仕様表に基づくネットリストの誤りの種類を説明する図である。図15(A)の「エラー番号」は、コネクター仕様表における信号の方向と、ネットリストにおける信号の方向とが異なる場合に、出力されるエラーを表す識別情報である。また、図15(B)の「エラー番号」は、設計仕様書とネットリストとで、端子の識別情報又は信号の情報の有無が異なる場合に、出力されるエラーを表す識別情報である。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細及び添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本実施形態の検証装置の機能構成を示す図である。 設計仕様書の作成から回路図の検証までのフロー図である。 設計仕様書の作成に用いられる部品のシンボルを説明する図である。 設計仕様書の作成に用いられる接続のシンボルを説明する図である。 シンボル作成部によって作成される設計仕様書の例を示す図である。 論理接続情報の例を示す図である。 論理接続情報のカバレッジを説明する図である。 設計仕様書に含まれている論理接続情報を検証する処理を示すフロー図である。 コネクター仕様表及び機能ブロック図に含まれる論理接続を検証する処理を示すフロー図である。 設計仕様書の検証結果の例を示す図である。 回路図における論理接続を検証する処理のフロー図である。 回路図における論理接続を検証する処理の詳細のフロー図である。 ネットリストを読み込む処理のフロー図である。 外部インタフェース信号との対応づけを行う処理のフロー図である。 ネットリストの検証により出力されるエラーの種類を示す図である。
符号の説明
1 検証装置
100 仕様書作成部
110 シンボル作成部
111 部品選択部
113 接続選択部
115 出力部
130 論理接続表入力部
200 論理接続情報取得部
210 取得部
230 出力部
300 設計仕様書検証部
400 カバレッジ測定部
410 測定部
430 確立情報取得部
500 回路図入力部
600 設計検証部
610 期待値生成部
630 比較部
700 画面生成部

Claims (7)

  1. プリント基板に配置される部品の端子間の論理接続情報を有する設計仕様書情報を作成する仕様書作成手段と、
    前記設計仕様書情報から、前記論理接続情報を取得する論理接続情報取得手段と、
    前記設計仕様書情報に基づいて作成された回路図情報を入力する回路図入力手段と、
    前記論理接続情報取得手段によって取得された論理接続情報と、前記回路図情報における論理接続情報との一致性を検証する設計検証手段と
    を備えたことを特徴とする検証装置。
  2. 前記仕様書作成手段は、
    前記部品のシンボルを選択させる部品選択手段と、
    前記部品選択手段によって選択された複数の部品のシンボルにおける端子間の接続を表すシンボルを選択させる接続選択手段と、
    前記端子間の接続を表すシンボルの始点の端子と終点の端子との接続関係を論理接続情報として出力する第1の出力手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の検証装置。
  3. 前記仕様書作成手段は、前記端子毎に、該端子に入力される信号あるいは当該端子から出力される信号の情報が対応づけられる論理接続情報が入力される接続情報入力手段
    を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の検証装置。
  4. 前記論理接続情報取得手段は、複数の前記論理接続情報において、同一の信号の情報を含む論理接続情報の端子を、互いに接続された端子とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の検証装置。
  5. 前記設計検証手段により検証された一致性を表示する画面を生成する画面生成手段
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の検証装置。
  6. 前記設計検証手段は、前記論理接続情報取得手段によって取得された論理接続情報における接続と、前記回路図情報の論理接続情報における接続とが一致した数により、前記一致性を検証する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の検証装置。
  7. プリント基板に配置される部品の端子間の論理接続情報を有する設計仕様書情報を作成する仕様書作成工程と、
    前記設計仕様書情報から、前記論理接続情報を取得する論理接続情報取得工程と、
    前記設計仕様書情報に基づいて作成された回路図情報を入力する回路図入力工程と、
    前記論理接続情報取得工程によって取得された論理接続情報と、前記回路図情報における論理接続情報との一致性を検証する設計検証工程と
    を備えたことを特徴とする検証方法。
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