JP2006244073A - 半導体設計装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計フェーズによって異なるシミュレーションの組み合わせに対して、ミスなく効率的にシミュレーション可能な半導体設計装置を提供する。
【解決手段】シミュレーション結果の相違箇所を検出する相違箇所検出部31、シミュレーション結果の相違差を検出する相違差検出部32、シミュレーションモードの異なる回路間で相違のある回路を表示する入力相違箇所表示部33、シミュレーション結果で相違のある回路を表示させる相違箇所表示部34、シミュレーションで使用されるオプションを回路図に表示させる条件表示部35、シミュレーション結果の実行履歴を管理する記録管理部36、シミュレーション実行時に各回路で正しく条件設定されているかを確認する条件チェック部37、シミュレーションモード間でピン名やピン数の不一致を確認する整合チェック部38を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体回路を設計する際に用いられる半導体設計装置に関する。
従来、半導体のメモリ回路やアナログ回路を設計する場合は、設計フェーズの早い時期はC言語などを利用したデジタルでの機能検証を行い、設計フェーズが進むとSPICEなどを用いて各ブロックのアナログでの回路シミュレーションを行うことで、設計検証を行っている。
また、近年はアナログ・デジタル混在シミュレータが実用レベルになってきており、アナログとデジタルのシミュレーションを混在させて行うことができるようになった(例えば、非特許文献1参照)。
これにより、設計フェーズの進捗に応じて各ブロックで使うシミュレーションのモードをデジタルやアナログに選択的に切り替え、かつ、各ブロックを含んだ回路全体のシミュレーションを一括で行うことができるようになり、メモリ回路やアナログ回路の設計にもアナログ・デジタル混在シミュレータが使用されている。
従来の機能検証手法は基本的に、回路図のネットリスト情報とシミュレーション入力データを基に、シミュレーション実行部でシミュレーションを実行する手法である。以下、従来技術の手法について詳細に説明する。
図22は従来の半導体設計装置の構成を示すブロック図であり、1は入力部、2は入力部1から入力した情報を処理するCPU、3はCPU2で処理したデータによりシミュレーションを実行するシミュレーション実行部、4はシミュレーション実行部3の結果を出力する出力部である。
図23は、図22の半導体設計装置の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力したネットリストとシミュレーション入力データから、CPU2が各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行い、シミュレーション実行部3でシミュレーションを実行し、出力部4からシミュレーション出力データを出力する。
図24および図25は従来の半導体設計装置を用いた回路の設計フェーズを説明する図である。図24の(A)は回路設計フェーズ1の回路図で、チップAがC言語で記述されたインバータのブロックAとC言語で記述されたインバータのブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ1の回路記述で、ブロックA、ブロックB共にC言語で記述されている。
図25の(A)は回路設計フェーズ2の回路図で、チップAがC言語で記述されたインバータのブロックAとSPICEで記述されたインバータのブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ2の回路記述で、ブロックAはC言語で、ブロックBはSPICEで記述されている。
従来の半導体設計装置を用いた設計検証においては、まず、入力部1に入力したネットリストとシミュレーション入力データから、CPU2で各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りが行われる。
図24、図25に示す回路例の場合は、回路設計フェーズ1ではブロックA、ブロックB共にC言語を割り振り、回路設計フェーズ2では、ブロックAはC言語、ブロックBはSPICEを割り振る。
次に、CPU2で割り振られたシミュレーションモードに対応して、シミュレーション実行部3でシミュレーションの実行を行う。その結果、シミュレーション出力データが出力部4から出力される。
アナログ・デジタル混在シミュレータ、日経エレクトロニクス(10−14)増刊号、日経BP社、1996年10月14日、P.120
上記従来の半導体設計装置では、設計フェーズの進捗に応じて各ブロックで使うシミュレーションのモードをデジタルやアナログに選択的に切り替えてシミュレーションを行っており、シミュレーションのモード間でシミュレーションの結果が異なった場合に、出力波形を見ながら各ブロックでの相違箇所を検出せざるを得ず、相違箇所の検出に時間がかかるという問題があった。
また、シミュレーションのモード間でシミュレーション結果に相違があった場合に、許容できる範囲であるかどうかの判断は出力の波形を見ながら都度判断せざるを得ず、相違差の検出に時間がかかるという問題があった。
また、シミュレーション実行前に各ブロックで使用するシミュレーションのモードを回路図上で確認できず、未確認のまま予定していたシミュレーションとは異なるシミュレーションのモードを使用する問題があった。
また、シミュレーションの実行中もしくは実行後のシミュレーションのモード間でシミュレーション結果に相違があった場合に、その相違があった回路を回路図上で確認することができず、解析に時間がかかるという問題があった。
また、各シミュレーションのモードで使用するシミュレーションのオプション情報はシミュレーション入力データ内にあり、各回路ブロックにどのオプションを使用しているかの確認は、シミュレーション入力データを各々回路ブロック毎に確認せざるを得ず、その確認に時間がかかるという問題があった。
また、設計フェーズの進捗に応じて様々な組み合わせでシミュレーションを行うにもかかわらず、シミュレーションの実行履歴とシミュレーション結果の相違箇所が管理されておらず、シミュレーション結果の管理が難しいという問題があった。
また、同じ設計フェーズで使用する回路が互いに同じ条件でシミュレーションされているかどうかの確認は、シミュレーション入力データにより各回路ブロックの条件を互いに確認せざるを得ず、その確認に時間がかかるという問題があった。
さらに、シミュレーション実行前に各回路間で同じ条件でシミュレーションを行うかどうかの確認が行われず、各回路間で異なる条件のシミュレーションを行った場合は、シミュレーションが無駄になってしまうという問題があった。
また、回路ブロック間でピン名やピン数やピンの順番などの回路の不整合があった場合に、回路を間違えたままシミュレーションを実行してしまうという問題があった。
本発明は、設計フェーズの進捗に応じて各ブロックで使うシミュレーションのモードをデジタルやアナログに選択的に切り替えシミュレーションを行う際に、シミュレーションのモード間でシミュレーションの結果が異なった場合にも、相違箇所の検出時間を短縮することを目的とする。
また、シミュレーションのモード間でシミュレーション結果に相違があった場合にも、真性のエラー箇所だけを短時間で検出でき、シミュレーション実行者による相違差検出の見落としを防止すると共に、相違差が許容できる範囲であるかどうかの判断時間を短縮することを目的とする。
また、シミュレーション実行前に各ブロックで使用するシミュレーションのモードを回路図上で確認できるようにし、シミュレーション実行前に予定していない実行モードでのシミュレーション実行を未然に防止することを目的とする。
また、シミュレーション実行中もしくは実行後のシミュレーションのモード間でシミュレーション結果に相違があった場合に、その相違があった回路を回路図上で確認することができるようにし、シミュレーション結果の解析時間を短縮することを目的とする。
また、各シミュレーションのモードで各回路ブロックにどのオプションを使用しているかを容易に判断することができるようにし、シミュレーション実行ミスを防止することを目的とする。
また、設計フェーズの進捗に応じて様々な組み合わせでシミュレーションを行う際に、シミュレーション実行時の状態とシミュレーション結果を間違いなく管理できるようにすることを目的とする。
また、同じ設計フェーズで使用する回路が互いに同じ条件でシミュレーションされているかどうかの確認や、シミュレーション実行前に各回路間で同じ条件でシミュレーションを行うかどうかの確認を容易にし、無駄なシミュレーションの実行を未然に防止することを目的とする。
また、回路ブロック間でピン名やピン数やピンの順番などの回路の不整合があった場合に、回路を間違えたままシミュレーションを実行してしまうことを未然に防止することを目的とする。
本発明の半導体設計装置は、データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション結果の相違箇所を検出する相違箇所検出部を備える。上記構成によれば、シミュレーションの実行者による各ブロック同士の出力波形確認が不要となるため、相違箇所の検出時間短縮が可能となる。
本発明の半導体設計装置は、データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション結果の相違差を検出する相違差検出部を備える。上記構成によれば、真性のエラー箇所だけを検出することができるため、シミュレーション実行者による相違差の検出見落としを防止すると共に、相違差が許容できる範囲であるかどうかの判断時間短縮が可能となる。
本発明は、データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーションモードの異なる回路間で相違のある回路を表示する入力相違箇所表示部を備える。上記構成によれば、シミュレーション実行前に予定していない実行モードでのシミュレーション実行を未然に防止することができる。
本発明において、前記相違箇所検出部で検出したシミュレーション結果で相違のある回路を表示させる相違箇所表示部を備える。上記構成によれば、シミュレーション実行中もしくは実行後に、シミュレーションモード間のシミュレーション結果の相違箇所を回路図上で容易に確認可能になるため、シミュレーション結果の解析時間短縮が可能となる。
本発明は、データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーションで使用されるオプションを回路図に表示させる条件表示部を備える。上記構成によれば、各回路ブロックにどのオプションを使用しているかを視覚的に判断することが容易にできるため、シミュレーション実行ミスを防止することができる。
本発明は、データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション結果の実行履歴とシミュレーション結果の相違箇所を管理する記録管理部を備える。上記構成によれば、回路ブロック毎に様々な組み合わせでシミュレーションのモードが使用されていても、シミュレーション実行時の状態と結果を間違いなく管理することができる。
本発明は、データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション実行時の条件設定が各回路で正しく行われているかをシミュレーション実行前に確認する条件チェック部を備える。上記構成によれば、同じ設計フェーズで使用する回路が互いに同じ条件でシミュレーションがされているかどうか事前に確認することができるため、シミュレーション条件が互いに一致していないシミュレーションの実行を未然に防止することができる。
本発明は、データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、回路ブロック間でピン名やピン数が不一致になっていないかをシミュレーション実行前に確認する整合チェック部を備える。上記構成によれば、ピン名やピン数やピンの順番など回路が異なった状態でのシミュレーション実行を未然に防止することができる。
本発明によれば、設計フェーズの進捗に応じて各ブロックで使うシミュレーションのモードをデジタルやアナログに選択的に切り替えシミュレーションを行う際に、シミュレーションのモード間でシミュレーション結果の相違箇所を検出することで、シミュレーションの実行者が各ブロック同士の出力波形を確認することが不要となり相違箇所の検出時間を短縮する効果がある。
また本発明によれば、シミュレーションのモード間でシミュレーション結果の相違箇所に対して相違差を検出することで、真性のエラー箇所だけを検出することができ、シミュレーション実行者による相違差の検出見落としを防止すると共に、相違差が許容できる範囲であるかどうかの判断時間を短縮する効果がある。
また本発明によれば、シミュレーション実行前に各ブロックで使用するシミュレーションのモードを回路図上での確認を可能にすることで、シミュレーション実行前に予定していない実行モードでのシミュレーション実行を未然に防止する効果がある。
また本発明によれば、シミュレーション実行中もしくは実行後に、シミュレーションモード間のシミュレーション結果の相違箇所を回路図上で確認可能にすることで、シミュレーション結果の解析時間を短縮する効果がある。
また本発明によれば、各シミュレーションのモードで使用するシミュレーションのオプション情報を各回路ブロックの回路図に表示させることで、各回路ブロックにどのオプションを使用しているかを視覚的に判断可能にしてシミュレーション実行ミスを防止する効果がある。
また本発明によれば、シミュレーションの実行履歴とシミュレーション結果の相違箇所を管理することで、回路ブロック毎に様々な組み合わせでシミュレーションのモードが使用されていても、シミュレーション実行時の状態と結果を間違いなく管理することを可能にする効果がある。
また本発明によれば、シミュレーション実行前に各ブロックのシミュレーション条件をチェックすることで、同じ設計フェーズで使用する回路が互いに同じ条件でシミュレーションがされているかどうかを事前に確認できるため、シミュレーション条件が互いに一致していないシミュレーションの実行を未然に防止する効果がある。
また本発明によれば、回路ブロック間で回路の不整合箇所を検出することで、ピン名やピン数やピンの順番などが異なった状態でのシミュレーション実行を未然に防止する効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る半導体設計装置の構成を示すブロック図である。図1において、1は入力部、2はCPU、3はシミュレーション実行部、4は出力部で、これらは図22の構成と同じものである。
さらに図1において、20はシミュレーションデータベース、21はネットリストデータベース、22は回路図データベース、31は相違箇所検出部、32は相違差検出部、33は入力相違箇所表示部、34は相違箇所表示部、35は条件表示部、36は記録管理部、37は条件チェック部、38は整合チェック部である。
シミュレーションデータベース20はシミュレーションの処理結果を格納し、ネットリストデータベース21はシミュレーションを行うネットリストを格納し、回路図データベース22はシミュレーションを行う回路図を格納する。
相違箇所検出部31はシミュレーション結果の相違箇所を検出し、相違差検出部32はシミュレーション結果の相違差を検出し、入力相違箇所表示部33は入力部1から入力したシミュレーションモードの異なる回路間で相違のある回路を表示し、相違箇所表示部34は相違箇所検出部で検出したシミュレーション結果で相違のある回路を表示し、条件表示部35は入力部から入力したシミュレーションで使用されるオプションを回路図に表示する。
記録管理部36はシミュレーション結果の実行履歴を管理し、条件チェック部37はシミュレーション実行時の条件設定が各回路で正しく行われているかをシミュレーション実行前に確認し、整合チェック部38はシミュレーションモード間でピン名やピン数が不一致になっていないかをシミュレーション実行前に確認する。
以下、本実施の形態における各部の機能と動作について順に説明する。図2は本実施の形態における相違箇所検出部31の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データからCPU2が入力データを選択し、各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行い、シミュレーション実行部3でシミュレーションを実行する。
シミュレーション実行によりシミュレーションデータベース20にシミュレーションデータが蓄積され、相違箇所検出部31でシミュレーションの相違箇所が検出される。次に、CPU2でシミュレーションの相違箇所検出情報を選択的に合成し、シミュレーション出力データと相違箇所検出結果を出力部4から出力する。
図3および図4は本実施形態における回路の設計フェーズを説明する図である。図3の(A)は回路設計フェーズ1の回路図で、チップAがC言語で記述されたインバータのブロックAとC言語で記述されたインバータのブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ1の回路記述で、ブロックA、ブロックB共にC言語で記述されている。(C)は回路設計フェーズ1のシミュレーション波形である。
図4の(A)は回路設計フェーズ2の回路図で、チップAがC言語で記述されたインバータのブロックAとVerilog−HDLで記述されたバッファのブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ2の回路記述で、ブロックAはC言語で、ブロックBはVerilog−HDLで記述されている。(C)は回路設計フェーズ2のシミュレーション波形で、図3の回路設計フェーズ1と異なる波形を検出したため太線で描かれた状態を示している。
このように回路の設計フェーズ間でブロックBの構成が異なっているが、相違箇所検出部31を設けることによりシミュレーション結果の相違箇所が検出されるため、各ブロック同士の出力波形確認が容易になり、相違箇所の検出時間を短縮することができる。
図5は本実施の形態における相違差検出部32の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データからCPU2が入力データを選択し、各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行い、シミュレーション実行部3でシミュレーションを実行する。
シミュレーション実行によりシミュレーションデータベース20にシミュレーションデータが蓄積され、相違箇所検出部31でシミュレーションの相違箇所が検出され、さらに、相違差検出部32でシミュレーションの相違差が検出される。次に、CPU2でシミュレーションの相違差検出情報を選択的に合成し、シミュレーション出力データと相違差検出結果を出力部4から出力する。
図6および図7は本実施形態における回路の設計フェーズを説明する図である。図6の(A)は回路設計フェーズ2における1回目のシミュレーションの回路図で、チップAがC言語で記述されたインバータのブロックAと、Verilog−HDLで記述されたインバータのブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ2における1回目のシミュレーションの回路記述で、ブロックAはC言語で、ブロックBはVerilog−HDLで記述されている。(C)は回路設計フェーズ2における1回目のシミュレーションのシミュレーション波形である。
図7の(A)は回路設計フェーズ2における2回目のシミュレーションの回路図で、チップAがC言語で記述されたインバータのブロックAとVerilog−HDLで記述されたインバータのブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ2における2回目のシミュレーションの回路記述で、ブロックAはC言語で、ブロックBはVerilog−HDLで記述されている。
1回目のシミュレーションでは、ブロックA、ブロックB共に出力の遅延値は設定されていないが、2回目のシミュレーションでは、ブロックBに10nsの出力遅延が付いている。図7の(C)は回路設計フェーズ2における2回目のシミュレーションのシミュレーション波形であり、1回目のシミュレーションに対する相違差として出力にd1、d2共に10nsを検出した状態が描かれている。
このようにシミュレーション結果の相違差を検出する相違差検出部32を設けることにより、1回目のシミュレーションと2回目のシミュレーション間にある真性の相違箇所だけを検出することができるため、シミュレーション実行者による相違差の検出見落としを防止すると共に、相違差が許容できる範囲であるかどうかの判断時間を短縮することができる。
図8は本実施の形態における入力相違箇所表示部33の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データからCPU2が入力データを選択し、各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行う。
次に、シミュレーションを行うネットリストを格納するネットリストデータベース21と回路図を格納する回路図データベース22に対して、入力相違箇所表示部33でシミュレーションモードの異なる回路間で相違のある回路がネットリストから特定される。次に、CPU2で入力相違箇所の回路情報を選択的に合成し、入力相違箇所の回路情報を出力部4から出力する。
図9は本実施形態における回路の設計フェーズを説明する図である。図9の(A)は回路設計フェーズ1の回路図で、チップAがC言語で記述されたブロックAとC言語で記述されたブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ2の回路記述で、チップAがC言語で記述されたブロックAとVerilog−HDLで記述されたブロックBで記述されている。
ここで、ブロックBは回路設計フェーズ1ではC言語で記述され、回路設計フェーズ2ではVerilog−HDLで記述されているため、入力が相違していることでブロックBがハイライトされて表示されている。
このように入力部から入力したシミュレーションモードの異なる回路間で相違のある回路を表示する入力相違箇所表示部33を設けることにより、シミュレーション実行前に予定していない実行モードでのシミュレーション実行を未然に防止することができる。
図10は本実施の形態における相違箇所表示部34の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データからCPU2が入力データを選択し、各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行う。次に、シミュレーション実行部3でシミュレーションが実行され、シミュレーションデータベース20にシミュレーションデータが蓄積される。
さらに、相違箇所検出部31で相違箇所が検出され、シミュレーションを行うネットリストを格納するネットリストデータベース21と回路図を格納する回路図データベース22に対して、相違箇所表示部34でシミュレーション結果が相違している回路がネットリストから特定される。次に、CPU2で相違箇所の回路情報を選択的に合成し、シミュレーション出力データと相違箇所検出結果と相違箇所の回路情報を出力部4から出力する。
図11は本実施形態における回路の設計フェーズを説明する図である。図11の(A)は回路設計フェーズ1の回路図で、チップAがC言語で記述されたブロックAとC言語で記述されたブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ2の回路記述で、チップAがC言語で記述されたブロックAとVerilog−HDLで記述されたブロックBで記述されている。
ここで、ブロックBは回路設計フェーズ1ではC言語で記述され、回路設計フェーズ2ではVerilog−HDLで記述されているため、シミュレーション実行中もしくは実行後が相違しており、ブロックBがハイライトされて表示されている。
このように、相違箇所検出部31で検出したシミュレーション結果で相違のある回路を表示させる相違箇所表示部34を設けることにより、シミュレーション結果の解析時間を短縮することが可能となる。
図12は本実施の形態における条件表示部35の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データからCPU2が入力データを選択し、各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行う。次に、シミュレーション実行部3でシミュレーションが実行され、シミュレーションデータベース20にシミュレーションデータが蓄積される。
次に、シミュレーションを行うネットリストを格納するネットリストデータベース21と回路図を格納する回路図データベース22に対して、条件表示部35では各ブロックで使用されているシミュレーションの条件が回路図内で特定される。さらに、CPU2でシミュレーション条件の回路表示情報を選択的に合成し、シミュレーション出力データと条件の回路表示情報を出力部4から出力する。
図13は本実施形態における回路の設計フェーズを説明する図である。図13の(A)は回路設計フェーズ3の回路図で、チップAがC言語で記述されたインバータのブロックAとSPICEで記述されたインバータのブロックBで構成されている。(B)は回路設計フェーズ3の回路記述で、チップAがC言語で記述されたブロックAとSPICEで記述されたブロックBで記述されている。
ここで、ブロックBで使用されるSPICEのオプションはHigh Accuracyである。そのため、ブロックBの回路図の中にSPICEのオプションであるHigh Accuracyが表示されている。
このように入力部から入力したシミュレーションで使用されるオプションを回路図に表示させる条件表示部35を設けることにより、各回路ブロックにどのオプションを使用しているかを視覚的に判断することができるため、シミュレーション実行ミスを防止することができる。
図14は本実施の形態における記録管理部36の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データからCPU2が入力データを選択し、各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行う。次に、シミュレーション実行部3でシミュレーションが実行され、シミュレーションデータベース20にシミュレーションデータが蓄積される。
次に、相違箇所検出部31で相違箇所が検出され、記録管理部36ではシミュレーションの記録情報が記録される。さらに、CPU2でシミュレーション記録情報と相違箇所検出情報を選択的に合成し、シミュレーション出力データと相違箇所検出情報とシミュレーション記録情報を出力部4から出力する。
図15は本実施形態における実行履歴の記録情報例を説明する図であり、シミュレーションの実施回数ごとの回路、シミュレーションモード、シミュレーションの選択オプションの実行履歴、相違箇所を記述している。
ここでは、1回目のシミュレーションは図3の構成で、2回目のシミュレーションは図4の構成で、3回目のシミュレーションは図6の構成でシミュレーションを実施した例を示している。1回目のシミュレーション実施時の回路構成を基準に判断した場合に、2回目ではブロックBが1回目と相違しているが、3回目では相違していない。
このようにシミュレーション結果の実行履歴を管理する記録管理部36を設けることにより、回路ブロック毎に様々な組み合わせでシミュレーションのモードが使用されていても、シミュレーション実行時の状態と結果を間違いなく管理することができる。
図16は本実施の形態における条件チェック部37の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データに対して、条件チェック部37は各回路ブロックでの条件チェックを行う。
各ブロックで条件が一致している場合は、CPU2は各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行い、シミュレーション実行部3でシミュレーションを実行し、シミュレーション出力データと条件チェック結果を出力部4から出力する。各ブロックで条件が一致していない場合はシミュレーションを行わず、条件チェック結果を出力部4から出力する。
図17は本実施形態における条件チェック例を説明する図であり、(A)はシミュレーションの条件チェックに適合した(OK)例を、(B)は条件チェックが不適合であった(NG)例を示している。(B)では回路のブロックAとブロックBの温度の条件が異なるためNGとなっている。
このように、シミュレーション実行時の条件設定が各回路で正しく行われているかをシミュレーション実行前に確認する条件チェック部37を設けることにより、同じ設計フェーズで使用する回路が互いに同じ条件でシミュレーションがされているかどうかを事前に確認することができるため、シミュレーション条件が互いに一致していないシミュレーションの実行を未然に防止することができる。
図18は本実施の形態における整合チェック部38の動作を示す処理フロー図である。入力部1に入力されたネットリストとシミュレーション入力データに対して、整合チェック部38は各回路ブロックでの整合チェックを行う。
各ブロックで回路が整合している場合は、CPU2は各ブロックでのシミュレーションモードの割り振りを行い、シミュレーション実行部3でシミュレーションを実行し、シミュレーション出力データと整合チェック結果を出力部4から出力する。各ブロックで回路が整合していない場合はシミュレーションを行わず、整合チェック結果を出力部4から出力する。
図19〜21は本実施形態における整合チェックを説明する図である。図19は回路設計フェーズ1と回路設計フェーズ2が整合している状態である。図19の(A−1)は回路設計フェーズ1の回路図で、チップBがVerilog−HDLで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで構成されている。(A−2)は回路設計フェーズ1の回路記述で、チップBがVerilog−HDLで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで記述されている。
図19の(B−1)は回路設計フェーズ2の回路図で、チップBがSPICEで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで構成されている。(B−2)は回路設計フェーズ2の回路記述で、チップBがSPICEで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで記述されている。
図20は回路設計フェーズ1と回路設計フェーズ2が整合していない状態である。図20の(A−1)は回路設計フェーズ1の回路図で、チップBがVerilog−HDLで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで構成されている。(A−2)は回路設計フェーズ1の回路記述で、チップBがVerilog−HDLで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで記述されている。
図20の(B−1)は回路設計フェーズ2の回路図で、チップBがSPICEで記述されたインバータのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで構成されている。(B−2)は回路設計フェーズ2の回路記述で、チップBがSPICEで記述されたインバータのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで記述されている。
ここで、設計フェーズ1と設計フェーズ2ではブロックCの回路が整合していない。すなわち、回路設計フェーズ1のブロックCではIC2のピンが回路設計フェーズ2と整合していないことが太線で表示され、回路設計フェーズ2のブロックCではチップBのIN2からの入力が無いことで整合されていないことが破線で表示されている。
図21も回路設計フェーズ1と回路設計フェーズ2が整合していない状態である。図21の(A−1)は回路設計フェーズ1の回路図で、チップBがVerilog−HDLで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで構成されている。(A−2)は回路設計フェーズ1の回路記述で、チップBがVerilog−HDLで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで記述されている。
図21の(B−1)は回路設計フェーズ2の回路図で、チップBがSPICEで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで構成されている。(B−2)は回路設計フェーズ2の回路記述で、チップBがSPICEで記述された2入力NANDのブロックCとC言語で記述されたインバータのブロックDで記述されている。
ここで、設計フェーズ1と設計フェーズ2ではブロックCの回路が整合していない。すなわち、回路設計フェーズ1のブロックCではIN1とIN2からの接続がそれぞれIC1とIC2なのに対して、回路設計フェーズ2のブロックCではIN1とIN2からの接続がそれぞれIC2とIC1であり、回路設計フェーズ1とは整合していないことが太線で表示されている。
このように、回路ブロック間でピン名やピン数が不一致になっていないかをシミュレーション実行前に確認する整合チェック部38を設けることにより、ピン名やピン数やピンの順番などが異なった状態でのシミュレーション実行を未然に防止することができる。
以上のように本実施形態によれば、第1に、シミュレーション結果の相違箇所を検出する相違箇所検出部31を設けることにより、各ブロック同士の出力波形確認が不要となり、相違箇所の検出時間短縮が可能となる。
第2に、シミュレーション結果の相違差を検出する相違差検出部32を設けることにより、真性のエラー箇所だけを検出しシミュレーション実行者による相違差の検出見落としを防止すると共に、相違差が許容できる範囲であるかどうかの判断時間短縮が可能となる。
第3に、入力部から入力したシミュレーションモードの異なる回路間で相違のある回路を表示する入力相違箇所表示部33を設けることにより、シミュレーション実行前に予定していない実行モードでのシミュレーション実行を未然に防止することができる。
第4に、相違箇所検出部31で検出したシミュレーション結果で相違のある回路を表示させる相違箇所表示部34を設けることにより、シミュレーション結果の解析時間短縮が可能となる。
第5に、入力部から入力したシミュレーションで使用されるオプションを回路図に表示させる条件表示部35を設けることにより、各回路ブロックにどのオプションを使用しているかを視覚的に判断することでシミュレーション実行ミスを防止することができる。
第6に、シミュレーション結果の実行履歴とシミュレーション結果の相違箇所を管理する記録管理部36を設けることにより、回路ブロック毎に様々な組み合わせでシミュレーションのモードが使用されていてもシミュレーション実行時の状態と結果を間違いなく管理することができる。
第7に、シミュレーション実行時の条件設定が各回路で正しく行われているかをシミュレーション実行前に確認する条件チェック部37を設けることにより、同じ設計フェーズで使用する回路が互いに同じ条件でシミュレーションがされているかどうか事前に確認することができ、シミュレーション条件が互いに一致していないシミュレーションの実行を未然に防止することができる。
第8に、回路ブロック間でピン名やピン数が不一致になっていないかをシミュレーション実行前に確認する整合チェック部38を設けることにより、ピン名やピン数やピンの順番などが異なった状態でのシミュレーション実行を未然に防止することができる。
なお、上記実施形態の説明では本発明を半導体回路の設計装置の場合としたが、プリント基板回路の設計装置の場合としてもよい。
本発明の半導体設計装置は、設計フェーズの進捗に応じて各ブロックで使うシミュレーションのモードをデジタルやアナログに選択的に切り替えシミュレーションを行う際に、シミュレーションのモード間でシミュレーション結果の相違箇所を検出することで、シミュレーションの実行者が各ブロック同士の出力波形を確認することが不要となり相違箇所の検出時間を短縮することができ、半導体回路を設計する際に用いられる半導体設計装置等として有用である。
本発明の一実施の形態に係る半導体設計装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態における相違箇所検出部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 本発明の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 本発明の実施形態における相違差検出部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 本発明の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 本発明の実施形態における入力相違箇所表示部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 本発明の実施形態における相違箇所表示部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 本発明の実施形態における条件表示部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 本発明の実施形態における記録管理部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における実行履歴の記録情報例を説明する図。 本発明の実施形態における条件チェック部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における条件チェック例を説明する図。 本発明の実施形態における整合チェック部の動作を示す処理フロー図。 本発明の実施形態における整合チェックを説明する図。 本発明の実施形態における整合チェックを説明する図。 本発明の実施形態における整合チェックを説明する図。 従来の半導体設計装置の構成を示すブロック図。 従来の半導体設計装置の動作を示す処理フロー図。 従来の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。 従来の実施形態における回路の設計フェーズを説明する図。
符号の説明
1 入力部
2 CPU
3 シミュレーション実行部
4 出力部
20 シミュレーションデータベース
21 ネットリストデータベース
22 回路図データベース
31 相違箇所検出部
32 相違差検出部
33 入力相違箇所表示部
34 相違箇所表示部
35 条件表示部
36 記録管理部
37 条件チェック部
38 整合チェック部

Claims (8)

  1. データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション結果の相違箇所を検出する相違箇所検出部を備えた半導体設計装置。
  2. データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション結果の相違差を検出する相違差検出部を備えた半導体設計装置。
  3. データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーションモードの異なる回路間で相違のある回路を表示する入力相違箇所表示部を備えた半導体設計装置。
  4. 前記相違箇所検出部で検出したシミュレーション結果で相違のある回路を表示させる相違箇所表示部を備えた請求項1記載の半導体設計装置。
  5. データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーションで使用されるオプションを回路図に表示させる条件表示部を備えた半導体設計装置。
  6. データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション結果の実行履歴とシミュレーション結果の相違箇所を管理する記録管理部を備えた半導体設計装置。
  7. データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、シミュレーション実行時の条件設定が各回路で正しく行われているかをシミュレーション実行前に確認する条件チェック部を備えた半導体設計装置。
  8. データを入力する入力部とデータ処理を行うCPUと入力部から入力したデータに基づき回路のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部とシミュレーション実行結果を格納するシミュレーションデータベースとを備えた半導体設計装置であって、回路ブロック間でピン名やピン数が不一致になっていないかをシミュレーション実行前に確認する整合チェック部を備えた半導体設計装置。
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