JP3074810B2 - プリント配線パターン図の作図装置 - Google Patents

プリント配線パターン図の作図装置

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JP3074810B2 JP03188697A JP18869791A JP3074810B2 JP 3074810 B2 JP3074810 B2 JP 3074810B2 JP 03188697 A JP03188697 A JP 03188697A JP 18869791 A JP18869791 A JP 18869791A JP 3074810 B2 JP3074810 B2 JP 3074810B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板の配線
パターン図を作図する装置、特にプリント配線板の設計
工程において、設計した配線パターンを検査確認し、且
つ配線パターン図を作図する作図装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、一般にプリント配線板の配線パ
ターンの設計においては、CADシステムを用いて行わ
れており、設計された配線パターンのデータ(原図デー
タ)は一定の形式のデータとして出力される。
【0003】即ち、配線パターンのデータの内容は、ラ
ンド(部品端子取付部分)の形状を区別するためのコー
ド番号(以下、ランド形状番号と称する)、ランドの位
置座標、ライン(各ランド間を接続する配線の一線分)
の線幅を区別(識別)するためのコード番号(以下、ラ
イン線幅番号と称する)、ラインの両端の位置座標であ
る。
【0004】原図データからプリント配線板作成用の写
真原版を露光作画するためには、手書き、若しくはパー
ソナルコンピュータ等にて設計作図した配線パターン情
報(データ)を、フォト作画装置あるいはレーザー作画
装置の読み取り機にて読み取り入力して、該作画装置の
露光手段にて写真感光材料上に露光して写真原版を作画
出力する。
【0005】ここにおいて、作画装置は、露光作画用の
種々の形状のアパーチャ(露光開口部)データ(データ
テーブル)を備えており、原図データのランド形状番
号、ライン線幅番号に対応するアパーチャデータを読み
出して、該アパーチャデータに基づいて制御され、選択
された露光開口形状をもつアパーチャを使用して写真感
光材料上に露光し、実際の形状のランド、実際の形状の
ラインを作画出力して写真原版を得るものである。
【0006】ところで、従来は、配線パターンを手書き
若しくはパーソナルコンピュータにて設計した後、設計
された該配線パターンのデータ(原図データ)に基づい
て、上記アパーチャデータを入れたかたちで作画装置に
て写真原版を作画出力する以前に、前記原図データを前
もって目視にて検査確認する目的で、アパーチャデータ
を加味しない原図データのみをプロッタにて作図出力す
るための作図装置がある。
【0007】前述の作画装置とは、設計された原図デー
タとアパーチャデータとに基づいて、実際の配線パター
ンを写真感光材料上に露光焼付けして写真原版を作画出
力するための装置であり、一方、上記従来の作図装置と
は、原図データのランドやラインの形状、位置データな
どを目視にて検査確認する目的で、原図データを配線パ
ターン図(可視情報)として簡易的にプロッタにて打ち
出して作図する装置のことである。
【0008】上記作図装置は、従来においては、原図デ
ータを検査確認することを目的とする装置であるため、
原図に対するアパーチャ形状情報(アパーチャデータ)
は持っておらず、又、アパーチャデータを処理し、出力
変換する機能は搭載されていない。そのため、検査確認
を目的とする上記プロッタ作図装置によるプロッタ作図
出力では、ランドの部分は単に円形あるいは正方形に、
又、ラインの部分は幅を持たない線に置き換えられ、所
謂、模式化された図しか出力することができなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の作図装置に
あっては、プロッタにおいてランドを実際の形状通りに
作図することができず、又、ラインを実際の線幅通りに
作図することができなかった。これは、アパーチャの形
状が記憶装置(磁気デイスク等)に格納、登録されてい
なかったためである。
【0010】その結果、配線パターンの設計において配
線パターンのデータ(原図データ)がその所期の使用に
適合しているかどうかを、作図装置のプロッタによって
打ち出した配線パターン図上では正確に判定することが
できず、作画装置によって写真原版を作画表示してから
はじめて配線パターンデータの仕様の不適合に気付く場
合がある。
【0011】このことが、写真原版の損失、再作画によ
るプリント配線板の製造コストの増加と、製造所要時間
の増加の原因になるという問題点があった。
【0012】そこで、本発明は、配線パターンの実際の
仕様形状を、プロッタによって打ち出された配線パター
ン図上で、正確且つ容易に確認することができるように
することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ランド形状、
ランド位置座標、ライン線幅、ライン区間位置座標など
設計された配線パターンの原図データとアパーチャ形状
のデータとを合成し、プリント配線板の配線パターン図
をプロッタにて作図出力する作図装置であって、設計さ
れた配線パターンのデータを読み込む原図データ読込手
段16と、それに対応する所定のアパーチャ形状情報の
データを読み込むアパーチャデータ読込手段17と、そ
の両者を合成してプロッタ作図用のデータに変換するデ
ータ出力変換手段18,19と、該データ出力変換手段
によりプロッタにて配線パターン図を作図出力するプロ
ッタ作図出力手段15とを備えたことを特徴とするプリ
ント配線パターン図の作図装置である。
【0014】
【作用】本発明作図装置のアパーチャ形状情報テーブル
13a(メモリ)には、アパーチャ形状情報(アパーチ
ャ形状情報、寸法など)が格納、登録され、且つ、デー
タ合成手段18を搭載しているので、プロッタ作図出力
手段15にて作図出力する際には、設計後の配線パター
ンのデータS(作画指令用原図データ)と、該データに
付与したランド形状番号、ライン線幅番号に対応するア
パーチャ形状情報を前記テーブル13aの中から選定し
たアパーチャデータTとを合成したプロッタ作図出力用
データSTが得られ、実際のランドの形状、実際のライ
ンの線幅をプロッタにて作図出力することができる。
【0015】従って、作画装置によって写真原版に実際
に描画される形状のランド、実際の線幅をもったライン
を、プロッタにて可視画像として作画表示することが可
能となる。
【0016】そのため、その後に作画装置によって写真
原版を作画出力するために使用される配線パターンのデ
ータS(作画指令用原図データ)が、所期の仕様に適合
しているかどうかを、上記作図装置により作成された配
線パターン図上で、目視によって正確且つ容易に判定す
ることができ、作画装置によって写真原版を作画する以
前に、未然に配線パターンのデータS(原図データ)の
仕様の適合、不適合を判定することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明作図装置の一実施例に係る配線パ
ターン図の作図装置に使用されるコンピュータシステム
(ミニコンシステム)を示す概略図である。この図に示
すように、ミニコン11により構成される中央演算処理
装置は、磁気テープデッキなど第1記録手段12、磁気
ディスク装置など第2記録手段13、キーボードとCR
T(モニタ)14、プロッタ作図出力手段15に接続さ
れている。
【0018】磁気テープデッキなど第1記録手段12
は、配線パターンのデータ(原図データ)を入力するた
めのものであり、磁気ディスク装置など第2記録手段1
3はアパーチャ形状情報を情報テーブルなどとして格
納、登録するための記憶装置であり、プロッタ作図出力
手段15は、作図用シート上に配線パターン図を作図出
力するためのものである。
【0019】図2は、アパーチャ形状情報が具体的にど
のような形で格納、登録されているのかを示す概念図で
ある。即ち、アパーチャ形状情報は、アパーチャ番号
に、アパーチャ形状識別記号と寸法とを対応させた形
で、アパーチャ形状情報テーブル(メモリテーブル)1
3aとして第2記録手段13側若しくはミニコン11側
の記憶手段に格納、登録されている。
【0020】前記アパーチャ形状識別記号とは、それに
よって円形、長円形、正方形、長方形等の形状が特定さ
れる記号である。図2では、例えば、アパーチャ番号
1,2,3によって特定される3個のアパーチャについ
て、形状識別記号と寸法が登録されている例を示す。な
お、アパーチャ形状情報テーブル13aにアパーチャ形
状情報を格納、登録する機能は、アパーチャ形状情報テ
ーブル作成コマンドと、各種アパーチャ形状を表現する
ためのアパーチャデータとを、キーボード14(CRT
モニタ)によって順次ミニコン11に入力して指令動作
させ、所定のシーケンスに従って、アパーチャ形状情報
テーブルを前記第2記録手段13側若しくはミニコン1
1側の記憶手段(図示せず)に構築するようなプログラ
ムを組むことによって実現できる。
【0021】図3は、本発明の作図装置の実施例におけ
る動作ブロック図である。16は、第1記録手段12に
予め記録されている設計配線パターンのデータ(原図デ
ータ)であるランド、ラインの形状、位置座標などのデ
ータを読み込む原図データ読込手段であり、これは具体
的には、磁気テープデッキなど前記第1記録手段12か
ら磁気テープを媒体として読み込んでもよいし、配線パ
ターンのデータ(原図データ)を作成するCADシステ
ムとネットワークを通じてオンライン、又は、オフライ
ンで接続されている場合にはCADシステムから送られ
る配線パターンのデータ(原図データ)を直接に読み込
んでもよい。
【0022】17は、第2記録手段13、又はミニコン
11側の記憶手段(図示せず)に構築されているアパー
チャ形状情報テーブル13a(メモリ)の中から、前記
原図読込手段16にて読み込まれた原図データに基づい
て、対応する(適合する)アパーチャ形状情報のデータ
を選択し、選択されたデータを読み込むアパーチャデー
タ読込手段であり、ここでは、配線パターンのデータの
内容として記述されているランド形状番号、ライン線幅
番号に対応するアパーチャ番号のアパーチャ形状情報の
データを、磁気ディスク装置など第2記録手段13若し
くはミニコン11側にある記憶装置内に格納、登録され
ているアパーチャ形状情報テーブル13aから読み出し
て、該データを読み込む。
【0023】18は、前記原図データ読込手段16によ
り読み込んだ配線パターンのデータ(原図データ)と、
前記アパーチャデータ読込手段17により読み込んだア
パーチャ形状データとを合成するデータ合成手段であ
り、該合成手段によって、実際の形状のランド、実際の
線幅のラインを作図するための作図用合成データが得ら
れる。
【0024】19は、前記合成手段18により得られた
作図用合成データを、プロッタ作図用データに変換する
プロッタ動作用出力データ変換手段であり、該変換手段
19により、プロッタ作図出力手段15を制御動作し
て、設計された配線パターンのデータ(原図データ)と
アパーチャのデータとを合成した配線パターン図を作図
用シート20上に作図出力する。
【0025】上記図3のブロック図、及び図4の本発明
装置の動作フローチャートに従って本発明装置の動作を
説明すれば、ミニコン11をスタートさせて、第1記録
手段12に記録されている配線パターンのデータS(原
図データ)を原図データ読込手段16にて読み込み、続
いてアパーチャ形状データ読込手段17は、該原図デー
タSを基に、第2記録手段13若しくはミニコン11側
の記憶手段(図示せず)に設置されたアパーチャ形状情
報テーブル13aの中から必要なアパーチャ形状データ
Tを読み込む。
【0026】続いて、前記原図データSとアパーチャ形
状データTとは、データ合成手段18に送信されて、実
際の形状のランド、実際の線幅のラインを作図するため
の作図用合成データSTを合成する。
【0027】続いて、作図用合成データSTは、プロッ
タ動作用出力データ変換出段19に送信されて、プロッ
タ動作制御用信号stに変換されて、プロッタ作図出力
手段15を動作させて作図出力する。
【0028】このようにして作図用シート20上に作図
出力することにより、プリント配線板上に形成されるべ
き実際のランドの形状、実際のラインの線幅通りの配線
パターンが配線パターン図として作図出力されるもので
ある。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、プリント配線板に配線
パターンを露光形成するための写真原版と同一の実際の
配線パターン図をプロッタ作図装置によって作図するこ
とができ、配線パターンの設計段階において得られる配
線パターンのデータが、後に作画装置によって写真原版
を作画するためのデータとして所期の仕様に適合してい
るかどうかを写真原版を作画する以前に前もって検査確
認することができる。
【0030】又、本発明によって、不適合な仕様の配線
パターンのデータによって写真原版を作画することによ
る写真原版の損失、及び再作画作業に要する無駄な労力
を回避でき、プリント配線板の製造原価の低減、及び製
造所要時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の概略図である。
【図2】本発明装置におけるアパーチャ形状情報テーブ
ルの概念図である。
【図3】本発明装置の実施例におけるブロック図であ
る。
【図4】本発明装置の実施例におけるフローチャート図
である。
【符号の説明】
11…ミニコン 12…第1記録手段 13…第2記録手段
13a …アパーチャ形状情報テーブル 14…キーボード(
CRTモニタ) 15…プロッタ作図出力手段 16…原図
データ読込手段 17…アパーチャ形状データ読込手段
18…データ合成手段 19…出力データ変換手段 20…作
図用シート B…制御系統バス S…原図データ T…
アパーチャ形状データ ST…作図用合成データ st
…プロッタ動作制御用信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランド形状、ランド位置座標、ライン線
    幅、ライン区間位置座標など設計された配線パターンの
    原図データとアパーチャ形状のデータとを合成し、プリ
    ント配線板の配線パターン図をプロッタにて作図出力す
    る作図装置であって、設計された配線パターンのデータ
    を読み込む原図データ読込手段16と、それに対応する
    所定のアパーチャ形状情報のデータを読み込むアパーチ
    ャデータ読込手段17と、その両者を合成してプロッタ
    作図用のデータに変換するデータ出力変換手段18,1
    9と、該データ出力変換手段によりプロッタにて配線パ
    ターン図を作図出力するプロッタ作図出力手段15とを
    備えたことを特徴とするプリント配線パターン図の作図
    装置。
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