JPH09128266A - 原始プログラム経路検索装置及びその検索方法 - Google Patents

原始プログラム経路検索装置及びその検索方法

Info

Publication number
JPH09128266A
JPH09128266A JP7283815A JP28381595A JPH09128266A JP H09128266 A JPH09128266 A JP H09128266A JP 7283815 A JP7283815 A JP 7283815A JP 28381595 A JP28381595 A JP 28381595A JP H09128266 A JPH09128266 A JP H09128266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
route
routes
source program
branch
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7283815A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kumeta
明 久米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7283815A priority Critical patent/JPH09128266A/ja
Publication of JPH09128266A publication Critical patent/JPH09128266A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原始プログラム経路検索装置及びその検索方
法に関し、対象となる原始プログラム内の全経路の検索
又は各分岐点の分岐を網羅する経路の最少の組の検索を
自動的に行い、テスト等の作業を、効率良く、高速に且
つ信頼性良く行うことを目的としてなされたものであ
る。 【解決手段】 原始プログラムを入力する原始プログラ
ム入力手段11と、入力された原始プログラムの処理の
開始点から終了点の間に存在する分岐点の配列によって
定まるプログラム構造を認識する構造認識手段12と、
認識された前記構造に基づいて、原始プログラムの処理
の開始点と終了点とを通り各分岐点の分岐の選択によっ
て定まる処理の経路の全てを検索する全経路検索手段1
3と、検索された全経路を出力する全経路出力手段14
とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原始プログラム経
路検索装置及びその検索方法に係り、特に、原始プログ
ラムを入力し、当該原始プログラムの処理の経路を検索
することによって、デバッガ/テスト項目セレクタ等で
利用される原始プログラム経路検索装置及びその検索方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図16に示すように、テスト等の
対象となるテスト項目の選択及び決定を行うには、人間
が手作業で、テスト等の対象とするソースプログラム
(原始プログラム、Basic言語で記述された)の範
囲を選択し且つ決定する。次に、で、選択及び決定し
た範囲から、その対象となるテスト項目名又は、項番を
決定する。ここで、テスト項目としては、例えば、 1.iの値が“0”の場合、jの値に“5”を足すか? 2.iの値が“10”より小さい場合、jの値に“5”
を足すか? 3.jの値が“10”より大きい場合、jの値から
“5”を引くか?について、テスト者は、各メモリ領域
に格納されたi又はjの値を読み出すことによって、順
次、分岐点を探してテストを行っていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来例にあって
は、以上説明したように、テスト等の対象とする項目の
原始プログラム行内の範囲を人間が手作業で、予め選択
し、且つ決定し、その範囲からテスト等の紙やテキスト
エディタを用い、必要とする該当範囲だけを画面に表示
させて参照するだけであった。そして、このようにして
表示された範囲について、手作業で、各分岐点につい
て、順次テスト等を行うようにしていたため、テスト項
目の漏れや検索に時間がかかるという問題点を有してい
た。
【0004】そこで、本発明は、対象となる原始プログ
ラム内の全経路の検索等を自動的に行い、その検索結果
を一括管理し、テスト等をシステマティックに漏れな
く、効率良く、且つ高速に行うことができる原始プログ
ラム経路検索装置及びその検索方法を提供することを目
的としてなされたものである。また、本発明は、検索結
果情報を、自動的にテスト等の対象となる項目名又は項
番として表形式に編集又は決定し、その表形式での項目
名又は項番を複数任意指定することにより、見やすく、
整理された表示や帳票の作成を行うことを目的としてな
されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するために、第一の発明は、図1に示すように、原始プ
ログラムを入力する原始プログラム入力手段11と、入
力された原始プログラムの処理の開始点から終了点の間
に存在する分岐点の配列によって定まるプログラム構造
を認識する構造認識手段12と、認識された前記構造に
基づいて、原始プログラムの処理の開始点と終了点とを
通り各分岐点の分岐の選択によって定まる処理の経路の
全てを検索する全経路検索手段13と、検索された全経
路を出力する全経路出力手段14とを有するものであ
る。
【0006】ここで、「原始プログラム」とは、命令文
の翻訳が可能な原始言語で記述されたプログラムをい
い、原始言語には、高級言語に限られず、機械語も含む
ものとする。つまり、原始プログラムは英数字等の文字
による一定の規則のもとに書かれた文字列であって、ハ
ードウェアが解読できる機械語のプログラミングを自動
的に作り出すことが可能な言語である。「分岐点」と
は、計算機プログラム中で分岐を生じる点であって、例
えば、命令のアドレス又はラベル標示をいう。「分岐」
とは、計算機プログラムの実行において、多数の選択し
うる命令集合のうちの1つを選ぶことをいう。アドレス
の順に行われる命令処理から条件成立(又は無条件)に
よって、指定したアドレスにある命令に制御を移すこと
をいい、必ずしも、分岐の数は2個に限られない。
【0007】「経路」とは、前記原始プログラムによる
処理の開始点から終了点に至るまでの処理の経路であっ
て、途中に分岐点があれば、当該分岐点で選択された分
岐によってその経路が定められ、ルート又はルートパス
ともいう。「検索」とは、なんらかの記憶媒体の中に蓄
積されている情報の中から、必要な情報を探し出すこと
をいう。「構造の認識」とは、原始プログラムの開始点
から終了点までの間に、どのように、分岐点が配置され
ているかの認識であって、「配列」には、開始点、終了
点と各分岐点、又は、各分岐点間の結合のしかたをも含
む。「出力する」し方としては、画面上に表示させる場
合の他に、印刷出力又はその両方がある。
【0008】また、第三の発明は、図3に示すように、
原始プログラムを入力し(S1)、入力された原始プロ
グラムの処理の開始点から終了点の間に存在する分岐点
の配列によって定まるプログラム構造を認識し(S
2)、認識された前記構造に基づいて、原始プログラム
の処理の開始点と終了点とを通り分岐点及びその分岐の
選択によって定まる処理の経路の全てを検索し(S
3)、検索された全経路を出力する(S4)ことであ
る。
【0009】第一の発明及び第三の発明は次のように作
動する。本発明によれば、ステップS1で、原始プログ
ラムの全経路の検索の指示があると、対象となる原始プ
ログラムをファイル等から読み出して、入力する。ステ
ップS2で、前記構造認識手段12は、入力された原始
プログラムの開始点から終了点の間に存在する分岐点の
配列によって定まる構造を認識する。原始プログラムの
構造の認識は、例えば、請求項5に記載されているよう
に、各分岐点での分岐の選択によって定まる1つの基準
経路を特定し、その分岐点から終了点までの全経路につ
いては既に抽出された経路と重複する繰返分岐点以降の
経路を除いて、基準経路が通る各分岐点の分岐について
基準経路と異なるように順次選択して順次既約経路を抽
出することによって行う。
【0010】このようにして得られた既約経路の例を、
図8に示した原始プログラムについて、図9に示す。ス
テップS3で、当該原始プログラムの構造に基づいて、
原始プログラムの処理の開始点から終了点に至るまでに
存在する分岐点及びその分岐の選択によって定まる全経
路を前記全経路検索手段13によって検索し、ステップ
S4で、前記全経路出力手段14から検索された全経路
を出力する。
【0011】第二の発明は、図2に示すように、原始プ
ログラムを入力する原始プログラム入力手段11と、入
力された原始プログラムの処理の開始点から終了点の間
に存在する分岐点の配列によって定まるプログラム構造
を認識する構造認識手段12と、認識された構造に基づ
いて、原始プログラムの処理の開始点と終了点とを通り
各分岐点の分岐の選択によって定まる経路のうち、全分
岐点及びその全分岐を網羅する経路の最少の組となる最
少経路を検索する最少経路検索手段15と、当該最少経
路を出力する最少経路出力手段16とを有するものであ
る。ここで、「最少経路」とは、前記原始プログラム内
に存在する全分岐点及びその全分岐を網羅する経路の最
少の組である。当該最少経路を求めるには、例えば、請
求項6に示すように、既約経路を一旦求め、既約経路を
併合させることによって得ることができる。
【0012】第四の発明は、図4に示すように、原始プ
ログラムを入力し(S11)、入力された原始プログラ
ムの処理の開始点から終了点の間に存在する分岐点の配
列によって定まるプログラム構造を認識し(S12)、
認識された前記構造に基づいて得られる原始プログラム
の処理の開始点と終了点とを通り各分岐点の分岐の選択
によって定まる全経路のうち、全分岐点及びその全分岐
を網羅する経路の最少の組となる最少経路を求め(S1
3)、得られた最少経路を出力する(S14)ことであ
る。
【0013】第二の発明と第四の発明とは次のように作
動する。本発明によれば、ステップS11で、原始プロ
グラムの最少経路の検索の指示があると、対象となる原
始プログラムをファイル等から読み出して、入力する。
ステップS12で、前記構造認識手段12は、入力され
た原始プログラムの開始点から終了点の間に存在する分
岐点の配列によって定まる構造を認識する。
【0014】原始プログラムの構造の認識は、例えば、
請求項5に記載されているように、各分岐点での分岐の
選択によって定まる1つの基準経路を特定し、その分岐
点から終了点までの全経路については既に抽出された経
路と重複する繰返分岐点以降の経路を除いて、基準経路
が通る分岐点の分岐について基準経路と異なるように順
次選択することによって、既約経路を抽出することによ
って行う。ステップS13で、当該原始プログラムの構
造に基づいて、原始プログラムの処理の開始点から終了
点に至るまでに存在する分岐点の分岐の選択によって定
まる経路のうち、全分岐点及びその全分岐を網羅する経
路の最少の組となる最少経路を検索し、ステップS14
で、当該最少経路を出力する。尚、全分岐点及び分岐を
網羅する最少経路の検索について言えば、従来、これに
相当する技術はないが、敢えて挙げれば、図18に示す
最短のルートを求める方法はあった。請求項6に記載の
発明は従来の方法に比較してより高速に、全分岐点及び
分岐を網羅する最少経路を求めることができる。
【0015】第五の発明は、第一の発明において、前記
構造認識手段12は、原始プログラムの処理の開始点か
ら終了点の間に存在する分岐点及びその分岐のうちの1
つの組合せを選択することによって基準経路を特定する
基準経路特定手段と、その分岐点から終了点までの経路
については既に抽出された経路と重複する繰返分岐点以
降の経路を除いて、基準経路が通る分岐点について基準
経路と異なる分岐を、終了点から開始点へ向かって順次
選択することによって、順次既約経路を抽出する既約経
路抽出手段とを有し、前記全経路検索手段13は、前記
既約経路に基づいて、当該既約経路の繰返分岐点を通る
重複経路を補うことによって全経路を検索するものであ
る。
【0016】ここで、「既約経路」とは、特定された前
記基準経路を含み、その分岐点から終了点までの経路に
ついては既に抽出された経路と重複する繰返分岐点以降
の経路を除いて、基準経路が通る分岐点について基準経
路と異なる分岐を、終了点から開始点へ向かって順次選
択するすることによって、相互に異なるように順次選択
された経路である。例えば、図9に示す原始プログラム
に対して、図10(a)の表で示すように、ルート(経
路)「1」は基準経路、ルート「3」、ルート「4」、
ルート「5」及びルート「7」に示す“R”が繰返分岐
点であり、当該分岐点から終了点までの経路は既に抽出
された既約経路と重複する。当該繰返分岐点以降の経路
について除外するので、同図(a)の表の“R”以降の
経路はそれが最後の場合(ルート「3」、「4」、
「5」)を除き空白としている。
【0017】第六の発明は、第二の発明において、前記
構造認識手段12は、原始プログラムの処理の開始点か
ら終了点の間に存在する分岐点及びその分岐を選択する
ことによって1つの基準経路を特定する基準経路特定手
段と、その分岐点から終了点までの経路については既に
抽出された経路と重複する繰返分岐点以降の経路を除い
て、基準経路が通る分岐点について基準経路と異なる分
岐を、終了点から開始点へ向かって順次選択することに
よって、順次既約経路を抽出する既約経路抽出手段とを
有し、前記最少経路検索手段14は、任意に選択された
2つの既約経路間の非重複経路部分のどちらか一方の経
路が既に前記基準経路内で選択されているか否かを判断
し、既に選択されている場合には当該非重複経路部分を
他方の経路で置き換えて1つの経路へ併合させることを
順次行って、全分岐点及び全分岐を網羅する既約経路の
最少組となる最少経路を検索するものである。
【0018】ここで、「最少経路」を導く例が、図11
に示されている。図11(a)の既約経路のうち、任意
に選択された2つの既約経路「2」と既約経路「3」の
間で非重複経路部分となる分岐点“4”、及び“5”
(“6”はY又はNなので既に抽出された既約経路
「1」と重複する)は、一方の経路である既約経路
「2」に関して既に基準経路内で同じものが選択されて
いる。したがって、図11(b)で当該非重複経路部分
を他方の経路である既約経路「3」の“N”“Y”と置
き換えて1つの経路「23」に併合させる。
【0019】第七の発明は、第一の発明、第二の発明、
第五の発明又は第六の発明において、前記全経路出力手
段又は前記最少経路出力手段は、検索された全経路又は
最少経路毎に各経路が有する分岐点及びその分岐の内容
を示す分岐表を作成する分岐表作成手段を有するもので
ある。ここで、「分岐表」とは、例えば、図10や図1
1に示された表や、図14(a)、図15(a)等に示
された表を含む。作成された表は、画面上に表示され、
又は印刷物により印刷等がされることになる。
【0020】第八の発明は、第一の発明、第二の発明、
第五の発明、第六の発明又は第七の発明において、前記
全経路出力手段又は前記最少経路出力手段は、検索され
た全経路又は最少経路毎に、表示した原始プログラムの
対応箇所に色分け表示、枠囲い表示等によって、識別の
指示を行う識別指示手段を有するものである。ここで、
色分け表示の例としては、例えば図12に示すものがあ
る。また、表示は必ずしも画面上のみに限られず、帳票
等に印刷出力されるものであっても良い。「色分け表
示」には、黒白反転表示、網かけ表示等の何らかの識別
を伴う表示を含む。
【0021】第九の発明は、第一の発明、第二の発明、
第五の発明、第六の発明、第七の発明又は第八の発明に
おいて、前記全経路出力手段又は前記最少経路出力手段
は、検索された全経路又は最少経路毎に、該当するテス
ト項目等の名若しくは項番、テスト等の結果、テスト等
の済の有無、又はそれらの集計結果等を対応させて出力
させる指示を行うテスト項目等出力指示手段を有するも
のである。
【0022】ここで、テスト項目等の表示の例として
は、例えば、図13(b)、図14(a)、図15
(a)、図15(c)又は図14(b)、図15
(b)、図16(b)等がある。また、「出力」とは、
画面表示に限られず印刷出力であっても良い。
【0023】第七の発明、第八の発明又は第九の発明に
よれば、検索結果を自動的にテスト等の対象となる項目
名又は項番として表形式等に編集することができる。さ
らに、当該表形式での項目名又は項番を複数任意指定す
ることにより、対象のテスト済結果及び確認済結果の帳
票等を自動的に作成し、対象の全原始プログラム行表示
と同時に自動的にその指定した複数の項目名又は項番対
象となる原始プログラムの該当範囲を色分け等の表示を
したり、テスト等の済結果及び確認済結果の原始プログ
ラム等を色分け表示を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】続いて、本発明の実施の形態につ
いて図5〜図16に基づいて説明する。図5には、本実
施の形態に係る機能ブロック図を示す。同図に示すよう
に、本実施の形態に係る原始プログラム経路検索装置及
びその検索方法は、検索の対象となる原始プログラムを
当該装置に入力させる入力装置21と、入力された原始
プログラムの検索を行うプログラム経路検索部22と、
検索結果を印刷出力する印刷出力装置23とを有する。
【0025】前記入力装置21は、同図に示すように、
原始プログラムを格納する原始プログラム用ファイル2
5と、当該原始プログラム用ファイル25から検索対象
となる原始プログラムの読出しを行うホスト45に設け
られた読出装置24とを有する。さらに、前記プログラ
ム経路検索部22は、同図に示すように、前記入力装置
21から送信された原始プログラムを受信して当該原始
プログラムを入力させる入力部26と、受信された当該
原始プログラムを格納するデータ格納部27と、当該原
始プログラムから検索された全経路及び最少経路を格納
する経路検索データ格納部21と、前記原始プログラム
の中から前記経路の検索を行う検索部29と、検索され
て前記経路検索データ格納部28に格納された経路デー
タに基づいて、テスト項目名又は項番の表形式に編集を
行う検索データ処理部30と、編集された表形式を表示
させる表示装置39とを有する。
【0026】表示装置39には、通常の表示部31と、
表示部31で複数任意指定されたテスト等対象項目名又
は項番から、それに該当する原始プログラム内の該当処
理行の範囲を計算処理し、その計算結果から該当する原
始プログラムの行範囲を他から区別するため色分け表示
して、CRT等の表示部32へ表示させる表示処理部3
2と、表示処理部32の指示によってウィンドウ表示等
を行う表示部33とを有する。即ち、当該表示処理部3
2は、自動生成された表形式での複数任意指定された項
目名又は項番と、対象となる原始プログラム行範囲を経
路検索データとの経路の論理積演算から全原始プログラ
ム内から該当する行範囲を色分け表示するものである。
【0027】ここで、前記検索データ処理部30、前記
印刷出力装置23及び表示装置39は前記全経路出力手
段及び最少経路出力手段に相当するものである。また、
検索データ処理部30は、第七の発明にいう分岐表作成
手段に相当し、表示装置39の表示処理部32は第八の
発明の識別指示手段等に相当するものである。第九の発
明のテスト項目等表示指示手段は検索データ処理部30
に相当するものである。さらに、前記検索部29は、同
図に示すように、入力されて前記データ格納部27に格
納されている原始プログラムの処理の開始点から終了点
の間に存在する分岐点の配列によって定まるプログラム
構造を認識する構造認識部34と、認識された前記構造
に基づいて、原始プログラムの処理の開始点と終了点と
を通り各分岐点の分岐の選択によって定まる処理の経路
の全てを検索する全経路検索部35と、認識された前記
構造に基づいて、原始プログラムの処理の開始点と終了
点とを通り各分岐点の分岐の選択によって定まる経路の
うち、全分岐点及びその全分岐を網羅する経路の最少の
組となる最少経路を検索する最少経路検索部36とを有
するものである。
【0028】前記構造認識部34は、同図に示すよう
に、原始プログラムの処理の開始点ら終了点に至るまで
に存在する分岐点及びその分岐を選択することによって
1つの基準経路を特定する基準経路特定部40と、その
分岐点から終了点までの経路については既に抽出された
経路と重複する繰返分岐点以降にある経路を除いて、基
準経路が通る分岐点については基準経路と異なる分岐を
(基準経路が通らない分岐点については各分岐を)、終
了点から開始点へ向かって順次選択することによって、
順次既約経路を抽出する既約経路抽出部41とを有する
ものである。尚、前記全経路検索部35は、前記既約経
路に基づいて、当該既約経路の繰返分岐点を通る重複経
路を補うことによって全経路を検索するものである。
【0029】さらに、前記最少経路検索部36は、任意
に選択された2つの既約経路間の非重複経路部分のどち
らか一方の経路が既に検索された基準経路を含む既約経
路内で選択されているか否かを判断し、既に選択されて
いる場合には当該非重複経路部分を他方の経路で置き換
えて1つの経路へ併合させることを順次行って、全分岐
点及び全分岐を網羅する経路の最少組となる最少経路を
検索するものである。
【0030】図6は、本実施の形態に係る機器構成ブロ
ック図を示すものであって、前記検索部29、検索デー
タ処理部30及び表示処理部32はCPU及びメモリ3
8によって構成され、前記読出装置24はホスト40に
よって構成され、前記データ格納部27及び経路検索デ
ータ格納部28は、ファイル48によって構成される。
また、図中、符号49は、操作部であって、テスト等を
行うために操作者が操作するためのキーボード、マウス
等に相当する。尚、図7は、与えられた原始プログラム
による処理の流れに対し、全経路(全ルートパス)を図
(a)に示し、最少経路を図(b)に示す。同図(a)
の全経路数は6本であるのに対し、最少経路は、同図
(b)に示すように、3本の経路で、全分岐点を残らず
通り且つ各分岐点の全分岐(Y及びN)を通っている。
【0031】続いて、本実施の形態に係る動作につい
て、図8〜図16に基づいて説明する。図8の本実施の
形態に係る流れ図に示すように、本実施の形態に係る原
始プログラム経路検索装置及びその方法では、ステップ
SJ1で、対象となる原始プログラムが前記原始プログ
ラムファイル25から前記読出装置24によって読み出
され、前記入力部26を介して、当該原始プログラム経
路検索部22に入力される。すると、ステップSJ2
で、当該原始プログラムは前記データ格納部27に格納
され、前記検索部29によって、全経路及び最少経路の
検索が行われる。
【0032】以下、図9に示した原始プログラムが入力
されたものとして、全経路及び最少経路の検索について
説明する。ここで、図9(a)は原始プログラムの処理
の流れを示すものであり、同図(b)は、当該原始プロ
グラム自体を示す。前記検索部29の前記構造認識部3
4により、前記データ格納部27に格納された図9に示
す原始プログラムは、処理の開始点から終了点に至るま
でに存在する6個の分岐点“1”、“2”、“3”、
“4”、“5”、“6”の配列が、図9(a)の流れ図
に示すように、認識される。すると、当該構造認識部3
4の前記基準経路特定部40は、基準経路を特定する。
【0033】本実施の形態では、図9(a)の流れ図
で、各分岐点“1”、“2”、“3”、“4”及び
“6”で分岐“Y”を選択した経路を基準経路として特
定する。このようにして特定した基準経路が経路「1」
として、図10(a)の表に書き込まれる。ここで、図
10(a)の表の左欄には、各分岐点での条件式を示
し、表の上欄には、各経路を識別するコードを表すもの
である。また、記号“Y”と記号“N”は分岐の端子を
表し、記号“−”はその分岐点を選択しないことを意味
し、記号“←”は分岐が左側のものと同じであることを
示し、記号“×”は条件式が無効であることを示し、記
号“R”は以下の経路が既に抽出又は検索された経路の
繰返しであることを示す繰返分岐点であることを示すも
のである。
【0034】次に、前記構造認識部34の前記既約経路
抽出部41は、特定した基準経路が通る前記流れ図の最
後から順次分岐点を見ていく。当該基準経路中、最初に
ぶつかるのは、分岐点“6”である。分岐点“6”は、
Y,Nの2つに分かれることになる。既に、基準経路
「1」によって、分岐“Y”が選択されているので、当
該基準経路「1」と異なる分岐“N”を選択し、他の分
岐点“1”〜“5”はそのままの“Y”を選択した経路
を既約経路「2」が抽出され、図10(a)の2の欄に
書き込まれる。その際、分岐点“1”〜分岐点“5”ま
では“Y”なので、“←”表示がされ、分岐点“6”の
みが“N”となる。次に、前記基準経路を終了点から開
始点に向かって進む際にぶつかるのは分岐点“4”であ
る(分岐点“5”は基準経路「1」では選択されていな
い)。
【0035】分岐点“4”も、Y,Nの2つに分岐す
る。分岐点“4”で“N”を選択した経路を既約経路
「3」と名付ける。当該既約経路「3」は、分岐点
“1”から分岐点“3”までは、“Y”( 即ち、←)の
ままである。既約経路「3」、即ち、分岐点“4”のN
側の分岐には、基準経路「1」が通らない分岐点“5”
があり、分岐点“5”の分岐はYとNの2つに分かれて
いる。既約経路「3」では、分岐点“5”の分岐を、例
えば、“Y”とし、既約経路「3」の分岐点“6”の分
岐をR(Y,Nのどちらでも良い)とする(これで既約
経路「3」は確定)。
【0036】また、分岐点“5”の分岐を、“N”とし
た方を既約経路「4」と名付ける(これで既約経路
「4」は確定)。同様にして、次にぶつかるのは、分岐
点“3”である。分岐点“3”では、“Y”の選択は既
に抽出された既約経路と一致するので、基準経路と異な
る“N”を選択する。そこで、分岐点“3”で“N”を
選択した既約経路を「5」と名付ける。同様にして、次
に、ぶつかる分岐点“2”について、“Y”又は“N”
を選択する。
【0037】“Y”の選択は、既に抽出された既約経路
との一致を導くので(分岐点“1”及び分岐点“2”は
Yだから)、“N”を選択し、当該既約経路を「6」と
名付ける。次にぶつかる分岐点は分岐点“1”であり、
“Y”又は“N”の選択が可能である。“Y”の選択
は、既に抽出された既約経路との一致を導くので、
“N”が選択され、当該既約経路を「7」と名付ける。
このようにして得られた既約経路の結果が、図10
(a)のルート・条件式表である。
【0038】次に、前記全経路検索部35は、次のよう
にして全経路を検索及び生成する。前記既約経路抽出部
41によって抽出された、図10(a)に示すルート・
条件表から、“R”と“←”に注目する。既約経路
「1」からはそのまま経路『1』が生成される。既約経
路「2」の分岐点“1”〜分岐点“5”までは、“←”
なので、そこがYとなる経路『2』が生成される。ま
た、既約経路「3」は分岐点“1”〜分岐点“3”まで
が“←”なので、そこがYとなり、分岐点“6”がRな
ので、YとNの2つになる。各々を経路『3』及び経路
『4』とする。既約経路「4」は、分岐点“1”〜分岐
点“4”までが“←”であるが、分岐点“1”〜分岐点
“3”までがYで分岐点“4”がNになる。分岐点
“6”が“R”なので、Y,Nの2つになり、それぞ
れ、経路『5』及び経路『6』となる。
【0039】既約経路「5」は、分岐点“1”及び分岐
点“2”までが“←”なので、そこがYとなる。“−”
はそのままで、分岐点“6”は“R”なので、前述した
場合と同様に、“Y”及び“N”の2つになり、それぞ
れ、経路『7』及び経路『8』となる。既約経路「6」
は、そのまま経路『9』となる。既約経路「7」は、分
岐点“3”が“R”なので、それ以降の分岐点“3”〜
分岐点“6”は、Y,Nの2つに分かれることになる。
分岐点“3”〜分岐点“6”はY,Nの2つに分かれる
ことになる。分岐点“3”〜分岐点“6”は、既約経路
「1」〜既約経路「6」の分岐点“3”〜分岐点“6”
と同じことなので、そのルート生成パターンをそのまま
繰り返すことなる。既約経路「7」から得られた各経路
を経路『10』〜経路『17』とする。
【0040】このようにして、図9に示した原始プログ
ラムに対して、生成された全経路を図10(b)の表に
示す。以上示したように、既約経路は、開始点から終了
点の間で特定した基準経路と、任意の分岐点での分岐前
の分岐点の分岐の選択の組合せが重複するが分岐後の分
岐点の分岐の選択の組合せが重複しない経路、及び、任
意の分岐点への入力前の分岐点の分岐の選択の組合せが
重複しないが分岐後の分岐点の組合せが重複する経路を
のみ選び、それ以外の経路を排除することによって求め
られた。
【0041】続いて、前記最少経路検索部36は、次の
ようにして、全分岐点での全分岐を網羅することができ
る既約経路の最少の組である最少経路を求める。前記既
約経路抽出部41によって抽出された既約経路、例え
ば、図11(a)のルート・条件式表を用いて、既約経
路の最少の組を求める。当該ルート・条件式表から、
“Y”、“N”、“×”、“−”マークを見ていき、こ
の4つのマークが相互に1つもぶつかっていない非重複
経路部分をもつ経路の組を探す。“R”マークは“Y”
及び、“N”のどちらでも良いとする。尚、繰返分岐点
以降の経路の空白部分は必ず他の経路と重複するので非
重複経路部分ではない。既約経路「2」と既約経路
「3」について、分岐点“1”〜分岐点“3”では
“←”であり、分岐点“6”は“R”であり、分岐点
“4”及び“5”は非重複経路部分であるが前述したマ
ーク間でぶつかりはないので、既約経路「2」及び既約
経路「3」を重複したものとして併合させ、最少経路
「23」とする。そのとき、当該非重複経路部分の既約
経路「2」の“←”の部分は基準経路「1」で既に選択
されているので、既約経路「3」の“N”“Y”で置き
換えられている。
【0042】次に、既約経路「4」と既約経路「5」で
は、“N”マークと“−”マークが1つかっているの
で、これらは併合することはできない。このようにし
て、他の既約経路についても、同一分岐点同士で、前述
したマーク間のぶつかり合い有無を調べる。すると、既
約経路「5」と既約経路「7」はぶつかっていないので
併合させて、最少経路「57」とする。
【0043】このようにして、マーク同士のぶつかり合
いがないものについては既約経路を併合させていき、最
終的に残った既約経路が、全分岐点の分岐を網羅する最
少の組となる最少経路である。ステップSJ3で、経路
検索処理が終了すると、全経路又は全分岐点の分岐を網
羅する最少の組である最少経路が得られると、前記経路
検索データ格納部28に格納される。ステップSJ4
で、前記検索データ処理部30は、前記経路検索データ
格納部28に格納された前記全経路又は最少経路につい
て、項目名又は項番の表形式に編集処理を行う。当該編
集処理は、格納されている検索データを自動的にテスト
等の対象項目名又は項番となるように表形式に作成す
る。図8に示すように、その編集結果はステップSJ5
で、前記表示装置39又は印刷出力装置23に受け付け
られ、ステップSJ6で、表示画面に、又は帳票等に、
プログラムの該当する箇所に色分け表示等がされる。
【0044】このような表示の例を、図12〜図16に
示す。図12は前記表示処理部32によって、表示され
た原始プログラムについて、テスト対象となる行範囲を
色分け表示を行った場合の表示例を示す。これによっ
て、テスト等対象項目名又は項番の重複が避けられ、テ
スト作業等の効率化に寄与する。図13(b)は、実施
の形態に係るテスト項目票の一例を示すものであって、
当該テストを識別する名称(cttest4 2 )、当該テスト
の項番(0001)、初回実施日、最終実施日、テスト回数、
テストの結果(OK, NG,未) 、障害検出、修正承認日、モ
ジュール情報記述、テスト条件、テスト項目/内容等が
記載されている。同図(a)は、画面上で、所定のメニ
ューをクリックすることによってウィンドウに表示され
たテストの項番(0001)に対応するテストの対象となる原
始プログラムの例を表示するものである。また、テスト
対象となる原始プログラムの行範囲を色分表示する場合
には、該当する行が色分け表示される。
【0045】図14(b)はテストは項番“0002”に対
応するテスト項目に関するデータを表示するものであっ
て、図14(a)には、当該テスト項目に対応して、当
該項番“0002”に対応する経路について、表形式で分岐
点内容及びその分岐の内容(YかNか→即ち真か偽か)
がウィンドウ表示されている。この場合、表全体又は表
の一部がウィンドウ内又は画面内に収まるように表示さ
れるように、表が格納されているビットマップメモリ内
の表のドット数を計数するとともに、ウィンドウ若しく
は画面の大きさ又は拡大若しくは縮小の率に基づいて、
自動的に拡大若しくは縮小の割合を計数して表を表示す
るようにする。
【0046】また、図15(b)は、個別管理台帳の表
示例を示すものであり、各テスト項目数対テスト済項目
数に関する情報、ツール抽出テスト項目数対全テスト選
択項目数に関する情報、全パス数対テスト済パス数に関
する情報等が示されている。本実施の形態では、個別モ
ジュール情報のウィンドウ表示を指示すると、各項番毎
にテスト結果やテスト回数が表示される。図15(a)
には、該当する経路と分岐点及びその分岐の内容が表形
式で表示されている。この場合、前述したように、自動
的に表を表示するようにする。図15(c)は、所定の
メニューをクリックすることによって、表示される個別
モジュール情報であって、各項番の種々の内容が表示さ
れている。本例では、各個別テスト管理台帳を集計して
表示させるものであって、前記検索データ処理部30
は、複数のテスト・ルート表からテスト項目数やそのテ
スト項目実施数等を集計したデータに基づいて個別管理
台帳として一括管理するものである。
【0047】さらに、図16には集計テスト管理台帳の
一例を示すものである。本例では、図16(a)に示す
複数の個別管理台帳からテスト項目数やそのテスト項目
実施数及びテスト実施率等を集計したデータを基に集計
テスト管理台帳として一括管理するものである。同図
(b)には、各個別管理台帳の内容が表形式で表示され
ている。このように、図16の場合についても、前述し
たように、自動的に表を表示させるようにする。
【0048】尚、以上の実施の形態では、前記入力装置
は、原始プログラムファイル25から読み出して入力す
るようにしたが、当該場合に限られることなく、例え
ば、OCR等によって原始プログラムを読み取って入力
するようにしても良い。また、回線を通じてデータを入
力するのではなく、バスを介して入力するようにしても
もちろん良く、さらにはキーボード等によって原始プロ
グラムを入力するようにしても良い。また、以上の例で
は、テスト項目についてのみ説明したがデバッガを行う
場合等にも適用することができる。
【0049】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る原始プログラム経路検索装置及びその検索方法に
あっては、原始プログラムを画面に表示させて、色分け
表示を行っているので、使用者は容易にその範囲を認識
することができる。さらに、個別管理台帳として、一括
管理しているので、使用者は、整理されたテスト結果等
を容易に、知ることができて、テスト等の作業の効率
化、高速化及び信頼性の向上を図ることができる。ま
た、複数の個別管理台帳からテスト項目数やそのテスト
項目実施数及びテスト実施率等を集計したデータを基に
集計テスト管理台帳として一括管理するのでさらに、複
雑なテスト項目をも整理されて見ることができるので、
テスト等の作業の効率化、高速化及び信頼性の向上を図
ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、第一の発明及び第
三の発明にあっては、テスト等の対象となる原始プログ
ラムを入力することによって、自動的にその開始点から
終了点に至るまでに存在する分岐点の配列によって定ま
るプログラム構造を認識し、認識された構造に基づいて
その全経路を検索し、出力するようにしている。したが
って、入力された原始プログラムについて自動的に全経
路を検索して表示等をさせることによって、原始プログ
ラムのテスト等を当該各経路に沿って人間が行うことに
よって、漏れなく確実にテスト等を行うことができるの
で、作業の効率化、及び信頼性の向上を図ることができ
る。又、プログラムの構造を認識することによって経路
を検索するので高速に行うことができる。
【0051】第二の発明及び第四の発明によれば、テス
ト等の対象となる原始プログラムを入力することによっ
て、自動的にその開始点から終了点の間に存在する分岐
点の配列によって定まる構造を認識し、認識された構造
に基づいて、全分岐点の全分岐を網羅することができる
経路の最少の組を検索して最少経路として出力するよう
にしている。したがって、原始プログラムのテスト等を
最少の最少経路に沿って行うことによって、第一の発明
又は第三の発明で奏する効果の他に、第一の発明又は第
三の発明に比較して、より効率的に、且つ高速にテスト
等の作業を行うことができる。
【0052】第五の発明によれば、第一の発明におい
て、前記構造認識手段は、各分岐点での分岐の選択によ
って定まる基準経路を特定し、特定された基準経路に基
づいて既約経路を抽出し、抽出された既約経路に基づい
て、全経路を検索するようにしているので、効率良く、
高速に且つ信頼性良く全経路を検索することができる。
【0053】第六の発明によれば、第二の発明におい
て、既約経路抽出手段によって抽出された既約経路に対
し、任意に選択された2つの既約経路間の非重複経路部
分のどちらか一方の経路が既に抽出された経路内で選択
されているか否かを判断し、既に選択されている場合に
は当該非重複経路部分を他方の経路で置き換えて1つの
経路へ併合させることを順次行うことによって最少組を
検索するようにしている。したがって、第二の発明で奏
する効果の他に、より効率良く、且つ高速に最少経路を
検索することができる。
【0054】第七の発明、第八の発明又は第九の発明に
よれば、検索された経路を用いて、分岐表を作成し、色
分け表示し、又はテスト項目等との関係を表示するよう
にしている。したがって、テスト等を行う人間が見やす
く、漏れがなく、システマティックに効率よく、高速
に、且つ信頼性良くテスト作業等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の原理ブロック図
【図2】第二の発明の原理ブロック図
【図3】第三の発明の原理流れ図
【図4】第四の発明の原理流れ図
【図5】実施の形態に係る機能ブロック図
【図6】実施の形態に係る機器構成ブロック図
【図7】実施の形態に係る全経路及び最少経路の説明図
【図8】実施の形態に係る処理流れ図
【図9】実施の形態に係る原始プログラム例を示す図
【図10】実施の形態に係る全経路検索説明図
【図11】実施の形態に係る最少経路検索の説明図
【図12】実施の形態に係る色分け表示例を示す図
【図13】実施の形態に係るテスト項目票の一例を示す
【図14】実施の形態に係る個別管理台帳の一例を示す
図(1)
【図15】実施の形態に係る個別管理台帳の一例を示す
図(2)
【図16】実施の形態に係る集計テスト管理台帳の一例
を示す図
【図17】従来例に係る原始プログラム例及びテスト項
目票例を示す図
【図18】従来例に係るルートの抽出方式を示す図
【符号の説明】
11(21)… 原始プログラム入力手段(入力装置) 12(34)…構造認識手段(構造認識部) 13(35)…全経路検索手段(全経路検索部) 14(42)…全経路出力手段(出力部) 15(36)…最少経路検索手段(最少経路検索部) 16(42)…最少経路出力手段(出力部) 40…基準経路特定部 41…既約経路抽出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原始プログラムを入力する原始プログラ
    ム入力手段と、 入力された原始プログラムの処理の開始点から終了点の
    間に存在する分岐点の配列によって定まるプログラム構
    造を認識する構造認識手段と、 認識された前記構造に基づいて、原始プログラムの処理
    の開始点と終了点とを通り各分岐点の分岐の選択によっ
    て定まる処理の経路の全てを検索する全経路検索手段
    と、 検索された全経路を出力する全経路出力手段とを有する
    ことを特徴とする原始プログラム経路検索装置。
  2. 【請求項2】 原始プログラムを入力する原始プログラ
    ム入力手段と、 入力された原始プログラムの処理の開始点から終了点の
    間に存在する分岐点の配列によって定まるプログラム構
    造を認識する構造認識手段と、 認識された前記構造に基づいて、原始プログラムの処理
    の開始点と終了点とを通り各分岐点の分岐の選択によっ
    て定まる経路のうち、全分岐点及びその全分岐を網羅す
    る経路の最少の組となる最少経路を検索する最少経路検
    索手段と、 当該最少経路を出力する最少経路出力手段とを有するこ
    とを特徴とする原始プログラム経路検索装置。
  3. 【請求項3】 原始プログラムを入力し、 入力された原始プログラムの処理の開始点から終了点の
    間に存在する分岐点の配列によって定まるプログラム構
    造を認識し、 認識された前記構造に基づいて、原始プログラムの処理
    の開始点と終了点とを通り各分岐点の分岐の選択によっ
    て定まる処理の経路の全てを検索し、 検索された全経路を出力することを特徴とする原始プロ
    グラム経路検索方法。
  4. 【請求項4】 原始プログラムを入力し、 入力された原始プログラムの処理の開始点から終了点の
    間に存在する分岐点の配列によって定まるプログラム構
    造を認識し、 認識された前記構造に基づいて、原始プログラムの処理
    の開始点と終了点とを通り各分岐点の分岐の選択によっ
    て定まる全経路のうち、全分岐点及びその全分岐を網羅
    する経路の最少の組となる最少経路を求め、 得られた最少経路を出力することを特徴とする原始プロ
    グラム経路検索方法。
  5. 【請求項5】 前記構造認識手段は、 原始プログラムの処理の開始点から終了点の間に存在す
    る分岐点及びその分岐のうちの1つの組合せを選択する
    ことによって基準経路を特定する基準経路特定手段と、 その分岐点から終了点までの経路については既に抽出さ
    れた経路と重複する繰返分岐点以降の経路を除いて、基
    準経路が通る分岐点について基準経路と異なる分岐を、
    終了点から開始点へ向かって順次選択することによっ
    て、順次既約経路を抽出する既約経路抽出手段とを有
    し、 前記全経路検索手段は、 前記既約経路に基づいて、当該既約経路の繰返分岐点を
    通る重複経路を補うことによって全経路を検索すること
    を特徴とする請求項1記載の原始プログラム経路検索装
    置。
  6. 【請求項6】 前記構造認識手段は、 原始プログラムの処理の開始点から終了点に至るまでに
    存在する分岐点の分岐を選択することによって1つの基
    準経路を特定する基準経路特定手段と、 その分岐点から終了点までの経路については既に抽出さ
    れた経路と重複する繰返分岐点以降の経路を除いて、基
    準経路が通る分岐点については基準経路と異なる分岐
    を、終了点から開始点へ向かって順次選択することによ
    って、順次既約経路を抽出する既約経路抽出手段とを有
    し、 前記最少経路検索手段は、 任意に選択された2つの既約経路間の非重複経路部分の
    どちらか一方の経路が既に検索された基準経路を含む既
    約経路内で選択されているか否かを判断し、既に選択さ
    れている場合には当該非重複経路部分を他方の経路で置
    き換えて1つの経路へ併合させることを順次行って、全
    分岐点及び全分岐を網羅する既約経路の最少組となる最
    少経路を検索することを特徴とする請求項2記載の原始
    プログラム経路検索装置。
  7. 【請求項7】 前記全経路出力手段又は前記最少経路出
    力手段は、 検索された全経路又は最少経路毎に各経路が有する分岐
    点及びその分岐の内容を示す分岐表を作成する分岐表作
    成手段を有することを特徴とする請求項1、2、5又は
    6記載の原始プログラム経路検索装置。
  8. 【請求項8】 前記全経路出力手段又は前記最少経路出
    力手段は、 検索された全経路又は最少経路毎に、表示した原始プロ
    グラムの対応箇所に色分け表示、枠囲い表示等によっ
    て、識別の指示を行う識別指示手段を有することを特徴
    とする請求項1、2、5、6又は7記載の原始プログラ
    ム経路検索装置。
  9. 【請求項9】 前記全経路出力手段又は前記最少経路出
    力手段は、 検索された全経路又は最少経路毎に、該当するテスト項
    目等の名若しくは項番、テスト等の結果、テスト等の済
    の有無、又はそれらの集計結果等を対応させて出力させ
    る指示を行うテスト項目等出力指示手段を有することを
    特徴とする請求項1、2、5、6、7又は8記載の原始
    プログラム経路検索装置。
JP7283815A 1995-10-31 1995-10-31 原始プログラム経路検索装置及びその検索方法 Pending JPH09128266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283815A JPH09128266A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 原始プログラム経路検索装置及びその検索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283815A JPH09128266A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 原始プログラム経路検索装置及びその検索方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09128266A true JPH09128266A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17670517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7283815A Pending JPH09128266A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 原始プログラム経路検索装置及びその検索方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09128266A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007072652A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Syunichi Niihara プログラム処理パターン自動解析処理装置
JP2010026810A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Fujitsu Microelectronics Ltd 経路管理方法
JP2011248887A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Fujitsu Ltd ソフトウェアモジュールのテスト方法及びシステム
JP2012221394A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Nec Commun Syst Ltd テスト支援システム、テスト支援方法、及びプログラム
JP2013178729A (ja) * 2012-01-31 2013-09-09 Fujitsu Ltd 経路条件選択装置、該プログラム、及び該方法
JP2014021686A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Fujitsu Ltd テストデータ生成装置、該プログラム、及び該方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007072652A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Syunichi Niihara プログラム処理パターン自動解析処理装置
JP2010026810A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Fujitsu Microelectronics Ltd 経路管理方法
JP2011248887A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Fujitsu Ltd ソフトウェアモジュールのテスト方法及びシステム
JP2012221394A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Nec Commun Syst Ltd テスト支援システム、テスト支援方法、及びプログラム
JP2013178729A (ja) * 2012-01-31 2013-09-09 Fujitsu Ltd 経路条件選択装置、該プログラム、及び該方法
JP2014021686A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Fujitsu Ltd テストデータ生成装置、該プログラム、及び該方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060218523A1 (en) Software development support system
CN106557854A (zh) 一种业务流程的展示方法和装置
JP2004062384A (ja) 対訳候補表示装置および対訳候補表示プログラム
JP3828379B2 (ja) テスト仕様生成支援装置、方法、プログラム及び記録媒体
JPH0816378A (ja) プログラム・リバース解析方法および装置
JP2000112784A (ja) プログラムテスト支援装置及びプログラムテスト支援プログラムを記録した記録媒体
JPH09128266A (ja) 原始プログラム経路検索装置及びその検索方法
JP2020068011A (ja) 特許書類図面資料ガイド内容自動獲得表示設備
US20080104088A1 (en) Apparatus, method, and program for visualizing boolean expressions
JP2002014845A (ja) テスト・スクリプト部品の自動生成方法および装置
CN115238662A (zh) 一种招投标文件快速编辑方法及系统
JPH103405A (ja) テスト支援装置
JP2004318809A (ja) 情報抽出規則生成装置および方法
JPH10320190A (ja) ソースプログラム経路検索装置および検索プログラムを記録した媒体
JPH0926897A (ja) プログラム解析装置及びプログラム解析方法
JPH1115826A (ja) 文書解析装置及び方法
JP2006293891A (ja) プロパティ変換装置
JPH10214265A (ja) 構造化文書処理装置
JP2762934B2 (ja) テスト項目設計支援システム
JP2014038397A (ja) 図式プログラムのテストデータ生成装置およびその方法、並びにプログラム
JP5075486B2 (ja) 日常形式問合せ処理システムと方法、およびプログラム
JP2001256078A (ja) テスト支援装置
JP3087699B2 (ja) 定型情報簡易入力システム及び定型情報簡易入力方法
JP2923397B2 (ja) 論理シミュレーション結果の表示方法
JP2630405B2 (ja) 文書入力方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011120