JP2003128819A - 帯電防止フィルム - Google Patents
帯電防止フィルムInfo
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Abstract
帯電防止性ポリエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片
面に、下記一般式(I)で示される構造の繰り返し単位
を必須成分とする高分子帯電防止剤(A)を含む塗液を
塗布し、乾燥、延伸して設けられた帯電防止性塗膜を有
することを特徴とする帯電防止フィルム。 【化1】 (上記式中、R1はHまたはメチル基、R2は炭素数が1
〜5の脂肪族炭化水素基、R3およびR4はそれぞれ炭素
数が1〜4の脂肪族炭化水素基、R5は炭素数が1〜1
2の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、またはこれ
らの複合基、X-はアニオン性化合物を示す)
Description
関し、さらに詳しくは帯電防止性、背面転写性、透明
性、耐熱性に優れ、包装材料、電子材料、グラフィック
材料、製版フィルム、OHPフィルム、磁気記録材料
(例えばオーディオテープ、ビデオテープ等の磁気テー
プやフレキシブルディスク等の磁気ディスク、磁気カー
ド)等の基材として有用な帯電防止フィルムに関する。
電子材料用、グラフィック材料用、製版フィルム用、O
HPフィルム用、磁気記録材料用等のベースフィルムに
広く使用されているが、プラスチックフィルムの共通の
問題として静電気が発生しやすく、製膜工程、加工工
程、さらに製品の使用時等において種々の静電気トラブ
ルを発生しやすいという欠点がある。例えば、テレホン
カード、プリペイドカード等の磁気カード用に厚物の白
色ポリエステルフィルムが使用されているが、その製造
工程、加工工程や最終製品としての帯電防止性に難点が
あり、フィルム表面に帯電防止性塗膜を形成する方法が
種々提案され、かつ実用化されている。この帯電防止性
塗膜に含有させる帯電防止剤としては、低分子型のもの
や高分子型のものが知られているが、それぞれ長短を有
する。そこで帯電防止剤はその特性を用途に合わせて使
い分けられている。
スルホン酸塩基を有する長鎖アルキル化合物(例えば特
開昭60−141525公報)等のような界面活性剤型
のアニオン系帯電防止剤が知られており、また高分子型
の帯電防止剤としては、アニオン性高分子としてスルホ
ン酸塩変性ポリスチレン(例えば特開昭61−2042
40号公報)、カチオン性高分子として4級アンモニウ
ム塩含有アクリル(例えば特開昭52−136274号
公報)等が知られている。しかし、低分子型の帯電防止
剤を用いた帯電防止性塗膜では、帯電防止剤の一部が塗
膜中を移動して界面に集積しフィルムの反対面等に移行
することによる問題や、帯電防止性が経時的に悪化する
という問題がある。一方、高分子型の帯電防止剤を用い
た帯電防止性塗膜では、良好な帯電防止性を発現するた
めには多量の帯電防止剤の配合が必要であったり、膜厚
の厚い帯電防止性塗膜を形成させることが必要であった
りするため経済的でない。さらに、塗膜が剥がれやすい
欠点等があり、延伸や高温で熱処理することによって透
明性・帯電防止性を損なうなどの欠点を有するため、そ
の解決が望まれている。
る従来技術の問題点を解消し、帯電防止性、背面転写
性、耐削れ性に優れた帯電防止性ポリエステルフィルム
を提供することにある。
鑑み鋭意検討した結果、特定の帯電防止剤を用いること
によれば、上記課題を容易に解決できることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の要
旨は、熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片面に、下記
一般式(I)で示される構造の繰り返し単位を必須成分
とする高分子帯電防止剤(A)を含む塗液を塗布し、乾
燥、延伸して設けられた帯電防止性塗膜を有することを
特徴とする帯電防止フィルムに存する。
〜5の脂肪族炭化水素基、R3およびR4はそれぞれ炭素
数が1〜4の脂肪族炭化水素基、R5は炭素数が1〜1
2の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、またはこれ
らの複合基、X-はアニオン性化合物を示す)
は、その材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン
に代表されるポリオレフィンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートに代表されるポリエステルフィルム、ナイ
ロンに代表されるポリアミドフィルム、ポリスチレンフ
ィルム等が使用できるが、これらの中でも、力学的性
質、耐熱性、透明性などに優れたポリエステルフィル
ム、ポリアミドフィルムが好ましく、特に優れた機械強
度の点で、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート等のポリエステルが好ましい。これらの熱
可塑性樹脂フィルムは、常法により製造することができ
る。以後はポリエステルフィルムを代表例として記述す
るが、本発明はそれに限定されるものではない。
構成するポリエステルは、ジカルボン酸成分とグリコー
ル成分とからなる線状ポリエステルである。このジカル
ボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフ
タル酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、アジピン
酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等を例示しう
る。特にフィルムの機械的性質の点からテレフタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸が好ましい。
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,6−へキサンジオール、
シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール
等を例示しうる。特にフィルムの剛直性の点からエチレ
ングリコールが好ましい。上記のポリエステルは、第3
成分として上記ジカルボン酸成分あるいはグリコール成
分を共重合したコポリエステルであってもよく、三官能
以上の多価カルボン酸成分あるいはポリオール成分を、
得られるポリエステルが実質的に線状となる範囲(例え
ば5モル%以下)で少量共重合したポリエステルであっ
てもよい。
素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、カオリン、タルク等のような無機フィラー、架橋
シリコーン樹脂、架橋ポリスチレン樹脂、架橋アクリル
樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等のような耐熱性ポリマ
ーからなる有機フィラー、酸化チタン、硫酸バリウム等
のような隠蔽性顔料、着色顔料、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン・プロピレンコポリマー、オレフィ
ン系アイオノマーのような他の樹脂、安定剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤等を必要に応じて添加す
ることもできる。本発明の熱可塑性樹脂フィルムの厚み
は、特に限定されず、用途に応じて適宜選択されるが、
2μm以上、さらには10〜500μmで使用される例
が多い。この厚さが2μm未満、および500μmを超
えると製膜性が劣る傾向が見られる。
ムであることが好ましく、本発明の熱可塑性樹脂フィル
ムの少なくとも片面に設ける帯電防止塗膜は、帯電防止
剤(A)を含む塗液を塗布し、乾燥、延伸して設けられ
る。延伸されていることによって、層の基材フィルムへ
の密着性、層の均一性が向上し、優れた帯電防止効果を
発揮することができる。本発明における帯電防止剤
(A)は、下記式(I)で示される構造の繰り返し単位
を主成分とする化合物である。
〜5の脂肪族炭化水素基、R3およびR4はそれぞれ炭素
数が1〜4の脂肪族炭化水素基、R5は炭素数が1〜1
2の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、またはこれ
らの複合基、X-はアニオン性化合物を示す)
特に限定されるのもではないが、R 2の結合する位置と
しては、p−置換体が好ましい。R5は上記範囲であれ
ば特に制限はないが、芳香環を有する構造が好ましい。
特に、式中のR2がメチレン基であり、R5がベンジル基
であるものは、塗膜の耐熱性が良好であり、特に帯電防
止性に優れるので好ましい。本発明の帯電防止剤(A)
のX-は、アニオン性化合物であれば特に限定されるも
のではないが、好ましくはハロゲンイオン、モノもしく
はポリハロゲン化アルキルイオン、ナイトレートイオ
ン、サルフェートイオン、アルキルサルフェートイオ
ン、スルホネートイオンまたはアルキルスルホネートイ
オンから適宜選択でき、さらに好ましくは、クロルイオ
ン、メタンスルホン酸イオン、エタンスルホン酸イオ
ン、硝酸イオンの中から選択される。
造することができる。帯電防止剤は、式の成分の単独重
合体でもよいし、他の樹脂成分との共重合体であっても
よい。この共重合成分としては、アクリル系単量体、ビ
ニル系単量体として公知の不飽和2重結合を有する付加
重合性モノマーが好ましい。アクリル系単量体・ビニル
単量体を例示すると、メチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、エチルメタクリレート、エチルアクリレー
ト、n−プロピルメタクリレート、n−プロピルアクリ
レート、イソプロピルメタクリレート、イソプロピルア
クリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ブチルア
クリレート、イソブチルメタクリレート、イソブチルア
クリレート、t−ブチルメタクリレート、t−ブチルア
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレート、ラウリルメタクリレー
ト、ラウリルアクリレート、ステアリルメタクリレー
ト、ステアリルアクリレート、シクロヘキシルメタクリ
レート、シクロヘキシルアクリレート、フェニルメタク
リレート、フェニルアクリレート等のアクリル系モノマ
ー群、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、2−ア
ミノエチルメタクリレート、2−アミノエチルアクリレ
ート、3−アミノプロピルメタクリレート、3−アミノ
プロピルアクリレート、2−アミノブチルメタクリレー
ト、2−アミノブチルアクリレート、N,N−ジメチル
アミノエチルビニルエーテル、N,N−ジエチルアミノ
エチルビニルエーテル、2−アミノエチルビニルエーテ
ル、3−アミノプロピルビニルエーテル、2−アミノブ
チルビニルエーテル、および上記アミノ基をメチロール
化したもの等のアミノ基を有するモノマー群、ポリエチ
レングリコールモノメタクリレート、ポリエチレングリ
コールモノアクリレート、メトキシポリエチレングリコ
ールモノメタクリレート、ポリプロピレングリコールモ
ノメタクリレート、ポリエチレングリコールモノアクリ
レート、ポリエチレングリコール−ポリプロピレングリ
コールモノメタクリレート、ポリエチレングリコール−
ポリテトラメチレングリコールモノメタクリレート、ポ
リエチレングリコール−ポリプロピレングリコールモノ
アクリレート、ポリプロピレングリコール−ポリテトラ
メチレングリコールモノメタクリレート等のアルキレン
グリコール側鎖含有モノマー群、スチレン、α−メチル
スチレン、メチルビニルケトン、ブチルビニルエーテ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルピリジン、ビ
ニルピロリドン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル、マレイン酸およびイタコン酸のモノま
たはジアルキルエステル、ビニル基を有するアルコキシ
シラン等のビニル系モノマー群を挙げることができる
が、必ずしもこれらに限定されるものではない。
単独重合あるいは、前述の付加重合性モノマー成分との
共重合を後述のポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂な
どの樹脂成分存在下で行うグラフト重合等の手法により
共重合体を得ることもできる。帯電防止剤(A)の平均
分子量(数平均分子量)は任意であるが、1000〜3
00000、さらに3000〜100000であること
が好ましい。この平均分子量が1000未満であると、
帯電防止剤(A)の背面転写性が悪化する傾向があり、
平均分子量が300000を越えると塗液の粘度が高く
なりすぎフィルムに均一に塗布し難くなる傾向がある。
示される共重合成分の比率を、特に限定するものではな
いが、10重量%以上が好ましく、さらに好ましくは1
5重量%以上、特に好ましくは20重量%以上であるこ
とが、帯電防止性の点で望ましい。本発明のフィルムの
帯電防止性塗膜には、塗膜と熱可塑性樹脂フィルムとの
接着をより強固なものとするために、前記帯電防止剤
(A)とバインダー樹脂(B)を併用することが好まし
い。このバインダー樹脂(B)としては、アクリル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ビニル樹
脂、ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエーテル
樹脂、水溶性樹脂等を例示することができ、これらの樹
脂から選ばれる1種以上の樹脂を用いることが好まし
い。特にアクリル樹脂またはポリウレタン樹脂またはポ
リエステル樹脂を用いると、帯電防止性塗膜とポリエス
テルフィルムとの密着性が良好になるため好ましい。
は、特に制限はないが、0℃以上であることが好まし
く、さらには20〜100℃であることが好ましい。前
記バインダー樹脂(B)であるアクリル樹脂は、アクリ
ル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸ソーダ、アクリル酸アンモニウ
ム、2−ヒドロキシエチルアクリレート、メタクリル
酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸ソーダ、メタクリル酸アン
モニウム、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、グリ
シジルメタクリレート、アクリロニトリル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチロールメタクリルア
ミド等として例示できるアクリル系モノマーをこれらの
化合物の中からそれぞれ適宜1つ以上選択して、常法の
重縮合反応によって合成することによって得ることがで
きる。これらのモノマーは、例えばスチレン、酢酸ビニ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ジビニルベンゼン、
スチレンスルホン酸ソーダ、ビニルスルホン酸ソーダ、
メタリルスルホン酸ソーダ等の他の不飽和単量体と併用
して重合することもできる。
重結合を有する付加重合性モノマーを後述のポリエステ
ルポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂成分
存在下で行うグラフト重合等の手法により共重合体を得
ることもできる。前記バインダー樹脂(B)であるポリ
ウレタン樹脂は、以下のようなポリオール、ポリイソシ
アネート、鎖長延長剤等を原料とする通常の重合反応に
よって合成することができる。ポリオールとしては、例
えば、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロ
ピレングリコール、ポリオキシプロピレントリオール、
ポリオキシテトラメチレングリコールの様なポリエーテ
ル類、ポリエチレンアジペート、ポリエチレン−ブチレ
ンアジペート、ポリプロピレンアジペート、ポリヘキシ
レンアジペート、ポリカプロラクトンのようなポリエス
テル類、アクリル系ポリオール、ひまし油などが挙げら
れる。
リレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネー
ト、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
1,5−ナフタレンジイソシアネートのような芳香族系
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネー
ト、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネートの様な脂肪族系ジイソ
シアネート等が挙げられる。鎖長延長剤または架橋剤と
しては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ジエチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、
ヒドラジン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−
ジアミノジシクロヘキシルメタン、水などが挙げられ
る。これらの化合物の中から適宜選択して、常法の重合
反応によって合成することによって得たポリウレタンを
用いることができる。
テル樹脂は、ジカルボン酸成分とグリコール成分とを構
成成分とする線状ポリエステルである。このジカルボン
酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、2,6ーナフタレンジカルボン酸、4,4−ジフェ
ニルジカルボン酸、1,4ーシクロヘキサンジカルボン
酸、アジピン酸、セバシン酸、フェニルインダンジカル
ボン酸、ダイマー酸等を例示することができる。これら
の成分は二種以上を用いることができる。さらに、これ
らの成分とともにマレイン酸、フマル酸、イタコン酸等
のような不飽和多塩基酸やp−ヒドロキシ安息香酸、p
−(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等のようなヒド
ロキシカルボン酸を少割合用いることができる。不飽和
多塩基酸成分やヒドロキシカルボン酸成分の割合は高々
10モル%、好ましくは5モル%以下である。
グリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグ
リコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、キシリレングリコール、ジメチロー
ルプロピオン酸、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ポリ(エチレンオキシ)グリコール、ポリ(テトラ
メチレンオキシ)グリコール、ビスフェノールAのアル
キレンオキサイド付加物、水添ビスフェノールAのアル
キレンオキサイド付加物等を例示することができる。こ
れらは2種以上を用いることができる。
リコール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加
物やプロピレンオキサイド付加物、1,4−ブタンジオ
ールが好ましく、さらにエチレングリコール、ビスフェ
ノールAのエチレンオキサイド付加物やプロピレンオキ
サイド付加物が好ましい。また、前記ポリエステル樹脂
には、水性液化を容易にするために若干量の、スルホン
酸塩基を有する化合物やカルボン酸塩基を有する化合物
を共重合させることが可能であり、その方が好ましい。
このスルホン酸塩基を有する化合物としては、例えば5
−Naスルホイソフタル酸、5−アンモニウムスルホイ
ソフタル酸、4−Naスルホイソフタル酸、4−メチル
アンモニウムスルホイソフタル酸、2−Naスルホイソ
フタル酸、5−Kスルホイソフタル酸、4−Kスルホイ
ソフタル酸、2−Kスルホイソフタル酸、Naスルホコ
ハク酸等のスルホン酸アルカリ金属塩系またはスルホン
酸アミン塩系化合物等が好ましく挙げられる。
は、例えば無水トリメリット酸、トリメリット酸、無水
ピロメリット酸、ピロメリット酸、トリメシン酸、シク
ロブタンテトラカルボン酸、ジメチロールプロピオン酸
等、あるいはこれらのモノアルカリ金属塩等が挙げられ
る。なお、遊離カルボキシル基は共重合後にアルカリ金
属化合物やアミン化合物を作用させてカルボン酸塩基と
する。これらの化合物の中からそれぞれ適宜1つ以上選
択して、常法の重縮合反応によって合成することによっ
て得たポリエステルを用いることができる。
と熱可塑性樹脂フィルムとの接着性を調節するため、上
記バインダー樹脂を併用して使用することができる。本
発明における帯電防止性塗膜を形成する塗液は、帯電防
止剤(A)5〜100重量%と、少なくとも1種のバイ
ンダー樹脂(B)0〜95重量%の固形分組成を含む水
性塗液であることが好ましい。さらに好ましくは、帯電
防止剤(A)10〜90重量%、少なくとも1種のバイ
ンダー樹脂(B)10〜90重量%の固形分組成を含む
水性塗液であることが好ましい。特に好ましくは、帯電
防止剤(A)の割合が、5重量%未満であると帯電防止
性が不足するようになることがある。
と熱可塑性樹脂フィルムとの接着を強固なものとし、帯
電防止性フィルムの耐ブロッキング性を良好なものとす
るため、第3成分として架橋剤、界面活性剤、滑剤等の
添加剤を配合することができる。これら第3成分の含有
量は、適宜最適化して使用することができるが、塗膜中
の全含有量として、50重量%未満であることが好まし
い。さらに好ましくは、1〜30重量%の範囲である。
かかる架橋剤としては、例えばメラミン架橋剤(メトキ
シメチルメラミン、メチロールメラミン等)、エポキシ
架橋剤(ポリグリセロールグリシジル等)、イソシアネ
ート架橋剤(オキシムブロックイソシアネート等)、ア
ジリジン架橋剤、カップリング剤を挙げることができ
る。
レンオキサイド単独重合体、アルキレンオキサイド共重
合体、脂肪族アルコール・アルキレンオキサイド不可
物、長鎖脂肪族置換フェノール・アルキレンオキサイド
不可物、多価アルコール脂肪酸エステル、長鎖脂肪族ア
ミドアルコール等のノニオン系界面活性剤、4級アンモ
ニウム塩を有する化合物、アルキルピリジニウム塩を有
する化合物、スルホン酸塩を有する化合物等のカチオン
系またはアニオン系界面活性剤等を挙げることができ、
特にノニオン系界面活性剤が塗膜とベースフィルムとの
接着性や帯電防止フィルムの耐ブロッキング性に対する
効果が優れるため好ましい。
ルシリカ、アルミナ等)、有機粒子(自己架橋スチレン
系粒子、自己架橋性アクリル系粒子、メラミン系樹脂、
ベンゾグアナミン系樹脂、シリコーン樹脂、フッ素系樹
脂等)を挙げることができる。本発明において、帯電防
止性塗膜は水性塗液(水を媒体とするもの)として塗布
して形成することが好ましいが、塗剤の安定性を助ける
目的で若干量の有機溶剤を含ませてもよいし、有機溶剤
を含有した塗液を塗布して形成することも可能である。
この有機溶剤としては、メチルエチルケトン、アセト
ン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シ
クロヘキサノン、n−ヘキサン、トルエン、キシレン、
メタノール、エタノール、n−プロパンノール、イソプ
ロパノール等を例示することができる。これらは単独
で、もしくは複数を組み合わせて用いることができる。
の乾燥塗膜厚さを満足する限り特に制限はないが、0.
1〜50重量%以上、さらには0.5〜30重量%であ
ることが好ましい。この濃度が0.1重量%未満である
と、十分な塗膜の帯電防止性能を得ることが難しくなる
場合があり、また50重量%を超えると塗布外観が悪化
等のため実用的塗布スピードを得ることが難しくなるこ
とがある。本発明においては、前述の各成分を含む塗液
を熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片面に塗布する
が、塗布対象としては、結晶配向が完了する前のフィル
ムが好ましい。この配向結晶が完了する前のフィルムと
しては、該熱可塑性樹脂を熱溶融してそのままフィルム
状となした未延伸フィルム、未延伸フィルムを縦方向ま
たは横方向の何れか一方に配向せしめた一軸延伸フィル
ム、縦方向および横方向の二方向に低倍率延伸配向させ
たもの(最終的に縦方向および横方向に再延伸して配向
結晶化を完了させる前の二軸延伸フィルム)等を例示す
ることができる。
としては、公知の任意の塗工法が適用できる。例えばロ
ッドコート法、ロールコート法、グラビアコート法、マ
イクログラビアコート法、リバースコート法、ロールブ
ラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート
法、含浸法およびカーテンコート法等を単独または組み
合わせて適用すると良い。塗布量は、特に制限はない
が、最終乾燥塗膜の厚さとしては、0.01〜1μmが
好ましく、さらに好ましくは0.03〜0.8μmであ
る。塗膜の厚さが0.01μm未満であると、帯電防止
性が不十分となることがあり、1μmを超えると、耐ブ
ロッキング性が低下することがある。
に塗液を塗布した後、乾燥、好ましくは延伸処理を行う
が、この工程は、適用する熱可塑性樹脂によりそれぞれ
異なる。例えばポリエステルフィルムの場合、この乾燥
は90〜130℃で2〜20秒間行うのが好ましい。こ
の乾燥は延伸処理の予熱処理ないし延伸時の加熱処理を
兼ねることができる。熱可塑性樹脂フィルムの延伸処理
は、温度70〜140℃で縦方向に2.5〜6倍、横方
向に2.5〜6倍、面積倍率で8倍以上、さらには9〜
30倍延伸するのが好ましい。再延伸する場合には、
1.05〜3倍の倍率で延伸するのが好ましい(但し、
面積倍率は前記と同じ)。延伸後の熱固定処理は最終延
伸温度より高くかつ融点以下の温度で1〜30秒行うの
が好ましい。例えばポリエチレンテレフタレートフィル
ムでは170〜240℃で2〜30秒熱固定するのが好
ましい。
えば表面固有抵抗率(温度23℃、湿度50%)が通常
3×1013Ω/□未満、好ましくは3×1012Ω/□で
あり、さらに好ましくは3×1010Ω/□未満のもの
で、接着性、帯電防止性、耐ブロッキング性、背面転写
性、耐削れ性に優れたものである。
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。本発明における評価は次に示す方法で行った。
カード社製高抵抗計:4329A(商品名)および測定
電極:16008A(商品名)を使用し、測定温度23
℃、測定湿度50%の条件調湿後、印加電圧100Vで
1分後の表面固有抵抗率(Ω/□)を測定し、以下の基
準で判定した。 ◎:3×1010Ω/□未満 ○:3×1012Ω/□未満 △:3×1013Ω/□未満 ×:3×1013Ω/□以上
0kg/cm2の荷重を加え、23℃×50%RHで、
20時間処理した後、非塗布フィルム表面の表面固有抵
抗率を前述1の条件で測定し、下記の基準により評価し
た。 ○:1×1014Ω/□以上 ×:1×1014Ω/□未満 なお、実験に用いた非塗布フィルムの表面固有抵抗率
は、1×1014Ω/□以上であった。
度計NDH−20Dによりフィルムの濁度を測定した。
塗布フィルムと非塗布フィルムの濁度と塗布フィルムの
濁度の差を測定し、以下の基準により評価した。○:フ
ィルム濁度差0.5%未満 △:フィルム濁度0.5%以上、1%未満 ×:フィルム濁度1%以上
チルベンジルアミンより合成した下式:
ジルアンモニウムクロライド,45重量%)、メトキシ
ポリエチレングリコールモノメタクリレート(新中村化
学社製NKエステル M−90G、45重量%)、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート(10重量%)を蒸留
水中に溶解しフラスコ内で約60℃に加熱拡販しながら
重合開始剤として2,2’−アゾビス(2−アミノジプ
ロパン)2塩酸塩を添加することで重合し、得た帯電防
止樹脂の水溶液。
のジメチルアミノエチルメタクリレートをアセトアセト
キシエチルメタクリレートとした帯電防止樹脂の水溶
液。 帯電防止剤(A3):ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム 帯電防止剤(A4):ポリスチレンスルホン酸ナトリウ
ム(日本NSC社製バーサTL−70)
ド,45重量%)、メトキシポリエチレングリコールモ
ノメタクリレート(新中村化学社製NKエステルM−9
0G、45重量%)、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート(10重量%)を蒸留水中に溶解しフラスコ内で約
60℃に加熱拡販しながら重合開始剤として2,2’−
アゾビス(2−アミノジプロパン)2塩酸塩を添加する
ことで重合し、得た帯電防止樹脂。
バイド工業社製、ニカゾール) (C)第3成分 架橋剤(C1):エポキシ架橋剤(ナガセケムテックス
社製、デナコール) 架橋剤(C2):メラミン架橋剤(大日本インキ社製、
ベッカミン) 界面活性剤(C3):ノニルフェノール系界面活性剤
(ライオン社製 リポノックス) 滑剤(C4):コロイダルシリカ(日産化学社製:スノ
ーテックス)
℃)のポリエチレンテレフタレート(平均粒径約2.4
μmのシリカ粒子を0.005%含有)のペレットを1
80℃熱風乾燥結晶下後、押出し機に供給し、280〜
300℃の温度でTダイからシート状に溶融押し出し
し、20℃に温度調整した鏡面冷却ドラム上にキャスト
・急冷し、厚さ約720μmの未延伸フィルムを得た。
次にこのフィルムを85℃で長手方向に3.7倍延伸
し、一軸延伸フィルムを得た。このフィルムに帯電防止
層として、高分子帯電防止剤:A1(99重量部)と界
面活性剤:C3(1重量部)を、イオン交換水で固形分
濃度5重量%に希釈し調整した塗布液をポリエステルフ
ィルムの片面に、バーコーターを用いて約6μm(we
t厚)塗布した。次に110〜150℃のゾーンで横方
向に3.9倍延伸し、230℃で熱処理して、結晶配向
の完了した厚さ50μmの二軸延伸ポリエステルフィル
ムを得た。この横方向の延伸処理以降の熱処理で塗膜を
乾燥させ帯電防止層を設けたフィルムを得た。この方法
によって得られたポリエステルフィルムのヘーズは1
%、全光線透過率は、89%であった。このフィルムの
特性を下記表2に示す。
する以外は実施例1と全く同様にして二軸延伸ポリエス
テルフィルムを得た。このフィルムの特性を表2に示
す。
以外は実施例1と全く同様にして二軸延伸ポリエステル
フィルムを得た。このフィルムの特性を表2に示す。 比較例5 実施例1において、組成物を塗布せずに得た二軸延伸ポ
リエステルフィルムの特性を表2に示す。
帯電防止性、背面転写性、透明性、耐熱性に優れた帯電
防止性フィルムを提供することができ、本発明の工業的
価値は高い。
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片面
に、下記一般式(I)で示される構造の繰り返し単位を
必須成分とする高分子帯電防止剤(A)を含む塗液を塗
布し、乾燥、延伸して設けられた帯電防止性塗膜を有す
ることを特徴とする帯電防止フィルム。 【化1】 (上記式中、R1はHまたはメチル基、R2は炭素数が1
〜5の脂肪族炭化水素基、R3およびR4はそれぞれ炭素
数が1〜4の脂肪族炭化水素基、R5は炭素数が1〜1
2の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、またはこれ
らの複合基、X-はアニオン性化合物を示す) - 【請求項2】 熱可塑性樹脂フィルムが、ポリエステル
フィルムであることを特徴とする請求項1記載の帯電防
止フィルム。 - 【請求項3】 帯電防止剤(A)が、一般式(I)で示
される構造の繰り返し単位を10〜100重量%含む重
合体であることを特徴とする請求項1記載の帯電防止フ
ィルム。 - 【請求項4】 塗液が、帯電防止剤(A)5〜100重
量%と、少なくとも1種のバインダー樹脂(B)0〜9
5重量%の固形分組成を含む水性塗液であることを特徴
とする請求項1記載の帯電防止フィルム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001330659A JP2003128819A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 帯電防止フィルム |
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