JPH1029285A - 陰極線管用ポリエステルフィルム - Google Patents

陰極線管用ポリエステルフィルム

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JPH1029285A
JPH1029285A JP8184844A JP18484496A JPH1029285A JP H1029285 A JPH1029285 A JP H1029285A JP 8184844 A JP8184844 A JP 8184844A JP 18484496 A JP18484496 A JP 18484496A JP H1029285 A JPH1029285 A JP H1029285A
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layer
polyester
antistatic
coating
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JP8184844A
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Kazuo Endo
一夫 遠藤
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Diafoil Co Ltd
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Diafoil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陰極線管製造コスト低減の要請に対応し、研
磨工程の合理化に大きく寄与することのできる、生産
性、透明性、帯電防止性、接着性に優れた新規な塗布層
を持つ陰極線管用ポリエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 550nmの光線透過率が80%以上で
ある二軸延伸ポリエステルフィルムの少なくとも片面に
多層の塗布層を有することを特徴とする陰極線管用ポリ
エステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産性、透明性、
帯電防止性、接着性に優れた新規な塗布層を持つ陰極線
管用ポリエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭用テレビ、工業用テレ
ビ、コンピュータ用ディスプレー等に陰極線管、特にカ
ラー陰極線管が大量に生産されている。これら陰極線管
用のパネルガラスは溶融ガラスを型で成形し生産されて
いるが、成形の時パネルガラス表面に凹凸が発生するの
で、パネルガラスの表面を研磨した上で使用に供してい
るのが現状である。
【0003】陰極線管のパネルガラスの表面が必要とさ
れる程度に平滑なものを得るには研磨工程が不可欠であ
る。そして陰極線管の製造工程の中で、この工程が占め
る時間とコストはパネルコストの20〜30%である。
この工程を合理化するべく、ポリエステルフィルムを陰
極線管のフェース面に密着させることが提案されてい
る。
【0004】しかしながら、プラスチックフィルム共通
の問題として静電気を帯びやすく、フィルム加工時ある
いは加工製品の走行性不良や汚れやすい等の問題があ
り、また、耐薬品性、耐溶剤性に優れる反面、各種の上
塗り剤との接着性に劣る。例えば、ガラス表面に接着剤
を介しポリエステルフィルムを密着させる場合、ガラス
表面との接着性が不十分である場合がある。
【0005】上記のような問題点を解決する方法の一つ
に、ポリエステルフィルムの表面にいわゆる下引き層を
設けることが知られている。その中でも特に、フィルム
製造工程中で塗布する「塗布延伸」法が経済的かつ特性
上も興味深い。これはインラインコーティングとも言わ
れている。そして従来は、縦延伸後横延伸前に実施され
てきた。その理由は、特公昭41−8470号公報に記
載されているとおりである。すなわち、縦延伸前に塗布
した場合には、加工条件によってはフィルムの延伸性に
問題が生じたり、延伸性が良好であっても延伸ロールと
の粘着を生じて塗布層の表面が荒れたり、延伸ロールへ
塗布層が剥離する場合があったからである。
【0006】ところで、上記の問題を解決するには、帯
電防止性であり、かつ上塗り剤易接着である塗布層を設
ける必要があった。そしてこのための塗料をいかに調整
するかに高い技術が要求された。帯電防止性のみを発揮
させる塗料処方、易接着性のみを発揮させる処方、それ
ぞれは比較的容易であるが、両者を兼ね備えた処方の開
発は非常に難しい。その一つの理由は、単純に両方の塗
料を混ぜただけでは、ほとんどの場合、両方の特性を満
足させられないことにある。さらに別の理由としては、
塗料のポットライフが短いことが上げられる。この理由
は、帯電防止剤と他のバインダーを混合した場合に、帯
電防止剤が凝集剤として働く場合が多いからである。工
業的に安価で多量に入手できる帯電防止剤としては、有
機系のノニオン性、アニオン性、カチオン性、両性の親
水性の強い化合物が挙げられる。これらの中には分散剤
として働く化合物もあるが凝集剤として働く化合物も多
い。特に強い帯電防止性を発揮するカチオン性帯電防止
剤ではその傾向が強い。例えば、ポリジメチルジアリル
アンモニウムクロリド、ポリビニルベンジルトリメチル
アンモニウムクロリドなどいずれも高い電荷密度をもつ
高分子電解質である。これらは、他の水溶性または水分
散性バインダーの凝集剤として働く。このため、上記の
ような帯電防止剤とバインダーを配合した塗料はそのポ
ットライフが短く、工業的な生産効率が非常に悪い。特
にカチオン型の高分子帯電防止剤は、排水の水処理に使
用される化合物もあり、この傾向が一層顕著である。ま
た、導電性微粒子を帯電防止剤として利用することも知
られているが、この場合も混合するバインダーによって
は塗料のポットライフが短い問題がやはり発生する。こ
れが顕著になると、塗料の増粘、あるいは凝集物が生じ
る。このためコーティングした際に塗布外観が悪くな
り、塗布スジやブツが発生する。また、導電性微粒子の
分散性が悪くなるため、帯電防止性能が低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであって、陰極線管製造コスト低減の要
請に対応し、研磨工程の合理化に大きく寄与することの
できる、生産性、透明性、帯電防止性、接着性に優れた
新規な塗布層を持つ陰極線管用ポリエステルフィルムを
提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
点に関して鋭意検討した結果、ポリエステルフィルムの
少なくとも片面に複数の塗布有するフィルムが上記の問
題を容易に解決し得ることを見いだし、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明の要旨は、550nmの
光線透過率が80%以上である二軸延伸ポリエステルフ
ィルムの少なくとも片面に多層の塗布層を有することを
特徴とする陰極線管用ポリエステルフィルムに存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のフィルムを構成するポリエステルとは、芳香族
ジカルボン酸またはそのエステルとグリコールとを主た
る出発原料として得られるポリエステルであり、例え
ば、繰り返し構造単位の80%以上がエチレンテレフタ
レート単位またはエチレン−2,6−ナフタレート単位
または1,4−シクロヘキサンテレフタレートを有する
ポリエステルを指す。そして、上記の範囲を逸脱しない
条件下であれば、他の第三成分を含有していてもよい。
【0010】芳香族ジカルボン酸成分としては、例え
ば、テレフタル酸および2,6−ナフタレンジカルボン
酸以外に、例えば、イソフタル酸、フタル酸、アジピン
酸、セバシン酸、オキシカルボン酸(例えば、p−オキ
シエトキシ安息香酸等)等を用いることができる。グリ
コール成分としては、エチレングリコール以外に、例え
ば、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
タンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
ネオペンチルグリコール等の一種または二種以上を用い
ることができる。
【0011】かかるポリエステルの極限粘度は、通常
0.45〜1.0、好ましくは0.50〜1.0、さら
に好ましくは0.52〜0.80である。極限粘度が
0.45未満では、フィルム製造時の生産性が低下した
り、フィルムの機械的強度が低下することがある。極限
粘度が1.0を超えると、ポリマーの溶融押出安定性が
劣るようになる傾向がある。
【0012】本発明のポリエステルフィルムは、フィル
ムに滑り性を与えて取扱い性を向上する目的で、ポリエ
ステルに粒子を含有させ、フィルム表面に適度な突起を
形成させてもよい。かかる粒子の例としては、炭酸カル
シウム、リン酸カルシウム、シリカ、カオリン、タル
ク、二酸化チタン、アルミナ、硫酸バリウム、フッ化カ
ルシウム、フッ化リチウム、ゼオライト、硫化モリブデ
ン等の無機粒子、架橋高分子粒子、シュウ酸カルシウム
等の有機粒子、およびポリエステル重合時に生成させる
析出粒子を挙げることができる。
【0013】本発明において、フィルムに含有させる粒
子の平均粒径は、通常3.0μm以下、好ましくは2.
5μm以下、さらに好ましくは2.0μm以下である。
平均粒径が3.0μmを超えると、フィルム表面が粗面
化し透明性が低下する傾向がある。また、ポリエステル
中の粒子含有量は、通常1.0重量%以下、好ましくは
0.5重量%以下、さらに好ましくは0.1重量%以下
である。粒子含有量が1.0重量%を超えると、フィル
ムの透明性が損なわれる傾向がある。
【0014】フィルム中に、上述の粒子を2種類以上配
合してもよく、同種の粒子で粒径の異なるものを配合し
てもよい。いずれにしても、フィルムに含有する粒子全
体の平均粒径、および合計の含有量が上記した範囲を満
足することが好ましい。粒子を含むポリエステルの製造
に際して、粒子はポリエステルの合成反応中に添加して
もポリエステルに直接添加してもよい。合成反応中に添
加する場合は、粒子をエチレングリコール等に分散させ
たスラリーとして、ポリエステル合成の任意の段階で添
加する方法が好ましい。一方、ポリエステルに直接添加
する場合は、乾燥した粒子として、または、水あるいは
沸点が200℃以下の有機溶媒中に分散したスラリーと
して、2軸混練押出機を用いてポリエステルに添加混合
する方法が好ましい。なお、添加する粒子は、必要に応
じ、事前に解砕、分散、分級、濾過等の処理を施してお
いてもよい。
【0015】粒子の含有量を調節する方法としては、上
記した方法で高濃度に粒子を含有するマスター原料を作
っておき、それを製膜時に、実質的に粒子を含有しない
原料で希釈して粒子含有量を調節する方法が有効であ
る。また、上記の突起形成剤以外の添加剤として、必要
に応じて、帯電防止剤、安定剤、潤滑剤、架橋剤、ブロ
ッキング防止剤、酸化防止剤、着色剤(染料、顔料)、
光線遮断剤、紫外線吸収剤などを含有していてもよい。
【0016】本発明のポリエステルフィルムは、最終的
に得られる特性が本発明の用件を満足する限り、多層構
造となっていても構わない。例えば、共押出積層フィル
ムであってもよい。この場合、ポリエステルフィルムに
関する上記の記述は、最表面層のポリエステルに適用さ
れる。二軸延伸ポリエステルフィルムの製造は、同時二
軸延伸、逐次二軸延伸のいずれかで実施されるが、特に
逐次二軸延伸が一般的である。すなわち、溶融押し出し
したポリエステルを冷却ドラムの上で冷却し未延伸フィ
ルムを作成し、これを周速差のある一群のロールで延伸
(縦延伸)し、この後フィルムの長手方向と垂直な方向
にクリップで保持しつつ延伸(横延伸)する。この変形
として、縦延伸、横延伸を何回かに分割して実施しても
よい。また分割しその一部ずつを交互に実施してもよ
い。例えば、高強度フィルムを再延伸法で製造する方法
がこれに相当する。
【0017】本発明における二軸延伸ポリエステルフィ
ルムは550nmの光線透過率が80%以上、好ましく
は85%以上である。550nmの光線透過率が80%
未満では、フィルムをガラスパネルに密着させ陰極線管
とした際、画面の鮮明度が低下するので好ましくない。
本発明で用いる帯電防止性塗布剤とは、その塗布剤中に
帯電防止剤を含有するものである。ここでの帯電防止剤
とは、例えば、有機系の化合物で、適度に吸湿して静電
気を逃がす効果を持つ化合物、有機電子伝導性の化合
物、そして導電性微粒子である。
【0018】有機系の吸湿して静電気を逃がす化合物と
は、ノニオン系、アニオン系、カチオン系、両性の化合
物等のいわゆる帯電防止剤と称されてきた化合物であ
る。ノニオン系帯電防止剤では、ポリエーテル化合物、
またはその誘導体が挙げられ、具体的には、例えば、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール/ポリプロピレングリコールブロ
ック共重合体、ポリオキシエチレンジアミン、ポリエー
テル/ポリエステル/ポリアミドブロック共重合体がこ
れに該当する。
【0019】アニオン系帯電防止剤としては、スルホン
酸、カルボン酸、リン酸、ホウ酸およびそれらの塩を持
つ化合物が挙げられる。これらの中では、その帯電防止
性の強さと工業的に入手しやすいことから、スルホン酸
系帯電防止剤がよく使用される。例えば、ポリスチレン
スルホン酸、ポリスチレンスルホン酸リチウム、ポリス
チレンスルホン酸ナトリウム、ポリスチレンスルホン酸
カリウム、ポリスチレンスルホン酸セシウム、ポリスチ
レンスルホン酸アンモニウム等である。もちろん、他の
共重合できるモノマーと、スチレンスルホン酸およびそ
の塩、との共重合体も含まれる。また、低分子のスルホ
ン酸系化合物も有効である。例えば、アルキルスルホン
酸塩、アルキル硫酸エステル等が挙げられる。例えば、
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィ
ンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸エステルナトリ
ウム塩、セチル硫酸エステルナトリウム塩、ステアリル
硫酸エステルナトリウム塩、オレイル硫酸エステルナト
リウム塩等である。
【0020】カチオン系帯電防止剤としては、低分子化
合物として、第1級アミンの塩酸塩、第2級アミンの塩
酸塩、第3級アミンの塩酸塩、第4級アンモニウム塩が
代表的である。用いられるアミンとしては、モノメチル
アミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ラウリル
アミン、ジラウリルアミン、ラウリルジメチルアミン、
ステアリルアミン、ジステアリルアミン、ステアリルジ
メチルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミ
ン、アミノエチルエタノールアミン、ピリジン、モルホ
リン、グアニジン、ヒドラジン等が挙げられる。また第
4級アンモニウム塩の例としては、ラウリルトリメチル
アンモニウムクロリド、ラウリルジメチルベンジルアン
モニウムクロリド、セチルピリジニウムクロリド、セチ
ルピリジニウムブロミド、ステアラミドメチルピリジニ
ウムクロリド、ラウリルトリメチルアンモニウムメトサ
ルフェート等が挙げられる。高分子カチオン系帯電防止
剤としては、第4級アンモニウム塩型スチレン重合体、
第4級アンモニウム塩型アミノアルキル(メタ)アクリ
レート重合体、第4級アンモニウム塩型ジアリルアミン
重合体等が挙げられる。具体的には、ポリビニルベンジ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリジメチルアミ
ノエチルメタクリレートの4級化物、ポリジアリルジメ
チルアンモニウムクロリド等である。
【0021】両性系帯電防止剤としては、アミン塩型カ
チオンを有するカルボン酸塩型両性界面活性剤、第4級
アンモニウム塩型のカチオンを有するカルボン酸塩型両
性界面活性剤(いわゆるベタイン型両性界面活性剤)が
有名である。例えば、ラウリルアミノプロピオン酸ナト
リウム、ラウリルジメチルベタイン、ステアリルジメチ
ルベタイン、ラウリルジヒドロキシエチルベタイン等が
挙げられる。
【0022】有機電子伝導性の化合物としては、ポリア
セチレン、ポリ(p−フェニレン)、ポリピロール、ポ
リチオフェン、ポリアニリン、ポリ(アリレンビニレ
ン)、ポリアセン等があげられる。これらは、従来高価
であり、また通常溶媒への溶解性があまり良くない。し
かし、例えば、スルホン酸残基を導入することによって
水に溶解するようになったタイプも開発されている。
【0023】導電性微粒子としては、カーボンブラッ
ク、金属微粉末、金属酸化物微粉末が挙げられる。例え
ば、銀、銅、ニッケル等の微粉末、または酸化アンチモ
ン、酸化インジウムなどの微粉末である。本発明におけ
る帯電防止性塗布剤とは、その塗布剤中に上記帯電防止
剤のほかに、バインダーを含有していてもよい。上記帯
電防止剤のうち、有機高分子を採用した場合には、それ
だけで十分な皮膜を形成する場合が多い。しかし有機高
分子系帯電防止剤の中には、塗膜がポリエステルの延伸
に追随しない場合もある。この場合、適当な柔軟性を持
つバインダーを混合するとよい。また有機高分子系帯電
防止剤の中には、逆に形成した塗膜が柔らかすぎる場合
もある。この場合には、やや硬いバインダーを混合する
とよい。帯電防止剤として有機低分子を採用した場合に
は、塗膜が柔らかすぎる場合が多い。また導電性微粒子
を採用した場合には、バインダーと併用する必要があ
る。
【0024】ここでいうバインダーとは、有機系の高分
子であり具体的には以下の化合物から選ばれる少なくと
も一種の化合物であり、これらを水系塗料の形で帯電防
止剤と混合する、ポリエステル、ポリ(メタ)アクリレ
ート、ポリウレタン、ポリオレフィン、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン、塩化ビニル酢酸ビ
ニル共重合体、クロロプレン、スチレン系樹脂、カーボ
ネート系樹脂、アリレート系樹脂、ビニルブチラール系
樹脂、ビニルアルコール系樹脂、上記の複合ポリマーが
挙げられる。複合ポリマーとは、ランダム、ブロック、
グラフトの各共重合体、シェル−コア型結合体である。
【0025】本発明における帯電防止性塗布剤とは、上
記以外に架橋剤、ワックス、架橋有機粒子、無機粒子を
含んでいてもよい。特にポリエステル中に粒子の少ない
高透明フィルムを基材とする場合、帯電防止性塗布層中
にワックス、または粒子を含んでいると良い。これは、
フィルムの縦延伸行程中でのロールによる傷入りを防止
するからである。
【0026】架橋剤は一般に種々の化合物が知られてい
るが、水系塗料で使用しやすい架橋剤としては、例え
ば、アミノ樹脂、特にメラミン系架橋剤と尿素系架橋
剤、エポキシ系架橋剤、アジリジン化合物、ブロックイ
ソシアネート系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、シラン
カップリング剤、チタンカップリング剤、ジルコーアル
ミネートカップリング剤、反応性のビニル化合物が挙げ
られる。
【0027】ワックスとしては、天然ワックス、合成ワ
ックス、それらの配合したワックスの中から選ばれたワ
ックスが挙げられる。天然ワックスとは、植物系ワック
ス、動物系ワックス、鉱物系ワックス、石油ワックスで
ある。合成ワックスとしては、合成炭化水素、変性ワッ
クス、水素化ワックス、脂肪酸、酸アミド、アミン、イ
ミド、エステル、ケトンが挙げられる。これらの中で使
いやすいワックスとしては、カルナウバワックス、ポリ
エチレンワックス、そして粘度平均分子量500〜20
000のポリマーである、ポリプロピレン、エチレン・
アクリル酸共重合体、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコールとポリプ
ロピレングリコールのブロックまたはグラフト結合体が
挙げられる。
【0028】有機粒子としては、炭素−炭素二重結合を
一分子中に2個以上含有する化合物(例えばジビニルベ
ンゼン)により架橋構造を達成したポリスチレンまたは
ポリアクリレートポリメタクリレートが挙げられる。さ
らに縮合反応のより合成される熱硬化性樹脂の粒子とし
て、メラミン−ホルムアルデヒド、ベンゾグアナミン−
ホルムアルデヒド、フェノール−ホルムアルデヒド、エ
ポキシ等が挙げられる。さらにポリテトラフルオロエチ
レン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポ
リビニリデンフルオライド、テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体、ポリクロロトリフルオロエチレン等のフッ素系樹脂
の粒子、架橋シリコーン樹脂の粒子が挙げられる。また
これらの粒子の表面は、有機物で表面処理されていても
よい。例えば、界面活性剤、分散剤としての高分子、シ
ランカップリング剤、チタンカップリング剤などで表面
処理されていてもよい。
【0029】無機粒子としては、二酸化ケイ素、アルミ
ナ、酸化ジルコニウム、カオリン、タルク、炭酸カルシ
ウム、酸化チタン、酸化バリウム、カーボンブラック、
硫化モリブデン、酸化アンチモン、等が挙げられる。こ
れらの中では、二酸化ケイ素が安価であり、かつ粒子径
が多種あるので利用しやすい。またこれらの粒子の表面
は、有機物で表面処理ざれていてもよい。例えば、界面
活性剤、分散剤としての高分子、シランカップリング
剤、チタンカップリング剤などで表面処理されていても
よい。
【0030】その他の添加剤として、消泡剤、塗布性改
良剤、増粘剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、染
料、顔料等を含んでいてもよい。本発明における塗布剤
は、安全衛生上、水を媒体とする塗布剤であることが望
ましいが、本発明の要旨を越えない範囲内で、水溶性ま
たは水分散性樹脂の助剤として有機溶剤を含有していて
もよい。上記記載の中の「水系塗料」についても同様で
ある。水を主な媒体とする場合は、上記に詳述した化合
物を界面活性剤などによって強制分散化した塗布剤であ
ってもよいが、自己分散型の塗布剤が塗料の分散安定性
の点から好ましい。自己分散型塗布剤とは、上記化合物
に化学結合により各種親水性基を導入した塗布剤であ
る。例えば、ノニオン性としては水酸基、ポリエーテ
ル、アニオン性としてはスルホン酸、カルボン酸、リン
酸およびそれらの塩、カチオン性としては四級アンモニ
ウム塩のようなオニウム塩のような親水性成分が挙げら
れるが、これらの化学種を共重合やグラフト処理により
導入し、自己分散型の塗布剤とすることができる。
【0031】本発明における機能性層とは、上記帯電防
止剤を構成する化合物群から帯電防止剤を除いた化合物
群の中から選ばれる化合物で構成される層である。ある
いは、帯電防止剤を含んでいても実質的に帯電防止性を
発揮しない程度の微量である場合である。その組成は、
フィルムの上に塗布、印刷される化合物とよく接着する
ようにするため、上に塗布される化合物により適宜変更
される。主成分としてはバインダーであり、助剤として
架橋剤、粒子などが挙げられる。
【0032】上述の塗布液をポリエステルフィルムに塗
布する方法としては、例えば、原崎勇次著、槙書店、1
979年発行、「コーティング方式」に示されるよう
な、リバースロールコーター、グラビアコーター、ロッ
ドコーター、エアドクターコーターあるいはこれら以外
の塗布装置を用いることができる。塗布液を塗布後乾燥
する際のフィルムの到達温度の上限は、好ましくは最終
的に得られるフィルムの(Tg+20℃)であり、さら
に好ましくは(Tg+10℃)であり、最も好ましくは
(Tg+5℃)である。なお、Tgはフィルムのガラス
転移温度を意味する。フィルムの到達温度が高すぎる
と、フィルムの製膜性が悪化する。
【0033】このようにして得られる塗布層の厚さは、
それぞれの層に関して最終製品における乾燥固形分とし
て、好ましくは0.005〜1.0μmの範囲であり、
さらに好ましくは0.01〜0.5μmの範囲であり、
最も好ましくは0.015〜0.2μmの範囲である。
塗布層の厚さは、薄くすることが好ましい。特に塗布層
厚みが1.0μmを超えるとブロッキング等の問題が生
ずる傾向がある。一方、塗布層の厚みが0.005μm
未満の場合には、所望の性能が得られないことがあり、
また塗布ムラや塗布ヌケが生じやすくなる傾向がある。
【0034】本発明の少なくとも片面に複数の塗布層を
有するフィルム製造方法としては二軸延伸後のフィルム
に複数の塗布層を設ける方法、ポリエステルフィルムの
製造工程内で、縦方向に延伸された一軸延伸フィルムの
少なくとも片面に塗布液を塗布した後、適当な乾燥を施
し、あるいは乾燥を施さず一軸延伸フィルムを直ちに横
方向に延伸し熱処理した二軸延伸フィルムに機能性層を
塗布する方法、ポリエステルフィルムの製造工程内で未
延伸フィルムの少なくとも片面に塗布液を塗布し、その
後、少なくとも一方向に延伸し、次い機能性層を塗布し
工程内で2層塗布フィルムを得る方法等がある。
【0035】次に、本発明のフィルムの製造法を具体的
に説明する。ポリエステル原料を、押出装置に供給し、
ポリエステルの融点以上の温度で溶融押出してスリット
状のダイから溶融シートとして押し出す。次に、溶融シ
ートを、回転冷却ドラム上でガラス転移温度以下の温度
になるように急冷固化し、実質的に非晶状態の未延伸シ
ートを得る。この場合、シートの平面性を向上させるた
め、シートと回転冷却ドラムとの密着性を高める必要が
あり、本発明においては静電印加密着法および/または
液体塗布密着法が好ましく採用される。
【0036】本発明においてはこの段階で上述の帯電防
止性塗布液を少なくとも一つの面に塗布後乾燥処理を施
すことが好ましい。このようにして得られた塗布処理未
延伸シートをまず縦方向に延伸する。延伸温度範囲は7
0〜150℃、延伸倍率は2.5〜6倍の範囲とするの
が好ましい。延伸は一段階または二段階以上で行うこと
ができる。この後、先の帯電防止性塗布層の少なくとも
一つの面の上に他の機能性層を塗布して設ける。次に横
方向、すなわち、縦方向と直交する方向に一軸配向フィ
ルムを一旦ガラス転移点以下に冷却するか、または冷却
することなく例えば90〜150℃の温度範囲に予熱し
て、さらにほぼ同温度の下で2.5〜5倍、好ましくは
3.0〜4.5倍に延伸を行い、二軸に配向したフィル
ムを得る。
【0037】かくして得られたフィルムを、30%以内
の伸長、制限収縮、または定長下で1秒〜5分間熱処理
することが好ましい。この際、熱処理工程内または熱処
理後に縦方向に10%以内、好ましくは5%以内の弛緩
処理する等の手法も、特に縦方向の熱収縮率を好適な範
囲とするために採用することができる。熱処理温度は、
延伸条件にもよるが、好ましくは180〜250℃、さ
らに好ましくは200〜230℃の範囲である。熱処理
温度が250℃を超えるとフィルム密度が高くなりすぎ
る傾向がある。また、塗布層の一部が熱分解を生ずる場
合もある。一方、180℃未満では、フィルムの熱収縮
率が大きくなる傾向がある。
【0038】なお、塗布剤のフィルムへの塗布性、接着
性を改良するため、塗布前にフィルムに化学処理や放電
処理を施してもよい。また、本発明の二軸延伸ポリエス
テルフィルムの塗布層の接着性、塗布性などを改良する
ために、塗布層形成後に塗布層に放電処理を施してもよ
い。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに詳細に
説明するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下
の実施例によって限定されるものではない。なお、実施
例中の評価方法は下記のとおりである。実施例および比
較例中、「部」とあるのは「重量部」を示す。 (1)ポリマーの極限粘度 [η] (dl/g) ポリマー1gをフェノール/テトラクロロエタン=50
/50(重量比)の混合溶媒100mlに溶解し、30
℃で測定した。
【0040】(2)光線透過率 ダブルビーム型分光光度計(日立製作所(株)製 22
8型)により、タングステンランプ光源を用いて波長3
50〜800nm領域で連続的に光線透過率を測定し、
記録チャートより550nm波長の光線透過率を読み取
った。 (3)表面固有抵抗(ρs) 横川・ヒューレット・パッカード(株)の、内側電極5
0mm径、外側電極70mm径の同心円型電極である1
6008A(商品名)に23℃、50%RHの雰囲気下
で試料を設置し、100Vの電圧を印加し、同社の高抵
抗計である4329A(商品名)で試料の表面固有抵抗
を測定した。
【0041】(4)ガラスパネルとの接着性 ガラスパネル表面上に下記の接着剤にて接着させたポリ
エステルフィルムを、1インチ幅でカットし、90度引
き出し法でピールテストを行い(引張り速度:2インチ
/分)、接着強度(kg/cm2 )を測定した。 [接着剤組成] KAYARAD R310(日本化薬(株)製) 25部 KAYARAD UX3024(日本化薬(株)製) 15部 カルビトールアクリレート 20部 フェノキシエチルアクリレート 35部 イルガキュア 184(チバガイギー社製) 4部 MARK LA82(旭電化工業(株)製) 1部
【0042】(5)画面の状態 ポリエステルシートを密着させたパネルガラスを目視観
察し、下記基準で評価した。 ○:パネルガラス表面に全く異常は見られない △:パネルガラスの表面に虹むらが見える ×:パネルガラスの表面にキズが目立つ (塗布剤の調整)下記表1−1および表1−2に示す水
性塗料原液を配合し、下記表2に示す組成の水性塗料を
調整した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】実施例1 平均粒子径1.1μmのシリカ粒子0.01部を含有す
る極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを常
法により乾燥して押出機に供給し、290℃で溶融して
シート状に押出し、静電印加密着法を用いて冷却ロール
上で急冷し、シート厚み1950μmの無定形シートを
得た。このフィルムの片面に、表2に示す水性塗料Y1
を塗布した。この後、フィルムに70℃の温風を吹き付
け、塗布液層を乾燥した。得られた未延伸シートをロー
ル延伸法を用いて縦方向に85℃で2.5倍延伸し、さ
らに95℃で1.3倍延伸た後、テンターにより横延伸
する前に、表2に示す水性塗料Z1を、上記Y1塗膜の
上に塗布し、フィルムをテンターに導いて、横方向に1
20℃で3.2倍延伸し、225℃で熱処理を行いフィ
ルム厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルムを
得た。得られたフィルムの極限粘度は0.583であっ
た。
【0047】実施例2〜3および比較例1〜2 実施例1においてシリカ粒子の粒径、含有量を下記表3
に示す組成に変える以外は実施例1と同様の方法で、フ
ィルム厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム
を得た。 比較例3〜7および実施例4〜5 実施例1において水性塗料の組成、塗布を表3に示す組
成に変える以外は実施例1と同様の方法でフィルム厚み
188μmの二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得
られた二軸延伸ポリエステルフィルムの特性をまとめて
表3及び表4に示した。
【0048】
【表4】
【0049】
【発明の効果】本発明のフィルムによれば、陰極線管製
造工程を大幅に合理化することができ、その工業的価値
は極めて高い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 550nmの光線透過率が80%以上で
    ある二軸延伸ポリエステルフィルムの少なくとも片面に
    多層の塗布層を有することを特徴とする陰極線管用ポリ
    エステルフィルム。
  2. 【請求項2】 未延伸ポリエステルフィルムの少なくと
    も片面に帯電防止性塗布剤を塗布、乾燥して塗布層を形
    成した後、少なくとも一方向に延伸して得られるフィル
    ムの塗布層の少なくとも1つの面の上に、他の機能性層
    を有することを特徴とする請求項1記載の陰極線管用ポ
    リエステルフィルム。
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