JP2003128373A - 乗客コンベアの据付工法 - Google Patents

乗客コンベアの据付工法

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JP2003128373A
JP2003128373A JP2001326548A JP2001326548A JP2003128373A JP 2003128373 A JP2003128373 A JP 2003128373A JP 2001326548 A JP2001326548 A JP 2001326548A JP 2001326548 A JP2001326548 A JP 2001326548A JP 2003128373 A JP2003128373 A JP 2003128373A
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JP
Japan
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passenger conveyor
installation method
present
floor
existing
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JP2001326548A
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English (en)
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Hiroyuki Matsuoka
弘行 松岡
Yoshitaka Yamazaki
芳孝 山崎
Chuichi Saito
忠一 斎藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設階段通行者の通行を円滑に且つ安全なも
のとする乗客コンベアの据付工法を提供する。 【解決手段】 既設階段2の近傍に乗客コンベア5を据
付ける乗客コンベアの据付工法において、前記既設階段
2から延長される通行路の幅寸法より小さい幅寸法で乗
客コンベア5を養生する養生囲い1を設置し、この養生
囲い1内で前記既設階段2の長手方向と延長上に乗客コ
ンベア5を据付ける工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアの据
付工法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バリアフリーを実現するため、エ
スカレータや動く歩道等の乗客コンベアが多く設置され
る傾向にあり、特に駅舎においてはその公共性の高さか
ら多台数の乗客コンベアが設置されている。
【0003】そして、この駅舎に乗客コンベアを据付け
る据付工法としては、既設階段を取り壊して設置する方
法が一般的であるが、この既設階段の取り壊しには多大
な時間と費用を要することから、既設階段には手を加え
ず、この既設階段の長手方向と平行に乗客コンベアを設
置するものが特開2000−26056号公報にて提案
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、据付時における階段通行者に対する考慮が十分な
されていないため、その通行を妨げてしまい通行者に不
便となる懸念があった。
【0005】本発明は上記不都合を鑑みて為されたもの
で、その目的は、既設階段通行者の通行を円滑に且つ安
全なものとする乗客コンベアの据付工法を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、上記目的を達成するために、既設階段の近傍に乗客
コンベアを据付ける乗客コンベアの据付工法において、
前記既設階段から延長される通行路の幅寸法より小さい
幅寸法で乗客コンベアを養生する養生囲いを設置し、こ
の養生囲い内で前記既設階段の長手方向延長上に乗客コ
ンベアを据付けることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項1によれば、上記したよう
に既設階段から延長される通行路の幅寸法より小さい幅
寸法にて乗客コンベアを囲うよう養生囲いを設置したた
め、養生囲いの側方に通行路を確保でき、通行人はこの
通行路を通行し既設階段を円滑に利用することが可能で
ある。
【0008】また請求項2に係わる本発明は、前記乗客
コンベアは、前記既設階段の上端部が支持される床面と
同一床面に設けた開口にその上端部が支持されるよう設
置され、前記養生囲いは、前記開口及び前記床面から前
記既設階段の下端部が支持される床面までを囲うよう設
置されることを特徴とする。
【0009】請求項2に係わる本発明では、上記したよ
うに乗客コンベアが設置される空間を覆うよう養生囲い
を設置するため、養生囲い側方を通行する通行者の安全
を確保できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明である乗客コンベア
の据付工法の一実施の形態を図1乃至図12に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明である乗客コンベアの
据付工法の手順を示すフローチャート、図2から図10
は本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コンベアの
設置状態を示す側断面図、図11、図12は本発明の養
生囲いの設置状態を示す平面図である。また、本実施の
形態では、乗客コンベアの一例としてエスカレータを、
既設階段の設置される建屋は駅舎である状態を取上げて
説明する。
【0011】本発明であるエスカレータの据付工法を適
用する建屋構造は、図2に示すように、プラットフォー
ム床3と、コンコース床4と、その上下端部2a、2b
で前記プラットフォーム床3及びコンコース床4とを連
絡する既設階段2とを備えて構成されている。
【0012】そして本発明であるエスカレータの据付工
法は、まず図2に示すように、エスカレータの上端部2
aが支持される開口を穿設するプラットフォーム床3の
周囲と、この開口周囲から下方に向けてエスカレータが
設置される予定空間とを覆うよう養生囲い1を設置する
(S1)。
【0013】次に、図3に示すように上記した開口3a
を穿設する(S2)とともに、前記コンコース床4に掘削
部4aを設け、図4に示すように前記養生囲い1内にエ
スカレータ5を搬入する(S3)。そして、図5に示すよ
うに、搬入したエスカレータの上下部フレーム5a、5
bを接続する(S4)とともに、図6、図7に示すように
フレーム5a、5b上に欄干51a、51bなどを組み込
みエスカレータ5の組立てを完了する(S6)。
【0014】次に、図8に示すように、プラットフォー
ム床3に設けた揚重器6aと、図示しない門型雇に設置
された揚重器6bとを用いてエスカレータ5を吊上げ
て、図9に示すように、その上端部5aを前記開口3a
に、その下端部5bを前記コンコース床4の掘削部4a
に支持させるようエスカレータ5を据付ける(S7)。ま
たこの時、エスカレータ5は、既設階段2の長手方向延
長線上となるように据付けられなければならない。
【0015】そして最後に図10に示すように、養生囲
い1を撤去すれば(S8)、本発明の据付工法は完了す
る。
【0016】本実施の形態において、上述した養生囲い
1は、図11及び図12に示したように、既設階段2か
ら延長される通行路であるプラットフォーム床3及びコ
ンコース床4の幅寸法より小さい幅寸法にて形成したた
め、養生囲い1側方のプラットフォーム床3及びコンコ
ース床4に通行路を確保でき、通行者は、この通行路を
利用することにより円滑に既設階段を利用可能である。
【0017】また、本発明の据付工法では、エスカレー
タ5の上端部5aが支持される床面であるプラットフォ
ーム床3に設けた開口3a及び前記プラットフォーム床
3から前記既設階段2の下端部2bが支持されるコンコ
ース床4までを囲って設置されるため、エスカレータ5
を外部から完全に遮断可能であり、通行者は安全にその
通行が可能である。
【0018】なお、上述した開口3aの穿設及び掘削部
4aの掘削は、通行者の通行の無い終電後から始発まで
の時間帯に行い、始発が運転される時間には仮床を設け
て通行人の通行を可能としておけば、上記した養生囲い
1の設置期間を大きく短縮でき、通行人の利便性が高ま
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のような乗客コンベアの
据付工法としたため、既設階段通行者の通行を円滑に且
つ安全なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である乗客コンベアの据付工法の手順を
示すフローチャートである。
【図2】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図3】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図4】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図5】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図6】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図7】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図8】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図9】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コン
ベアの設置状態を示す側断面図である。
【図10】本発明の据付工法の各手順を説明する乗客コ
ンベアの設置状態を示す側断面図である。
【図11】本発明の据付工法で用いる養生囲いの設置状
態を示す平面図である。
【図12】本発明の据付工法で用いる養生囲いの設置状
態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 養生囲い 2 既設階段 2a 既設階段上端部 2b 既設階段下端部 3 プラットフォーム床 3a 開口 4 コンコース床 5 エスカレータ 5a エスカレータ上端部 5b エスカレータ下端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 芳孝 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 斎藤 忠一 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 Fターム(参考) 3F321 AA01 AA04 CD20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設階段の近傍に乗客コンベアを据付け
    る乗客コンベアの据付工法において、 前記既設階段から延長される通行路の幅寸法より小さい
    幅寸法で乗客コンベアを養生する養生囲いを設置し、こ
    の養生囲い内で前記既設階段の長手方向延長上に乗客コ
    ンベアを据付けることを特徴とする乗客コンベアの据付
    工法。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記乗客コン
    ベアは、前記既設階段の上端部が支持される床面と同一
    床面に設けた開口にその上端部が支持されるよう設置さ
    れ、前記養生囲いは、前記開口及び前記床面から前記既
    設階段の下端部が支持される床面までを囲うよう設置さ
    れることを特徴とする乗客コンベアの据付工法。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、前記開口の穿
    設作業は、通行者の比較的少ない時間帯に行い、通行者
    の多い時間帯となる前に仮床にて覆って通行者が通行可
    能に復帰させることを特徴とする乗客コンベアの据付工
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199441A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの架設方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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