JPH07179283A - 通路設備 - Google Patents

通路設備

Info

Publication number
JPH07179283A
JPH07179283A JP5327160A JP32716093A JPH07179283A JP H07179283 A JPH07179283 A JP H07179283A JP 5327160 A JP5327160 A JP 5327160A JP 32716093 A JP32716093 A JP 32716093A JP H07179283 A JPH07179283 A JP H07179283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stair
armoring
stairs
board
escalator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5327160A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Saito
忠一 斎藤
Tatsuo Baba
辰夫 馬場
Kenji Hosaka
賢二 穂坂
Kazuyoshi Takizawa
和義 滝沢
Yoshimasa Yamamoto
喜正 山本
Yoshihiro Tamura
喜博 田村
Yoshio Shimada
由雄 島田
Takeshi Sakagami
剛 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, East Japan Railway Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5327160A priority Critical patent/JPH07179283A/ja
Publication of JPH07179283A publication Critical patent/JPH07179283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 階段部分に乗客コンベアを設置する際に、階
段幅の拡大と建築費の低減を図った通路設備を提供す
る。 【構成】 乗客コンベア24を建築の階段11の上に乗置
し、この階段11に面する側の外装板37の下端部を階段11
の踏面60近くまで垂下させる一方、外装板37の下端部を
階段11の傾斜角度に沿う形状とし、さらに外装板37の下
端部には、階段11の踏面60と段差61に略合致する鋸歯状
の下辺部を有する仕切体59を設けた。又、外装板37と仕
切体59とは乗客コンベア24の主枠体30に固定する取付構
造とした。 【効果】 エスカレータと階段との傾斜角度に差が生じ
ても、主枠体の角度を変更せずに外装板の上下寸法の変
更のみで対応できる。又、階段のエスカレータ側の建築
作業は皆無となり、特に既設の階段を改造してエスカレ
ーターを設置する場合に好都合である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通路設備に係り、特に、
歩行者通路である階段の上に載せる形でエスカレーター
や電動道路等の乗客コンベアを設置した通路設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建築構造物の歩行者通路である階
段部分に、乗客コンベアを設置した通路設備の例は、特
開昭50−54088号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、階段
幅の拡大と、乗客コンベアの設置に伴う建築費の低減に
ついて、配慮がなされていなかった。
【0004】本発明の目的は、階段部分に乗客コンベア
を設置する際に、階段幅の拡大と建築費の低減を図った
通路設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、階段を有する傾斜通路の上に、主枠体、
欄干及び外装板から成る傾斜型乗客コンベアを設置し、
前記外装板の下端部を、前記階段の路面近くに位置させ
ると共に、該階段の傾斜角度に沿う形状とし、かつ、こ
の外装板の下端部には、前記階段の踏面及び段差に略合
致する鋸歯状の下辺部を有する仕切体を設けたことを特
徴とするものである。また、前記外装板と前記仕切体と
は、前記主枠体に強度保持される構成であることを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、乗客コンベアと階段との仕
切りは、外装板と仕切体とだけで行われ、かつ、外装板
の下端部は、階段の傾斜角度と略一致しているので、例
えば乗客コンベアと階段とで角度差がある場合でも、主
枠体の傾斜角度を変更しなくても主枠体底部と階段との
間を外装板によって塞ぐことができる。また、仕切体は
背の低い部材であるので、階段を塞ぐための鋸歯状の加
工を容易に実施できる。さらに、これら外装板と仕切体
とは、乗客コンベアの主枠体に強度保持される構造であ
り、かつ、乗客コンベアと階段とは、従来のような建築
の側壁なしで仕切られるので、乗客コンベアの設置に伴
う階段側部の建築費は不要となるほか、階段自身の幅も
広く活用できる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1乃至図4を参
照して説明する。例えば、複数階床を有する駅の建築物
10には、ホーム通路51と橋上通路52を接続する階
段11が設けられている。この階段11は、支持体1
2、13、屋根14などから成り、その幅方向の一方の
側に寄った位置に、傾斜型乗客コンベアの一つであるエ
スカレータ24が、1台あるいは数台設置されている。
このエスカレータ24は、上弦材27、下弦材28、及
びこれらの間を連結する連結部材29でトラス構造体を
形成する側枠体25、26を、左右に有する主枠体30
と、この主枠体30に支持され無端状に連結されて移動
回転する複数の踏段33と、左右一対の欄干34とを備
えている。
【0008】尚、主枠体30は一端部に水平な上部機械
室を、他端に水平な下部機械室を、中間に傾斜部を有す
る。また、左右の側枠体25、26の上部には、夫々取
付金具53を介して、欄干パネル35が踏段33の移動
方向に沿って立設されて欄干34を構成している。欄干
パネル35の周縁には、踏段33と同期して移動回転す
る移動手摺36A、36Bが案内支持されている。そし
て欄干パネル35の固定部を被うように内デッキカバー
54、外デッキカバー55、スカートガード56が設け
られている。
【0009】一方、階段11側に位置する側枠体26の
外側は外装板37で被われ、この外装板37は、階段1
1の頂部38の近くまで平行に下方に延在しており、そ
の下端部は、階段11の傾斜角度に沿って、エスカレー
タ24の長手方向に分割配置されている。そして、この
外装板37の下端部は、エスカレータ24側に凹となる
段差部57を備え、この段差部57に密着して、ビス5
8等で固設される仕切体59が設けられている。ここ
で、仕切体59は、外装板37の下端部から、階段11
の踏面60と、段差(蹴上げ61)とに合致する形状の
鋸歯部62を有していて、階段11とエスカレータ24
との間を塞ぐ構造になっている。なお、この外装板37
と仕切体59とは、補強体63、64で主枠体30に強
度保持されている。
【0010】上記の構成は、階段11の傾斜部17部分
では図2に、中間水平部19部分では図3に示すよう
に、踏段33と階段11との間に高さの差(H1 とH2
は高さが異なる)が生じた場合でも、外装板37の下端
部を、階段11の間隔(図4のh)を略同一としたうえ
で仕切体59を設けたものであり、例え、エスカレータ
24と階段11との傾斜角度に差が生じても、主枠体3
0の角度を変更せずに外装板37の上下寸法の変更のみ
で対応できる。また、階段11のエスカレータ24側の
建築作業は皆無となる。以上の構成は、特に既設の階段
を改造してエスカレーターを設置する場合に好都合であ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
階段部分に乗客コンベアを設置する際に、階段幅の拡大
と建築費の低減を図った通路設備を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通路設備の一実施例を示す一部破
断側面図である。
【図2】図1のI−I線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1の要部斜視断面図である。
【符号の説明】
10 建築物 11 階段 12、13 支持体 14 屋根 17 傾斜部 19 踊場水平路 24 エスカレータ 25、26 側枠体 27 上弦材 28 下弦材 29 連結部材 30 主枠体 33 踏段 34 欄干 35 欄干パネル 36A、36B 移動手摺 37 外装板 38 階段頂部 51 ホーム通路 52 橋上通路 53 取付金具 54 内デッキカバー 55 外デッキカバー 56 スカートガード 57 段差部 58 ビス 59 仕切体 60 踏面 61 段差(蹴上げ) 62 鋸歯部 63、64 補強体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穂坂 賢二 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 滝沢 和義 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 山本 喜正 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 田村 喜博 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 島田 由雄 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 坂上 剛 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段を有する傾斜通路の上に、主枠体、
    欄干及び外装板から成る傾斜型乗客コンベアを設置し、
    前記外装板の下端部を、前記階段の路面近くに位置させ
    ると共に、該階段の傾斜角度に沿う形状とし、かつ、こ
    の外装板の下端部には、前記階段の踏面及び段差に略合
    致する鋸歯状の下辺部を有する仕切体を設けたことを特
    徴とする通路設備。
  2. 【請求項2】 前記外装板と前記仕切体とは、前記主枠
    体に強度保持される構成であることを特徴とする請求項
    1記載の通路設備。
JP5327160A 1993-12-24 1993-12-24 通路設備 Pending JPH07179283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5327160A JPH07179283A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 通路設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5327160A JPH07179283A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 通路設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07179283A true JPH07179283A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18195983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5327160A Pending JPH07179283A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 通路設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07179283A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1108635A1 (en) 1999-12-16 2001-06-20 Hitachi, Ltd. Platform arrangement
JP2006027892A (ja) * 2004-07-22 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの欄干
CN102849592A (zh) * 2012-08-30 2013-01-02 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种用于扶梯的拼接式总成侧板

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1108635A1 (en) 1999-12-16 2001-06-20 Hitachi, Ltd. Platform arrangement
JP2006027892A (ja) * 2004-07-22 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの欄干
JP4528572B2 (ja) * 2004-07-22 2010-08-18 三菱電機株式会社 乗客コンベアの欄干
CN102849592A (zh) * 2012-08-30 2013-01-02 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种用于扶梯的拼接式总成侧板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0215903Y2 (ja)
KR20190018646A (ko) 빌딩의 현대화 방법 및 빌딩에 형성된 리프트 시스템을 구비한 구조체
US4315389A (en) Self-supporting outer metallic stairway
JPH07179283A (ja) 通路設備
KR20210121703A (ko) 계단실 폭이 좁혀진 계단 난간 구조체
JP3143818B2 (ja) 通路設備
JPH082866A (ja) 乗客コンベア
JPH07179284A (ja) 通路設備
JP3435201B2 (ja) 通路設備
JPH07215647A (ja) エスカレータの仮設階段
JP3612468B2 (ja) 中間踊り場付き階段用通路設備
JP3603690B2 (ja) 乗客コンベア
JPH07291569A (ja) 乗客コンベアの安全設備
JP2002332183A (ja) 乗客コンベアの欄干リニューアル方法
JP2000335861A (ja) 乗客コンベヤーの設置方法
JPH07315743A (ja) 乗客コンベアの安全設備
JP3211437B2 (ja) 乗客コンベア
JP3599620B2 (ja) 乗客コンベア
JP3496656B2 (ja) 通路設備並びに通路設備用乗客コンベア
JP3757046B2 (ja) 乗客コンベア
JPH10182047A (ja) 乗客コンベアの透明型欄干用フェンス体
JPS583815Y2 (ja) エスカレ−タあるいは電動道路の欄干
JP4246936B2 (ja) 乗客コンベアの欄干構造
JPS6151478A (ja) 乗客コンベヤ
JP3205330B2 (ja) エスカレーター装置