JP4528572B2 - 乗客コンベアの欄干 - Google Patents
乗客コンベアの欄干 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4528572B2 JP4528572B2 JP2004213698A JP2004213698A JP4528572B2 JP 4528572 B2 JP4528572 B2 JP 4528572B2 JP 2004213698 A JP2004213698 A JP 2004213698A JP 2004213698 A JP2004213698 A JP 2004213698A JP 4528572 B2 JP4528572 B2 JP 4528572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deck
- passenger conveyor
- plate
- corner
- existing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
図1は既設乗客コンベアの本体枠(トラス)に新設乗客コンベアの欄干を乗せた欄干側面図、図2は新設乗客コンベア(現行品)の意匠ライン25を示す欄干側面図、図3は既設乗客コンベアの意匠ライン24を示す欄干側面図、図4は図2のB−B線に沿った断面図、図5は図3のA−A線に沿った断面図である。図中、1は既設乗客コンベアの外装板、1aは新設乗客コンベア(現行品)の外装板、2は外デッキ、3は外デッキ2の拡張部であるコーナーデッキ、5は乗客コンベアの本体枠(トラス)、12は内デッキ、13は移動手摺、14はパネル、15は欄干、16はステップ、17は外デッキ受け、18は内デッキ受け、19はパネル保持具、20はスカートパネル、24は既設乗客コンベアの意匠ライン、25は新設乗客コンベア(現行品)の意匠ライン、aは本体枠5と既設乗客コンベアのコーナーデッキ3下端部との間の隙間、bは本体枠5と新設乗客コンベア(現行品)のコーナーデッキ3下端部との間の隙間、cは既設乗客コンベアのデッキと新設乗客コンベア(現行品)のデッキの傾斜部ラインに形成される隙間、dは既設乗客コンベアのデッキと新設乗客コンベア(現行品)のデッキの水平部ラインに形成される隙間である。なお、図1の例においては、下部は既設乗客コンベアに合わせて新設乗客コンベア(現行品)のニュアル部先端をS寸法ずらして設計、製作し、かつ上部は既設乗客コンベアに対して新設乗客コンベア(現行品)の方がニュアル部先端がU寸法長いため、新設乗客コンベアに合わせて既設乗客コンベアのニュアル先端よりU寸法延長した一例である。したがって、既設乗客コンベア、および新設乗客コンベア(現行品)の欄干断面基本寸法が異なっていることと、上記構成により、隙間cおよび隙間dが生じる。
図1〜図5から明らかなように、既設乗客コンベアの欄干意匠ライン24と新設乗客コンベア(現行品)の欄干意匠ライン25との違いから、既設乗客コンベアの外装板1を撤去せずにそのまま流用しようとすると、新設乗客コンベア(現行品)の外デッキ2の拡張部であるコーナーデッキ3下端部との間に隙間cおよび隙間dが発生する。
図6はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの欄干構造を示す要部断面図である。
図6において、1は既設乗客コンベアの外装板、2は外デッキ、3は外デッキ2の拡張部であるコーナーデッキ、4は既設乗客コンベアの外装板1の上端部とコーナーデッキ3下端部との間に発生する隙間cおよび隙間dを塞ぐためのデッキプレートで、その下半部内面が外装板1の上端部外面に重合接触しており、上端部外面がコーナーデッキ3下端部内面に重合接触している。5は乗客コンベアの本体枠(トラス)、6はデッキプレート4の内面に長手方向に亘って植設固定された複数の支持ボルト、7は本体枠5の上面部に水平部を固定ボルト8により固定された断面L字状のデッキベースで、このデッキベース7の垂直部にデッキプレート4の支持ボルト6を貫通させ、両側よりナットを締め付けて支持固定している。9はデッキベース7の垂直部でかつ支持ボルト6貫通部の下方に設けられた押しボルトで、この押しボルト9はその頭部を回転させることにより、先端部が外装板1の上端部内面を押圧し、デッキプレート4側に密着させることができる。11は外装板1の内面に貼り付けられた補強板、12は内デッキ、14はパネル、16はステップ、17は外デッキ受け、18は内デッキ受け、19はパネル保持具、20はスカートパネルである。
図7はこの発明の実施の形態2における乗客コンベアの欄干構造を示す要部断面図である。
図7において、デッキプレート4を予め外デッキ2の拡張部であるコーナーデッキ3と同一の材質および同一の表面仕上げで製作し、このデッキプレート4の上端部を外デッキ2の拡張部であるコーナーデッキ3の下端21に突き当て接触させることにより設置したので、デッキプレート4がコーナーデッキ3の延長部位となり、一体感を得ることが可能となる。またデッキプレート4の取り付け構成および調整機構等は、図6と同様であり、新設乗客コンベアの意匠として同様に見栄えの良いものとすることが可能となる。
図8はこの発明の実施の形態3における乗客コンベアの欄干構造を示す要部断面図である。
図8において、デッキプレート4を予め流用する既設乗客コンベアの外装板1と同一の材質および表面仕上げで製作し、このデッキプレート4の下端部を既設乗客コンベアの外装板1の上端22に突き当て接触させることにより設置したので、デッキプレート4が既設乗客コンベアの外装板1の延長部位となり、一体感を得ることが可能となる。またデッキプレート4の取り付け構成および調整機構等は、基本的に図6と同様である。更にまた乗客コンベア幅方向の微調整を可能にするためのボルト付ベースプレート10を既設乗客コンベアの外装板1の補強板11の上端部内面に接着固定して構成されている。またボルト付ベースプレート10は接着でなくビス等で固定しても同様な効果が得られることは明白である。この実施の形態3においても、図7と同様に新設乗客コンベアの改修工事として意匠的に見栄えの良いものとすることが可能となる。
図9はこの発明の実施の形態4における乗客コンベアの欄干構造を示す要部断面図である。
図9において、外デッキ2の拡張部であるコーナーデッキ3を予めデッキプレート4を含む断面L字状の一体型コーナーデッキ23とすることにより、上述と同様な効果を得られることは明白である。但し、水平部および中間部の直線部を除く上曲部および下曲部は、曲げ寸法が大きいことから製作が困難であるため、従来の形状で分割製作した後に溶接等で一体形状としてもよい。
図10はこの発明の実施の形態5における乗客コンベアの欄干構造を示す要部側面図、図11は図10のC−C線に沿った断面図、図12は図10のD−D線に沿った断面図である。
図10〜図12において、デッキプレート4の内面側に任意の間隔でクリップ30、当て板31を溶接により取り付けている。そして、デッキプレート4の上端部外面をコーナーデッキ3の下端部内面に固定し、既設乗客コンベアの外装板1の上端部をクリップ30とデッキプレート4間に嵌め込んで支持し、外装板1の上辺が当て板31の下端部に当接するまで押し上げることにより、組立が完了する。これにより、本体枠5にデッキベース7を設ける必要がないため、組立時間を短縮し、更にコストを低減することができる。
1a 新設乗客コンベアの外装板
2 外デッキ
3 コーナーデッキ
4 デッキプレート
5 本体枠(トラス)
6 支持ボルト
7 デッキベース
8 固定ポルト
9 押しボルト
10 ボルト付きベースプレート
11 外装板の補強板
12 内デッキ
13 移動手摺
14 パネル
15 欄干
16 ステップ
17 外デッキ受け
18 内デッキ受け
19 パネル保持具
20 スカートパネル
21 下端
22 上端
23 一体型コーナーデッキ
24 既設乗客コンベアの意匠ライン
25 新設乗客コンベアの意匠ライン
Claims (4)
- 既設乗客コンベアの改修工事において、撤去せずにそのまま流用される既設乗客コンベアの垂直の外装板と、
新設乗客コンベアの外デッキの拡張部である水平のコーナーデッキと、
前記既設乗客コンベアの外装板の上端部と前記新設乗客コンベアのコーナーデッキの下端部との間に設けられ、改修工事により前記両者間に発生する垂直方向の隙間を塞ぐための垂直のデッキプレートと、
前記デッキプレートの垂直内面に長手方向に亘って固定された複数の支持ボルトと、
乗客コンベアの本体枠上に固定され、前記デッキプレートの支持ボルトを貫通させて支持固定するためのデッキベースと、
前記デッキベースの垂直部でかつ前記支持ボルト貫通部の下方に設けられ、先端部が前記外装板の上端部内面を押圧して前記デッキプレート側に密着させる押しボルトと、
を備えたことを特徴とする乗客コンベアの欄干。 - デッキプレートは、新設乗客コンベアのコーナーデッキと同一の材質で同一の表面仕上げとし、上端部をコーナーデッキの下端部へ突き当て接触させて配置したことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの欄干。
- デッキプレートは、既設乗客コンベアの外装板と同一の材質で同一の表面仕上げとし、下端部を外装板の上端部へ突き当て接触させて配置したことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの欄干。
- デッキプレートは、新設乗客コンベアのコーナーデッキを予めデッキプレートを含む断面L字状の一体型コーナーデッキとしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの欄干。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004213698A JP4528572B2 (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 乗客コンベアの欄干 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004213698A JP4528572B2 (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 乗客コンベアの欄干 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006027892A JP2006027892A (ja) | 2006-02-02 |
JP4528572B2 true JP4528572B2 (ja) | 2010-08-18 |
Family
ID=35894694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004213698A Expired - Fee Related JP4528572B2 (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 乗客コンベアの欄干 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4528572B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104310188A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-01-28 | 康力电梯股份有限公司 | 一种扶梯内盖板端头 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007204264A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの欄干リニューアル方法並びにこの欄干リニューアル方法に用いられる外装塞ぎ板、外装塞ぎ板用固定ビーム及びブロック欄干 |
WO2021064934A1 (ja) * | 2019-10-03 | 2021-04-08 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベア |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748081A (ja) * | 1993-08-03 | 1995-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの欄干装置 |
JPH07179283A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Hitachi Ltd | 通路設備 |
JPH10109869A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-04-28 | Toshiba Elevator Technos Kk | 乗客コンベアおよび既設乗客コンベアの改修方法 |
JP2003341967A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベアの外装装置 |
-
2004
- 2004-07-22 JP JP2004213698A patent/JP4528572B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748081A (ja) * | 1993-08-03 | 1995-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの欄干装置 |
JPH07179283A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Hitachi Ltd | 通路設備 |
JPH10109869A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-04-28 | Toshiba Elevator Technos Kk | 乗客コンベアおよび既設乗客コンベアの改修方法 |
JP2003341967A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベアの外装装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104310188A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-01-28 | 康力电梯股份有限公司 | 一种扶梯内盖板端头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006027892A (ja) | 2006-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102648143B (zh) | 用于使玻璃板固定于电梯门的装置 | |
JP4528572B2 (ja) | 乗客コンベアの欄干 | |
JP2009121077A (ja) | 鋼製壁高欄 | |
GB0520758D0 (en) | Redundant seal design for composite risers with metal liners | |
JP2007062867A (ja) | 乗客コンベアの欄干 | |
JP4836688B2 (ja) | 乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法 | |
JPH082866A (ja) | 乗客コンベア | |
CN107386593B (zh) | 一种grc构件及其安装方法 | |
JP2005170522A (ja) | 乗客コンベアの意匠改修工法 | |
JP4774744B2 (ja) | 乗客コンベアの延長デッキ取付装置 | |
JPH0530756B2 (ja) | ||
JP3529709B2 (ja) | 手摺りの取付構造 | |
JPS6222916B2 (ja) | ||
JP2818331B2 (ja) | マンコンベアの欄干 | |
JPH10182047A (ja) | 乗客コンベアの透明型欄干用フェンス体 | |
JP4391196B2 (ja) | エレベータ乗場の敷居装置 | |
JP7019142B2 (ja) | 踏み板固定部材及び階段の施工方法 | |
JPH07291569A (ja) | 乗客コンベアの安全設備 | |
CN208802735U (zh) | 乘客输送机 | |
WO2005061360A3 (de) | Sockel für eine rolltreppe oder einen rollsteig | |
JP3944869B2 (ja) | 鉄骨階段とその受け梁との高さ調節方法及び高さ調節治具 | |
GB2387164A (en) | Footplate for use in lifts | |
KR0132159Y1 (ko) | 버스의 출입문 상부에 설치되는 승강용 램프의 취부구조 | |
JPS58135089A (ja) | 乗客コンベアの欄干 | |
JPS5931654Y2 (ja) | マンコンベアの欄干 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100601 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100607 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4528572 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |