JP4836688B2 - 乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、外装側板と照明装置を備えたエスカレータや動く道路などの乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法に関する。
一般に乗客コンベアは、乗客が目にする意匠部品として、乗客コンベアの乗降口に設けられるコームプレートやカバープレートなどの床板と、乗客を乗せて移動する踏段や踏板等のステップと、ステップの左右両側に設けられている内デッキや外デッキや外モール、ハンドレールフレームにガイドされつつステップに同期して移動するハンドレールと、トラスト構造のフレームの外側に設けられた外装側板を備えている。
そして、設置後、20年以上経過しているような乗客コンベアにおいては上述した意匠部品が傷ついていたり、汚れていたりすることが多く、また、汚れが少ない場合でも形状やデザインが時代にそぐわなくなっていることが多い。さらに、20年以上前の意匠部品を現在意匠部品と比較すると、安全性や信頼性の面で充分な配慮がなされていないものも多い。そのため、従来より意匠部品を含む乗客コンベアのリニューアルが広く実施されている。乗客コンベアの外装側板と照明装置のリニューアル方法としては、作業は夜間だけ行い、昼間は乗客コンベアを稼動させることを繰り返すことによって、乗客コンベアをリニューアルすることが行われている(特許文献1参照)。
特開2002−104759公報
しかし、従来のリニューアル方法にあっては、乗客コンベアのフレームを覆う外装側板(照明装置が取り付けられているものもある)のリニューアルについては、考慮されておらず、昼間運転を行うためには、外装側板を覆う養生シートを設置する必要があり、養生シート設置のためにかなりの時間がかかるとともに、1枚の養生シートでは、外装側板全長を覆いきれない為、2枚以上の養生シートを組み合わせる必要がある。この際に継ぎ目がピーンと張った状態として見栄えよく設置することは難しかった。
本発明は、このような従来技術の実状からなされたもので、養生シートをピーンと張った状態に見栄えよく設置することができる乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、トラス構造のフレームの外側面に設けられた外装側板と、外装天板に取り付けられた照明装置とを備えた乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法において、既設の前記外装天板と前記照明装置を撤去した後、既設外装下地材に間隔をおいて複数個の穴を有する養生固定板と一体に形成された養生固定金具を複数設け、前記養生固定板に設けた前記複数個の穴に養生シートを着脱自在な押しピンにより固定することを特徴とする。
本発明によれば、養生シートを固定する養生固定板が取り付けられる養生固定金具を外装下地材に沿って移動自在にできるようにする際、着脱自在な押しピンにより養生固定板の穴に養生シートを固定しているため、エスカレータのトラス内部での作業が不要で乗客コンベアの踏み台からの養生シート固定作業が可能となり、養生シートを充分に張った状態で、見栄えよく設置することができる。
以下、本発明に係る乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法の一実施形態を適用して、既設外装天板の撤去後に養生シートを設置した状態を示す乗客コンベアの側面図、図2は、図1のB−B断面拡大図、図3は、図2のC部拡大図、図4は、図3のA方向から見た図である。図5は、新設外装側板及びインターフェース金具の設置後に養生シートを設置した状態を示す図2に対応する図、図6は、図5のD部拡大図である。図7は、照明器具の設置後に養生シートを設置した状態を示す図5に対応する図である。図8は、外装天板の設置後の状態を示す図7に対応する図である。図9は、本発明の一実施形態を適用して行われるリニューアルの工程図である。
本実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル方法は、図9に示されるように、夜間の数日に4回に分けて分割作業(作業工程S1〜S4)し、昼間は乗客コンベアを利用可能にする。これによって、乗客コンベア利用可能な昼間は、第三者の安全のため、養生シート4a〜4cにより工事部を覆う必要がある。分割作業の夜間の分割作業において、図1〜図4は、作業初日の作業工程S1に対応する図、図5と図6は、作業2日目の作業工程S2に対応する図、図7は、作業3日目の作業工程S3に対応する図、図8は、作業4日目の作業工程S4に対応している。
[本実施形態における作業工程S1]
リニューアル作業初日における図9に示した作業工程S1は、前述のように夜間に開始される。この作業工程S1にあっては、まず、既設の外装天板9と既設照明装置を撤去する。その後、図1に示されるように既設の外装天板9が備えられていた場所に、養生シート4a、4b、4cを設置する。その設置作業は、図2、3に示すように、既設外装下地材2と複数個の穴を有する養生固定金具3aを外デッキ11の上面に対して、ボルト3dで挟圧固定する。なお、ボルト3dを緩めることにより、養生固定金具3aは、外デッキ11の上面に対して、移動自在となる。次に、図3に示すように形が平板である養生固定板3bと養生シート4aを押しピン5で固定する。さらに、形状がL字型の養生固定板3cには、養生シート4bを押しピン5で固定する。また、養生シート4cは、養生シート4aと同様に養生固定板3bと押しピン5で固定する。この時、図4に示すように、養生シート4a、4bはそれぞれ、段違いに別々の養生固定板3b、3cに固定され、養生シート4aと養生シート4bをオーバーラップさせて設置してある。なお、養生シート4cと養生シート4bについても前述と同様にオーバーラップさせて設置してある。
[本実施形態における作業工程S2]
リニューアル作業2日目における図9に示した作業工程S2は、前述のように作業工程S1終了日以降の夜間に実施される。例えば、連夜に亘って作業する場合は、前述の作業工程S1終了日の翌日の昼間に、養生シート4a、4b、4cを設置した状態で、乗客コンベアを利用可能にし、乗客のいない夜間に作業工程S2を実施する。この作業工程S2では、図5、6に示すように、既設外装側板1aに覆い被せるように新設外装側板1bを取り付けることが行われる。新設外装側板1bは、既設外装側板1aよりも長く設定されており、その下端は、既設外装側板1aの下端よりも下方に位置する。次に、養生固定板3bと養生シート4aとを繋ぐ養生固定板、すなわちインターフェース金具6と養生固定板3bをボルト7にて締結固定する。さらに、インターフェース金具6と養生シート4aを押しピン5にて固定し直す。なお、養生シート4b、4cについても同様にしてインターフェース金具6に押しピン5によって養生シート4b、4cが固定される。
[本実施形態における作業工程S3]
リニューアル作業3日目における図9に示した作業工程S3は、前述の作業工程2と同様に例えば、前工程S2が実施された翌日の夜間に実施する。この作業工程S3では、図7に示すように、養生シート4a等の上部に新設照明装置8を設置し、その後、インターフェース金具6と養生シート4a等を押しピン5によって再度固定し直すことが行われる。
[本実施形態における作業工程S4]
リニューアル作業4日目における図9に示した作業工程S4では、図8に示すように、養生固定金具3a、3bとインターフェース金具6を撤去し、その後に、既設の外装天板9を設置することが行われる。この作業工程S4が終了すると、新設外装側板1bと新設照明装置8のリニューアルが完了する。
[本実施形態の効果]
このようにしてリニューアルを行う本実施形態によれば、既設の外装天板9と既設の照明装置を撤去した後、既設外装下地材2に間隔をおいて養生固定板3b、3cが取り付けられた複数の養生固定金具3aを移動自在に配置し、養生シート4a、4b、4cを養生固定板3b、3cあるいはインターフェース金具6にボルト3で挟圧固定した後に、必要に応じて養生固定金具3aを移動させるので、養生シート4a、4b、4cがピーンと張った状態で、見栄えよく設置することができる。なお、養生シート4a、4b、4cを引っ張りながら、適宜の位置に配置した養生固定金具3aに取り付けられた養生固定板3b、3c、あるいはインターフェース金具6に固定するようにしてもよい。
さらに、養生シート4a等を養生固定板3b、3c、インターフェース金具6に脱着自在な押しピン5により固定する。または、それぞれの養生シート4a、4b、4cの端部がオーバーラップした状態で、それぞれの養生シート4a、4b、4cを別々の養生固定板3b、3c、あるいはインターフェース金具6にそれぞれ押しピン5により固定する。または、養生固定金具3aは、複数個の穴に養生シート4a、4b、4cを押しピン5により固定する。これによって、既設外装側板1aや既設外装地材2に穴あけ加工することなく、乗客コンベアの踏み段からの作業も可能になる。これによって、養生取付けの作業時間が大幅に短縮可能である。
本発明に係る乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法の一実施形態を適用して、既設外装天板の撤去後に養生シートを設置した状態を示す乗客コンベアの側面図である。 図1のB−B断面拡大図である。 図2のC部拡大図である。 図3のA方向から見た図である。 新設外装側板及びインターフェース金具の設置後に養生シートを設置した状態を示す図2に対応する図である。 図5のD部拡大図である。 照明器具の設置後に養生シートを設置した状態を示す図5に対応する図である。 外装天板の設置後の状態を示す図7に対応する図である。 本発明の一実施形態を適用して行われるリニューアルの工程図である。
符号の説明
1a 既設外装側板
1b 新設外装側板
2 既設外装下地材
3a 養生固定金具
3b、3c 養生固定板
3d ボルト
4a、4b、4c 養生シート
5 押しピン
6 インターフェース金具(養生固定板)
7 ボルト
8 新設照明装置
9 外装天板

Claims (1)

  1. トラス構造のフレームの外側面に設けられた外装側板と、外装天板に取り付けられた照明装置とを備えた乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法において、
    既設の前記外装天板と前記照明装置を撤去した後、既設外装下地材に間隔をおいて複数個の穴を有する養生固定板と一体に形成された養生固定金具を複数設け、前記養生固定板に設けた前記複数個の穴に養生シートを着脱自在な押しピンにより固定することを特徴とする乗客コンベアのリニューアルにおける外装照明養生方法。
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