JP2016094268A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

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一也 茂木
Kazuya Mogi
一也 茂木
宇津宮 博文
Hirobumi Utsunomiya
博文 宇津宮
考生 小原
Takao Obara
考生 小原
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Abstract

【課題】容易に防塵板を装着することのできる乗客コンベア装置の提供。【解決手段】フレーム4に取付けられる防塵板11を備えた乗客コンベア装置において、フレーム4は、フレーム4の長手方向に延設される主弦材として上主弦材4aおよび下主弦材4bを有し、防塵板11は、防塵板11の上下縁部に、上主弦材4aおよび下主弦材4bに係合するフック12、13をそれぞれ有し、フック12、13のうち少なくとも一方のフックは、防塵板11に形成される長穴14を介して鉛直方向に移動可能な可動部15を有し、かつ締結構造16により主弦材への係合を保持することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、乗客コンベア装置に関する。
乗客コンベア装置、すなわちエスカレータやオートラインは、一般に、特開2014−43307号公報(特許文献1)に示すように、一方の床と他方の床間に架設されるフレームと、このフレーム内に収納され、無端状に連結されて乗降口間を移動する複数のステップと、これらのステップの進行方向に沿ってステップの両側方に立設され、ステップと同一方向に移動するハンドレールを支持する欄干パネルと、この欄干パネルの外側にあって、ステップの移動方向に沿って連続的に配置される外デッキと、この外デッキの下方に配置され、外側面を形成する外装板とを備えている。
このように構成される乗客コンベア装置にあって、設置環境ゆえに塵埃がフレーム内に収められる機器に影響する虞がある場合、図9に示すように、フレーム100の側面に防塵板101を取付ける。この防塵板101は前述した外装板102の内側に配置されるものであり、外装板102および防塵板101で塵埃がフレーム100内に進入することを防ぐようになっている。そして、防塵板101の取付け方法は、従来、フレーム100の全長方向に延設される上主弦材100aと下主弦材100bとに、防塵板101の上下端部を溶接により溶着するようになっている。
特開2014−43307号公報
しかしながら、前述したように、従来技術では、防塵板101はフレーム100の主弦材100a、100bに溶接により取付けられるものであり、作業性の改善が望まれていた。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、容易に防塵板を装着することのできる乗客コンベア装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、一方の床と他方の床との間に架設されるフレームと、前記フレーム内に収納され、無端状に連結されて乗降口間を循環移動する複数のステップと、前記ステップと同一方向に移動するハンドレールと、前記ステップの進行方向に沿って立設され、前記ハンドレールを支持する欄干パネルと、前記欄干パネルの外側にあって、前記ステップの移動方向に沿って連続的に配置された外デッキと、前記フレームに取付けられる防塵板とを備えた乗客コンベア装置において、前記フレームは、前記フレームの長手方向に延設される主弦材として上主弦材および下主弦材を有し、前記防塵板は、前記防塵板の上下縁部に、前記上主弦材および前記下主弦材に係合するフックをそれぞれ有し、前記フックのうち少なくとも一方のフックは、前記防塵板に形成される長穴を介して鉛直方向に移動可能な可動部を有し、かつ締結構造により前記主弦材への係合を保持することを特徴とする。
本発明によれば、フレームの上主弦材および下主弦材に係合するフックを介して防塵板を取付けることにより、従来のような手間のかかる溶着作業を要することがなく、したがって、容易に防塵板を装着することができる。
本発明に係る乗客コンベア装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係るフックの主弦材への係合状態を示す拡大図である。 第1の実施形態に係るフックの主弦材への係合状態を示す側面図である。 第1の実施形態に係るフックの主弦材への非係合状態を示す図2相当図である。 第1の実施形態に係るフックの主弦材への非係合状態を示す図3相当図である。 本発明に係る乗客コンベア装置の第2の実施形態を示す縦断面図である。 第2の実施形態に係る嵌合構造を有するフックの拡大図である。 本発明が適用される乗客コンベア装置の概略構成図である。 従来の防塵板の取付け方法を示す縦断面図である。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図および各実施例において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
第1の実施形態の乗客コンベア装置は、エスカレータ1であり、このエスカレータ1は、図8に示すように、下階床2と上階床3との間に架設されるフレーム4と、このフレーム4内に収納され、無端状に連結されて乗降口2a、3a間を循環移動する複数のステップ5と、ステップ5と同一方向に移動するハンドレール6と、これらのステップ5の進行方向に沿って立設され、ハンドレール6を支持する欄干パネル7と、この欄干パネル7の外側にあって、ステップ5の移動方向に沿って連続的に配置された外デッキ8とを有している。
また、エスカレータ1は、図1に示すように、欄干パネル7内側下部からステップ5までを覆う内デッキ9と、外デッキ8の下方に配置され、外側面を形成する外装板10と、フレーム4の長手方向に延設される主弦材である上主弦材4aおよび下主弦材4bに取付けられる防塵板11とを備えている。
フレーム4は、図1に示すように、主弦材である上主弦材4aおよび下主弦材4bと、これらの上主弦材4aおよび下主弦材4bにその端部が固定される縦材4cと、下主弦材4b同士を連結する水平材4dと、縦材4c同士を連結する中間梁材4eとを有してなっている。
防塵板11は、その上下縁部に、上主弦材4aおよび下主弦材4bに係合するフック12、13がそれぞれ設けられている。
フック12は、図2乃至図5に示すように、防塵板11の上縁部が延設され、上主弦材4aの外側に当接する延設部11aと、防塵板11に形成される長穴14を介して鉛直方向に移動可能な可動部15とで上主弦材4aを挟み込むと共に、締結構造16により上主弦材4aへの係合を保持するようになっている。なお、ここでは、便宜上、上主弦材4aに係合するフック12を例にとり説明しているが、下主弦材4bに係合するフック13も同等の構造となっている。
可動部15は、上主弦材4aの内側に配置されている。また、この可動部15は、後述するナット16aおよびボルト16bの取付け位置からさらに所定寸法、下方向に延在し、図2および図3に示すように、フック12を上主弦材4aに係合状態としたとき、長穴14を塞ぐ位置関係となっている。
締結構造16は、可動部15に固着されるナット16a、および上主弦材4aの外側から長穴14を介してナット16aに螺合されるボルト16bを備えている。
第1の実施形態にあっては、防塵板11を装着する場合、作業員はフレーム4の外側で作業を行い、防塵板11の上下縁部に設けられるフック12、13を上主弦材4aおよび下主弦材4bのそれぞれに係合させる。すなわち、作業員は、ナット16aおよびボルト16bを緩めた状態で、図4および図5に示すように、長穴14により可動部15を下方に位置させた状態で、防塵板11の延設部11aを上主弦材4aの外側に当接させる。次いで、図2および図3に示すように、ボルト16bを把持して長穴14により可動部15を上方に移動し、延設部11aと可動部15とで上主弦材4aを挟み込む。この状態でボルト16bを締結し、上主弦材4aへのフック12の係合を保持する。このとき、可動部15は長穴14と重なることで長穴14を塞ぐようになっている。なお、フック13についても同様の作業を行う。
第1の実施形態によれば、フレーム4の上主弦材4aおよび下主弦材4bに係合するフック12、13を介して防塵板11を取付けることにより、従来のような手間のかかる溶着作業を要することがなく、したがって、容易に防塵板11を装着することができる。
また、可動部15を主弦材4a、4bの内側に配置すると共に、締結構造16を、可動部15に固着されるナット16a、および主弦材4a、4bの外側から長穴14を介してナット16aに螺合されるボルト16bから構成することにより、作業員はフレーム4の外側から防塵板11の装着作業を行うことができると共に、比較的簡易な構造で、フック12、13を鉛直方向に変位可能とすることができる。
さらに、フック12、13を主弦材4a、4bに係合状態としたとき、可動部15で長穴14を塞ぐことにより、防塵性能を高めることができる。
ここで、本発明に係る乗客コンベア装置の第2の実施形態を図6および図7に基づき説明する。なお、前述した第1の実施形態に示すものと同等のものには同一符号が付してある。
第2の実施形態の乗客コンベア装置では、防塵板21は、図6に示すように、その上下縁部に、上主弦材4aおよび下主弦材4bに係合するフック22、23がそれぞれ設けられている。なお、フック22の構造は、前述したフック12の構造と同一であることから説明を省略する。
フック23は、図7に示すように、下主弦材4bに嵌合する嵌合構造を有している。すなわち、防塵板21の下縁部が延設され、下主弦材4bの外側に当接する延設部21aと、上端が防塵板21裏面に固着され、延設部21aと所定の間隙を介して対向する板ばね部24から成っている。板ばね部24は、その端部が、延設部21aから離れる方向に折り曲げられ、フック23による下主弦材4bの嵌合を容易なものとしている。
第2の実施形態にあっては、防塵板11を装着する場合、作業員はまず、防塵板11の下縁部に設けられるフック23を下主弦材4bに係合させる。すなわち、フック23を下主弦材4bに押し付け、延設部21aと板ばね部24との間隙を広げ、この状態からさらに防塵板21を押し下げることで、フック23を下主弦材4bに嵌合する。このとき、板ばね部24は延設部21a方向にばね力を作用させることにより、フック23はがたつくことなく下主弦材4bに係合される。この後、前述した第1の実施形態と同様の手順でフック22を上主弦材4aに係合する。
第2の実施形態によれば、一方のフック23を、下主弦材4bに嵌合する嵌合構造とすることにより、フック23の構造を簡易なものとし、コスト低減を図ることができる。
なお、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、前述した実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。例えば第2の実施形態では、下主弦材4bに係合するフック23を、嵌合構造を有する簡易なものとしたが、上主弦材4aに係合するフック側を簡易な構造とすることもできる。
また、ここでは乗客コンベア装置の一例としてエスカレータを例に説明をしたが、これに限られず、乗客コンベア装置の他の例である動く歩道に適用するようにしてもよい。
1 エスカレータ
4 フレーム
4a 上主弦材
4b 下主弦材
5 ステップ
6 ハンドレール
7 欄干パネル
8 外デッキ
10 外装板
11、21 防塵板
11a、21a 延設部
12、13、22、23 フック
14 長穴
15 可動部
16 締結構造
16a ナット
16b ボルト
24 板ばね部

Claims (4)

  1. 一方の床と他方の床との間に架設されるフレームと、前記フレーム内に収納され、無端状に連結されて乗降口間を循環移動する複数のステップと、前記ステップと同一方向に移動するハンドレールと、前記ステップの進行方向に沿って立設され、前記ハンドレールを支持する欄干パネルと、前記欄干パネルの外側にあって、前記ステップの移動方向に沿って連続的に配置された外デッキと、前記フレームに取付けられる防塵板とを備えた乗客コンベア装置において、
    前記フレームは、前記フレームの長手方向に延設される主弦材として上主弦材および下主弦材を有し、
    前記防塵板は、前記防塵板の上下縁部に、前記上主弦材および前記下主弦材に係合するフックをそれぞれ有し、前記フックのうち少なくとも一方のフックは、前記防塵板に形成される長穴を介して鉛直方向に移動可能な可動部を有し、かつ締結構造により前記主弦材への係合を保持することを特徴とした乗客コンベア装置。
  2. 前記可動部は前記主弦材の内側に配置されると共に、前記締結構造は、前記可動部に固着されるナット、および前記主弦材の外側から前記長穴を介して前記ナットに螺合されるボルトを備えることを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア装置。
  3. 前記可動部は、前記フックを前記主弦材に係合状態としたとき、前記長穴を塞ぐことを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア装置。
  4. 前記フックの一方は、前記主弦材に嵌合する嵌合構造を有することを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112589321A (zh) * 2020-12-02 2021-04-02 株洲天一自动焊接装备有限公司 一种主弦杆转向单元及固定式标准节焊接系统

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