JP6276672B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ装置に関し、特に乗りかごの天井に遮蔽板を設置するエレベータ装置に適用して好適なものである。
従来、乗りかごの天井には照明装置が設置される。そしてこの照明装置の設置とともに、意匠性及び安全性を確保するために遮蔽板が設置される。遮蔽板は通常、メンテナンス時や災害時のことを考慮して取り外し可能に設置される。遮蔽板は乗りかごに強固に固定されるわけではないため、乗りかごの振動に伴い徐々に当初位置からずれる場合がある。
遮蔽板がずれて変位すると、照明装置の明かりが遮蔽板によって遮られたり、乗りかごの振動に伴い遮蔽板同士又は遮蔽板と乗りかごの壁とが接触して、軋み音が発生したりする場合がある。よって遮蔽板を取り外し可能に設置する場合には、変位を十分に抑制可能とするかご天井構造が望まれる。
特許文献1には、かご天井の周囲に設けられる目地枠に遮蔽板を設置する天井構造が開示されている。具体的には、遮蔽板の浮き上がり及び水平方向のずれを防止する係止手段を備え、係止手段は、遮蔽板端部の立ち上がり辺及び水平辺に連続して形成される切欠きと、目地枠に予め設置され、切欠きに遊嵌される遊嵌体とを備えるかご天井構造が開示されている。
特開2010−149969号公報
しかし特許文献1に記載のかご天井構造は、係止手段が切欠き及び遊嵌体から構成されており、遊嵌体はブラケット、ボルト及びナット等から構成されるため、多くの部品点数が必要になるという課題がある。またボルト等により遊嵌体を目地枠に予め固定しておく必要があるため、作業性が低下するという課題がある。また遮蔽板は負荷が作用していない遊嵌状態であるため、乗りかごの振動に伴い変位を十分に抑制することができないという課題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、部品点数の低減及び作業性の向上を図り、乗りかごの振動に伴う遮蔽板の変位を十分に抑制し得るエレベータ装置を提案するものである。
かかる課題を解決するために、本発明においては、乗りかごの天井に側方遮蔽板及び中央遮蔽板を備えるエレベータ装置において、乗りかごの天井周囲に予め設置される目地枠と、目地枠に予め設置される弾性体とを備え、弾性体は、側方遮蔽板に当接し、該側方遮蔽板を押圧し、側方遮蔽板は、中央遮蔽板と当接する側の端部上面に、水平辺及び垂直辺からなるL字形状の補強材を備え、補強材は、水平辺が側方遮蔽板に接着固定されており、側方遮蔽板が弾性体により押圧されると、垂直辺が中央遮蔽板の端部の垂直辺に当接し、側方遮蔽板は、中央遮蔽板を押圧する一方で、中央遮蔽板からの抗力を受けることにより、乗りかごの天井のうちの側方部の位置に固定され、中央遮蔽板は、側方遮蔽板からの押圧力を受けることにより、乗りかごの天井のうちの中央部の位置に固定され、中央遮蔽板の上方向の移動量を制限するための部材であって、補強材との係合部分が小さくなるように中央遮蔽板を移動させることができるように天井の壁に予め設置されるストッパーを備えることを特徴とする。
本発明によれば、部品点数の低減及び作業性の向上を図り、乗りかごの振動に伴う遮蔽板の変位を十分に抑制することができる。
エレベータ装置の全体構成図である。 A−A断面構成図である。 遮蔽板の取り外し手順を説明する説明図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)エレベータ装置の全体構成
図1は、本実施の形態におけるエレベータ装置100の全体構成を示す。エレベータ装置100は、乗客を収容する乗りかご101と、乗りかご101の正面に設置されるドア102と、乗りかご101の上部に設置されるかご天井1とを備えて構成される。
かご天井1は、目地枠2、中央遮蔽板3及び側方遮蔽板4等を備える。目地枠2は、天井の周囲に予め固定される。側方遮蔽板4は、長方形であり、4辺のうちの3辺が目地枠2に密接し、1辺が中央遮蔽板3に当接する位置(側方部)に設置される。
中央遮蔽板3は、側方遮蔽板4と同様に長方形であり、4辺のうちの2辺が目地枠2に密接し、他の2辺が側方遮蔽板4に当接する位置(中央部)に設置される。すなわち中央遮蔽板3は天井の中央部に設置され、中央遮蔽板3の両側に隣接するようにして側方遮蔽板4が設置される。
中央遮蔽板3及び側方遮蔽板4(総称して単に「遮蔽板」と呼ぶ)の上部には、照明装置10が設置される。遮蔽板の一部には開口部が形成されており、この開口部を介して、照明装置10の明かりが乗りかご101内部に届くように構成されている。なお照明装置10の上部は、作業員のための足場が形成されている。
(2)かご天井構造
図2は、図1のA−A断面構成を示す。目地枠2は垂直辺2a及び水平辺2bを備え、垂直辺2aと側方遮蔽板4の端部との間には、弾性体である板ばね5が設置される。この板ばね5は、目地枠2に点在して設置され、側方遮蔽板4の端部に当接し、側方遮蔽板4を中央遮蔽板3方向に押圧する。
一方で側方遮蔽板4は、断面がL字形状の補強材6を備え、補強材6は側方遮蔽板4の長辺に延在して設置される。補強材6は水平辺6a及び垂直辺6bを備え、水平辺6aは両面テープ等の接着剤により側方遮蔽板4に接着して固定される。垂直辺6bは中央遮蔽板3の端部である垂直辺3aに当接し、中央遮蔽板3を他の側方遮蔽板4方向に押圧する。
中央遮蔽板3は、両側に設置された2枚の側方遮蔽板4からそれぞれ反対方向に押圧されることにより、負荷が常時作用した状態となり中央部に固定されることになる。一方で側方遮蔽板4も中央遮蔽板3から押圧力に対抗する抗力を受け、負荷が常時作用した状態となり側方部に固定される。
側方遮蔽板4を設置する場合には、板ばね5を押し付けて設置スペースを確保し、側方遮蔽板4の4辺のうちの3辺を目地枠2の水平辺2bに載置する。そして残る1辺を中央遮蔽板3に当接させる。板ばね5の押し付けを解除すると、側方遮蔽板4はばね力により中央遮蔽板3方向に変位し、側方遮蔽板4に接着固定された補強材6の垂直辺6bが中央遮蔽板3の垂直辺3aを押圧する。
(3)取り外し手順
図3は、遮蔽板の取り外し手順を示す。ここでは図1のA−A断面から見たときのかご天井1を参照して、遮蔽板の取り外し手順について説明する。なおストッパー7は、中央遮蔽板3の上方向の移動量を制限する部材であり、かご天井1の壁に予め設置される。
遮蔽板の取り外しに際し、まずは中央遮蔽板3をストッパー7による制限位置まで上方向に持ち上げ、側方遮蔽板4(詳細には補強材6)との係合部分を小さくする(手順1)。次いで中央遮蔽板3と側方遮蔽板4とが係合しなくなるように、側方遮蔽板4を板ばね5の押圧力に対抗して変位させる(手順2)。このとき側方遮蔽板4から中央遮蔽板3に対する押圧力が解除される。
次いで側方遮蔽板4を斜めにして(手順3)、側方遮蔽板4を中央遮蔽板3の上部に移動させる(手順4)。次いで中央遮蔽板3を側方遮蔽板4が元あった位置にスライドさせて(手順5)、側方遮蔽板4を移動させたことにより広くなった開口から中央遮蔽板3を取り外す(手順6)。この後、2つの側方遮蔽板4を順次取り外す。
(4)本実施の形態による効果
以上のように本実施の形態におけるエレベータ装置100によれば、目地枠2に予め設置された板ばね5の押圧力により、側方遮蔽板4を中央遮蔽板3の設置方向に押圧し、側方遮蔽板4からの押圧力により中央遮蔽板3を中央部に固定し、一方で板ばね5による押圧力及び中央遮蔽板3からの抗力により側方遮蔽板4を側方部に固定するようにした。
よって遮蔽板の設置に際してブラケット、ボルト及びナット等の部品を必要とせず、部品点数の低減を図ることができる。また遮蔽板を取り外す際には上記説明した通り、板ばね5を押圧して変位させ、側方遮蔽板4及び中央遮蔽板3を容易に取り外すことができるため、目地枠に特別な部品を予め取り付ける必要もなく、作業性を向上させることができる。また遮蔽板設置時には板ばね5による負荷(押圧力)が側方遮蔽板4に常時付加されているため、乗りかご101の振動に伴う遮蔽板の変位を十分に抑制することができる。
100 エレベータ装置
1 かご天井
2 目地枠
3 中央遮蔽板
4 側方遮蔽板
5 板ばね
6 補強材
10 照明装置
101 乗りかご
102 ドア

Claims (4)

  1. 乗りかごの天井に側方遮蔽板及び中央遮蔽板を備えるエレベータ装置において、
    前記乗りかごの天井周囲に予め設置される目地枠と、
    前記目地枠に予め設置される弾性体とを備え、
    前記弾性体は、前記側方遮蔽板に当接し、該側方遮蔽板を押圧し
    前記側方遮蔽板は、前記中央遮蔽板と当接する側の端部上面に、水平辺及び垂直辺からなるL字形状の補強材を備え、
    前記補強材は、前記水平辺が前記側方遮蔽板に接着固定されており、前記側方遮蔽板が前記弾性体により押圧されると、前記垂直辺が前記中央遮蔽板の端部の垂直辺に当接し、
    記側方遮蔽板は、前記中央遮蔽板を押圧する一方で、前記中央遮蔽板からの抗力を受けることにより、前記乗りかごの天井のうちの側方部の位置に固定され、
    前記中央遮蔽板は、前記側方遮蔽板からの押圧力を受けることにより、前記乗りかごの天井のうちの中央部の位置に固定され、
    前記中央遮蔽板の上方向の移動量を制限するための部材であって、前記補強材との係合部分が小さくなるように前記中央遮蔽板を移動させることができるように前記天井の壁に予め設置されるストッパーを備える
    ことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記中央遮蔽板は、1枚の板形状であり、4辺のうちの対向する2辺が前記目地枠の水平辺に載置され、他の2辺が前記側方遮蔽板に当接し、
    前記側方遮蔽板は、2枚の板形状であり、4辺のうちの3辺が前記目地枠の水平辺に載置され、他の1辺が前記中央遮蔽板に当接する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記弾性体は、板ばねであり、
    前記補強材の水平辺と前記側方遮蔽板とは両面テープにより接着固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 前記弾性体は、前記目地枠に点在して設置される
    とを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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