JP6537727B2 - 乗場ドア遮煙装置とその取付方法、およびエレベーターの乗場装置とその据付方法 - Google Patents

乗場ドア遮煙装置とその取付方法、およびエレベーターの乗場装置とその据付方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベーターの乗場ドアにおいて、乗場を構成する三方枠に、遮煙機能を付加する技術に関するものである。
乗場ドアに遮煙機能を付加する際には、三方枠に穴を加工して、ドア側部に設けた弾性部材を当接させる側部受板を、三方枠に締結している(例えば特許文献1、および特許文献2参照)。
特許第5733574号公報 特開2008−265902号公報
三方枠に穴を加工する際には、穴位置を側部受板と一致させるため、側部受板を三方枠に押し当てながら、側部受板をガイドとして穴位置をマーキングする必要がある。しかしながら、側部受板は細長くたわみやすいので、側部受板の上下部を支えながらマーキングする必要があり、一人で側部受板の位置を決め、取付けることが困難であった。
特許文献1における取付け方法は、側部受板をマグネットで固定して、穴を加工するものであるが、三方枠の材質によっては、マグネットが使用できない場合がある。また、特許文献2における出入口装置は、三方枠縦枠に長穴を設け、受板に固定したスタッドボルトを挿入して縦枠裏面からナットで固定するものであるが、長穴の中で位置がずれることがあり、さらに三方枠裏面にナット締結用の作業スペースがなければ実施できない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、一人で容易に側部受板を位置決めすることが可能な、乗場ドア遮煙装置及び乗場ドア遮煙装置の取付け方法を得ることを目的とする。
本発明は、乗場の三方枠を構成する上枠に取付けられる上部受板と、乗場の三方枠を構成する各縦枠に取付けられる一対の側部受板と、乗場ドアに設けられ、乗場ドアが全閉した際に、それぞれ上部受板および各側部受板に当接して、乗場ドアと三方枠との隙間を塞ぐ、複数の閉塞部材と、を備えた乗場ドア遮煙装置において、上部受板が、長手方向の両端に被係合部を有し、各側部受板が、一端に被係合部に係合する係合部を有し、各被係合部に各係合部を係合させることにより、各側部受板が上部受板に固定される、乗場ドア遮煙装置に関するものである。
この発明に係る乗場ドア遮煙装置によれば、上部受板に設けられた被係合部に、各側部受板に設けられた係合部を係合させることにより、一人で容易に側部受板の位置決めおよび固定をすることができ、効率的に乗場ドア遮煙装置を取付けることができる。
本発明の実施の形態における、三方枠に取り付けられた乗場ドア遮煙装置を、エレベーターの昇降路側から見た図である。 本発明の実施の形態における乗場ドア遮煙装置の上面図である。 図1におけるA部の拡大図である。 図3における、上部受板と側部受板の組付け方向を示す図である。 図4の係合部と被係合部の断面図である。 上部受板と側部受板の変形例の組付け方向を示す図である。 図6の係合部と被係合部の断面図である。 上部受板と側部受板の他の変形例の組付け状態を示す図である。 上部受板と側部受板のさらに他の変形例の組付け状態を示す図である。
以下、本発明の乗場ドア遮煙装置とその取付方法、およびエレベーターの乗場装置とその据付方法の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における乗場ドア遮煙装置を、エレベーターの昇降路側から見た図であり、図2は、本発明の実施の形態における乗場ドア遮煙装置の上面図である。また、図3は、図1のA部の拡大図である。なお、図1の乗場ドア10は両開きのドアであるが、図面の見易さを考慮して、片側を省略している。また、図1では、乗場ドア10の上面および側面と、三方枠との間に、閉塞部材20を設けているが、図2では、乗場ドア10の上面と三方枠との間の閉塞部材20を省略している。なお、図2では、乗場ドア10側に閉塞部材20を取付けているが、これに限りものではなく、例えば三方枠側に閉塞部材20を取付けてもよいし、乗場ドア10と三方枠の両方に取り付けてもよい。
図1および図2に示すように、三方枠は、乗り場出入り口の上部に配置された三方枠の上枠1と、側部に配置された1対の縦枠2により構成される。上枠1に沿って上部受板5を配置し、縦枠2に沿って側部受板3が配置される。上部受板5、及び側部受板3は、それぞれネジ30により上枠1、及び縦枠2に固定する。上部受板5、及び側部受板3には、予めネジ30を通すための孔が複数加工されている。
また、乗場ドア遮煙装置には、乗場ドア10の全閉時に、乗場ドア10の上面と上枠1との隙間、および乗場ドア10の側面と縦枠2の隙間を遮蔽する閉塞部材20が設けられており、乗場ドア10と三方枠との隙間を遮蔽することにより、火災等による煙の昇降路内への侵入を防止する。閉塞部材20には、ゴムなどの弾性を有する部材が好ましいが、隙間を遮蔽できるものであればこれに限らない。
図3および図4に示すように、上部受板5の両端には、凹部および凸部を有する被係合部6が設けられ、側部受板3の一端には、この被係合部6に対応した形状を有する係合部4が設けられている。図4は、図3における、上部受板5に側部受板3を組付ける様子を示した図である。
図4および図5に示すように、係合部4および被係合部6には、それぞれ、矢印Tで示した板の厚み方向に、乗場ドア10側から三方枠側に向かって下方に傾斜する第1傾斜面4aおよび第2傾斜面6aが形成されており、上部受板5の被係合部6に対して、側部受板3の係合部4を、上枠1の表面に沿わせて、矢印Xの方向から挿入することにより、上部受板5に側部受板3が係合される。図4に示すように第1傾斜面4aおよび第2傾斜面6aを形成することで、側部受板3は上部受板5から外れにくくなるので、次工程で側部受板3を縦枠2に位置決めする際の作業性が向上する。
次に、本発明の実施の形態における乗場ドア遮煙装置を、既存の乗場装置に取付ける手順を説明する。三方枠に、上部受板5および側部受板3を取り付ける場合には、三方枠を構成する上枠1と各縦枠2に、ネジ30の下穴を加工する。
まず上枠1に上部受板5を当接させ、位置決めして保持する。
次に、上部受板5に予め加工された孔を基準として、上枠1に下穴の施工位置をマーキングする。
次に、マーキング位置に合わせて上枠1に下穴を加工し、上部受板5を上枠1にネジ30で固定する。
次に、固定した上部受板5の被係合部6に、側部受板3の係合部4を、上枠1の表面に沿って横方向から挿入し、係合させる。
次に、側部受板3を縦枠2に対して位置決めし、保持する。
次に、側部受板3に予め加工した孔を基準として、縦枠2に下穴の施工位置をマーキングする。
次に、マーキング位置に合わせて縦枠2に下穴を加工する。
最後に、側部受板3を縦枠2にネジで固定して、三方枠への、上部受板5と側部受板3の取付けが完了する。
以上により、側部受板3を縦枠2に位置決めして固定する際に、側部受板3の上下を両手で保持する必要がなくなるので、一人で作業をすることが可能となり、効率的に乗場ドア遮煙装置を取付けることができる。
なお、本実施の形態では、被係合部6が、凹部および凸部を有していたが、これに限定されるものではない。例えば、被係合部6と係合部4の双方が凹部および凸部を有し、他方は凹部あるいは凸部のみであってもよいし、一方が凹部のみを有し、他方が凸部のみを有するものであってもよい。
また、図4および図5には、側部受板3の係合部4および上部受板5の被係合部6に、それぞれ、一つの第1傾斜面4aおよび一つの第2傾斜面6aを形成し、側部受板3の係合部4を、上部受板5の被係合部6に対して、横方向から挿入して係合させる例が記載されているが、これに限定されるものではない。例えば、図6および図7に示すように、複数の第1傾斜面4aおよび複数の第2傾斜面6aを形成して、矢印Yで示すように、上部受板5の正面から、側部受板3の係合部4を挿入するようにしてもよい。
さらに、被係合部6および係合部4に形成される凸部の形状は、図3ないし図7に示した形状に限定されるものではない。例えば図8および図9に示すように、凸部の頭部を、凸部の基部より大きくしてもよい。そして、図9に示すように、被係合部6の凹部の開口部を、上部受板5の長手方向の側面に設けてもよい。また、本実施の形態では、係合部4および被係合部6の凸部および凹部の輪郭は、直線状に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、円弧あるいは二次曲線などで形成してもよい。
なお、本実施の形態は、両開き式の乗場ドア装置に乗場ドア遮煙装置を取付ける場合について説明したが、本発明は、片開き式の乗場ドア装置にも適用できる。また、本実施の形態では、2枚の乗場ドアを有する乗場ドア装置に乗場ドア遮煙装置を取付ける場合について説明したが、ドアパネルの枚数は、これに限定されるものではなく、例えば1枚、あるいは3枚以上であってもよい。さらに、本実施の形態では、既設のエレベーターの乗場ドア装置に、乗場ドア遮煙装置を取付ける場合について説明したが、本発明は、新設のエレベーターの乗場ドア装置に適用してもよい。
1 上枠、2 縦枠、3 側部受板、4 係合部、4a 第1傾斜面、5 上部受板、6 被係合部、6a 第2傾斜面、10 乗場ドア、20 閉塞部材、30 ネジ(締結部材)。

Claims (9)

  1. 乗場の三方枠を構成する上枠に取付けられる上部受板と、
    前記乗場の前記三方枠を構成する各縦枠に取付けられる一対の側部受板と、
    乗場ドアが全閉した際に、前記乗場ドアの上面および側面と、前記三方枠との隙間を遮蔽する複数の閉塞部材と、を備えた乗場ドア遮煙装置であって、
    前記上部受板が、長手方向の両端に被係合部を有し、
    前記各側部受板が、一端に前記被係合部に係合する係合部を有し、
    前記各被係合部に前記各係合部を係合させることにより、前記各側部受板が前記上部受板に固定される、乗場ドア遮煙装置。
  2. 前記被係合部と前記係合部のいずれか一方が凹部を有し、
    他方が前記凹部に対応する形状の凸部を有する、請求項1に記載の乗場ドア遮煙装置。
  3. 前記被係合部と前記係合部の少なくとも一方が凹部および凸部を有する形状に形成され、
    他方が前記一方の形状に対応する形状を有する、請求項1または2に記載の乗場ドア遮煙装置。
  4. 前記凸部の頭部が、前記凸部の基部よりも大きく形成される、請求項2または3に記載の乗場ドア遮煙装置。
  5. 前記被係合部は、前記上部受板の厚み方向に傾斜する少なくとも1つの第1傾斜面を有し、
    前記係合部は、前記側部受板の厚み方向に傾斜する少なくとも1つの第2傾斜面を有し、
    前記被係合部と前記係合部とは、少なくとも1つの前記第1傾斜面と、少なくとも1つの前記第2傾斜面とが互いに当接することにより係合する、請求項1から4のいずれか1項に記載の乗場ドア遮煙装置。
  6. 前記第1傾斜面および前記第2傾斜面は、前記乗場ドア側から前記三方枠側に向かって、下方に傾斜する、請求項5に記載の乗場ドア遮煙装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の乗場ドア遮煙装置を備えた、エレベーターの乗場装置。
  8. 上部受板を三方枠の上枠に固定する第1工程と、
    側部受板の係合部を、前記上部受板の被係合部に係合させる第2工程と、
    前記側部受板を、縦枠に位置決めする第3工程と、
    前記側部受板に設けられた複数の孔に基づいて、前記縦枠に加工する孔位置を決定する第4工程と、
    前記縦枠の前記各孔位置に孔を加工する第5工程と、
    前記側部受板の前記孔と、前記縦枠に加工した前記孔とを用いて、前記側部受板を前記縦枠に対し、締結部材で締結する第6工程と、を備えた、乗場ドアの遮煙装置取付方法。
  9. 請求項8に記載の各工程を備えた、エレベーターの乗場装置据付方法。
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