JP3529709B2 - 手摺りの取付構造 - Google Patents

手摺りの取付構造

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JP3529709B2
JP3529709B2 JP2000225983A JP2000225983A JP3529709B2 JP 3529709 B2 JP3529709 B2 JP 3529709B2 JP 2000225983 A JP2000225983 A JP 2000225983A JP 2000225983 A JP2000225983 A JP 2000225983A JP 3529709 B2 JP3529709 B2 JP 3529709B2
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晃 赤岡
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晃 赤岡
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Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】 【0001】この発明は、既存の階段の側部に併設され
るエスカレータにおける歩行者用階段側の手摺りの取付
構造に関し、特に、エスカレータの占有面積を減らし、
工事費を軽減するように構成したものである。 【0002】 【従来の技術】エスカレータは、踏段チェーンに人が乗
る踏段を取り付けたチェーン・コンベアと、踏段チェー
ンに連動して同じ速度で移動するハンド・レールとによ
り構成されている。 【0003】高齢化社会にともなって、エスカレータが
設置されていなかった地下鉄駅や高架駅の階段にエスカ
レータを併設することが行なわれている。 【0004】図4の断面図に示すように、既設の階段8
の側部に併設されるエスカレータは、人が乗る踏段4
と、ハンド・レール31を摺動させる欄干3と、この欄干
3に併設された仕切部材1とを具備するものであって、
欄干3および仕切部材1には、鉄製骨組6にステンレス
鋼板7を貼り付けたものが広く実施されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】既存の階段にエスカレ
ータを併設すると、階段の幅が狭くなって歩行者の通行
量が減少し、エスカレータを設置したにも拘わらず総通
行量が減少する。 【0006】既存の階段8の側部にエスカレータを設置
する場合には、ハンド・レール31を摺動させる欄干3を
含むエスカレータの占有面積の他に、階段8とエスカレ
ータとを仕切る仕切部材1の占有面積を必要としてい
る。 【0007】既設の階段8にエスカレータを併設した場
合、階段側にも歩行者用手摺り2を設けなければならな
いが、仕切部材1の階段側の側壁は、鉄製骨組6に厚さ
1.5mm程度のステンレス鋼板7を取り付けたもので
あるか、あるいは鉄製骨組6のみであって、機械的な強
度が弱く、階段側の側壁に歩行者用の手摺りを直接取り
付けることは困難である。 【0008】そのために、図4に示すように、仕切部材
1と平行に人造大理石などで装飾を施したコンクリート
の壁9を設けて、このコンクリートの壁9に手摺り2を
取り付けたり、図5に示すように、階段8のエスカレー
タ側に支柱81を立設し、この支柱81の上に手摺り2を取
り付けるなどの付帯工事が必要であった。 【0009】そこで、この発明の手摺りの取付構造は、
仕切部材の階段側に歩行者用手摺りを直接取り付けて、
付帯工事を省くことを目的として考えられたものであ
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】この発明の手摺りの取付
構造は、人が乗る踏段4と、ハンド・レール31を摺動さ
せる欄干3と、この欄干3に併設されたエスカレータと
歩行者用階段8とを仕切る骨組みを有する仕切部材1と
を具備し、歩行者用手摺り2を支持する支持部材26を固
定する部位の内側に補強用鉄板5を貼り付けたステンレ
ス鋼板7を、仕切部材1を構成する骨組6に取り付け
後、上記貼り合わせたステンレス鋼板7および補強用鉄
板5に螺子孔をあけ、この螺子孔にボルト21をねじ込ん
で歩行者用手摺り2を取り付けたものである。 【0011】 【発明の実施の形態】この発明の階段に併設されるエス
カレータは、図1の断面図に示すように、人が乗る踏段
4と、ハンド・レール31を摺動させる欄干3と、この欄
干3に併設された仕切部材1とを具備している。 【0012】踏段4に面している欄干3の鉄製骨組6に
は、ステンレス鋼板70を取り付けるとともに、仕切部材
1の鉄製骨組6には、階段側の歩行者用手摺り2を取り
付ける部位に、予め厚さ6mm程度の補強用鉄板5を貼
り付けたステンレス鋼板7を取り付ける。 【0013】鉄製骨組6にステンレス鋼板7を取り付け
る際には、図3の横断面図に示すように、断面形状がS
字形の支持部材73をビス74により鉄製骨組6に固定す
る。そして、ステンレス鋼板7を一定長さに裁断し、そ
の両端部に巻馳部71、72を形成して、一端の巻馳部71を
隣接するステンレス鋼板7の他端の巻馳部72とを支持部
材73を利用してかみ合わせることにより、ステンレス鋼
板7を鉄製骨組6に固定している。 【0014】そこで、この発明においては、両端の巻馳
部71、72の間に、予め補強用鉄板5を接着剤または両面
粘着シートなどによって貼り付けたステンレス鋼板7を
鉄製骨組6に固定する。 【0015】そして、図2(a)の縦断面図に示すよう
に、仕切部材1の補強用鉄板5を貼り付けたステンレス
鋼板7の階段側表面から、手摺り2を取り付ける部位に
螺子孔11をあけ、この螺子孔11に台座25を介してボルト
21の螺子部22をねじ込む。このボルト21の一部には平行
な2面の切り込み24(図2(b)の断面図参照)が形成さ
れているので、この切り込み24を工具で挟んでボルト21
を回すことにより固定する。 【0016】このようにして固定されたボルト21に、手
摺り2を支持する支持部材のパイプ26を挿し込み、この
パイプ26に孔をあけるとともに、ボルト21に螺子孔をあ
け、この螺子孔にビス27をねじ込んで手摺り2を固定す
ることにより、手摺り2の取り付けを完了する。 【0017】 【発明の効果】以上の実施の形態に基づく説明から明ら
かなように、この発明の手摺りの取付構造によると、エ
スカレータの仕切部材に階段側の歩行者用手摺りを直接
取り付けることができるので、エスカレータの占有面積
を減らして歩行者用階段を広くすることができる。 【0018】また、エスカレータと歩行者用階段との間
を仕切るための付帯工事を必要としないので、工事費を
減らし得るなどの効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の手摺りを適用したエスカレータを示
す縦断面図、 【図2】図1における手摺り取り付け部分を拡大して示
す縦断面図、 【図3】図1におけるステンレス鋼板に補強用鉄板を貼
り付けた状態を示す横断面図、 【図4】従来の手摺りを適用したエスカレータの一例を
示す縦断面図、 【図5】従来の手摺りを適用したエスカレータの他の一
例を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 仕切部材 2 手摺り 3 欄干 4 踏段 5 補強用鉄板 6 鉄製骨組 7 ステンレス鋼板 8 階段 21 ボルト 26 支持部材(パイプ) 31 ハンド・レール

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 人が乗る踏段と、ハンド・レールを摺動
    させる欄干と、この欄干に併設されたエスカレータと歩
    行者用階段とを仕切骨組みを有する仕切部材とを具備
    し、 歩行者用手摺りを支持する支持部材を固定する部位の内
    側に補強用鉄板を貼り付けたステンレス鋼板を、上記仕
    切部材を構成する骨組に取り付けた後、上記貼り合わせ
    たステンレス鋼板および補強用鉄板に螺子孔をあけ、該
    螺子孔にボルトをねじ込んで上記歩行者用手摺りを取り
    付けたことを特徴とする手摺りの取付構造。
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