JP2006199441A - 乗客コンベアの架設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建屋の下階と上階との間にトラスを迅速に設置できるとともに、その際の作業空間を縮小できる乗客コンベアの架設方法を提供する。
【解決手段】 下階2の床2a上に台車9,10をセットしトラス1を台車9,10に搭載した後、トラス1の下階側を牽引する牽引ロープ12を取り付けてトラス1を下階2で水平移動させ、門型吊上機でトラス1の下階側を吊上げて台車9を外す。次いで、上階3の床3a上に設けた吊上機15の吊上ロープをトラス1の上階側に結んで、この上階側を上階レベルと同じレベルまで吊上げて台車10を外し、トラス1の下階側を降ろして下部トラス1aをトラス支承部6に取り付けるとともに、上部トラス1bの端部をトラス支承部8に取り付け、トラス1の下階側および上階側の水平位置と固定位置とを調整した後、牽引ウインチ13および各吊上機14,15をそれぞれ撤去する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、建屋の下階と上階との間に乗客コンベアとしてのエスカレータのトラスを設置する乗客コンベアの架設方法に関する。
この種の従来の乗客コンベアの架設方法としては、例えば、トラスの上階側端部を支承する上階側トラス支承部の直上、又はその付近に揚重機等の吊上機を設置するとともに、トラスの下階側を支承する下階側トラス支承部の直上、又はその付近に門型吊上機を設置した後、上階の吊上機によりトラスの上階側を吊上げて、この上階側の端部を上階側トラス支承部よりトラスの上下厚み程度上方へ上昇させ、次いで、下階の門型吊上機によりトラスの下階側を下階側トラス支承部より多少上方に吊上げている。このようにしてトラス全体を設置箇所の上方に一旦配置した後、トラスの傾斜角度を設置時と同等の状態に保ちながらトラス全体を吊下ろして、トラスの上階側端部を上階側トラス支承部に取り付けるとともにトラスの下階側を下階側トラス支承部に取り付けるようにしたものがある。なお、建屋の梁が十分な強度を有する場合、上記の門型吊上機を下階の床上に設ける代わりに、建屋の梁にトラスの下階側を吊上げる吊上機を設置することもある。
しかしながら、上述した架設方法では、トラス全体を上下させる作業、すなわち長い重量物の揚重作業を要するため、吊上げ能力の大きい大型の吊上機を要し、上階および下階の各トラス支承部の直上またはその付近に吊上機を設置する際に運搬、固定および段取りに労力や時間がかかるとともに、上階での高所作業が難しく、かつ作業者の危険が伴うという問題がある。また、下階に設置する門型吊上機が大型であり特別仕様となるため、この門型吊上機をエスカレータ据付現場ごとに製作する必要があり、門型吊上機の製作費および取付費が高いという問題もある。
また、トラス全体を設置箇所の上方に一旦配置した後、トラスの傾斜角度を設置時と同等の状態に保ちながらトラス全体を吊下ろすことにより建屋の下階と上階との間に設置するようにしているため、トラスを上下方向に移動させる距離が長くなり作業効率の改善が要望されている。
本発明は、上述した問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、建屋の下階と上階との間にトラスを迅速に設置できるとともに、その際の作業空間を縮小でき、かつ吊上機の小型化を図ることのできる乗客コンベアの架設方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の第1の特徴は、建屋の下階と上階との間に設置されるトラスと、このトラスの幅方向の両側に立設される欄干と、前記トラスに沿って周回移動可能となるように無端状に連結された複数の踏段とを有する乗客コンベアの架設方法であって、前記トラスを移動させる複数の移動手段を配置する工程と、前記下階側で前記トラスの下階側を牽引する牽引ロープを取り付ける工程と、前記牽引ロープを介して前記トラスの下階側を牽引することにより前記トラスを水平方向に移動させる工程と、前記下階に移動式吊上機を設置して前記トラスの下階側を吊上げ、下階側の前記移動手段を外す工程と、前記上階の床上に他の吊上機を設け、その吊上ロープを前記トラスの下階側に結ぶ工程と、前記トラスの上階側を上階レベルと同じレベルまで吊上げて上階側の前記移動手段を外す工程と、前記トラスの下階側を降ろして下階側トラス支承部に取付けるとともに、前記トラスの上階側端部を上階側トラス支承部に取付ける工程と、前記トラスの下階側および上階側の水平位置を調整する工程と、前記トラスの下階側および上階側の固定位置を調整する工程と、前記牽引ロープおよび前記各吊上機をそれぞれ撤去する工程と、を有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、建屋の下階と上階との間に設置されるトラスと、このトラスの幅方向の両側に立設される欄干と、前記トラスに沿って周回移動可能となるように無端状に連結された複数の踏段とを有する乗客コンベアの架設方法であって、前記トラスを水平方向に移動させる工程と、前記下階に移動式吊元機を設置して、前記トラスの下階側を吊り上げる工程と、前記トラスの上階側を上階レベルとほぼ同じレベルまで吊り上げる工程と、前記トラスの下階側を下ろす工程と、前記トラスの上階側端部と下階側端部とをトラス支承部に固定する工程と、を有することを要旨とする。
本発明の乗客コンベアの架設方法では、建屋の下階と上階との間にトラスを迅速に設置できるとともに、その際の作業空間を縮小でき、かつ吊上機の小型化を図ることができ、したがって、乗客コンベアの架設時の作業効率を改善でき、乗客コンベア据付作業に要するコストを削減できるという効果がある。
本発明によれば、建屋の下階で牽引ロープを介してトラス下階側を牽引して移動手段で移動させることによりトラスの水平移動を行なった後、トラスの下階側および上階側を同時ではなく別々に上下させるようにしたことにより、吊上げ能力が比較的小さい小型な吊上機を用いることができ、各吊上機の運搬、固定および段取りが容易であり労力が少なくて済み、建屋の下階と上階との間にトラスを迅速に設置できる。また、トラスを設置箇所の上方に一旦配置した後にトラス全体を吊下ろす必要がないため、トラスを上下方向に移動させる距離を短くして作業空間を縮小できる。
以下、本発明の実施の形態に係る乗客コンベアとしてのエスカレータの架設方法の詳細を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る乗客コンベアの架設方法を示すフローチャート、図2は本実施の形態に用いられる吊上機を示す側面図、図3は下階でトラスを水平移動させる工程を示す側面図、図4はトラスの下階側を吊上げる工程を示す側面図、図5はトラスの上階側を吊上げる工程を示す側面図、図6はトラスの下階側を吊下ろす工程を示す側面図、図7はトラスの両端部をそれぞれ上階側および下階側の各トラス支承部に取り付けた状態を示す側面図である。
図7に示すエスカレータのトラス1は、下部トラス1a、上部トラス1b、および中間トラス1cから構成され、建屋の下階2と上階3との間に設置されており、トラス1上にはあらかじめ欄干4の一部が立設されている。
下階2の床2aの所定位置には、トラス1の下部トラス1aを収容するピット5が設けられ、このピット5の底部に下部トラス1aを支承する下階側トラス支承部6が配設されている。この下階側トラス支承部6に取り付けた下部トラス1aの先端とこれに対向するピット壁部5aとの間には、比較的大きな間隙Gが設けられている。
上階3の床3aにはトラス1を設置するために開口部7が設けられ、上階3の床3aの縁部には、上部トラス1bを支承する上階側トラス支承部8が配設されている。上部トラス1bの先端底部には、図示しない吊りピースなどが工場出荷時に溶接等により取り付けられている。
本実施の形態のエスカレータの架設方法では、下階2の床2a上に設けられ、トラス1を移動させる移動手段、例えば台車9,10と、下階2の柱等の固定体11に取り付けられ、牽引ロープ12を介してトラス1の下階側を牽引する牽引ウインチ13と、下階2に移動可能に設けられ、トラス1の下階側を吊上げる移動式吊上機、例えば門型吊上機14と、上階3の床3a上に設置され、トラス1の上階側を吊上げる他の吊上機15とが用いられている。
下階2に移動可能に設けられる門型吊上機14は、ピット5の両側に跨った状態で下部トラス1aを吊上げ可能である。図2に示すように、上階3に設けられる吊上機15は、上階3の床3aに固設される支持部16に搭載され、吊上ロープ17を巻取る巻上部本体18と、支持部16に搭載されて上階3の床3aの縁部より突出し、吊上ロープ17が巻掛けられる滑車19と、巻上部本体18に油圧油を供給する油圧ユニット20とから構成されている。この吊上機15の支持部16は上階3の床3aにアンカボルト21で固定されている。滑車19が上階3の床3aの縁部より突出することにより、滑車19から垂下する吊上ロープ17が上階側トラス支承部8と干渉することが防止されている。なお、上階3の吊上機15は、例えば、商標名が油圧チルホールなどと称される周知のものを用いることができる。
そして、本実施の形態にあっては、図1に示す作業手順にしたがってトラス1を建屋の下階2と上階3との間に設置するようになっている。すなわち、手順S1として、図3に示すように、下部トラス1a,上部トラス1bおよび中間トラス1cを下階2に搬入してトラス1を組立て、下階2の床2a上に台車9,10をセットした後、下部トラス1aおよび中間トラス1c間の屈折部を台車9に搭載するとともに、上部トラス1bの端部を他の台車10に搭載した後、手順S2として、下階2の固定体11に牽引ウインチ13を取り付けて、この牽引ウインチ13で牽引ロープ12を介してトラス1の下階側(下部トラス1a)を固定体11の方向に牽引することにより、図4に示す吊上位置までトラス1を下階2の床2a上で水平移動させる。
次いで、手順S4として、図4に示すように、下階2に門型吊上機14を設置しトラス1の下階側(下部トラス1a)を吊上げて台車9を外し、トラス1の下階側をピット5の直上まで移動させる。手順S5として、上階3の床3a上に設けた吊上機15の吊上ロープ17を上部トラス1bの先端底部の吊りピースに結び、手順S6として、図5に示すように、吊上機15でトラス1の上階側(上部トラス1b)を上階レベルとほぼ同じレベルまで吊上げて台車10を外す。このとき牽引ウインチ13を操作して牽引ロープ12を送出したり巻取ったりすることによりトラス1の下階側に対して図5の右側への張力を付与しながら、上階3の吊上機15でトラス1の上階側を吊上げる。これにより、上階3の吊上機15でトラス1の上階側を吊上げる動作と、下階2の牽引ウインチ13でトラス1の下階側を図5の右側へ牽引する動作とのバランスを取りながら、上階3の吊上機15でトラス1の上階側、すなわち図5の左側を吊上げた状態でトラス1が図5の左側へ移動し過ぎることを抑制している。
次いで、手順S7として、図6に示すように、トラス1の下階側をピット5内に降ろした後、図7に示すように、牽引ロープ12の張力を緩めながら上階3の吊上機15でトラス1の上階側を吊上げて上部トラス1bの先端を上階側トラス支承部8に取り付けるとともに、下部トラス1aをさらに降ろしてピット5内の下階側トラス支承部6に取り付け、手順S8として下部トラス1aおよび上部トラス1bの水平位置を調整し、手順S9として下部トラス1aおよび上部トラス1bの上下固定位置を調整した後、手順S10として牽引ウインチ13および各吊上機14,15を撤去して、下部トラス1aの先端とピット壁部5aとの間隙Gを覆う鉄板等を設ける。
このように構成した本実施の形態では、下階2で組立てたトラス1を台車9,10に搭載した状態で牽引ウインチ13で牽引することにより水平移動を行なった後、トラス1の下階側および上階側を同時ではなく別々に吊上げるようにしたので、トラス1全体を同時に吊上げる従来の場合と比べて、比較的小さい小型な吊上機14,15を用いることができ、これらの吊上機14,15の運搬、固定および段取りが容易であり労力が少なくて済み、下階2と上階3との間にトラス1を迅速に設置できる。特に、高所作業を要する上階3の吊上機15が小型であるので、上階3の床3a上で吊上機15の設置や取扱いを容易に、かつ安全に行なうことができる。さらに、上階3の吊上機15でトラス1の上階側を吊上げる際に、牽引ウインチ13の牽引によりトラス1が図5の左側へ移動し過ぎることを抑制しているので、この点でもトラス1の吊上作業を安全にかつ正確に行なうことができる。
また、本実施の形態では、吊上機14,15が小型であり特別仕様とする必要がないため、各吊上機14,15を異なるエスカレータ据付現場で共用することができ、吊上機14,15の製作費および取付費を削減できる。
また、本実施の形態では、トラス1を設置箇所の上方に一旦配置した後にトラス1全体を吊下ろす必要がないので、トラス1を上下方向に移動させる距離を短くして作業空間を縮小できる。
また、本実施の形態では、ピット5の寸法を大きくして下部トラス1aの先端と壁部5aとの間隙Gを比較的大きく設定したので、図6に示すように上部トラス1bの先端を上階側トラス支承部8に取り付ける際に、下部トラス1aの先端下部が壁部5aとの干渉することがなくて済み、円滑にトラス1を設置できる。さらに、下部トラス1aの先端下部を削り落とすことによっても同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、上階3の床3a上に吊上機15を設置して用いるようにしたので、建屋の梁などの吊元がない場合や吊元の強度が十分でない場合、また建屋の天井高さに余裕がない場合にも適用可能であり、門型吊上機14も同様である。
なお、上記実施の形態にあっては、ピット5の底部に下階側トラス支承部6をあらかじめ配設する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、トラス1の下階側を設置した後、このトラス1の下階側を支承するトラス支承部を後付で設けることもできる。
また、上記実施の形態にあっては、下階2にピット5を設けた場合を例示したが、下階2にピット5を設ける代わりに、下階2に支持梁を設けてこの支持梁に下階側のトラス支承部を設けることもでき、この場合には、トラス1の設置作業と支持梁の取付作業とを平行して行なうことができる。
また、上記実施の形態にあっては、下階2に台車9,10をセットした場合を例示したが、下部トラス1aおよび中間トラス1c間の屈折部の下に台車9を取り付け、上部トラス1bの端部の下に他の台車10を取り付けることもでき、さらに、台車9、10の代わりに、他の移動手段を設けてもよい。また、下階2に躯体や部屋等が設けられ、トラス1の設置部分の下方が塞がれている場合には、上記の躯体や部屋等の上方に斜路を形成して、この斜路上を、上記の移動手段を取り付けたトラス1を移動させることもできる。
また、上記実施の形態にあっては、吊上機15の支持部16を上階3の床3aにアンカボルト21により固定したが、支持部16を建屋の鉄骨等の躯体に溶接付けしてもよく、さらに、支持部16を設けることなく、巻上部本体18および滑車19を上階3の床3aなどに直接取り付けてもよい。
本発明の実施の形態に係る乗客コンベアの架設方法を示すフローチャート。 本実施の形態に用いられる吊上機を示す側面図。 下階でトラスを水平移動させる工程を示す側面図。 トラスの下階側を吊上げる工程を示す側面図。 トラスの上階側を吊上げる工程を示す側面図。 トラスの下階側を吊下ろす工程を示す側面図。 トラスの両端部をそれぞれ上階側および下階側の各トラス支承部に取り付けた状態を示す側面図。
符号の説明
1 トラス
1a 下部トラス
1b 上部トラス
1c 中間トラス
2 下階
2a 床
3 上階
3a 床
4 欄干
5 ピット
5a ピット壁部
6 下階側トラス支承部
8 上階側トラス支承部
9,10 台車(移動手段)
11 固定体
12 牽引ロープ
13 牽引ウインチ
14 門型吊上機(移動式吊上機)
15 吊上機
16 支持部
17 吊上ロープ
18 巻上部本体
19 滑車
20 油圧ユニット

Claims (5)

  1. 建屋の下階と上階との間に設置されるトラスと、このトラスの幅方向の両側に立設される欄干と、前記トラスに沿って周回移動可能となるように無端状に連結された複数の踏段とを有する乗客コンベアの架設方法であって、
    前記トラスを移動させる複数の移動手段を配置する工程と、
    前記下階側で前記トラスの下階側を牽引する牽引ロープを取り付ける工程と、
    前記牽引ロープを介して前記トラスの下階側を牽引することにより前記トラスを水平方向に移動させる工程と、
    前記下階に移動式吊上機を設置して前記トラスの下階側を吊上げ、下階側の前記移動手段を外す工程と、
    前記上階の床上に他の吊上機を設け、その吊上ロープを前記トラスの下階側に結ぶ工程と、
    前記トラスの上階側を上階レベルと同じレベルまで吊上げて上階側の前記移動手段を外す工程と、
    前記トラスの下階側を降ろして下階側トラス支承部に取付けるとともに、前記トラスの上階側端部を上階側トラス支承部に取付ける工程と、
    前記トラスの下階側および上階側の水平位置を調整する工程と、
    前記トラスの下階側および上階側の固定位置を調整する工程と、
    前記牽引ロープおよび前記各吊上機をそれぞれ撤去する工程と、
    を有することを特徴とする乗客コンベアの架設方法。
  2. 請求項1記載の乗客コンベアの架設方法であって、
    前記上階の床上に設けられる他の吊上機は、前記上階の床上に固設させる支持部と、この支持部に搭載されて前記吊上ロープを巻取る巻上部本体と、前記支持部に搭載されて前記上階の床の縁部より突出し、前記吊上ロープが巻掛けられる滑車と、前記巻上部本体に油圧油を供給する油圧ユニットと、を備えることを特徴とする乗客コンベアの架設方法。
  3. 請求項1記載の乗客コンベアの架設方法であって、
    前記トラスの底部に、前記複数の移動手段を取付けたことを特徴とする乗客コンベアの架設方法。
  4. 請求項1記載の乗客コンベアの架設方法であって、
    前記トラスの上部に前記欄干の一部が付設されていることを特徴とする乗客コンベアの架設方法。
  5. 建屋の下階と上階との間に設置されるトラスと、このトラスの幅方向の両側に立設される欄干と、前記トラスに沿って周回移動可能となるように無端状に連結された複数の踏段とを有する乗客コンベアの架設方法であって、
    前記トラスを水平方向に移動させる工程と、
    前記下階に移動式吊元機を設置して、前記トラスの下階側を吊り上げる工程と、
    前記トラスの上階側を上階レベルとほぼ同じレベルまで吊り上げる工程と、
    前記トラスの下階側を下ろす工程と、
    前記トラスの上階側端部と下階側端部とをトラス支承部に固定する工程と、
    を有することを特徴とする乗客コンベアの架設方法。
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