JP2003126913A - ワーク追従装置 - Google Patents
ワーク追従装置Info
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- JP2003126913A JP2003126913A JP2001326325A JP2001326325A JP2003126913A JP 2003126913 A JP2003126913 A JP 2003126913A JP 2001326325 A JP2001326325 A JP 2001326325A JP 2001326325 A JP2001326325 A JP 2001326325A JP 2003126913 A JP2003126913 A JP 2003126913A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 どのようなワークの材質に対しても的確にワ
ークの距離をできるようにして安定した動作が行われ、
しかも、ダイの大きさを変更してもプログラムを変更し
ないで追従できるようにしたワーク追従装置を提供す
る。 【解決手段】 プレスプレーキ前側に設けられ、プレス
プレーキによって折り曲げられるワークに追従せしめて
ワークを支持せしめる追従テーブル37を備えたワーク
追従装置であって、前記追従テーブルのワーク支持面8
5にワークとの接触自在なワーク検知部89と、このワ
ーク検知部を上面に備えた水平方向へ延伸した第1リン
ク91とこの第1リンクの後部に旋回軸93を介して垂
直方向に延伸した第2リンク95とからなるクランク機
構97と、前記追従テーブルの下方に設けられ、前記第
2リンクとの距離が所定距離か否かを判別するセンサ9
9と、を備えてなることを特徴とする。
ークの距離をできるようにして安定した動作が行われ、
しかも、ダイの大きさを変更してもプログラムを変更し
ないで追従できるようにしたワーク追従装置を提供す
る。 【解決手段】 プレスプレーキ前側に設けられ、プレス
プレーキによって折り曲げられるワークに追従せしめて
ワークを支持せしめる追従テーブル37を備えたワーク
追従装置であって、前記追従テーブルのワーク支持面8
5にワークとの接触自在なワーク検知部89と、このワ
ーク検知部を上面に備えた水平方向へ延伸した第1リン
ク91とこの第1リンクの後部に旋回軸93を介して垂
直方向に延伸した第2リンク95とからなるクランク機
構97と、前記追従テーブルの下方に設けられ、前記第
2リンクとの距離が所定距離か否かを判別するセンサ9
9と、を備えてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレスプレーキ
によって折り曲げ加工されるワークを支持せしめるワー
ク追従装置に関する。
によって折り曲げ加工されるワークを支持せしめるワー
ク追従装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスプレーキによって折り曲げ
加工されるワークを支持せしめるワーク追従装置が良く
知られている。このワーク追従装置における追従テーブ
ル101には、図6に示されているように、ワークWが
追従テーブル101されているかを検出するワーク検出
装置103が備えられている。このワーク検出装置10
3には、例えば磁気検出タイプからなるセンサ105が
先端に備えられていて、非接触にてワークWを検出する
ものである。
加工されるワークを支持せしめるワーク追従装置が良く
知られている。このワーク追従装置における追従テーブ
ル101には、図6に示されているように、ワークWが
追従テーブル101されているかを検出するワーク検出
装置103が備えられている。このワーク検出装置10
3には、例えば磁気検出タイプからなるセンサ105が
先端に備えられていて、非接触にてワークWを検出する
ものである。
【0003】また、従来のプレスプレーキ107は、図
7に示されているように。サイドフレーム109の前側
上部には上部テーブル111が設けられ、その下部にパ
ンチPが着脱可能に設けられている。前記サイドフレー
ム109の前側下部には下部テーブル113が図示省略
の例えば昇降シリンダによって上下動自在に設けられて
いる。しかも、前記下部テーブル113の上部には前記
パンチPに対応してダイDが着脱可能に設けられてい
る。前記下部テーブル113にはブラケット115を介
して下部テーブル113が上下動される移動距離検出ユ
ニット117(ラム位置検出手段)が設けられている。
7に示されているように。サイドフレーム109の前側
上部には上部テーブル111が設けられ、その下部にパ
ンチPが着脱可能に設けられている。前記サイドフレー
ム109の前側下部には下部テーブル113が図示省略
の例えば昇降シリンダによって上下動自在に設けられて
いる。しかも、前記下部テーブル113の上部には前記
パンチPに対応してダイDが着脱可能に設けられてい
る。前記下部テーブル113にはブラケット115を介
して下部テーブル113が上下動される移動距離検出ユ
ニット117(ラム位置検出手段)が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のワーク検出装置103では、ワークWの材質がアル
ミやステンレスなどの非鉄の場合には対応できず、ま
た、ワークWの材質によって動作がばらつくという問題
があった。さらに、ワークWの材質がワークWに当たっ
たり、ゴミが付くという問題があった。
来のワーク検出装置103では、ワークWの材質がアル
ミやステンレスなどの非鉄の場合には対応できず、ま
た、ワークWの材質によって動作がばらつくという問題
があった。さらに、ワークWの材質がワークWに当たっ
たり、ゴミが付くという問題があった。
【0005】上述した従来のワーク追従装置における追
従テーブル101は、プレスプレーキ107でワークW
に試し曲げを行った後、制御装置(NC装置)に曲げ角
度とピンチングポイントから曲げ完了までの移動距離
(ストローク量、D値)の入力が必要であった。これ
は、移動距離(ストローク量、D値)の検出パルス数と
入力された曲げ角度で演算を行い、1パルス当たりの追
従テーブル101の上昇量と、スピードを制御していた
ためである。
従テーブル101は、プレスプレーキ107でワークW
に試し曲げを行った後、制御装置(NC装置)に曲げ角
度とピンチングポイントから曲げ完了までの移動距離
(ストローク量、D値)の入力が必要であった。これ
は、移動距離(ストローク量、D値)の検出パルス数と
入力された曲げ角度で演算を行い、1パルス当たりの追
従テーブル101の上昇量と、スピードを制御していた
ためである。
【0006】また、例えば図8(A)、(B)に示した
ごとく、ピンチングポイントから曲げ完了までの移動距
離パルス数をAとして加工する状態から図9(A)、
(B)に示したごとく、ダイDのV幅が大きくなると、
移動距離パルス数がBに変わるため、その都度、プログ
ラムを変更しなければならなかった。
ごとく、ピンチングポイントから曲げ完了までの移動距
離パルス数をAとして加工する状態から図9(A)、
(B)に示したごとく、ダイDのV幅が大きくなると、
移動距離パルス数がBに変わるため、その都度、プログ
ラムを変更しなければならなかった。
【0007】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、どのようなワークの材質に
対しても的確にワークの距離をできるようにして安定し
た動作が行われ、しかも、ダイの大きさを変更してもプ
ログラムを変更しないで追従できるようにしたワーク追
従装置を提供することにある。
されたもので、その目的は、どのようなワークの材質に
対しても的確にワークの距離をできるようにして安定し
た動作が行われ、しかも、ダイの大きさを変更してもプ
ログラムを変更しないで追従できるようにしたワーク追
従装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のワーク追従装置は、プレス
プレーキの前側に設けられ、プレスプレーキによって折
り曲げられるワークに追従せしめてワークを支持せしめ
る追従テーブルを備えたワーク追従装置であって、前記
追従テーブルのワーク支持面にワークとの接触自在なワ
ーク検知部と、このワーク検知部を上面に備えた水平方
向へ延伸した第1リンクとこの第1リンクの後部に旋回
軸を介して垂直方向に延伸した第2リンクとからなるク
ランク機構と、前記追従テーブルの下方に設けられ、前
記第2リンクとの距離が所定距離か否かを判別するセン
サと、を備えてなることを特徴とするものである。
に請求項1によるこの発明のワーク追従装置は、プレス
プレーキの前側に設けられ、プレスプレーキによって折
り曲げられるワークに追従せしめてワークを支持せしめ
る追従テーブルを備えたワーク追従装置であって、前記
追従テーブルのワーク支持面にワークとの接触自在なワ
ーク検知部と、このワーク検知部を上面に備えた水平方
向へ延伸した第1リンクとこの第1リンクの後部に旋回
軸を介して垂直方向に延伸した第2リンクとからなるク
ランク機構と、前記追従テーブルの下方に設けられ、前
記第2リンクとの距離が所定距離か否かを判別するセン
サと、を備えてなることを特徴とするものである。
【0009】したがって、どのようなワークの材質に対
しても的確にワークの距離を検出できるようにして安定
した動作が行われる。
しても的確にワークの距離を検出できるようにして安定
した動作が行われる。
【0010】請求項2によるこの発明のワーク追従装置
は、請求項1記載のワーク追従装置において、前記第2
リンクが作動した後に、元の位置へ戻すための付勢手段
を備えてなることを特徴とするものである。
は、請求項1記載のワーク追従装置において、前記第2
リンクが作動した後に、元の位置へ戻すための付勢手段
を備えてなることを特徴とするものである。
【0011】したがって、付勢手段を備えるこことによ
って、確実かつ容易に元の位置へ戻される。
って、確実かつ容易に元の位置へ戻される。
【0012】請求項3によるこの発明のワーク追従装置
は、請求項1または2記載のワーク追従装置において、
前記センサで検出された検出信号をワーク追従装置の駆
動手段へ伝達すべく制御せしめる制御装置を備えてなる
ことを特徴とするものである。
は、請求項1または2記載のワーク追従装置において、
前記センサで検出された検出信号をワーク追従装置の駆
動手段へ伝達すべく制御せしめる制御装置を備えてなる
ことを特徴とするものである。
【0013】したがって、ダイの大きさを変更してもプ
ログラムを変更しないで追従される。
ログラムを変更しないで追従される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図4を参照するに、ワーク追従装置1は板
状のワークWがプレスブレーキ3によって折り曲げられ
るときの跳ね上がりに追従してワークWを支持する作用
をなすものであって、プレスブレーキ3の前側に配置さ
れている。
状のワークWがプレスブレーキ3によって折り曲げられ
るときの跳ね上がりに追従してワークWを支持する作用
をなすものであって、プレスブレーキ3の前側に配置さ
れている。
【0016】プレスブレーキ3は、C型のサイドフレー
ム5の上部にパンチPを取り付けた上部テーブル7を一
体的に備え、前記サイドフレーム5の下部側には、前記
パンチPと協動してワークWの折り曲げ加工を行うダイ
Dを支持したラムとしての下部テーブル9を昇降自在に
備えている。下部テーブル9は図示省略の昇降用油圧シ
リンダの作動によって昇降されるものであり、昇降用油
圧シリンダは、制御装置によって制御され得ると共に、
フットペダル11の踏み込みによっても制御できる。
ム5の上部にパンチPを取り付けた上部テーブル7を一
体的に備え、前記サイドフレーム5の下部側には、前記
パンチPと協動してワークWの折り曲げ加工を行うダイ
Dを支持したラムとしての下部テーブル9を昇降自在に
備えている。下部テーブル9は図示省略の昇降用油圧シ
リンダの作動によって昇降されるものであり、昇降用油
圧シリンダは、制御装置によって制御され得ると共に、
フットペダル11の踏み込みによっても制御できる。
【0017】上記構成により、プレスブレーキ3は、下
部テーブル9を上昇することによってパンチPとダイD
との係合が行われ、パンチPとダイDとによってワーク
Wの折り曲げ加工が行われるものである。
部テーブル9を上昇することによってパンチPとダイD
との係合が行われ、パンチPとダイDとによってワーク
Wの折り曲げ加工が行われるものである。
【0018】プレスブレーキ3における下部テーブル9
には、後で詳細に説明するように、ワーク追従装置1に
おける昇降架台が、下部テーブル9の上昇に追従して上
昇するように、昇降架台の自由な上昇を規制する上昇規
制装置13が装着されている。より詳細には、下部テー
ブル9の長手方向のほぼ中央部付近には、ブラケット1
5が取り付けられており、このブラケット15には、昇
降ブロック17を螺合して上下動せしめるためのボール
ねじ19とガイドバー21が垂直に支承されている。
には、後で詳細に説明するように、ワーク追従装置1に
おける昇降架台が、下部テーブル9の上昇に追従して上
昇するように、昇降架台の自由な上昇を規制する上昇規
制装置13が装着されている。より詳細には、下部テー
ブル9の長手方向のほぼ中央部付近には、ブラケット1
5が取り付けられており、このブラケット15には、昇
降ブロック17を螺合して上下動せしめるためのボール
ねじ19とガイドバー21が垂直に支承されている。
【0019】上記ボールねじ19は、ブラケット15に
回転自在に支承されたノブ23によって回転されるよう
に構成されている。また、昇降ブロック17には、ワー
ク追従装置1の方向へ水平に突出した規制板25が上方
向へのみ回動自在に枢支されている。すなわち、規制板
25は、水平な状態から上方向へは回動自在であるが、
下方向へは回動が不可能であるように、蝶番のごときヒ
ンジ部材27を介して昇降ブロック17に枢支されてお
り、かつ規制板25は重錘あるいは適宜のトーションス
プリングのごとき適宜手段によって水平状態を保持する
ように付勢されている。
回転自在に支承されたノブ23によって回転されるよう
に構成されている。また、昇降ブロック17には、ワー
ク追従装置1の方向へ水平に突出した規制板25が上方
向へのみ回動自在に枢支されている。すなわち、規制板
25は、水平な状態から上方向へは回動自在であるが、
下方向へは回動が不可能であるように、蝶番のごときヒ
ンジ部材27を介して昇降ブロック17に枢支されてお
り、かつ規制板25は重錘あるいは適宜のトーションス
プリングのごとき適宜手段によって水平状態を保持する
ように付勢されている。
【0020】上記構成により、ノブ23によってボール
ねじ19を回転することにより昇降ブロック17および
規制板25を上下に移動調節することができ、ダイD上
に位置決めされるワークWをワーク追従装置1でもって
水平に支持することができる。
ねじ19を回転することにより昇降ブロック17および
規制板25を上下に移動調節することができ、ダイD上
に位置決めされるワークWをワーク追従装置1でもって
水平に支持することができる。
【0021】前記ワーク追従装置1は、図4に示されて
いるように、水平に敷設した複数本のレール29上を移
動自在な移動台車31と、この移動台車31に対して前
後方向へ位置調節自在な可動架台33と、この可動架台
33に対して上下動自在な昇降架台35とこの昇降架台
35に支持され、かつワークWの折り曲げ加工時におけ
るワークWの跳ね上りに追従して支持する追従テーブル
37などにより構成されている。
いるように、水平に敷設した複数本のレール29上を移
動自在な移動台車31と、この移動台車31に対して前
後方向へ位置調節自在な可動架台33と、この可動架台
33に対して上下動自在な昇降架台35とこの昇降架台
35に支持され、かつワークWの折り曲げ加工時におけ
るワークWの跳ね上りに追従して支持する追従テーブル
37などにより構成されている。
【0022】前記可動架台33のプレスブレーキ3側の
端縁の両側部にはチャンネル材のごとき支柱39がそれ
ぞれ立設されており、両支柱39の間に前記昇降架台3
5が上下動自在に設けられている。より詳細には、両支
柱39の内側面には垂直なガイドポスト41がそれぞれ
一体的に取り付けられており、昇降架台35に備えた複
数対の支持ローラ43がガイドポスト41を挟持した構
成によって昇降架台35は上下動自在に設けられてい
る。
端縁の両側部にはチャンネル材のごとき支柱39がそれ
ぞれ立設されており、両支柱39の間に前記昇降架台3
5が上下動自在に設けられている。より詳細には、両支
柱39の内側面には垂直なガイドポスト41がそれぞれ
一体的に取り付けられており、昇降架台35に備えた複
数対の支持ローラ43がガイドポスト41を挟持した構
成によって昇降架台35は上下動自在に設けられてい
る。
【0023】前記昇降架台35は、複数対の支持ローラ
43を備えた一対のサイドプレート45をチャンネル材
のごときビーム部材47と可動架台33との間には昇降
用シリンダ49を適宜に制御することにより、昇降架台
35を適宜に昇降できるものである。前記昇降用シリン
ダ49を適宜に制御するシリンダ制御装置が設けられて
いる。
43を備えた一対のサイドプレート45をチャンネル材
のごときビーム部材47と可動架台33との間には昇降
用シリンダ49を適宜に制御することにより、昇降架台
35を適宜に昇降できるものである。前記昇降用シリン
ダ49を適宜に制御するシリンダ制御装置が設けられて
いる。
【0024】前記追従テーブル37は、プレスブレーキ
3によって折り曲げられるワークWの跳ね上りに追従し
てワークWを支持するもので、ダイDにおけるV溝の肩
部を中心として回動傾斜するように、リンク機構51を
介して昇降架台35に傾斜自在に支承されている。リン
ク機構51はそれぞれ対の第1リンク53、第2リンク
55、第3リンク57および第4リンク59よりなるも
のであって、第1リンク53の基部は、前記昇降架台3
5のサイドプレート45に枢軸61を介して枢支されて
いる。第1リンク53と平行な第2リンク55の基部
は、枢軸631を介して上記サイドプレート45に枢支
されている。さらに、互いに平行な第3リンク57、第
4リンク59の基部はそれぞれ枢軸65、67を介して
前記追従テーブル35に枢着されている。
3によって折り曲げられるワークWの跳ね上りに追従し
てワークWを支持するもので、ダイDにおけるV溝の肩
部を中心として回動傾斜するように、リンク機構51を
介して昇降架台35に傾斜自在に支承されている。リン
ク機構51はそれぞれ対の第1リンク53、第2リンク
55、第3リンク57および第4リンク59よりなるも
のであって、第1リンク53の基部は、前記昇降架台3
5のサイドプレート45に枢軸61を介して枢支されて
いる。第1リンク53と平行な第2リンク55の基部
は、枢軸631を介して上記サイドプレート45に枢支
されている。さらに、互いに平行な第3リンク57、第
4リンク59の基部はそれぞれ枢軸65、67を介して
前記追従テーブル35に枢着されている。
【0025】上記第1リンク53の先端部と第4リンク
59の先端部とがピン69を介して、また第2リンク5
5の先端部と第3リンク57の先端部とがピン71を介
して枢支連結されている。さらに、第1リンク53と第
3リンク57との中央部がピン73を介して枢支連結さ
れている。すなわち、リンク機構51は、平行リンク機
構を2つ連接した構成をなしている。
59の先端部とがピン69を介して、また第2リンク5
5の先端部と第3リンク57の先端部とがピン71を介
して枢支連結されている。さらに、第1リンク53と第
3リンク57との中央部がピン73を介して枢支連結さ
れている。すなわち、リンク機構51は、平行リンク機
構を2つ連接した構成をなしている。
【0026】上記構成のごときリンク機構51に支持さ
れた追従テーブル37をワークWの折り曲げに追従して
傾斜するために、傾斜作動装置としての追従シリンダ7
5が設けられている。より詳細には、追従シリンダ75
はヒンジピン77を介してブラケット79に揺動自在に
支承されており、ブラケット79は昇降架台35のビー
ム部材47に取り付けられている。上記追従シリンダ7
5のピストンロッド81は枢軸83を介して追従テーブ
ル37に枢着されている。
れた追従テーブル37をワークWの折り曲げに追従して
傾斜するために、傾斜作動装置としての追従シリンダ7
5が設けられている。より詳細には、追従シリンダ75
はヒンジピン77を介してブラケット79に揺動自在に
支承されており、ブラケット79は昇降架台35のビー
ム部材47に取り付けられている。上記追従シリンダ7
5のピストンロッド81は枢軸83を介して追従テーブ
ル37に枢着されている。
【0027】上記構成により、追従シリンダ75のピス
トンロッド81を伸長作動することにより追従テーブル
37は回動傾斜することになる。この際、ピストンロッ
ド81の伸長作動速度を制御して、追従テーブル37の
回動速度をワークWを跳ね上り速度に一致せしめること
により、または追従テーブル37の傾斜角度に応じてプ
レスブレーキ3のパンチPとダイDとの係合状態を調節
することにより、追従テーブル35はワークWを常に支
持することになる。
トンロッド81を伸長作動することにより追従テーブル
37は回動傾斜することになる。この際、ピストンロッ
ド81の伸長作動速度を制御して、追従テーブル37の
回動速度をワークWを跳ね上り速度に一致せしめること
により、または追従テーブル37の傾斜角度に応じてプ
レスブレーキ3のパンチPとダイDとの係合状態を調節
することにより、追従テーブル35はワークWを常に支
持することになる。
【0028】前記追従テーブル37のワーク支持面85
にワークWを接触せしめるためにワークWを検出するセ
ンサ装置87が追従テーブル37の下方に設けられてい
る。より詳細には、図1に示されているように、センサ
装置87は、ワークWとの自在なワーク検知部89と、
このワーク検知部89を上面に備えた水平方向へ延伸し
た第1リンク91とこの第1リンク91の後部(図1に
おいて右部)に旋回軸93を介して垂直方向に延伸した
第2リンク95とからなるクランク機構97と、前記追
従テーブル37の下方に設けられ、前記第2リンク95
との距離が所定距離か否かを判別するセンサ99と、を
備えている。このセンサ99は追従テーブル37の下面
に取り付けられたL字形状のブラケット101の下部に
前記第2リンク95と対向して配置されている。
にワークWを接触せしめるためにワークWを検出するセ
ンサ装置87が追従テーブル37の下方に設けられてい
る。より詳細には、図1に示されているように、センサ
装置87は、ワークWとの自在なワーク検知部89と、
このワーク検知部89を上面に備えた水平方向へ延伸し
た第1リンク91とこの第1リンク91の後部(図1に
おいて右部)に旋回軸93を介して垂直方向に延伸した
第2リンク95とからなるクランク機構97と、前記追
従テーブル37の下方に設けられ、前記第2リンク95
との距離が所定距離か否かを判別するセンサ99と、を
備えている。このセンサ99は追従テーブル37の下面
に取り付けられたL字形状のブラケット101の下部に
前記第2リンク95と対向して配置されている。
【0029】また、前記第2リンク95が作動した後
に、元の位置へ戻すための付勢手段としての例えばスプ
リング103が、追従テーブル37の下面に取り付けら
れたL字形状のブラケット105と前記第2リンク95
との間に設けられ、かつ取り付けられている。前記セン
サ99は、前記ワーク追従装置1を制御せしめる制御装
置107に接続されている。この制御装置107によ
り、前記前記昇降用シリンダ49および追従シリンダ7
5が制御されるものである。
に、元の位置へ戻すための付勢手段としての例えばスプ
リング103が、追従テーブル37の下面に取り付けら
れたL字形状のブラケット105と前記第2リンク95
との間に設けられ、かつ取り付けられている。前記セン
サ99は、前記ワーク追従装置1を制御せしめる制御装
置107に接続されている。この制御装置107によ
り、前記前記昇降用シリンダ49および追従シリンダ7
5が制御されるものである。
【0030】前記センサ99の使い方としては、図2
(A)、(B)、(C)に示されている状態が考えられ
るが、図2(A)の状態では、ワークWと追従テーブル
37の距離が離れすぎ、また、図2(C)の状態では、
ワークWと追従テーブル37の距離が近すぎてしまう。
したがって、図2(B)の状態のごとくワークWと追従
テーブル37の距離が適正値αを保つのがよい。この状
態で上昇せしめることにより、例えば、図3に示すよう
にワークWの跳ね上がりに追従されて支持されることに
なる。
(A)、(B)、(C)に示されている状態が考えられ
るが、図2(A)の状態では、ワークWと追従テーブル
37の距離が離れすぎ、また、図2(C)の状態では、
ワークWと追従テーブル37の距離が近すぎてしまう。
したがって、図2(B)の状態のごとくワークWと追従
テーブル37の距離が適正値αを保つのがよい。この状
態で上昇せしめることにより、例えば、図3に示すよう
にワークWの跳ね上がりに追従されて支持されることに
なる。
【0031】而して、どのようなワークWの材質に対し
ても的確にワークの距離を検出でき、しかも、安定した
追従動作を行うことができる。しかも、前記第2リンク
が作動した後に、元の位置へ戻すための付勢手段として
のスプリング103を備えていることによって、確実か
つ容易に元の位置へ戻すことができる。
ても的確にワークの距離を検出でき、しかも、安定した
追従動作を行うことができる。しかも、前記第2リンク
が作動した後に、元の位置へ戻すための付勢手段として
のスプリング103を備えていることによって、確実か
つ容易に元の位置へ戻すことができる。
【0032】前記ワーク追従装置1を使用してワークW
にプレスブレーキ3で折り曲げ加工方法について説明す
ると、図5において、ステップS1で曲げ加工を開始す
ると、ステップS2でワークWが跳ね上がると共にワー
ク追従装置1が追従し、その結果、ステップS3でセン
サ99により、ワークWと追従テーブル37の距離であ
る検出値が検出される。そして、ステップS4で前記セ
ンサ99により検出された検出値が適正値αと比較され
て、適正値α(例えば、ワークWとセンサ99との距離
が5mm)であれば、ステップS5に進み、ラムである
下部テーブル9が従来の項で説明したラムストローク検
出板からの信号により所定のストロークがどうかの判別
が行われ、所定のストロークが所定角度となるラムスト
ロークでなければ、ステップS3の手前に戻る。所定の
ストロークが所定角度となるラムストロークであれば、
ステップS6に進み、制御装置107からの指令で前記
ワーク追従装置1が停止される。その後、ステップS7
でワークWが折り曲げられた後、ワーク追従装置1は元
の位置へ下降される。
にプレスブレーキ3で折り曲げ加工方法について説明す
ると、図5において、ステップS1で曲げ加工を開始す
ると、ステップS2でワークWが跳ね上がると共にワー
ク追従装置1が追従し、その結果、ステップS3でセン
サ99により、ワークWと追従テーブル37の距離であ
る検出値が検出される。そして、ステップS4で前記セ
ンサ99により検出された検出値が適正値αと比較され
て、適正値α(例えば、ワークWとセンサ99との距離
が5mm)であれば、ステップS5に進み、ラムである
下部テーブル9が従来の項で説明したラムストローク検
出板からの信号により所定のストロークがどうかの判別
が行われ、所定のストロークが所定角度となるラムスト
ロークでなければ、ステップS3の手前に戻る。所定の
ストロークが所定角度となるラムストロークであれば、
ステップS6に進み、制御装置107からの指令で前記
ワーク追従装置1が停止される。その後、ステップS7
でワークWが折り曲げられた後、ワーク追従装置1は元
の位置へ下降される。
【0033】前記ステップS4において、前記センサ9
9により検出された検出値が適正値αと比較されて、適
正値αでなければ、ステップS8に進み、前記センサ9
9により検出された検出値が適正値αより大かどうかが
判断される。前記センサ99により検出された検出値が
適正値αより大であれば、ステップS9に進み、追従テ
ーブル37の旋回上昇スピードが追従シリンダ75によ
り落とされる。前記センサ99により検出された検出値
が適正値αより大でなく小であれば、ステップS10に
進み、追従テーブル37の旋回上昇スピードが追従シリ
ンダ75により上げられる。
9により検出された検出値が適正値αと比較されて、適
正値αでなければ、ステップS8に進み、前記センサ9
9により検出された検出値が適正値αより大かどうかが
判断される。前記センサ99により検出された検出値が
適正値αより大であれば、ステップS9に進み、追従テ
ーブル37の旋回上昇スピードが追従シリンダ75によ
り落とされる。前記センサ99により検出された検出値
が適正値αより大でなく小であれば、ステップS10に
進み、追従テーブル37の旋回上昇スピードが追従シリ
ンダ75により上げられる。
【0034】したがって、ダイの大きさを変更してもプ
ログラムを変更しないで追従せしめることができる。
ログラムを変更しないで追従せしめることができる。
【0035】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0036】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、どのよ
うなワークの材質に対しても的確にワークの距離を検出
でき、しかも、安定した追従動作を行うことができる。
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、どのよ
うなワークの材質に対しても的確にワークの距離を検出
でき、しかも、安定した追従動作を行うことができる。
【0037】請求項2の発明によれば、付勢手段を備え
るこことによって、確実かつ容易に元の位置へ戻すこと
ができる。
るこことによって、確実かつ容易に元の位置へ戻すこと
ができる。
【0038】請求項3の発明によれば、ダイの大きさを
変更してもプログラムを変更しないで追従することがで
きる。
変更してもプログラムを変更しないで追従することがで
きる。
【図1】ワーク追従装置におけるセンサ装置の拡大側面
断面図である。
断面図である。
【図2】(A)、(B)、(C)はセンサ装置の動作説
明図である。
明図である。
【図3】ワークが跳ね上げられたときにワーク追従装置
が追従した状態を示した図である。
が追従した状態を示した図である。
【図4】プレスブレーキとワーク追従装置を示した側面
図である。
図である。
【図5】ワーク追従装置を使用してワークにプレスブレ
ーキで折り曲げ加工方法を示したフローチャートであ
る。
ーキで折り曲げ加工方法を示したフローチャートであ
る。
【図6】従来のワーク追従装置におけるセンサ装置の拡
大側面断面図である。
大側面断面図である。
【図7】従来のプレスブレーキの側面図である。
【図8】(A)、(B)は従来のパンチとダイによって
ワークを折り曲げたときのストロークを説明する説明図
である。
ワークを折り曲げたときのストロークを説明する説明図
である。
【図9】(A)、(B)は従来のパンチとダイの大きさ
が変わったときのストロークを説明する説明図である。
が変わったときのストロークを説明する説明図である。
1 ワーク追従装置
3 プレスブレーキ
7 上部テーブル
9 下部テーブル(ラム)
35 昇降台
37 追従テーブル
49 昇降用シリンダ
75 追従シリンダ
85 ワーク支持面
87 センサ装置
89 ワーク検知部
91 第1リンク
93 旋回軸
95 第2リンク
97 リンク機構
99 センサ
101 ブラケット
103 スプリング(付勢手段)
105 ブラケット
107 制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 プレスプレーキの前側に設けられ、プレ
スプレーキによって折り曲げられるワークに追従せしめ
てワークを支持せしめる追従テーブルを備えたワーク追
従装置であって、前記追従テーブルのワーク支持面にワ
ークとの接触自在なワーク検知部と、このワーク検知部
を上面に備えた水平方向へ延伸した第1リンクとこの第
1リンクの後部に旋回軸を介して垂直方向に延伸した第
2リンクとからなるクランク機構と、前記追従テーブル
の下方に設けられ、前記第2リンクとの距離が所定距離
か否かを判別するセンサと、を備えてなることを特徴と
するワーク追従装置。 - 【請求項2】 前記第2リンクが作動した後に、元の位
置へ戻すための付勢手段を備えてなることを特徴とする
請求項1記載のワーク追従装置。 - 【請求項3】 前記センサで検出された検出信号をワー
ク追従装置の駆動手段へ伝達すべく制御せしめる制御装
置を備えてなることを特徴とする請求項1または2記載
のワーク追従装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001326325A JP2003126913A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | ワーク追従装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001326325A JP2003126913A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | ワーク追従装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003126913A true JP2003126913A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19142728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001326325A Pending JP2003126913A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | ワーク追従装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003126913A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101246514B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2013-03-26 | 현대제철 주식회사 | 철강제품 계량대의 제품감지장치 |
CN104438860A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-03-25 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 冲压模具的冲压件托料装置及冲压模具 |
KR102208184B1 (ko) * | 2020-08-05 | 2021-01-27 | 주식회사 현대알비 | 강관 밴딩기의 충격 완화 및 강관 배출장치 |
-
2001
- 2001-10-24 JP JP2001326325A patent/JP2003126913A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101246514B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2013-03-26 | 현대제철 주식회사 | 철강제품 계량대의 제품감지장치 |
CN104438860A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-03-25 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 冲压模具的冲压件托料装置及冲压模具 |
KR102208184B1 (ko) * | 2020-08-05 | 2021-01-27 | 주식회사 현대알비 | 강관 밴딩기의 충격 완화 및 강관 배출장치 |
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