JPH0639452A - 油圧パンチプレスのラム軸制御装置 - Google Patents

油圧パンチプレスのラム軸制御装置

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JPH0639452A
JPH0639452A JP21841992A JP21841992A JPH0639452A JP H0639452 A JPH0639452 A JP H0639452A JP 21841992 A JP21841992 A JP 21841992A JP 21841992 A JP21841992 A JP 21841992A JP H0639452 A JPH0639452 A JP H0639452A
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JP
Japan
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punch head
height
punch
passing
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP21841992A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Saito
卓男 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH0639452A publication Critical patent/JPH0639452A/ja
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  • Control Of Presses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチのヒットレートを上げ、かつ上昇待機
中のパンチヘッドにワークホルダやワークの成形加工に
よる凸部が干渉することを無くす。 【構成】 通過高さ検出手段23と、待機位置制御手段
22とを設ける。通過高さ検出手段23は、パンチヘッ
ド7の下方を通過するワークWあるいはワークホルダ1
3等の通過物とパンチヘッド7との間の高さを検出する
距離センサからなる。待機位置制御手段22は、通過物
とパンチヘッド7との間の高さが所定値になるように通
過高さ検出手段23の検出値に応答してパンチヘッド7
の上昇待機位置を制御するものとする。通過高さ制御手
段22は、NC装置20における一部の機能手段等で構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧パンチプレスに
おいて、パンチヘッドの上昇待機位置を制御するラム軸
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧パンチプレスでは、パンチの
ヒットレートを上げるために、パンチヘッドを上死点ま
で戻さず、中間高さの所定の待機位置までラム軸を戻
し、この待機位置と下死点の間でパンチヘッドを往復さ
せることにより、パンチヘッドの昇降量を小さくしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにパ
ンチヘッドの待機位置を低くする制御を行うと、ワーク
ホルダがパンチヘッドの下方を通過するときに、ワーク
ホルダとパンチヘッドとの干渉が生じることがある。ま
た、成形加工等によってワークに凹凸が出来ている場合
に、ワーク送りに伴ってその凸部にパンチヘッドが干渉
することがある。
【0004】この発明の目的は、上昇待機中のパンチヘ
ッドにワークホルダやワークの成形加工による凸部が干
渉する問題を生じることなくパンチのヒットレートを上
げることのできる油圧パンチプレスのラム軸制御装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この発明のラム制御装
置は、油圧パンチプレスにおいて、通過高さ検出手段
(23)と、待機位置制御手段(22)とを設けたもの
である。通過高さ検出手段(23)は、パンチヘッド
(7)の下方を通過する通過物とパンチヘッド(7)と
の間の高さを検出する手段である。待機位置制御手段
(22)は、前記通過物とパンチヘッド(7)との間の
高さが所定値になるように通過高さ検出手段(23)の
検出値に応答してパンチヘッド(7)の上昇待機位置を
制御する手段である。
【0006】
【作用】この構成によると、パンチヘッド(7)の下方
に通過物が通過するのに先立ち、その通過物とパンチヘ
ッド(7)との間の高さが通過高さ検出手段(23)に
よって検出される。その検出値に応答して、待機位置制
御手段(22)の制御により、前記通過物とパンチヘッ
ド(7)との間の高さ距離が所定値に保たれるように、
パンチヘッド(7)が待機させられる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図4に基づ
いて説明する。図1に示すタレットパンチプレス1は実
施例のラム軸制御装置が適用される油圧パンチプレスで
あって、その加工動作はNC装置20の制御指令によっ
て行われる。上記タレットパンチプレス1は、図2に正
面図、図3に平面図でそれぞれ示すように、側面形状C
字状のフレーム2に上下一対のタレット3a,3bを設
置し、その上フレーム部分におけるパンチ位置Pに、ラ
ム6を昇降駆動する油圧シリンダ5が設けてある。パン
チ位置Pに割り出された上タレット3aのパンチヘッド
(パンチ金型)7は前記ラム6によって下タレット3b
の対応するダイ8まで押し下げられる。タレット3a,
3bの前方にはワークテーブル9が配置されている。
【0008】ワークテーブル9は、図3に示すように、
中央の固定テーブル9aと、両側のスライドテーブル9
bとからなり、スライドテーブル9bはキャリッジ10
と共にベッド4のレール11上を前後方向(Y軸方向)
に移動する。キャリッジ10には横方向(X軸方向)移
動自在にクロススライド12が設けられ、クロススライ
ド12にワークホルダ13が取り付けられている。前記
キャリッジ10の前後動およびクロススライド12の横
移動により、ワークホルダ13に把持されたワークWの
任意箇所をパンチ位置Pに移動させることができる。
【0009】キャリッジ10をY軸方向に移動させる送
り機構14は、図1に示すようにキャリッジ10の下面
のボールナット15に螺合する送りねじ16と、この送
りねじ16を回転駆動するY軸サーボモータ(図示せ
ず)とで構成される。
【0010】油圧シリンダ5は、油圧サーボバルブから
なる制御弁17と、油圧ポンプ18などを含む油圧系1
9によって駆動される。油圧シリンダ5の駆動制御、す
なわちラム6の昇降制御は、NC装置20の軸送り指令
により、サーボコントローラ21から制御弁17へ制御
電流を与えることにより行われる。
【0011】NC装置20には、パンチヘッド7の待機
位置を可変設定する待機位置制御手段22が設けられ
る。この待機位置制御手段22は、パンチヘッド7が下
死点から戻るときの上昇待機位置を、上死点よりも低い
基準待機位置に制御すると共に、その後のワーク送り時
にセンサ23から検出信号があったときに、検出値に応
答して高さ制御を行う機能を備える。センサ23は、パ
ンチヘッド7の下方を通過する通過物とパンチヘッド7
との間の高さ距離を検出するものであり、レーザ光また
は超音波等により非接触で計測する距離計が用いられ
る。待機位置制御手段22のワーク送り時の高さ制御
は、センサ23の検出値に基づき、通過物とパンチヘッ
ド7との間の高さが一定値Δhとなるように、パンチヘ
ッド7の上昇待機位置を変化させる制御を行う。また、
待機位置制御手段22は、その変化させた高さを、所定
期間、すなわちセンサ23で検出される位置からパンチ
位置Pを通過する位置までの移動時間に対応して設定さ
れる適宜の時間だけ高さ維持し、または次のパンチ動作
が行われるまで維持する機能を備える。なお、センサ2
3は、パンチ位置Pを通るY軸方向の線上に位置して、
フレーム2に取付部材を介して取付けてある。
【0012】次に、前記構成の動作を図4を参照して説
明する。パンチ加工の後、パンチヘッド7は、下死点か
ら基準待機位置まで戻る。この基準待機位置は、例えば
ワークWの正常な板面からパンチヘッド7までの高さが
所定値Δhとなるように設定される。この後、次のパン
チ加工のために、ワーク送りが行われる。図4(A)
は、ワークWを前方からパンチ位置Pに向けてY軸方向
に移動させ、板材Wの凸部aがセンサ23に達するまで
にワーク送りを止めて次のパンチ加工を行う場合を示
す。同図の状態では、センサ23で検出される距離は、
常にワークWの正常な板面の高さ、つまり基準距離Ho
の値となる。そのため、待機位置制御手段22は、前記
の基準待機位置を維持させる。この基準待機位置は、上
死点よりも低い位置であり、次のパンチ加工は、その低
位置の待機位置から下死点までの短い間隔でパンチヘッ
ド7を昇降させることで行われ、ヒットレートを上げる
ことができる。
【0013】図4(B)は、ワークWに成形加工された
凸部aがワーク送りに伴ってパンチヘッド7の下を通過
する場合を示す。この場合は、凸部aがパンチヘッド7
の下方を通過するのに先立ち、センサ23の下方を通過
してセンサ23により検出される。そのため、凸部aの
突出高さがhであるとすると、センサ23の検出値は
(Ho −h)となる。この検出値(Ho −h)に応答し
て、待機位置制御手段22は、パンチヘッド7の待機位
置が基準待機位置よりもhだけ高い位置、つまり(Δh
+h)となるように制御弁17の制御を行う。この高さ
Δh+hは、少なくとも凸部aがパンチ位置Pを通過す
るまでは維持される。そのため、突部aがパンチヘッド
7の下方を通過する際に、パンチヘッド7と干渉するこ
とが回避される。
【0014】突部aが通過した後は、待機位置制御手段
22により再び基準待機位置までパンチヘッドを下降さ
せる。あるいは、次のパンチ加工が行われるまで、上昇
した待機位置を維持させる。このように、パンチヘッド
7の待機位置を上昇させて通過物との干渉を避けること
ができる。パンチヘッド7は通過物との間の高さ距離が
一定に保たれるように制御し、余分に上昇させないた
め、この場合も、パンチヘッド7のパンチ時の昇降移動
量を小さくしてヒットレートを上げることができる。
【0015】なお、前記動作説明では、ワークWの凸部
aが通過する場合の動作を示したが、ワークホルダ13
がパンチヘッド7の下方を通過する場合も同様に上昇待
機位置の制御が行われる。
【0016】また、前記動作説明では、ワークWを前後
方向(Y軸方向)に移動させてパンチ加工を行う場合に
ついて説明したが、実際には前記センサ23の他に、パ
ンチ位置Pの左右位置にも図3のようにセンサ23R,
23Lを配置して、例えば同図の右側から左側に向けて
ワークWを移動させるときは、通過物の高さをセンサ2
3Rで検出し、逆の方向からワークWを移動させるとき
は、センサ23Lで検出して、前記と同様の高さ制御を
行う。
【0017】
【発明の効果】この発明の油圧パンチプレスのラム軸制
御装置は、パンチヘッドの下方を通過する通過物の高さ
の検出手段を設け、その検出値に応答して通過物とパン
チヘッドとの間の高さが所定値になるように待機位置制
御する手段を設けたので、パンチヘッドの下方に通過物
が通過するのに先立ち、パンチヘッドの上昇待機位置を
変更して、ワークホルダやワークの凸部等との干渉を避
けることができる。そのため、干渉の問題を生じること
なく、パンチヘッドを昇降移動量が最小となる位置に常
に待機させ、パンチのヒットレートを上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概念構成を示す説明図で
ある。
【図2】その実施例が適用されるタレットパンチプレス
の側面図である。
【図3】そのタレットパンチプレスの平面図である。
【図4】実施例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1…タレットパンチプレス、3a…上タレット、3b…
下タレット、5…油圧シリンダ、6…ラム、7…パンチ
ヘッド、8…ダイ、13…ワークホルダ、19…油圧
系、20…NC装置、21…サーボコントローラ、22
…待機位置制御手段、23,23R,23L…センサ、
W…ワーク、a…凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチヘッドの下方を通過する通過物と
    パンチヘッドとの間の高さを検出する通過高さ検出手段
    と、前記通過物とパンチヘッドとの間の高さ距離が所定
    値になるように前記検出手段の検出値に応答してパンチ
    ヘッドの上昇待機位置を制御する待機位置制御手段とを
    備えた油圧パンチプレスのラム軸制御装置。
JP21841992A 1992-07-23 1992-07-23 油圧パンチプレスのラム軸制御装置 Pending JPH0639452A (ja)

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JP21841992A JPH0639452A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 油圧パンチプレスのラム軸制御装置

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JP21841992A JPH0639452A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 油圧パンチプレスのラム軸制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222916A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Amada Co Ltd パンチ加工機
EP3308944A1 (de) * 2016-10-17 2018-04-18 Gabler Thermoform GmbH & Co. KG Vorrichtung zum thermoformen mit einem längenmesssensor
JP2018084901A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 ファナック株式会社 数値制御装置
DE102018005713B4 (de) 2017-07-26 2021-09-16 Fanuc Corporation Numerische Steuervorrichtung

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DE102018005713B4 (de) 2017-07-26 2021-09-16 Fanuc Corporation Numerische Steuervorrichtung

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