JPH0570529B2 - - Google Patents

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JPH0570529B2
JPH0570529B2 JP18385084A JP18385084A JPH0570529B2 JP H0570529 B2 JPH0570529 B2 JP H0570529B2 JP 18385084 A JP18385084 A JP 18385084A JP 18385084 A JP18385084 A JP 18385084A JP H0570529 B2 JPH0570529 B2 JP H0570529B2
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JP
Japan
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plate material
frame
press brake
movable
follower
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JP18385084A
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JPS6163318A (ja
Inventor
Shigeo Kasai
Tatsuki Ooshiro
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Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Metrecs Co Ltd filed Critical Amada Metrecs Co Ltd
Priority to JP18385084A priority Critical patent/JPS6163318A/ja
Publication of JPS6163318A publication Critical patent/JPS6163318A/ja
Publication of JPH0570529B2 publication Critical patent/JPH0570529B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0281Workpiece supporting devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本発明はプレスブレーキによつて折曲げ加工さ
れる板材を支持しかつプレスブレーキから板材を
取出す方法および装置に関する。
(b) 従来技術 プレスブレーキによつて板材をV字形状に折曲
げるとき、板材ほ端縁部が急速に跳上がり危険で
ある。また、折曲げ終了後に板材を取出すべく、
プレスブレーキの上型と下型とによる板材の挟圧
を解除すると、V字形状に折曲げられて跳上げら
れた状態の板材が倒れて危険である。
そこで従来においては、折曲げ時における板材
の跳上がりに追従して板材を支持し、折曲げ終了
時には板材を吸着して水平な状態にまで保持する
追従支持装置が種々開発されている。
(c) 発明が解決しようとする問題点 従来の追従支持装置においては、折曲げられて
傾斜した状態にある板材を単に水平な状態に戻す
まで保持するに過ぎないものであつた。したがつ
て、例えば板材を直角に折曲げた後、傾斜した状
態にある板材を水平な状態にまで倒したとき、折
曲げによる立上り部分の高さが、プレスブレーキ
における上型と下型との間隔よりも大きい場合、
板材をプレスブレーキの前側へ取出すことが困難
である。よつて、上記のごとく板材の立上り部分
の高さが大きい場合には、上型、下型の長手方向
(横方向)へ板材を移動せしめることによつてプ
レスブレーキからの板材の取出しを行なつてい
る。
すなわち従来においては、折曲げられて傾斜し
た状態にある板材を、追従支持装置によつて水平
な状態になるまで保持することにより安全性が向
上したものの、板材の立上り部分の高さが大きい
場合には人手によつて板材を横方向へ移動しなけ
ればならず、作業能率向上に問題があつた。
(d) 問題を解決するための手段 前述のごとき従来の問題に鑑み、本発明は、板
材の立上り部分の高さが上型と下型との間隔より
も大きい場合であつても、折曲げ終了後の板材を
追従支持装置でもつてプレスブレーキの前側へ自
動的に取出せるようにしたものである。すなわ
ち、プレスブレーキにおける上型と下型によつて
板材を折曲げるとき、板材を支持する追従架台を
板材の跳上りに対応して上昇傾斜せしめ、板材の
折曲げ終了時に板材を追従架台に吸着した後に、
上型と下型とを離反すると共に前記追従架台をさ
らに大きく上昇傾斜し、追従架台の傾斜方向への
下降移動と追従架台がプレスブレーキから離反す
る方向への移動とを相互に関連付けて板材を前記
上型と下型との間から取出すものである。
(e) 作用 プレスブレーキにおける上型と下型とによつて
板材を折曲げるとき、板材の跳上りに追従して追
従架台が傾斜し、板材の折曲げ終了時に板材を追
従架台に吸着する。その後に上型と下型とによる
板材の挾圧を解除し追従架台をさらに大きく傾斜
することにより、板材の折曲げられた立上り部分
の傾斜がより小さくなる。板材の立上り部分の傾
斜を小さくした状態において追従架台をプレスブ
レーキから適宜距離離反すると、傾斜した状態の
立上り部分の高位置部分が上型に干渉することと
なるので、上記干渉が生じる以前に追従架台を傾
斜下方向へさらに移動することにより、板材の立
上り部分と上型との間隔が再び大きくなり、追従
架台をプレスブレーキからさらに大きく離反可能
となる。
すなわち、追従架台の傾斜を大きくして折曲げ
られた板材の立上り部分の傾斜を小さくし、追従
架台の下降移動とプレスブレーキから離反する方
向への移動とを適宜に関連することにより、板材
の立上り部分の高さが上型と下型との間隔よりも
大きい場合であつても、板材をプレスブレーキの
前側へ取出すことができる。
(f) 実施例 第1図を参照するに、総括的な符号1で示す追
従支持装置は、板状のワークピースWがプレスブ
レーキ3によつて折曲げられるときの跳上りに追
従してワークピースWを支持する作用をなすもの
であつて、プレスブレーキ3の前側に配置してあ
る。
プレスブレーキ3は、C型のフレーム5の上部
に上型7を取付けた固定エプロン9を一体的に備
え、フレーム5の下部側には、上型7と協働して
ワークピースWの折曲げ下降を行なう下型11を
支持した可動エチロン13を昇降自在に備えてい
る。可動エプロン13は昇降用油圧シリンダ(図
示省略)の作動によつて昇降されるものであり、
昇降用油圧シリンダは、数値制御装置やコンピユ
ータのごとき適宜の制御装置によつて制御され得
ると共に、フツトペタル15の踏込みによつても
制御できる。
既に明らかなように、この実施例に例示したプ
レスブレーキ3は、可動エプロン13を上昇する
ことによつて上型7と下型11との係合が行なわ
れ、上型7と下型11とによつてワークピースW
の折曲げ加工が行なわれ得るものである。
プレスブレーキ3における可動エプロン13に
は、後で詳細に説明するように、追従支持装置1
における昇降架台が、可動エプロン13の上昇に
追従して上昇するように、昇降架台の自由な上昇
を規制する上昇規制装置17が装着してある。よ
り詳細には、可動エプロン13の長手方向のほぼ
中央部付近には、ブラケツト19が取付けてあ
り、このブラケツト19には、昇降ブロツク21
を螺合して上下動せしめるための螺杆23とガイ
ドバー25が垂直に支承されている。
上記螺杆23は、ブラケツト19に回転自在に
支承されたノブ27によつて回転されるように構
成されている。また昇降ブロツク21には、追従
支持装置1の方向へ水平に突出した規制板29が
上方向へのみ回動自在に枢支されている。すなわ
ち、規制板29は、水平な状態から上方向へは回
動自在であるが、下方向へは回動が不可能である
ように、螺番のごときヒンジ部材31を介して昇
降ブロツク21に枢支されており、かつ規制板2
9は重錘あるいは適宜のトーシヨンスプリングの
ごとき適宜手段によつて水平状態を保持するよう
に付勢されている。
上記の構成より明らかなように、ノブ27によ
つて螺杆23を回転することにより昇降ブロツク
21および規制板29を上下に移動調節すること
ができ、後述するように、下型11上に位置決め
されるワークピースWを追従支持装置1でもつて
水平に支持することができる。
第1図、第2図を参照するに、前記追従支持装
置1は、水平に敷設した複数本のレール33上を
移動自在な移動台車35と、移動台車35に対し
て前後方向に位置調節自在な可動架台37、可動
架台37に対して上下動自在な昇降架台39と、
昇降架台39に支持され、かつワークピースWの
折曲げ加工時におけるワークピースWの跳上りに
追従して支持する追従架台41などより構成され
ている。
より詳細には、移動台車35は、例えばチヤン
ネル材を4角形に枠組した態様をなしており、そ
の両側にはレール33上を移動自在な複数の車輪
43が回転自在に装着してある。適宜位置の車輪
43の車輪にはスプロケツトあるいはプーリ等の
ごとき適宜の回転体45が一体的に取付けてあ
り、この回転体45は、例えばチエンあるいはベ
ルトのごとき伝動部材47を介してサーボモータ
のごとき適宜の駆動装置49と連動連結してあ
る。また可動台車37には、例えば油圧ポンプ等
を含む適宜の駆動源ユニツト51がプレスブレー
キ3の駆動源とは別個に独立して装着してある。
上記構成より明らかなように、駆動装置49を
適宜に駆動することにより、移動台車35はレー
ル33に沿つて前後方向(第1図において左右方
向)に移動し、プレスブレーキ3に対して接近離
反することとなる。プレスブレーキ3に対する移
動台車35の最接近位置は、レール33等の適宜
位置に設けたストツパー53によつて規制されて
いる。
なお、前記駆動装置49は、例えば数値制御装
置のごとき適宜の制御装置によつて制御駆動され
るものであつて、移動台車35の移動速度を制御
自在である。また、移動台車35の位置情報は、
例えば測長装置やパルスエンコーダ等のごとき適
宜の検出器を使用して移動台車35の移動位置を
検出する構成や、或はレール33に沿つて複数の
リミツトスイツチ、近接スイツチのごとき検出器
又はドグを配設し、移動台車35にドグ又は検出
器を装着するなどの適宜の構成によつて得ること
ができる。移動台車35の位置情報は、例えば移
動台車35の速度制御や、後述するように、ワー
クピースWをプレスブレーキ3から取出すときの
ワークピースWの下降タイミング信号として利用
できる。
可動架台37は、前記移動台車35と同様に4
角形に枠組して構成してあり、移動台車35の内
側に配置してある。可動架台37の両側にはそれ
ぞれガイドバー55が一体的に取付けてあり、各
ガイドバー55は、移動台車35の両側部の内側
に回転自在に装着した複数対の支持ローラ57に
よつて移動自在に支承されている。この可動架台
37の一端部にはナツト部材59が取付けてあ
り、このナツト部材59には、前記レール33と
平行に延伸しかつ移動台車35に回転自在に支承
された調節螺子61が螺合してある。
上記構成により、調節螺子杆61を適宜に回す
ことにより可動架台37が移動台車35対して前
後方向に位置調節できる。すなわち、プレスブレ
ーキ3に対する移動台車35の最接近位置の位置
が任意であつても、プレスブレーキ3と可動架台
37の間隔を所望の間隔に調節できるものであ
る。
前記可動架台37のプレスブレーキ3側の端縁
の両側部にはチヤンネル材のごとき支柱63がそ
れぞれ立設してあり、両支柱63の間に前記昇降
架台39が上下動自在に設けられている。より詳
細には、両支柱63の内側面には垂直なガイドポ
スト65がそれぞれ一体的に取付けてあり、昇降
架台39に備えた複数対の支持ローラ67がガイ
ドポスト65を挟持した構成によつて昇降架台3
9は上下動自在に設けられている。
昇降架台39は、複数対の前記支持ローラ67
を備えた一対のサイドプレート69をチヤンネル
材のごときビーム部材71でもつて一体に連結し
た構成であつて、ビーム部材71と可動架台37
との間には昇降用シリンダ73が介在してある。
したがつて、昇降用シリンダ73を適宜に制御す
ることにより、昇降架台39を適宜に昇降できる
ものである。
昇降架台39を前記プレスブレーキ3の可動エ
プロン13の上昇に追従して上昇すべく、前記昇
降用シリンダ73を制御するシリンダ制御装置7
5が設けられている。より詳細には、昇降用シリ
ンダ73の作動を制御する制御弁77が、第2図
に示されるように、ビーム部材71に取付けてあ
る。この制御弁77は、摺動自在に備えたスプー
ル77Sが突出するときには油圧ポンプ等の圧力
源からの圧油を昇降用シリンダ73内へ供給し
て、昇降架台39を上昇すべく昇降用シリンダ7
3を制御する。また、制御弁77は、スプール7
7Sが中立的位置に位置する状態のときには昇降
架台39の昇降を停止すべく昇降用シリンダ73
を制御し、さらにスプール77Sが押込まれた状
態のときには昇降架台39を自重で下降すべき昇
降用シリンダ73を制御する。
したがつて、プレスブレーキ3における可動エ
プロン13の上昇作動に連動して制御弁77のス
プール77Sを適宜に位置調節することにより、
可動エプロン13の上昇に追従して昇降架台39
を上昇することができるものである。
可動エプロン13の上昇に応じて制御弁77の
スプール77Sの位置を制御するために、制御弁
77に取付けたブラケツト79には、基部付近が
スプール77Sに当接した揺動杆81が上下に揺
動自在に枢着してある。この揺動杆81の先端部
には、ミニシリンダ83が装着してあり、ミニシ
リンダ83のピストンロツド83Pの先端部が前
記上昇規制装置17の規制板29の下面に当接し
て押圧されている。
したがつて、プレスブレーキ3における可動エ
プロン13の上昇にしたがつて規制板29が上昇
すると、揺動杆81は規制板29による規制が解
除されて上方向へ揺動可能となる。よつて制御弁
77のスプール77Sが突出され、昇降用シリン
ダ73が作動される。すなわち昇降用シリンダ7
3は、プレスブレーキ3の上昇規制装置17、揺
動杆81や制御弁77等を介して制御されること
となり、可動エプロン13の上昇に追従して昇降
架台39が上昇されることとなる。なお、可動エ
プロン13の上昇を急停止したときには、前記規
制板29が水平状態への付勢力に抗して上方向へ
僅かに回動される態様となつて衝撃を吸収し、そ
の後に昇降架台39の上昇が停止される。よつ
て、可動エプロン13の上昇停止を急激に行なつ
た場合であつても、昇降架台39を振動の少ない
状態で停止することができる。
また、前記ミニシリンダ83のピストンロツド
83Pを突出した状態あるいは引込んだ状態でも
つてその先端部を規制板29に当接することによ
り、昇降架台39は可動エプロン13に対して二
段階的な位置を取ることができる。すなわち、後
述する追従架台41を水平状態に保持して上下位
置を変えることができ、例えば下型11が折曲げ
加工とヘミング加工とを行なえる下型であるとき
に、ワークピースWを折曲げ加工高さ位置とヘミ
ング加工高さ位置とに対応して水平に支持できる
ものである。
前記追従架台41は、プレスブレーキ3によつ
て折曲げられるワークピースWの跳上りに追従し
てワークピースWを支持するもので、下型11に
おけるV溝の肩部を中心として回動傾斜するよう
に、リンク機構85を介して昇降架台39に傾斜
自在に支承されている。リンク機構85はそれぞ
れ対の第1リンク87、第2リンク89、第3リ
ンク91および第4リンク93よりなるものであ
つて、第1リンク87の基部は、前記昇降架台3
9のサイドプレート69に枢軸95を介して枢支
されている。第1リンク87と平行な第2リンク
89の基部は枢軸97を介して上記サイドプレー
ト69に枢支されている。さらに、互に平行な第
3、第4のリンク91,93の基部はそれぞれ枢
軸99,101を介して追従架台41に枢着して
ある。上記第1リンク87の先端部と第4リンク
93との先端部がピン103を介して、また第2
リンク89の先端部と第3リンク91の先端部と
がピン105を介して枢支連結してあり、さらに
第1リンク87と第3リンク91との中央部がピ
ン107を介して枢支連結してある。すなわちリ
ンク機構85は、平行リンク機構を2つ連接した
構成をなしている。
上記構成のごときリンク機構85に支持された
追従架台41をワークピースWの折曲げに追従し
て傾斜するために、傾斜作動装置としての追従シ
リンダ109が設けられている。より詳細には、
追従シリンダ109はヒンジピン111を介して
ブラケツト113に揺動自在に支承されており、
ブラケツト113は昇降架台39のビーム部材7
1に取付けてある。上記追従シリンダ109のピ
ストンロツド109Pは枢軸115を介して追従
架台41に枢着してある。
上記構成により、追従シリンダ109のピスト
ンロツド109Pを伸長作動することにより追従
架台41は回動傾斜することとなる。この際、ピ
ストンロツド109Pの伸長作動速度を制御し
て、追従架台41の回動速度をワークピースWを
跳上り速度に一致せしめることにより、または追
従架台41の傾斜角度に応じてプレスブレーキ3
の上型7と下型11との係合状態を調節すること
により、追従架台41はワークピースWを常に支
持することとなる。
前記追従架台41の傾斜角を検出するために、
傾斜角検出装置117が設けられている。より詳
細には、前記昇降架台39のサイドプレート69
に垂直に取付けた支持板119に検出用シリンダ
121が垂直に取付けてあり、この検出用シリン
ダ121のピストンロツド121Pには連結部材
123が水平に取付けてある。この連結部材12
3にはラツク杆125が垂設してあり、ラツク杆
125と噛合したピニオン127は、支持板11
9に取付けたパルスエンコーダのごとき検出器1
29に連結してある。さらに連結部材123には
複数の接触ローラ131を回転自在に支承した揺
動ブロツク(図示省略)が揺動自在に支承されて
いる。
上記接触ローラ131は、第2リンク89に取
付けた検出プレート133のフランジ部133F
の下面に接触自在なもので、検出用シリンダ12
1の作用によつて上記フランジ部133Fに接触
させられる。検出プレート133のフランジ部1
33Fは前記追従架台41のテーブル面と平行に
設定してある。さらに前記支持板119には、連
結部材123によつて作動されたときに前記昇降
用シリンダ73を下降作動せしめるリミツトスイ
ツチ135が取付けてある。
上記構成により、前記追従シリンダ109を作
動して追従架台41をワークピースWに追従して
傾斜せしめるとき、検出用シリンダ121の作用
によつて接触ローラ131を検出プレート133
のフランジ部133Fへ軽く接触せしめることに
より、ラツク杆125、ピニオン127を介して
検出器129が回転され、上記フランジ部133
Fの傾斜角、換言すれば追従架台41の傾斜角お
よび傾斜速度を常時検出することとなる。したが
つて、検出器129の検出信号を利用してプレス
ブレーキ3における可動エプロン13の速度を制
御することができ、精度のよい追従を行なうこと
ができる。換言すれば、追従架台41の傾斜角度
あるいは追従速度に応じてプレスブレーキ3にお
ける上型7と下型11の係合態様を制御でき、追
従架台41がワークピースWの跳上りに大きく遅
れて追従する問題を解消可能である。
前記追従架台41の最大傾斜角を必要に応じて
設定するために、一対の第2リンク89の適宜一
方には、枢軸97を中心とする円弧状のドグプレ
ート136が取付けてある。このドグプレート1
36には、円弧状のスリツトを設けることによつ
てドグ137が位置調節自在に取付けてある。他
方、前記昇降架台39のサイドプレート69に
は、ドグ137によつて作動されるリミツトスイ
ツチあるいは近接スイツチのごとき検知器138
が取付けてある。この検知器138は、ドグ13
7を検知したときに、追従シリンダ109を作動
を停止せしめて、追従架台41の傾斜を停止せし
める作用をなすものである。したがつて、ドグ1
37の検知器138によつて追従架台41の最大
傾斜角が設定され得るものである。
前記追従架台41は、第1図、第2図より明ら
かなように、前記リンク機構85に支持された架
台ベース139と、架台ベース139上に揺動可
能に支持された揺動架台141と、揺動架台14
1に摺動自在に支承された摺動架台143等より
構成されている。
前記揺動架台141は、両側を二重プレートの
構造にし、かつそれらを適数の連結プレート14
1Cによつて連結した枠体構造をなしている。こ
の揺動架台141がプレスブレーキ3から離反し
た側は、枢軸145を介して架台ベース139に
枢着してあり、揺動架台141のプレスブレーキ
3側は弾機147を介して架台ベース139に揺
動自在に支承されている。より詳細には、架台ベ
ース139のプレスブレーキ3側の端部には調節
螺子149を備えた収納筒151が装着してあ
り、この収納筒151内に弾装したスプリングの
ごとき弾機147が揺動架台141に取付けた嵌
合ピン部材153を支持している。また揺動架台
141は、追従架台41が水平時には、リンク機
構85の第3リンク91に取付けた支持ブロツク
155に支持されている。
上記構成により、前述したように追従シリンダ
109の作動によつて追従架台41を次第に傾斜
せしめると、揺動架台141の重量が弾機147
に作用する分力が次第に小さくなるので、揺動架
台141のプレスブレーキ3側は、弾機147に
よつて次第に押進されることとなる。したがつ
て、例えば追従架台41が傾斜した状態のときに
は、揺動架台141の下部側がプレスブレーキ3
側へ押されてワークピースWを支持する態様とな
り、追従性が多少悪いような場合であつても、ワ
ークピースWの、いわゆる腰折れ現象を防止でき
るものである。
前記摺動架台143は、平板材の両側縁143
Fを下方向へ折曲げた構成をなしており、下面に
備えた複数個のガイドプレート155には長孔1
55Hが形成してある。この長孔155H内に
は、揺動架台141に回転自在に支承されたガイ
ドローラ157が嵌合してある。また、摺動架台
143に設けたブラケツト159と前記連結プレ
ート141Cとの間には、摺動架台143を摺動
せしめるための摺動駆動装置161が配置してあ
る。摺動駆動装置161は、本実施例においては
シリンダ装置で例示してあるけれども、螺子機構
とサーボモータ等を使用した構成とすることも可
能である。
上記構成より理解されるように、摺動駆動装置
161を適宜に作動することにより、揺動架台1
41に対して摺動架台143を適宜に摺動でき
る。なお、詳細は省略するけれども、摺動駆動装
置161は、前述した駆動装置49の制御と関連
づけて適宜に制御されるものである。
前記摺動架台143には、複数に分割された分
割テーブル163が着脱自在かつ位置調節自在に
取付けてある。すなわち、各分割テーブル163
の下面に備えたブラケツト部165にはそれぞれ
長孔165Hが形成してあり、この長孔165を
貫通したボルトのごとき締結具167によつて各
分割テーブル163は摺動架台143に取付けら
れている。適宜の分割テーブル163にはワーク
ピースWを吸着するための吸着装置169が設け
られている。吸着装置169は、例えば電磁石や
バキユームカツプ等よりなるものである。
以上のごとき構成において、第1図に示すよう
に、追従架台41が水平状態にあるときに、ワー
クピースWを下型11に亘つて載置する。その後
にプレスブレーキ3の可動エプロン13を上昇せ
しめると、可動エプロン13の上昇に追従して昇
降架台39が上昇し、ワークピースWを水平に保
持する。
プレスブレーキ3における上型7と下型11と
によつてワークピースWの折曲げが開始される
と、追従シリンダ109が作動され、追従架台4
1が追従傾斜される。なお、追従シリンダ109
の作動開始は、プレスブレーキ3における可動エ
プロン13を作動する油圧機構内の圧力変化や、
ワークピースWが分割テーブル163から僅かに
離れたことを検知することにより制御できるもの
である。
ワークピースWを所定の角度に折曲げ終了(第
1図のAの状態)したときに、吸着装置169に
よつてワークピースWを吸着すると共に下型11
を下降せしめ、かつ追従シリンダ109を再び作
用せしめて追従架台41をさらに大きく傾斜せし
める。その後に、摺動駆動装置161を適宜に作
動して摺動架台143を適宜に下降せしめる(第
1図のBの状態)と共に、駆動装置49を適宜に
作動して追従支持装置1全体をプレスブレーキ3
から離反せしめる(第1図のCの状態)ことによ
り、ワークピースWの立上り部の長さLが上型7
と下型11との間隔Hよりも大きな場合であつて
も、プレスブレーキ3からワークピースWの取出
しを容易に自動的に行ない得るものである。
第3図を参照するに、前記可動エプロン13の
昇降速度あるいは昇降位置を適宜に検出するパル
スエンコーダ171は第1のエンコーダインター
フエース173に接続してあり、パルスエンコー
ダ171からの信号は、第1のエンコーダインタ
ーフエース173において、可動エプロン13の
昇降速度を表わすパルス信号に変換され、第1の
エンコーダインターフエース173の(+)端子
および(−)端子から出力される。この第1のエ
ンコーダインターフエース173の(+)端子お
よび(−)端子は、それぞれ第1カウンタ175
のアツプ端子、ダウン端子にそれぞれ接続してあ
ると共に、第1、第2のOR回路177,179
に個別に接続してある。
他方、前記検出器129は第2のエンコーダイ
ンターフエース181に接続してありあり、検出
器129からの信号は、第2のエンコーダインタ
ーフエース181において、追従架台41の昇降
速度を表わすパルス信号に変換され、(+)端子
および(−)端子から出力される。第2のエンコ
ーダインターフエース181の(+)端子は第1
分周器183に、また(−)端子は第2分周器1
85に接続してあり、第1分周器183は第2の
OR回路179に、また第2分周器185は第1
のOR回路177に接続してある。
上記の第1、第2分周器183,185は、共
に同じ処理機能を有するもので、コンピユータの
ごとき制御装置187からの条件設定の入力に基
き、追従架台41の昇降速度を、可動エプロン1
3の昇降速度に相関関係をもつて対応するように
補正処理するものである。第1分周器183から
は、追従架台41の補正上昇速度に応じた数のパ
ルス信号が第2OR回路179へ出力され、第2
分周器185からは、追従架台41の補正下降速
度に応じた数のパルス信号が第1OR回路177
へ出力される。
上記第1のOR回路177は第2カウンタ18
9のダウン端子に、また第2のOR回路179は
第2カウンタ189のアツプ端子に接続してあ
り、第2カウンタ189はD/Aコンバータ19
1に接続してある。このD/Aコンバータ191
は適宜のドライバ193に接続してあり、ドライ
バ193は、前記可動エプロン13を昇降作動す
る昇降用油圧シリンダ(図示省略)の作動を制御
するための例えばバルブのごとき作動制御装置1
95に接続してある。
上記構成により、可動エプロン13および追従
架台41の上昇時には、第2カウンタ189のア
ツプ端子およびダウン端子には、それぞれ追従架
台41の補正上昇速度に応じた数のパルス信号お
よび可動エプロン13の上昇速度に応じた数のパ
ルス信号が入力される。また、可動エプロン13
および追従架台41の下降時には、第2カウンタ
189のアツプ端子およびダウン端子にはそれぞ
れ可動エプロン13の下降速度に応じた数のパル
ス信号および追従架台41の補正下降速度に応じ
た数のパルス信号が入力される。
したがつて第2カウンタ189は、可動エプロ
ン13および追従架台41の上昇時および下降時
における可動エプロン13の昇降速度と追従架台
41の補正した昇降速度との速度差に応じた数の
パルス信号を出力することとなる。第2カウンタ
189からのパルス信号は、D/Aコンバータ1
91を介してドライバ193に供給される。ドラ
イバ193は、第2カウンタ189から速度差を
示すパルスを零にすべく作動制御装置195を介
して、可動エプロン13の昇降作動を制御する。
すなわち可動エプロン13の昇降速度は、追従架
台41の昇降速度に応じて制御されるものであ
る。
前記第1カウンタ175は、前記第2エンコー
ダインターフエース173から可動エプロン13
の昇降速度に応じた数のパルス信号を入力し、こ
のパルス信号を積算することによつて可動エプロ
ン13の昇降位置を検出している。第1カウンタ
175は比較器197に接続してあり、また、こ
の比較器197には前記制御装置187が接続し
てある。すなわち、第1カウンタ175において
検出した可動エプロン13の昇降位置の検出値
と、制御装置187に予め入力設定された可動エ
プロン13の停止位置の設定値とが比較器197
において比較され、上記検出値と設定値とが一致
したときに可動エプロン13の昇降作動を停止す
る停止信号が制御装置187等へ出力されて、可
動エプロン13の昇降作動が停止される。
再び第3図を参照するに、適宜のコンピユータ
などよりなる前記制御装置187には、例えばテ
ンキーやテープリーダなどのごとき適宜の設定デ
ータ入力部199が適宜に接続してあると共に入
力データの表示器201が接続されている。さら
に、制御装置187には、前記移動台車35の移
動位置を検知する位置検知装置203および指令
分配部205が適宜に接続してある。指令分配部
205は、制御装置187からの指令信号を、例
えば前記駆動装置49を制御するモータドライバ
のごとき第1駆動制御装置207や前記追従シリ
ンダ109、摺動駆動装置161などの作動を制
御する適宜のバルプのごとき第2、第3の駆動制
御装置209,211に分配する作用をなすもの
である。
したがつて、例えば前記比較器197からの停
止信号あるいは適宜の検出器からの信号によつて
ワークピースWの折曲げ加工が終了したことを検
出すると、制御装置187の指令によつて追従架
台41に対するワークピースWの吸着が行なわれ
ると共に、前記第2の駆動制御装置209を介し
て追従シリンダ109が作動され、前述したよう
に追従架台41が大きく傾斜される。その後に、
第1、第3の駆動制御装置207,211を介し
て駆動装置49および摺動駆動装置161が適宜
に作動され、ワークピースWの下降と移動台車3
5の移動が行なわれるものである。なお、上記駆
動装置49と摺動駆動装置161の作動は、位置
検出装置203による移動台車35の検出位置に
関連して適宜に制御されるものである。上述のご
とく駆動装置49と摺動駆動装置161を適宜に
制御して、プレスブレーキの上型7と下型11と
の間からワークピースWを前方へ取出した位置へ
移動台車35が移動したことを位置検出装置20
3が検出すると、移動台車35の移動が停止され
ると共に追従架台41が元の水平な状態に下降さ
れ、かつ追従架台41に対するワークピースWの
吸着が解除されるものである。
(g) 発明の効果 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、本発明によれば、追従架台を所定の折曲げ角
よりも大きく傾斜せしめた状態でもつてワークピ
ースを支持し、かつワークピースを下降せしめつ
つ追従架台をプレスブレーキから離反するもので
あるから、ワークピースの折曲げによる立上り部
の高さが、プレスブレーキの上型と下型との間隔
より大きい場合であつても、プレスブレーキから
のワークピースの取出しを自動的に行ない得るも
のである。
なお、本発明は前述の実施例に限ることなくそ
の他の態様でも実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は追従支持装置の側面図、第2図は第1
図における−線に沿つた断面図、第3図は制
御回路を概略的に示したブロツク線図である。 3……プレスブレーキ、7……上型、11……
下型、41……追従架台、35……移動台車、3
9……昇降架台、169……吸着装置、143…
…摺動架台、161……摺動駆動装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プレスブレーキ3における上型7と下型11
    によつて板材Wを折曲げるとき、板材Wを追従し
    て支持する追従架台41を板材Wの跳上りに対応
    して上昇傾斜せしめ、板材Wの折曲げ終了時に板
    材Wを追従架台41に吸着した後に前記上型7と
    下型11とを離反すると共に前記追従架台41を
    さらに大きく上昇傾斜し、追従架台41の傾斜下
    方向への移動と追従架台41がプレスブレーキ3
    から離反する方向への移動とを関連付けて板材W
    を前記上型7と下型11との間から取出すことを
    特徴とするプレスブレーキにおける板材支持取出
    方法。 2 プレスブレーキ3の前側に前後方向へ移動自
    在に設置した移動台車35に、プレスブレーキ3
    の可動エプロン13と一体的に上昇する昇降架台
    39を昇降自在に装着して設け、プレスブレーキ
    3における上型7と下型11とによつて板材Wを
    折曲げるとき板材Wの跳上りに追従して板材Wを
    支持するための追従架台41を昇降架台39に傾
    斜自在に装着して設けると共に、板材Wの折曲げ
    終了後に追従架台41をさらに大きく傾斜せしめ
    る傾斜作動装置109を設け、板材Wを吸着自在
    な吸着装置169を備えた摺動架台143を追従
    架台41の傾斜方向に摺動自在に設けると共に摺
    動架台143を摺動せしめる摺動駆動装置161
    を設けてなることを特徴とするプレスブレーキに
    おける板材支持取出装置。
JP18385084A 1984-09-04 1984-09-04 プレスブレ−キにおける板材支持取出方法および装置 Granted JPS6163318A (ja)

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JPH01181919A (ja) * 1988-01-12 1989-07-19 Shinwa Giken:Kk 突曲げ加工用加工物追従支持装置
JPH0747132Y2 (ja) * 1988-05-12 1995-11-01 鋼鈑工業株式会社 移動型材料取扱いロボット
JP2767627B2 (ja) * 1989-10-23 1998-06-18 臼井国際産業株式会社 多層蛇腹管
FR2683470B1 (fr) * 1991-11-13 1994-07-08 Capelle Michel Accompagnateur de tole pour presse-plieuse.
JP7332366B2 (ja) * 2019-07-09 2023-08-23 コマツ産機株式会社 曲げ機械用の追従装置

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