JPH0428666Y2 - - Google Patents

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JPH0428666Y2
JPH0428666Y2 JP6530887U JP6530887U JPH0428666Y2 JP H0428666 Y2 JPH0428666 Y2 JP H0428666Y2 JP 6530887 U JP6530887 U JP 6530887U JP 6530887 U JP6530887 U JP 6530887U JP H0428666 Y2 JPH0428666 Y2 JP H0428666Y2
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free ball
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は板材加工機のシユータのフリーボール
ベアリング昇降装置に関わり、更に詳細には板材
加工機としての例えばパンチプレスなどで追抜
(ニブリング)加工を行い或いはパンチプレスと
レーザ加工機などの複合機などで、比較的大きな
形状の製品を得る場合に卓効を奏するシユータの
フリーボールベアリング昇降装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来の板材加工機の前方ワークテーブルに設け
たフリーボールベアリングをテーブルの上面より
下降させる装置は、例えば本願と同一出願人の実
開昭56−112033号のようなものが公知になつてい
る。しかしこの公報に開示されているフリーボー
ルベアリング昇降装置は、テーブルの下方に横方
向の一列毎に高さ方向に比較的長い弾機装置を備
えていたのである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来技術の装置では、多数の比較的長
い弾機装置がテーブルの裏面に突出しているため
にテーブルを傾斜させてシユータとして使用する
場合に障害となる問題点があつたのである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案では上記した従来装置の問題点を解決す
べく、従来のフリーボールベアリングを下降させ
るに当つてフリーボールベアリングを一列に植設
した昇降部材を比較的短い揺動ストローク長さの
揺動部材に改善して、上向付勢の弾機装置などの
下方突出物を合理化し、テーブルを傾斜させる場
合の障害を解消したのである。
(作用) 上記ですでに明らかなように、本考案の装置で
はテーブルを傾斜させるのに障害になる下方突出
部材が無いことから簡単な構造となり、テーブル
が長くてもその長さ方向に傾斜可能になし得たの
である。
(実施例) 以下に図面にもとづいて本考案の好適実施例を
詳細に説明する。
第1図には本考案を実施した一例としての複合
板材加工機1を示したもので、門形フレーム3を
備えたタレツトパンチプレス5の前方位置固定テ
ーブル7上に門形フレーム3の上部フレーム9を
貫通してレーザビーム11が照射される。
複合板材加工機1の側方にはレーザビーム11
の発振器13が設けてあつて、ここで発振された
レーザビーム11は上部フレーム9の上方の反射
鏡15で曲げられ固定テーブル7上に位置決めさ
れる被加工材に照射される。
固定テーブル7の前方(第1図の右方)には、
板材把持移動位置決め装置17が設けてあり、そ
のクランプ装置19に前方端縁を把持された被加
工板材が第2図に示したパンチング加工位置21
およびレーザ加工位置23に対して数値制御によ
つて移動位置決めされる。
即ち上記した板材把持移動位置決め装置17
は、前記固定テーブル7の左右両側に水平に設け
たガイドレール25,25に案内される左右の可
動テーブル27,27に跨るキヤレツジベース2
9で連結されている。該キヤレツジベース29は
前後方向には上部フレーム9の下面に設けた第1
リードスクリユ31(第1図、第3図参照)と螺
合するナツト部材33に駆動されて移動位置決め
される。
上記キヤレツジベース29には、パルスモータ
35によつて駆動される第2リードスクリユ37
が左右方向に延設してあつて、該第2リードスク
リユ37に螺合するキヤレツジ39が前記クラン
プ装置19に被加工板材を把持してX軸(左右)
方向に移動位置決めする。
前記したようにキヤレツジベース29はY軸
(前後)方向に移動位置決め自在であるから結果
として被加工板材は板材把持移動位置決め装置1
7によつてX,Y軸座標的にパンチング加工位置
21或いはレーザ加工位置23に対して位置決め
されることが理解されよう。
また上記した被加工板材の移動位置決めは、板
材の前端縁を把持して行なうために、前記した固
定テーブル7や可動テーブル27の上面には多数
のフリーボールベアリング41が設けてあり、板
材はこれらに支承されて水平姿勢を保つて移動す
る。これが第4,5,6,7図に示したパスライ
ンPLである。
上記したフリーボールベアリング41の中で、
固定テーブル7の中に設けたものは、クランプ装
置17の下側爪と干渉するおそれがあるので、ク
ランプ装置17の前記加工位置21,23に向う
接近に先だつてテーブル7の上面より下降させな
ければならない。
またタレツトパンチプレス5によつ追抜(ニプ
リング)加工をした製品、或いはレーザ加工によ
つて溶断した製品は、抜かすやスラツジと異なり
テーブル上に残るし、例えば操作盤の甲板などは
計器取付穴を抜いた比較的大きな板が製品であつ
てやはりテーブル上に残る。
これらの製品はテーブルを傾斜させてシユータ
43として第1図や第3図に示したようにベルト
コンベア45へ滑りおろす必要がある。
本考案の実施例装置は上記必要事項に対応して
以下に詳述するように構成してある。
位置固定テーブル5はレーザ加工位置23まわ
りの小傾斜テーブル47と、該小傾斜テーブル4
7を三方でとりかこむ大傾斜テーブル49とから
なり、これら大小の傾斜テーブルはタレツト下盤
51の前方のフレーム53に揺動自在に1対のヒ
ンジ55で軸着されている。
しかし前記小傾斜テーブル47は1対の上下に
延びた長穴57を介して前方フレーム53に設け
た軸ピン59にとりつけてあるから、長穴57の
範囲で上下方向に高さ位置が可変に設けてあつ
て、最高位に位置した時に大傾斜テーブル49と
同一水準になる。
これは大形の板から形状製品を溶断した時に、
大傾斜テーブル49を水平のままにして、小傾斜
テーブル47だけを上記長穴57の長さ範囲で下
降させることで大形の板から分離して下げること
可能であり、引続いて傾斜させることで搬出でき
るので大変便利である。
前記前方フレーム53の下の中央脚61には流
体圧シリンダ63が設けてあつて、その上向ピス
トンロツド65の上端はローラ67を介して小傾
斜テーブル47のほぼ中央を支承している。
前記大傾斜テーブル49は前方フレーム53に
ヒンジ55を介して揺動自在であるが、大傾斜テ
ーブル49が本来の被加工材を支承する水平な状
態の時にはその前方端に設けたシヨツト穴69に
後方フレーム71に設けたシヨツトピン73が弾
機75に付勢れて係合している。
しかし上記弾機75を流体圧シリンダ77を作
用させて圧縮すると大傾斜テーブル49は自由端
の係止を解除されて自重によつて第1図、第3図
に2点鎖線に示した状態まで前下りに傾斜下降す
る。
なお大傾斜テーブル49と小傾斜テーブル47
とが同一平面を占める時には、小傾斜テーブル4
9の前方(第3図て右方向)に突出したフツク板
79が下側から大傾斜テーブル49の下面に当接
するように設けてある。
本考案の位置不変の固定テーブル7は第4,
5,6,7図に示した実施例のように構成してあ
る。
固定テーブル7の上面は三重のカバープレート
81で上面の凹部に塵埃がたまつてもブラシやエ
アージエツトで容易に除去可能なように被覆さ
れ、その基板83の下面には断面が偏平角管状の
揺動部材85がフリーボールベアリング41の各
列毎に設けてあり、その前方側(第2図右側)に
は小傾斜テーブル47の左右幅より狭い距離だけ
離れた1対の座台87が例えば溶接などの手段で
取付けてある。
上記座台87には下方からヨークブロツク89
がボルト91で固着してあり、そのヨーク部(双
脚部)に水平な軸ピン93を介して揺動プレート
95がとりつけてある。この揺動プレート95に
溶接など適宜な手段で前記揺動部材85の上面が
固着してある。
但しレーザ加工位置23の左右の揺動部材85
は、下方から小傾斜テーブル47を押し上げるロ
ーラ67の転動のために分離していて、1個のヨ
ークブロツク89に支承されている。
前記揺動部材85の上面には、基板83及びカ
バープレート81に設けたフリーボールベアリン
グ穴の位置に一致させてボールプツシユ97が設
けてあり、その間に第5図に示した弾機手段99
と第6図に示す揺動部材85の揺動規制突起10
1とが適数ずつ設けてある。
また第7図に示したように揺動部材85の両端
には、可動テーブル27に設けた後端下面に勾配
を備えたドグ103に当接して揺動部材85を下
方に揺動させるレバーアーム105とローラ10
7とが設けてある。
[考案の効果] 以上詳記したところからすでに明らかなよう
に、本考案の技術思想を具現したフリーボールベ
アリング昇降装置は、大小両傾斜テーブルの下面
に長く突出した部材がないから傾斜方向に長いテ
ーブルでも簡単な構造で干渉物がなく、昇降が容
易である。
また1つの流体圧シリンダで小傾斜テーブル単
独にも、両傾斜テーブルを同時にでも傾斜できる
ために構造が簡単になつたのである。
なお本考案の技術思想を逸脱することなく、設
計変更が容易であることも明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例としてのタレツトパン
チプレスとレーザ加工機との複合板材加工機の立
面図、第2図は第1図の下部タレツトと可動テー
ブル、固定テーブル、板材把持移動位置決め装置
までを含む平面図、第3図は第2図の立面図、第
4図は固定テーブル下面の揺動装置部の説明図、
第5図は揺動部材の弾機部分の説明図、第6図は
揺動部材の揺動規制突起の説明図、第7図は揺動
部材の両端のレバーアーム部分の説明図。 1……複合板材加工機、7……位置固定テーブ
ル、27……可動テーブル、41……フリボール
ベアリング、47……小傾斜テーブル、49……
大傾斜テーブル、63……流体圧シリンダ、73
……シヨツトピン、79……フツク板、85……
揺動部材、99……弾機手段、101……揺動規
制突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材加工機の前方に設けた位置不動で前方に下
    り傾斜自在なワークテーブルの上面より突出した
    板受けフリーボールベアリングを、板材把持移動
    位置決め装置との関連においてワークテーブルの
    上面より没入させる装置に関わり、前記フリーボ
    ールベアリングの横一列毎に前記ワークテーブル
    の基板の下面に複数の軸ピン固定部材を設け、該
    軸ピンを介して揺動プレートに前記横一列方向毎
    にテーブルを横切る揺動部材を設け、該揺動部材
    の上面に適数のフリーボールベアリングと、適数
    の前記揺動部材を前記テーブル基板に向つて付勢
    する弾機手段と、前記テーブル基板に当接して揺
    動部材の揺動を規制する適数の突起とを設け、更
    に前記揺動部材の両端に前記揺動部材を下向に押
    し下げるレバーアームを設けて前記位置不動のワ
    ークテーブルの両側で前後に移動する可動テーブ
    ルに設けた板材把持装置の下端把持爪に先行して
    前記レバーアームを作動する、下面後端に勾配を
    備えたドグと当接自在にしたことを特徴とする板
    材加工機のシユータのフリーボールベアリング昇
    降装置。
JP6530887U 1987-04-30 1987-05-01 Expired JPH0428666Y2 (ja)

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JP6530887U JPH0428666Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01
EP90119765A EP0425881B1 (en) 1987-04-30 1988-04-29 Machine tool
EP90119764A EP0412584B1 (en) 1987-04-30 1988-04-29 Laser-punch composite processing machine
US06/187,728 US4889968A (en) 1987-04-30 1988-04-29 Laser-punch composite processing machine
DE3814630A DE3814630C2 (de) 1987-04-30 1988-04-29 Laser-Stanz-Bearbeitungsmaschine
EP88106904A EP0289040B1 (en) 1987-04-30 1988-04-29 Laser punch composite processing machine
DE3844999A DE3844999C2 (de) 1987-04-30 1988-04-29 Kombinierte Laser-Stanz-Bearbeitungsmaschine

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JPH0810442Y2 (ja) * 1990-01-17 1996-03-29 株式会社アマダ パンチプレスのワークシュータ

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