JPH0713865Y2 - 板材加工機におけるテーブル装置 - Google Patents

板材加工機におけるテーブル装置

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JPH0713865Y2
JPH0713865Y2 JP8225189U JP8225189U JPH0713865Y2 JP H0713865 Y2 JPH0713865 Y2 JP H0713865Y2 JP 8225189 U JP8225189 U JP 8225189U JP 8225189 U JP8225189 U JP 8225189U JP H0713865 Y2 JPH0713865 Y2 JP H0713865Y2
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clamp device
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武史 浅野
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、パンチプレス、レーザ加工機、プラズマ熱切
断加工機等の板材加工機におけるテーブル装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、板材加工機の一例としてレーザ加工機・タレット
パンチプレスの複合加工機のテーブル装置について説明
すると、複合加工機における下部フレームにはセンタテ
ーブルが固定して設けてあり、このセンタテーブルの前
部には、センタテーブルの一部を構成する傾斜テーブル
が上下方向へ揺動自在に設けてあり、この傾斜テーブル
は、スクラップとしての板材、製品としての板材を搬送
する作用をなすものである。上記センタテーブルの左右
両側にはサイドテーブルが配置してあり、左右のサイド
テーブルは、下部フレームに取付けたレールを介して前
後方向へ移動自在である。
上記センタテーブル、サイドテーブルには所定の支持高
さ位置で板材を支持するための複数のフリーベアリング
が設けてあり、センタテーブルの一部を構成する傾斜テ
ーブルにも同様に設けてある。
板材の移動位置決めを行うために、サイドテーブルには
左右方向へ延伸した第1移動体が固定して設けてあると
共に、この第1移動体には板材を把持するためのクラン
プ装置を備えた第2移動体が設けてある。ここで、上記
クランプ装置は、上部ジョーと下部ジョーを備えてな
り、前記所定の支持高さ位置とほぼ同一の高さ位置で板
材を把持するために、下部ジョーとフリーベアリングと
はほぼ同一高さ位置である。
また、上記センタテーブルに設けたフリーベアリング
は、クランプ装置との干渉を回避するために、所定の支
持高さ位置と干渉回避高さ位置との間を上下動すること
ができるものである。
したがって、クランプ装置により、板材を把持した状態
のもとで、クランプ装置を第1移動、第2移動体を介し
て前後、左右方向へ適宜に移動させることにより、板材
を前後、左右方向の所定位置(例えば加工位置)に位置
せしめることができるものである。そして、所望の加工
が終了した後に、板材を傾斜テーブル上に位置せしめる
と共に、傾斜テーブルを下方向へ揺動させることによ
り、所望の搬送を行うことができるものである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前述のごときセンタテーブルの一部を構成する
傾斜テーブルにおいても、センタテーブルの他の部分、
サイドテーブルと同様に下部ジョーとほぼ同一の高さを
有するフリーベアリングを設けているために、所望の加
工終了後、製品としての板材、或はスクラップとしての
板材を搬送する場合において、板材がフリーベアリング
にひっかかる場合が生じた。このためにも、適切な板材
を搬送を行い得ないと共に、板材の搬送作業が厄介であ
るという問題点があった。
また、特にパンチプレスによりミクロジョイントを用い
て加工を行なう場合においては、板材の搬送のときに、
傾斜テーブルのフリーベアリングに板材が引っかかっ
て、ミクロジョイントを施した板材がはずれるという問
題があった。
そこで、本考案は上記の問題点を解決することができる
板材加工機におけるテーブル装置を提供することを目的
とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題点を解決するために、本考案に
おいては、板材加工機において、所定の支持高さ位置で
板材を支持するための複数のフリーベアリングを備えた
固定テーブルと、上記所定の支持高さ位置とほぼ同一の
高さ位置で板材を支持し、かつ板材の搬送を行うための
上下方向へ揺動自在な傾斜テーブルとを備えてなるテー
ブル装置にして、上記所定の支持高さ位置とほぼ同一の
高さ位置で板材を把持して移動位置決めを行うクランプ
装置を、前後、左右方向へ移動自在に設け、上記クラン
プ装置と上記フリーベアリング、傾斜テーブルとの干渉
を回避するために、フリーベアリングを前記所定の支持
高さ位置と干渉回避高さ位置との間を上下動自在に設け
ると共に、フリーベアリングの上下動と連動して傾斜テ
ーブルを上下動自在に設けてなるものである。
(作用) 前記の構成において、クランプ装置により板材を把持し
た後に、クランプ装置を前後、左右方向へ適宜に移動さ
せて、板材を前後、左右方向の所定位置に位置決めす
る。このときに、クランプ装置の移動によって、クラン
プ装置がフリーベアリングの干渉領域内侵入すると、フ
リーベアリングは所定の支持高さ位置から干渉回避高さ
位置まで下降し、このフリーベアリングの下降と連動し
て傾斜テーブルも下降する。これによって、クランプ装
置がフリーベアリング、傾斜テーブルの上面に干渉した
りすることはないものである。
そして、板材加工機により、所望の加工を行った後に、
製品としての板材、或はスクラップとしての板材を傾斜
テーブル上の適宜位置まで移動させて、傾斜テーブルを
下方向へ揺動させることにより板材の搬送を行う。
(実施例) 以上、本考案に係る実施例について図面に基づいて説明
する。
第8図、第9図を参照するに、板材加工機の一例として
本実施例においては複合加工機1を用い、この複合加工
機1はタレットパンチプレス3とレーザ加工機5を複合
化したものである。上記タレットパンチプレス3は、下
部フレーム7の前後(第8図、第9図において左右)に
支柱9,11を一体的に立設し、かつ、支柱9,11に上部フレ
ーム13を設けて枠体を構成している。
上記上部フレーム13には円盤状の上部タレット15が回転
軸17を介して回転自在に設けてあり、下部フレーム7に
は上部タレット15に上下に対向した下部タレット19が回
転軸21を介して回転自在に設けてある。上記上部、下部
タレット15,19はサーボモータのごとき回転装置(図示
省略)を適宜に操作することにより、同期して同方向へ
所定の角度だけ回動されるものである。
上記上部、下部タレット15,19には種々の寸法形状をな
した多数の上部金型23、下部金型25が着脱自在に取付け
てあり、上下一対の上部、下部金型23,25は同寸法同形
状である。板材Wにパンチング加工を行うために、上部
フレーム13の中央部付近には上下動自在なラム27が設け
てある。
上記下部フレーム7には板材Wを支持するためのセンタ
テーブル29が設けてあり、このセンタテーブル29の左右
両側には、下部フレーム7に取付けたレール31を介して
サイドテーブル33が前後(第8図において紙面に向って
表裏方向、第9図において上下方向)方向へ移動自在に
設けてある。上記センタテーブル29は、前部中央に上下
方向へ揺動自在に設けた傾斜テーブル35と、傾斜テーブ
ル35の左右両側に設けた第1固定テーブル37と、後部側
に設けた第2固定テーブル39とに分割されており、上記
傾斜テーブル35は、詳細は後述にゆずるがテーブルフレ
ーム41と、テーブルベース43等を備えており(第2図参
照)、製品としての板材W、或はスクラップとしての板
材Wを搬送する作用をなすものである。
上記センタテーブル29、サイドテーブル33には板材Wを
所定の支持高さ位置で支持するための複数のフリーベア
リング45が設けてあり、センタテーブル39の一部を構成
する傾斜テーブル35にも設けてある。
板材Wの移動位置決めを行うために移動位置決め装置47
が設けてある。より詳細には、移動位置決め装置47にお
ける第1キャレッジ49が左右のサイドテーブル33に固定
してあり、前後方向へ移動することが可能である。そし
て、上記第1キャレッジ49には板材Wを把持するための
クランプ装置51を備えた第2キャレッジ53が左右方向へ
移動自在に設けてある。上記クランプ装置51は上部ジョ
ー、下部ジョーを上下に対向して備えてなり、上記所定
の支持高さとほぼ同一の高さで板材Wを把持するため
に、下部ジョーの高さ位置はフリーベアリング45の高さ
位置とほぼ同一である。
上記構成により、第1キャレッジ49を前後方向へ移動さ
せると共に、第2キャレッジ53を左右方向へ移動させる
ことにより、クランプ装置51により把持した板材Wを、
上部タレット15と下部タレット19の間の所定位置へ移動
位置決めする。また、上述のごとく板材Wを移動位置決
めする前又は移動位置決めすると同時に、回転装置を適
宜に操作して所定の上部、下部金型23,25をラム27の垂
直下方位置へ位置せしめる。そして、ラム27を下降させ
て所定の上部金型23を打圧することにより、板材Wに対
して所定のパンチング加工を施すことができるものであ
る。
前記レーザ加工機5について説明すると、レーザ加工機
5は、レーザ発振器55とレーザ加工ヘッド57を備えてな
り、このレーザ発振器55とレーザ加工ヘッド57は光伝導
装置59を介して光学的に連結してある。上記レーザ発振
器55は一般的なものでよいので、この構成の詳細につい
ては省略する。
上記レーザ加工ヘッド57は、タレットパンチプレス3の
上部フレーム13に適宜に防振構造を介して設けてあり、
レーザ発振器55から発振されたレーザビームLBを板材W
に照射すると共に、アシストガスを板材Wに噴射する作
用をなすものである。詳細な図示は省略するけれども、
レーザ加工ヘッド57には、レーザビームLBを垂直下方向
に屈曲指向する反射鏡61およびレーザビームLBを集光す
る集光レンズ(図示省略)が供えられている。
上記光伝導装置59は、タレットパンチプレス3に防振構
造を介して適宜に設けてあり、レーザ発振器55から発振
されたレーザビームLBをレーザ加工ヘッド57に導く作用
をなすものである。なお、光伝導装置59はレーザビーム
LBを屈曲する反射鏡63,65を備えている。
前記傾斜テーブル35におけるレーザヘッド57の垂直下方
位置には、レーザ加工時に板材Wを支持するためのワー
ク支持装置67が設けてある。
より詳細には、第7図を参照するに、前記テーブルベー
ス43の適宜位置には流体圧シリンダ69が設けてあり、流
体圧シリンダ69はポート71と圧力室73を備えている。ま
た、上記流体圧シリンダ69には上下動自在に環状のピス
トン75が設けてあり、このピストン75はスプリング77に
よって上方向へ付勢されていると共に、回り止めピン79
によって回転不能の状態にされている。上記ピストン75
には環状のワーク支持部材81が設けてあり、このワーク
支持部材81には複数のフリーベアリング83が周状に配列
して設けてある。
上記構成により、ポート71を介して圧力室73に作動流体
を供給すると、ピストン75ワーク支持部材81が下降し、
フリーベアリング83の高さ位置はテーブルフレーム41の
高さ位置に対して没入する。また、ポート71を介して圧
力室73から作動流材を排出すると、スプリング77の付勢
力によってピストン75,ワーク支持部材81が上昇し、フ
リーベアリング83がテーブルフレーム41の高さ位置に対
してわずかに突出するものである。
なお、上記ワーク支持装置67は必ずしも傾斜テーブル35
に設ける必要はなく、第1固定テーブル37に設けても差
し支えないものである。
上記ワーク支持装置67の付近には集塵装置85が設けてあ
る。すなわち、第7図に示すように、テーブルベース43
の適宜位置には集塵装置85の一部を構成するカートリッ
ジ87が設けてあると共に、カートリッジ85の下方位置に
は集塵パイプ89が設けてある。そして集塵パイプ89は流
体圧シリンダ(図示省略)を介して上下動することがで
きるものである。なお、集塵装置85の他の構成は図示し
ていないが、この構成は公知であるため省略する。
上記構成により、第1キャレッジ49を前後方向へ移動さ
せると共に、第2キャレッジ53を左右方向へ移動させる
ことにより、クランプ装置51により把持した板材Wを、
ワーク支持装置67に移動位置決めする。そして、レーザ
加工ヘッド57を適宜に操作して板材WにレーザビームLB
を照射することにより、板材Wに対して所望のレーザ加
工を施すことができるものである。
次に、前記センタテーブル31、移動位置決め装置47等を
備えたテーブル装置91の詳細について説明する。
センタテーブル31の一部を構成する傾斜テーブル35につ
いては、第1図、第2図、第3図、第5図を参照する
に、下部フレーム7の後部適宜位置には、第3図、第5
図に示すように支持ブラケット93が設けてあり、この支
持ブラケット93の長穴95には傾斜テーブル35がヒンジシ
ャフト97を介して上下方向へ揺動自在に設けてある。傾
斜テーブル35の一部を構成するテーブルベース43は、ロ
ーラ99を介して前記集塵パイプ89のガイド部101に支持
されている。上記テーブルベース43により前記テーブル
フレーム41を支持するために、テーブルベース43には、
テーブルフレーム41に固定して設けた複数ボルト103
が、ナット105等を介して取付けてあると共に、上記ボ
ルト103には一定の付勢をもったスプリング107を取付け
てある。
なお、傾斜テーブル35にはテーブルフレーム41の高さ位
置に対してわずかに突出したフリーベアリング108が設
けてあり、このフリーベアリング108は前記フリーベア
リング45に比較して高さが低いものであり、傾斜テーブ
ル35は設けなくても差し支えないものである。
上記構成により、前記昇降用シリンダを適宜に操作して
集め塵パイプ89を下降させると、傾斜テーブル35は第3
図に示すように自重によって下方へ揺動することができ
るものである。
前記第1固定テーブル35の詳細については、第1図、第
2図、第4図を参照するに、下部フレーム7には第4図
に示すように支柱109を介して前記第1固定テーブル37
が設けてあり、第1固定テーブル37には前後方向(第1
図において下方向、第2図において紙面に向って表裏方
向、第4図において左右方向)へ亘って複数の支持部材
111が丁番113で上下方向へ揺動自在に設けてある。各支
持部材111は複数の前記フリーベアリング45が設けられ
ており、フリーベアリング45の高さ位置は前述のように
クランプ装着51の下部ジョーの高さ位置とほぼ同じであ
る。
第1固定テーブル37に固定し、かつ支持部材111を貫通
したボルト115には、第2図に示すようにスプリング117
が弾装されており、そして各支持部材111はこのスプリ
ング117により上方向に付勢されている。また、支持部
材111には第1固定テーブル37に当接可能なストッパ部
材119が取付けてある。
クランプ装置51が第1キャレッジ49を介して前後方向に
移動して、フリーベアリング45、テーブルフレーム41と
の干渉領域内に侵入した場合において、干渉を回避でき
るようになっている。
より詳細には、第1図、第2図、第6図各右側の支持部
材111の一端、各左側支持部材111の他端には、カム装置
121の一部を構成するローラ123が設けてあり、第1キャ
レッジ49の一部を構成する左右のキャレッジサポート12
5には第6図に示すようなカム127が設けてある。フリー
ハウジング43の上下動と連動してテーブルフレーム41を
上下動させるために、右側の各支持部材111の他端、左
側の各支持部材111の一端はテーブルフレーム41の適宜
位置に取付けた当接部材129に当接してある。また、当
接部材129の突設部129aとテーブルベース43との干渉を
回避するために、テーブルベース43には第1図に示すよ
うに切欠部131が設けてある。
なお、前記第2固定テーブル39の構成については、第1
固定テーブル37の構成と同様であるために、その構成、
作用については省略する。
前述の構成に基づいて本実施例の作用について説明す
る。
クランプ装置51により板材Wを把持した後に、第1キャ
レッジ49、第2キャレッジ53を適宜に操作して、板材W
を上部タレット15と下部タレット19の間の所定位置(パ
ンチング加工を行うとき)、又はワーク支持装置67(レ
ーザ加工を行うとき)に移動位置決めする。このとき、
クランプ装置51が第1キャレッジ49を介して前後方向へ
移動して、クランプ装置51がフリーベアリング45の干渉
領域内に侵入すると、第6図に示すように、キャレッジ
サポート125に取付けたカム127によってローラ123をス
プリング117の付勢力に抗して押下げて、左右の支持部
材111に設けたフリーベアリング45は、所定の支持高さ
位置から干渉回避高さ位置まで下降するものである。そ
して、左右の支持部材111が下降することにより、テー
ブルフレーム41も連動して所定の支持高さ位置から干渉
回避高さ位置まで下降する。これによってクランプ装置
51がフリーベアリング45、傾斜テーブル35におけるテー
ブルフレーム41が干渉したりすることはないものであ
る。
そして、所望の加工を行った後に、製品としての板材
W、或はスクラップとしての板材Wを傾斜テーブル35上
までの適宜位置まで移動させて、傾斜テーブル35を下方
向へ揺動させることにより板材Wの搬送を行う。
以上のごとき、本実施例によれば、傾斜テーブル35に、
クランプ装置51の下部ジョーとほぼ同一の高さを有する
フリーベアリング45を設けないで、かつクランプ装置51
との干渉を回避するために、カム装置121、当接部材129
等を介して傾斜テーブル35のテーブルフレーム41を上下
動させることにより、傾斜テーブル35を上下方向へ揺動
させて板材Wの搬送する場合において、板材Wがひっか
かることが比較的少なく、適切は搬送を行うことができ
るものである。また、ミクロジョイントを用いて加工を
行う場合においてもミクロジョイントを施した板材Wが
はずれたりすることは比較的少なくなるものである。
なお、本考案は前述の実施例の説明に限るものではな
く、適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で
実施可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、本
考案によれば、所定の支持高さ位置で板材を支持するた
めのフリーベアリング、換言すればクランプ装置の下部
ジョーとほぼ同一の高さを有するフリーベアリングを、
傾斜テーブルに設けないで、かつクランプ装置との干渉
を回避するために、傾斜テーブルを上下動自在に設けた
ことにより、傾斜テーブル上の板材を搬送する場合にお
いて、板材がひっかかることが比較的少なく、適切な搬
送を行なうことができるものである。また、特にパンチ
プレスによりミクロジョイントを施した板材がはずれた
りすることは比較的少なくしたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る実施例を説明するものであり、第1
図はテーブル装置の平面図である。第2図は第1図にお
けるII-II線に沿った図である。第3図は第1図におけ
るIII-III線に沿った図である。第4図は第1図におけ
る矢示部IVを示す図である。第5図は第1図における矢
示部Vを示す図である。第6図は作用説明図である。第
7図は第1図におけるVII-VII線に沿った図である。第
8図は複合加工機の側面図である。第9図は複合加工機
の平面図である。 1……複合加工機、91……テーブル装置 35……傾斜テーブル、37……第1固定テーブル 39……第2固定テーブル 45……フリーベアリング 51……クランプ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材加工機において、所定の支持高さ位置
    で板材を支持するための複数のフリーベアリングを備え
    た固定テーブルと、上記所定の支持高さ位置とほぼ同一
    の高さ位置で板材を支持し、かつ板材の搬送を行うため
    の上下方向へ揺動自在な傾斜テーブルとを備えてなるテ
    ーブル装置にして、上記所定の支持高さ位置とほぼ同一
    の高さ位置で板材を把持して移動位置決めを行うクラン
    プ装置を、前後、左右方向へ移動自在に設け、上記クラ
    ンプ装置と上記フリーベアリング、傾斜テーブルとの干
    渉を回避するために、フリーベアリングを前記所定の支
    持高さ位置と干渉回避高さ位置との間を上下動自在に設
    けると共に、フリーベアリングの上下動と連動して傾斜
    テーブルを上下動自在に設けてなることを特徴とする板
    材加工機におけるテーブル。
JP8225189U 1989-07-14 1989-07-14 板材加工機におけるテーブル装置 Expired - Lifetime JPH0713865Y2 (ja)

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