JP4185599B2 - ワークシュータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークシュータ装置に関し、特にレーザ加工機やプラズマ加工機等熱切断加工機、パンチプレス等の板材加工機におけるワークシュータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、板材加工機としての例えばパンチング加工とレーザ加工を行うパンチ・レーザ複合加工機101により加工された製品をワークから取り出して搬出するために、図8および図9に示されているように加工テーブル103にその一部を構成するワークシュータ105を備えたワークシュータ装置107が設けられている。
【0003】
ワークシュータ105は図9において左側の一側端縁が、上下方向に長い長穴109に挿入された上下動自在な支軸111に軸承されており、ワークシュータ105の他側端縁側が2点鎖線に示されているように上下方向に回動自在に設けられている。なお、上記の長穴109は図9においては加工テーブル103のテーブルフレーム113に設けたシュータスタンド115の上部に備えられている。
【0004】
ワークシュータ105はその下面が昇降自在な集塵パイプ117の上端縁により支持されており、集塵パイプ117の昇降動作に連動して回動するように構成されている。なお、集塵パイプ117は例えばエアシリンダ119等の昇降駆動装置により昇降駆動される。また、ワークシュータ105には集塵パイプ117の上端に臨むようにしてレーザ加工時に生じるスパッタを排出するための集塵用穴121が設けられている。なお、PCはパンチング加工部、LCはレーザ加工部を示している。
【0005】
したがって、レーザ加工後に、集塵パイプ117が下降するとワークシュータ105も上面がほぼ水平の状態のまま長穴109の長さの分、例えば15mmほど下降する。ちなみに、上述したようにワークシュータ105が水平のままで下降せずに傾斜するものにあっては、ワークの板厚が厚い場合に製品が母材に引っかかって抜け落ちないことがある。しかし、ワークシュータ105が水平のままで下降する動作により、厚板のワークであっても製品がワークから抜け落ちてワークシュータ105上へ載置される。
【0006】
その後、集塵パイプ117がさらに下降され、ワークシュータ105が図9の2点鎖線で示されているように時計回り方向に回動して傾斜する。このときワークシュータ105の下面にはローラ123が設けられており、このローラ123が集塵パイプ117の上面のガイド板上を転がりながらワークシュータ105が回動し約30°ほど傾斜する。製品はワークシュータ105上を滑り落ちて搬出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のワークシュータ装置107においては、集塵パイプ117とワークシュータ105が分離されているので、ワークシュータ105は自重により回動動作が行われる。そのために集塵パイプ117の下降動作が高速になると、ワークシュータ105は追従できずほぼ水平状態で下降する前に回動動作が行われて傾斜してしまう場合がある。このようにワークシュータ105の動作が不安定であるために、厚板の製品が母材に引っかかって抜け落ちない事態が生じるという問題点があった。
【0008】
また、ワークシュータ105を支持する長穴109がシュータスタンド115のみである場合は、ワークが加工テーブル103の上面を移動するときにシュータスタンド115に大きなモーメントがかかる。ワークシュータ105の大きさが大きくなるほどワークシュータ105の動作が不安定になるためにシュータスタンド115にかかる負荷が大きくなる。したがって、集塵パイプ117の昇降動作によりワークシュータ105が昇降動作する機構は、特に大型のワークシュータ105には不向きであるという問題点があった。
【0009】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、大型のワークシュータに対しても高速の水平下降動作を安定せしめるワークシュータ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明のワークシュータ装置は、常時は板材加工機の加工テーブル面とほぼ同一面上に保持されるワークシュータを昇降自在なシュータ支持台の上にヒンジを介して傾斜可能に揺動自在に設け、前記ワークシュータの上面が前記加工テーブル面から所定の距離だけ下方に位置したときに前記ワークシュータにおいて下方へ傾斜する一端側とは反対端側の下面に当接するストッパ装置を設け、前記ワークシュータにおいて下方へ傾斜する一端側とは反対端側に、ワークシュータを常時は前記加工テーブル面とほぼ同一面上に保持すべく下方へ付勢する付勢手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0011】
したがって、ワークを板材加工後に、シュータ支持台が下降されるとワークシュータは上面がほぼ水平状態を維持しながら所定の距離だけ下降する。ワークシュータの一方端側の下面がストッパ装置に当接するがシュータ支持台はさらに下降されるので、ワークシュータはヒンジを中心に傾斜し、製品はワークシュータの上面から滑り落ちて搬出される。シュータ支持台が大型であっても下降速度が高速であっても、最初はワークシュータの上面がほぼ水平状態を維持されて下降されるので、ワークの板厚が厚くとも、製品は確実にワークから抜け落ちる。
【0012】
また、ストッパ装置を外してシュータ支持台を下降することにより、ワークシュータが傾斜せずに水平状態で下降してコンパクトになるので、本装置は板材加工機へ容易に取付けあるいは取り外される。また、シュータ支持台の下降速度が高速であっても、最初の所定の距離はワークシュータの上面が付勢手段によってより一層安定してほぼ水平状態を維持されて下降されるので、ワークの板厚が厚くとも、製品は確実にワークから抜け落ちる。
【0013】
また、この発明のワークシュータ装置は、前記ワークシュータの上面に板材加工部を設けると共にこの板材加工部の下方に臨む集塵パイプを前記シュータ支持台に設けてなることを特徴とするものである。
【0014】
したがって、ワークシュータの板材加工部に臨む集塵パイプはシュータ支持台に設けられているので、シュータ支持台の昇降動作に伴って移動されるため、板材加工時およびその後のワークシュータの動作に何ら支障が生じない。
【0017】
また、この発明のワークシュータ装置は、前ワークシュータ装置において、前記ストッパ装置を上下および/又は左右方向に移動自在に設けてなることを特徴とするものである。
【0018】
したがって、ストッパ装置の位置が上下方向に移動自在であるので、ワークシュータの水平下降量および傾きが容易に変えられる。
【0019】
また、ストッパ装置の位置が左右方向に移動自在であるので、ストッパ装置の位置を左右に入れ換えて製品の左右仕分けが容易に行われる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の板材加工機におけるワークシュータ装置の実施の形態について、板材加工機としてのパンチ・レーザ複合加工機を例にとって図面を参照して説明する。
【0021】
図7を参照するに、本実施の形態に係わるパンチ・レーザ複合加工機1は、下部フレーム(図示省略)と、下部フレーム上に作業領域を設けるべく適宜に離隔すると共に支柱部(図示省略)を介して一体的に設けられた上部フレーム(図示省略)などにより枠体構成されている。
【0022】
前記作業領域の一側にはワークにパンチング加工を施すパンチング部が設けられている。パンチング部は、上部フレームに回動自在に装着した円板状の上部タレット3およびこの上部タレット3に対して適宜に離隔されると共に下部フレームに対し回動自在に装着した円板状の下部タレット5などにより構成されている。上部タレット3の同心円上には円周方向に適宜に離隔して配置されたパンチPが着脱自在に装着されている。下部タレット5には前記複数のパンチPと対応する複数のダイDが着脱自在に装着されている。
【0023】
上部、下部タレット3,5は図示せざるタレット駆動機構によって同期して同方向に回動されると共に所定位置において割り出されて停止される。上部タレット3に装着されたパンチPは板材加工部としての加工位置に割り出された加工ステーションにて上部フレームに備えたラム作動部(図示省略)を介して上下動するストライカ(図示省略)によって打圧されるものである。なお、パンチPの加工位置は図7においてパンチセンタPCで表されている。
【0024】
また、パンチ・レーザ複合加工機1には上部フレームに図7において上部、下部タレット3,5の加工位置の右側にレーザ加工ヘッド7が設けられており、このレーザ加工ヘッド7の先端のノズルからレーザビームがワークに向けて照射される。
【0025】
より詳しくは、パンチ・レーザ複合加工機1にはレーザビームを発振するレーザ発振器(図示省略)が内蔵され、このレーザ発振器で発振されたレーザビームはレーザ加工ヘッド7の部分においてベンドミラー(図示省略)を介して垂直下方向へ反射される。このレーザビームはレーザ加工ヘッド7の内部に設けられた焦光レンズ(図示省略)で集光される。この集光されたレーザビームに対して移送位置決めされたワーク上に、レーザビームの焦点を結ばせて、所望の形状に切断するなどのレーザ加工が行なわれる。なお、板材加工部としてのレーザの加工位置は図7においてレーザセンタLCで表されている。
【0026】
前記下部フレーム上における他側には、ワークを載置する加工テーブルとしての例えばセンタテーブル9(固定テーブル)が設けられており、このセンタテーブル9の側面方向(図7において上下方向)にはセンタテーブル9と共にワークを載置支持するサイドテーブル11(可動テーブル)が図7において左右方向に移動自在に装着されている。
【0027】
なお、前記センタテーブル9には上部、下部タレット3,5の加工ステーションとレーザ加工ヘッド7の先端のノズルとの下方の位置には、センタテーブル9の一部を成し加工品を搬出するワークシュータ装置13が設けられている。
【0028】
また、前記サイドテーブル11はそれぞれの一端を移動方向と直交する方向に延伸したキャレッジベース15を介して一体的に連結されており、このキャレッジベース15には、キャレッジベース15の長手方向と同方向に摺動自在なキャレッジ17が装着されている。このキャレッジ17にはワークの端部を把持自在の適数(本実施の形態の例では2個)のクランプ装置19がキャレッジ17の移動方向に移動・固定自在に装着されている。
【0029】
前記キャレッジ17はキャレッジベース15の長手方向に設けたボールネジ(図示省略)に螺合されており、このボールネジがX軸用駆動モータ(図示省略)により回転駆動されることにより、キャレッジ17が図7において上下方向(X軸方向)に移動される。また、キャレッジベース15はY軸用駆動モータ(図示省略)によって左右方向(Y軸方向)に移動される。したがって、クランプ装置19に把持されたワークはX軸、Y軸方向へ移動されることとなる。
【0030】
以下、本実施の形態に係わるワークシュータ装置13について、詳しく説明する。
【0031】
図1を参照するに、ワークシュータ21はセンタテーブル9の一部を成しており、始めはセンタテーブル9の上面(図1のパスラインPL)より下降し、予め設定した所定の位置に達したときに一方向へ傾斜するよう回動自在に設けられている。
【0032】
より詳しくは、ワークシュータ21は上面をなすシュータテーブル23と、このシュータテーブル23を図3に示されているようにスプリング25を介して支持するシュータベース27とから構成されている。ワークを把持したクランプ装置19がシュータテーブル23上へ移動したときに、シュータテーブル23はスプリング25により下方へ沈んでクランプ装置19の重みを回避するように作動する。なお、シュータテーブル23およびセンタテーブル9には図2に示されているように多数のフリーベアFBが設けられている。
【0033】
シュータベース27は図1において左右方向のほぼ中央の下面がヒンジ29を介してシュータ支持台としての例えばサポートプレート31の上に図1において左側下方へ傾斜する方向に揺動自在に設けられている。
【0034】
なお、シュータテーブル23は図2に示されているように2つに分割された状態に形成されているが、この2つのシュータテーブル23は1つのシュータベース27に一体的に設けられており、図2において上方のシュータテーブル23にはレーザ加工やプラズマ加工等の熱切断加工時に使用する加工用穴33を備えた板材加工部LCとしてのカートリッジ35が設けられている。
【0035】
サポートプレート31の上面にはヒンジ29に対して図1の右側に、シュータテーブル23の上面を常時はセンタテーブル9の上面とほぼ同一面上に保持すべくシュータベース27の下面に当接する水平保持用ストッパとしての例えばウレタンストッパ37が設けられている。
【0036】
サポートプレート31には4本のガイドシャフト39が下方に延伸されており、これらの4本の各ガイドシャフト39はテーブルフレーム41上のシリンダベース43に固定された4つのリニアブッシュ45内を挿通して上下にガイドされるように構成されている。さらに、サポートプレート31は平面でほぼ中央がシリンダベース43に固定された昇降駆動装置としての例えばエアシリンダ47のピストンロッド49の先端に連結されており、エアシリンダ47の駆動により昇降するように設けられている。なお、昇降駆動装置としては油圧シリンダ等の流体圧シリンダや、油圧モータ等の回転駆動装置を利用した歯車機構やクランク機構等からなるものであっても構わない。
【0037】
また、サポートプレート31には前述したシュータテーブル23の加工用穴33に臨んで下方に位置する集塵パイプ51が上下方向に延伸して設けられている。この集塵パイプ51の下端部は図1に示されているようにシリンダベース43に設けられている集塵ボックス53の上端部内に嵌挿されているので、エアシリンダ47の駆動により下降するサポートプレート31の動きに伴って下降する集塵パイプ51は集塵ボックス53の内部に挿入される。
【0038】
また、シリンダベース43には図1において右側にストッパ装置を構成するストッパスタンド55が立設されており、このストッパスタンド55の上端にはローラ57が軸承されている。このローラ57の位置はワークシュータ21の上面がセンタテーブル9の上面から予め設定された所定の距離だけ下方に位置したときに、ワークシュータ21において下方へ傾斜する一端側とは反対端側のシュータベース27の下面がローラ57に当接するように構成されている。
【0039】
換言すれば、本実施の形態ではワークシュータ21が下降してセンタテーブル9の上面がセンタテーブル9の上面から例えば30mm下がったときにワークシュータ21のシュータベース27の下面がストッパスタンド55のローラ57にぶつかるように構成されている。
【0040】
なお、シュータベース27の図1において右端側はストッパスタンド55の下部に設けたブラケット59に取り付けた引張スプリング61の付勢力により常時下方へ引っ張られてシュータベース27の下面がサポートプレート31上のウレタンストッパ37に常時当接してセンタテーブル9の上面がほぼ水平に位置するように構成されている。
【0041】
また、ストッパスタンド55の上部にはサポートプレート31の下面に設けた押圧部材63を検出してサポートプレート31の上下方向の位置を検出するための上下に2個のリミットスイッチLSが取り付けられている。
【0042】
上記構成により、図1の状態でワークにレーザ加工された後に、ワークシュータ装置13が作動してワークから製品が取り出されることになる。すなわち、エアシリンダ47が作動してピストンロッド49が下降すると、図5に示されているようにサポートプレート31はガイドシャフト39とリニアブッシュ45によりガイドされるので安定した状態で下降する。ワークシュータ21も引張スプリング61によりウレタンストッパ37へ引っ張られているのでシュータテーブル23がほぼ水平状態を維持しながら例えば30mmほど下降する。
【0043】
なお、ワークシュータ21が高速で下降されても上述したようにシュータテーブル23はほぼ水平状態を確実に維持されながら下降されるので、ワークの板厚が厚くとも、製品は確実にワークから抜け落ちる。
【0044】
サポートプレート31に固定されている集塵パイプ51もその下端側が集塵ボックス53内へ挿入されながら下降する。
【0045】
例えば30mmほど下降すると、サポートプレート31の図5において右端側がストッパスタンド55のローラ57に当接し、サポートプレート31はさらに下降するので、ワークシュータ21はヒンジ29を中心に図6において反時計回り方向に回動動作を開始し、サポートプレート31が例えば150mmほど下降したところでワークシュータ21は35°ほど傾斜し、製品がシュータテーブル23の上面から滑り落ちて図示せざるコンベア装置などの製品搬出装置へ搬出される。
【0046】
なお、上記のストッパスタンド55のローラ57の位置が変更されることにより、ワークシュータ21がほぼ水平状態を保ちながら下降する距離、すなわち水平下降量およびワークシュータ21の傾きを変えることができる。
【0047】
また、ストッパ装置としてのストッパスタンド55がシリンダベース43上を例えばエアシリンダ47等の駆動装置により図1において左右方向に移動自在に設けられることにより、ストッパスタンド55の位置を左右に入れ換えて製品の左右仕分けを行うこともできる。
【0048】
また、ストッパスタンド55を外した状態でエアシリンダ47を下降させれば、ワークシュータ21は傾斜せずに水平状態でストロークエンドまで下降してコンパクトになるので、この装置は板材加工機への取付け取り外しが容易である。
【0049】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。本実施の形態では板材加工機としてパンチ・レーザ複合加工機を例にとって説明したがパンチプレスやレーザ加工機の単独の板材加工機およびその他の板材加工機であっても構わない。
【0050】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、本発明によれば、ワークシュータが昇降自在なシュータ支持台の上部に揺動自在に設けられているので、ワークシュータが大型であっても又シュータ支持台の下降速度が高速であっても、シュータ支持台が下降するときは安定した状態でワークシュータの上面をほぼ水平状態に維持しながら確実に所定の距離だけ下降できるので、ワークの板厚が厚くとも、確実に製品をワークから抜け落とすことができる。
【0051】
シュータ支持台に伴って下降するワークシュータの一方端側の下面がストッパに当接した時点でワークシュータがヒンジを中心に傾斜するので、ワークシュータの上面から製品を滑り落として搬出できる。
【0052】
また、ストッパを外すことによりワークシュータを水平状態で下降せしめてコンパクトにできるので、本装置は板材加工機へ容易に取付け取り外し可能になる。また、シュータ支持台の下降速度が高速であっても、最初の所定の距離はワークシュータの上面が付勢手段によってより一層安定してほぼ水平状態を維持して下降できるので、ワークの板厚が厚くとも、確実に製品をワークから抜け落とすことができる。
【0053】
また、ワークシュータの板材加工部に臨む集塵パイプはシュータ支持台に設けたので、シュータ支持台の昇降動作に伴って移動されるため、何ら支障を来すことなくレーザ加工およびその後のワークシュータの動作を行うことができる。
【0055】
また、ストッパ装置の位置を上下方向に移動自在に設けたので、ワークシュータの水平下降量および傾きを容易に変えることができる。
【0056】
また、ストッパ装置の位置を左右方向に移動自在に設けたので、ストッパ装置の位置を左右に入れ換えて製品の左右仕分けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、ワークシュータ装置の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、ワークシュータ装置の平面図である。
【図3】図2における右側面図である。
【図4】図2における左側面図である。
【図5】本発明の実施の形態のワークシュータ装置の動作説明図である。
【図6】本発明の実施の形態のワークシュータ装置の動作説明図である。
【図7】本発明の実施の形態で用いられるパンチ・レーザ複合加工機の平面図である。
【図8】従来のパンチ・レーザ複合加工機におけるワークシュータ装置の平面図である。
【図9】従来のワークシュータ装置の正面図である。
【符号の説明】
1 パンチ・レーザ複合加工機
7 レーザ加工ヘッド
9 センタテーブル(加工テーブル)
13 ワークシュータ装置
19 クランプ装置
21 ワークシュータ
23 シュータテーブル
29 ヒンジ
31 サポートプレート(シュータ支持台)
33 加工用穴
37 ウレタンストッパ
41 テーブルフレーム
43 シリンダベース
47 エアシリンダ
51 集塵パイプ
55 ストッパスタンド(ストッパ装置)
57 ローラ(ストッパ装置)
61 引張スプリング
Claims (3)
- 常時は板材加工機の加工テーブル面とほぼ同一面上に保持されるワークシュータを昇降自在なシュータ支持台の上にヒンジを介して傾斜可能に揺動自在に設け、前記ワークシュータの上面が前記加工テーブル面から所定の距離だけ下方に位置したときに前記ワークシュータにおいて下方へ傾斜する一端側とは反対端側の下面に当接するストッパ装置を設け、前記ワークシュータにおいて下方へ傾斜する一端側とは反対端側に、ワークシュータを常時は前記加工テーブル面とほぼ同一面上に保持すべく下方へ付勢する付勢手段を設けてなることを特徴とするワークシュータ装置。
- 前記ワークシュータの上面に板材加工部を設けると共にこの板材加工部の下方に臨む集塵パイプを前記シュータ支持台に設けてなることを特徴とする請求項1記載のワークシュータ装置。
- 前記ストッパ装置を上下および/又は左右方向に移動自在に設けてなることを特徴とする請求項1又は2記載のワークシュータ装置。
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