JPH0314255Y2 - - Google Patents

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JPH0314255Y2
JPH0314255Y2 JP1983072545U JP7254583U JPH0314255Y2 JP H0314255 Y2 JPH0314255 Y2 JP H0314255Y2 JP 1983072545 U JP1983072545 U JP 1983072545U JP 7254583 U JP7254583 U JP 7254583U JP H0314255 Y2 JPH0314255 Y2 JP H0314255Y2
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JP
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product
shooter
guide pipe
vertical movement
shutter
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JP1983072545U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、レーザ切断機やプラズマ切断機等
の材料を溶融させながら切断して行く材料溶融切
断機、また通常のパンチプレス等の切断加工や打
抜き加工をなす板材加工機において、加工中に発
生するダストやスラツジ、融解金属、打抜きカス
等のスクラツプやスクラツプ案内管に導入して除
去し、得られた製品は製品案内部材に落下させる
ことができる製品・スクラツプ選別装置に関す
る。
従来、レーザ切断機やプラズマ切断機における
製品・スクラツプ選別装置はガイドポストを設け
てそれに製品シユータを連結し、別に設けた流体
圧シリンダによつて製品シユータの開閉をさせ、
また切断中に発生する融解金属のダストをガイド
させていた。
この従来の装置では、加工あるいは組立ての時
にガイドポストと製品シユータの2軸、さらに駆
動用シリンダの軸の計3軸の平行を出す必要があ
るが、その平行を出すことが容易ではなく、また
装置自体も大きくなつてしまう問題があつた。
この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたものであり、シユータテーブルをスクラツ
プ案内管と連動して開閉する機構とし、スクラツ
プ案内管の上下動で融解金属や打抜きカス等のス
クラツプの排出と製品の排出とを切換えるように
することにより上下方向のガイドを1ケ所にして
加工や組立てを簡易なものとした製品・スクラツ
プ選別装置を提供することを目的とする。
この考案を、以下、図に示す実施例に基づいて
詳説する。
第1図にレーザ切断機付きパンチプレス1を示
す。金型ホルダ3には複数のパンチ5が備えら
れ、ダイホルダ7にはパンチ5と対応するダイ9
が備えられる。打撃子11は、駆動モータとタイ
ミングベルト(いずれも図示略)により、複数の
パンチ5のうちの所望のパンチ5の上へ位置決め
される。ノズルレンズ等を含むレーザ加工用ヘツ
ド13は、パンチ5、ダイ9の隣りに機械フレー
ム15より取付けられている。
パンチング加工時やレーザ切断加工時には、材
料は材料把持装置17に把持される。材料把持装
置17を備えているキヤレジ19は、サーボモー
タのような駆動モータ21xおよびボールネジ2
3xによりX軸方向へ移動され、キヤリツジ19
を含んでいるキヤレジベース25は、駆動モータ
21yおよびボーネジ23yによりY軸方向へ移
動され、このX・Y2次元的な移動により材料の
所望加工位置が複数組のパンチ5、ダイ9のうち
の所望の組のパンチ5、ダイ9の間に、あるいは
レーザ加工用ヘツド13の直下に位置決めされ
る。
レーザ発振器27から発されるレーザ光は光フ
アイバ29に導かれてレーザ加工用ヘツド13に
来る。レーザ加工中に出る融解金属はスクラツプ
案内管としてのダクト31を通つてダストボツク
ス33に集められ、材料から切離された製品は製
品案内部材としての製品シユータ35を通つて装
置1の外に排出される。
第2図〜第4図にダクト31および製品シユー
タ35の詳細が示されている。材料支持カートリ
ジ37を設けたシユータテーブル39は、その一
端(第3図より見ると右端)が機械フレーム15
の適宜位置に設けられたテーブル支持柱41に水
平な状態から下方向へ回動自在に取付けられ、上
下動ガイドパイプ43の上端によつて支持されて
いる。シユータテーブル39の下端とテーブル支
持柱41とは、バネ45によつても連結され、シ
ユータテーブル39を下方に回転するように付勢
している。
上下動ガイドパイプ43はダクト31に対して
上下摺動自在であり、例えばエアシリンダのよう
な流体圧シリンダ47によつて駆動される。この
流体圧シリンダ47はダクト31と共に機械フレ
ーム15の適宜の位置にブラケツト49によつて
支持されている。シリンダ47のピストンロツド
51の先端部にピストンブラケツト53が設けら
れており、第4図に示されているようにこのピス
トンブラケツト53に上下動ガイドパイプ43が
ボルト55およびピン57により連結されてい
る。ここで、ブラケツト49の上下動ガイドパイ
プ43との摺動面を第2、第3図に示すように曲
面形状にしておくならば、摺動時にダクト31と
シリンダ47との2軸が平行でなくともせりやか
じりが生じない。
製品シユータ35はダクト31にすぐ隣接した
位置に設けられている。製品シユータ35の上端
には傾斜面59が形成されており、シユータテー
ブル39の傾斜時に製品が製品シユータ35に案
内されるようになつている。また製品を製品シユ
ータ35に確実に案内するように遮蔽板61が機
械本体のテーブル基盤63に案内孔65の周囲に
設けられている。
上記構成の製品・スクラツプ選別装置の動作に
ついて次に説明する。第1図に示すレーザ発振装
置27から発されるレーザ光は光フアイバ29を
通つてレーザ加工用ヘツド13に導かれ、ここ
で、材料支持カートリツジ37上に支持されてい
る材料の適宜の加工部位をレーザ加工して行く。
このレーザ加工中は、上下動ガイドパイプ43
は第2,3図に示される上限位置にあつて製品シ
ユータ39をバネ45の力に抗して水平状態に保
たせている。そして加工中に発生する融解金属は
材料支持カートリツジ37の中央のダクト逃し孔
67を通してガイドパイプ43,ダクト31に吸
引されて導かれ、下部のダストボツクス33に捕
集される。
加工が終了し、製品が母材料より切離される
と、シリンダ47を作動させてピストンロツド5
1を縮め、上下動ガイドパイプ43を下降させ
る。このとき、上下動ガイドパイプ43の上端に
支持されていたシユータテーブル39は、バネ4
5によつて下方へ回転するように付勢されている
ために第3図に2点鎖線で示すように傾斜する。
従つて、製品は製品シユータ35に落下し、機械
外へ排出される。
製品が取出されれば、流体圧シリンダ47を駆
動させてピストンロツド51を伸び出させ、上下
動ガイドパイプ43を上昇させて元の位置に戻
す。こうして次の加工が可能な状態になるのであ
る。
尚、上記実施例ではレーザ切断機については示
したが、この考案は上記の実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例においても、パ
ンチングによる打抜きカス等はダイ9に穴より下
方に落下させ、製品は母材料より切離された状態
で母材料の打抜き穴の内においたまま母材料と共
にシユータテーブル39の位置に移動させ、シユ
ータテーブル39を開くようにすれば、パンチン
グ加工においてもこの考案を利用することができ
る。
さらに、打撃子の真下にシユータテーブルを設
けるとこにより、通常のパンチプレス機等にも容
易に実施できるものである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、板材加工機に
おける加工部において板材を支持するシユータテ
ーブルは水平な状態から下方向へ回動自在に設け
られており、このシユータテーブルの下方位置に
上下動自在に設けた上下動ガイドパイプによつて
シユータテーブルを支承し、この上下動ガイドパ
イプの上下動に連動してシユータテーブルが上下
に回動するよう構成してあり、かつシユータテー
ブルに設けた孔と上下動ガイドパイプとを連通し
てある。また、上下動ガイドパイプには製品シユ
ータが隣接してあり、この製品シユータは、シユ
ータテーブルの下方向への回動時に滑落する製品
を受入自在に構成してある。
したがつて、本考案によれば、シユータテーブ
ルに形成した孔からは加工時のスクラツプ等が上
下動ガイドパイプ内に落下されることとなり、ま
たシユータテーブル上の製品は、上下動ガイドパ
イプが下降することによつてシユータテーブルが
下方向へ回動することにより、製品シユータへ滑
落されることとなつて、スクラツプ等と製品との
選別を行なつて加工部から排除できることとな
る。
すなわち、上下動ガイドパイプはスクラツプ排
出管とシユータテーブルの支持及び上下動装置と
を兼ねることとなり、上下動パイプを上下動する
ための駆動装置とシユータテーブルを上下回動す
るための駆動装置とを設ける必要がなく、構成が
簡単なものとなるものである。
特に本考案においては、上下動ガイドパイプと
製品シユータとが隣接してシユータテーブルの下
方に設けてあるので、板材加工機におけるテーブ
ルの下方空間を有効利用することとなり、小型化
に効果があるものである。また、シユータテーブ
ルが水平状態から下方向へ回動する構成であるか
ら、シユータテーブル上の製品の排除は、板材か
ら製品を切り離すのと同時的に行なうことがで
き、板材がシユータテーブル上に位置していても
何等の問題がなく、作業能率向上に効果がある。
さらに、シユータテーブルが下方向へ回動する構
成により、上方に設けられる加工ヘツド等をシユ
ータテーブルに接近することができ、かつ加工ヘ
ツド等を必要以上に上昇せしめる構成とする必要
がなく、上方向へ回動するような構成に比較した
場合、その構成が簡単なものとなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を使用したレーザ
切断機付きパンチプレスの斜視図、第2図はこの
考案の一実施例の正面断面図、第3図は同上の側
面断面図、第4図は第2図における矢視図であ
る。 13……レーザ加工用ヘツド、31……ダク
ト、33……ダストボツクス、35……製品シユ
ータ、39……シユータテーブル、41……テー
ブル支持柱、43……上下動ガイドパイプ、45
……バネ、47……流体圧シリンダ、51……ピ
ストンロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材加工機における加工部において板材を支持
    するシユータテーブル39を水平な状態から下方
    向へ回動自在に設け、上記シユータテーブル39
    の下方に上下動自在に設けた上下動ガイドパイプ
    43によりシユータテーブル39を下方から支持
    して設けると共に、上下動ガイドパイプ43の上
    下動に連動してシユータテーブル39を上下に回
    動自在に設け、シユータテーブル39に形成した
    孔67と上下動ガイドパイプ43とを連通して設
    け、上記上下動ガイドパイプ43に隣接して設け
    た製品シユータ35を、前記シユータテーブル3
    9の下方向への回動時に滑落する製品を受入自在
    に設けてなることを特徴とする製品・スクラツプ
    選別装置。
JP1983072545U 1983-05-17 1983-05-17 製品・スクラツプ選別装置 Granted JPS59183314U (ja)

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JP1983072545U JPS59183314U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 製品・スクラツプ選別装置

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JP1983072545U JPS59183314U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 製品・スクラツプ選別装置

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Publication Number Publication Date
JPS59183314U JPS59183314U (ja) 1984-12-06
JPH0314255Y2 true JPH0314255Y2 (ja) 1991-03-29

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ID=30202684

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JP1983072545U Granted JPS59183314U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 製品・スクラツプ選別装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735675Y2 (ja) * 1988-07-18 1995-08-16 株式会社アマダ 熱切断加工機のワーク支持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352266A (en) * 1976-10-01 1978-05-12 Tatra Np Device for picking up forged product

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JPS5352266A (en) * 1976-10-01 1978-05-12 Tatra Np Device for picking up forged product

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